JP2011219917A - 電気駆動式建設機械 - Google Patents

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Abstract

【課題】上部旋回体の前方右側に配置されたインバータやその他の制御機器の冷却効率を高め、これらの制御機器の信頼性を確保できる電気駆動式建設機械を提供する。
【解決手段】下部走行体と、前記下部走行体上に旋回自在に搭載された上部旋回体とからなり、前記上部旋回体は、旋回フレームと、前記旋回フレームの後部側に設けられ、外部からの電力を受けて駆動する主電動機を収容した電動機室と、前記旋回フレーム上における前記主電動機の側方に設けられた油圧ポンプと、前記油圧ポンプの前方に設けられた制御盤とを備えた電気駆動式建設機械において、前記制御盤の上部に空気排出孔を、底部に空気導入孔をそれぞれ設け、前記空気導入孔に冷却風導入ダクトの一方側を連結し、前記冷却風導入ダクトの他方側の開口部を外部の空気を前記制御盤内に導くように前記上部旋回体の外部に臨ませて配置した。
【選択図】 図4

Description

本発明は、電動機を用いて油圧ポンプを駆動する油圧ショベル等の電気駆動式建設機械に関する。
排気ガスや騒音の影響が問題となる屋内作業や地下工事に対応する建設機械の油圧ショベルとして、エンジンと発電電動機を併用したハイブリッド式油圧ショベルや、外部電源とケーブル等により接続された電動機を駆動源とする電気駆動式油圧ショベルが提案されている。
ハイブリッド式油圧ショベルとして、上部旋回体の上部面後方にエンジンを横向きに配設し、このエンジンを動力源とする発電電動機により生成される電力をバッテリに充電し、充電された電力によりインバータを介して電動機を駆動して、作業機駆動用の油圧ポンプを駆動するように構成したものがある(例えば、特許文献1参照)。
この従来のハイブリッド式油圧ショベルは、バッテリの温度管理を行い、バッテリの性能を十分に発揮することを目的に、インバータをエンジンルーム内の吸気室に配設している。
特開2002−227241号公報
一般に、ハイブリッド式油圧ショベルや電気駆動式油圧ショベルでは、電力を貯めておくためのインバータやバッテリ等からなる蓄電装置、電動部を制御する制御機器等を配設しなければならず、これらの設置場所が問題となる。
その一方で、製造コストの観点からは、従来から用いられているエンジン駆動式の油圧ショベルの構成を有効利用して、これらの制御機器類の設置場所を決めることが求められている。
そのため、上述したハイブリッド式油圧ショベルでは、従来式の油圧ショベルの一部構成を利用して、エンジンルーム内のラジエータの吸気側にインバータを配設し、運転室を冷却する冷気やエンジン冷却空気を用いて冷却している。
しかし、エンジンの容量が大きい場合には、ラジエータの吸気側にインバータ等を配置することができないため、電気駆動式建設機械の場合には不要となる上部旋回体の前方右側の燃料タンクが配置されていた位置にインバータ等の制御機器を配置して、これらの制御機器を冷却するために、例えば、制御機器の下方側から空気を取り込み上方に排出することが考えられる。
しかしながら、上部旋回体の前方右側に制御機器を配置した場合、エンジン又は電動機を冷却した後の温風がこれらの制御機器に入り込んでしまうため、制御機器等が充分に冷却できないという憾みがある。例えば、リチウムイオンバッテリやキャパシタ等の蓄電装置は、外装体の強度低下による電解液漏れを防止する観点から、周囲の雰囲気温度50℃〜70℃を使用上限値としたものが多く、上述した制御機器の配置の場合には、使用上限値を超えてしまう懸念がある。
本発明は、上述の事項に基づいてなされたもので、その目的は、上部旋回体の前方右側に配置されたインバータやその他の制御機器の冷却効率を高め、これらの制御機器の信頼性を確保できる電気駆動式建設機械を提供することにある。
上記の目的を達成するために、第1の発明は、下部走行体と、前記下部走行体上に旋回自在に搭載された上部旋回体とからなり、前記上部旋回体は、旋回フレームと、前記旋回フレームの後部側に設けられ、外部からの電力を受けて駆動する主電動機を収容した電動機室と、前記旋回フレーム上における前記主電動機の側方に設けられた油圧ポンプと、前記油圧ポンプの前方に設けられた制御盤とを備えた電気駆動式建設機械において、前記制御盤の上部に空気排出孔を、底部に空気導入孔をそれぞれ設け、前記空気導入孔に冷却風導入ダクトの一方側を連結し、前記冷却風導入ダクトの他方側の開口部を外部の空気を前記制御盤内に導くように前記上部旋回体の外部に臨ませて配置したものとする。
また、第2の発明は、第1の発明において、前記冷却風導入ダクトは、前記旋回フレームのアンダーカバーと前記制御盤の底板との間に位置していることを特徴とする。
更に、第3の発明は、第2の発明において、前記冷却風導入ダクトの前記他方側の開口部は、前記アンダーカバーに設けた開口に接続され、前記上部旋回体の下方から外気を取り込むことを特徴とする。
また、第4の発明は、第2の発明において、前記冷却風導入ダクトの前記他方側の開口部は、前記上部旋回体のサイドビームに設けた開口に接続され、前記上部旋回体の側方から外気を取り込むことを特徴とする。
本発明によれば、上部旋回体の前方右側部にインバータやその他の制御機器を収納した制御盤を配置し、制御盤の底部に外気と連通する冷却風導入ダクトを設けたので、制御盤に収納された制御機器の冷却効率を高め、これらの機器の信頼性が確保された電気駆動式建設機械を提供することができる。
本発明の電気駆動式建設機械の一実施の形態による油圧ショベルを示す斜視図である。 図1に示す油圧ショベルにおいて作業機を省略して示す側面図である。 図2に示す油圧ショベルの平面図である。 図2に示す油圧ショベルを構成する上部旋回体の前部右側の拡大側面図である。 本発明の電気駆動式建設機械の一実施の形態を構成する制御盤を示す正面部拡大断面図である。 本発明の電気駆動式建設機械の他の実施の形態における上部旋回体の前部右側の拡大側面図である。 本発明の電気駆動式建設機械の他の実施の形態を構成する制御盤を示す側面部拡大断面図である。
以下、本発明の電気駆動式建設機械の一実施の形態を図面を用いて説明する。
図1乃至図3は本発明の電気駆動式建設機械の一実施の形態を示すもので、図1は本発明の電気駆動式建設機械の一実施の形態による油圧ショベルを示す斜視図、図2は図1に示す油圧ショベルにおいて作業機を省略して示す側面図、図3は図2に示す油圧ショベルの平面図である。
図1において、1は電気駆動式建設機械としての油圧ショベルを示している。この油圧ショベル1は自走可能な下部走行体2と、この下部走行体2の上に旋回可能に搭載され、下部走行体2と共に車体を構成する上部旋回体3と、この上部旋回体3上の前方部に上下方向に回動可能に(俯仰動可能に)取り付けられたフロント装置4とにより大略構成されている。
フロント装置4は多関節構造であり、上下方向に回動可能なブーム4Aと、このブーム4Aの先端に回動可能に設けられたアーム4Bと、このアーム4Bの先端に回動可能に設けられたバケット4Cと、これらを駆動するブームシリンダ4D、アームシリンダ4E、バケットシリンダ4Fとを備えている。
旋回フレーム5は、上部旋回体3のベースとなるもので、図2及び図3に示すように、厚肉な鋼板からなる前後方向に延びた底板5Aと、この底板5Aの中央寄りを前後方向に延びて立設された左右のセンタービーム5B,5Bと、このセンタービーム5B,5Bから左右方向の外側に延びた複数本の張出しビーム5C,5C,・・・と、この張出しビーム5C,5C,・・・の先端側に接合され前後方向に延びた左右のサイドビーム5D,5Dと、底板5Aと各サイドビーム5D,5Dとの間に設けられた複数枚のアンダーカバー5Eとにより大略構成されている。
なお、旋回フレーム5の右前側に配設されたアンダーカバー5Eには、図5に示すように孔部5Eaが設けられ、この孔部5Eaに位置して後述の冷却風導入ダクト21が接続される接続部材5Ebが固着される。
オペレータが搭乗するキャブ6は、旋回フレーム5の左前側に搭載されていて、内部にはオペレータが着座する運転席、操作レバー等(いずれも図示せず)が配設されている。
カウンタウエイト7は、フロント装置4との重量バランスをとるものであって、図1及び図2に示すように円弧状をした重量物として形成され、旋回フレーム5の後端部に取り付けられている。
主電動機8は、旋回フレーム5の後部であってカウンタウエイト7の前側に左右方向横置きに配置されている。主電動機8の左側には、後述のオイルクーラ10に冷却空気を供給する冷却ファン8Aが設けられている。
主電動機8の右側方には、油圧ポンプ9が取り付けられている。油圧ポンプ9は、主電動機8によって駆動されることによって、フロント装置4等に作動油を圧油として供給する。この油圧ポンプ9には、複数本の油圧ホースが接続され、各油圧ホースは後述の作動油タンク11や制御弁装置12等に接続されている。
オイルクーラ10は、主電動機8の冷却ファン8Aに対面する位置に配設されていて、作動油を冷却する。
作動油タンク11は、直方体状の耐圧タンクであって、主電動機8の前側であって、旋回フレーム5の右センタービーム5B右側に設けられている。
制御弁装置12は、複数個の制御弁を連ねてなる多連弁として形成され、旋回フレーム5の右前部に設けられている。
建屋カバー13は、キャブ6とカウンタウエイト7との間に位置して旋回フレーム5上に設けられている。この建屋カバー13は、図1、図2に示すように、旋回フレーム5の左右両側に位置して前後方向に延びた左右の側面板13A,13Aと、この各側面板13A,13Aの上端部間を水平方向に延びた上面板13Bとにより大略構成され、右側の側面板13Aには外気(冷却風)が流入する吸気スリット13Cが設けられ、上面板13B等には冷却風を排出する排気口(図示せず)が設けられている。また、旋回フレーム5の右前側には、制御弁装置を覆う前カバー部13Dが設けられている。
さらに、建屋カバー13内には、前後方向の中間部であって、左右方向に延びる隔壁14が設けられ、この隔壁14、建屋カバー13、カウンタウエイト7等によって電動機室15が区画されている。
制御盤16は、直方体状の筺体であって、油圧ポンプ9の前方で作動油タンク11の右側に隣接するように配設されている。通常のエンジン駆動の油圧ショベルにおいては、このスペースに燃料タンクが配置されているが、本実施の形態のように電気駆動式に転用した油圧ショベルにおいては、燃料タンクが不要となるため、ここに制御盤16を設置することができる。
また、制御盤16は、主電動機8を駆動するための電源を図示しない外部受電装置から電源ケーブル101を介して受電している。上部旋回体3の上部には、電源ケーブル101の下部走行体2との接触による損傷を防止するケーブルスタンド102が設けられ、電源ケーブル101を支持している。
次に、制御盤16について図4及び図5を用いて詳細に説明する。図4は図2に示す油圧ショベルを構成する上部旋回体の前部右側の拡大側面図、図5は本発明の電気駆動式建設機械の一実施の形態を構成する制御盤を示す正面部拡大断面図である。図4及び図5において図1乃至図3に示す符号と同符号のものは、同一部分であるので、その詳細な説明は省略する。
図4は、上部旋回体3の右側のサイドビーム5Dを外した状態を示し、旋回フレ−ム5のアンダーカバー5Eの上部において、例えば、油圧ポンプ9から制御弁装置12へ敷設された油圧ホースや、制御盤16に引き込まれた配線類などが敷設されている状態も示している。
制御盤16には、外部電源からの電源ケーブル101が接続されるブレーカおよびヒューズ、始動装置、制御装置、車体のアクセサリ用電源等の制御機器Eが収納されている。
図4及び図5において、制御盤16を構成する筺体16Aは、長方形の底板16Bと天板16Cと、側面板16D,16Dと、背面板16E、正面板16Fと正面扉16Gとを備えている。筺体16Aは、設置用ベース板17,17を介して張出しビーム5C,5Cの上にボルト締めにより固定されている。
また、底板16Bには、電源ケーブル等を導入するケーブル導入孔(図示せず)と、空気導入孔18が設けられ、この空気導入孔18の盤内側には、異物混入防止のための吸入フィルタ18Aが配設されている。一方空気導入孔18の盤外側には、後述の冷却風導入ダクト21の一方側が接続される接続部材18Bが固着されている。なお、ケーブル導入孔はケーブル敷設完了後に空隙部を充填剤などで充填して塞いでいる。
天板16Cには、空気排出孔19が設けられ、この空気排出孔19の外側には、外部からの異物混入を防止する排出フィルタ部材20が設けられている。
冷却風導入ダクト21は、略直筒状の部材であって、アンダーカバー5Eと制御盤16の底板16Bとの間に設けられていて、その一方側の開口部が制御盤16の接続部材18Bに連結されていて、他方側の開口部がアンダーカバー5Eの接続部材5Ebに連結されている。冷却風導入ダクト21は、アンダーカバー5E下側の外気を冷却風として制御盤16内に導くものである。つまり、冷却風導入ダクト21の他方側の開口部は、外部の空気を制御盤16内に導くように上部旋回体3の外部に臨ませて配置されている。
次に、上述した本発明の電気駆動式建設機械の一実施の形態の動作を説明する。
まず、オペレータは制御盤16の正面扉16Gを開き、内部のブレーカを投入して外部電源からの電源を受電する。その後、キャブ6に乗り込み、操作レバー等を操作することにより、下部走行体2を走行させ、フロント装置4を作動して例えば土砂の掘削作業等を行う。
油圧ショベル1を運転することにより、冷却ファン8Aが回転駆動され、これにより建屋カバー13の吸気スリット13Cから流入する外気が冷却風としてオイルクーラ10に供給され、このオイルクーラ10を通過した冷却風は主電動機8の周りを図3、図4に実線で示す矢印のように流通する。
このときに、オイルクーラ10を通過した冷却風は、オイルクーラ10によって温度上昇し、一部は上面板13B等に設けられた排気口から排出されるが、一部は電動機室15内の隔壁14に遮られ下方側に流れ、底板5Aとアンダーカバー5Eとの間の空間内に流入する。この温められた冷却風は、底板5Aとアンダーカバー5Eとの間の空間を通る際に、電力ケーブルや油圧ポンプ9から制御弁装置12へ敷設された油圧ホースやその他の機器から発生する熱によってさらに温められる。このように、制御盤16の下方とアンダーカバー5Eの上部との間の雰囲気は、温度上昇しているが、制御盤16はアンダーカバー5Eの下部の外気を導入する冷却風導入ダクト21を設けているので、温められた冷却風が制御盤16の内部に流入するのを防止することができる。
上述した本発明の電気駆動式建設機械の一実施の形態によれば、上部旋回体3の前方右側部にインバータやその他の制御機器を収納した制御盤16を配置し、制御盤16の底板16Bに外気と連通する冷却風導入ダクト21を設けたので、制御盤16に収納された制御機器の冷却効率を高め、これらの機器の信頼性が確保された電気駆動式建設機械を提供することができる。
また、本実施の形態においては、旋回フレーム5の下面を形成するアンダーカバー5Eに孔部5Eaを設け、冷却風導入ダクト21はこの孔部5Eaを介して外部に開口する構成としているから、冷却風導入ダクト21はアンダーカバー5Eを利用して容易に外部に開口させることができる。また、冷却風として上部旋回体3外部の冷えた外気を吸い込むことができるので、制御盤16に収納された制御機器の冷却効率を向上することができる。
次に、本発明の電気駆動式建設機械の他の実施の形態を図6及び図7を用いて説明する。図6は本発明の電気駆動式建設機械の他の実施の形態における上部旋回体の前部右側の拡大側面図、図7は本発明の電気駆動式建設機械の他の実施の形態を構成する制御盤を示す側面部拡大断面図である。なお、図6及び図7において、図1乃至図5に示す符号と同符号のものは同一部分又は相当する部分であるので、その部分の説明を省略する。
本実施の形態においては、大略、一実施の形態のアンダーカバー5Eの孔部5Eaと接続部材5Ebとを省略し、制御盤16の下部側のサイドビーム5Dの一部箇所に外側と内側を貫通するスリット部5Daを設け、このスリット部5Daに位置して後述の冷却風導入ダクト21Aの他方側の開口部が接続される接続部材21Bを内側に固着したものである。つまり、本実施の形態においては、制御盤16に吸入する外気をアンダーカバー5Eの下方からではなく、サイドブーム5Dの外側から導入するものである。
図6及び図7において、冷却風導入ダクト21Aは、略中間部で直角に屈曲して形成された角筒状の部材であって、一方側の開口部が制御盤16の底板16Bに固着された接続部材18Bに接続され、他方側の開口部がサイドビーム5Dの内側に固着した接続部材21Bに接続されている。冷却風導入ダクト21Aは、サイドビーム5D外側の外気を冷却風として制御盤16内に導くものである。
本発明の電気駆動式建設機械の他の実施の形態によれば、上述した一実施の形態と同様な効果を得ることができる。
また、本実施の形態においては、旋回フレーム5の下部側面を形成するサイドビーム5Dにスリット部5Daを設け、冷却風導入ダクト21Aはこの孔部5Daを介して外部に開口する構成としているから、冷却風導入ダクト21Aはサイドビーム5Dを利用して容易に外部に開口させることができる。また、冷却風として上部旋回体3の側方から外部の冷えた外気を吸い込むことができるので、制御盤16に収納された制御機器の冷却効率を向上することができる。
なお、一実施の形態においては、冷却風導入ダクト21を直筒状に形成し、他の実施の形態においては、冷却風導入ダクト21Aを角筒状に形成した場合を例示したが、本発明はこれに限るものではなく、円筒状、多角筒状等の形状としてもよい。
また、本発明の実施の形態においては、電気駆動式建設機械として油圧ショベルを例に説明したが、本発明はこれに限られるものではなく、例えば油圧クレーン等の他の電気駆動式建設機械にも適用することができる。
1 油圧ショベル
2 下部走行体
3 上部旋回体
4 フロント装置
5 旋回フレーム
5A 底板
5B センタービーム
5C 張出しビーム
5D サイドビーム
5E アンダーカバー
6 キャブ
7 カウンタウエイト
8 主電動機
9 油圧ポンプ
10 オイルクーラ
11 作動油タンク
12 制御弁装置
13 建屋カバー
14 隔壁
15 電動機室
16 制御盤
17 設置用ベース板
18 冷気導入孔
19 空気排出孔
20 排出フィルタ部材
21 冷却風導入ダクト
E 制御機器

Claims (4)

  1. 下部走行体と、前記下部走行体上に旋回自在に搭載された上部旋回体とからなり、前記上部旋回体は、旋回フレームと、前記旋回フレームの後部側に設けられ、外部からの電力を受けて駆動する主電動機を収容した電動機室と、前記旋回フレーム上における前記主電動機の側方に設けられた油圧ポンプと、前記油圧ポンプの前方に設けられた制御盤とを備えた電気駆動式建設機械において、
    前記制御盤の上部に空気排出孔を、底部に空気導入孔をそれぞれ設け、前記空気導入孔に冷却風導入ダクトの一方側を連結し、前記冷却風導入ダクトの他方側の開口部を外部の空気を前記制御盤内に導くように前記上部旋回体の外部に臨ませて配置した
    ことを特徴とする電気駆動式建設機械。
  2. 請求項1記載の電気駆動式建設機械において、
    前記冷却風導入ダクトは、前記旋回フレームのアンダーカバーと前記制御盤の底板との間に位置している
    ことを特徴とする電気駆動式建設機械。
  3. 請求項2に記載の電気駆動式建設機械において、
    前記冷却風導入ダクトの前記他方側の開口部は、前記アンダーカバーに設けた開口に接続され、前記上部旋回体の下方から外気を取り込む
    ことを特徴とする電気駆動式建設機械。
  4. 請求項2に記載の電気駆動式建設機械において、
    前記冷却風導入ダクトの前記他方側の開口部は、前記上部旋回体のサイドビームに設けた開口に接続され、前記上部旋回体の側方から外気を取り込む
    ことを特徴とする電気駆動式建設機械。
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