JP6086365B2 - 運行管理機能付きゴルフ用ナビゲーション携帯端末及びこれを備えた運行管理システム - Google Patents

運行管理機能付きゴルフ用ナビゲーション携帯端末及びこれを備えた運行管理システム Download PDF

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Description

本発明は、ゴルフ場内におけるゴルファーの位置を認識し、必要に応じてゴルファーに円滑なプレー進行を促す機能を備えたゴルフ用ナビゲーション携帯端末及び運行管理システムに関するものである。
一般に、ゴルフ場においては、数人のプレーヤーからなる各パーティを一定時間間隔で順次スタートさせながら、複数のパーティが一つのホールに集中しないように、ゴルフ場で各ホール順にプレーを円滑に進行させることが望ましいとされる。
(スロープレーの問題)
しかしながら、あるパーティのプレーが遅延すると、これだけではなく、後続のパーティのプレー全てが遅延してしまう問題(以下、「スロープレーの問題」とも呼ぶ。)は少なからず発生しており、スロープレーが起きたゴルフ場は、プレーヤーからの不評やクレームを呼び、最悪の場合は、日没でのプレーヤーへの返金も余儀なくされ、ひいてはゴルフ場へのプレーヤーからの予約数が低減してしまう問題がある。
さらに、近年は、ゴルフ場のコスト削減のためにキャディを廃止する傾向(以下、「セルフプレー化」とも呼ぶ。)があり、キャディのいない状態で各パーティのプレーを円滑に進行させることは極めて困難であり、上記問題に拍車を掛けている状況である。
(安全対策上の問題)
さらに、このセルフプレー化は、プレー中に、プレーヤーが怪我したり、落雷の恐れが生じたり、先行するパーティへ、プレーヤーが自己のボールを打ち込んでしまいそうになった場合に備えた安全対策を十分に講ずることができないことも指摘されている。つまり、セルフプレー化は、スロープレーの問題のみならず、安全対策上の課題も招来する。
(若者世代の集客促進の需要)
さらに、ゴルフ場においては、昨今、団塊の世代と呼ばれた客層が徐々に減っていく時期に差し掛かり、より若者世代の集客が得られるよう、ゴルフのエンターテイメント性を向上させることが望まれている。
(従来技術:ゴルフカート設置型中継端末を備えたシステム)
そこで、各パーティに対応して、キャディに代わる移動可能なゴルフカート(キャディカート)をゴルフ場内に多数配置し、各ゴルフカートのリアルタイムな位置をクラブハウス等の場内運行管理部署にて認識し、プレー促進のための適切な指令を発し得るゴルフ場運行管理システムが、特許文献1に開示されている。
(従来技術:ゴルフカート設置型中継端末及び携帯端末を備えたシステム)
また、上述のようなゴルフカートに設置された中継端末に加え、この中継端末とのデータ通信を行う携帯端末を利用したゴルフ場運行管理システムが、本願出願人による特許文献2に開示されている。
(従来システムの特徴・問題点)
特許文献1,2に開示の従来システムでは、中継端末とクラブハウス内のセンター装置との通信を確保するために、通常、通信範囲の広いUHF無線機が必要となる。UHF無線機を利用したシステムを導入したゴルフ場ではセンター装置と中継端末との間の通信費用は掛らないものの、システムが複雑なこともあり、初期導入コストが高額であることが問題となっている。
また、特許文献1,2に開示の従来システムでは、ゴルフカート(つまりプレー)進行の遅延の認識やプレー促進の指令を行う制御機能の中枢はクラブハウス内のセンター装置であり、中継端末や携帯端末は、データを送受信又は表示する機能しか持たない。
(従来技術:単独に測位・表示のみ行う携帯端末)
一方、特許文献3には、ゴルフ場の地図情報、プレーヤーの位置、各ホールのグリーンのセンターやエッジまでの残距離などを単に表示する携帯端末が開示されている。しかしながら、この携帯端末は、クラブハウス内のセンター装置ともゴルフカート内の中継端末ともデータ通信をすることは予定しておらず、従って、携帯端末を持ち運ぶプレーヤーのプレーが遅延した場合に警告等を表示できるような装置ではない。つまり、特許文献3に開示の携帯端末は、スロープレーの問題を抜本的に解決するものではなく、この携帯端末を持ち運ぶプレーアーがピンまでの残距離を絶えず確認することなどによって、却って、スロープレーの問題に拍車を掛ける恐れもある。
特開平3−134715号公報 特開2012−034075号公報 特開2009−183556号公報
本発明は、ゴルフ場が抱える上記問題点を解決しようとするものであり、スロープレーの発生を抑制可能な機能を備えたゴルフ用ナビゲーション携帯端末及びゴルフ場運行管理システムを安価に提供することを目的とする。
本発明のもう一つの目的は、プレーヤーへの安全対策が講じられ、かつ、ゴルフのエンターテイメント性の向上に寄与するゴルフ場運行管理システムを安価に提供することを目的とする。
本発明者は、鋭意検討した末、通常、運行管理機能を備えているセンター装置から、この運行管理機能を携帯端末側に持たせ、携帯端末とセンター装置との間のデータ通信に使用されている遠距離通信が可能なUHF無線機を除去したシステム構成(例えば、Wi−Fi接続手段等の無線LAN接続手段のみで両者間の通信を達成させるシステム構成)に想到し、このように構成すれば、スロープレーの課題を解決できることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明のゴルフ用ナビゲーション携帯端末又はゴルフ場運行管理システムは、例えば、次の構成・特徴を採用するものである。
請求項1の発明は、
ゴルフ場内を移動するゴルフ用ナビゲーション携帯端末であって、
前記携帯端末の位置を検出する位置検出手段と、
計時手段を備えた制御手段と、
前記ゴルフ場を複数分割した領域毎に生成された地図データと、前記位置検出手段によって検出された測位データと、前記計時手段によって得られた計時データと、前記領域毎のプレー遅延判断に用いるために予め定められた累積プレー許容時間を含んだ遅延管理データと、を記憶する記憶手段と、
表示手段と、
を備え、かつ、
前記制御手段は、
前記測位データと前記地図データとに基づいて、プレーの開始時刻を決定するプレー開始判定手段と、
前記携帯端末の位置する前記領域において、前記プレー開始時刻に基づいて累積プレー経過時間を随時算出し、当該累積プレー経過時間と前記累積プレー許容時間との差が所定値を超えたときに、前記表示手段に警告表示を表示させる旨の指令を前記表示手段へ送出する遅延判定手段と、
前記測位データと前記地図データとに基づいて、前記領域でのプレーが終了したことを判定するプレー終了判定手段と、
を備えた構成であることを特徴とする。
請求項2の発明においては、
前記携帯端末は、センター装置とのデータの送受信を可能にする無線LAN接続手段をさらに備え、かつ、前記無線LAN接続手段を介して、日々更新されるピン位置関連データを前記センター装置から受信することを特徴とする。
また、請求項3の発明は、
ゴルフ場内を移動する複数のゴルフ用ナビゲーション携帯端末と、前記携帯端末とインターネットを介して接続されるセンター装置及びサーバーと、を備えたゴルフ場運行管理システムであって、
前記携帯端末は、
前記携帯端末の位置を検出する位置検出手段と、
計時手段を備えた制御手段と、
前記ゴルフ場を複数分割した領域毎に生成された地図データと、前記位置検出手段によって検出された測位データと、前記計時手段によって得られた計時データと、前記領域毎のプレー遅延判断に用いるために予め定められた累積プレー許容時間を含んだ遅延管理データと、を記憶する記憶手段と、
表示手段と、
前記センター装置又は前記サーバーとのデータの送受信を可能にするインターネット送受信手段と、
を備え、かつ、
前記制御手段は、
前記測位データと前記地図データとに基づいて、プレーの開始時刻を決定するプレー開始判定手段と、
前記携帯端末の位置する前記領域において、前記プレー開始時刻に基づいて累積プレー経過時間を随時算出し、当該累積プレー経過時間と前記累積プレー許容時間との差が所定値を超えたときに、前記表示手段に警告表示を表示させる旨の指令を前記表示手段へ送出する遅延判定手段と、
前記測位データと前記地図データとに基づいて、前記領域でのプレーが終了したことを判定するプレー終了判定手段と、
を備えた構成であることを特徴とする。
請求項4の発明においては、
前記携帯端末は、前記インターネット送受信手段及び前記インターネットを介して、日々更新されるピン位置関連データを前記センター装置又は前記サーバーから受信することを特徴とする。
請求項5の発明においては、
前記携帯端末は、前記測位データを前記サーバーへ送出する位置情報送出手段と、警告端末表示制御手段と、をさらに備え、
前記サーバーは、前記携帯端末からの前記測位データに基づき、同一領域内に存在する携帯端末を特定し、特定された携帯端末に宛てて、前記同一領域内に存在する他の携帯端末に関する測位データ及び警告メッセージの少なくとも1つを含んだ警告端末関連データを送出する警告端末判定手段をさらに備え、かつ、
前記携帯端末は、前記警告端末表示制御手段にて、前記サーバーから送出された前記警告端末関連データに基づき、前記他の携帯端末に関する現在位置及び前記警告メッセージの少なくとも1つを表示させるよう前記表示手段に指令を送ることを特徴とする。
請求項6の発明においては、
前記センター装置は、記憶手段と、前記記憶手段に予め記憶された管理者メッセージを選択可能又は任意の管理者メッセージを作成可能としかつ当該管理者メッセージを前記サーバー又は前記携帯端末へ送出可能とする管理者メッセージ制御手段と、をさらに備え、かつ、
前記携帯端末は、前記センター装置から送出された前記管理者メッセージを受理し、前記表示手段に表示させるように応答する管理者メッセージ受理応答手段をさらに備えることを特徴とする。
請求項7の発明においては、
前記携帯端末は、スコアデータを作成しかつ前記サーバーへ前記スコアデータを送出するスコアデータ制御手段と、リーダーズボード表示制御手段と、をさらに備え、
前記サーバーは、前記携帯端末からの前記スコアデータに基づき、リーダーズボード関連データを作成しかつ当該リーダーズボード関連データを前記携帯端末又は前記センター装置に送出するリーダーズボード制御手段をさらに備え、かつ、
前記携帯端末は、前記サーバーから送出された前記リーダーズボード関連データを前記リーダーズボード表示制御手段にて受理し、前記表示手段にて前記リーダーズボード関連データの一部或いは全部又は前記データを解析した結果を表示させることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、基地局たるセンター装置が運行管理の主体となっていた従来のゴルフ場運行管理システムとは異なり、移動局たる携帯端末にその運行管理機能を持たせているために、従来のように、運行管理(スロープレー抑制)のために両者間のデータをプレー中に各プレーエリアを通信圏内としてカバーしながら通信させる実質的な必要性は無い。従って、従来のシステムで必要としていた中継端末や、この中継端末とセンター装置との間の長距離データ通信を可能とするUHF無線機等をゴルフカート等に設置する必要が無く、非常に簡素かつ安価な構成でスロープレーの課題を解決することが可能となる。
請求項2の発明によれば、携帯端末は、センター装置との近距離データ送受信を可能にする無線LAN接続手段をさらに備えているために、携帯端末がセンター装置の近傍に存在しているプレー開始前などのタイミングで、この無線LAN接続手段を介して、日々更新されるピン位置関連データをセンター装置から受信することができる。ゴルフ場ではピン位置を日々変更することが通常であることから、ゴルフ場の通常の運営スタイルに適切に対応させることが可能となる。
請求項3及び4の発明によれば、請求項1及び2の発明と同様の運行管理機能を携帯端末に持たせることが可能となる。
請求項5の発明によれば、サーバーにより他の携帯端末が同一領域内に存在するかを常に判定することができ、同一領域内に存在した場合には、一方の携帯端末において他の携帯端末の現在位置を表示手段に表示させたり、サーバーからの警告メッセージを表示させたりすることが可能となる。
請求項6の発明によれば、必要に応じて、センター装置側で予め用意された管理者メッセージを選択、又は任意の管理者メッセージを作成して携帯端末へ送出し、携帯端末側では、この管理者メッセージを受信し、これを表示手段にて表示させることが可能となる。
請求項7の発明によれば、各携帯端末側で各スコアデータを作成し、一方、サーバー側で各携帯端末からこれらのスコアデータを受信し、収集、解析してリーダーズボード関連データを作成して、このデータを各携帯端末又はセンター装置に送出することができる。そして、各携帯端末は、サーバーから送出されたリーダーズボード関連データを記憶・更新させるとともに、表示手段上に当該データを表示させることもできる。これにより、例えば、携帯端末を携帯したプレーヤーは、クラブハウスに戻る前(つまり、ゴルフ場でのプレーの最中)に、リアルタイムに更新されるリーダーズボードを確認することが可能になる。
実施例1における携帯端末を含んだゴルフ場運行管理システムの概要を示した構成図である。 実施例1おける携帯端末及びセンター装置の機能的な構成を示したブロック図である。 実施例1における携帯端末の主な動作を説明するフローチャートである。 実施例2における携帯端末を含んだゴルフ場運行管理システムの概要を示した構成図である。 実施例2おける携帯端末の機能的な構成を示したブロック図である。 実施例2におけるセンター装置、サーバー、及びパソコン端末の機能的な構成を示したブロック図である。
以下、本発明を図面に示す実施例に基づき説明するが、本発明は、下記の具体的な実施例に何等限定されるものではない。
(実施例1のシステム構成)
図1は、実施例1の携帯端末3を含んだゴルフ場運行管理システム1の概要をあらわす構成図である。また、図2は、実施例1における携帯端末3及びセンター装置2の機能的な構成を示したブロック図である。また、図3は、実施例1における携帯端末3の主な動作を説明するフローチャートである。
図1及び図2において、図示の符号の2はセンター装置であり、例えば、クラブハウス管理室に設置される。また、3は携帯端末であり、例えば、プレーの間、図示しないプレーヤー(パーティ)と共に移動する。
(実施例1のセンター装置の構成要素)
センター装置2は、図示しないCPU等を含んだ本体20と、本体20に接続する表示手段(例えば、モニター装置)22、同じく本体20に接続する操作手段(例えば、キーボード)25や印刷手段26(例えば、プリンタ)などを備えて構成される。なお、センター装置2の本体20には、無線LAN送受信手段としてのWi−Fi(Wireless Fidelity)送受信手段21、CPU等によって後述の機能・動作が実現される制御手段23、メモリ等によって後述の機能・動作が実現される記憶手段24などを備える。
(実施例1のセンター装置と携帯端末との通信環境)
これらのセンター装置2と携帯端末3とは、図2に示すように、無線LAN送受信手段としてのWi−Fi送受信手段21,31及び通信経路WFを介して、各種データの双方向通信を行う。なお、Wi−Fi送受信手段21,31のデータ通信には、比較的高い周波数帯(例えば、2.4GHz帯や5GHz帯)が用いられる。
(実施例1の携帯端末の構成要素)
ここで、携帯端末3には、図1に示すように、平板状の外形を成す本体30を備え、タッチパネル式などの表示手段32や操作手段36を有する携帯可能なスマートフォンやタブレットPCなどを使用することが考えられるが、必ずしもこれらに限定されない。
携帯端末3は、さらに、本体30内に内蔵されたCPU等によって後述の機能・動作が実現される制御手段33と、本体30内に内蔵されたメモリ等によって後述の機能・動作が実現される記憶手段34と、位置検出手段としてのGPS受信手段35と、を備える。
(実施例1の携帯端末の制御手段)
制御手段33は、プレーホール判定手段33aと、プレー開始判定手段33bと、遅延判定手段33cと、プレー終了判定手段33dと、現在時刻をカウントする計時手段33eの他に、残距離算出手段33fやスコアデータ制御手段33g、をそれぞれ備えている。GPS受信手段35は周知のように、人工衛星8から発信される所定の周波数の時刻信号波を受信することにより、ある時刻における携帯端末3ひいてはプレーヤーの位置(経度,緯度,高度)を測位データ34bとして制御手段33及び記憶手段34に送る。
(実施例1の携帯端末の記憶手段)
記憶手段34には、地図データ34a、前述したGPS受信手段35によって取得された測位データ34b、計時手段33eによって取得された計時データ34c、遅延管理データ34d、及びピン位置関連データ34e、操作手段36及びスコアデータ制御手段33gによって入力・作成されたスコアデータ34fなどのデータに加え、携帯端末3での各種処理を実行させる携帯端末用ソフトウェアプログラムの保存領域が形成されている。
地図データ34aは、ゴルフ場の各ホール領域(ホールエリアとも呼ぶ。)と、このホール領域をさらに分割する領域(例えば、各ホール内に部分的に点在又は専有するティー位置、フェアウェイ領域、グリーン領域など)に関する情報を含む。この地図データ34aと測位データ34bを基に、制御手段33内のプレーホール判定手段33aによって、携帯端末3の現在位置に基づきプレーヤーが現在プレー中のホールを判定し、このホールに関する地図データ34aと、測位データ34bから得られた現在位置と、を携帯端末3の表示手段32上に表示させることが可能である。
遅延管理データ34dは、各ホールに対応した予定進行時間(後述するプレー許容時間又は累積プレー許容時間)を含み、予定進行時間通りにプレーが進んでいるかどうかを遅延判定手段33cによって判定し、予定通りに進んでいない場合には表示手段32にて警告メッセージを表示させ、又は警告灯を点滅させる指令を表示手段32へ送ることができる。
ピン位置関連データ34eは、各ホールでのグリーン上のピン位置に関する情報であり、これらのピン位置は、通常、日々変更されるため、例えばセンター装置2内に操作手段25によって入力され、記憶手段24にて保管されている。従って、携帯端末3は、この日々更新されたピン位置関連データ34eを、Wi−Fi送受信手段21,31を介してセンター装置2の記憶手段24から取得して、これを自身の記憶手段34に保管するようにしてもよい。
なお、地図データ34aや遅延管理データ34dは、記憶手段34に予め組み込まれた状態にしておいてもよいし、必要に応じてWi−Fi送受信手段21,31を介してセンター装置2の記憶手段24から取得し、これらのデータ34a,34dを携帯端末3の記憶手段34に保管するようにしてもよい。
(実施例1のシステムの動作・作用: ステップS1)
次に、図2及び図3を参照しながら、上記構成(特に本発明に関連する携帯端末3)の動作乃至作用について説明する。
(ピン位置関連データの更新、携帯端末への送出)
先ず、ゴルフ場内においてプレーヤーがプレーを開始する場合、先ず、クラブハウス内のセンター装置2の近傍(つまり、Wi−Fi送受信手段21,31の通信範囲内)に立ち寄り、携帯端末3を受け取る。この携帯端末3を受け取る際、センター装置2の管理者などが操作手段25を適宜操作することによって、ゴルフ場において日々更新されかつ記憶手段24に保管されたピン位置関連データ34eが、Wi−Fi送受信手段21,31を介して、センター装置2から携帯端末3へ送出される(ステップS1)。携帯端末3に送られたピン位置関連データ34eは、携帯端末3の記憶手段34で保管される。
なお、ゴルフ場に関する地図データ34aや遅延管理データ34dが記憶手段34に予め記憶されていない場合や、センター装置2にて更新された上記データ34a,34dを取得したい場合など必要に応じて、これらのデータ34a,34dを上述のピン位置関連データ34eを送出するタイミングと略同じタイミングでセンター装置2から携帯端末3へ送出するようにしてもよい。
(プレー中のホールの判定: ステップS2)
次に、携帯端末3の測位データ34bに基づき、プレーヤーの現在位置(つまり、これからプレーを行うホール、以下「プレーホール」とも呼ぶ。)を判定する(ステップS2)。
(プレー開始時間の決定: ステップS3)
そして、ステップS2で判定されたプレーホールに関する測位データ34bから得られた携帯端末3の現在位置が当該ホールのティー位置近傍のエリア内に入った時に当該ホールでのプレー開始時刻を決定する(ステップS3)。つまり、ステップS3によって、携帯端末3において当該プレーホールにてプレーが開始されたことが認識される。
ステップS2及びS3について以下の説明を補足する。ゴルフは、通常、第1ホールから第9ホールまでのアウト(GOING OUT)と、第10ホールから第18ホールまでのイン(COMING IN)と、に分けてプレーが行われる。もし、携帯端末3を持ち運ぶプレーヤーが、アウト又はインの最初のホールに居るときから、この携帯端末3の電源をONにしていた場合、ステップS2及びS3で判定されるプレーホール及びティー位置は、第1ホール又は第10ホール(つまり、プレー最初のホール)及びこれに関連したティー位置情報となる。
しかしながら、前述のプレーヤーが、アウト又はインの最初のホールでのプレー開始前に携帯端末3の電源を入れ忘れている場合も想定され、この場合には、その後に電源を入れた時点での携帯端末3(つまりプレーヤー)の現在位置に基づいて、プレーホールやプレー開始時刻が決定される(ステップS2,S3)。
(累積プレー許容時間TS1の算出: ステップS4)
さらに、遅延管理データ34dに含まれる当該ホールでのプレー許容時間T(例えば、ゴルフ場管理者側で予め任意に設定可)に、当該ホール以降の各プレー許容時間Tを積算していくことで、当該ホール及び当該ホール以降の各ホールでの累積プレー許容時間TS1を算出する(ステップS4)。
(プレー経過時間T及び累積プレー経過時間TS2の算出: ステップS5,S6)
一方、ステップS3で決定されたプレー開始時刻と計時データ34cにおける現在時刻との差に基づいてプレー経過時間Tを随時算出する(ステップS5)。さらに、このホールでのプレー経過時間Tに、それ以前の全てのホールでのプレー経過時間Tを積算した累積プレー経過時間TS2を随時算出する(ステップS6)。
なお、現在のプレーホールが、携帯端末3の電源をONにして最初に判別したホールであった場合には、それ以前でプレーしたホールに関するプレー経過時間T等に関する情報が記憶されていないため、プレー経過時間Tと累積プレー経過時間TS2とは同一となる。
(累積プレー経過時間TS2と累積プレー許容時間TS1との比較: ステップS7,S8)
そして、累積プレー経過時間TS2が、遅延管理データ34dのうち、ステップS4にて当該ホールに割り当てられた累積プレー許容時間TS1を超えていないか否かを判別する(ステップS7)。TS1とTS2との差(TS1−TS2)が所定値を超過した場合には、遅延判定手段33cは、表示手段32上で当該携帯端末3を持ち運ぶプレーヤーに対してプレーが遅延していることを知らせるメッセージ又は点滅信号等の警告表示を行う旨の指令を表示手段32へ送出する(ステップS8)。
(携帯端末3がホールエリア外に出ているかの判定: ステップS9)
次に、測位データ34bの現在位置が、当該ホールが占有するホールエリアを出たか否かを判別する(ステップS9)。このホールエリアを出ていない場合には、プレー中であると認識し、各種時間T,TS2の計測(更新)を続け、ステップS5〜S8の処理を繰り返す。
(プレー終了時刻の決定及び最終ホールか否かの判定: ステップS10,S11)
このホールエリアの外へ出たと認識した場合、プレー終了判定手段33dにより、その認識した時刻を当該ホールのプレー終了時刻として決定する(ステップS10)。さらに、プレー終了判定手段33dは、ステップS10によってプレー終了と判定された当該ホールが最終ホール(例えば、第9ホール、第18ホール)であるか否かを判別する(ステップS11)。
プレー終了判定手段33dが最終ホールではないと判定した場合は、上述のステップS2〜S11の処理を繰り返す。この際、ステップS6での累積プレー経過時間TS2は、それ以前の累積プレー経過時間TS2に、ステップS5で随時算出された当該ホールでのプレー経過時間Tを加算したものとなる。
一方、プレー終了判定手段33dが最終ホールであると認識した場合には、全てのプレーが終了したものと判断し、一連のステップS1〜S10を終了する。なお、この際に、表示手段32上にプレー終了を表示させる旨の指令をプレー終了判定手段33dから表示手段32に送出するようにしてもよい。
(遅延管理データの一例)
遅延管理データ34dの一例として、以下の表1を挙げる。各ホールには、地図データ34aを基に各ホールに割り当てられたエリア情報A1〜A9やプレー許容時間T及び累積プレー許容時間TS1が割り当てられている。そして、上述のステップS5及びS6により、プレー経過時間T及び累積プレー経過時間TS2のカウントが開始され、これらの情報も随時、遅延管理データ34dの一部として遅延判定手段33cにより随時更新され、記憶手段34により随時保管される。
Figure 0006086365
この表1の例では、プレーヤーが第1ホールから第9ホールまでのアウトでプレーを行い、かつ、第2ホールのプレーを始める前に携帯端末3の電源をONにし、プレーホールが第3ホールであることを想定している。既にプレーが終わった第1ホールでは、携帯端末3を起動していなかったため、プレー経過時間T及び累積プレー経過時間TS2等の欄は利用不可能(N/A: NOT AVAILABLE)と表示している。
第2ホールでは、携帯端末3がプレーホールと判定した最初のホールであり、当該ホールに費やしたプレー経過時間T及び累積プレー経過時間TS2はそれぞれ5分となり、累積プレー経過時間TS2とこれに対応する累積プレー許容時間TS1(表1では「10分」)との差が所定値を超えなかったため(例えば、表1に示すように、上記の差を(TS1−TS2)としかつ上記所定値を「−5分」に設定した場合は、この差がこの所定値以下とならなかったため)、警告指令が出されなかったことが分かる(表1中の最終段に示した判定欄の「OK」を参照)。
しかしながら、現在プレー中の第3ホールでは、35分と大幅な累積プレー経過時間TS2が掛り、累積プレー許容時間TS1との差が所定値(例えば、表1の下から2段目の欄の「−5」を参照)を超えた時点から警告指令が遅延判定手段33cから表示手段32へ通知されることになる。
(遅延管理データの有効利用の例)
なお、ステップS5及びS6で得られたホール毎のプレー経過時間Tや累積プレー経過時間TS1を遅延管理データ34dの一部として記憶手段34に保管するようにしてもよい。さらに、これらの時間T,TS1を含んだ遅延管理データ34dを、Wi−Fi送受信手段21,31を介して、携帯端末3からセンター装置2へ送出し、印刷手段26にて印刷させるようにしてもよい。このような機能を持たせることによって、携帯端末3を利用したプレーヤーやパーティが、累積プレー許容時間TS1内でプレーを行ったことを簡単かつ客観的に証明することができ、この証明を基にゴルフ場が当該パーティに特典を付与するようなことも可能になる。
(スコアデータ制御手段の機能)
また、携帯端末3の操作手段36、スコアデータ制御手段33g及び記憶手段34等を用いて、各プレーヤーの各ホールでのスコアデータ34fを入力及び記憶させておくようにしてもよい。この場合、アウト又はインの全てのプレー終了後にクラブハウスのセンター装置2近傍に戻った際に、Wi−Fi送受信手段21,31を介して、スコアデータ34fを携帯端末3からセンター装置2へ送出し、記憶手段24に保管し、このスコアデータ34fを表示手段22や印刷手段26にて表示又は印刷させるようにしてもよい。さらに制御手段23において、このスコアデータ34fと他の携帯端末3から得られたスコアデータ34fとを解析(例えば、収集、順位づけ)し、この解析情報を表示手段22や印刷手段26にて印刷させるようにしてもよい。
(残距離算出手段の機能)
また、残距離算出手段33fでは、ピン位置関連データ34eと地図データ34aと測位データ34bとを記憶手段34から取得し、プレーホールでのグリーン上のピン位置から携帯端末3までに残存する距離、グリーン手前位置から携帯端末3までに残存する距離等を算出し、これらの算出結果を表示手段32にて表示させることができる。
このように実施例1では、携帯端末3の位置を検出する位置検出手段としてのGPS受信手段35と、計時手段33eを備えた制御手段33と、ゴルフ場を複数分割した領域としてのホールエリアAd(A1〜A18)毎に生成された地図データ34aと、GPS受信手段35によって検出された測位データ34bと、計時手段33eによって得られた計時データ34cと、ホールエリア領域Ad毎のプレー遅延判断に用いるために予め定められた累積プレー許容時間TS1を含んだ遅延管理データ34dと、を記憶する記憶手段34と、表示手段32と、を備えている。
ここで、制御手段33は、測位データ34bと地図データ34aとに基づいて、プレーの開始時刻を決定するプレー開始判定手段33bを備える。さらに、制御手段33は、携帯端末3の位置するホールエリアAdにおいて、前記プレー開始時刻に基づいて累積プレー経過時間TS2を随時算出し、当該累積プレー経過時間TS2と累積プレー許容時間TS1との差が所定値を超えたときに、表示手段32上の表示画面にて警告表示を表示させる旨の指令を表示手段32へ送出する遅延判定手段33cを備える。さらに、制御手段33は、測位データ34bと地図データ34aとに基づいて、ホールエリアAdでのプレーが終了したことを判定するプレー終了判定手段33dを備えることを特徴とする。
以上の実施例1の構成の携帯端末3によれば、基地局たるセンター装置が運行管理の主体となっていた従来のゴルフ場運行管理システムとは異なり、移動局たる携帯端末3にその運行管理機能を持たせているために、運行管理(スロープレー抑制)のために両者間のデータをプレー中に通信させる実質的な必要性は無い。従って、従来のシステムで必要としていた中継端末や、この中継端末とセンター装置との間の長距離データ通信を可能とするUHF無線機等をゴルフカート等に設置する必要が無く、非常に簡素かつ安価な構成でスロープレーの課題を解決することが可能となる。
実施例1においては、携帯端末3は、センター装置2とのデータの送受信を可能にする無線LAN接続手段としてのWi−Fi送受信手段31をさらに備え、かつ、Wi−Fi送受信手段31を介して、日々更新されるピン位置関連データ34eをセンター装置から受信することが好ましい。
これにより、携帯端末3は、センター装置2との近距離データ送受信を可能にする無線LAN接続手段をさらに備えているために、携帯端末3がセンター装置2の近傍に存在しているプレー開始前などのタイミングで、この無線LAN接続手段を介して、日々更新されるピン位置関連データ34eをセンター装置2から受信することができる。ゴルフ場ではピン位置を日々変更することが通常であることから、ゴルフ場の通常の運営スタイルに適切に対応させることが可能となる。また、実施例1のシステム1では、電気通信回線やUHF等の通信手段の接続に対応させる必要がないため、運行管理システムを配備しようとするゴルフ場等は、従来のような複雑なシステムを導入する必要もないし、各携帯端末の運行に必要した通信費用も捻出する必要がない。
(実施例2: 携帯電話回線を利用可能な携帯端末を備えたゴルフ場運行管理システム)
図4は、実施例2のゴルフ場運行管理システム1の概要をあらわす構成図である。図4と図1とを参照すれば明らかなように、実施例2のシステム1は、センター装置2及び携帯端末3(3A)の他にサーバー4をさらに備え、このインターネット6と、センター装置2又は携帯端末3との間は電気通信回線5で接続されている。なお、インターネット6には、ゴルフ場内を移動する他の携帯端末3Bやゴルフ場以外に配置されたパソコン端末7が接続されていてもよい。
ここで、インターネット6と携帯端末3A,3Bとの間を接続する電気通信回線5A,5Bとしては携帯電話回線が利用される。インターネット6と、センター装置2、サーバー4、又はパソコン端末7との間を接続する電気通信回線5C,5D,5Eとしては、携帯電話回線のみならず通常の電話網も利用可能である。
なお、実施例2のシステム1も実施例1のシステム1と同様に、各携帯端末3A,3Bの側に運行管理機能を持たせている点に留意されたい。従って、実施例2のセンター装置2にも、ゴルフのプレーの間中、各携帯端末3A,3Bの運行状況を監視させ、遅延の判断をさせたりする機能を持たせる必要は無い(実施例1同様に、この点が従来の運行管理システムと大きく異なる)。
図5及び図6に、実施例2における携帯端末3(例えば、3A)、センター装置2、サーバー4、及びパソコン携帯端末7の機能的な構成を示す。実施例2の携帯端末3は、実施例1にて説明したのと同様な機能を発揮するGPS受信手段35、操作手段36、制御手段33、記憶手段34、及び表示手段32を備える。また、制御手段33は、実施例1で述べた各手段33a〜33gと同様の機能を発揮する手段33a〜33gを備える。これらの手段33a〜33gが果たす機能や動作については、実施例1で説明済みであるため、重複した説明を省略する。
(実施例2のシステムの特徴)
次に、実施例2のシステム構成において、実施例1の場合と異なる点について説明する。実施例2における携帯端末3(基本的には、複数台の携帯端末3A,3Bを前提)は、実施例1の無線LAN手段31に替えて、携帯電話回線5A,5Bひいてはインターネット6に接続するインターネット送受信手段37をさらに備える。
また、実施例2では、携帯端末3の制御手段33は、主に運行管理機能を発揮する上述の各手段33a〜33g(図5では、説明の便宜上、これらの手段をまとめて「運行管理手段」として示す。)の他に、位置情報送出手段33h、警告端末表示制御手段33i、管理者メッセージ受理応答手段33j、リーダーズボード表示制御手段33k、をさらに備えていてもよい。
また、実施例2では、携帯端末3の記憶手段34には、実施例1で説明した各種のデータ34a〜34fの他に、他端末位置データ34g、管理者メッセージ関連データ34h、リーダーズボード関連データ34i、がさらに記憶されていてもよい。
一方、図6に示すように、サーバー4は、インターネット送受信手段41、制御手段42、記憶手段43を備える。制御手段42には、警告端末判定手段42a、リーダーズボード制御手段42b、会員登録制御手段42cなどが設けられている。
また、サーバー4の記憶手段43には、地図データ43a、全端末測位データ43b、遅延管理データ43c、ピン位置関連データ43d、全警告端末関連データ43e、全スコアデータ43f、リーダーズボード関連データ43g、全会員登録データ43hなどが記憶される。
一方、センター装置2は、図6に示すように、実施例1のセンター装置2と同様に、表示手段22、制御手段23、記憶手段24、操作手段25、及び印刷手段26を備えており、実施例1でこれらに対応する各手段22〜26が発揮した機能と同様の機能を発揮する。また、センター装置2は、実施例1の無線LAN手段21に替えて、電気通信回線5Dひいてはインターネット6に接続するインターネット送受信手段27をさらに備える。
さらに、パソコン端末7(例えば、ゴルフ場以外の場所に設置されるパソコン端末やタブレット端末)も電気通信回線5E及びインターネット6を介して、前述のサーバー4に接続されていてもよい。このパソコン端末7には、電気通信回線5Eひいてはインターネット6に接続するインターネット送受信手段71と、表示手段72、制御手段73、記憶手段74、操作手段75を備える。この制御手段73には、例えば、会員登録情報制御手段73aやサーバー情報表示制御手段73bなどが設けられる。
以上のように構成されたセンター装置2、携帯端末3A,3B、サーバー4、パソコン端末7が、電気通信回線5A〜5E及びインターネット6により接続され、各種データの双方向通信を行うために、以下のような機能を発揮することが可能である。
(ピン位置関連データ、地図データ、遅延管理データのインストール)
携帯端末3A,3Bは、実施例1に示したように、ピン位置関連データ34e、地図データ34a、遅延管理データ34dを自己の記憶手段34に記憶させておいてもよいし、センター装置2の記憶手段24から取得するようにしてもよい。但し、実施例2のシステム1では、実施例1の場合と異なり、これらのデータ34a,34d,34eは、インターネット6及びインターネット送受信手段27,37を介して取得されることとなる。さらに、実施例2のシステム1では、サーバー4の記憶手段43に上記データ34a,34d,34eに対応したデータ43a,43c,43dを記憶させ、各携帯端末3A,3Bにインターネット送受信手段41,37及びインターネット6を介して上記データ43a,43c,43dを取得させるようにしてもよい。
(警告端末判定)
携帯端末3A,3Bの位置情報送出手段33hは、プレーの間中(電源を入れた状態で)、記憶手段34に記憶・更新された測位データ34b(当該端末の3A,3Bに関する現在位置を含む。)を、インターネット送受信手段37及びインターネット6を経由して、サーバー4に定期的に送出する。各携帯端末3A,3Bからの測位データ34bを受理したサーバー4は、例えば、これらのデータ34bを全端末測位データ43bとして記憶手段43に記憶する。そして、サーバー4の警告端末判定手段42aは、この全端末測位データ43bを利用して携帯端末3Aと他の携帯端末3Bとが同一の領域内(例えば、同一のホールエリア内)に存在する警告状態であるか否かを定期的に判別する。
もし、警告状態である場合には、全端末測位データ43bから、警告状態にある携帯端末3A,3Bの現在位置を含む測位データ34bや当該携帯端末3A,3Bを識別する情報(これらの測位データ34b及び識別情報を併せて「警告端末関連データ」と呼ぶ)を抽出し、これを当該携帯端末3A,3Bの一方又は双方に向けて送出する。この送出の際、記憶手段43に予め記憶された図示しない警告メッセージ(例えば、「同一ホールに他のパーティがプレー中です。」又は「他のパーティへの打ち込みに注意して下さい。」)をこの警告端末関連データに含めることも可能である。なお、記憶手段43にこれらの警告端末関連データを収集し、全警告端末関連データ43eとして記憶してもよく、必要に応じて、このデータ43eをサーバー4からセンター装置2に送出するようにしてもよい。
一方、サーバー4から携帯端末3(例えば、3A)に関連する警告端末関連データを受信した携帯端末3Aは、警告端末表示制御手段33iにて、当該携帯端末3Aと同一領域に存在する他の携帯端末3Bの現在位置や警告メッセージを自らの表示手段32にて表示する旨の指令を表示手段32に送る。これにより、当該携帯端末3Aを持ち運ぶプレーヤーは、この表示手段32上の表示により、同一領域(同一ホールエリア)に他の携帯端末3B(つまり、他のパーティ)が存在することに気付くことができるだけでなく、自分の現在位置に加え、他の携帯端末3B(つまり他のパーティ)の現在位置を知ることもできる。
さらに、実施例1にて説明した残距離算出手段33f(図2も参照)に、さらに、携帯端末3Aの現在位置から他の携帯端末3Bの現在位置までの残存距離を随時算出させ、この算出結果を表示手段32上に併せて表示させる旨の指令を表示手段32に送る追加機能を持たせてもよい。これにより、携帯端末3Aを携帯するプレーヤーは、グリーン上のピン位置までの残存距離のみならず、同一領域でプレーする他のパーティまでの距離を定量的に把握することが可能となる。
(管理者メッセージの受理応答)
また、センター装置2の制御手段23には、端末位置表示制御手段23aが設けられていてもよい。これは、サーバー4の記憶手段43に随時アクセスして、全端末測位データ43bを取得してセンター装置2の記憶手段24に保管するとともに、当該データ43bを利用して一部乃至全部の携帯端末3の現在位置を表示手段22に表示させる旨の指令を表示手段22に送ることができる。これにより、例えば、ゴルフ場の管理者は、全ての携帯端末3A,3B(つまり、全パーティ)の現在位置をまとめて表示手段22で確認することが可能となる。
また、センター装置2は、管理者メッセージ制御手段23bを備えていてもよい。管理者メッセージ制御手段23bでは、予め記憶手段24に記憶された管理者メッセージデータ24a(例えば、雷警報発令、警報後のプレー再開情報など)を選択するようにしてもよいし、操作手段25を用いて任意のメッセージを作成し、これを管理者メッセージデータ24aとして記憶手段24に保管するようにしてもよい。そして、図示しない管理者は必要に応じて、操作手段25及び管理者メッセージ制御手段23bを操作して、センター装置2からインターネット6を経由して携帯端末3A,3Bに管理者メッセージデータ24aを送出する。
管理者メッセージデータ24aを受信した携帯端末3A,3Bでは、管理者メッセージ受理応答手段33jによって、管理者メッセージデータ24aを解析して、そのメッセージに対応した内容を表示手段32に表示させる旨の指令を送るとともに、管理者メッセージ関連データ34hとして記憶手段34に保管する。
また、管理者メッセージ受理応答手段33jに、センター装置2から管理者メッセージデータ24aを複数回取得した際(例えば、最初のメッセージが「雷警報発令」であり、次のメッセージが「プレー再開」であった場合)に、計時手段33eを利用して、それぞれの受信時刻の差(最初のメッセージ24aを受理した時から次のメッセージ24aを受理した時までに経過した時間つまりプレー中断時間)を算出し、この算出結果(プレー中断時間)を遅延管理データ34dの当該ホール以降の累積プレー許容時間TS1に加算させるようにしてもよい。
(リーダーズボードの作成・表示)
また、携帯端末3A,3Bは、スコアデータ制御手段33g(図2も参照)により、各ホールのスコアデータ34fを作成し、これを記憶手段34に記憶させたり、インターネット送信手段37及びインターネット6を介して、サーバー4に送らせたりするようにしてもよい。
各携帯端末3A,3Bからそれぞれのスコアデータ34fを受信したサーバー4は、記憶手段43にて、これらのスコアデータ3A,3Bを別々又は纏めた状態にして全スコアデータ43fとして記憶させる。加えて、サーバー4は、リーダーズボード制御手段42bにて、全スコアデータ43fを解析してリーダーズボード関連データ43gを作成し、作成した当該データ43gを記憶手段43に随時記憶させたり、インターネット送信手段41及びインターネット6を経由して、各携帯端末3A,3Bやセンター装置2に当該データ43gを随時送信させたりするようにしてもよい。
サーバー4からリーダーズボード関連データ43gを受信した携帯端末3A,3B又はセンター装置2は、記憶手段34,24にて当該データ43gをリーダーズボード関連データ34j,24bとして記憶・更新させるとともに、リーダーズボード表示制御手段33k,23cにて、表示手段32,22上に当該データ34i,24bを表示させる旨の指令を表示手段32,22に送ることもできる。これにより、例えば、実施例2の携帯端末3A,3Bを携帯したプレーヤーは、クラブハウスに戻る前に、つまり、ゴルフ場でのプレーの最中に(例えば、プレー中のホールエリアにて)、表示手段32上にリアルタイムに更新されるリーダーズボードを確認することが可能になる。
(サーバーの会員登録機能)
また、サーバー4の制御手段42に会員登録制御手段42cを備えるようにしてもよい。これにより、例えば、パソコン端末7がインターネット送信手段71及びインターネット6を介してサーバー4にアクセスした際に、会員登録に必要なデータ(例えば、「氏名」や「メールアドレス」等の個人情報)の入力等の必要な操作をパソコン端末7に要求し、操作手段75等によりこの要求を満足したパソコン端末7に対してのみ会員登録を承認する会員登録データを送信する。サーバー4は、図示しない他のパソコン端末からのアクセスについても同様に処理し、各パソコン端末に関する会員登録データをまとめて全会員登録データ43hとして記憶手段43に記憶してもよい。
一方、会員登録データの返信を受けた(つまり、会員登録の承認を受けた)パソコン端末7の会員登録情報制御手段73aでは、記憶手段74に当該端末7に関する会員登録データ74aを保管する。その後、会員登録データ74aの一部のデータ(例えば、暗証番号)をサーバー4に送ることによって、リーダーズボード関連データ43gの一部又は全部をサーバー4の記憶手段43から取得し、サーバー情報表示制御手段73bにて、このデータ43gを随時表示させる旨の指令を表示手段72に送ることも可能となる。これにより、当該パソコン端末7を利用して、当該端末7から離れた場所にあるゴルフ場にて行われているプレーに関するリーダーズボードをリアルタイムに確認することが可能となる。
実施例2のこのような特徴により、ゴルフ場でのプレーにさらに関心を持つ客層が増えるとともに、ゴルフ場の運営会社がサーバー4等を管理することにより、関心を持つ客層の情報を得ることもできる。さらに、会員登録の際にダイレクトメール等の配信等を希望した会員登録者のパソコン端末7に、ダイレクトメール等を定期的に送ることもできるようになる。
なお、実施例2にて説明した携帯端末3A,3Bは、特に、プレーヤー個人所有の携帯端末(例えば、スマートフォンやタブレットPC等)であることが好ましい。これにより、従来、ゴルフ場運営会社にて従来用意していた中継端末及び携帯端末に関する専用のハードウェア及びソフトウェアを用意・購入する必要はない。各プレーヤーは自己の携帯端末を、インターネット6を介してプレー開始前に実施例2のサーバー4等に接続し、図5等に示した携帯端末3A,3Bにおける各手段を実現させるソフトウェアアプリケーションプログラム及び関連データをダウンロードすることで実施例2の携帯端末3A,3Bとして機能させることも可能である。
また、図示しないが、携帯端末3A,3Bの制御手段33に、パソコン端末7における上述の会員登録情報制御手段73aと同様の機能を発揮する手段を搭載させ、携帯端末3A,3Bの記憶手段34に、上述の会員登録データ74aと同様のデータをサーバー4から受信して保管するようにしてもよい。これにより、ゴルフ場の管理者は、例えば、携帯端末3A,3Bを所有するユーザーに対しても会員登録を行い、当該運行管理システム1へのログインを許可したり、制御したりすることができるようになる。
また、実施例2のセンター装置2や携帯端末3A,3Bには、インターネット送受信手段37の他に、実施例1で説明したような無線LAN接続手段(Wi−Fi送受信手段21,31)を備えていてもよい。これにより、実施例2のシステム1を導入しようとするゴルフ場の大半のホールが導入時点で携帯電話回線の通信圏内に入っていなくとも、実施例1のシステム1で得られるような運行管理機能を実現することができ、その後、当該ゴルフ場に携帯電話網が普及した時点で、実施例2の追加的な機能やメリットを享受することができるようになる。
なお、上述の実施例1,2においては、運行管理処理を行うにあたってゴルフ場の各ホールエリアを分割領域の単位としたが、必ずしもこの例示に限定されず、このホールエリアよりもさらに細分化された小さな領域(例えば、グリーン領域、フェアウェイ領域)を単位にして運行管理を行うようにしてもよい。
1 運行管理システム
2 センター装置
3 ゴルフ用ナビゲーション携帯端末
31 無線LAN接続手段(Wi−Fi送受信手段)
32 表示手段
33 制御手段
34 記憶手段
35 位置検出手段(GPS受信手段)
33b プレー開始判定手段
33c 遅延判定手段
33d プレー終了判定手段
33e 計時手段
34a 地図データ
34b 測位データ
34c 計時データ
34d 遅延管理データ
34e ピン位置関連データ
36 操作手段
37 インターネット送受信手段
Ad ゴルフ場内を分割された領域(ホールエリア)の情報
S1 累積プレー許容時間
S2 累積プレー経過時間

Claims (7)

  1. ゴルフ場内を移動するゴルフ用ナビゲーション携帯端末であって、
    前記携帯端末の位置を検出する位置検出手段と、
    計時手段を備えた制御手段と、
    前記ゴルフ場を複数分割した領域毎に生成された地図データと、前記位置検出手段によって検出された測位データと、前記計時手段によって得られた計時データと、前記領域毎のプレー遅延判断に用いるために予め定められた累積プレー許容時間を含んだ遅延管理データと、を記憶する記憶手段と、
    表示手段と、
    を備え、かつ、
    前記制御手段は、
    前記測位データと前記地図データとに基づいて、プレーの開始時刻を決定するプレー開始判定手段と、
    前記携帯端末の位置する前記領域において、前記プレー開始時刻に基づいて累積プレー経過時間を随時算出し、当該累積プレー経過時間と前記累積プレー許容時間との差が所定値を超えたときに、前記表示手段に警告表示を表示させる旨の指令を前記表示手段へ送出する遅延判定手段と、
    前記測位データと前記地図データとに基づいて、前記領域でのプレーが終了したことを判定するプレー終了判定手段と、
    を備えた構成であることを特徴とするゴルフ用ナビゲーション携帯端末。
  2. 前記携帯端末は、センター装置とのデータの送受信を可能にする無線LAN接続手段をさらに備え、かつ、前記無線LAN接続手段を介して、日々更新されるピン位置関連データを前記センター装置から受信することを特徴とする請求項1に記載の携帯端末。
  3. ゴルフ場内を移動する複数のゴルフ用ナビゲーション携帯端末と、前記携帯端末とインターネットを介して接続されるセンター装置及びサーバーと、を備えたゴルフ場運行管理システムであって、
    前記携帯端末は、
    前記携帯端末の位置を検出する位置検出手段と、
    計時手段を備えた制御手段と、
    前記ゴルフ場を複数分割した領域毎に生成された地図データと、前記位置検出手段によって検出された測位データと、前記計時手段によって得られた計時データと、前記領域毎のプレー遅延判断に用いるために予め定められた累積プレー許容時間を含んだ遅延管理データと、を記憶する記憶手段と、
    表示手段と、
    前記センター装置又は前記サーバーとのデータの送受信を可能にするインターネット送受信手段と、
    を備え、かつ、
    前記制御手段は、
    前記測位データと前記地図データとに基づいて、プレーの開始時刻を決定するプレー開始判定手段と、
    前記携帯端末の位置する前記領域において、前記プレー開始時刻に基づいて累積プレー経過時間を随時算出し、当該累積プレー経過時間と前記累積プレー許容時間との差が所定値を超えたときに、前記表示手段に警告表示を表示させる旨の指令を前記表示手段へ送出する遅延判定手段と、
    前記測位データと前記地図データとに基づいて、前記領域でのプレーが終了したことを判定するプレー終了判定手段と、
    を備えた構成であることを特徴とするゴルフ場運行管理システム。
  4. 前記携帯端末は、前記インターネット送受信手段及び前記インターネットを介して、日々更新されるピン位置関連データを前記センター装置又は前記サーバーから受信することを特徴とする請求項3に記載のゴルフ場運行管理システム。
  5. 前記携帯端末は、前記測位データを前記サーバーへ送出する位置情報送出手段と、警告端末表示制御手段と、をさらに備え、
    前記サーバーは、前記携帯端末からの前記測位データに基づき、同一領域内に存在する携帯端末を特定し、特定された携帯端末に宛てて、前記同一領域内に存在する他の携帯端末に関する測位データ及び警告メッセージの少なくとも1つを含んだ警告端末関連データを送出する警告端末判定手段をさらに備え、かつ、
    前記携帯端末は、前記警告端末表示制御手段にて、前記サーバーから送出された前記警告端末関連データに基づき、前記他の携帯端末に関する現在位置及び前記警告メッセージの少なくとも1つを表示させるよう前記表示手段に指令を送ることを特徴とする請求項3又は4に記載のゴルフ場運行管理システム。
  6. 前記センター装置は、記憶手段と、前記記憶手段に予め記憶された管理者メッセージを選択可能又は任意の管理者メッセージを作成可能としかつ当該管理者メッセージを前記サーバー又は前記携帯端末へ送出可能とする管理者メッセージ制御手段と、をさらに備え、かつ、
    前記携帯端末は、前記センター装置から送出された前記管理者メッセージを受理し、前記表示手段に表示させるように応答する管理者メッセージ受理応答手段をさらに備えることを特徴とする請求項3〜5のいずれかに記載のゴルフ場運行管理システム。
  7. 前記携帯端末は、スコアデータを作成しかつ前記サーバーへ前記スコアデータを送出するスコアデータ制御手段と、リーダーズボード表示制御手段と、をさらに備え、
    前記サーバーは、前記携帯端末からの前記スコアデータに基づき、リーダーズボード関連データを作成しかつ当該リーダーズボード関連データを前記携帯端末又は前記センター装置に送出するリーダーズボード制御手段をさらに備え、かつ、
    前記携帯端末は、前記サーバーから送出された前記リーダーズボード関連データを前記リーダーズボード表示制御手段にて受理し、前記表示手段にて前記リーダーズボード関連データの一部或いは全部又は前記データを解析した結果を表示させることを特徴とする請求項3〜6のいずれかに記載のゴルフ場運行管理システム。
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