JP2011226598A - 管継手及びその防錆方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】挿口部の管端面に時間を要さずに防錆部材と取り付けることができる管継手及びその防錆方法を提供すること。
【解決手段】防錆部材5は、保持部5bにおける挿口部3aへの挿嵌方向に向けて延設された延設部5cの縮径方向側には係止部5fが形成されており、挿口部3aの外周面3cには、保持部5bによって弾性部材5aを管端面3bに向けて押圧した状態で係止部5fと係止する被係止部3eが形成されている。
【選択図】図3

Description

本発明は、一方の流体管の管軸方向の先端部に形成された挿口部と、挿口部が挿入され、他方の流体管の管軸方向の先端部に形成された受口部と、挿口部に挿嵌されることで挿口部の管端面を押圧して防錆する弾性部材を有し、弾性部材を管端面とで保持する保持部を備えた環状の防錆部材と、を備え、挿口部が受口部に挿入されることで水密に接続される管継手及びその防錆方法に関する。
従来、管体(流体管)の端部に外嵌可能なリング本体と、このリング本体の一端部内周縁から縮径方向に形成された内向突片と、を備えた防食リング(防錆部材)がある。このような防食リングは、内向突片の管体の先端面(管端面)と対向する側の面にゴム系接着剤(弾性部材)を配置し、防食リングを管体に外嵌着させることで管体の先端面にゴム系接着剤を接着させ、管体の先端面の防錆を行っている(例えば、特許文献1参照)。
実開平7−22198号公報(第5頁、第1図)
しかしながら、特許文献1に記載の防食リング(防錆部材)にあっては、ゴム系接着剤(弾性部材)が乾燥するまで管体(流体管)の先端面(管端面)に防食リングの取付が完了せず、管継手の施工等を行っている現場での作業効率が低下してしまうという問題がある。
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、挿口部の管端面に時間を要さずに防錆部材と取り付けることができる管継手及びその防錆方法を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明の管継手は、
一方の流体管の管軸方向の先端部に形成された挿口部と、該挿口部が挿入され、他方の流体管の管軸方向の先端部に形成された受口部と、前記挿口部に挿嵌されることで該挿口部の管端面を押圧して防錆する弾性部材を有し、該弾性部材を前記管端面とで保持する保持部を備えた環状の防錆部材と、を備え、前記挿口部が前記受口部に挿入されることで水密に接続される管継手であって、
前記防錆部材は、前記保持部における前記挿口部への挿嵌方向に向けて延設された延設部の縮径方向側には係止部が形成されており、前記挿口部の外周面には、前記保持部によって前記弾性部材を前記管端面に向けて押圧した状態で前記係止部と係止する被係止部が形成されていることを特徴としている。
この特徴によれば、使用者は、防錆部材を挿口部に向けて挿嵌して係止部を被係止部に係止させた状態で弾性部材を管端面に押圧保持することができるので、管端面への防錆部材の取り付けを時間を要さずに完了させることができる。
本発明の管継手は、
前記係止部及び前記被係止部は、管軸方向に向けて複数組設けられていることを特徴としている。
この特徴によれば、挿口部を受口部内に挿入した後、両流体管内を流れる流体から防錆部材が受ける圧力によって各係止部及び被係止部にかかる力を分散させ、防錆部材を挿口部に対して確実に保持することで弾性部材による管端面の防錆を維持することができる。
本発明の管継手は、
前記係止部は、前記延設部から前記防錆部材の縮径方向に向けて突設された突部であるとともに、前記被係止部は、前記外周面の全周に亘って形成された溝部であることを特徴としている。
この特徴によれば、切削工具等を用いることで容易に外周面に溝部を形成することができるとともに、防錆部材を挿口部に挿嵌させる際に必ず突部を溝部内に係止することができるので、挿口部に対する防錆部材の周方向の位置決めを行う必要がない。
本発明の管継手の防錆方法は、
一方の流体管の管軸方向の先端部に形成された挿口部と、該挿口部が挿入され、他方の流体管の管軸方向の先端部に形成された受口部と、前記挿口部に挿嵌されることで該挿口部の管端面を押圧して防錆する弾性部材を有し、該弾性部材を前記管端面とで保持する保持部を備えた環状の防錆部材と、を備え、前記挿口部が前記受口部に挿入されることで水密に接続される管継手の防錆方法であって、
前記防錆部材は、前記保持部における前記挿口部への挿嵌方向に向けて延設された延設部の縮径方向側には突部が形成されており、前記外周面の全周に亘って前記突部が係止する溝部を形成した後、前記挿口部に対して前記防錆部材を挿嵌することで前記溝部に前記突部を係止させ、前記管端面を前記弾性部材にて防錆することを特徴としている。
この特徴によれば、挿口部を受口部内に挿入する前に、挿口部の管径や防錆部材の形状及び材質等によって挿口部の外周面における溝部を形成する箇所を適宜変更し、最適な箇所に溝部を形成することができる。
実施例1における受口部と挿口部とを示す管継手の分解断面図である。 (a)は、防錆カバーを示す正面図であり、(b)は、図2(a)における防錆カバーのA−A断面図である。 防錆カバーの挿口部への取り付けを示す断面図である。 (a)は、防錆カバーが挿口部の管端面を防錆した状態を示す断面図であり、(b)は、挿口部が受口部内に挿入された状態を示す断面図である。 実施例2における防錆カバーの挿口部への取り付けを示す断面図である。
本発明に係る管継手を実施するための形態を実施例に基づいて以下に説明する。
実施例1に係る管継手につき、図1から図4を参照して説明する。以下、本実施例では、図1、図2(b)、図3、図4(a)及び図4(b)の紙面左側を防錆カバーの正面側(前方側)とし、図2(a)の紙面手前側を防錆カバーの正面側(前方側)として説明する。図1の符号1は、本発明の適用された管継手である。
図1に示すように、本実施例における管継手1は、管軸C方向の先端部に受口部2aが形成された流体管2と、管軸C方向の先端部に受口部2a内に挿入される挿口部3aが形成された流体管3と、弾性を有し受口部2aと挿口部3aとの間から流体が漏出することを防止するシール部材4と、挿口部3aの管端面3bを防錆するための本発明における防錆部材としての防錆カバー5と、から構成されている。これら流体管2,3は、例えば、内部に流体としての上水を流すための水道管等である。
また、受口部2aの先端は、内径が挿口部3aの外径よりも大径の内周面2bに形成されている。この受口部2aの先端部には、管軸Cに向けて開口する凹部2cが受口部2aの周方向に亘って複数形成されている。これら凹部2c内には、金属材等で構成され、管軸C側を向く端部に尖鋭刃6aを有している固定爪6が配置されている。
更に、受口部2aの先端部には、周方向に所定間隔おきにボルト孔2dが複数形成されている。これらボルト孔2dは、それぞれ異なる凹部2cに連通しているとともにボルト7が螺着されている。このため、固定爪6は、ボルト7を螺入することによって管軸Cに向けて押圧されるようになっている。尚、受口部2aの内周面2bにおける凹部2cよりも挿口部3aの挿入方向側には、シール部材4の後述する嵌合部4aが嵌合するための、環状の嵌合溝2eが形成されている。
受口部2aの内周面2bにおける嵌合溝2eよりも奥側には、受口部2aの先端よりも小径の内周面2gに連設するように、管軸Cに対して略垂直をなす環状の奥端面2hが形成されている。
尚、特に図示はしないが、流体管2の内周面2b,2g及び流体管3の内周面3dには、流体管2,3内を流れる流体からの防錆を行う防錆処理として、モルタルや防錆塗料によって薄層のコーティング層が形成されている。
シール部材4は、図1及び図4(a)に示すように、嵌合溝2eに嵌合される嵌合部4aを備えている。また、この嵌合部4aからは、受口部2aの内周面2bと受口部2a内に挿入された挿口部3aの外周面3cとの間隙を水密的に密封するためのバルブ部4bが膨出している。
図1、図2(a)及び図2(b)に示すように、防錆カバー5は、挿口部3aの管端面3bを全周に亘って防錆するための本発明における弾性部材としての環状に形成された防錆ゴム5aと、管端面3bを防錆する際に防錆ゴム5aを挿口部3aとの間で保持する本発明における保持部としてのガイドリング5bと、から構成されている。ガイドリング5bは、正面視で環状の硬質樹脂材等により構成されている。
また、ガイドリング5bは、図2(b)に示すように、防錆カバー5前後方向を向く本発明における延設部としての外周片部5cと、この外周片部5cの後端部から防錆カバー5の縮径方向側に向けて延設された保持片部5dと、保持片部5dの防錆カバー5の縮径方向側の端部から防錆カバー5の正面側に向けて延設された内周片部5eと、から構成され、ガイドリング5bは、全周に亘り図2(b)に示す断面形状で形成されている。つまり、ガイドリング5bは、断面視で正面側に向けて開口する略コ字形状に形成されている。
このうち、外周片部5c及び内周片部5eとは、防錆カバー5の前後方向に沿って略平行となるように延設されているとともに、内周片部5eは外周片部5cよりも短寸に形成されており、外周片部5cの周方向に亘って本発明における係止部としての突部5fが内周片部5eに向けて2条突設されている。
更に、外周片部5cと内周片部5eとの間は、挿口部3aの肉厚と略同寸となるように形成されており、この外周片部5cと内周片部5e及び保持片部5dで囲まれた略コ字形状内に防錆ゴム5aが配置されている。より詳しくは、この防錆ゴム5aは、保持片部5dの正面に接着剤等で固着されている。
次に、前述のように構成した管継手1を用いる流体管2,3の接続について説明する。先ず、図3に示すように、使用者がパイプカッター等の切削工具を用いて挿口部3aの外周面3cの周方向に亘って本発明における被係止部としての溝部3eを予め管軸C方向に沿って2条形成する。このとき、両溝部3e,3eに防錆塗料等を塗布しておく。
この後、外周片部5cを挿口部3aの外周面3cに、内周片部5eを挿口部3aの内周面3dに、それぞれ摺接させながら、防錆カバー5を挿口部3aの管端面3bに向けて挿嵌させることで、保持片部5dによって防錆ゴム5aを管端面3bに向けて押圧する。尚、前記した防錆塗料によって挿口部3aを受口部2a内に挿入した後、両流体管2,3内を流れる流体によって溝部3e,3eに錆が生じてしまうことを防止することができる。
この保持片部5dによる防錆ゴム5aの管端面3bへの押圧によって、防錆ゴム5aが管端面3bに対して弾性変形するとともに管端面3bに密着する。同時に、外周片部5cから突設された各突部5f,5fがそれぞれの溝部3e,3eに対して嵌合される。
これら各突部5f,5fと溝部3e,3eとの嵌合によって、防錆カバー5は、挿口部3aを外径側に配置された外周片部5cと内径側に配置された内周片部5eとで径方向に挟持し、挿口部3aに対して位置決めがなされる。更に、防錆ゴム5aは、保持片部5dと管端面3bとの間で弾性変形して管端面3bに密着した状態で保持され、挿口部3aに対する防錆カバー5の取り付けが終了する。
そして、図4(a)及び図4(b)に示すように、シール部材4の嵌合部4aを嵌合溝2eの全周に亘って嵌合させた後、防錆カバー5を取り付けた挿口部3aを奥端面2hに当接するまで受口部2a内に挿入することで、挿口部3aの外周面3cと受口部2aの内周面2bとでバルブ部4bを弾性変形させながら、挿口部3aと受口部2aとの間を水密に密封する。
最後に、図4(b)に示すように、各ボルト7を螺入することによって各固定爪6の尖鋭刃6aを挿口部3aの外周面3cに食い込ませることで挿口部3aを受口部2a内で固定し、流体管2,3の接続を完了する。このため、挿口部3aの管端面3bと、受口部2aの奥端面2hとで、防錆ゴム5aと支持片部5dとを挟持しながら防錆ゴム5aによる防錆が維持される。尚、本実施例では、このように防錆カバー5を取り付けた挿口部3aを受口部2a内に奥端面2hに当接するまで挿入し、防錆ゴム5aによる管端面3bの防錆を維持するが、防錆ゴム5aによる管端面3bの防錆は、防錆カバー5を挿口部3aに取り付けた時点で既になされているので、挿口部3aは、受口部2a内に奥端面2hに当接するまで挿入せずともよい。
以上、本実施例における管継手1にあっては、防錆カバー5は、ガイドリング5bにおける挿口部3aへの挿嵌方向に向けて延設された外周片部5cの縮径方向側には係止部が形成されており、挿口部3aの外周面3cには、ガイドリング5bによって防錆ゴム5aを管端面3bに向けて押圧した状態で係止部と係止する被係止部が形成されているので、使用者は、防錆カバー5を挿口部3aに向けて挿嵌して係止部を被係止部に係止させた状態で防錆ゴム5aを管端面3bに押圧保持することができるので、管端面3bへの防錆カバー5の取り付けを時間を要さずに完了させることができる。
また、係止部及び被係止部は、管軸方向に向けて複数組設けられているので、挿口部3aを受口部2a内に挿入した後、両流体管2,3内を流れる流体から防錆カバー5が受ける圧力によって各係止部及び被係止部にかかる力を分散させ、防錆カバー5を挿口部3aに対して確実に保持することで防錆ゴム5aによる管端面2bの防錆を維持することができる。
また、係止部は、外周片部5cから防錆カバー5の縮径方向に向けて突設された突部5fであるとともに、被係止部は、外周面3cの全周に亘って形成された溝部3eであるので、切削工具等を用いることで容易に外周面3cに溝部3eを形成することができるとともに、防錆カバー5を挿口部3aに挿嵌させる際に必ず突部5fを溝部3e内に係止することができるので、挿口部3aに対する防錆カバー5の周方向の位置決めを行う必要がない。
また、外周面3cの全周に亘って突部5fが係止する溝部3eを形成した後、挿口部3aに対して防錆カバー5を挿嵌することで溝部3eに突部5fを係止させ、管端面3bを防錆ゴム5aにて防錆するので、挿口部3aを受口部2a内に挿入する前に、挿口部3aの管径や防錆カバー5の形状及び材質等によって挿口部3aの外周面3cにおける溝部3eを形成する箇所を適宜変更し、最適な箇所に溝部3eを形成することができる。
次に、実施例2に係る管継手につき、図5を参照して説明する。尚、前記実施例と同一構成で重複する構成を省略する。以下、図5における紙面左側を防錆カバーの正面側(前方側)として説明する。
図5に示すように、実施例2における挿口部3aの内周面3dには、モルタルや防錆塗料によって前記第1実施例におけるコーティング層よりも厚い肉厚のコーティング層3fが形成されている。
一方、本実施例において防錆カバー15を構成するガイドリング15bは、防錆カバー15前後方向を向く外周片部15c及びこの外周片部15cの後端部から防錆カバー15の縮径方向側に向けて延設された保持片部15dから構成され、防錆ゴム15aは、保持片部15dの正面に接着剤等で固着されている。つまり、ガイドリング15bは、断面視で略L字形状に形成されている。
このため、本実施例における防錆カバー15は、防錆カバー15を挿口部3aに向けて挿嵌させる際に、コーティング層3fの肉厚に依存する挿口部3aの内径に関係なく各突部15f,15fを溝部3e,3eに嵌合させ、管端面3bに防錆ゴム15aを密着させることができるようになっている。
以上、本発明の実施例を図面により説明してきたが、具体的な構成はこれら実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
例えば、前記実施例では、両流体管2,3を内部に上水が流れる水道管として説明したが、両流体管2,3内を流れる流体は上水の他、石油等の水以外の液体でもよく、また、液体とガス等の混合物であってもよい。
また、例えば、前記実施例1では、ガイドリング5bの外周片部5cの内周面の全周に亘って突部5f,5fを設けるとともに、挿口部3aの外周面3cに溝部3e,3eを形成し、防錆カバー5を挿口部3aに挿嵌させる際に各突部5f,5fをそれぞれの溝部3e,3eに嵌合させることで防錆カバー5を挿口部3aに取り付けたが、防錆カバー5の挿口部3aへの取り付けは、突部5fの溝部3eへの嵌合に限定されず、防錆カバー5を挿口部3aに挿嵌させた後、外周片部5cから挿口部3aの外周面3cに向けて螺子等を螺着させることで行ってもよい。
また、例えば、前記実施例1外周片部5cをガイドリング5bの全周に亘って環状に形成したが、保持片部5dの拡径側端部の周方向に沿って外周片部を複数形成するようにしてもよい。
また、例えば、前記実施例1外周片部5cの内周面の全周に亘って突部5f,5fを設けたが、外周片部5cの内周面の周方向に沿って突部を複数形成するようにしてもよい。
1 管継手
2 流体管
2a 受口部
3 流体管
3a 挿口部
3b 管端面
3c 外周面
3e 溝部(被係止部)
5 防錆カバー(防錆部材)
5a 防錆ゴム(弾性部材)
5b ガイドリング(保持部)
5c 外周片部(延設部)
5d 保持片部
5f 突部(係止部)
15 防錆カバー(防錆部材)
15a 防錆ゴム(弾性部材)
15b ガイドリング(保持部)
15c 外周片部(延設部)
15f 突部(係止部)

Claims (4)

  1. 一方の流体管の管軸方向の先端部に形成された挿口部と、該挿口部が挿入され、他方の流体管の管軸方向の先端部に形成された受口部と、前記挿口部に挿嵌されることで該挿口部の管端面を押圧して防錆する弾性部材を有し、該弾性部材を前記管端面とで保持する保持部を備えた環状の防錆部材と、を備え、前記挿口部が前記受口部に挿入されることで水密に接続される管継手であって、
    前記防錆部材は、前記保持部における前記挿口部への挿嵌方向に向けて延設された延設部の縮径方向側には係止部が形成されており、前記挿口部の外周面には、前記保持部によって前記弾性部材を前記管端面に向けて押圧した状態で前記係止部と係止する被係止部が形成されていることを特徴とする管継手。
  2. 前記係止部及び前記被係止部は、管軸方向に向けて複数組設けられていることを特徴とする請求項1に記載の管継手。
  3. 前記係止部は、前記延設部から前記防錆部材の縮径方向に向けて突設された突部であるとともに、前記被係止部は、前記外周面の全周に亘って形成された溝部であることを特徴とする請求項1または2に記載の管継手。
  4. 一方の流体管の管軸方向の先端部に形成された挿口部と、該挿口部が挿入され、他方の流体管の管軸方向の先端部に形成された受口部と、前記挿口部に挿嵌されることで該挿口部の管端面を押圧して防錆する弾性部材を有し、該弾性部材を前記管端面とで保持する保持部を備えた環状の防錆部材と、を備え、前記挿口部が前記受口部に挿入されることで水密に接続される管継手の防錆方法であって、
    前記防錆部材は、前記保持部における前記挿口部への挿嵌方向に向けて延設された延設部の縮径方向側には突部が形成されており、前記外周面の全周に亘って前記突部が係止する溝部を形成した後、前記挿口部に対して前記防錆部材を挿嵌することで前記溝部に前記突部を係止させ、前記管端面を前記弾性部材にて防錆することを特徴とする管継手の防錆方法。
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