JP5766586B2 - 防錆リング - Google Patents
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Description
流体管の端面を被覆して防錆する柔軟性を有した防錆部材と、
流体管の外周面に沿って管軸方向に延設された延設部、及び該延設部に連続し流体管の端面に沿って管径方向に延設され、該端面との間で前記防錆部材を保持する保持部からなり、弾性変形可能な環状の弾性部材と、から構成されており、流体管の端部に嵌着される防錆リングであって、
前記延設部は、流体管の外周面に係止する係止部を有し、前記保持部から管軸方向に離間するとともに縮径するテーパ状に形成されており、
前記保持部は、該保持部の少なくとも内径側の先端部が、前記延設部から内径方向に向かうとともに流体管の端面に向かって漸次突出して形成されており、
前記弾性部材は、前記流体管の端部に嵌着されることで、前記延設部が流体管の外周面に沿って弾性変形するとともに、前記保持部が流体管の端面に沿って弾性変形するようになっていることを特徴としている。
この特徴によれば、係止部により流体管の外周面に係止した弾性部材の延設部及び保持部が、流体管に沿って弾性変形することで生じた内径方向及び流体管の端面に向かう弾性復元力を、防錆リングの流体管への嵌着力及び防錆部材を流体管の端面に押圧する押圧力として利用できるばかりか、保持部の内径側の先端部が、流体管の端面に向けて漸次突出していることで、流体管の端面を被覆する柔軟な防錆部材の内径方向への漏出を防止するとともに、流体管の端面と保持部との間に防錆部材の収容領域を形成でき、防錆状態を確保できる。
前記保持部に、流体管の端面と当接することで、前記保持部と流体管の端面とで挟圧された前記防錆部材の潰れを防止する潰れ防止部が形成されていることを特徴としている。
この特徴によれば、潰れ防止部が流体管の端面と当接することで、防錆部材の潰れを防止できるため、防錆部材の体積を確保して流体管の端面全面に亘り防錆できる。
前記保持部に、該保持部と流体管の端面とで挟圧された前記防錆部材の逃げ代となる空隙部が凹設されていることを特徴としている。
この特徴によれば、保持部と流体管の端面とで挟圧された防錆部材を、予め凹設された空隙部に導き逃がすことができるため、防錆部材が不測の箇所に漏出することがない。
前記保持部は、該保持部の前記延設部側の基端部から流体管の端面に向け漸次突出した前記先端部まで、管径方向に略凹状に形成されていることを特徴としている。
この特徴によれば、管径方向に略凹状に形成された保持部内に、柔軟な防錆部材を安定して設けることができ、防錆リングを取扱い易い。
前記保持部に、前記防錆リングを嵌着した流体管が挿入される受口管の内面に当接することで、前記防錆部材を流体管の端面に補助的に押圧可能な押圧部が形成されていることを特徴としている。
この特徴によれば、保持部に形成された押圧部が、防錆リングを嵌着した流体管の受口管への挿入に伴う受口管内面への当接を利用して、防錆部材を流体管の端面に押圧できるばかりか、流体管が受口管に挿入されている限り当該押圧状態を維持継続できる。
3 挿口管(流体管)
3b 管端面
5 防錆リング
5a 防錆部材
5b 弾性部材
5c 延設部
5d 保持部
5e 先端部
5f 係止部
5k 基端部
11 潰れ防止部
12 凹部
13 保持溝
54m 当接部(押圧部)
54p 漏出防止部
Claims (5)
- 流体管の端面を被覆して防錆する柔軟性を有した防錆部材と、
流体管の外周面に沿って管軸方向に延設された延設部、及び該延設部に連続し流体管の端面に沿って管径方向に延設され、該端面との間で前記防錆部材を保持する保持部からなり、弾性変形可能な環状の弾性部材と、から構成されており、流体管の端部に嵌着される防錆リングであって、
前記延設部は、流体管の外周面に係止する係止部を有し、前記保持部から管軸方向に離間するとともに縮径するテーパ状に形成されており、
前記保持部は、該保持部の少なくとも内径側の先端部が、前記延設部から内径方向に向かうとともに流体管の端面に向かって漸次突出して形成されており、
前記弾性部材は、前記流体管の端部に嵌着されることで、前記延設部が流体管の外周面に沿って弾性変形するとともに、前記保持部が流体管の端面に沿って弾性変形するようになっていることを特徴とする防錆リング。 - 前記保持部に、流体管の端面と当接することで、前記保持部と流体管の端面とで挟圧された前記防錆部材の潰れを防止する潰れ防止部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の防錆リング。
- 前記保持部に、該保持部と流体管の端面とで挟圧された前記防錆部材の逃げ代となる空隙部が凹設されていることを特徴とする請求項1または2に記載の防錆リング。
- 前記保持部は、該保持部の前記延設部側の基端部から流体管の端面に向け漸次突出した前記先端部まで、管径方向に略凹状に形成されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の防錆リング。
- 前記保持部に、前記防錆リングを嵌着した流体管が挿入される受口管の内面に当接することで、前記防錆部材を流体管の端面に補助的に押圧可能な押圧部が形成されていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の防錆リング。
Priority Applications (1)
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JP2011246246A JP5766586B2 (ja) | 2011-11-10 | 2011-11-10 | 防錆リング |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011246246A JP5766586B2 (ja) | 2011-11-10 | 2011-11-10 | 防錆リング |
Publications (2)
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JP2013104433A JP2013104433A (ja) | 2013-05-30 |
JP5766586B2 true JP5766586B2 (ja) | 2015-08-19 |
Family
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Family Applications (1)
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JP2011246246A Active JP5766586B2 (ja) | 2011-11-10 | 2011-11-10 | 防錆リング |
Country Status (1)
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JP5580060B2 (ja) * | 2010-01-13 | 2014-08-27 | コスモ工機株式会社 | 管継手 |
JP2011226598A (ja) * | 2010-04-21 | 2011-11-10 | Cosmo Koki Co Ltd | 管継手及びその防錆方法 |
-
2011
- 2011-11-10 JP JP2011246246A patent/JP5766586B2/ja active Active
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