JP2011221140A - 電気機器、投写型表示装置およびフィルタ装置 - Google Patents
電気機器、投写型表示装置およびフィルタ装置 Download PDFInfo
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Abstract
【課題】フィルタ装置の交換時に煩わしい設定操作を要することなく、新たに装着されたフィルタ装置を適正に管理できる電気機器、投写型表示装置およびフィルタ装置を提供する。
【解決手段】プロジェクタは、プロジェクタ本体に着脱可能に配され、プロジェクタ本体に取り込まれる空気に含まれる塵や埃を取り除くフィルタカセット40と、フィルタカセット40に関する制御を行う制御部801とを備えている。フィルタカセット40は、フィルタ409と、フィルタ409の使用状況に関する管理情報を記憶する記憶部452をと有している。制御部801は、プロジェクタ本体に装着されたフィルタカセット40の記憶部452から管理情報を読み出すとともに、読み出した管理情報を用いてフィルタカセット40に関する制御を行う。
【選択図】図5
【解決手段】プロジェクタは、プロジェクタ本体に着脱可能に配され、プロジェクタ本体に取り込まれる空気に含まれる塵や埃を取り除くフィルタカセット40と、フィルタカセット40に関する制御を行う制御部801とを備えている。フィルタカセット40は、フィルタ409と、フィルタ409の使用状況に関する管理情報を記憶する記憶部452をと有している。制御部801は、プロジェクタ本体に装着されたフィルタカセット40の記憶部452から管理情報を読み出すとともに、読み出した管理情報を用いてフィルタカセット40に関する制御を行う。
【選択図】図5
Description
本発明は、フィルタ装置を備える電気機器および投写型表示装置、および、これらの機器に用いられるフィルタ装置に関する。
プロジェクタやエアコン、空気清浄機など、機器内へ外気を取り込む電気機器では、一般に、外気に含まれる不要物(塵、埃など)を取り除くため、吸気口にフィルタ装置が着脱可能に配される。
このような電気機器では、フィルタ装置の機能を適正に発揮させるための制御がなされ得る(特許文献1、特許文献2参照)。たとえば、フィルタ装置の目詰まりの具合が、予め定められた閾値を越えると、フィルタ装置が目詰まりを起こしていることが報知される。また、フィルタ装置が、予め定められた使用限度を超えると(たとえば、巻取り式のフィルタ装置では、フィルタが全て巻き取られると)、フィルタ装置の交換が必要である旨の報知がなされる。
上記のような電気機器では、使用状況に応じてフィルタ装置が適宜交換され得る。たとえば、周りに飛散する埃の状況に応じて、目の大きさが異なる他のフィルタ装置が電気機器に装着される。また、目詰まりが生じる前に取り外されたフィルタ装置も、その後の電気機器の使用状況に応じて、再び、電気機器に装着される。
このようにフィルタ装置が交換された場合であっても、機器本体側では、新たに装着されたフィルタ装置を適正に管理する必要がある。しかしながら、フィルタ装置を交換する都度、管理のための設定操作をユーザに行わせるのでは、ユーザにとって煩わしく、使い勝手が悪い。
本発明は、かかる課題に鑑みてなされたものであり、フィルタ装置の交換時に煩わしい設定操作を要することなく、新たに装着されたフィルタ装置を適正に管理できる電気機器、投写型表示装置およびフィルタ装置を提供することを目的とする。
本発明の第1の態様に係る電気機器は、機器本体に着脱可能に配されるとともに機器本体内に流れ込む流体から不要物を取り除くフィルタ装置と、前記フィルタ装置に関する制御を行う制御部と、を備える。ここで、前記フィルタ装置は、フィルタと、前記フィルタの使用状況に関する管理情報を記憶する記憶部とを有する。前記制御部は、前記機器本体に装着された前記フィルタ装置の前記記憶部から前記管理情報を読み出すとともに、読み出した前記管理情報を用いて前記フィルタ装置に関する制御を行う。
本発明の第1の態様に係る電気機器によれば、フィルタの使用状況に関する管理情報が、フィルタ装置自身に保持されており、その管理情報が機器本体側に読み出されることに
よってフィルタ装置に関する制御が実行される。よって、フィルタ装置を交換する際にユーザに煩わしい設定操作を行わせることなく、新たに装着されたフィルタ装置についての適正な制御を行うことができる。
よってフィルタ装置に関する制御が実行される。よって、フィルタ装置を交換する際にユーザに煩わしい設定操作を行わせることなく、新たに装着されたフィルタ装置についての適正な制御を行うことができる。
第1の態様に係る電気機器において、前記管理情報は、前記フィルタの使用度合に関する情報を含み得る。この場合、前記制御部は、前記機器本体に装着された前記フィルタ装置の前記フィルタが使用されるに応じて、前記記憶部に記憶された前記使用度合に関する情報を更新するよう構成され得る。
このような構成とすれば、フィルタが使用されるに応じて記憶部に記憶されたフィルタの使用度合いに関する情報が更新されるので、フィルタの使用状況を適正に管理することができる。よって、新たに装着されたフィルタ装置が、すでに使用されているフィルタ装置である場合でも、機器本体側おいて、そのフィルタ装置の使用度合を把握することができる。
この場合、前記制御部は、前記フィルタの使用度合が予め定めた使用限度に達すると、前記フィルタ装置の交換を促す報知を行うよう構成され得る。この構成によれば、すでに使用されているフィルタ装置が機器本体に装着された場合であっても、そのフィルタ装置に対する交換時期を適正に判定して、フィルタ装置の交換を促す報知を行うことができる。
第1の態様に係る電気機器は、さらに、前記フィルタの目詰まり具合を検出する目詰まり検出部を備えるよう構成され得る。この場合、前記管理情報は、前記フィルタの目詰まり具合の限度を示す閾値を含み得る。前記制御部は、前記目詰まり検出部により検出された前記フィルタの目詰まり具合が前記閾値に達すると、前記フィルタの目詰まりを解消するための制御を行うよう構成され得る。
このような構成とすれば、フィルタ装置の種類に応じた適正な目詰まり判定が行われるので、その判定結果に基づいて、フィルタを自動で交換したり目詰まりを報知したりするなど、フィルタの目詰まりを解消するための制御を適正に行うことができる。
第1の態様に係る電気機器において、前記記憶部は、前記フィルタに流入する前の前記流体との接触を回避する位置に配されるよう構成され得る。
このような構成とすれば、前記記憶部が、流体に含まれる不要物にさらされにくく、記憶部が不要物にさらされることによる悪影響を抑えることができる。
本発明の第2の態様に係る投写型表示装置は、装置本体に着脱可能に配されるとともに装置本体内に流れ込む空気から不要物を取り除くフィルタ装置と、前記フィルタ装置に関する制御を行う制御部と、を備える。ここで、前記フィルタ装置は、フィルタと、前記フィルタの使用状況に関する管理情報を記憶する記憶部とを有する。前記制御部は、前記装置本体に装着された前記フィルタ装置の前記記憶部から前記管理情報を読み出すとともに、読み出した前記管理情報を用いて前記フィルタ装置に関する制御を行う。
本発明の第2の態様に係る投写型表示装置によれば、第1の態様と同様、フィルタ装置を交換する際にユーザに煩わしい設定操作を行わせることなく、新たに装着されたフィルタ装置についての適正な制御を行うことができる。
本発明の第3の態様は、電気機器に着脱可能に配されるフィルタ装置に関する。本態様のフィルタ装置は、フィルタと、前記フィルタの使用状況に関する管理情報を記憶すると
ともに前記管理情報を読み出しおよび更新可能な記憶部と、当該フィルタ装置が前記電気機器に装着された状態において、前記記憶部から前記管理情報を前記電気機器へ読み出すとともに、前記フィルタの使用に応じて前記記憶部に記憶された前記管理情報を更新するための通信部とを有する。
ともに前記管理情報を読み出しおよび更新可能な記憶部と、当該フィルタ装置が前記電気機器に装着された状態において、前記記憶部から前記管理情報を前記電気機器へ読み出すとともに、前記フィルタの使用に応じて前記記憶部に記憶された前記管理情報を更新するための通信部とを有する。
本発明の第3の態様に係るフィルタ装置によれば、第1の態様と同様、フィルタ装置を交換する際にユーザに煩わしい設定操作を行わせることなく、電気機器側において、新たに装着されたフィルタ装置についての適正な制御を行うことができる。
以上のとおり、本発明によれば、フィルタ装置の交換時に煩わしい設定操作を要することなく、新たに装着されたフィルタ装置を適正に管理できる電気機器、投写型表示装置およびフィルタ装置を提供することができる。
本発明の効果ないし意義は、以下に示す実施の形態の説明により更に明らかとなろう。ただし、以下の実施の形態は、あくまでも、本発明を実施化する際の一つの例示であって、本発明は、以下の実施の形態に記載されたものに何ら制限されるものではない。
<第1の実施形態>
以下、図1から図8を参照して、第1の実施形態に係るプロジェクタについて説明する。
以下、図1から図8を参照して、第1の実施形態に係るプロジェクタについて説明する。
図1は、プロジェクタの構成を示す外観斜視図である。
図1を参照して、プロジェクタは、横長の略直方体形状を有するキャビネット10を備えている。キャビネット10には、前面中央に投写窓101が形成されている。また、キャビネット10の左側面は、前端部および後端部を除いて吸気口カバー102により構成されている。吸気口カバー102は、その下端部にヒンジ構造(図示ぜず)を有し、図中の一点鎖線に示すように、下端部を支点にして左方向に開放する。吸気口カバー102には、多数の孔からなる吸気口103が形成されている。
キャビネット10の内部には、光学エンジン20および投写レンズ30が配されている。光学エンジン20は、ランプからの光を映像信号に基づいて変調することにより映像光を生成する。光学エンジン20には、投写レンズ30が装着されており、投写レンズ30の前端部が、投写窓101から前方に露出している。投写レンズ30は、光学エンジン20で生成された映像光を、プロジェクタの前方に配されたスクリーンに拡大投写する。
図2は、光学エンジン20の構成を示す図である。
図2に示すように、光学エンジン20は、ランプ201と、導光光学系202と、3つの透過型の液晶パネル203、204、205と、ダイクロイックプリズム206とを備えている。なお、液晶パネル203、204、205の入射側と出射側には図示しない偏光板が配されている。
ランプ201は、たとえば、メタルハライドランプやキセノンランプである。ランプ201から出射された白色光は、導光光学系202によって赤色波長帯の光(以下、「R光」という)と、緑色波長帯の光(以下、「G光」という)と、青色波長帯の光(以下、「B光」という)に分離され、液晶パネル203、204、205に照射される。これら液晶パネル203、204、205によって変調されたR光、G光、B光は、ダイクロイックプリズム206によって色合成され、映像光として出射される。
なお、光学エンジン20を構成する光変調素子としては、上記透過型の液晶パネル203、204、205の他、反射型の液晶パネルや、MEMSデバイスを用いることもできる。また、光学エンジン20は、上記のように3つの光変調素子を備えた3板式の光学系ではなく、たとえば、1つの光変調素子とカラーホイールを用いた単板式の光学系により構成することもできる。
図1に戻り、キャビネット10内の左側面側には、フィルタ装着部104が設けられている。フィルタ装着部104には、フィルタカセット40が着脱可能に装着されている。フィルタカセット40は、フィルタが自動で交換される自動交換式のフィルタ装置である。フィルタカセット40の前面は、吸気口カバー102により覆われている。フィルタカセット40を交換する際には、吸気口カバー102が開放されて、フィルタカセット40がフィルタ装着部104から取り外される。
なお、以降の説明において、フィルタカセット40を除くプロジェクタの構成を、便宜上、「プロジェクタ本体」と称する。
図3は、フィルタカセット40の構成を示す図である。図3(a)、(b)は、それぞれ、フィルタカセット40の正面図および背面図である。図3(c)、(d)は、それぞれ、前方から見たフィルタカセット40の内部透視図、および上方から見たフィルタカセット40の内部透視図である。
図3を参照して、フィルタカセット40は、フィルタを内蔵するカセット本体400と、カセット本体400に装着された記憶回路部450とにより構成されている。
カセット本体400は、横長直方体形状のケース401を備えている。ケース401の前面中央部には吸気入口402が形成されており、後面中央部には吸気出口403が形成されている。吸気入口402と吸気出口403との間には、外気が通る通風路404が形成されている。ケース401において、通風路404の両側には、フィルタ収納部405、406が形成されている。フィルタ収容部405、406には、巻取り軸407、408およびガイド軸410、411が回転可能に配されている。
ケース401内には、通風路404を覆うように、シート状のフィルタ409が配されている。フィルタ409の未使用部分は、巻取り軸408に巻かれている。巻取り軸407、408が巻取り方向に回転すると、フィルタ409は、通風路404内に配されている使用部分が巻取り軸407に巻き取られ、未使用部分が通風路404側へ移動する。このとき、フィルタ409は、ガイド軸410、411によってガイドされ、巻取り軸408側から巻取り軸407側へ円滑に送られる。
なお、本実施の形態において、「フィルタを交換する」とは、フィルタ409の使用部分を巻取り軸407側に巻き取り、未使用部分を通風路404中に新たに配することをいう。
ケース401における吸気出口403の右側の背面には、記憶回路部450が装着されている。記憶回路部450には、コネクタ451が配されている。コネクタ451は、後述する記憶部452(図5参照)から管理情報をプロジェクタ本体側へ読み出すとともに、フィルタ409の使用に応じて記憶部に記憶された管理情報を更新するためものである。
図4は、フィルタ装着部104へのフィルタカセット40の装着について説明するための図である。図4(a)は、フィルタカセット40がフィルタ装着部104に装着される前の状態を示し、図4(b)は、フィルタカセット40がフィルタ装着部104に装着された状態を示す。
図4を参照して、フィルタ装着部104には、フィルタカセット40の背面に対向する壁面に、吸気口105が形成されている。また、同壁面には、記憶回路部450に対応してインターフェイス回路部106が装着されている。インターフェイス回路部106には、コネクタ107が配されている。図4(b)のように、フィルタカセット40がフィルタ装着部104に装着されると、2つのコネクタ451、107が接続される。
こうして、フィルタカセット40がフィルタ装着部104に装着された状態において、後述する各冷却ファンが回転すると、外気が、吸気口103、吸気入口402、フィルタ409、吸気出口403、吸気口105を通ってキャビネット10内に吸気される。
ここで、記憶回路部450は、ケース401における吸気出口403の右側の背面、配されている。即ち、記憶回路部450は、フィルタ409の下流側であり、且つフィルタ409を通過した外気が直接当たらない位置に配されている。よって、外気に含まれる塵や埃が、記憶回路部450の記憶部452やコネクタ451に付着しにくく、記憶部452やコネクタ451が塵や埃による悪影響を受けにくい。また、記憶回路部450は、フィルタカバー102の吸気口103から極力離れた位置に配されている。よって、ユーザが吸気口103に触れた際に、万一、静電気が発生しても、記憶回路部450に高電圧が印加されにくく、記憶回路部450の破損や誤動作が防止できる。
図5は、プロジェクタの構成を示すブロック図である。
プロジェクタは、上述した構成に加えて、ランプ冷却ファン51、電源冷却ファン52およびパネル冷却ファン53の3つの冷却ファンと、報知部60と、フィルタ駆動機構70と、制御回路部80と、目詰まりセンサ90とを備えている。
ランプ冷却ファン51は、吸気した外気をランプ201へ供給し、ランプ201を冷却する。電源冷却ファン52は、吸気した外気を電源部(図示せず)へ供給し、電源部を冷却する。パネル冷却ファン53は、吸気した外気を液晶パネル203、204、205へ供給し、液晶パネル203、204、205を冷却する。
報知部60は、LEDなどの表示素子やスピーカによって構成されており、フィルタカセット40の目詰まりを報知したり、フィルタカセット40の交換を促す報知を行ったりする。
フィルタ駆動機構70は、巻取りモータ701を備えている。フィルタカセット40がフィルタ装着部104へ装着されると、2つの巻取り軸407、408が、フィルタ駆動機構70の伝達機構(図示せず)を介して巻取りモータ701に連結される。巻取りモータ701が回転すると、2つの巻取り軸407、408が回転し、フィルタ409が巻取り軸407側へ巻き取られる。
制御回路部80は、制御部801、記憶部802、操作入力部803、リモコン受信部804、時間計測部805、映像信号入力部806、映像信号処理部807、パネル駆動部808、ファン駆動部809、ランプ駆動部810、報知駆動部811、モータ駆動部812を備えている。
操作入力部803は、操作部(図示せず)のボタン操作に応じた入力信号を制御部801に出力する。リモコン受信部804は、リモコン(図示せず)のボタン操作に応じた入力信号を制御部801に出力する。時間計測部805は、時間を計測して制御部801に出力する。
映像信号入力部806は、RBG信号、コンポジット信号等の各種映像信号に対応する各種入力端子を有し、外部から入力された映像信号を映像信号処理部807へ出力する。映像信号処理部807は、映像信号入力部806から入力された映像信号を液晶パネル203、204、205で表示できるRGBの映像信号に変換してパネル駆動部808に出力する。パネル駆動部808は、入力された映像信号および制御部801からの制御信号に従って液晶パネル203、204、205を駆動する。
ファン駆動部809は、制御部801からの制御信号に従って、ランプ冷却ファン51、電源冷却ファン52およびパネル冷却ファン53を駆動する。ランプ駆動部810は、制御部801からの制御信号に従ってランプ201を駆動する。
報知駆動部811は、制御部801からの制御信号に従って報知部60のLEDやスピーカを駆動する。モータ駆動部812は、制御部801からの制御信号に従って、巻取りモータ701を駆動する。
記憶部802は、RAM、ROM等で構成されている。記憶部802には、制御部801に制御機能を付与するための制御プログラムが記憶されている。制御部801は、CPUを備え、かかる制御プログラムに従って各部を制御する。
目詰まりセンサ90は、フィルタ409の目詰まり具合に応じた目詰まり信号を制御部801に出力する。目詰まりセンサ90は、たとえば、風量センサによって構成される。風量センサは、たとえば、フィルタ装着部104の吸気口105に配される。この場合、フィルタ409の目詰まりが進行すると、吸気口105を通過する風量が低下する。風量センサからは、目詰まり検出信号として、風量に応じた検出電圧が出力される。
記憶回路部450には、記憶部452が配されている。記憶部452は、たとえば、不揮発性のメモリICからなる。記憶部452には、フィルタカセット40に関する管理制御(後述する)に用いられる各種管理情報が記憶されている。制御部801は、インターフェイス回路部106を介して記憶部452に記憶された各種管理情報の読み出しや書き込みを行う。なお、記憶回路部450への電源供給は、プロジェクタ側の電源部からインターフェイス回路部106を通じて行われる。
本実施の形態では、プロジェクタに適用されるフィルタカセット40として、種類の異なる2つのフィルタカセットが用意されている。一つは、フィルタ409の目が粗く、大きな塵や埃が除去できるフィルタカセット(Type−AL)である。もう一つは、フィルタ409の目が細かく、小さな塵や埃が除去できるフィルタカセット(Type−AS)である。
図6は、フィルタカセット40の記憶部452に記憶された各種管理情報の内容を示す図である。
ユーザは、プロジェクタの使用環境に応じて、適正な種類のフィルタカセット40をプロジェクタに装着する。たとえば、大きな埃が多く、小さなほこりの少ない環境下でプロジェクタが使用される場合には、Type−ALのフィルタカセット40がプロジェクタ本体に装着される。この場合、プロジェクタの設置場所が変わるなど、使用環境が変わり、たとえば、小さな埃が多い環境下になれば、Type−ASのフィルタカセット40に交換される。外されたType−ALのフィルタカセット40は、使用環境が変われば、再びプロジェクタ本体に装着され得る。
図6に示ように、各フィルタカセット40の記憶部452には、シリアル番号、目詰まり検出信号の閾値V0CLG(以下、「目詰まり閾値V0CLG」という)、フィルタ交換上限回数N0、およびフィルタ交換回数Nが記憶されている。
シリアル番号は、フィルタカセット40の種類を識別するためにカセット個々に付される番号であり、先頭に付された「AL」または「AS」の文字がフィルタカセットの種類を示す。目詰まり閾値V0CLGは、フィルタ409が使用継続できない程度に目詰まりしたときの目詰まり検出信号の値(電圧値)である。目詰まりセンサ90が風量センサである場合には、フィルタ409が継続使用できない程度に目詰まりしたときの吸気量に相当する電圧値が目詰まり閾値V0CLGとなる。目詰まり閾値V0CLGは、たとえば、製品開発時に、実験等により決定される。フィルタ交換上限回数N0は、フィルタ409が交換できる全回数である。フィルタ交換回数Nは、実際にフィルタ409の交換された回数である。
なお、目詰まり閾値V0CLGおよびフィルタ交換上限回数N0は、フィルタカセット40の種類より異なる値となり得る。また、フィルタ交換回数Nの初期値は「0」となる。
さて、本実施の形態では、フィルタ409の機能を適正に発揮させるために、フィルタ
カセット40を管理する制御処理が実行される。
カセット40を管理する制御処理が実行される。
図7は、フィルタカセット40に関する管理制御の処理フローを示す図である。
操作部にあるメインスイッチがオン操作されると、プロジェクタの運転が開始され、ランプ201、液晶パネル203、204、205および冷却ファン51、52、53が起動される。運転が開始されると同時に、フィルタカセット40に関する管理制御が開始される。
図7を参照して、制御部801は、まず、フィルタカセット40の記憶部452からシリアル番号を読み出す(S101)。プロジェクタ本体の記憶部802には、プロジェクタに適合するフィルタカセット40のシリアル番号が記憶されている。制御部801は、読み出したシリアル番号と記憶部802に記憶されたシリアル番号とを照合する(S102)。
制御部801は、読み出したシリアル番号が記憶部802に記憶されたシリアル番号に適合していれば(S102:YES)、制御パラメータの初期化を行う(S103)。即ち、記憶部452から目詰まり閾値V0CLGおよびフィルタ交換上限回数N0を読み出して、記憶部802にある制御パラメータの記憶領域に記憶する。たとえば、フィルタカセット40がType−ALである場合には、目詰まり閾値V0CLGALおよびフィルタ交換上限回数N0ALが記憶部452から読み出され、記憶部802に記憶される。
次に、制御部801は、目詰まり検出を開始し(S104)、目詰まりセンサ90から目詰まり検出信号(検出電圧)を取得する。そして、取得した目詰まり検出信号に基づいて、目詰まり検出に関する処理を実行する(S105)。
制御部801は、メインスイッチがオフ操作されて運転が終了するまで、目詰まり検出に関する処理を繰り返し実行する(S105、S106)。そして、運転が終了すれば(S106:YES)、目詰まり検出を終了して(S107)、すべての処理を終了する。
なお、制御部801は、ステップS102で、記憶部452から読み出したシリアル番号が記憶部802に記憶されたシリアル番号に適合していなければ(S102:NO)、適合するフィルタカセット40が装着されていない旨の報知を報知部60により行う。
図8は、目詰まりに関する処理の処理フローを示す図である。
図8を参照して、制御部801は、目詰まりセンサ90から取得した目詰まり検出信号VCLGと目詰まり閾値V0CLGとを比較する(S201)。フィルタ409の詰まりがそれほど進行しておらず、目詰まり検出信号VCLGが目詰まり閾値V0CLGよりも大きいと(S201:NO)、制御部801は、そのまま処理を終了する。
一方、フィルタ409の目詰まりがかなり進行し、目詰まり検出信号VCLGが目詰まり閾値V0CLGよりも小さくなると(S201:YES)、制御部801は、フィルタカセット40の記憶部452からフィルタ交換回数Nを読み出す(S202)。そして、読み出したフィルタ交換回数Nをフィルタ交換上限回数N0と比較する(S203)。
フィルタ交換回数Nがフィルタ交換上限回数N0に達していなければ(S203:NO)、制御部801は、巻取りモータ701を駆動して、フィルタ409を巻き取ることにより、フィルタの交換を行う(S204)。そして、フィルタの交換が完了すると、記憶部452に記憶されたフィルタ交換回数Nの値を更新する(S205)。即ち、制御部8
01は、フィルタ交換回数Nに「1」を加算した後に、新たなフィルタ交換回数Nを記憶部452に記憶する。
01は、フィルタ交換回数Nに「1」を加算した後に、新たなフィルタ交換回数Nを記憶部452に記憶する。
一方、フィルタ交換回数Nがフィルタ交換上限回数N0に達していれば(S203:YES)、制御部801は、フィルタカセット40の交換を促す報知を報知部60により行う(S206)。ユーザは、この報知に気づくと、運転を終了した後に、フィルタカセット40を新たなフィルタカセット40に交換する。
以上説明したとおり、本実施の形態によれば、フィルタカセット40の管理制御が開始される際に、フィルタカセット40側に配された記憶部452から管理制御の制御パラメータとなる情報が読み出される。よって、フィルタカセット40を新たなフィルタカセット40に交換した際、プロジェクタ本体に対して、目詰まり閾値V0CLGやフィルタ交換上限回数N0などの制御パラメータを初期化する設定操作をユーザが行わなくても、記憶部452から読み出した制御パラメータを用いて適正な管理制御を行うことができる。
また、本実施の形態によれば、記憶部452には、フィルタ交換回数Nが記憶されているとともに、フィルタが交換される度に、そのフィルタ交換回数Nが更新される。このため、フィルタカセット40がプロジェクタ本体から取り外され、その後、新たなプロジェクタ本体に装着されることがあっても、新たなプロジェクタ本体側で、更新済みのフィルタ交換回数Nが用いられることにより、そのフィルタカセット40に対して正確な交換時期の判定を行うことができる。これにより、フィルタカセット40の交換を促す報知を適正に行うことができる。
さらに、本実施の形態によれば、記憶部452からフィルタカセット40の種類に応じて記憶された目詰まり閾値V0CLGがプロジェクタ本体に読み出され、この閾値を用いてフィルタの目詰まり具合が判断されるので、そのフィルタカセッ40に対する適正なタイミングでフィルタを交換することができる。
<第2の実施形態>
以下、図9から図13を参照して、第2の実施形態に係るプロジェクタについて説明する。
以下、図9から図13を参照して、第2の実施形態に係るプロジェクタについて説明する。
第1の実施形態では、自動交換式のフィルタカセット40がプロジェクタ本体に装着される。これに対し、本実施の形態では、ケース内に1つのフィルタのみが収容され、フィルタの交換が自動で行えない非自動交換式のフィルタカセット41がプロジェクタ本体に装着される。本実施の形態では、フィルタカセット41に付随するプロジェクタ本体の一部の構成が第1の実施形態とは異なっている。また、フィルタカセット41に関する管理制御が第1の実施形態とは異なっている。
なお、以下の図面において、第1の実施形態と同様な構成については、同じ番号が付されている。第1の実施形態と同様な構成については説明を省略する。
図9は、フィルタカセット41の構成を示す図である。図9(a)、(b)は、それぞれ、フィルタカセット41の正面図および背面図である。図9(c)、(d)は、それぞれ、前方から見たフィルタカセット41の内部透視図、および上方から見たフィルタカセット41の内部透視図である。
図9を参照して、フィルタカセット41は、フィルタを内蔵するカセット本体420と、カセット本体420に装着された記憶回路部450とにより構成されている。記憶回路部450の構成は、第1の実施形態と同様である。
カセット本体420は、横長直方体形状のケース421を備えている。ケース421の前面中央部には吸気入口422が形成されており、後面中央部には吸気出口423が形成されている。吸気入口422と吸気出口423との間には、外気が通る通風路424が形成されている。
ケース421内には、通風路424を覆うように、シート状のフィルタ425が配されている。フィルタ425の両端は、保持部材426、427により保持されている。
記憶回路部450は、第1の実施形態と同様、ケース421における吸気出口423の右側の背面に装着されている。
図10は、プロジェクタの構成を示すブロック図である。
本実施の形態では、フィルタカセット41が非自動交換式であるため、プロジェクタ本体側には、図5に示すフィルタ駆動機構70およびモータ駆動部813が設けられていない。それ以外の構成については、第1の実施形態と同様である。
本実施の形態では、第1の実施形態と同様、種類の異なる2つのフィルタカセットがプロジェクタに装着され得る。一つは、フィルタ425の目が粗く、大きな塵や埃が除去できるフィルタカセット(Type−NL)である。もう一つは、フィルタ425の目が細かく、小さな塵や埃が除去できるフィルタカセット(Type−NS)である。
図11は、フィルタカセット41の記憶部452に記憶された各種管理情報の内容を示す図である。
図11に示ように、各フィルタカセット41の記憶部452には、第1の実施形態と同じく、シリアル番号および目詰まり閾値V0CLGが記憶されている。さらに、第1の実施形態とは異なる管理情報として、目詰まりリセット上限回数R0、フィルタの寿命時間T0、目詰まりリセット回数R、フィルタの使用積算時間T、第1リセット判定フラグFCLG1および第2リセット判定フラグFCLG2が記憶されている。
目詰まりリセット上限回数R0は、フィルタ425を掃除して目詰まりを解消することにより、フィルタ425を再び使用可能な状態にできる全回数である。目詰まりリセット上限回数R0は、掃除によるフィルタ425の劣化を考慮して設定される。目詰まりリセット回数Rは、目詰まりが解消され、再びフィルタ425が使用された回数である。寿命時間T0は、吸気が行われている状態でフィルタ425が使用可能な時間である。使用積算時間Tは、吸気が行われている状態でフィルタが使用された積算時間である。第1リセット判定フラグFCLG1および第2リセット判定フラグFCLG2は、フィルタ425の目詰まりが解消したか否かを判定するために用いられるフラグである。
なお、目詰まり閾値V0CLG、フィルタ目詰まりリセット上限回数R0および寿命時間T0は、フィルタカセット41の種類より異なる値となり得る。また、目詰まりリセット回数R、使用積算時間T、第1リセット判定フラグFCLG1および第2リセット判定フラグFCLG2の初期値は「0」となる。
図12は、フィルタカセット41の管理制御に関する処理フローを示す図である。
第1の実施形態と同様に、運転が開始されると同時に、フィルタカセット41の管理制御が開始される。
図12を参照して、制御部801は、まず、フィルタカセット40の記憶部452からシリアル番号を読み出す(S301)。そして、読み出したシリアル番号と記憶部802に記憶されたシリアル番号とを照合する(S302)。
制御部801は、読み出したシリアル番号が記憶部802に記憶されたシリアル番号に適合していれば(S302:YES)、制御パラメータの初期化を行う(S303)。即ち、記憶部452から目詰まり閾値V0CLG、目詰まりリセット上限回数R0および寿命時間T0を読み出して、記憶部802にある制御パラメータの記憶領域に記憶させる。たとえば、フィルタカセット41がType−NLである場合には、目詰まり閾値V0CLGNL、目詰まりリセット上限回数R0NLおよび寿命時間T0NLが記憶部452から読み出され、記憶部802に記憶される。
次に、制御部801は、後に実行される使用積算時間に関する処理に用いられる使用時間増加分tを「0」の状態にリセットする(S304)。そして、フィルタの使用時間の計測を開始する(S305)。さらに、制御部801は、目詰まり検出を開始し(S306)、目詰まりセンサ90から目詰まり検出信号(検出電圧)を取得する。
次に、制御部801は、計測したフィルタの使用時間に基づいて、使用積算時間に関する処理を実行する(S307)。また、取得した目詰まり検出信号に基づいて、目詰まり検出に関する処理を実行する(S308)。
制御部801は、メインスイッチがオフ操作されて運転が終了するまで、使用積算時間に関する処理および目詰まり検出に関する処理を繰り返し実行する(S307〜S309)。そして、運転が終了すれば(S309:YES)、フィルタの使用時間の計測と目詰まり検出を終了して(S310)、すべての処理を終了する。
なお、制御部801は、ステップS302で、記憶部452から読み出したシリアル番号が記憶部802に記憶されたシリアル番号に適合していなければ(S302:NO)、適合するフィルタカセット41が装着されていない旨の報知を報知部60により行う(S311)。
図13(a)は、使用積算時間に関する処理の処理フローを示す図である。
図13(a)を参照し、制御部801は、フィルタカセット41の記憶部452から使用積算時間Tを読み出す(S401)。そして、読み出した使用積算時間Tと寿命時間T0とを比較する(S402)。
制御部801は、使用積算時間Tが寿命時間T0より短ければ、次に、使用積算時間Tからの使用時間増加分tが所定時間t0(たとえば、数分程度の時間)になった否かを判定する(S403)。
制御部801は、使用時間増加分tが所定時間t0になったと判定すると(S403:YES)、記憶部452に記憶された使用積算時間Tを更新する(S404)。即ち、制御部801は、使用積算時間Tに所定時間t0を加算した後、新たな使用積算時間Tを記憶部452に記憶する。そして、使用時間増加分tを「0」の状態にリセットする(S405)。
一方、ステップS402で、使用積算時間Tが寿命時間T0を超えていれば(S402:YES)、制御部801は、フィルタ425の寿命時間が超過した旨の報知を報知部6
0により行う(S406)。ユーザは、この報知に気づくと、運転を終了した後に、フィルタカセット41を新たなフィルタカセット41に交換する。
0により行う(S406)。ユーザは、この報知に気づくと、運転を終了した後に、フィルタカセット41を新たなフィルタカセット41に交換する。
図13(b)は、目詰まり検出に関する処理の処理フローを示す図である。
図13(b)を参照して、制御部801は、目詰まりセンサ90から取得した目詰まり検出信号VCLGと目詰まり閾値V0CLGとを比較する(S501)。フィルタ425の詰まりがそれほど進行しておらず、目詰まり検出信号VCLGが目詰まり閾値V0CLGよりも大きいと(S501:NO)、制御部801は、第1リセット判定フラグFCLG1を「0」にセットする。(S502)。
次に、制御部801は、第1リセット判定フラグFCLG1が「0」かつ第2リセット判定フラグFCLG2が「1」であるか否かを判定する(S503)。フィルタ425の目詰まりが進行しておらず、未だ目詰まりが起きている旨の報知がなされていないときには、第2リセット判定フラグFCLG2は「0」であるので(S503:NO)、制御部801は、第2リセット判定フラグFCLG2に第1リセット判定フラグFCLG1の値である「0」をセットし(S504)、処理を終了する。
その後、フィルタ425の目詰まりが進行し、ステップS501で、目詰まり検出信号VCLGが目詰まり閾値V0CLGよりも小さくなると(S501:YES)、制御部801は、フィルタ425が目詰まりを起こしている旨を報知部60により報知する(S505)。そして、第1リセット判定フラグFCLG1を「1」にセットする。(S506)。
次に、制御部801は、第1リセット判定フラグFCLG1が「0」かつ第2リセット判定フラグFCLG2が「1」であるか否かを判定する(S503)。ここでは、第1リセット判定フラグFCLG1が「1」であるので(S503:NO)、制御部801は、第2リセット判定フラグFCLG2に第1リセット判定フラグFCLG1の値である「1」をセットし(S504)、処理を終了する。
ユーザは、目詰まり報知に気づくと、フィルタ425を掃除し、付着した塵や埃を取り除く。これにより、フィルタ425の目詰まりが解消すると、ステップS501で、詰まり検出信号VCLGが目詰まり閾値V0CLGよりも大きくなるため(S501:NO)、制御部801は、第1リセット判定フラグFCLG1を「0」にセットする(S506)。
こうなると、第2リセット判定フラグFCLG2が「1」のまま、第1リセット判定フラグFCLG1が「0」となるので、次のステップS503では、第1リセット判定フラグFCLG1が「0」かつ第2リセット判定フラグFCLG2が「1」であると判定される(S503:YES)。これにより、制御部801は、記憶部452に記憶された目詰まりリセット回数Rを読み出して、読み出した目詰まりリセット回数Rに「1」を加算する(S507)。そして、新たな目詰まりリセット回数Rを目詰まりリセット上限回数R0と比較する(S508)。
目詰まりリセット回数Rが目詰まりリセット上限回数R0に達していなければ(S508:NO)、制御部801は、目詰まりリセット回数Rを記憶部452に記憶する(S509)。そして、第2リセット判定フラグFCLG2に第1リセット判定フラグFCLG1の値である「0」をセットし(S504)、処理を終了する。
一方、ステップS508で、目詰まりリセット回数Rが目詰まりリセット上限回数R0
に達していれば(S508:YES)、制御部801は、フィルタの寿命時間が超過した旨の報知を報知部60により行う(S510)。
に達していれば(S508:YES)、制御部801は、フィルタの寿命時間が超過した旨の報知を報知部60により行う(S510)。
以上、本実施の形態によれば、第1の実施形態と同様、フィルタカセット41を新たなフィルタカセット41に交換した際に、プロジェクタ本体に対して、制御パラメータを初期化する設定操作をユーザが行わなくても、記憶部452から読み出した制御パラメータを用いて適正な管理制御を行うことができる。
また、本実施の形態によれば、記憶部452には、目詰まりリセット回数Rが記憶されているとともに、フィルタ425の目詰まりが解消される度に、その目詰まりリセット回数Rが更新される。このため、フィルタカセット41がプロジェクタ本体から取り外され、その後、新たなプロジェクタ本体に装着されることがあっても、新たなプロジェクタ本体側で、更新済みの目詰まりリセット回数Rが用いられることにより、そのフィルタカセット41に対して正確な交換時期の判定を行うことができる。これにより、フィルタカセット41の交換を促す報知を適正に行うことができる。
さらに、本実施の形態によれば、記憶部452からフィルタカセット41の種類に応じて記憶された目詰まり閾値V0CLGがプロジェクタ本体に読み出され、この閾値を用いてフィルタの目詰まり具合が判断されるので、そのフィルタカセッ41に対する適正なタイミングでフィルタ425の目詰まりを報知することができる。
<第3の実施形態>
以下、図14から図17を参照して、第3の実施形態に係るプロジェクタについて説明する。
以下、図14から図17を参照して、第3の実施形態に係るプロジェクタについて説明する。
本実施の形態では、自動清掃・交換式のフィルタカセット42がプロジェクタ本体に装着される。これにより、本実施の形態では、フィルタの交換が自動的に行われるとともに、フィルタが交換される際に、使用されていたフィルタ部分の掃除が自動的に行われる。本実施の形態では、フィルタカセット42に付随するプロジェクタ本体の一部の構成が第1の実施形態と異なっている。また、フィルタカセット42に対する管理制御が第1の実施形態と異なっている。
なお、以下の図面において、第1の実施形態と同様な構成については、同じ番号が付されている。第1の実施形態と同様な構成については説明を省略する。
図14は、フィルタカセット42の構成を示す図である。図14(a)、(b)は、それぞれ、フィルタカセット42の正面図および背面図である。図14(c)、(d)は、それぞれ、前方から見たフィルタカセット41の内部透視図、および上方から見たフィルタカセット41の内部透視図である。
図14を参照して、フィルタカセット42は、フィルタを内蔵するカセット本体430と、カセット本体430に装着された記憶回路部450とにより構成されている。記憶回路部450の構成は、第1の実施形態と同様である。
カセット本体430は、横長直方体形状のケース431を備えている。ケース431の前面中央部には吸気入口432が形成されており、後面中央部には吸気出口433が形成されている。吸気入口432と吸気出口433との間には、外気が通る通風路434が形成されている。ケース431において、通風路434の両側には、フィルタ収納部435、436が形成されている。フィルタ収容部435、436には、巻取り軸437、438、ガイド軸440、441および掃除ブラシ442、443が回転可能に配されている
。
。
ケース431内には、通風路434を覆うように、シート状のフィルタ439が配されている。フィルタ439は、全く使用されていない状態においては、未使用部分が巻取り軸438に巻かれている。巻取り軸437、438が巻取り軸437への巻取り方向に回転すると、フィルタ439は、通風路434内に配されていた使用部分が巻取り軸437に巻き取られ、未使用部分が通風路434側へ移動する。このとき、巻取り軸437、438とともに掃除ブラシ442、443が回転する。フィルタ439の使用部分は、巻取り軸437に巻き取られる際に、埃等が付着した面が、回転する掃除ブラシ442に接触する。フィルタ439に付着していた埃等は、掃除ブラシ442によって掻き落とされ、ダストボックス444に収容される。
フィルタ439がすべて巻取り軸437に巻き取られると、次のフィルタ交換時には、巻取り軸437、438が巻取り軸438への巻取り方向に回転する。すると、フィルタ439は、通風路434内に配されていた使用部分が巻取り軸438に巻き取られ、巻取り軸437に巻かれていた部分が通風路434側へ移動する。このとき、フィルタ439の使用部分は、巻取り軸438に巻き取られる際に、埃等が付着した面が、回転する掃除ブラシ443に接触する。フィルタ439に付着していた埃等は、掃除ブラシ443によって掻き落とされ、ダストボックス445に収容される。
なお、フィルタ439は、ガイド軸440、441によってガイドされ、巻取り軸437と巻取り軸438との間を円滑に移動する。
記憶回路部450は、第1の実施形態と同様、ケース431における吸気出口433の右側の背面に装着されている。
図15は、プロジェクタの構成を示すブロック図である。
本実施の形態では、フィルタカセット42の巻取り軸437、438に加えて、掃除ブラシ442、443が駆動される。このため、図5に示すフィルタ駆動機構70およびモータ駆動部813に替えて、フィルタ駆動機構71およびモータ駆動部813が設けられている。それ以外の構成については、第1の実施形態と同様である。
フィルタ駆動機構71は、巻取りモータ701に加えて、ブラシ用モータ702を備えている。フィルタカセット42がフィルタ装着部104へ装着されると、2つの巻取り軸437、438が、フィルタ駆動機構71の伝達機構(図示せず)を介して巻取りモータ701に連結される。また、2つの掃除ブラシ442、443がフィルタ駆動機構71の伝達機構(図示せず)を介してブラシ用モータ702に連結される。
モータ駆動部813は、制御部801からの制御信号に従って巻取りモータ701およびブラシ用モータ702を駆動する。
こうして、巻取りモータが回転701すると、2つの巻取り軸437、438が回転し、フィルタ439が巻取り軸437側あるいは巻取り軸438側へ巻き取られる。また、ブラシ用モータ702が回転すると、掃除ブラシ442、443が回転し、フィルタ439が掃除される。
本実施の形態では、第1の実施形態と同様、種類の異なる2つのフィルタカセットがプロジェクタに装着され得る。一つは、フィルタ439の目が粗く、大きな塵や埃が除去できるフィルタカセット(Type−ACL)である。もう一つは、フィルタ439の目が
細かく、小さな塵や埃が除去できるフィルタカセット(Type−ACS)である。
細かく、小さな塵や埃が除去できるフィルタカセット(Type−ACS)である。
図16は、フィルタカセット42の記憶部452に記憶された各種管理情報の内容を示す図である。
図16に示ように、各フィルタカセット42の記憶部452には、第1の実施形態と同じく、シリアル番号および目詰まり閾値V0CLGが記憶されている。さらに、第1の実施形態とは異なる情報として、フィルタ掃除上限回数C0およびフィルタ掃除回数Cが記憶されている。
フィルタ掃除上限回数C0は、掃除ブラシ442、443によってフィルタ439を掃除できる全回数である。即ち、フィルタ掃除上限回数C0は、フィルタ439の使用部分1か所当たりの掃除ができる回数と、フィルタ439が交換できる回数とを乗算した回数である。使用部分の1か所当たりの掃除ができる回数は、掃除によるフィルタ439の劣化を考慮して設定される。フィルタ掃除回数Cは、実際にフィルタ439が掃除された回数である。
なお、目詰まり閾値V0CLGおよびフィルタ掃除回数C0は、フィルタカセット42の種類より異なる値となり得る。また、フィルタ掃除回数Cの初期値は「0」となる。
本実施の形態におけるフィルタカセット42に関する管理制御は、図7に示す管理制御と同様である。ただし、本実施の形態では、図7のステップS103の処理において、フィルタ交換上限回数N0に替えて、フィルタ掃除上限回数C0が、記憶部802にある制御パラメータの記憶領域に記憶される。
また、本実施の形態では、フィルタカセット42の構造が異なることにより、図7のステップS105で実行される目詰まり検出に関する処理の具体的な処理内容が、第1の実施形態とは異なっている。
図17は、目詰まり検出に関する処理の処理フローを示す図である。
図17を参照して、制御部801は、目詰まりセンサ90から取得した目詰まり検出信号VCLGと目詰まり閾値V0CLGとを比較する(S601)。フィルタ409の詰まりがそれほど進行しておらず、目詰まり検出信号VCLGが目詰まり閾値V0CLGよりも大きいと(S601:NO)、制御部801は、そのまま処理を終了する。
一方、フィルタ439の目詰まりがかなり進行し、目詰まり検出信号VCLGが目詰まり閾値V0CLGよりも小さくなると(S601:YES)、制御部801は、フィルタカセット42の記憶部452からフィルタ掃除回数Cを読み出す(S602)。そして、読み出したフィルタ掃除回数Cをフィルタ掃除上限回数C0と比較する(S603)。
フィルタ掃除回数Cがフィルタ掃除上限回数C0に達していなければ(S603:NO)、制御部801は、巻取りモータ701およびブラシ用モータ702を駆動してフィルタ439を巻き取ることにより、フィルタを交換しつつ、掃除ブラシ442、443によってフィルタ439の使用されていた部分を掃除する(S604)。そして、フィルタ439の交換および掃除が完了すると、記憶部452に記憶されたフィルタ掃除回数Cの値を更新する(S605)。即ち、制御部801は、フィルタ掃除回数Cに「1」を加算した後に、新たなフィルタ掃除回数Cを記憶部452に記憶する。
一方、フィルタ掃除回数Cがフィルタ掃除上限回数C0に達していれば(S603:Y
ES)、制御部801は、フィルタカセット42の交換を促す報知を報知部60により行う(S606)。ユーザは、この報知に気づくと、運転を終了した後に、フィルタカセット42を新たなフィルタカセット42に交換する。
ES)、制御部801は、フィルタカセット42の交換を促す報知を報知部60により行う(S606)。ユーザは、この報知に気づくと、運転を終了した後に、フィルタカセット42を新たなフィルタカセット42に交換する。
以上、本実施の形態によれば、第1の実施形態と同様、フィルタカセット42を新たなフィルタカセット42に交換した際に、プロジェクタ本体に対して、制御パラメータを初期化する設定操作をユーザが行わなくても、記憶部452から読み出した制御パラメータを用いて適正な管理制御を行うことができる。
また、本実施の形態によれば、記憶部452には、フィルタ掃除回数Cが記憶されているとともに、フィルタが交換される度に、そのフィルタ掃除回数Cが更新される。このため、フィルタカセット42がプロジェクタ本体から取り外され、その後、新たなプロジェクタ本体に装着されることがあっても、新たなプロジェクタ本体側で、更新済みのフィルタ掃除回数Cが用いられることにより、そのフィルタカセット42に対して正確な交換時期の判定を行うことができる。これにより、フィルタカセット42の交換を促す報知を適正に行うことができる。
さらに、本実施の形態によれば、記憶部452からフィルタカセット42の種類に応じて記憶された目詰まり閾値V0CLGがプロジェクタ本体に読み出され、この閾値を用いてフィルタの目詰まり具合が判断されるので、そのフィルタカセッ42に対する適正なタイミングでフィルタ439を交換しつつ掃除することができる。
<その他>
以上、第1の実施形態、第2の実施形態および第3の実施形態について説明したが、本発明は上記実施の形態に何ら制限されるものではなく、また、本発明の実施形態も、上記実施の形態に以外に、種々の変更が可能である。
以上、第1の実施形態、第2の実施形態および第3の実施形態について説明したが、本発明は上記実施の形態に何ら制限されるものではなく、また、本発明の実施形態も、上記実施の形態に以外に、種々の変更が可能である。
たとえば、上記3つの実施形態では、種類の異なる2つのフィルタカセット40(41、42)が、プロジェクタ本体に装着できるよう構成されているが、これに限らず、種類の異なる3つ以上のフィルタカセットがプロジェクタ本体に装着できるような構成とされてもよい。
また、上記3つの実施形態では、目詰まりセンサ90として、風量センサが用いられているが、これに限らず、温度センサが用いられてもよい。この場合、たとえば、温度センサによって、液晶パネル203、204、205やランプ201の温度が測定され得る。フィルタが目詰まりを起こして吸気量が低下すると、パネル用冷却ファン53やランプ冷却ファン51の冷却能力が低下するため、温度センサによる測定温度が上昇する。温度センサからは、測定温度に応じた検出信号(検出電圧)が制御部801へ出力される。
さらに、上記3つの実施形態では、フィルタカセット40(41、42)の目詰まり具合を判定し、判定結果に基づいて、フィルタが目詰まりを起こしている旨を報知したりフィルタを自動的に交換したりする制御を行っている。また、フィルタカセット40(41、42)の交換時期を判定し、判定結果に基づいて、フィルタカセット40(41、42)の交換を促す報知を行う制御を行っている。しかしながら、これに限らず、フィルタの機能を適正に発揮させるための他の管理制御が行われてもよい。
また、上記3つの実施形態では、記憶回路部450がフィルタカセット40(41、42)のケース401(421、431)の背面の外側に装着されている。しかしながら、これに限らず、記憶回路部450がケースの401(421、431)の背面の内側に装着され、コネクタ451のみが、ケースの401(421、431)の背面から外部に臨
むような構成とされてもよい。
むような構成とされてもよい。
さらに、上記3つの実施形態では、本発明をプロジェクタに適用しているが、これに限らず、本発明を、エアコンや空気清浄機など、フィルタを有する他の電気機器に適用するようにしてもよい。
この他、本発明の実施の形態は、特許請求の範囲に示された技術的思想の範囲内において、適宜、種々の変更が可能である。
40、41、42 フィルタカセット(フィルタ装置)
90 目詰まりセンサ(目詰まり検出部)
409、425、439 フィルタ
451 コネクタ(通信部)
452 記憶部
801 制御部
90 目詰まりセンサ(目詰まり検出部)
409、425、439 フィルタ
451 コネクタ(通信部)
452 記憶部
801 制御部
Claims (7)
- 電気機器において、
機器本体に着脱可能に配されるとともに機器本体内に流れ込む流体から不要物を取り除くフィルタ装置と、
前記フィルタ装置に関する制御を行う制御部と、を備え、
前記フィルタ装置は、フィルタと、前記フィルタの使用状況に関する管理情報を記憶する記憶部とを有し、
前記制御部は、前記機器本体に装着された前記フィルタ装置の前記記憶部から前記管理情報を読み出すとともに、読み出した前記管理情報を用いて前記フィルタ装置に関する制御を行う、
ことを特徴とする電気機器。 - 請求項1に記載の電気機器において、
前記管理情報は、前記フィルタの使用度合に関する情報を含み、
前記制御部は、前記機器本体に装着された前記フィルタ装置の前記フィルタが使用されるに応じて、前記記憶部に記憶された前記使用度合に関する情報を更新する、
ことを特徴とする電気機器。 - 請求項2に記載の電気機器において、
前記制御部は、前記フィルタの使用度合が予め定めた使用限度に達すると、前記フィルタ装置の交換を促す報知を行う、
ことを特徴とする電気機器。 - 請求項1ないし3の何れか一項に記載の電気機器において、
さらに、前記フィルタの目詰まり具合を検出する目詰まり検出部を備え、
前記管理情報は、前記フィルタの目詰まり具合の限度を示す閾値を含み、
前記制御部は、前記目詰まり検出部により検出された前記フィルタの目詰まり具合が前記閾値に達すると、前記フィルタの目詰まりを解消するための制御を行う、
ことを特徴とする電気機器。 - 請求項1ないし4の何れか一項に記載の電気機器において、
前記記憶部は、前記フィルタに流入する前の前記流体との接触を回避する位置に配されている、
ことを特徴とする電気機器。 - 投写型表示装置において、
装置本体に着脱可能に配されるとともに装置本体内に流れ込む空気から不要物を取り除くフィルタ装置と、
前記フィルタ装置に関する制御を行う制御部と、を備え、
前記フィルタ装置は、フィルタと、前記フィルタの使用状況に関する管理情報を記憶する記憶部とを有し、
前記制御部は、前記装置本体に装着された前記フィルタ装置の前記記憶部から前記管理情報を読み出すとともに、読み出した前記管理情報を用いて前記フィルタ装置に関する制御を行う、
ことを特徴とする投写型表示装置。 - 電気機器に着脱可能に配されるフィルタ装置であって、
フィルタと、
前記フィルタの使用状況に関する管理情報を記憶するとともに前記管理情報を読み出し
および更新可能な記憶部と、
当該フィルタ装置が前記電気機器に装着された状態において、前記記憶部から前記管理情報を前記電気機器へ読み出すとともに、前記フィルタの使用に応じて前記記憶部に記憶された前記管理情報を更新するための通信部と、を有する、
ことを特徴とするフィルタ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010088028A JP2011221140A (ja) | 2010-04-06 | 2010-04-06 | 電気機器、投写型表示装置およびフィルタ装置 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015059954A (ja) * | 2013-09-17 | 2015-03-30 | カシオ計算機株式会社 | プロジェクタ、エアフィルタ交換制御プログラム及びエアフィルタ交換検知方法 |
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2010
- 2010-04-06 JP JP2010088028A patent/JP2011221140A/ja active Pending
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JP2015059954A (ja) * | 2013-09-17 | 2015-03-30 | カシオ計算機株式会社 | プロジェクタ、エアフィルタ交換制御プログラム及びエアフィルタ交換検知方法 |
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