JP4994480B2 - 加熱調理器 - Google Patents

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Description

本発明は蒸気にて食品を加熱調理する加熱調理器に関する。
食品を加熱調理する場合、栄養価の高い食品を摂取することができるように、調理中における食品の細胞破壊を抑制し、食品に含まれる栄養素の流出を防ぐことが望ましい。オーブン(加熱調理器)を用いて、食品を加熱調理した場合、高温の雰囲気の中で食品の中心部まで適度な温度で熱が伝導し、食品から栄養素が流出することを防ぐことができる。
近年では、健康志向の高まりを受け、食品の栄養素の流出を防ぐと共に脂肪分を排除することができる蒸気を用いた加熱調理器が提案されている(例えば特許文献1参照)。特許文献1に記載の加熱調理器は、食品を加熱するための加熱室と、給水された水をヒータによって蒸発させる蒸気発生器とを備えており、蒸気発生器から高温の蒸気を加熱室に供給する。加熱室に供給された蒸気は、食品に触れ、蒸気から大量の熱が食品に伝導する。その結果、食品からは脂肪分が効率よく排除される。
特開2006−84059号公報
一般に蒸気発生容器は、一面を開放した箱形の本体部と、該本体部の一面を塞ぐ蓋とによって構成されており、複数の部品が必要なため、製造費用が嵩むという問題があった。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、蓋を削除して製造費用の低減を図り、また加熱室の熱を利用して蒸気を加熱し、蒸気の加熱効率を向上させることができる加熱調理器を提供することを目的とする。
本発明に係る加熱調理器は、食品を収容して加熱する加熱室と、該加熱室に蒸気を供給する蒸気発生容器と、該蒸気発生容器に給水する給水手段とを備える加熱調理器において、前記蒸気発生容器は開放された部分を有し、開放された部分を前記加熱室の壁体に密着させてあり、前記開放された部分の内側に、前記蒸気発生容器にて発生した蒸気を前記加熱室へ誘導する蒸気誘導部を備え、前記蒸気発生容器は、前記加熱室の壁体に隣接し、蒸気を貯留するバッファ室を備え、前記バッファ室は、前記加熱室の壁体に対向する壁部と、該壁部から前記加熱室の壁体に向けて突出した環状壁とを備え、前記バッファ室から前記加熱室に蒸気を吹出すようにしてあり、前記環状壁によって、開放された前記部分が形成されていることを特徴とする。
本発明に係る加熱調理器は、前記蒸気誘導部は上側から下側に蒸気を誘導するようにしてあることを特徴とする。
本発明においては、開放された部分を加熱室の壁体に密着させることによって、壁体を蓋として使用し、略密閉した空間を蒸気発生容器及び加熱室によって形成する。そのため従来密閉した空間を形成するために必要であった蓋が削減される。また加熱室の熱が前記空間に伝導して、空間内の蒸気が加熱される。
発明に係る加熱調理器は、前記環状壁の突出端部の全周に亘って、蒸気の漏出を防ぐ封止部材が設けてあり、該封止部材は前記加熱室の壁体に接触していることを特徴とする。
本発明においては、蒸気を貯留するバッファ室を構成する環状壁の全周に封止部材を設けて、封止部材を介してバッファ室を加熱室に直接的に隣接させる。蒸気発生容器を製造する時点で、バッファ室は開放された空間を形成し、蒸気発生器を成型する金型の設計への負担は最小限に止まる。また蒸気発生容器を加熱室に取り付けた場合に、封止部材によってバッファ室からの蒸気の漏洩が防止され、加熱室の熱がバッファ室に貯留した蒸気に効率よく伝導する。
本発明に係る加熱調理器は、前記封止部材は、前記環状壁の内側に向けて突出しており、前記加熱室の壁体に密着する密着部を備えることを特徴とする。
本発明においては、バッファ室の蒸気圧によって、密着部は封止部材と加熱室との隙間に密着し、蒸気圧によって加熱室側に押し当てられる。
本発明に係る加熱調理器は、前記密着部は前記環状壁に沿う枠状をなし、前記密着部における環状壁側の厚さ寸法は、前記密着部における突出端部の厚さ寸法よりも短いことを特徴とする。
本発明においては、密着部の環状壁側の厚さ寸法は、突出端部側の厚さ寸法よりも短いので、密着部は環状壁側を支点として撓みやすい。そのため、密着部はバッファ室の蒸気圧によって、加熱室側に押し当てられる。
本発明に係る加熱調理器は、前記蒸気発生容器は、前記給水手段から供給された水を蒸発させる蒸発室を備えており、前記壁部に、前記蒸発室にて発生した蒸気を前記バッファ室に導出する導出口が設けてあり、前記バッファ室から前記加熱室に蒸気を吹出す吹出口を、前記加熱室の壁体に設けてあり、前記吹出口及び導出口は、前記環状壁の内側に位置しており、前記導出口から前記吹出口に蒸気を誘導する誘導壁が前記環状壁の内側に配設してあることを特徴とする。
本発明においては、誘導壁によって導出口から吹出口に至る経路を形成し、経路上を蒸気が移動する間に加熱室から蒸気に熱が充分に伝導する。経路を長く設計することによって、加熱室から蒸気に伝導する熱量を増加させることができる。
本発明に係る加熱調理器は、前記導出口は前記吹出口よりも上側に位置しており、前記誘導壁は、前記導出口及び吹出口の間にて、前記吹出口における蒸気の吹出方向に交差する方向に沿って配設されており、前記誘導壁に凸部を設けてあることを特徴とする。
本発明においては、誘導壁の上部表面に付着した水は凸部によってその移動が妨げられ、吹出口から水が排出され難くなる。
本発明に係る加熱調理器は、前記誘導壁は、前記壁部から前記加熱室の壁体に向けて突出しており、前記誘導壁の突出端部に、前記誘導壁と加熱室との間における蒸気の通流を阻止するための部材が設けてあることを特徴とする。
本発明においては、誘導壁における前記加熱室に対向する部分にパッキンなどのシール部材を設けることによって、誘導壁と加熱室との間を蒸気が通流することを防止し、導出口から吹出口に直線的に蒸気が移動することを防止する。
本発明に係る加熱調理器は、前記誘導壁は、前記壁部から前記加熱室の壁体に向けて突出しており、前記誘導壁の突出端部に、前記加熱室に向けて突出した曲面が形成されていることを特徴とする。
本発明においては、蒸気発生器を加熱室に取り付ける場合に、曲面を加熱室に当接させることによって、加熱室の変形を防止する。
本発明に係る加熱調理器は、前記加熱室の壁体に、加熱室の内側に向けて窪んだ凹部が形成してあり、該凹部に前記蒸気発生器を配置してあることを特徴とする。
本発明においては、加熱室におけるバッファ室に隣接する部分に凹部を形成し、凹部に蒸気発生器を配設することによって、加熱室を収容する筐体と加熱室との間の空間を狭くし、小型化を図る。
本発明に係る加熱調理器は、前記凹部の周囲に、前記凹部を補強する補強部材が設けてあることを特徴とする。
本発明においては、凹部の周囲に補強部材を設けることによって、凹部の強度を向上させる。
本発明に係る加熱調理器は、前記加熱室の壁体に、前記蒸気発生容器の位置決めを行う位置決め部が設けてあることを特徴とする。
本発明においては、加熱室の壁体に位置決め部を設けることによって、蒸気発生容器は位置決め部にて位置決めされ、加熱室に迅速に固定される。また加熱室に容易且つ確実に固定される。
本発明に係る加熱調理器にあっては、蒸気発生容器の開放された部分を加熱室の壁体に密着させることによって、壁体を蓋として使用し、略密閉した空間を蒸気発生容器及び加熱室によって形成する。そのため従来密閉した空間を形成するために必要であった蓋が削減され、加熱調理器の製造費用を削減することができる。また加熱室の熱が前記空間に伝導して、空間内の蒸気が加熱されるので、蒸気発生容器に設けられるヒータなどの熱源に供給するエネルギーを削減することができ、効率よく蒸気を加熱することができる。また自然環境への負荷も低減させることができる。
実施の形態1に係る加熱調理器を略示する右側面断面図である。 加熱調理器を略示する正面断面図である。 蒸気発生器の構成を示す正面図である。 蒸気発生器の構成を示す背面図である。 蒸気発生器の構成を示す縦断正面図である。 図3のVI−VI線断面図である。 図3のVII−VII線断面図である。 蓋体の構成を示す内側斜視図である。 実施の形態2に係る加熱調理器における蒸気発生器付近の略示縦断面図である。 実施の形態3に係る加熱調理器における蒸気発生器の略示正面図である。 実施の形態4に係る加熱調理器における蒸気発生器の略示正面図である。 実施の形態5に係る加熱調理器における蒸気発生器を略示する斜視図である。 実施の形態6に係る加熱調理器における蒸気発生器を略示する縦断面図である。
(実施の形態1)
以下本発明を実施の形態1に係る加熱調理器を示す図面に基づいて詳述する。図1は加熱調理器を略示する右側面断面図、図2は加熱調理器を略示する正面断面図である。
図において1は直方体の筐体であり、該筐体1に食品を加熱するための加熱室11が収容されている。加熱室11にはトレイ60が収容されており、該トレイ60上に載置網61が設けてある。載置網61には食品100が載置される。
筐体1及び加熱室11の間であって、加熱室11の下方及び右側方には外気流入ダクト70が形成されている。筐体1の下部には吸込口71が開設してあり、外気流入ダクト70は吸込口71に接続している。筐体1の後面部には図示しない開口が設けてあり、外気流入ダクト70は該開口に接続している。
外気流入ダクト70内には、冷却ファン23、電装部75及びマグネトロン13が配してある。冷却ファン23は、外気流入ダクト70内に吸込口71を介して外気を取り込み、発熱する電装部75及びマグネトロン13を冷却する。外気流入ダクト70内に取り込まれた空気は、前記開口から排出される。
電装部75は加熱調理器の各部を駆動する駆動回路及び該駆動回路を制御する制御部を有している。なお制御部は、マイクロ波によって食品を加熱するマイクロ波加熱モードにおいて、図示しない操作部からの入力信号に基づいて必要な加熱制御を行う。マグネトロン13は、加熱調理用の電磁波を発生し、導波管76を介して加熱室11にマイクロ波を供給する。なお導波管76には、回転アンテナ14及び該回転アンテナ14を駆動するモータ24が設けてあり、回転アンテナ14によって、マイクロ波は加熱室11に均一に供給される。
前記外気流入ダクト70内であって、加熱室11の右側方に吸気ダクト18が設けてある。筐体1の右側面部に開口が設けてあり、該開口に吸気ダクト18は接続している。前記開口には吸気ファン25が設けてある。加熱室11の右側面部(壁体)11aに給気口55が設けてあり、該給気口55に吸気ダクト18は接続している。吸気ファン25の駆動によって、外気が吸気ダクト18に取り込まれ、給気口55から加熱室11に供給される。
加熱室11の右側方後寄りに、排気ダクト19が設けてある。排気ダクト19は上方に延出しており、延出端部に排気口19aが設けてある。加熱室11の右側面部11aの後部に加熱室11内の空気を取り入れるための取入口56が開設してあり、該取入口56に排気ダクト19が接続している。加熱室11内の空気は、取入口56を介して排気ダクト19に取り込まれ、排気口19aから外部に排出される。
前記加熱室11の後面部の中央部分に吸気口51が開設してあり、加熱室11の後面部において、吸気口51の周囲に複数の噴出口52が開設してある。加熱室11の後側には循環ダクト50が設けてあり、該循環ダクト50は、吸気口51及び噴出口52に接続されている。循環ダクト50内には、循環ヒータ22及び循環ファン53が設けてある。該循環ファン53には、ファンモータ54が連結しており、ファンモータ54の駆動によって、加熱室11内の空気が吸気口51から吸引され、循環ヒータ22にて加熱された後に噴出口52から加熱室11に戻る。
加熱室11の天面に、加熱室11内の温度を検出する温度センサ21が設けてある。前記循環ヒータ22は、温度センサ21にて検出された温度に基づいて制御され、後述する蒸気発生器Aから加熱室11内に供給された蒸気を所望の温度に維持する。
加熱室11の右側面部11aの上部中央には、吹出口26が開設してある。該吹出口26に対向させて、蒸気発生器Aが右側面部11aの外側に固定してある。蒸気発生器Aの右側に着脱自在の給水タンク15が配してあり、該給水タンク15は給水ポンプ17を介して給水管16に接続している。給水管16は蒸気発生器Aに接続してあり、給水ポンプ17の駆動によって、給水タンク15から蒸気発生器Aに水が供給される。
蒸気発生器Aは、前後に長く、前部分が半円状に湾曲したU字形のヒータ2を備えている。蒸気発生器Aは、給水タンク15から供給された水をヒータ2によって蒸発させる。発生した蒸気は吹出口26を介して加熱室11に供給され、食品100を加熱調理する。
図3は蒸気発生器の構成を示す正面図、図4は蒸気発生器の構成を示す背面図、図5は蒸気発生器の構成を示す縦断正面図、図6は図3のVI−VI線断面図、図7は図3のVII−VII線断面図、図8は蓋体の構成を示す内側斜視図である。
図3及び図4に示すように、蒸気発生器Aは、導出口31及びヒータ2を有する板状の水加熱体(壁部)3と、給水管16が接続された給水口41を有し、水加熱体3の一面側に取付けられた横長の蓋体4とを備える。
水加熱体3はアルミニウム及びアルミニウム合金等の熱伝導率の高い金属性材料からなり、横方向に長く正面視略矩形をなす板部3aを備えている。該板部3aの一面の上部に横長の第1凹所32が設けてある。また図5に示すように、板部3aの他面に、横長の第2凹所33と該第2凹所33の外周りから突出する環状壁34とが設けてある。
図6に示すように、前記蓋体4は第1凹所32に対向しており、蓋体4及び第1凹所32によって横長の蒸発室5が形成されている。一方、図5及び図7に示すように、板部3aの他面側には、第2凹所33を含む板部3aの他面及び環状壁34によって横長のバッファ室6が形成されている。
板部3aに、加熱室6の前後方向に沿ってヒータ2が埋設されており、ヒータ2は、上側に位置する熱源2aと下側に位置する熱源2bとを備える。熱源2aと熱源2bとは、上下に並んでいる。熱源2aは、蒸発室5に近接しており、熱源2bは蒸発室5から下側に離れている。また熱源2a及び熱源2bはバッファ室6に近接している。すなわち、熱源2aは主に水を蒸発させる目的で使用され、熱源2bは主に蒸気を加熱する目的で使用される。板部3aの上部には、導出口31が開設してある。
給水口41から蒸発室5に水が供給された場合、熱源2aによって水は蒸発室5内で蒸発し、発生した蒸気は導出口31を介してバッファ室6に導出され、貯留される。
板部3aには、板部3aの横方向一側部から上方へ先細状に延出し、給水口41に対向する延出部3bが一体に設けてある。前記第1凹所32は、延出部3bに亘って形成されている。なお第1凹所32は、蓋体4から離れる方向に窪んでいる。
U字形の前記ヒータ2は、熱源2aを上側にし、熱源2bを下側にして、板部3aの下部にダイキャスト成形によって埋設されている。ヒータ2の湾曲部は、延出部3bの下側に位置している。板部3aの上部には、上側に突出した二つの取付片35、35が横方向に離隔して一体に設けられている。取付片35には、取付軸27が嵌入される嵌入孔35aが開設してある。
図5及び図6に示すように、水加熱体3において、延出部3bの下側であって、U字形をなすヒータ2の湾曲部と対向する位置に温度センサ7が設けられている。該温度センサ7は、温度変化に応じて電気抵抗値が変化する素子(サーミスタ)を備え、水加熱体3の温度を監視して蒸発室5内で空焚されたり、蒸発室5内が温度不足になったりするのを防ぐために使用される。また、板部3aにおける一面の周縁部には環状溝3cが設けてあり、該環状溝3cに封止部材36が嵌入保持され、蓋体4との間の隙間が封止されている。
第1凹所32は、延出部3bに亘って窪む深底部32aと、該深底部32aの下縁に湾曲角部を経て連なる浅底部32bとを有する。深底部32aの下面及び浅底部32bと対向する箇所に蒸発用の熱源2aが配されている。
蓋体4は、横方向に長く正面視略矩形をなす板部4aを備えている。該板部4aの下部には、水加熱体3から離れる方向に突出した外向凸部4bが設けてある。該外向凸部4bの内面は、横長の第3凹所42となっている。第1凹所32及び第3凹所42は、蒸発用の熱源2aに沿った横方向に長い蒸発室5を形成している。
図4及び図6に示すように、板部4aの横方向に沿った一側部は、上方へ先細状に延出された延出部4cを有している。該延出部4cの周縁を除く中央部に、外面が円形の凹所となり、先端が延出部3bの一面と対向する内向凸部43が形成されている。該内向凸部43の中央部に前記給水口41が開設してあり、該給水口41に給水管16の先端部が嵌入保持されている。蓋体4の周縁部は、複数の雄螺子によって水加熱体3の周縁部に取外しを可能に取付けられている。
給水管16の先端部は、給水口41から延出部3bに向けて延出しており、延出部3bの一面と僅少間隔で対向している。そのため給水管16から蒸発室5へ給水される水は、延出部3bの一面を伝って流下する。
第3凹所42の下面、換言すると蒸発室5の下面は導出口31側が高く、給水口41側が低くなるように傾斜しており、給水された水が蒸発室5の下面に流下しても、導出口31から離隔した側で蒸発させることができる。
導出口31は板部3aの上部を貫通しており、横方向に長い長円形をなす。また導出口31は給水口41から横方向へ離隔した位置であって、上下方向において給水口41と略同じ位置に配置してある。
前述したように蒸発室5にて発生した蒸気は、導出口31を通流してバッファ室6に導出される。図5及び図7に示すように、バッファ室6は、第2凹所33を含む板部3aの他面及び環状壁34によって形成されている。バッファ室6の中央部には、横方向に長く、導出口31から板部3aの厚さ方向と交差する方向(板部3aの他面に沿う方向)へ蒸気を誘導する板状の誘導壁37が設けられている。誘導壁37は、板部3aの他面から加熱室11に向けて突出している。
図5にて示すように、誘導壁37における導出口31側の端部が下方へ屈曲して、環状壁34の下壁部内面に接触している。誘導壁37の下方へ屈曲した部分と環状壁34との間に溜水部3dが形成されている。誘導壁37における導出口31と反対側の端部には、上向きに突出した凸部37aが設けてある。誘導壁37の上面に溜る水は、凸部37aを乗り越えて移動することが難しくなり、溜水部3dへ流下し易くなる。
溜水部3dには、第2の温度センサ8が設けられている。該温度センサ8は、温度変化に応じて電気抵抗値が変化する素子(サーミスタ)を備え、温度変化に基づいて溜水部3d内の水位を監視し、水温が低下したとき、温度センサ8がオン動作し、前記バッファ室6への水溢れが検知される。
前記誘導壁37と前記環状壁34の間における縦断面積(蒸気の通流方向に直交する断面の面積)は、導出口31の開口面積よりも広い。そのため導出口31からバッファ室6に導出された蒸気の圧力は低下し、溜水部3dにて突沸が発生し難くなる。
バッファ室6において、誘導壁37よりも下側は前記吹出口26に臨んでいる。導出口31から板部3aの厚さ方向へ吐出された蒸気は、誘導壁37に沿って吹出口26へ誘導される。誘導壁37と環状壁34との間における縦断面積は、複数の吹出口26の総開口面積よりも広くなっており、蒸気の流速は、吹出口26付近において上昇する。そのため、蒸気はバッファ室6内を円滑に流動し、バッファ室6内の圧力上昇が抑制される。
図7に示すように、誘導壁37よりも下側において、板部3aの他面に、第2凹所33よりも深く窪んだ横長溝状の凹部3eが形成されている。また、バッファ室6における誘導壁37の左右と、誘導壁37と環状壁34の下壁部との間には、板部3aの他面から突出した筒状の放熱部3fが板部3aと一体に設けられている。放熱部3fを設けることによって、水加熱体3における蒸気の接触面積が増加する。
図3及び図7に示すように、環状壁34の先端部には加熱室11の右側面部11aと接触する環状の封止部材38が嵌合保持されている。該封止部材38は、環状壁34の内側に突出しており、環状壁34に沿う枠状の密着部38aを備えている。該密着部38aの基端部における厚さ寸法は、密着部38aの突出端部における厚さ寸法よりも短い。そのため、密着部38aは基端部を支点にして撓みやすくなっており、蒸気圧によって封止部材38と加熱室11との隙間に容易に密着する。
また前記誘導壁37の先端には右側面部11aと接触する封止部材39が嵌合保持されている。封止部材39によって、誘導壁37と右側面部11aとの間を蒸気が通流することを防ぎ、また導出口31から吹出口26に直線的に蒸気が移動することを防止して、加熱室11の熱をバッファ室6に貯留した蒸気に充分に伝導させる。
蒸気発生器Aを加熱室11の右側面部11aに取り付ける場合、図4及び図7に示すように、蒸気発生器Aの嵌入孔35a、35aに取付軸27、27を嵌込み、取付軸27、27の先部にナット28、28を螺合させる。蒸気発生器Aは、取付軸27、27によって容易に位置決めされ、吹出口26に対する位置が適正となるように右側面部11aに取付けられる。また封止部材38、39が右側面部11aに接触し、バッファ室6が右側面部11aにて閉鎖され、密室状態となる。またバッファ室6内に、加熱室11内の熱が右側面部11aを介して伝導する。すなわち、バッファ室6内の蒸気が、加熱室11内の熱によって再加熱される。
実施の形態1に係る加熱調理器にあっては、蒸気を貯留するバッファ室6を構成する環状壁34の全周に封止部材38(例えばパッキンなどのシール部材)を設けて、封止部材38を介してバッファ室6を加熱室11に直接的に隣接させる。そのため蒸気発生容器Aを製造する時点で、バッファ室6は開放された空間を形成するので、従来密閉した空間を形成するために必要であった蓋が削減され、加熱調理器の製造費用を削減することができる。また環状壁34を加熱室11の右側面部11aに密着させることによって、略密閉した空間を蒸気発生容器A及び加熱室11によって形成する。加熱室11の熱が前記空間に伝導して、空間内の蒸気が加熱されるので、蒸気発生容器に設けられるヒータなどの熱源に供給するエネルギーを削減することができ、効率よく蒸気を加熱することができる。また自然環境への負荷も低減させることができる。
またバッファ室6は開放された空間を形成するので、蒸気発生器Aを成型する金型の設計への負担を最小限に止めることができる。また蒸気発生容器Aを加熱室11に取り付けた場合に、封止部材38によってバッファ室6からの蒸気の漏洩を確実に防止することができる。また加熱室11の熱をバッファ室6に貯留した蒸気に効率よく伝導させることができる。また加熱室にて発生した熱を利用するので、蒸気の加熱のためにヒータ2を過剰に加熱させる必要がなく、消費電力の削減と安全な蒸気の加熱とを実現することができる。
またバッファ室6の蒸気圧によって、密着部38aは、加熱室11側に押し当てられるので、封止部材38のシール性を向上させることができる。
また密着部38aの基端部(封止部材38側)の厚さは、突出端部側の厚さよりも薄いので、密着部38aは基端部を支点として撓みやすい。そのため、バッファ室6の蒸気圧によって、密着部38aを加熱室11側に押し当てることができ、バッファ室6から蒸気が漏洩することを確実に防止することができる。
また誘導壁37によって、導出口31から吹出口26に至る経路を形成し、経路上を蒸気が移動する間に加熱室11から蒸気に熱が充分に伝導する。経路を長く設計することによって、加熱室11から蒸気に伝導する熱量を増加させることができ、蒸気の温度を加熱調理器の仕様に合わせることができる。
また誘導壁37の上部表面に付着した水は、上側に突出した凸部37aによってその移動が妨げられ、吹出口26から水が排出され難くなる。
また誘導壁37における前記加熱室11に対向する部分に、封止部材39(例えばパッキンなどのシール部材)を設けることによって、誘導壁37と加熱室11との間を蒸気が通流することを防止することができる。そのため導出口31から吹出口26に直線的に蒸気が移動することを防止し、加熱室11内の熱によってバッファ室6内の蒸気を確実に加熱することができる。
また加熱室11におけるバッファ室6に隣接する部分に取付軸27(位置決め部)を設けることによって、蒸気発生容器Aを取付軸27にて位置決めし、加熱室11に迅速に固定することができる。そのため加熱調理器の製造効率を向上させることができる。
(実施の形態2)
以下本発明を実施の形態2に係る加熱調理器を示す図面に基づいて詳述する。図9は、実施の形態2に係る加熱調理器における蒸気発生器付近の略示縦断面図である。
図9に示すように、加熱室11の右側面部11aに、内側に窪んだ凹部11bが形成されている。加熱室11側における凹部11bの周囲には、凹部11bを補強する複数の補強部材12が設けてある。凹部11bの上下寸法及び前後寸法は、蒸気発生器Aの上下寸法及び前後寸法よりも大きく、凹部11b内に蒸気発生器Aが配設してある。
誘導壁37は、板部3aから加熱室11に向けて突出している。誘導壁37の突出端部は、加熱室11側に突出した曲面37bとなっており、曲面37bは、加熱室11の右側面部11aに密接している。そのため、曲面37bと右側面部11aとの間から蒸気が漏洩し難い。
実施の形態2に係る加熱調理器にあっては、蒸気発生器Aを加熱室11に取り付ける場合に、曲面37bを加熱室11の右側面部11aに当接させることによって、加熱室の変形を防止することができる。また加熱室11におけるバッファ室6に隣接する部分に凹部11bを形成し、凹部11bに蒸気発生器Aを配設することによって、筐体1と加熱室11との間の空間を狭くし、加熱調理器の小型化を促進することができる。また凹部11bの周囲に補強部材12を設けることによって、凹部11bの強度を向上させることができる。
実施の形態2に係る加熱調理器の構成の内、実施の形態1と同様な構成については同じ符号を付し、その詳細な説明を省略する。
(実施の形態3)
以下本発明を実施の形態3に係る加熱調理器を示す図面に基づいて詳述する。図10は、実施の形態3に係る加熱調理器における蒸気発生器の略示正面図である。
この蒸気発生器Aは、上下に離隔して対向する二つの誘導壁37c、37dを、バッファ室6の蒸気が蛇行して通流するように配したものである。
上側の誘導壁37cは、導出口31側を下方として傾斜しており、バッファ室6の一側から他側に向けて延出している。誘導壁37cの延出端部とバッファ室6の他側との間には、空間が設けてある。
下側の誘導壁37dは、導出口31側を上方として傾斜しており、バッファ室6の他側から一側に向けて延出している。誘導壁37dの延出端部とバッファ室6の一側との間には、空間が設けてある。また下側の誘導壁37dは、吹出口26の上側に位置している。
誘導壁37cの導出口31側であって、誘導壁37cの上側に溜水部3dが形成されている。また誘導壁37dの導出口31と反対側であって、誘導壁37dの上側に溜水部3dが形成されている。
実施の形態3に係る加熱調理器の構成の内、実施の形態1又は2と同様な構成については同じ符号を付し、その詳細な説明を省略する。
(実施の形態4)
以下本発明を実施の形態4に係る加熱調理器を示す図面に基づいて詳述する。図11は、実施の形態4に係る加熱調理器における蒸気発生器の略示正面図である。
この蒸気発生器Aは、バッファ室6内の蒸気が渦巻状に通流し、導出口31から吹出口26に至るように誘導壁37dを配したものである。
誘導壁37dは鈎状をなし、バッファ室6の一側から横方向に長い基部6aと、該基部の先端部から下向きに延出した中間部6bと、該中間部6bの下端部から前記基部6aと対向するように、バッファ室6の一側へ向けて延出した先部6cとを有する。基部6aは、導出口31の下側に位置している。吹出口26は、基部6aと先部6cとの間に位置している。また、バッファ室6内の下面に溜水部3dが形成されている。
バッファ室6内の蒸気は、導出口31から吹出口26まで渦巻状に通流し、加熱室11内の熱が蒸気に確実に伝導する。
実施の形態4に係る加熱調理器の構成の内、実施の形態1〜3と同様な構成については同じ符号を付し、その詳細な説明を省略する。
(実施の形態5)
以下本発明を実施の形態5に係る加熱調理器を示す図面に基づいて詳述する。図12は、実施の形態5に係る加熱調理器における蒸気発生器を略示する斜視図である。なお図12において、封止部材38、39の記載は省略してある。
この蒸気発生器Aは、導出口31側を下向きとして傾斜した誘導壁37eを備えている。該誘導壁37eの導出口31側部分は、下向きに屈曲し、バッファ室6の下面に接触している。誘導壁37eの導出口31側部分と環状壁34との間に溜水部3dが形成されている。また、水加熱体3の導出口31下側には、溜水部3d内の水位を検出するためのサーミスタが設けられている。
実施の形態5に係る加熱調理器の構成の内、実施の形態1〜4と同様な構成については同じ符号を付し、その詳細な説明を省略する。
(実施の形態6)
以下本発明を実施の形態6に係る加熱調理器を示す図面に基づいて詳述する。図13は、実施の形態6に係る加熱調理器における蒸気発生器を略示する縦断面図である。
この蒸気発生器Aは、蓋体(壁部)4及び水加熱体3からなる空間の下側にて蒸気を発生させ、上側にて発生した蒸気を貯留する。すなわち、蒸発室5及びバッファ室6が一つの空間にて構成されている。蓋体4は、加熱室11の右側面部11aに対向している。水加熱体3は枠状をなし、蓋体4と右側面部11aとの間に配置されている。水加熱体3の下部の左右幅は、上部よりも狭くなっている。水加熱体3の下部にはヒータ2が埋設してある。給水管16から供給された水は、熱源2a及び熱源2b付近に漏下し、熱源2a及び熱源2bの熱によって蒸発する。
なお水加熱体3は、蓋体4から右側面部11aに向けて突出した環状壁34となっており、環状壁34の突出端部に封止部材38が嵌着している。
突沸による吹出口26からの水の吹出しを防ぐための防壁部3hが水加熱体3の上部からバッファ室6内に垂下している。また水加熱体3の下部の右側面部11aに隣接する部分に、バッファ室6側を下方とした傾斜部3gが形成されている。蒸発室5にて突沸水が発生した場合でも、突沸水は防壁部3hに衝突して跳ね返り、跳ね返った水が傾斜部3gに沿って蒸発室5へ流下する。
実施の形態6に係る加熱調理器の構成の内、実施の形態1〜5と同様な構成については同じ符号を付し、その詳細な説明を省略する。
以上説明した実施の形態は本発明の例示であり、本発明は特許請求の範囲の記載に基づいて定められる範囲内において種々変更した形態で実施することができる。
3 水加熱体(壁部)
4 蓋体(壁部)
5 蒸発室
6 バッファ室
11 加熱室
11a 右側面部(壁体)
11b 凹部
12 補強部材
16 給水管(給水手段)
26 吹出口
27 取付軸(位置決め部)
31 導出口
34 環状壁
37 誘導壁
37a 凸部
37b 曲面
38、39 封止部材
38a 密着部
A 蒸気発生容器

Claims (12)

  1. 食品を収容して加熱する加熱室と、該加熱室に蒸気を供給する蒸気発生容器と、該蒸気発生容器に給水する給水手段とを備える加熱調理器において、
    前記蒸気発生容器は開放された部分を有し、開放された部分を前記加熱室の壁体に密着させてあり、
    前記開放された部分の内側に、前記蒸気発生容器にて発生した蒸気を前記加熱室へ誘導する蒸気誘導部を備え
    前記蒸気発生容器は、前記加熱室の壁体に隣接し、蒸気を貯留するバッファ室を備え、
    前記バッファ室は、
    前記加熱室の壁体に対向する壁部と、
    該壁部から前記加熱室の壁体に向けて突出した環状壁とを備え、
    前記バッファ室から前記加熱室に蒸気を吹出すようにしてあり、
    前記環状壁によって、開放された前記部分が形成されていること
    を特徴とする加熱調理器。
  2. 前記蒸気誘導部は上側から下側に蒸気を誘導するようにしてあること
    を特徴とする請求項1に記載の加熱調理器。
  3. 前記環状壁の突出端部の全周に亘って、蒸気の漏出を防ぐ封止部材が設けてあり、
    該封止部材は前記加熱室の壁体に接触していること
    を特徴とする請求項1又は2に記載の加熱調理器。
  4. 前記封止部材は、前記環状壁の内側に向けて突出しており、前記加熱室の壁体に密着する密着部を備えることを特徴とする請求項に記載の加熱調理器。
  5. 前記密着部は前記環状壁に沿う枠状をなし、
    前記密着部における環状壁側の厚さ寸法は、前記密着部における突出端部の厚さ寸法よりも短いことを特徴とする請求項に記載の加熱調理器。
  6. 前記蒸気発生容器は、前記給水手段から供給された水を蒸発させる蒸発室を備えており、
    前記壁部に、前記蒸発室にて発生した蒸気を前記バッファ室に導出する導出口が設けてあり、
    前記バッファ室から前記加熱室に蒸気を吹出す吹出口を、前記加熱室の壁体に設けてあり、
    前記吹出口及び導出口は、前記環状壁の内側に位置しており、
    前記蒸気誘導部は、前記環状壁の内側に配設してあり、前記導出口から前記吹出口に蒸気を誘導する誘導壁を備えること
    を特徴とする請求項からのいずれか一つに記載の加熱調理器。
  7. 前記導出口は前記吹出口よりも上側に位置しており、
    前記誘導壁は、前記導出口及び吹出口の間にて、前記吹出口における蒸気の吹出方向に交差する方向に沿って配設されており、
    前記誘導壁に凸部を設けてあること
    を特徴とする請求項に記載の加熱調理器。
  8. 前記誘導壁は、前記壁部から前記加熱室の壁体に向けて突出しており、
    前記誘導壁の突出端部に、前記誘導壁と加熱室との間における蒸気の通流を阻止するための部材が設けてあることを特徴とする請求項又はに記載の加熱調理器。
  9. 前記誘導壁は、前記壁部から前記加熱室の壁体に向けて突出しており、
    前記誘導壁の突出端部に、前記加熱室に向けて突出した曲面が形成されていること
    を特徴とする請求項又はに記載の加熱調理器。
  10. 前記加熱室の壁体に、加熱室の内側に向けて窪んだ凹部が形成してあり、
    該凹部に前記蒸気発生器を配置してあること
    を特徴とする請求項1からのいずれか一つに記載の加熱調理器。
  11. 前記凹部の周囲に、前記凹部を補強する補強部材が設けてあることを特徴とする請求項10に記載の加熱調理器。
  12. 前記加熱室の壁体に、前記蒸気発生容器の位置決めを行う位置決め部が設けてあることを特徴とする請求項1から11のいずれか一つに記載の加熱調理器。
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