JP2011231916A - スラストローラの転動体保持器 - Google Patents

スラストローラの転動体保持器 Download PDF

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Abstract

【課題】転動体保持器を、任意の長さで、しかも、任意の曲率の曲面に沿って任意に配置することができるようにするスラストローラの転動体保持器を提供する。
【解決手段】転動体11を回転自在に保持した連結ユニット板12を複数個連結してなるスラストローラの転動体保持器10であって、連結ユニット板12は一端側に係合孔29を有し、他端側に係合孔29に係合連結可能な係合フック28を設けてなり、一つの連結ユニット12の係合フック28を他の連結ユニット板12の係合孔29に係合取り付けして連結ユニット板12,12同士を揺動自在に連結してなる構造とした。
【選択図】図1

Description

本発明はスラストローラの転動体保持器に関するものであり、特に、任意の長さで、しかも任意の曲率を有する曲面に沿って配置可能なスラストローラの転動体保持器に関するものである。
従来、円筒コロ,針状コロ,棒状コロ,球状コロ等の転動体を回転自在に保持するスラストローラの転動体保持器は、所定の径に合わせて環状に形成された板状材、または、摺動面に対応する所要長さに形成された板状材に、複数個のコロ収納孔を設け、各コロ収納孔内にコロを収納する構造となっている(例えば、特許文献1参照)。
このようなスラストローラの転動体保持器は、環状の摺動面を有するスラストローラを構成する場合、多数個のコロ収納孔を設けた環状のユニット板を環状の大きさの径に合わせて形成し、そのユニット板のコロ収納孔にコロを組み込んで使用する例が知られている。
一方、直線状の摺動面を有するローラを構成する場合は、多数個のコロ収納孔を設けた平板状のユニット板を、任意の長さで連結あるいは切断し、そのユニット板のコロ収納孔にコロを組み込んで使用する例が知られている。
特開2008−39031号公報(図3)。
しかしながら、上述した環状の摺動面を有するスラストローラの転動体保持器は、予め決められた曲率の曲面として形成されているため、径寸法が変わった場合には対応できない。このため、新たな転動体保持器を用意しなければならないので、コストが嵩むという問題点があった。
一方、上述した直線状の摺動面を有するローラの転動体保持器は、多数個のコロ収納孔を設けた平板状のユニット板を、任意の長さで連結あるいは切断し、そのユニット板のコロ収納孔にコロを組み込んで使用している。しかし、連結する場合は1ユニットの長さが決まっているので、丁度よい目的の長さにならないことがあり、また、切断する場合は手間がかかるという問題点があった。
このように、従来におけるローラの転動体保持器は、任意の長さで、しかも任意の曲率の曲面に沿って配置することは困難であった。
そこで、転動体保持器を、任意の長さで、しかも、任意の曲率の曲面に沿って任意に配置することができるようにするために解決すべき技術的課題が生じてくるのであり、本発明はこの課題を解決することを目的とする。
本発明は上記目的を達成するために提案されたものであり、請求項1記載の発明は、転動体を回転自在に保持した連結ユニット板を複数個連結してなるスラストローラの転動体保持器であって、前記連結ユニット板は一端側に係合孔を有し、他端側に前記係合孔に係合連結可能な係合フックを設けてなり、一つの連結ユニットの前記係合フックを他の連結ユニット板の前記係合孔に係合取り付けして前記連結ユニット板同士を揺動自在に連結してなるスラストローラの転動体保持器を提供する。
この構成によれば、転動体保持器は、複数個の連結ユニット板から構成されており、一つの連結ユニット板の前記係合フックを他の連結ユニット板の前記係合孔に係合取り付けして、該連結ユニット板同士が揺動自在に連結した状態となるので、円環状の転動体保持器の場合はその揺動角度によって複数個の連結ユニット板を任意の曲率の曲面に沿って順に配置することができる。そして、必要個数の連結ユニット板を連結して、その始端と終端を順に連結して環状体に配置すれば、任意の曲率を有した移動体保持器を容易に組み立てることができる。また、直線状の転動体保持器の場合は、必要個数の連結ユニット板を順に連結して直線状に配置すれば、任意の長さの摺動面を有する移動体保持器を容易に組み立てることができる。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の構成において、上記係合フックが断面L字形に形成された鍵状部であり、先端部分が前記係合孔を貫通して前記他端側の裏面に係合されるスラストローラの転動体保持器を提供する。
この構成によれば、一つの連結ユニット板の係合フックを他の連結ユニット板の係合孔に挿入させ、その係合フックの先端部分を他端側の裏面に係合させると、連結ユニット板同士を揺動自在に連結した状態にして容易に組み立てることができる。
請求項3記載の発明は、請求項1または2記載の構成において、上記係合孔が、転動体保持器が延びる方向と略直角に交差している方向に延びる長孔であり、上記係合フックは前記長孔内に遊動自在に配置されて係合取り付けされるスラストローラの転動体保持器を提供する。
この構成によれば、係合フックと長孔との間が遊動自在に係合されているので、互いに連結した連結ユニット板同士を比較的自由に動かして互いの位置調整を行うことができる。
請求項4記載の発明は、請求項1,2または3記載の構成において、上記連結ユニット板は、一枚の鋼板をプレス成形して、上記転動体を回転可能に収納保持する収納スペース部と、該収納スペース部の上面側中央部に設けられ、前記転動体の外径よりも小さな幅を有して形成された左右1対の上側脱落規制溝部と、該収納スペース部の下面側前後両端部に、前記転動体の外径よりも小さな幅を有して形成された前後1対の下側脱落規制溝部と、前記転動体の左右両側部に各々対応して前記収納スペース部の上面部から下面部に連なって形成された前後1対の左右方向脱落規制部と、前記収納スペース部の前記下面側から前記上面側に向かって起立形成された前後1対の前後方向脱落規制部と、を一体に有してなり、前記上側脱落規制溝部を強制拡張させて前記収納スペース部内に前記転動体を収納してなるスラストローラの転動体保持器を提供する。
この構成によれば、連結ユニット板の上側脱落規制溝部に転動体を押し付けると、該転動体が該上側脱落規制溝部を通って収納スペース部内に容易に収納される。そして、収納後、転動体は左右1対の上側脱落規制溝部と前後1対の下側脱落規制溝部と前後1対の左右方向脱落規制部と前後1対の前後方向脱落規制部とで、収納スペース部内の所定の位置に回転自在に保持される。
請求項1記載の発明は、一つの連結ユニット板の前記係合フックを他の連結ユニット板の前記係合孔に係合取り付けするようにして、必要個数の連結ユニット板を順に連結し、円環状の転動体保持器の場合は環状体に配置すれば、任意の曲率を有した移動体保持器を容易に組み立てることができ、また、直線状の転動体保持器の場合は、必要個数の連結ユニット板を順に連結して直線状に配置すれば、任意の長さの摺動面を有した移動体保持器を容易に組み立てることができるので、径寸法や長さが変わった場合でも簡単に対応することができる効果が得られる。このため、径寸法や長さが変わった場合に新たな転動体保持器を用意しなくても済むので、コスト低減が図れる。また、連結した状態で比較的自由に変形させることができるので、組み付け作業を容易に行うことができる効果も得られる。
請求項2記載の発明は、一つの連結ユニット板の係合フックを他の連結ユニット板の係合孔に挿入させて、連結ユニット板同士を揺動自在に連結して容易に組み立てることができるので、請求項1記載の発明の効果に加えて、組み付け作業をより容易に行うことができる効果が得られる。
請求項3記載の発明は、係合フックと長孔との間の摺動自在に係合により、互いに連結した連結ユニット板同士を比較的自由に動かして互いの位置調整を行うことができるので、請求項1または2記載の発明の効果に加えて、組み付け作業をより一層、容易に行うことができる効果が得られる。
請求項4記載の発明は、連結ユニット板の上側脱落規制溝部に転動体を押し付けると、該転動体が該上側脱落規制溝部を通って収納スペース部内に容易に収納され、また収納後は、転動体が上側脱落規制溝部と前後1対の下側脱落規制溝部と前後1対の左右方向脱落規制部と前後1対の前後方向脱落規制部とで収納スペース部内に回転自在に保持されるので、請求項1,2または3記載の発明の効果に加えて、組み付け作業をより一層、容易に行うことができる効果が得られる。
本発明に係る転動体保持器円状連結の正面図。 同上転動体保持器の連結ユニット板の正面図。 同上転動体保持器の連結ユニット板の分解斜視図。 図2のA−A線断面図。 図2の矢印B方向より見た連結ユニット板の側面図。 図2の矢印C方向より見た連結ユニット板の側面図。 図2の矢印D方向より見た連結ユニット板の側面図。 図2の矢印E方向より見た連結ユニット板の側面図。 同上連結ユニット板を接続する構造を説明する図。 図9のF−F線断面図。
本発明は、転動体保持器を、任意の長さで、しかも、任意の曲率の曲面に沿って任意に配置することができるようにするという目的を達成するために、転動体を回転自在に保持した連結ユニット板を複数個連結してなるスラストローラの転動体保持器であって、前記連結ユニット板は一端側に係合孔を有し、他端側に前記係合孔に係合連結可能な係合フックを設けてなり、一つの連結ユニットの前記係合フックを他の連結ユニット板の前記係合孔に係合取り付けして前記連結ユニット板同士を揺動自在に連結してなるようにして実現した。
以下、本発明の好適な実施例を添付図面を参照して説明する。図1は本発明に係る転動体保持器円状連結を示す正面図である。図1に示すように、本実施例の転動体保持器10は、針状コロからなる転動体11を回転自在に保持した複数個の連結ユニット板12,12…と、略120度間隔で該連結ユニット板12,12の間に連結配置された3個の位置決め連結板13,13,13からなり、スラストローラに組み込み可能な転動体保持器である。
前記連結ユニット板12,12…は、通常用いられる軸受用保持器と同様な材料で形成されており、一枚の鋼板をプレス成形して、前記転動体11を回転可能に収納保持する溝状に形成された収納スペース部21と、該収納スペース部21の上面側中央部に設けられ、前記転動体11の外径よりも小さな幅を有して形成された左右1対の上側脱落規制溝部22,22と、前記収納スペース部21の下面側前後両端部に、前記転動体11の外径よりも小さな幅を有して形成された前後1対の下側脱落規制溝部23,23と、前記転動体11の左右両側部に各々対応して前記収納スペース21の上面部から下面部に連なって形成された前後1対の左右方向脱落規制部24,24と、前記収納スペース部21の下面側から上面側に向かって起立形成された前後1対の前後方向脱落規制部25,25と、を一体に有してなる。なお、前記連結ユニット板12,12…は、プラスチック成形品であってもよい。
そして、該連結ユニット板12,12…は、前記上側脱落規制溝部22,22の間に転動体11を配置し、該転動体11を前記収納スペース部21内に向けて強く押し付けると、該1対の上側脱落規制溝部22,22の間が強制的に弾性拡張されて該転動体11の通過を許し、該収納スペース部21内に該転動体11を収納することができるようになっている。
また、このようにして前記連結ユニット板12,12…の前記収納スペース部21内に収納された前記転動体11は、前記左右1対の上側脱落規制溝部22,22と前記前後1対の下側脱落規制溝部23,23と前記前後1対の左右方向脱落規制部24,24と前記前後1対の前後方向脱落規制部25,25とで、上下、左右、前後の、各方向への移動が規制されて、前記収納スペース部21内から脱落することなく、該収納スペース部21内に回転自在に保持される。
さらに、前記連結ユニット板12,12…の左右両側には、該連結ユニット板12の外側に向かって水平に延びるようにして形成されたブラケット部26とブラケット部27が一体に設けられている。該連結ユニット板12,12…の一端側に設けられている前記ブラケット部26には係合フック28が形成され、該連結ユニット板12,12…の他端側に設けられている前記ブラケット部27には係合孔29が形成されている。
前記ブラケット26に形成された前記係合フック28は、図4〜図6に示すように、該ブラケット26の下面から垂下され、かつ、その先端部分28aが前記収納スペース部21の内側に折り曲げられて、側面視概略L字状に形成されている。一方、前記ブラケット27に形成された前記係合孔29は、図1〜図3に示すように、転動体保持器10が延びる方向と略直角に交差している方向、すなわち転動体11が配置されている方向と同じ方向に延びる長孔として形成されている。
前記位置決め連結板13,13,13は、連結ユニット板12,12…が転動体11を収納保持しているのに対して、転動体11は保持せず、中央部にスラストローラのスラストレース等と位置決めする位置決めピンが取り付けられる位置決め係合孔30が形成されている。また、該位置決め連結板13,13,13の左右両側には、前記連結ユニット板12,12…と同じように、該位置決め連結板13の外側に向かって水平に延びるようにして形成されたブラケット部26とブラケット部27が一体に設けられている。さらに、連結板13,13,13の一端側に設けられている前記ブラケット部26には前記位置決め連結ユニット板12,12…と同じ係合フック28が形成され、該位置決め連結板13,13,13の他端側に設けられている前記ブラケット部27には前記連結ユニット板12,12…と同じ係合孔29が形成されている。なお、本実施例の位置決め連結板13は、前記連結ユニット板12と同じように一枚の鋼板をプレス成形して形成されているが、プラスチック成形品であってもよい。
なお、連結ユニット板12,12…の位置決めは、該転動体保持器の内外周面14を拘束する溝15でも位置決めすることは可能である。
そして、このように構成された転動体保持器10では、図9及び図10に示すように、1つの連結ユニット板12のブラケット部26に形成してある係合フック28を、他の連結ユニット板12のブラケット部27の上側から、該ブラケット部27に形成してある係合孔29に挿通し、該係合フック28の先端部分28aを該ブラケット部27の下面(裏面)側に係合取り付けして前記連結ユニット板12,12同士を連結する。この連結を複数個(本例では10個)の連結ユニット板12,12…に亘って繰り返す。また、連結ユニット板12が所定個数連結されたら、間に前記位置決め連結板13を介在させ、再び前記連結ユニニット板12,12…を連結させる。最後に、始端の前記連結ユニット板12における前記ブラケット部27の前記係合孔29に終端の前記連結板12における前記ブラケット部26の前記係合フック28を係合取り付けすると、図1に示す無端環状の転動体保持器10が完成する。
また、前記連結ユニット板12,12同士の連結、及び、前記連結ユニット板12と前記位置決め連結板13の連結では、前記係合孔29が長孔で形成されていて、前記係合フック28は前記係合孔29内で遊動して自由度を有する状態にしてあるので、図1に示すように、無端環状に形成することが容易にできる。また、その環の直径を自由に調整したり、あるいは環の形を若干調整したりすることもできるので、任意径のスラストローラへの組み付けも容易になる。
なお、上記実施例では、無端環状に形成した転動体保持器10の場合について説明したが、直線状に形成する転動体保持器にも適用できる。
すなわち、本発明に係る転動体保持器10の構造では、必要個数の前記連結ユニット板12,12…を順に連結して環状体に配置すれば、任意の曲率を有した移動体保持器10を容易に組み立てることができ、また、必要個数の前記連結ユニット板12,12…を順に連結して直線状に配置すれば、任意の長さの摺動面を有する移動体保持器10を容易に組み立てることができることになる。したがって、径寸法や長さが変わった場合でも簡単に対応することができる効果が得られる。このため、新たな転動体保持器を用意しなくても済むので、コスト低減が図れる。また、連結した状態で比較的自由に変形させることができるので、組み付け作業を容易に行うことができる効果も得られることになる。
なお、本発明は、本発明の精神を逸脱しない限り種々の改変を為すことができ、そして、本発明が該改変されたものに及ぶことは当然である。
上記下した実施例では、転動体11としてコロを採用しているが、球であってもよく、球を採用した場合には、ラジアル軸受の転動体保持器等にも応用できる。
10 転動体保持器
11 転動体
12 連結ユニット板
13 位置決め連結板
21 収納スペース部
22 上側脱落規制溝部
23 下側脱落規制溝部
24 左右方向脱落規制部
25 前後方向脱落規制部
26 ブラケット部
27 ブラケット部
28 係合フック
28a 先端部分
29 係合孔

Claims (4)

  1. 転動体を回転自在に保持した連結ユニット板を複数個連結してなるスラストローラの転動体保持器であって、
    前記連結ユニット板は一端側に係合孔を有し、他端側に前記係合孔に係合連結可能な係合フックを設けてなり、
    一つの連結ユニット板の前記係合フックを他の連結ユニット板の前記係合孔に係合取り付けして前記連結ユニット板同士を揺動自在に連結してなることを特徴とするスラストローラの転動体保持器。
  2. 上記係合フックが断面L字形に形成された鍵状部であり、先端部分が前記係合孔を貫通して前記他端側の裏面に係合されることを特徴とする請求項1記載のスラストローラの転動体保持器。
  3. 上記係合孔が、転動体保持器が延びる方向と略直角に交差している方向に延びる長孔であり、上記係合フックは前記長孔内に遊動自在に配置されて係合取り付けされることを特徴とする請求項1または2記載のスラストローラの転動体保持器。
  4. 上記連結ユニット板は、一枚の鋼板をプレス成形して、上記転動体を回転可能に収納保持する収納スペース部と、該収納スペース部の上面側中央部に設けられ、前記転動体の外径よりも小さな幅を有して形成された左右1対の上側脱落規制溝部と、該収納スペース部の下面側前後両端部に、前記転動体の外径よりも小さな幅を有して形成された前後1対の下側脱落規制溝部と、前記転動体の左右両側部に各々対応して前記収納スペース部の上面部から下面部に連なって形成された前後1対の左右方向脱落規制部と、前記収納スペース部の前記下面側から前記上面側に向かって起立形成された前後1対の前後方向脱落規制部と、を一体に有してなり、前記上側脱落規制溝部を強制拡張させて前記収納スペース部内に前記転動体を収納してなることを特徴とする請求項1,2または3記載のスラストローラの転動体保持器。
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