JP2011221719A - ゴルフハンディキャップ管理システム、ゴルフハンディキャップ管理方法及びプログラム - Google Patents

ゴルフハンディキャップ管理システム、ゴルフハンディキャップ管理方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】中立機関により認定された認定ハンディキャップ、及び中立機関により未だ認定されていない見込ハンディキャップを適切にユーザに通知すること。
【解決手段】ユーザのスコアを受信する場合に、中立機関に送られる申請データを生成するハンディキャップ申請部20bと、ユーザのスコアを受信する場合に、スコア履歴記憶部28bに記憶されるスコアに基づいて見込ハンディキャップを算出してハンディキャップ記憶部28cに記憶される見込ハンディキャップを更新する見込ハンディキャップ計算部20aと、中立機関からの通知に含まれる認定ハンディキャップにより、ハンディキャップ記憶部28cに記憶される認定ハンディキャップを更新する通知受領部26と、ハンディキャップ記憶部28cに記憶される認定ハンディキャップをユーザに通知するとともに、受領待ちの状態の通知の数が零でない場合に見込ハンディキャップをユーザに併せて通知する競技会申込部22と、を含む。
【選択図】図5

Description

本発明はゴルフハンディキャップ管理システム、ゴルフハンディキャップ管理方法及びプログラムに関する。
ゴルフのハンディキャップはゴルファーの技量を示す尺度であり、日本ゴルフ協会(JGA)のような中立機関、或いは該中立機関が認める組織・団体は、各ゴルファーのハンディキャップを査定し、その証明書面であるハンディキャップ証明書を発行する業務を行っている。こうして認定されるハンディキャップを用いることで、年齢、性別、技量の異なるゴルファー同士が対等にゴルフを楽しめるようになる。
中立機関の認定するハンディキャップを取得するためには、ゴルファーはゴルフをプレイする度にスコアカードを中立機関に提出する。そして、査定に必要なスコアカードの枚数が揃うと、中立機関は所定の計算方法によりハンディキャップを計算し、ゴルファーに対してハンディキャップ証明書を発行する。その後は、スコアカードが提出される度にハンディキャップを更新し、新たなハンディキャップ証明書を発行する。
例えばゴルフの競技会に参加しようとするとき、自分の競技会当日におけるハンディキャップがどのような数値に変更されるか分かっていれば、当該競技会に参加申込すべきかどうか等の判断材料にすることができ、ゴルファーにとって有意義である。ところが従来は、中立機関にスコアカードを提出した後、ハンディキャップ証明書がゴルファーの元に届くまではハンディキャップがどのような数値に変更されるか分からなかった。もちろん、ハンディキャップの計算方法は公開されており、自らスコアカードを管理してハンディキャップを計算することも可能ではある。しかし、その計算方法は複雑であって自ら計算するのは現実問題としては難しい。特に、頻繁にゴルフをプレイするゴルファーにとっては、認定ハンディキャップが今後どのような数値に変更されるのか、或いは現在の認定ハンディキャップは過去のスコア履歴をすべて考慮したものとなっており、今のところ変更される見込みはないのか、自分で判断することが困難であった。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであって、その目的は、中立機関により認定された認定ハンディキャップ、及び中立機関により未だ認定されていない見込ハンディキャップをユーザに適切に通知することができるゴルフハンディキャップ管理システム、ゴルフハンディキャップ管理方法及びプログラムを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明に係るゴルフハンディキャップ管理システムは、ユーザのゴルフのスコアを受信するスコア受信手段と、受信される前記ユーザのスコアを順次記憶するスコア履歴記憶手段と、所定の中立機関により認定された前記ユーザのハンディキャップを認定ハンディキャップとして記憶するとともに、前記中立機関により未だ認定されていない前記ユーザのハンディキャップを見込ハンディキャップとして記憶するハンディキャップ記憶手段と、前記ユーザのスコアを受信する場合に、前記中立機関に送られる申請データを生成する申請データ生成手段と、前記ユーザのスコアを受信する場合に、前記スコア履歴記憶手段に記憶される前記ユーザのスコアに基づいて前記ユーザの前記見込ハンディキャップを算出するとともに、前記ハンディキャップ記憶手段に記憶される前記見込ハンディキャップを更新する見込ハンディキャップ更新手段と、前記中立機関からの通知に含まれる前記認定ハンディキャップにより、前記ハンディキャップ記憶手段に記憶される前記認定ハンディキャップを更新する認定ハンディキャップ更新手段と、受領待ちの状態の前記中立機関からの通知の数が零であるか否かを判断する受領待ち通知数判断手段と、前記ハンディキャップ記憶手段に記憶される前記認定ハンディキャップを前記ユーザに通知するとともに、受領待ちの状態の前記中立機関からの通知の数が零でない場合に前記ハンディキャップ記憶手段に記憶される前記見込ハンディキャップを前記ユーザに通知するハンディキャップ通知手段と、を含む。
また、本発明に係るゴルフハンディキャップ管理方法は、ユーザのゴルフのスコアを受信するステップと、受信される前記ユーザのスコアをスコア履歴記憶手段に順次記憶させるステップと、前記ユーザのスコアを受信する場合に、中立機関に送られる申請データを生成するステップと、前記ユーザのスコアを受信する場合に、前記スコア履歴記憶手段に記憶される前記ユーザのスコアに基づいて前記ユーザの見込ハンディキャップを算出するとともに、ハンディキャップ記憶手段に記憶される前記見込ハンディキャップを更新するステップと、前記中立機関からの通知に含まれる認定ハンディキャップにより、前記ハンディキャップ記憶手段に記憶される前記認定ハンディキャップを更新するステップと、受領待ちの状態の前記中立機関からの通知の数が零であるか否かを判断するステップと、前記ハンディキャップ記憶手段に記憶される前記認定ハンディキャップを前記ユーザに通知するとともに、受領待ちの状態の前記中立機関からの通知の数が零でない場合に前記ハンディキャップ記憶手段に記憶される前記見込ハンディキャップを前記ユーザに通知するステップと、を含む。
さらに、本発明に係るプログラムは、ユーザのゴルフのスコアを受信するステップと、受信される前記ユーザのスコアをスコア履歴記憶手段に順次記憶させるステップと、前記ユーザのスコアを受信する場合に、中立機関に送られる申請データを生成するステップと、前記ユーザのスコアを受信する場合に、前記スコア履歴記憶手段に記憶される前記ユーザのスコアに基づいて前記ユーザの見込ハンディキャップを算出するとともに、ハンディキャップ記憶手段に記憶される前記見込ハンディキャップを更新するステップと、前記中立機関からの通知に含まれる認定ハンディキャップにより、前記ハンディキャップ記憶手段に記憶される前記認定ハンディキャップを更新するステップと、受領待ちの状態の前記中立機関からの通知の数が零であるか否かを判断するステップと、前記ハンディキャップ記憶手段に記憶される前記認定ハンディキャップを前記ユーザに通知するとともに、受領待ちの状態の前記中立機関からの通知の数が零でない場合に前記ハンディキャップ記憶手段に記憶される前記見込ハンディキャップを前記ユーザに通知するステップと、をコンピュータに実行させるためのプログラムである。
本発明の実施形態に係るコンピュータネットワークの全体構成図である。 スコア登録画面の一例を示す図である。 競技会選択画面の一例を示す図である。 競技会申込画面の一例を示す図である。 本発明の実施形態に係るゴルフ管理システム(ゴルフハンディキャップ管理システム)の機能ブロック図である。 ユーザ基本情報の一例を模式的に示す図である。 スコア履歴データの一例を模式的に示す図である。 ハンディキャップデータの一例を模式的に示す図である。 申込済競技会データの一例を模式的に示す図である。 コースデータの一例を模式的に示す図である。 競技会データの一例を模式的に示す図である。 スコア登録処理を示すフロー図である。 通知受領処理を示すフロー図である。 通知受領処理を示すフロー図である。 競技会申込処理を示すフロー図である。 競技会前日処理を示すフロー図である。
以下、本発明の一実施形態について図面に基づき詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るコンピュータネットワークの全体構成図である。同図に示すように、インターネットなどのコンピュータネットワーク18には、いずれもコンピュータを中心に構成されたゴルフ管理システム10、競技会関係者装置12、ハンディキャップ認定機関装置14が接続されている。ゴルフ管理システム10は、本発明の一実施形態に係るゴルフハンディキャップ管理システムとして機能するコンピュータシステムであり、ウェブ技術を用いて、多数のユーザに対してゴルフのハンディキャップを管理するウェブサービスを提供する、ウェブサーバである。ゴルフ管理システム10は、さらにゴルフ場の予約や、ゴルフ競技会への参加申込みの受付けなど、ゴルフに関わる他のサービスもウェブ技術を用いて各ユーザに提供する。競技会関係者装置12は、主催者や運営者などのゴルフ競技会の関係者が管理するコンピュータであり、ゴルフ管理システム10から送信される競技会申込みの電子メールを受信する。競技会申込みの電子メールには、競技会名や日付などの競技会を特定する情報、氏名や性別や連絡先などの参加者を特定する情報、及び参加者のハンディキャップが含まれる。関係者は、この電子メールを表示したり印刷したりして、参加条件を満足していれば、申込みを受け付ける。
ハンディキャップ認定機関装置14は、ゴルフのハンディキャップを認定する中立機関(以下、「ハンディキャップ認定機関」という。)が管理するコンピュータであり、ゴルフ管理システム10から送信されるハンディキャップ申請の電子メールを受信する。ハンディキャップ申請の電子メールには、氏名や性別や連絡先などの申請者を特定する情報と、ゴルフをプレイした日付、コース名、ティー(バックティー、レギュラーティー、レディースティー)の別、グリーン(ベント、コーライ)の別、各ホールの打数を含む、最新のスコアデータと、が含まれる。ハンディキャップ認定機関は、ハンディキャップ申請の電子メールの内容に基づいて、申請者のハンディキャップを査定する。ハンディキャップ認定機関は、各ゴルファーのスコアデータの履歴を管理しており、例えば、電子メールの内容を表示したり印刷したりして出力するとともに、逐次データベースに同一申請者から送付された過去のスコアデータも考慮して、最新のハンディキャップを計算する。或いは、電子メールの内容に基づき、コンピュータプログラムが最新のハンディキャップを自動計算する。そして、こうして得られるハンディキャップ証明書(認定通知)を電子メール形式でゴルフ管理システム10に送信する。なお、コースレートが設定されていないゴルフコースでプレイしたものであるなど、ハンディキャップ申請の電子メールに含まれるスコアデータがハンディキャップを算出するための条件を満足しないものである場合、ゴルフ管理システム10にハンディキャップの認定を拒絶する旨の通知(認定拒絶通知)を電子メール形式で送信する。
コンピュータネットワーク18には、さらに、ゴルフ管理システム10のユーザが管理するユーザ装置16が多数接続されている。ユーザ装置16は、例えばパーソナルコンピュータ、携帯電話機、携帯情報端末など、ウェブブラウザ及び電子メールクライアントのプログラムが実行される情報処理装置である。ユーザ装置16は、ウェブブラウザを通じてゴルフ管理システム10が提供する各種ウェブサービスを受け、また電子メールクライアントを通じてゴルフ管理システム10から送信される電子メールを受信する。
本実施形態では、各ユーザ装置16が、ウェブブラウザを通じてゴルフ管理システム10にアクセスし、ユーザID及びパスワードを入力してから、その後に所定のURLにアクセスすると、その表示装置にスコア登録画面を表示させることができるようになっている。なお、ユーザID及びパスワード入力後は、ゴルフ管理システム10は、例えばクッキーを参照することによりユーザ装置16を使用するユーザのユーザIDを特定することができるようになっている。
図2は、ユーザ装置16で表示されるスコア登録画面の一例である。同図に示すように、スコア登録画面では、ゴルフをプレイした日付、コース名、ティー(バックティー、レギュラーティー、レディースティー)の別、グリーン(ベント、コーライ)の別、各ホールの打数の入力フォームが含まれており、ユーザはゴルフをプレイした後、同画面をユーザ装置16で表示させ、ユーザ装置16に備えられた入力手段を用いてそれらのデータを入力する。そして、入力手段を用いて登録ボタンを押下することで、入力したデータをゴルフ管理システム10に送信する。このようにして送信されるデータに基づき、ゴルフ管理システム10は独自に各ユーザのハンディキャップを算出する。さらに、ゴルフ管理システム10は、このようにしてユーザから送信されるデータを、ユーザの氏名や住所などの必要情報とともに、ハンディキャップ申請として電子メール形式でハンディキャップ認定機関装置14に送信する。上述のようにハンディキャップ認定機関は、送信される電子メールに基づいてユーザのハンディキャップを査定し、電子メール形式で認定通知又は認定拒絶通知をゴルフ管理システム10に送信する。
ゴルフ管理システム10におけるハンディキャップの計算方法は、ハンディキャップ認定機関のそれと同一であり、特段の事情がない限りはそれらが算出するハンディキャップは同一となる。このため、ゴルフ管理システム10が算出するハンディキャップをユーザに通知することで、後にハンディキャップ認定機関により認定されるであろうハンディキャップをユーザに事前に知らせることができる。本明細書では、ハンディキャップ認定機関により実際に認定されたハンディキャップを「認定ハンディキャップ」といい、ゴルフ管理システム10により事前に算出されたハンディキャップを「見込ハンディキャップ」という。
上述のように、ゴルフ管理システム10では、ゴルフ競技会への参加申込みを受け付けるウェブサービスを提供しており、ユーザ装置16からゴルフ管理システム10の所定URLにアクセスすることで、図3に示す競技会選択画面がユーザ装置16の表示装置に表示される。ユーザがこの画面に表示された競技会のうち1つを選択すると、今度は図4に示す競技会申込画面が同表示装置に表示される。同図に示すように、競技会申込画面には、ラジオボタンとともにユーザの認定ハンディキャップ及び見込ハンディキャップが表示されており、競技会への参加申込みにあたって運営側に提出する自分のハンディキャップを、認定ハンディキャップとするか、見込ハンディキャップとするか、を任意に選択できるようになっている。ユーザが入力手段を用いていずれかのラジオボタンを選択するとともに、申込ボタンを選択することで、競技会の申込みができるようになっている。すなわち、申込ボタンを押下すると、申込ハンディキャップを認定ハンディキャップとするか見込ハンディキャップとするかを区別する情報、及び競技会IDがゴルフ管理システム10に送信され、ゴルフ管理システム10では、これらのデータに基づいて競技会への参加申込データを生成し、電子メール形式で競技会関係者装置12に送信する。このように、ゴルフ管理システム10では、見込ハンディキャップを競技会申込画面に表示させ、見込ハンディキャップにてゴルフ競技会に参加申込みができるようにしているので、ユーザは自分のハンディキャップが後にどの数値に変更となるのかを確認しつつ、参加申込みを行うことができる。
ここで、ゴルフ管理システム10の構成を説明する。図5は、ゴルフ管理システム10の機能ブロック図である。ゴルフ管理システム10は、上述のようにコンピュータを中心に構成されており、プログラムを実行することにより、図5に示す各機能要素が実現されるようになっている。なお、プログラムはCD−ROMやDVD−ROMなどのコンピュータ可読媒体によりゴルフ管理システム10にインストールされてもよいし、コンピュータネットワーク18を通じて他のコンピュータからダウンロードされてもよい。
図5に示すように、ゴルフ管理システム10は、機能的にはスコア登録処理部20、競技会申込部22、競技会前日処理部24、通知受領部26、記憶部28を含む。記憶部28はハードディスク記憶装置などの記憶手段を中心に構成されており、その他はCPUをなどの制御手段を中心に構成されている。スコア登録処理部20は、見込ハンディキャップ計算部20a及びハンディキャップ申請部20bを含んでいる。また、記憶部28は、ユーザ基本情報記憶部28a、スコア履歴記憶部28b、ハンディキャップ記憶部28c、申込済競技会記憶部28d、コースデータ記憶部28e及び競技会データ記憶部28fを含んでいる。
まずユーザ基本情報記憶部28aは、ユーザの各種基本情報を記憶する。図6は、ユーザ基本情報の一例を模式的に示しており、同図に示すようにユーザ基本情報記憶部28aには、各ユーザを識別するユーザID、ユーザの氏名、ユーザの性別、ユーザの住所、ユーザが管理するユーザ装置16の電子メールアドレスが、互いに関連づけて記憶される。
スコア履歴記憶部28bは、スコア登録処理部20が各ユーザ装置16から受信するユーザのスコアデータを順次記憶する。図7は、スコア履歴の一例を模式的に示しており、同図に示すようにスコア履歴記憶部28bに記憶される各スコアデータは、ユーザがゴルフをプレイした日付、プレイしたコースを識別するコースID、ティー(バックティー(B)、レギュラーティー(R)、レディースティー(L))の別、グリーン(ベント(B)、コーライ(K))の別、スコア(各ホールの打数)及び処理フラグを含んでいる。スコア履歴は、ユーザ毎にそのユーザIDに関連づけて記憶される。また、処理フラグは、ハンディキャップ認定機関から認定通知(ハンディキャップ証明書)を受領したか否かを示す情報であり、既にハンディキャップ認定機関からハンディキャップ証明書を受領している場合には1が設定される。また、ハンディキャップの認定拒絶通知をハンディキャップ認定機関から受領したり、スコアデータがハンディキャップ認定の対象とならないとゴルフ管理システム10が自ら判断できる場合には2が設定される。さらに、ハンディキャップ証明書の受領待ちの場合には0が設定される。
ハンディキャップ記憶部28cは、図8に示すように、ハンディキャップ認定機関により認定されたユーザのハンディキャップを認定ハンディキャップとして記憶するとともに、ハンディキャップ認定機関により未だ認定されていない、ゴルフ管理システム10により計算されたユーザのハンディキャップを見込ハンディキャップとして記憶する。ハンディキャップ記憶部28cは、これらハンディキャップをユーザ毎にユーザIDに関連づけて記憶する。なお、本システムの利用開始時には、ユーザに対して既に認定されているハンディキャップの値がユーザ装置16から送信され、この値が認定ハンディキャップの初期値として格納される。
申込済競技会記憶部28dは、各ユーザが申し込んだゴルフ競技会に関するデータを記憶する。図9に示すように申込済競技会記憶部28dには、ユーザが申し込んだゴルフ競技会のID、申込時にユーザが指定したハンディキャップ、該ハンディキャップが見込ハンディキャップであるか認定ハンディキャップであるかを区別するフラグ(見込申込フラグ)が、互いに関連づけて記憶される。申込済競技会のデータは、ユーザ毎にユーザIDに関連づけて記憶される。
コースデータ記憶部28eは、全国のゴルフコースのデータであり、図10に示すようにコースデータ記憶部28eには、各ゴルフコースを識別するID、その名称、住所、コースレートが互いに関連づけて記憶される。コースレートは、性別が男であるか女であるか(M/F)、グリーンがベントであるかコーライであるか(B/K)、ティーがバックティーであるかレギュラーティーであるかレディースティーであるか(B/R/L)により、全部で12(=2×2×3)の数値を含む。
競技会データ記憶部28fは、予定されている競技会のデータを記憶しており、図11に示すように競技会データ記憶部28fには、各競技会を識別するID、競技会の名称、開催コース名、競技会開催日、参加条件及び申込先の電子メールアドレスが互いに関連づけて記憶される。参加条件は、例えば参加者のハンディキャップの範囲(例えば下限値)である。
スコア登録処理部20は、ユーザ装置16から送信される要求に応じて、図2に示すスコア登録画面のデータをユーザ装置16に送信する。そして、同スコア登録画面において、ユーザがデータを入力し、登録ボタンを押下した場合には、入力されたデータ、すなわちスコアデータがユーザ装置16から送信される。見込ハンディキャップ計算部20aは、スコア登録処理部20がスコアデータをユーザ装置16から受信する場合に、スコア履歴記憶部28bに記憶されるユーザのスコアデータに基づいて見込ハンディキャップを算出する。そして、算出される見込ハンディキャップにより、ハンディキャップ記憶部28cに記憶される見込ハンディキャップを上書きして更新する。
具体的には、見込ハンディキャップ計算部20aは、スコア履歴記憶部28bに記憶されるスコアデータのうち、2年以内にプレイされたスコアデータを選択する。次に、選択されたスコアデータから、コースレートが含まれていないものを除外する。そして、残ったスコアデータのうち日付が新しいものから順に10を選択する。このとき、残ったスコアデータが10未満しかなければ、見込ハンディキャップの算出を中止する。この場合、ハンディキャップ記憶部28cに、所定の無効値(例えば100)を見込ハンディキャップとして記憶する。
その後、選択された各スコアデータに対して、ストロークコントロールの処理を施し、修正されたスコアデータを算出する。ストロールコントロールとは、ハンディキャップ査定のために、以下の規則に従って、各ホールの打数を上限以下に修正する処理である。すなわち、ハンディキャップ記憶部28cに記憶されているユーザの現在の認定ハンディキャップが0.4以下であれば、すべてのホールで1オーバーパーを限度とする。つまり、2オーバーパー以上は、1オーバーパーに切り下げる処理を行う。なお、各コースの各ホールのパーは、コースデータ記憶部28eに記憶される(不図示)。
認定ハンディキャップが0.5以上18.4以下であれば、認定ハンディキャップの小数点以下第1位を四捨五入した数値と同数までは2オーバーパーを限度とする。残りは1オーバーパーを限度とする。また、認定ハンディキャップが18.5以上36.4以下であれば、認定ハンディキャップの小数点以下第1位を四捨五入した数値から18を引いた数と同数までは、3オーバーパーを限度とする。残りは、2オーバーパーを限度とする。認定ハンディキャップが36.5以上50以下であれば、認定ハンディキャップの小数点以下第1位を四捨五入した数値から36を引いた数と同数までは、4オーバーパーを限度とする。残りは3オーバーパーを限度とする。
次に、修正された各スコアデータについてディファレンシャル、すなわち(ストロークコントロール後のスコア)−(コースレート)を算出する。コースレートとしては、各スコアに係る条件(ユーザ基本情報記憶部28aに記憶されるユーザの性別、スコア履歴記憶部28bに記憶される各スコアデータのグリーン及びティーの別)に対応する値が、コースデータ記憶部28eから読み出される。
その後、上記のようにして算出されるディファレンシャルの低い順に5つのスコアデータを選択し、ディファレンシャルの平均値を算出する。そして、算出される平均値に0.96を乗じ、小数点以下第2位を四捨五入した数値を算出する。そして、算出される数値が50以下であれば当該数値を見込ハンディキャップとする。また、50を超える場合には50を見込ハンディキャップとする。
ハンディキャップ申請部20bは、スコア登録処理部20がユーザ装置16からスコアデータを受信する場合に、ハンディキャップ認定機関に送信するためのハンディキャップ申請データを生成する。すなわち、ユーザのスコアデータ、及びユーザ基本情報に記憶される当該ユーザの氏名、性別、住所などを含むハンディキャップ申請データを生成し、このハンディキャップ申請データを電子メール形式でハンディキャップ認定機関装置14に送信する。ハンディキャップ認定機関装置14の電子メールアドレスは事前に記憶部28に記憶される(不図示)。なお、ハンディキャップ申請部20bは、申請データを印刷出力してもよい。この場合、ゴルフ管理システム10の運営者が印刷物をハンディキャップ認定機関に郵送すればよい。
競技会申込部22は、ユーザ装置16から送信される要求に応じて、図3に示す競技会選択画面のデータをユーザ装置16に送信する。競技会選択画面のデータは、競技会データ記憶部28fに記憶される競技会データに基づいて生成される。また、同画面において競技会が選択されると、図4に示す競技会申込画面のデータをユーザ装置16に送信する。競技会申込画面のデータは、競技会データ記憶部28fに記憶される競技会データ、及びハンディキャップ記憶部28cに記憶される認定ハンディキャップ及び見込ハンディキャップに基づいて生成される。つまり、競技会申込画面では、ハンディキャップ記憶部28cに記憶される認定ハンディキャップ及び見込ハンディキャップが表示される。具体的には、ハンディキャップ認定機関から待っている通知(認定通知又は認定拒絶通知)の数が零であれば、申込画面に認定ハンディキャップのみを表示する。また、ハンディキャップ認定機関から待っている通知の数が1以上であれば見込ハンディキャップも併せて表示する。こうして、競技会申込の際に、認定ハンディキャップ及び見込ハンディキャップをユーザに通知するようにしている。なお、スコア履歴記憶部28bでは、各スコアデータに処理フラグを含めるようにしているので、競技会申込部22は、処理フラグが0に設定されたスコアデータを計数することで、ハンディキャップ認定機関から待っている通知の数を取得する。そして、後述のように、処理フラグが0に設定されたスコアデータの数が零の場合には、ハンディキャップ記憶部28cに見込ハンディキャップとして所定の無効値(例えば100)が記憶されているので、競技会申込部22では、見込ハンディキャップとして無効値が記憶されている場合には、見込ハンディキャップの数値を競技会申込画面に含めない。こうして、無効な見込ハンディキャップがユーザに通知されないようにしている。
また、競技会申込画面では、認定ハンディキャップ及び見込ハンディキャップにラジオボタンがそれぞれ表示されており、ラジオボタンによりいずれかのハンディキャップを自己のハンディキャップとして、競技会の申込みができる。すなわち、ラジオボタンによりいずれかのハンディキャップを選択して、申込ボタンを押下すると、選択されたハンディキャップを含む参加申込データが生成され、この参加申込データが競技会関係者装置12に電子メール形式で送信される。この際、電子メールの宛先は、競技会データ記憶部28fから読み出される。
また、競技会データ記憶部28fには、各競技会の参加条件が記憶されており、競技会申込部22は、ユーザ装置16から送信されるハンディキャップが、該参加条件を満足する否かを判断する。そして満足しない場合には、競技会への参加申込データを生成せず、従って参加申込データを競技会関係者装置12に送信しない。こうして、参加条件を満足しないユーザが競技会に参加申込みすることを防止している。このとき、本実施形態によると、見込ハンディキャップを自己のハンディキャップとすることができ、見込ハンディキャップが参加条件を満足する場合にも、競技会に参加申込みすることができる。このため、競技会当日までに参加条件を満たすハンディキャップを取得できる見込みがあるユーザは、競技会に参加申込みすることができる。
競技会前日処理部24は、各競技会の開催前の所定タイミングが到来することを監視し、このタイミングが到来すれば競技会前日処理を実行する。例えばこの処理は、各競技会の前日の所定時刻に実行される。競技会前日処理では、見込ハンディキャップを自己のハンディキャップとして競技会に参加申込みした場合において、現在までにハンディキャップ認定機関から通知があったか否かを判断する。そして、通知がなければ、既にハンディキャップ記憶部28cに記憶されている認定ハンディキャップをユーザに電子メール形式で通知する。例えば、「ハンディキャップ認定機関よりハンディキャップの認定がされておりません。現在の認定ハンディキャップは”14.4”です。明日の競技会の際には忘れずに申告して下さい。」などのメッセージを電子メール形式で通知する。こうすれば、ハンディキャップ認定機関により認定されていないハンディキャップにてユーザが競技会に参加してしまうことを防止できる。
通知受領部26は、ハンディキャップ認定機関から送付される認定通知又は認定拒絶通知を処理する。認定通知又は認定拒絶通知が電子メール形式でハンディキャップ認定機関装置14から送信される場合には、これらの通知をプログラムに従って自動処理する。一方、これらの通知が郵送される場合には、オペレータが通知内容を手入力する。この場合、通知受領部26は手入力されたデータを自動処理する。
具体的には、ハンディキャップ認定機関からの認定通知に含まれる認定ハンディキャップにより、ハンディキャップ記憶部28cに記憶される認定ハンディキャップを上書きして更新する。また、通知(認定通知又は認定拒絶通知)を受領したとき(通知内容のデータを取得したとき)、受領待ちのハンディキャップ認定機関からの通知の数が零になれば、ハンディキャップ記憶部28cに記憶される見込ハンディキャップを所定の無効値に更新する。また、ユーザが見込ハンディキャップを自己のハンディキャップとして競技会に参加申込みしている場合、その後に受領した認定通知に含まれる認定ハンディキャップを電子メール形式でユーザに通知する。こうすれば、見込ハンディキャップを自己のハンディキャップとして競技会に参加申込みしていたユーザが、無事に新たな認定ハンディキャップを取得できたことを速やかに知ることができる。
図12は、スコア登録処理部20によるスコア登録処理を示すフロー図である。同図に示す処理は、ユーザ装置16がスコア登録画面のデータにおいて登録ボタンを押下した場合に実行される処理であり、まずスコア登録処理部20はスコアデータをユーザ装置16から受信して、ユーザ装置16を使用するユーザのユーザIDに関連づけてスコア履歴記憶部28bに記憶されたスコア履歴に、受信したスコアデータを追加する(S101)。次に、受信したスコアデータがハンディキャップの計算に用いることができるものか否かを判断する(S102)。具体的には、スコアデータに含まれるコースIDを読み出し、このコースIDに関連づけてコースデータ記憶部28eにコースレートが記憶されているか否かを判断する。そして、コースレートが記憶されていなければ、ハンディキャップの計算に用いることができないと判断する。その他、全ホールの打数が記憶されていない等、スコアデータに不足がある場合にも、ハンディキャップの計算に用いることができないと判断する。ハンディキャップの計算に用いることができない場合には、処理フラグに2を設定し(S106)、処理を終了する。一方、受信したスコアデータがハンディキャップの計算に用いることができるものである場合、見込ハンディキャップ計算部20aは見込ハンディキャップの計算を上述のようにして実行し、計算された見込ハンディキャップをハンディキャップ記憶部28cに上書きして記憶する(S103)。さらに、ハンディキャップ申請部20bは、ハンディキャップ申請データを生成し、これを電子メール形式でハンディキャップ認定機関装置14に送信する(S104)。その後、受信したスコアデータの処理フラグを0に設定し、処理を終了する(S105)。
図13及び図14は、通知受領部26による通知受領処理を示すフロー図である。同図に示す処理は、ハンディキャップ認定機関装置14から認定通知又は認定拒絶通知を電子メール形式で受信した場合、或いは認定通知又は認定拒絶通知を郵送で受領してその内容をオペレータが入力した場合に実行される。この処理では、まず受領した通知が認定通知であるか否かを判断する(S201)。認定通知であるか否かは、通知に特定情報が含まれているか否かにより容易に判断できる。そして、認定通知であれば、次に通知に含まれるハンディキャップの数値を認定ハンディキャップとしてハンディキャップ記憶部28cに上書きして記憶させる(S202)。そして、認定通知に係るユーザのユーザIDに関連づけられたスコア履歴に含まれる、同認定通知に対応するスコアデータの処理フラグを1に設定する(S203)。認定通知に対応するスコアデータは、例えば処理フラグが0に設定されたスコアデータのうち最も古い日付を含むものである。或いは、認定通知に、プレイ日などのスコアデータを特定する情報が含まれていれば、同情報に対応するスコアデータを認定通知に対応するスコアデータと判断してよい。
次に、認定通知に係るユーザのユーザIDに関連づけられたスコア履歴において、処理フラグが0に設定されたスコアデータが零になったか否かを判断する(S204)。零になっていればハンディキャップ記憶部28cに記憶されている見込ハンディキャップに無効値を設定する(S205)。一方、零になっていなければ、S205の処理をスキップする。
次に、認定通知に係るユーザのユーザIDに関連づけて、申込済競技会記憶部28dに開催前の競技会のデータが記憶されているか否かを判断する(S206)。記憶されていなければ、ユーザに対して「ハンディキャップ認定機関よりハンディキャップが認定されました。新たな認定ハンディキャップは”XX”です。」(XXは認定通知に含まれる認定ハンディキャップ)などのメッセージを含む電子メールを送信し(S209)、処理を終了する。なお、電子メールアドレスはユーザ基本情報記憶部28aに記憶されている。
一方、開催前の競技会のデータが記憶されていれば、申込済競技会のデータに含まれる申込ハンディキャップとして、認定通知に含まれる認定ハンディキャップの値を上書きして記憶し、さらに見込申込フラグに0を設定する(S207)。そして、ユーザに対して「新たな認定ハンディキャップは”XX”です。次回の競技会の際には忘れずに申告して下さい。」(XXは認定通知に含まれる認定ハンディキャップ)などのメッセージを含む電子メールを送信し(S208)、処理を終了する。なお、S208では、申込済競技会のデータに含まれる競技会IDを元に、競技会データ記憶部28fから電子メールアドレスを読み出し、この電子メールアドレス(申込済みの競技会に係る競技会関係者装置12の宛先)に宛てて、「○○氏のハンディキャップが”XX”に更新されました。」(○○は認定通知に係るユーザの氏名、XXは認定通知に含まれる認定ハンディキャップ)などのメッセージを含む電子メールを送信してもよい。こうすれば、競技会関係者に競技会参加者の最新の認定ハンディキャップを通知することができる。
次に、S201において、受領した通知が認定通知でなければ、認定通知に係るユーザのユーザIDに関連づけられたスコア履歴に含まれる、同認定通知に対応するスコアデータの処理フラグを2に設定する(S210)。認定通知に対応するスコアデータは、上述のように、例えば処理フラグが0に設定されたスコアデータのうち最も古い日付を含むものであってよい。或いは、認定通知に、プレイ日などのスコアデータを特定する情報が含まれていれば、同情報を含むスコアデータを認定通知に対応するスコアデータと判断してよい。
次に、認定通知に係るユーザのユーザIDに関連づけられたスコア履歴において、処理フラグが0に設定されたスコアデータが零になったか否かを判断する(S211)。零になっていればハンディキャップ記憶部28cに記憶されている見込ハンディキャップに無効値を設定する(S212)。一方、零になっていなければ、S212の処理をスキップする。
次に、認定通知に係るユーザのユーザIDに関連づけて、申込済競技会記憶部28dに開催前の競技会のデータが記憶されているか否かを判断する(S213)。記憶されていなければ、ユーザに対して「ハンディキャップ認定機関よりハンディキャップの認定が拒絶されました。現在の認定ハンディキャップは”YY”です。」(YYはハンディキャップ記憶部28cに記憶されている認定ハンディキャップ)などのメッセージを含む電子メールを送信し(S217)、処理を終了する。
一方、開催前の競技会のデータが記憶されていれば、申込済競技会のデータに含まれる見込申込フラグが1に設定されているか否かを判断する(S214)。見込申込フラグが1に設定されていなければ、ユーザに対して「ハンディキャップ認定機関よりハンディキャップの認定が拒絶されました。現在の認定ハンディキャップは”YY”です。」(YYはハンディキャップ記憶部28cに記憶されている認定ハンディキャップ)などのメッセージを含む電子メールを送信し(S217)、処理を終了する。
一方、見込申込フラグが1に設定されていれば、申込済競技会のデータに含まれる申込ハンディキャップとして、ハンディキャップ記憶部28cに既に記憶されている認定ハンディキャップの値を上書きして記憶し、さらに見込申込フラグに0を設定する(S215)。そして、ユーザに対して「ハンディキャップ認定機関よりハンディキャップの認定が拒絶されました。現在の認定ハンディキャップは”YY”です。次回の競技会の際には忘れずに申告して下さい。」(YYはハンディキャップ記憶部28cに記憶されている認定ハンディキャップ)などのメッセージを含む電子メールを送信し(S216)、処理を終了する。なお、S216では、申込済競技会のデータに含まれる競技会IDを元に、競技会データ記憶部28fから電子メールアドレスを読み出し、この電子メールアドレス(申込済みの競技会に係る競技会関係者装置12の宛先)に宛てて、「○○氏のハンディキャップが”YY”に変更されました。」(○○は認定通知に係るユーザの氏名、YYはハンディキャップ記憶部28cに記憶される認定ハンディキャップ)などのメッセージを含む電子メールを送信してもよい。こうすれば、競技会関係者に競技会参加者の正しい認定ハンディキャップを通知することができる。
図15は、競技会申込部22による競技会申込処理を示すフロー図である。競技会申込処理は、図3に示す競技会選択画面においてユーザがいずれかの競技会を選択する操作を行った場合に実行される処理である。この処理では、まずユーザの見込ハンディキャップ及び認定ハンディキャップをハンディキャップ記憶部28cから読み出す(S301)。さらに、選択された競技会の競技会データを競技会データ記憶部28fから読み出し、該競技会データに含まれる参加条件を、S301で読み出されたいずれかのハンディキャップが満足するか否かを判断する(S302)。いずれのハンディキャップも参加条件を満たさなければ、申込拒絶の旨のメッセージを含む画面のデータをユーザ装置16に返信して(S307)、処理を終了する。
一方、いずれかのハンディキャップが参加条件を満たしていれば、図4に示す競技会申込画面のデータをユーザ装置16に送信する(S303)。ここで、ユーザ装置16から、競技会申込画面に含まれるキャンセルボタンが押下された旨のデータが送信されてくれば(S304)、処理を終了する。一方、申込ボタンが押下された旨のデータが送信されてくれば(S304)、ユーザ装置16から送信されるデータに含まれる、競技会ID、申込ハンディキャップ、見込申込フラグをユーザIDに関連づけて申込済競技会記憶部28dに記憶させる(S305)。そして、競技会申込部22は、参加申込データを生成し、これを電子メール形式で競技会関係者装置12に送信する(S306)。
図16は、競技会前日処理部24による競技会前日処理を示すフロー図である。ゴルフ管理システム10は、競技会データ記憶部28fに記憶される競技会の開催日の前日の所定時刻の到来を監視しており、この時刻が到来したときに同図に示される競技会前日処理が実行される。この処理では、全ユーザの申込済競技会のデータを参照して、見込申込フラグが1のままとなっている申込済競技会のデータがあるか否かを判断する(S401)。そのようなデータがなければ、処理を終了する。
一方、見込申込フラグが1のままとなっている申込済競技会のデータがあれば、そのデータに含まれる申込ハンディキャップとして、ハンディキャップ記憶部28cに既に記憶されている認定ハンディキャップの値を上書きして記憶し、さらに見込申込フラグに0を設定する(S402)。そして、ユーザに対して「ハンディキャップ認定機関よりハンディキャップの認定がされておりません。現在の認定ハンディキャップは”YY”です。明日の競技会の際には忘れずに申告して下さい。」(YYはハンディキャップ記憶部28cに記憶されている認定ハンディキャップ)などのメッセージを含む電子メールを送信し(S403)、処理を終了する。なお、S403では、申込済競技会のデータに含まれる競技会IDを元に、競技会データ記憶部28fから電子メールアドレスを読み出し、この電子メールアドレス(申込済みの競技会に係る競技会関係者装置12の宛先)に宛てて、「○○氏のハンディキャップが”YY”に変更されました。」(○○は認定通知に係るユーザの氏名、YYはハンディキャップ記憶部28cに記憶される認定ハンディキャップ)などのメッセージを含む電子メールを送信してもよい。こうすれば、競技会関係者に競技会参加者の正しい認定ハンディキャップを通知することができる。
以上説明した実施形態によれば、ゴルフ競技会への参加申込み時に、ハンディキャップ認定機関により認定された認定ハンディキャップ、及び該機関により未だ認定されていない見込ハンディキャップをユーザに適切に通知することができる。このため、これらのハンディキャップを、自分が競技会に参加すべきか否かの判断材料にすることができる。また、見込ハンディキャップにて競技会に参加申込みが可能であり、ユーザはより多くのゴルフ競技会への参加機会が得られる。
20 スコア登録処理部、20a 見込ハンディキャップ計算部、20b ハンディキャップ申請部、22 競技会申込部、24 競技会前日処理部、26 通知受領部、28 記憶部。

Claims (9)

  1. ユーザのゴルフのスコアを受信するスコア受信手段と、
    受信される前記ユーザのスコアを順次記憶するスコア履歴記憶手段と、
    所定の中立機関により認定された前記ユーザのハンディキャップを認定ハンディキャップとして記憶するとともに、前記中立機関により未だ認定されていない前記ユーザのハンディキャップを見込ハンディキャップとして記憶するハンディキャップ記憶手段と、
    前記ユーザのスコアを受信する場合に、前記中立機関に送られる申請データを生成する申請データ生成手段と、
    前記ユーザのスコアを受信する場合に、前記スコア履歴記憶手段に記憶される前記ユーザのスコアに基づいて前記ユーザの前記見込ハンディキャップを算出するとともに、前記ハンディキャップ記憶手段に記憶される前記見込ハンディキャップを更新する見込ハンディキャップ更新手段と、
    前記中立機関からの通知に含まれる前記認定ハンディキャップにより、前記ハンディキャップ記憶手段に記憶される前記認定ハンディキャップを更新する認定ハンディキャップ更新手段と、
    受領待ちの状態の前記中立機関からの通知の数が零であるか否かを判断する受領待ち通知数判断手段と、
    前記ハンディキャップ記憶手段に記憶される前記認定ハンディキャップを前記ユーザに通知するとともに、受領待ちの状態の前記中立機関からの通知の数が零でない場合に前記ハンディキャップ記憶手段に記憶される前記見込ハンディキャップを前記ユーザに通知するハンディキャップ通知手段と、
    を含むゴルフハンディキャップ管理システム。
  2. 請求項1に記載のゴルフハンディキャップ管理システムにおいて、
    前記スコア履歴記憶手段は、前記各スコアに関連づけて、前記中立機関から通知を受領したか否かを示す情報を記憶し、
    前記受領待ち通知数判断手段は、前記スコア履歴記憶手段に記憶される前記情報に基づいて、受領待ちの状態の前記中立機関からの通知の数が零であるか否かを判断する、
    ゴルフハンディキャップ管理システム。
  3. 請求項1又は2に記載のゴルフハンディキャップ管理システムにおいて、
    受領待ちの前記中立機関からの通知の数が零の場合に、前記ハンディキャップ記憶手段に記憶される前記見込ハンディキャップが所定値に更新され、
    前記ハンディキャップ通知手段は、前記ハンディキャップ記憶手段に記憶される前記見込ハンディキャップが前記所定値である場合に、前記見込ハンディキャップを前記ユーザに通知しない、
    ゴルフハンディキャップ管理システム。
  4. 請求項1乃至3のいずれかに記載のゴルフハンディキャップ管理システムにおいて、
    前記ユーザからの要求に応じて、前記ハンディキャップ記憶手段に記憶される前記見込ハンディキャップ又は前記認定ハンディキャップを含む、ゴルフ競技会への参加申込データを生成する参加申込データ生成手段をさらに含む、
    ゴルフハンディキャップ管理システム。
  5. 請求項4に記載のゴルフハンディキャップ管理システムにおいて、
    前記参加申込データに前記見込ハンディキャップが含まれる場合に、前記競技会の開催前に前記中立機関からの通知を受領すれば、該通知に含まれる前記認定ハンディキャップを前記ユーザに通知する手段をさらに含む、
    ゴルフハンディキャップ管理システム。
  6. 請求項4又は5に記載のゴルフハンディキャップ管理システムにおいて、
    前記参加申込データに前記見込ハンディキャップが含まれる場合に、前記競技会の開催前に前記中立機関からの通知を受領しなければ、前記ハンディキャップ記憶手段に記憶される前記認定ハンディキャップを前記ユーザに通知する手段をさらに含む、
    ゴルフハンディキャップ管理システム。
  7. 請求項4乃至6のいずれかに記載のゴルフハンディキャップ管理システムにおいて、
    前記競技会の参加条件を記憶する参加条件記憶手段をさらに含み、
    前記参加申込データ生成手段は、前記ハンディキャップ記憶手段に記憶される前記見込ハンディキャップ並びに前記認定ハンディキャップと、前記参加条件記憶手段に記憶される前記参加条件と、に基づいて、前記参加申込データの生成を制限する、
    ゴルフハンディキャップ管理システム。
  8. ユーザのゴルフのスコアを受信するステップと、
    受信される前記ユーザのスコアをスコア履歴記憶手段に順次記憶させるステップと、
    前記ユーザのスコアを受信する場合に、中立機関に送られる申請データを生成するステップと、
    前記ユーザのスコアを受信する場合に、前記スコア履歴記憶手段に記憶される前記ユーザのスコアに基づいて前記ユーザの見込ハンディキャップを算出するとともに、ハンディキャップ記憶手段に記憶される前記見込ハンディキャップを更新するステップと、
    前記中立機関からの通知に含まれる認定ハンディキャップにより、前記ハンディキャップ記憶手段に記憶される前記認定ハンディキャップを更新するステップと、
    受領待ちの状態の前記中立機関からの通知の数が零であるか否かを判断するステップと、
    前記ハンディキャップ記憶手段に記憶される前記認定ハンディキャップを前記ユーザに通知するとともに、受領待ちの状態の前記中立機関からの通知の数が零でない場合に前記ハンディキャップ記憶手段に記憶される前記見込ハンディキャップを前記ユーザに通知するステップと、
    を含むゴルフハンディキャップ管理方法。
  9. ユーザのゴルフのスコアを受信するステップと、
    受信される前記ユーザのスコアをスコア履歴記憶手段に順次記憶させるステップと、
    前記ユーザのスコアを受信する場合に、中立機関に送られる申請データを生成するステップと、
    前記ユーザのスコアを受信する場合に、前記スコア履歴記憶手段に記憶される前記ユーザのスコアに基づいて前記ユーザの見込ハンディキャップを算出するとともに、ハンディキャップ記憶手段に記憶される前記見込ハンディキャップを更新するステップと、
    前記中立機関からの通知に含まれる認定ハンディキャップにより、前記ハンディキャップ記憶手段に記憶される前記認定ハンディキャップを更新するステップと、
    受領待ちの状態の前記中立機関からの通知の数が零であるか否かを判断するステップと、
    前記ハンディキャップ記憶手段に記憶される前記認定ハンディキャップを前記ユーザに通知するとともに、受領待ちの状態の前記中立機関からの通知の数が零でない場合に前記ハンディキャップ記憶手段に記憶される前記見込ハンディキャップを前記ユーザに通知するステップと、
    をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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