JP2011219046A - 車両用シート - Google Patents
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Abstract
【課題】比較的シンプルな構成によって、コネクタを性能よく配設することにある。
【解決手段】ヘッドレスト8のステー部材(11,12)を、シートバック6のサポート部材(21,22)の孔部Hに挿設するとともに、ステー部材(11)の第一コネクタ13を、シートバック6の第二コネクタ23に接続することで電装部材9を通電状態とする車両用シート2において、第二コネクタ23を、サポート部材(21,22)とは異なるシートバック6の収納部62に収納するとともに、第一コネクタ13が、サポート部材(21)内を通過しつつ、第二コネクタ23に接続可能な位置まで延設可能である。
【選択図】図5
【解決手段】ヘッドレスト8のステー部材(11,12)を、シートバック6のサポート部材(21,22)の孔部Hに挿設するとともに、ステー部材(11)の第一コネクタ13を、シートバック6の第二コネクタ23に接続することで電装部材9を通電状態とする車両用シート2において、第二コネクタ23を、サポート部材(21,22)とは異なるシートバック6の収納部62に収納するとともに、第一コネクタ13が、サポート部材(21)内を通過しつつ、第二コネクタ23に接続可能な位置まで延設可能である。
【選択図】図5
Description
本発明は、ヘッドレストに配設の電装部材を有する車両用シートに関する。
この種の車両用シートとして特許文献1に開示の車両用シートが公知である。この車両用シートは、シートクッションと、シートバックと、ヘッドレストと、ディスプレイ(電装部材の一例)を有する。ディスプレイは、ヘッドレスト後面に配設されて、例えばシート後方から視聴することができる。
またヘッドレストは、ステー部材(筒状)を有して、シートバック上部のサポート部材(孔部)に挿設される。このときステー部材の第一コネクタを、孔部内の第二コネクタに接続することでディスプレイを通電状態とする。
またヘッドレストは、ステー部材(筒状)を有して、シートバック上部のサポート部材(孔部)に挿設される。このときステー部材の第一コネクタを、孔部内の第二コネクタに接続することでディスプレイを通電状態とする。
公知技術では、孔部内の所定位置に第二コネクタを取付けるとともに、ステー部材の下部(第二コネクタに接続可能な位置)に第一コネクタを固定する。そしてステー部材を孔部に挿設することで、第一コネクタと第二コネクタを接続することができる。
ここで第二コネクタは、スライド機構によって、サポート部材の長さ方向(ステー部材の抜き出し方向)にスライド移動可能である。
ここで第二コネクタは、スライド機構によって、サポート部材の長さ方向(ステー部材の抜き出し方向)にスライド移動可能である。
また公知技術では、ステー部材が、サポート部材の第一位置と第二位置の間で変位可能である。第一位置のステー部材は、孔部に挿設された状態(基本位置)となる。
第二位置のステー部材は、第一位置よりも抜き出し方向(上方)に移動した状態となり、例えばシート後部側からディスプレイの映像を目視しやすくなる。このとき孔部内の第二コネクタは、ステー部材の相対移動に伴って、その抜き出し方向にスライド移動する(取扱性に優れる構成である)。
第二位置のステー部材は、第一位置よりも抜き出し方向(上方)に移動した状態となり、例えばシート後部側からディスプレイの映像を目視しやすくなる。このとき孔部内の第二コネクタは、ステー部材の相対移動に伴って、その抜き出し方向にスライド移動する(取扱性に優れる構成である)。
しかし上述の構成では、第一コネクタの位置決めが面倒であり、その配設作業に手間取ることがあった(作業性に劣る構成であった)。また公知技術の構成では、第二コネクタをスライド移動させる機構が必要であり、シート構成が複雑化する傾向にあった。
本発明は上述の点に鑑みて創案されたものであり、本発明が解決しようとする課題は、比較的シンプルな構成によって、コネクタを性能よく配設することにある。
本発明は上述の点に鑑みて創案されたものであり、本発明が解決しようとする課題は、比較的シンプルな構成によって、コネクタを性能よく配設することにある。
上記課題を解決するための手段として、第1発明の車両用シートは、シートクッションと、シートバックと、ヘッドレストと、ヘッドレストに配設の電装部材を有する。
この車両用シートでは、ヘッドレストのステー部材を、シートバックのサポート部材の孔部に挿設する。このときステー部材の第一コネクタを、シートバックの第二コネクタに接続することで、ヘッドレストの電装部材を通電状態とする。
この車両用シートでは、ヘッドレストのステー部材を、シートバックのサポート部材の孔部に挿設する。このときステー部材の第一コネクタを、シートバックの第二コネクタに接続することで、ヘッドレストの電装部材を通電状態とする。
この種のシート構成では、比較的シンプルな構成によって、コネクタを性能よく(例えば作業性や取扱性よく)配設できることが望ましい。
そこで本発明では、上述の第二コネクタを、サポート部材とは異なるシートバックの収納部に収納する。そして第一コネクタが、サポート部材内を通過しつつ、第二コネクタに接続可能な位置まで延設可能である(ステー部材に対する第一コネクタの位置決め作業を省略可能な構成である)。
そこで本発明では、上述の第二コネクタを、サポート部材とは異なるシートバックの収納部に収納する。そして第一コネクタが、サポート部材内を通過しつつ、第二コネクタに接続可能な位置まで延設可能である(ステー部材に対する第一コネクタの位置決め作業を省略可能な構成である)。
第2発明の車両用シートでは、第1発明の車両用シートであって、上述のシートバックが、シートクッションに対して起倒可能に連結されるとともに、ヘッドレストが、シートバックに着脱可能である。
この種のシート構成では、ヘッドレストの取外し時において、サポート部材の孔部に水や埃などの異物が入り込むなどして、第二コネクタがショートすることが懸念される。
この種のシート構成では、ヘッドレストの取外し時において、サポート部材の孔部に水や埃などの異物が入り込むなどして、第二コネクタがショートすることが懸念される。
そこで本発明では、第一コネクタの配索途中又は収納部に阻止手段を設ける。そして阻止手段にて、孔部から侵入の異物が第二コネクタに直接的に到達することを阻止する構成とした。
本発明によると、水や埃などの異物が孔部に入り込むなどしても、上述の阻止手段にて、第二コネクタがショートすることを極力防止できる(より取扱性に優れるシート構成となる)。
本発明によると、水や埃などの異物が孔部に入り込むなどしても、上述の阻止手段にて、第二コネクタがショートすることを極力防止できる(より取扱性に優れるシート構成となる)。
第3発明の車両用シートは、第1発明又は第2発明の車両用シートにおいて、上述のステー部材が、孔部に挿入された状態の第一位置と、第一位置よりも抜き出し方向に移動して孔部に挿入された状態の第二位置との間で変位可能である。
そして本発明では、第一コネクタが、ステー部材の各位置に応じて延長又は短縮可能であることから、さらに取扱性に優れるシート構成となる。
そして本発明では、第一コネクタが、ステー部材の各位置に応じて延長又は短縮可能であることから、さらに取扱性に優れるシート構成となる。
本発明に係る第1発明によれば、比較的シンプルな構成によって、コネクタを作業性よく配設することができる。また第2発明によれば、より取扱性に優れるシート構成となる。そして第3発明によれば、さらに取扱性に優れるシート構成となる。
以下、本発明を実施するための形態を、図1〜図5を参照して説明する。各図には、車両用シート前方に符号F、車両用シート後方に符号B、車両用シート上方に符号UP、車両用シート下方に符号DWを適宜付す。なお図5では、便宜上、シート構成一部のスケールを誇張して示す。
本実施例の車両用シート2は、シートクッション4と、シートバック6と、ヘッドレスト8と、ディスプレイ9(電装部材の一例)を有する(図1及び図2を参照)。
シートバック6(詳細後述)は、その上部に、一対のサポート部材21,22を有し、シートクッション4に対して起倒可能に連結する。
またヘッドレスト8(詳細後述)は、一対のステー部材11,12を有し、シートバック6上部に着脱可能である。そしてディスプレイ9は、ヘッドレスト8後面に配置されたパネル状の部材である。
本実施例では、ヘッドレスト8の各ステー部材11,12を、各サポート部材21,22の孔部Hに挿設する(図2を参照)。つぎにステー部材(11)の第一コネクタ13を、シート内の第二コネクタ23に接続することでディスプレイ9を通電状態とする(図5を参照)。
シートバック6(詳細後述)は、その上部に、一対のサポート部材21,22を有し、シートクッション4に対して起倒可能に連結する。
またヘッドレスト8(詳細後述)は、一対のステー部材11,12を有し、シートバック6上部に着脱可能である。そしてディスプレイ9は、ヘッドレスト8後面に配置されたパネル状の部材である。
本実施例では、ヘッドレスト8の各ステー部材11,12を、各サポート部材21,22の孔部Hに挿設する(図2を参照)。つぎにステー部材(11)の第一コネクタ13を、シート内の第二コネクタ23に接続することでディスプレイ9を通電状態とする(図5を参照)。
また車両用シート2は、着座姿勢とフラット姿勢の間で変位可能である(図1を参照)。着座姿勢では、シートクッション4に対してシートバック6が起立する。
フラット姿勢では、シートクッション4に対してシートバック6が略水平に倒される。このフラット姿勢では、シート後方の部材(他の車両用シート等)にヘッドレスト8がぶつからないよう、ヘッドレスト8をシートバック6から取外す(図2を参照)。
フラット姿勢では、シートクッション4に対してシートバック6が略水平に倒される。このフラット姿勢では、シート後方の部材(他の車両用シート等)にヘッドレスト8がぶつからないよう、ヘッドレスト8をシートバック6から取外す(図2を参照)。
そして車両用シート2では、各ステー部材11,12が、第一位置と第二位置との間で変位可能である。第一位置のステー部材11(12)は、孔部Hに挿設された状態(基本位置)となる。
また第二位置のステー部材11(12)は、第一位置よりも抜き出し方向に移動して孔部Hに挿入された状態(図1で上方に移動した状態)となり、例えばシート後部側からディスプレイ9の映像を目視しやすくなる。
この種のシート構成では、比較的シンプルな構成によって、各コネクタ13,23を性能よく(例えば作業性や取扱性よく)配設することが望まれる。
そこで本実施例では、後述する構成によって、各コネクタ13,23を性能よく配設することとした。以下、各構成について詳述する。
また第二位置のステー部材11(12)は、第一位置よりも抜き出し方向に移動して孔部Hに挿入された状態(図1で上方に移動した状態)となり、例えばシート後部側からディスプレイ9の映像を目視しやすくなる。
この種のシート構成では、比較的シンプルな構成によって、各コネクタ13,23を性能よく(例えば作業性や取扱性よく)配設することが望まれる。
そこで本実施例では、後述する構成によって、各コネクタ13,23を性能よく配設することとした。以下、各構成について詳述する。
[ヘッドレスト]
ヘッドレスト8(略矩形の部材)は、上述のディスプレイ9と、巻取り装置40と、後述のステー部材11,12を有する(図2及び図3を参照)。
巻取り装置40は、リール状の円形部材であり、軸部42と、持ち手部44を有する。軸部42は、巻取り装置40の軸芯から立設する筒状部位である。また持ち手部44は、平板状の部材であり、軸部42の自由端側に取付けられる。
本実施例では、巻取り装置40をヘッドレスト8内部に回転可能に配設しつつ、ヘッドレスト8側面から軸部42を回転可能に突出させる。つぎに持ち手部44を、軸部42の他端に取付けつつ、軸部42の径方向外方に延設する。
ヘッドレスト8(略矩形の部材)は、上述のディスプレイ9と、巻取り装置40と、後述のステー部材11,12を有する(図2及び図3を参照)。
巻取り装置40は、リール状の円形部材であり、軸部42と、持ち手部44を有する。軸部42は、巻取り装置40の軸芯から立設する筒状部位である。また持ち手部44は、平板状の部材であり、軸部42の自由端側に取付けられる。
本実施例では、巻取り装置40をヘッドレスト8内部に回転可能に配設しつつ、ヘッドレスト8側面から軸部42を回転可能に突出させる。つぎに持ち手部44を、軸部42の他端に取付けつつ、軸部42の径方向外方に延設する。
そして持ち手部44を操作して、巻取り装置40を回転することにより、巻取り装置40から第一ワイヤ部材13w(後述)を引出す。これにより第一コネクタ13(後述)を、第一ステー部材11(後述)から延長する(延設する)ことができる。
また持ち手部44を操作して、巻取り装置40(軸部42)を逆回転することにより、巻取り装置40に後述の第一ワイヤ部材13wを巻取る。これにより第一コネクタ13を、第一ステー部材11に向けて短縮することができる。
また持ち手部44を操作して、巻取り装置40(軸部42)を逆回転することにより、巻取り装置40に後述の第一ワイヤ部材13wを巻取る。これにより第一コネクタ13を、第一ステー部材11に向けて短縮することができる。
(ステー部材)
一対のステー部材(第一ステー部材11、第二ステー部材12)は、ともに筒状の中空部材である(図1〜図3、図5を参照)。
第一ステー部材11は、第一コネクタ13を有する。第一コネクタ13は略矩形の部材であり、第一ワイヤ部材13wを介してディスプレイ9に電気的につながる。
また第二ステー部材12は、後述のロック部材30に係合可能な複数の係合溝(第一係合溝18f,第二係合溝18s)を有する(図2を参照)。第二係合溝18sは、第二ステー部材12の下部に形成できる。また第一係合溝18fは、第二係合溝18sよりもヘッドレスト8寄りに形成できる。
本実施例では、一対のステー部材11,12をシート幅方向に並列させて、ヘッドレスト8下部に配設する。そして第一ステー部材11の内部に第一ワイヤ部材13wを通しつつ、第一コネクタ13を、第一ステー部材11の下方に配置する。そして第一コネクタ13は、第一ワイヤ部材13wを引出す(巻取る)ことにより、第一ステー部材11から延長(第一ステー部材11に向けて短縮)できる。
一対のステー部材(第一ステー部材11、第二ステー部材12)は、ともに筒状の中空部材である(図1〜図3、図5を参照)。
第一ステー部材11は、第一コネクタ13を有する。第一コネクタ13は略矩形の部材であり、第一ワイヤ部材13wを介してディスプレイ9に電気的につながる。
また第二ステー部材12は、後述のロック部材30に係合可能な複数の係合溝(第一係合溝18f,第二係合溝18s)を有する(図2を参照)。第二係合溝18sは、第二ステー部材12の下部に形成できる。また第一係合溝18fは、第二係合溝18sよりもヘッドレスト8寄りに形成できる。
本実施例では、一対のステー部材11,12をシート幅方向に並列させて、ヘッドレスト8下部に配設する。そして第一ステー部材11の内部に第一ワイヤ部材13wを通しつつ、第一コネクタ13を、第一ステー部材11の下方に配置する。そして第一コネクタ13は、第一ワイヤ部材13wを引出す(巻取る)ことにより、第一ステー部材11から延長(第一ステー部材11に向けて短縮)できる。
[シートバック]
シートバック6は、ガイド部60と、一対のサポート部材21,22と、収納部62と、阻止手段を有する(図2及び図3、図5を参照)。
ガイド部60は、第一サポート部材21と後述の収納部62をつなぐ筒状の部材(中空)であり、第一コネクタ13の通過可能な径寸法を有する。ガイド部60の一端側は、第一サポート部材21の孔部Hに連通しており、ガイド部60の他端側は、収納部62(ガイド孔H1)に連通する。
そしてガイド部60は、直線状とすることもできるが、シート内の他構成などに応じて、その途中で若干屈曲又は湾曲させることもできる。ガイド部60の材質は特に限定しないが、典型的に樹脂製又はゴム製である。
シートバック6は、ガイド部60と、一対のサポート部材21,22と、収納部62と、阻止手段を有する(図2及び図3、図5を参照)。
ガイド部60は、第一サポート部材21と後述の収納部62をつなぐ筒状の部材(中空)であり、第一コネクタ13の通過可能な径寸法を有する。ガイド部60の一端側は、第一サポート部材21の孔部Hに連通しており、ガイド部60の他端側は、収納部62(ガイド孔H1)に連通する。
そしてガイド部60は、直線状とすることもできるが、シート内の他構成などに応じて、その途中で若干屈曲又は湾曲させることもできる。ガイド部60の材質は特に限定しないが、典型的に樹脂製又はゴム製である。
(サポート部材)
一対のサポート部材(第一サポート部材21、第二サポート部材22)は、ともに筒状の中空部材である(図2を参照)。
第一サポート部材21は、孔部Hを有し、第一ステー部材11を挿設できる。孔部Hは、第一サポート部材21の軸芯に沿って延びる貫通孔であり、第一ステー部材11を挿設できる。また孔部Hは、第一コネクタ13の通過可能な径寸法を有する。
また第二サポート部材22は、ロック部材30(詳細後述)と孔部Hを有し、第二ステー部材12を挿設できる(図4を参照)。
本実施例では、一対のサポート部材21,22をシート幅方向に並列させつつ、シートバック6上部に配設する(図1及び図2を参照)。例えば一対のサポート部材21,22を、それぞれブラケットB(筒状部材)を介してフレーム6F(シートバックの骨格をなす部材)に取付けることができる(図5を参照)。
一対のサポート部材(第一サポート部材21、第二サポート部材22)は、ともに筒状の中空部材である(図2を参照)。
第一サポート部材21は、孔部Hを有し、第一ステー部材11を挿設できる。孔部Hは、第一サポート部材21の軸芯に沿って延びる貫通孔であり、第一ステー部材11を挿設できる。また孔部Hは、第一コネクタ13の通過可能な径寸法を有する。
また第二サポート部材22は、ロック部材30(詳細後述)と孔部Hを有し、第二ステー部材12を挿設できる(図4を参照)。
本実施例では、一対のサポート部材21,22をシート幅方向に並列させつつ、シートバック6上部に配設する(図1及び図2を参照)。例えば一対のサポート部材21,22を、それぞれブラケットB(筒状部材)を介してフレーム6F(シートバックの骨格をなす部材)に取付けることができる(図5を参照)。
(収納部・阻止手段)
収納部62は、略正方形状の部材(中空)であり、蓋部64と、開閉軸66と、ガイド孔H1と、挿設孔H2と、第二コネクタ23を有する(図2及び図5を参照)。第二コネクタ23は略矩形の部材であり、第二ワイヤ部材23wを介して車両電源(図示省略)に電気的につながる。
また蓋部64は、収納部62の一面側を開閉する部材であり、開閉軸66を介して収納部62の一面側に取付けることができる。そして開閉軸66に、図示しない付勢手段(スプリング等)を取付けて、蓋部64を閉じ方向に付勢する。
収納部62は、略正方形状の部材(中空)であり、蓋部64と、開閉軸66と、ガイド孔H1と、挿設孔H2と、第二コネクタ23を有する(図2及び図5を参照)。第二コネクタ23は略矩形の部材であり、第二ワイヤ部材23wを介して車両電源(図示省略)に電気的につながる。
また蓋部64は、収納部62の一面側を開閉する部材であり、開閉軸66を介して収納部62の一面側に取付けることができる。そして開閉軸66に、図示しない付勢手段(スプリング等)を取付けて、蓋部64を閉じ方向に付勢する。
そしてガイド孔H1は、収納部62の上面側に形成された貫通孔であり、例えば収納部62の上面に形成される。
また挿設孔H2は、第二コネクタ23を挿設可能な孔部であり、収納部62の下面に形成される。このとき挿設孔H2を、ガイド孔H1の直下Xから水平方向にズラした位置に形成する(阻止手段の一例)ことで、ガイド孔H1から侵入の異物が直接的に到達しない構成とする(図5(b)を参照)。
本実施例では、第二コネクタ23を挿設孔H2に配置しつつ、挿設孔H2からシート内に第二ワイヤ部材23wを通す(図5を参照)。つぎにシート後面に蓋部64を露出させつつ、シートバック6の内部に収納部62を配設する。収納部62は、例えばフレーム6Fに固定できる。そして後述のように、シート後面から蓋部64を開くことで、第一コネクタ13と第二コネクタ23を収納部62内で手動にて接続できる。
また挿設孔H2は、第二コネクタ23を挿設可能な孔部であり、収納部62の下面に形成される。このとき挿設孔H2を、ガイド孔H1の直下Xから水平方向にズラした位置に形成する(阻止手段の一例)ことで、ガイド孔H1から侵入の異物が直接的に到達しない構成とする(図5(b)を参照)。
本実施例では、第二コネクタ23を挿設孔H2に配置しつつ、挿設孔H2からシート内に第二ワイヤ部材23wを通す(図5を参照)。つぎにシート後面に蓋部64を露出させつつ、シートバック6の内部に収納部62を配設する。収納部62は、例えばフレーム6Fに固定できる。そして後述のように、シート後面から蓋部64を開くことで、第一コネクタ13と第二コネクタ23を収納部62内で手動にて接続できる。
(ロック部材)
ロック部材30は、第二ステー部材12と第二サポート部材22の相対移動を規制する部材である(図4を参照)。本実施例のロック部材30は、プレート部32と、付勢手段38を有する。付勢手段38は、コイルバネ状の部材であり、その一端側がプレート部32に固定される。
またプレート部32(平板状)は、開口部33と、操作部34と、係止部35を有する。開口部33は、プレート部32略中央の貫通孔(上方視で略矩形状)であり、第二サポート部材22への組付けにより孔部Hの一部となる。
そして操作部34は、プレート部32前端の凸部位であり、第二サポート部材22の外形に倣った形状を有する。係止部35は、プレート部32後端の返し部分(断面視で略横J字状)であり、第二サポート部材22(略矩形の切欠き部分)に係止できる。
本実施例では、取付け部24からプレート部32を挿入して、第二サポート部材22(切欠き部分)に係止部35を係止する(図3を参照)。
開口部33は、第二サポート部材22内に配置し、操作部34は、取付け部24の外に配置する。つぎに第二サポート部材22内に付勢手段38の他端を固定して、プレート部32を、取付け部24から張出す方向に付勢する。
ロック部材30は、第二ステー部材12と第二サポート部材22の相対移動を規制する部材である(図4を参照)。本実施例のロック部材30は、プレート部32と、付勢手段38を有する。付勢手段38は、コイルバネ状の部材であり、その一端側がプレート部32に固定される。
またプレート部32(平板状)は、開口部33と、操作部34と、係止部35を有する。開口部33は、プレート部32略中央の貫通孔(上方視で略矩形状)であり、第二サポート部材22への組付けにより孔部Hの一部となる。
そして操作部34は、プレート部32前端の凸部位であり、第二サポート部材22の外形に倣った形状を有する。係止部35は、プレート部32後端の返し部分(断面視で略横J字状)であり、第二サポート部材22(略矩形の切欠き部分)に係止できる。
本実施例では、取付け部24からプレート部32を挿入して、第二サポート部材22(切欠き部分)に係止部35を係止する(図3を参照)。
開口部33は、第二サポート部材22内に配置し、操作部34は、取付け部24の外に配置する。つぎに第二サポート部材22内に付勢手段38の他端を固定して、プレート部32を、取付け部24から張出す方向に付勢する。
そして第二ステー部材12を挿入する際には、取付け部24内側に操作部34を押圧することにより(ロック解除動作により)、開口部33を孔部Hに合わせる。これにより第二ステー部材12を孔部H(開口部33)に挿入することができる。
つぎに操作部34の押圧を緩めることで、付勢手段38によりプレート部32が取付け部24から張出す。これにより開口部33と孔部Hの位置がずれて、第二ステー部材12(第一係合溝18f又は第二係合溝18s)に開口部33の内面が係合する(図2を参照)。このように第二ステー部材12がロックされて、第二サポート部材22との相対移動が規制される。
つぎに操作部34の押圧を緩めることで、付勢手段38によりプレート部32が取付け部24から張出す。これにより開口部33と孔部Hの位置がずれて、第二ステー部材12(第一係合溝18f又は第二係合溝18s)に開口部33の内面が係合する(図2を参照)。このように第二ステー部材12がロックされて、第二サポート部材22との相対移動が規制される。
[コネクタの接続作業]
図2及び図5を参照して、第二コネクタ23を挿設孔H2に挿設して、収納部62内に配置する。そして第一ステー部材11を第一サポート部材21(孔部H)に挿入するとともに、第二ステー部材12を第二サポート部材22(孔部H)に挿入する。
つぎに第一係合溝18fにロック部材30を係合させて、第二ステー部材12を第二サポート部材22にロックする(各ステー部材を第一位置でロックする)。
そして巻取り装置40を操作して、第一ワイヤ部材13wを、第一サポート部材21とガイド部60に通しつつ収納部62内に導く(図3を参照)。これにより第一コネクタ13を、第二コネクタ23に接続可能な位置まで第一ステー部材11から延長できる。そして収納部62内において、第一コネクタ13と第二コネクタ23を手動で接続することができる(乗員が目視しつつ接続できる作業性の良い構成である)。
図2及び図5を参照して、第二コネクタ23を挿設孔H2に挿設して、収納部62内に配置する。そして第一ステー部材11を第一サポート部材21(孔部H)に挿入するとともに、第二ステー部材12を第二サポート部材22(孔部H)に挿入する。
つぎに第一係合溝18fにロック部材30を係合させて、第二ステー部材12を第二サポート部材22にロックする(各ステー部材を第一位置でロックする)。
そして巻取り装置40を操作して、第一ワイヤ部材13wを、第一サポート部材21とガイド部60に通しつつ収納部62内に導く(図3を参照)。これにより第一コネクタ13を、第二コネクタ23に接続可能な位置まで第一ステー部材11から延長できる。そして収納部62内において、第一コネクタ13と第二コネクタ23を手動で接続することができる(乗員が目視しつつ接続できる作業性の良い構成である)。
[ヘッドレストの変位]
図5を参照して、ヘッドレスト8を上方に変位させる。そして第二係合溝18sにロック部材30を係合させて、第二ステー部材12を第二サポート部材22にロックする(各ステー部材を第二位置でロックする)。第二位置の各ステー部材11,12は、第一位置よりも抜き出し方向に移動した状態となるため、ディスプレイ9をシート後方から目視し易くなる。
このとき本実施例では、巻取り装置40を操作して第一ワイヤ部材13wを引出す(図3及び図5(a)の実線状態を参照)。これにより第一ワイヤ部材13wに無理なテンション等をかけることなく、各ステー部材11,12を第一位置から第二位置に変位できる(図5(b)を参照)。
また各ステー部材11,12を第二位置から第一位置に変位させるとともに、巻取り装置40を操作して第一ワイヤ部材13wを巻取る(図3及び図5(a)の破線状態を参照)。これにより第一ワイヤ部材13wを極端に弛ませることなく、各ステー部材11,12を変位できる。
図5を参照して、ヘッドレスト8を上方に変位させる。そして第二係合溝18sにロック部材30を係合させて、第二ステー部材12を第二サポート部材22にロックする(各ステー部材を第二位置でロックする)。第二位置の各ステー部材11,12は、第一位置よりも抜き出し方向に移動した状態となるため、ディスプレイ9をシート後方から目視し易くなる。
このとき本実施例では、巻取り装置40を操作して第一ワイヤ部材13wを引出す(図3及び図5(a)の実線状態を参照)。これにより第一ワイヤ部材13wに無理なテンション等をかけることなく、各ステー部材11,12を第一位置から第二位置に変位できる(図5(b)を参照)。
また各ステー部材11,12を第二位置から第一位置に変位させるとともに、巻取り装置40を操作して第一ワイヤ部材13wを巻取る(図3及び図5(a)の破線状態を参照)。これにより第一ワイヤ部材13wを極端に弛ませることなく、各ステー部材11,12を変位できる。
[ヘッドレストの取外し]
つぎに車両用シート2を、着座姿勢からフラット姿勢に変位させる(図1を参照)。そしてシート後方の部材(他の車両用シート等)にヘッドレスト8がぶつからないよう、ヘッドレスト8をシートバック6から取外す(図2を参照)。
このとき本実施例では、第二コネクタ23が収納部62内に配置して、外部に露出しない構成である(図5を参照)。このため水などの異物が孔部Hに入り込むなどしても、第二コネクタ23が直ちにショートすることを極力防止できる。
また第二コネクタ23(挿設孔H2)は、ガイド孔H1の直下Xから水平方向にズラした位置に配置する(図5(b)を参照)。このため孔部Hから異物が入り込んだとしても、第二コネクタ23に直接的に到達しないことから、第二コネクタ23がショートすることをより確実に回避できる(より作業性の良いシート構成となる)。
そして本実施例では、巻取り装置40を操作して、取外されたヘッドレスト8(第一ステー部材11)内に第一ワイヤ部材13wを巻取ることができる(使い勝手の良い構成である)。
つぎに車両用シート2を、着座姿勢からフラット姿勢に変位させる(図1を参照)。そしてシート後方の部材(他の車両用シート等)にヘッドレスト8がぶつからないよう、ヘッドレスト8をシートバック6から取外す(図2を参照)。
このとき本実施例では、第二コネクタ23が収納部62内に配置して、外部に露出しない構成である(図5を参照)。このため水などの異物が孔部Hに入り込むなどしても、第二コネクタ23が直ちにショートすることを極力防止できる。
また第二コネクタ23(挿設孔H2)は、ガイド孔H1の直下Xから水平方向にズラした位置に配置する(図5(b)を参照)。このため孔部Hから異物が入り込んだとしても、第二コネクタ23に直接的に到達しないことから、第二コネクタ23がショートすることをより確実に回避できる(より作業性の良いシート構成となる)。
そして本実施例では、巻取り装置40を操作して、取外されたヘッドレスト8(第一ステー部材11)内に第一ワイヤ部材13wを巻取ることができる(使い勝手の良い構成である)。
以上説明したとおり、本実施例によれば、比較的シンプルな構成によって、各コネクタ13,23を性能よく配設することができる。
また本実施例によると、水や埃などの異物が孔部Hに入り込むなどしても、上述の阻止手段にて、第二コネクタ23がショートすることを極力防止できる(より取扱性に優れるシート構成となる)。
また本実施例の構成は、既存の設備(フレーム6Fなど)を使用して配設できるため、シートの部品点数の増加を極力抑えつつ、比較的簡単に配設作業を行うことができる(作業工程数の増加を極力抑えることができる)。
そして本実施例では、第一ステー部材11に対する第一コネクタ13の各位置に応じて、第一ワイヤ部材13wを引出し又は巻取り可能であることから、さらに取扱性に優れるシート構成となる。
また本実施例によると、水や埃などの異物が孔部Hに入り込むなどしても、上述の阻止手段にて、第二コネクタ23がショートすることを極力防止できる(より取扱性に優れるシート構成となる)。
また本実施例の構成は、既存の設備(フレーム6Fなど)を使用して配設できるため、シートの部品点数の増加を極力抑えつつ、比較的簡単に配設作業を行うことができる(作業工程数の増加を極力抑えることができる)。
そして本実施例では、第一ステー部材11に対する第一コネクタ13の各位置に応じて、第一ワイヤ部材13wを引出し又は巻取り可能であることから、さらに取扱性に優れるシート構成となる。
本実施形態の車両用シートは、上述した実施形態に限定されるものではなく、その他各種の実施形態を取り得る。
(1)本実施形態では、阻止手段の一例として、収納部62下面に形成の挿設孔H2を例示したが、阻止手段の構成を限定する趣旨ではない。
例えば阻止手段として、挿設孔H2を、収納部62の側面又は上面(ガイド孔H1の直下とは異なる位置)に形成する構成を例示できる。
また阻止手段は、第一コネクタ13の配索途中に設けることができる。例えば阻止手段として、ガイド部60の途中に孔部(第一コネクタ13は通過不能であるが、異物は排出可能な孔部)を設ける構成や、ガイド部60を網状部材(異物が排出される隙間を有する網状部材)とする構成を例示できる。これら阻止手段によっても、第二コネクタ23(挿設孔H2)に異物が直接的に到達しにくいシート構成となる。
またガイド孔H1は、挿設孔H2の形成位置を考慮しつつ、収納部62の側面や底面に形成できる。
また阻止手段として、サポート部材の孔部を開閉する部材(シャッタ部材)を例示できる。
(1)本実施形態では、阻止手段の一例として、収納部62下面に形成の挿設孔H2を例示したが、阻止手段の構成を限定する趣旨ではない。
例えば阻止手段として、挿設孔H2を、収納部62の側面又は上面(ガイド孔H1の直下とは異なる位置)に形成する構成を例示できる。
また阻止手段は、第一コネクタ13の配索途中に設けることができる。例えば阻止手段として、ガイド部60の途中に孔部(第一コネクタ13は通過不能であるが、異物は排出可能な孔部)を設ける構成や、ガイド部60を網状部材(異物が排出される隙間を有する網状部材)とする構成を例示できる。これら阻止手段によっても、第二コネクタ23(挿設孔H2)に異物が直接的に到達しにくいシート構成となる。
またガイド孔H1は、挿設孔H2の形成位置を考慮しつつ、収納部62の側面や底面に形成できる。
また阻止手段として、サポート部材の孔部を開閉する部材(シャッタ部材)を例示できる。
(2)また本実施形態では、第一コネクタ13を、筒状のガイド部60によって収納部62に導く例を説明した。これとは異なり、第一コネクタ13を、例えば平板状のガイド部(縦断面視でU字状のプレート部材等)を介して収納部62に導くことができる。
またシート内の他部材の配設状況に応じて、第一コネクタ13を、直接的に(ガイド部を介することなく)収納部62に導くこともできる。
またシート内の他部材の配設状況に応じて、第一コネクタ13を、直接的に(ガイド部を介することなく)収納部62に導くこともできる。
(3)また本実施形態では、シートバック6下部(サポート部材の下方)に収納部62を配設したが、収納部62の配設位置を限定する趣旨ではない。例えば収納部62は、シートバック6中間や、シートバック6上部(サポート部材の上方)に配設することができる。なお収納部の外形形状は、シート構成に応じて適宜変更可能である。
また収納部62の配設向きを適宜調節して、蓋部64をシート側方で開閉することもできる。
(4)また本実施形態では、各ステー部材11,12が第一位置と第二位置の間で変位する例を説明した。各ステー部材を、3以上の複数位置で変位可能としてもよく、単数位置に取付ける(変位不能)とすることもできる。
(5)また本実施形態では、巻取り装置40によって、第一ワイヤ部材13wを延長及び短縮させる例を説明した。これとは異なり、第一ワイヤ部材が、第一ステー部材下部から単に延びる構成(短縮不能の構成)であってもよい。
そして第一ワイヤ部材13wを弛ませた状態で(予め余長を設けた状態で)収納部内に収納できる(図5(a)を参照)。このように第一ワイヤ部材13wに余長を設けることで、ステー部材の位置変位にスムーズに追従させることができる。
なお本実施形態では、第一ワイヤ部材13wを手動で巻取る例を説明した。これとは異なり、第一ワイヤ部材13wを自動(電動)で引出し又は巻取る装置を用いることもできる。
また収納部62の配設向きを適宜調節して、蓋部64をシート側方で開閉することもできる。
(4)また本実施形態では、各ステー部材11,12が第一位置と第二位置の間で変位する例を説明した。各ステー部材を、3以上の複数位置で変位可能としてもよく、単数位置に取付ける(変位不能)とすることもできる。
(5)また本実施形態では、巻取り装置40によって、第一ワイヤ部材13wを延長及び短縮させる例を説明した。これとは異なり、第一ワイヤ部材が、第一ステー部材下部から単に延びる構成(短縮不能の構成)であってもよい。
そして第一ワイヤ部材13wを弛ませた状態で(予め余長を設けた状態で)収納部内に収納できる(図5(a)を参照)。このように第一ワイヤ部材13wに余長を設けることで、ステー部材の位置変位にスムーズに追従させることができる。
なお本実施形態では、第一ワイヤ部材13wを手動で巻取る例を説明した。これとは異なり、第一ワイヤ部材13wを自動(電動)で引出し又は巻取る装置を用いることもできる。
(6)また本実施形態では、車両用シート2が、着座姿勢とフラット姿勢の間で変位可能である例を説明した。本実施例の構成は、車両用シート2が着座姿勢だけをとる場合(フラット姿勢に変位不能の場合)にも適用可能である。
また本実施形態では、シートバック6からヘッドレスト8が着脱可能な例を説明した。本実施例の構成は、シートバック6からヘッドレスト8が着脱不能な場合にも適用可能である。
(7)また本実施例の電装部材として、スピーカや、ヘッドレストの移動機構を例示できる。なおヘッドレスト(アクティブヘッドレスト)は、移動機構によって、車両後突時などに乗員頭部を保護するようにシート前側に移動する(特開2009−179090号公報等を参照)。
また本実施形態では、シートバック6からヘッドレスト8が着脱可能な例を説明した。本実施例の構成は、シートバック6からヘッドレスト8が着脱不能な場合にも適用可能である。
(7)また本実施例の電装部材として、スピーカや、ヘッドレストの移動機構を例示できる。なおヘッドレスト(アクティブヘッドレスト)は、移動機構によって、車両後突時などに乗員頭部を保護するようにシート前側に移動する(特開2009−179090号公報等を参照)。
2 車両用シート
4 シートクッション
6 シートバック
8 ヘッドレスト
9 ディスプレイ
11 第一ステー部材
12 第二ステー部材
13 第一コネクタ
13w 第一ワイヤ部材
18s 第二係合溝
21 第一サポート部材
22 第二サポート部材
23 第二コネクタ
23w 第二ワイヤ部材
30 ロック部材
40 巻取り装置
60 ガイド部
62 収納部
64 蓋部
66 ガイド孔
66 開閉軸
H 孔部
H1 ガイド孔
H2 挿設孔
H 孔部
4 シートクッション
6 シートバック
8 ヘッドレスト
9 ディスプレイ
11 第一ステー部材
12 第二ステー部材
13 第一コネクタ
13w 第一ワイヤ部材
18s 第二係合溝
21 第一サポート部材
22 第二サポート部材
23 第二コネクタ
23w 第二ワイヤ部材
30 ロック部材
40 巻取り装置
60 ガイド部
62 収納部
64 蓋部
66 ガイド孔
66 開閉軸
H 孔部
H1 ガイド孔
H2 挿設孔
H 孔部
Claims (3)
- シートクッションと、シートバックと、ヘッドレストと、前記ヘッドレストに配設の電装部材を有し、前記ヘッドレストのステー部材を、前記シートバックのサポート部材の孔部に挿設するとともに、前記ステー部材の第一コネクタを、前記シートバックの第二コネクタに接続することで前記電装部材を通電状態とする車両用シートにおいて、
前記第二コネクタを、前記サポート部材とは異なる前記シートバックの収納部に収納するとともに、前記第一コネクタが、前記サポート部材内を通過しつつ、前記第二コネクタに接続可能な位置まで延設可能である車両用シート。 - 前記シートバックが、前記シートクッションに対して起倒可能に連結されるとともに、前記ヘッドレストが、前記シートバックに着脱可能であり、
前記第一コネクタの配索途中又は前記収納部に阻止手段を設けるとともに、前記阻止手段にて、前記孔部から侵入の異物が前記第二コネクタに直接的に到達することを阻止する構成とした請求項1に記載の車両用シート。 - 前記ステー部材が、前記孔部に挿入された状態の第一位置と、前記第一位置よりも抜き出し方向に移動して前記孔部に挿入された状態の第二位置との間で変位可能であり、
前記第一コネクタのワイヤ部材が、前記ステー部材の各位置に応じて延長又は短縮可能である請求項1又は2に記載の車両用シート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010092945A JP2011219046A (ja) | 2010-04-14 | 2010-04-14 | 車両用シート |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010092945A JP2011219046A (ja) | 2010-04-14 | 2010-04-14 | 車両用シート |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011219046A true JP2011219046A (ja) | 2011-11-04 |
Family
ID=45036566
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010092945A Pending JP2011219046A (ja) | 2010-04-14 | 2010-04-14 | 車両用シート |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2011219046A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016073624A (ja) * | 2014-10-08 | 2016-05-12 | ▲呉▼俊宏 | ヘッドレスト構造 |
US9827432B2 (en) | 2014-10-08 | 2017-11-28 | Chun-Hung Wu | Headrest structure |
JP2021095037A (ja) * | 2019-12-18 | 2021-06-24 | トヨタ自動車株式会社 | 車両用シート及び車両用ヘッドレスト |
-
2010
- 2010-04-14 JP JP2010092945A patent/JP2011219046A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016073624A (ja) * | 2014-10-08 | 2016-05-12 | ▲呉▼俊宏 | ヘッドレスト構造 |
US9827432B2 (en) | 2014-10-08 | 2017-11-28 | Chun-Hung Wu | Headrest structure |
JP2021095037A (ja) * | 2019-12-18 | 2021-06-24 | トヨタ自動車株式会社 | 車両用シート及び車両用ヘッドレスト |
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