JP2011230731A - ブレーキ油圧制御装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ブレーキ操作に応じて機械式ブレーキ21への供給油圧を制御するブレーキ油圧制御装置に、ブレーキ指令油圧P1を発生する手段(ブレーキバルブ40)と、このブレーキ指令油圧P1を受けて開動作し、ブレーキ制御油圧P2を出力するリレーバルブ50と、このリレーバルブ50に減圧指令油圧P3を付加する電磁比例バルブ60と、を備える。所定の状態で電磁比例バルブ60に電気指令を出力し、ブレーキ制御油圧P2を減圧させる制御装置20と、その電気指令に拘わらず減圧指令油圧P3の増大を制限する減圧指令制限手段70と、をさらに備える。
【選択図】 図3
Description
この実施形態のホイールローダ1は、図1に示すように運転室2の後方にエンジン3が搭載され、このエンジン3の前部斜め下には遊星ギヤ装置4を間に挟んで多段変速機5が取り付けられている。図示しないが、多段変速機5の内部には前進ギヤと後進ギヤと所定の段数の変速ギヤとが設けられており、それぞれのギヤがクラッチによって選択的に接続されるようになっている。また、多段変速機5の前部からは前方に向かって前部ドライブシャフト6が延びており、後部からは後部ドライブシャフト7が延びている。
次に、本発明の実施形態1に係るブレーキ油圧制御装置について、図3〜7を参照して詳細に説明する。図3は、機械式ブレーキ及び回生ブレーキを併せたブレーキ制御系統の一例を示すブロック図であり、図4は、機械式ブレーキの油圧制御回路の一例を示す回路図である。また、図5は、ブレーキ油圧制御装置の動作のフローチャートであり、図6、7は、ブレーキ指令油圧、ブレーキ制御油圧(制御油圧)及びパイロット油圧等の関係を示すグラフ図である。
以下、図4を参照して、油圧制御回路の構成について詳細に説明する。まず、前記した油圧源30は、上述したようにエンジン3によって駆動される油圧ポンプ31と、その吐出側にアンロードバルブ32を介して接続されたアキュームレータ33と、を備えている。油圧ポンプ31から吐出される圧油は、アンロードバルブ32によって設定されている所定の圧力状態になるまでは、チェックバルブ32aを通過してアキュームレータ33に充填される。アキュームレータ33が設定圧になればリリーフバルブ32bが開放され、圧油は無負荷で油タンク34に戻される。
次に、実施形態1のブレーキ油圧制御装置の動作について、図5のフローチャートを参照して具体的に説明する。図の左側には油圧制御回路の動作を、また、右側には電子制御の手順をそれぞれ示す。
次に、本発明の実施形態2に係るブレーキ油圧制御装置について図7、8を参照して説明する。両図はそれぞれ上述した実施形態1の図3、4に相当する。なお、この実施形態2のブレーキ油圧制御装置は、実施形態1のものとは減圧指令制限手段70の構成が異なるのみで、それ以外の構成は同じなので、以下、同一部材には同一の符号を付してその説明は省略する。
続いて実施形態3に係るブレーキ油圧制御装置について図9を参照して説明する。この図9は、実施形態1の図4及び実施形態2の図8に相当する。なお、実施形態3についても上述した各実施形態とは減圧指令制限手段70の構成が異なるのみで、それ以外の構成は同じなので、以下、同一部材には同一の符号を付してその説明は省略する。
次に、実施形態4に係るブレーキ油圧制御装置について図10〜12を参照して説明する。これらの各図は各々上述した実施形態1の図3〜5に相当する。なお、実施形態4についても上述した各実施形態とは減圧指令制限手段70の構成が異なるのみで、それ以外の構成は同じなので、以下、同一部材には同一の符号を付してその説明は省略する。
なお、上述した実施形態の説明は本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物、或いはその用途を制限することを意図するものではない。例えば、前記実施形態1〜4におけるブレーキ油圧制御装置では、いずれもブレーキ指令油圧P1を発生する指令油圧発生手段として、油圧源30からの供給油圧を調整し出力するブレーキバルブ40を用いているが、これに限るものではない。
3 エンジン
17 電動発電機
20 制御装置(制御手段)
21 機械式ブレーキ
30 油圧源
32b アンロードバルブ
40 ブレーキバルブ(指令油圧発生手段)
50 リレーバルブ
60 電磁比例バルブ
70 減圧指令制限手段
72 リリーフバルブ
74 減圧バルブ
76 リリーフバルブ
77 遮断バルブ
Claims (9)
- ブレーキ操作に応じて、機械式ブレーキのブレーキシリンダへの油圧を制御するブレーキ油圧制御装置であって、
前記ブレーキ操作に応動してブレーキ指令油圧を発生する指令油圧発生手段と、
前記ブレーキシリンダへの制御油圧を減圧するための減圧指令油圧を出力する電磁比例バルブと、
前記ブレーキ指令油圧と減圧指令油圧とに基づいて供給油圧を調整した制御油圧を、前記ブレーキシリンダへ出力するリレーバルブと、
車両状態に応じた指令値を前記電磁比例バルブへ出力し、この指令値に基づいて前記制御油圧を減圧させる制御手段と、
前記制御手段からの指令値に拘わらず、前記減圧指令油圧の減圧量を制限する減圧指令制限手段と、を備えることを特徴とするブレーキ油圧制御装置。 - 前記リレーバルブは、前記ブレーキ指令油圧を受けて開動作し、
前記電磁比例バルブは、前記指令値に基づいて前記リレーバルブを閉じ側に動作させる前記減圧指令油圧を出力する、請求項1に記載のブレーキ油圧制御装置。 - 前記減圧指令制限手段は、前記電磁比例バルブからリレーバルブへの減圧指令油圧の供給路に接続されたリリーフバルブである、請求項1に記載のブレーキ油圧制御装置。
- 前記減圧指令制限手段は、油圧を供給する油圧源から電磁比例バルブへの供給油圧を所定圧以下に制限するものである、請求項1に記載のブレーキ油圧制御装置。
- 前記減圧指令制限手段は、前記油圧源から電磁比例バルブへの油圧の供給路に介設された減圧バルブである、請求項4に記載のブレーキ油圧制御装置。
- 前記油圧源の油圧を調整するためのアンロードバルブをさらに備え、
前記アンロードバルブのドレン側と前記電磁比例バルブとが接続され、
前記リリーフバルブが、前記アンロードバルブと前記電磁比例バルブとの油圧回路に接続されている、請求項4に記載のブレーキ油圧制御装置。 - 前記減圧指令制限手段は、前記電磁比例バルブからリレーバルブへの減圧指令油圧の供給路に介設された遮断バルブであり、
前記遮断バルブは、前記指令油圧が所定圧以上になると前記供給路を遮断する、請求項1に記載のブレーキ油圧制御装置。 - 走行駆動系に電動発電機を含む車両に搭載可能であり、
前記制御手段は、前記電動発電機の発電動作によって前記車両の走行による運動エネルギを回生するときに、前記制御油圧を減圧させる、請求項1に記載のブレーキ油圧制御装置。 - 前記電動発電機に接続された蓄電器をさらに備える車両に搭載可能であり、
前記制御手段は、前記車両の走行速度と前記蓄電器の蓄電量とに応じて指令値を前記電磁比例バルブへ出力し、この指令値に基づいて前記制御油圧を減圧させる、請求項8に記載のブレーキ油圧制御装置。
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