JP2011217368A - 撮像装置、カメラ本体及び交換レンズ - Google Patents

撮像装置、カメラ本体及び交換レンズ Download PDF

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Abstract

【課題】電子先幕により生じ得る画像の輝度ムラを良好に補正可能な撮像装置を提供する。
【解決手段】撮像装置は、被写体光を集光する光学系と、電子先幕機能を有し、被写体光を受光して画像信号を生成する撮像素子と、光学系の射出瞳距離と、射出瞳距離の補正量とを記憶する記憶手段と、光学系を介して撮像素子へ到達する被写体光を遮断可能なメカニカルシャッターと、記憶手段から光学系の射出瞳距離と射出瞳距離の補正量とを取得し、取得した光学系の射出瞳距離と射出瞳距離の補正量とを用いて、補正した射出瞳距離を求め、補正した射出瞳距離に基づいて画像信号の輝度ムラを補正する補正手段と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、撮像素子により光学的な被写体像から画像データを生成する撮像装置であって、特に、シャッター手段として電子先幕を採用する撮像装置に関する。
撮像素子の電荷をラインごとにリセットすることによって、メカニカルシャッターの先幕と同様の機能を実現することができる。このような露光制御は「電子先幕」とよばれることがある。この場合、露光のために、メカニカルシャッターにおいては後幕のみを動作させる。露光時間は、撮像素子の電荷をラインごとにリセットしてからメカニカルシャッターの後幕が走行するまでの時間によって決定される。したがって、メカニカルシャッターの後幕の走行特性に合わせて、撮像素子の電荷をラインごとにリセットするタイミングを決定すれば、全てのラインにおいて露光時間を一定に保つことができる。
メカニカルシャッターと撮像素子は、光軸方向に離れて配置される。よって、光学系の焦点距離や射出瞳距離等の影響によって、メカニカルシャッターの後幕による撮像素子上の遮光位置は変化する。このため、全てのラインについて、メカニカルシャッターの特性に合わせて電子先幕のリセット特性を一定にした場合、撮像素子の領域によって露光量のムラが発生する。
特許文献1に記載の撮像装置は、撮像素子のライン毎に電荷をリセットしてから、各ライン上をメカニカルシャッターの後幕が走行するまでの時間を、撮像素子の領域によって異なるように制御する。これによって、撮像素子の領域による露光量のムラを低減させることができる。
特開2007−53742号公報
特許文献1に記載の撮像装置では、光学系の焦点距離、射出瞳距離、絞り値、フォーカス位置等に基づいて、電子先幕の走査カーブパターンが決定されている。しかし、射出瞳距離は、撮影される条件や、撮像素子における像高によって変化する場合がある。また、輝度ムラは口径食によっても生じ得るが、特許文献1は口径食の影響は考慮していない。
本発明は、前記課題を解決し、電子先幕により生じ得る画像の輝度ムラを良好に補正することができる撮像装置を提供することを目的とする。
本発明に係る撮像装置は、
被写体光を集光する光学系と、電子先幕機能を有し、被写体光を受光して画像信号を生成する撮像素子と、光学系の射出瞳距離と、射出瞳距離の補正量とを記憶する記憶手段と、光学系を介して撮像素子へ到達する被写体光を遮断可能なメカニカルシャッターと、記憶手段から光学系の射出瞳距離と射出瞳距離の補正量とを取得し、取得した光学系の射出瞳距離と射出瞳距離の補正量とを用いて、補正した射出瞳距離を求め、補正した射出瞳距離に基づいて画像信号の輝度ムラを補正する補正手段と、を備える。
本発明に係るカメラ本体は、交換レンズが装着可能なカメラ本体であって、電子先幕機能を有し、交換レンズの光学系を介して受光した被写体光から画像信号を生成する撮像素子と、光学系を介して撮像素子へ到達する被写体光を遮光可能なメカニカルシャッターと、交換レンズから、交換レンズの光学系の射出瞳距離と射出瞳距離の補正量とを受信する通信手段と、取得した光学系の射出瞳距離と射出瞳距離の補正量とを用いて、補正した射出瞳距離を求め、補正した射出瞳距離に基づいて画像信号の輝度ムラを補正する補正手段とを備える。
本発明に係る交換レンズは、カメラ本体に装着可能な交換レンズであって、被写体光を集光する光学系と、光学系の射出瞳距離と射出瞳距離の補正量とを記憶する記憶手段と、記憶手段に記憶された光学系の射出瞳距離と射出瞳距離の補正量とをカメラ本体に送信可能な通信部と、を備える。
本発明の撮像装置は、光学系の射出瞳距離を像高または口径食による影響を考慮して補正し、補正後の射出瞳距離を用いて輝度ムラを補正するので、電子先幕により生じ得る画像の輝度ムラを良好に補正することができる。
本発明の実施の形態に係る撮像装置の構成図 射出瞳距離を説明するための図 撮像素子における像高を説明するための図 像高による輝度ムラへの影響を説明するための図 像高と入射角との関係を示すグラフ 口径食を説明するための図 口径食の影響を説明するための図 絞り値、像高と入射角との関係を示すグラフ 像高による射出瞳距離の補正量を説明するための図 ズームレンズ位置とフォーカスレンズ位置の組み合わせと補正用データの関連づけを説明した図 輝度ムラ補正を説明するための図 画像の代表点を説明するための図 実施の形態1の撮像装置のカメラ本体制御部における、輝度ムラ補正動作に関する構成を示す図 補正された電子先幕及びメカニカルシャッターの後幕の動作タイミングを説明した図 実施の形態2の撮像装置のカメラ本体制御部における、輝度ムラ補正動作に関する構成を示す図 実施の形態3の撮像装置のカメラ本体制御部における、輝度ムラ補正動作に関する構成を示す図
以下、添付の図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
実施の形態1
1.構成
図1は、本発明の実施の形態に係る撮像装置の構成図である。撮像装置は、交換レンズ100とカメラ本体200とから構成される。交換レンズ100は、カメラ本体200における所定の位置に装着することができる。交換レンズ100がカメラ本体200に装着されると、交換レンズ100とカメラ本体200とは、電気的に通信することができるようになる。
1−1.交換レンズ
交換レンズ100は、対物レンズ101、絞りユニット103、ズームレンズ102、フォーカスレンズ104、交換レンズ制御部105、通信部106、及び記憶部107を備える。
交換レンズ制御部105は、CPUと交換レンズ100内の各部を制御する制御回路とを一体化したLSIである。交換レンズ制御部105は、カメラ本体から出力された基準信号に同期して、通信部106を介してカメラ本体制御部203から出力された動作要求に基づいて、絞りユニット103、ズームレンズ102、及びフォーカスレンズ104を駆動することができる。絞りユニット103、ズームレンズ102及びフォーカスレンズ104のそれぞれに対して、それぞれを駆動させるためのアクチュエータが設けられているが、図1では、図示を省略している。
交換レンズ制御部105は、カメラ本体から出力された動作要求に基づいて、絞りユニット103の絞り値を変化させることができる。交換レンズ制御部105は、カメラ本体200から出力された動作要求に基づいて、ズームレンズ102を光軸L方向に進退させることができる。これによって、対物レンズ101、絞りユニット103、ズームレンズ102、フォーカスレンズ104からなる光学系110の焦点距離を変化させることができる。交換レンズ制御部105は、フォーカスレンズ104を光軸L方向に進退させることができる。これによって、被写体像を撮像素子202に合焦させることができる。
記憶部107は、交換レンズ制御部105を動作させるためのプログラムと交換レンズ100に固有の情報とを格納している。記憶部107は、フラッシュメモリ等の不揮発性メモリによって構成することができる。
1−2.カメラ本体
カメラ本体200は、通信部201、撮像素子202、カメラ本体制御部203、メカニカルシャッター220、及び液晶モニター210を備える。カメラ本体200はさらに、ユーザが撮影動作を指示するためのレリーズボタンや、撮影動作によって得られた画像データを記憶するメモリカード等の記憶媒体等も備えるが、これらについては、図1において図示を省略している。
カメラ本体制御部203は、CPUとカメラ本体200内の各部を制御する制御回路と各種信号処理を行なう信号処理回路とを一体化したLSIである。カメラ本体制御部203は、カメラ本体200内の各部を制御するとともに、交換レンズ100の通信部106及びカメラ本体200の通信部201を介して、交換レンズ制御部105に対して動作要求を出力する。カメラ本体制御部203は、通信部201及び通信部106を介して、記憶部107に記憶された交換レンズ100に固有の情報を取得することができる。
カメラ本体制御部203は、撮像素子202に垂直同期信号を出力するとともに、撮像素子202の動作を制御することができる。カメラ本体制御部203は、撮像素子202の電荷をラインごとにリセットすることができ、これにより、撮像素子202に対して電子先幕動作を実行させることができる。カメラ本体制御部203は、メカニカルシャッター220の動作を制御することができる。カメラ本体制御部203は、メカニカルシャッター220の先幕221と後幕222とを独立に駆動できる。したがって、カメラ本体制御部203は、メカニカルシャッター220の先幕221を走行させてから、撮像素子202に対して電子先幕動作を実行させ、しかる後にメカニカルシャッター220の後幕222を走行させることによって、撮像素子202を露光させることができる。なお、電子先幕動作によって撮影を行う場合、先幕221の走行後のメカニカルシャッター220が開放した状態にあればよく、撮影動作の都度、メカニカルシャッター220の先幕221を走行させる必要はない。また、カメラ本体200は、先幕221と後幕222を備えたメカニカルシャッター220を採用しており、メカニカルシャッター220の先幕221と後幕222を組み合わせた通常の撮影動作も可能である。
また、メカニカルシャッター220は、先幕を有しない、いわゆる、一幕シャッターであっても構わない。その場合、予め先幕を走行させる必要がないことは、いうまでもない。
カメラ本体制御部203は、撮像素子202から出力された画像信号に対して各種信号処理を行ない、画像データを生成することができる。その際、カメラ本体制御部203は、記憶部107から取得した交換レンズ100に固有の情報を使用することができる。カメラ本体制御部203は、各種信号処理によって得られた画像データに基づく画像を液晶モニター210に表示させることができる。カメラ本体制御部203は、撮像素子202から出力された画像信号がレリーズボタンによる撮影指示に基づいて出力された画像信号である場合は、各種信号処理によって得られた画像データに圧縮処理を施してメモリカード等の記憶媒体に記憶させる。
撮像素子202は、交換レンズ100を介して入射する光学的な被写体像を画像信号に変換して出力することができる。撮像素子202は、CMOSイメージセンサー等によって構成することができる。なお、撮像素子202の撮像面側には、塵埃を除去する超音波フィルターや入射光の高周波成分を除去する光学的ローパスフィルターが配されることがあるが、これらは図1においては省略している。
液晶モニター210は、カメラ本体制御部203によって生成された画像データに基づく画像を表示することができる。なお、液晶モニター210は、有機ELモニターのような、液晶パネル以外の表示デバイスで構成される表示装置であっても構わない。
2.動作
2−1.射出瞳距離
図2を用いて射出瞳距離を説明する。図2において、Lは光軸を示し、Aは絞りユニット103の位置を示し、MSはメカニカルシャッター220の位置を示し、ISは撮像素子202の撮像面を示す。θは、撮像面ISに対する被写体光の入射角である。
図3は、撮像素子202の像高を説明するための図である。像高xは、撮像面ISにおける光軸L(正確には、撮像面ISと光軸Lとの交点0)からの距離として与えられる。例えば、撮像面ISの長辺側の終端部の中央部において、像高xは約0.6となり、撮像面ISの頂点において像高xは1.0となる。像高xは撮像面ISにおける光軸Lからの距離に応じた値であるから、交点Oを中心とした同心円状にその値が変化するとともに、負の値をとることはない。なお、図3は、撮像素子202(すなわち撮像面IS)のアスペクト比が3:4の場合を示している。撮像素子202のアスペクト比が異なれば、上記の数値も異なったものとなる。
像高をxとし、撮像面ISに対する被写体光の入射角をθとすると、射出瞳距離は、式(1)によって与えられる。
射出瞳距離=x/tanθ ・・・(1)
すなわち、射出瞳距離は、像高xと入射角θの関数によって表わされる。
2−2.像高
図4は、電子先幕において生じ得る輝度ムラに対する像高の影響を説明するための図である。像高x1における入射角をθ1、像高x2における入射角をθ2とし、x1>x2とすると、θ1>θ2である。メカニカルシャッター220の位置MSから撮像面ISまでの距離をDとし、メカニカルシャッター220の位置MSにおける入射角θ1、θ2に対応する距離をそれぞれl1、l2とすると、l1、l2は次式で得られる。
l1=D×tanθ1 ・・・(2a)
l2=D×tanθ2 ・・・(2b)
したがって、l1>l2となる。つまり、ある像高に結像する光束が通過するメカニカルシャッター220の位置MSでの領域は、像高に応じて変化する。具体的には、像高がより高いほど、その像高に結像する光束が通過するメカニカルシャッター220の位置MSでの領域は大きくなる。つまり、撮像面ISにおいて像高xの大きい位置では、露光時間を相対的に短くしなければ、露光量が相対的に多くなってしまう。逆に、撮像面ISにおいて像高xの小さい位置は、露光時間を相対的に長くしなければ、露光量が相対的に少なくなってしまう。
ところが、撮像素子202は、ラインごとにしか電荷をリセットすることができない。一方、同一のラインには像高xの異なる複数の画素が存在する。例えば、図3において撮像面ISの最も長辺側の端のライン上の画素は、0.6から1.0の像高をとり得る。しかし、撮像素子202はラインごとに電荷をリセットし、メカニカルシャッター220の後幕222は、上から下に走行して、撮像素子202のラインごとに被写体光を遮光していく。よって、同一のライン上に像高0.6から1.0の画素が存在していても、射出瞳距離が同じであれば、撮像素子202の水平方向の輝度ムラは発生しない。しかし、撮像素子202の垂直方向についてはレンズの特性に合わせて、撮像素子202の画素ごとのリセット制御か、カメラ本体制御部203による画像データの輝度ムラ補正が必要になる。
ここで、像高xと入射角θの関係を検討する。図5に、像高と入射角との関係を示す。実線は、非球面レンズを含まない光学系における像高xと入射角θ(tanθ)の関係を示す。破線は、非球面レンズを含む光学系における像高xと入射角θ(tanθ)の関係を示す。非球面レンズを含まない光学系(実線)においては、像高xと入射角θ(tanθ)は一般に線形関係にある。一方、非球面レンズを含む光学系(破線)においては、一定の像高まで像高xと入射角θ(tanθ)は線形関係にあるものの、一定の像高を超えると線形関係は維持されない場合がある。像高xと入射角θ(tanθ)が線形関係にない場合、同一のラインにおいても、射出瞳距離が異なる、すなわち、撮像素子202の横方向においても輝度ムラが発生することになる。
そこで、本実施形態では、交換レンズ100の記憶部107に、交換レンズ100の射出瞳距離と、像高xに応じた射出瞳距離の補正量とを格納している。カメラ本体制御部203は、通信部201及び通信部106を介して、記憶部107に記憶された交換レンズ100の射出瞳距離と、像高xに応じた射出瞳距離の補正量とを取得し、これらの情報を用いて画像データの垂直方向の輝度ムラ補正を行う。この輝度ムラ補正処理の詳細については後述する。
2−3.口径食
光学系を内包する鏡筒の構造物によって不可避的なケラレが発生する場合がある。このような現象を口径食とよぶ。図6は、口径食を説明するための図である。図6において、鏡筒の構造物OBによって入射光の一部がけられる。また、絞りユニット103よりも撮像素子側202側にあるレンズ、例えば、図1におけるズームレンズ102やフォーカスレンズ104の縁で、入射光の一部がけられる場合もある。
図7は、口径食の影響を説明するための図である。図7(a)は被写体を示し、図7(b)は撮像面ISに結像した被写体像を示す。図7(b)の斜線を付した部分は、口径食により撮像面ISに結像されなかった被写体像の部分を示したものである。被写体は、九つの真円であるが、撮像面ISに結像した被写体像においては、図7(b)のように、斜線を付した部分が欠けたり、その部分の輝度が低下したりする。
図6から明らかなように、口径食が発生するか否か、また、口径食がどの程度発生するかは、絞りユニット103の絞り値に依存する。また、口径食は、光軸Lを中心とする同心円状に発生するから、口径食が発生するか否か、また、口径食がどの程度発生するかは、像高xにも依存する。
図8は、絞り値と、像高と、入射角との関係を示すグラフである。図8(a)は、像高が大きい位置における絞り値Fと入射角θ(tanθ)との関係を示すグラフである。像高が小さい位置においては、そもそも口径食の影響を受けない。図8(a)において、実線は、口径食が発生しない光学系における絞り値Fと入射角θ(tanθ)との関係を示す。破線は、口径食が発生する光学系における絞り値Fと入射角θ(tanθ)との関係を示す。口径食が発生しない光学系においては、絞り値Fによって、入射角θ(tanθ)は変化しない。一方、口径食が発生する光学系(破線)においては、一定の絞り値まで入射角θ(tanθ)は変化しないものの、絞り値Fが一定の絞り値よりも小さくなると、入射角θ(tanθ)も小さくなる。
図8(b)は、像高xと入射角θ(tanθ)との関係を示すグラフである。像高xと入射角θ(tanθ)との関係は、図5に示した非球面レンズを含む光学系の場合と、図8(b)に示す口径食が発生する光学系の場合とが問題になる。図8(b)においても、実線は、口径食が発生しない光学系における像高xと入射角θ(tanθ)との関係を示し、破線は、口径食が発生する光学系における像高xと入射角θ(tanθ)との関係を示す。口径食が発生しない光学系(実線)においては、像高xと入射角θ(tanθ)は線形関係にある。一方、口径食が発生する光学系(破線)においては、一定の像高まで像高xと入射角θ(tanθ)は線形関係にあるものの、一定の像高を超えると線形関係は維持されない。さらに、像高xと入射角θ(tanθ)の線形関係からのズレの程度は、絞り値Fによって異なる。すなわち、絞り値Fが小さいほど、線形関係からのズレがより大きく、絞り値Fが大きいほど、線形関係からのズレがより小さくなる。
そこで、本実施形態では、交換レンズ100の記憶部107に交換レンズ100の射出瞳距離と、口径食に応じた射出瞳距離の補正量とを格納する。カメラ本体制御部203は、通信部201及び通信部106を介して、記憶部107に記憶された交換レンズ100の射出瞳距離と、口径食に応じた射出瞳距離の補正量とを取得し、画像データの輝度ムラ補正を行う。この輝度ムラ補正の詳細については後述する。
2−4.射出瞳距離の補正用データ
前述のように、像高及び口径食を考慮した輝度ムラ補正を可能とするため、交換レンズ100の記憶部107には、以下に示す補正用データが格納される。
(1)像高0における光学系の射出瞳距離
(2)像高による射出瞳距離の補正量
(3)口径食による射出瞳距離の補正量
(4)上記項目(2)の補正量を適用すべき像高、または上記項目(3)の補正量を適用すべき絞り値及び像高
(1)像高0における光学系の射出瞳距離
記憶部107は、像高0(交点O)における光学系の射出瞳距離(以下「基準射出瞳距離」という。)を格納する。このとき、記憶部107は、射出瞳距離を示す情報として、射出瞳距離の逆数に一定の係数を乗じた値を格納する。これにより必要なビット数を低減できる。また、予め射出瞳距離の逆数を記憶部107に格納しておくことで、射出瞳距離の情報を用いた後の処理において演算処理が容易となる。なお、本実施形態では、基準射出瞳距離として、像高0における光学系の射出瞳距離を用いたが、他の像高の光学系の射出瞳距離を基準射出瞳距離として用いてもよい。例えば、像高0.6の光学系の射出瞳距離を基準射出瞳距離として用いてもよい。
(2)像高による射出瞳距離の補正量
図5に示したように、非球面レンズを含む光学系においては、一定の像高まで像高xと入射角θ(tanθ)は線形関係にあるものの、一定の像高を超えると線形関係は維持されないことがある(図5の破線参照)。そこで、基準射出瞳距離を像高に応じて補正するための補正量(以下「像高補正量」という。)を記憶部107に格納する。像高補正量は、撮像素子における像高に応じて非線形に変化する補正量であり、その表現形式は、基準射出瞳距離の表現形式と同一にする。つまり、像高補正量は、射出瞳距離yの逆数の値を用いて表現した値となる。像高補正量をこのように表すことによって、後の補正演算が容易になる。
図9は、像高補正量を説明するための図である。メカニカルシャッター220の位置MSから撮像面ISまでの距離(射出瞳距離)をDとし、撮像面ISの高さの2分の1をHとする。また、射出瞳距離をyとし、メカニカルシャッター220の位置MSにおける、撮像面ISの入射角θに対応する距離をlとする。そうすると、y:H=(y−D):(H−l)の関係が成り立つため、距離lは次のように求まる。
l=(H・D)/y (3)
この距離lの値が、通常の撮影における、電子先幕を使用した場合と、メカニカルシャッター220の先幕を使用した場合とのスリット差になる。このスリット差lに基づき、輝度ムラを低減するため、電子先幕の動作タイミングが補正される(詳細は後述)。式(3)に示すように、スリット差lの値は、射出瞳距離yの逆数に比例する。このため、射出瞳距離に関する情報や射出瞳距離の補正量に関する情報は、射出瞳距離yの逆数を用いて表すようにしている。これにより、これらの情報を用いた演算が簡単になる。
(3)口径食による射出瞳距離の補正量
図8(a)に示したように、口径食が発生する光学系においては、一定の絞り値まで入射角θ(tanθ)は、変化しないものの、絞り値Fが一定の絞り値よりも小さくなると、入射角θ(tanθ)も小さくなる(図8(a)の破線参照)。また、図8(b)に示したように、口径食が発生する光学系においては、一定の像高まで像高xと入射角θ(tanθ)は線形関係にあるものの、一定の像高を超えると線形関係は維持されない(図8(b)の破線参照)。また、図8(a)に示すように、口径食が発生する光学系において、像高xと入射角θ(tanθ)の線形関係からのズレは、絞り値Fによって異なる。そこで、基準射出瞳距離を口径食に応じて補正するための補正量(以下「口径食補正量」という。)を記憶部107に格納する。口径食補正量は、光学系の口径食に応じて非線形に変化する補正量であり、その表現形式は基準射出瞳距離の表現形式と同一にする。口径食補正量は、像高補正量に対応して提供される。また、口径食補正量は、絞りユニット103の開放絞り値に対する差分である開放係数で表すことができる。
(4)像高補正量を適用すべき像高、口径食補正量を適用すべき絞り値及び像高
像高補正量を適用すべき像高及び/または口径食補正量を適用すべき絞り値及び像高を記憶部107に格納してもよい。図5に示したように、非球面レンズを含む光学系においては、一定の像高まで像高xと入射角θは線形関係にあるものの、一定の像高を超えると線形関係は維持されない(図5の破線参照)。したがって、一定の像高までは、像高補正量は不要である。そこで、一定の像高までの範囲については、像高補正量として0を格納する代わりに、項目(2)の補正量を適用すべき、像高の範囲の閾値、すなわち一定の像高の値を格納するようにしてもよい。これによって、記憶部107に記憶させるべきデータ量を削減することができる。
また、図8(a)に示したように、口径食が発生する光学系においては、一定の絞り値まで入射角θは変化しないものの、絞り値Fが一定の絞り値よりも小さくなると、入射角θも小さくなる。そこで、一定の絞り値までの範囲については、口径食補正量として0を格納する代わりに、口径食補正量を適用すべき、絞り値の範囲の閾値、すなわち、一定の絞り値の値を格納してもよい。また、像高が小さい位置においては、そもそも口径食の影響を受けないので、口径食の影響を受け始める像高の値(閾値)を記憶部107に格納してもよい。これによっても、記憶部107に記憶させるべきデータ量を削減することができる。
なお、以上の説明において、像高補正量の表現形式は基準射出瞳距離の表現形式と同一にし、口径食補正量は、絞りユニット103の開放絞り値との差分である開放係数とすることができることを説明した。すなわち、基準射出瞳距離に対して像高補正量を加算することで、像高に応じて射出瞳距離を補正することができる。また、基準像射出瞳距離に対して口径食補正量を乗算することで、口径食に応じて射出瞳距離を補正することができる。なお、像高補正量を基準射出瞳距離に乗算してもよい。また、口径食補正量を基準射出瞳距離に加算してもよい。記憶部107に格納される、像高補正量と口径食補正量の表現形式は任意の形式でよい。
図1に示したように、本実施形態の撮像装置では、交換レンズ100において、ズームレンズ102とフォーカスレンズ104は、絞りユニット103よりも撮像素子202側に位置する。ズームレンズ102とフォーカスレンズ104は光軸L方向に進退するので、ズームレンズ102とフォーカスレンズ104の位置が射出瞳距離に影響する。そこで、前述の項目(1)〜(4)の補正用データは、ズームレンズ102とフォーカスレンズ104の位置に関連づけて記憶部107に格納する必要がある。図10は、ズームレンズ102とフォーカスレンズ104の位置に関連づけて記憶部107に格納されるデータを説明するための図である。ズームレンズ102の位置とフォーカスレンズ104の位置による二次元のテーブルを作成し、ズームレンズ102の位置とフォーカスレンズ104の位置の組み合わせと関連づけて前述の項目(1)から(4)の補正用データを記憶させる。ズームレンズ102の位置とフォーカスレンズ104の位置の全ての組み合わせに前述の項目(1)から(4)の補正用データを関連づけて格納するようにすると、記憶部107に格納されるデータのデータ量が大きくなる。よって、代表的なレンズ位置についてのみ、例えば、図10において黒丸によって示したレンズ位置の組み合わせについてのみ前述の項目(1)から(4)の補正用データを関連づけて格納するようにする。その場合、代表的なレンズ位置以外のズームレンズ102の位置とフォーカスレンズ104の位置の組み合わせに関する項目(1)から(4)の補正用データは、代表的なレンズ位置から補間によって求めることができる。
なお、ズームレンズ102とフォーカスレンズ104のいずれか一方が絞りユニット103よりも被写体側に存在する場合は、図10のテーブルは、絞りユニット103よりも撮像素子202側に存在するレンズの位置のみを含む一次元のテーブルになる。また、ズームレンズ102とフォーカスレンズ104のいずれもが絞りユニット103よりも被写体側に存在する場合は、ズームレンズ102とフォーカスレンズ104の位置が射出瞳距離に影響を与えないので、レンズ位置に関連づけることなく、一組の項目(1)から(4)のデータを記憶部107に格納すればよい。
なお、このテーブルにおいて、ズームレンズ102とフォーカスレンズ104の位置は、実際のズームレンズ102とフォーカスレンズ104の位置で管理してもよいし、ズームレンズ102及びフォーカスレンズ104それぞれの基準位置に基づき相対的に示した位置で管理してもよい。また、基準位置に対する相対位置で管理するテーブルを用いる場合、補間演算は、基準位置に対して相対的に示された位置を、実際のズームレンズ102の位置及びフォーカスレンズ104の位置に変換した値を用いて行なえばよい。また、図10の例では、ズームレンズ位置として5点、フォーカスレンズ位置として4点を代表点としたが、代表点の数はこれに限定されず、任意の数であってよい。
2−5.射出瞳距離と輝度ムラの関連性 図11を用いて射出瞳距離と輝度ムラの関連性について説明する。図11(a)は、撮像素子202の上半分における輝度ムラ補正を説明するための図であり、図11(b)は、撮像素子202の下半分における輝度ムラ補正を説明するための図である。
図11(a)を参照し、撮像素子202の上半分において生じ得る輝度ムラについて説明する。電子先幕動作において、撮像素子202の1つのラインRuのリセットが解除されたときに、メカニカルシャッター220の後幕222は位置MSまで走行しているとする。このときのラインRuの露光時間について検討する。
電子先幕とメカニカルシャッター220の後幕222による露光は、ラインRuのリセットが解除されてからメカニカルシャッター220の後幕222が位置T0に到達するまでの間行われる。よって、そのときの露光量は「E」である。今、射出瞳距離y1、y2を考えた場合、射出瞳距離y1に対する入射角よりも、射出瞳距離y2に対する入射角の方が大きい。射出瞳距離がy1の場合、ラインRuのリセットが解除されてからメカニカルシャッター220の後幕222が位置T1に到達するまでの時間が露光時間となるので、その露光量はE1となる。射出瞳距離がy2の場合、ラインRuのリセットが解除されてからメカニカルシャッター220の後幕222が位置T2に到達するまでの時間が露光時間となるので、その露光量はE2となる。このとき、E<E1<E2となり、射出瞳距離が小さいほど、露光量は大きくなっており、輝度ムラが生じる。
図11(b)を参照し、撮像素子202の下半分における輝度ムラ補正について説明する。撮像素子202の1つのラインRlのリセットが解除されたときに、メカニカルシャッター220の後幕222は、垂直方向の位置MSまで走行しているとする。このときのラインRlの露光時間について検討する。
電子先幕動作とメカニカルシャッター220の後幕222による露光は、ラインRlのリセットが解除されてからメカニカルシャッター220の後幕222が位置T0に到達するまでの時間行われる。よって、その露光量はEである。今、射出瞳距離y1、y2を考えた場合、射出瞳距離y1に対する入射角よりも射出瞳距離y2に対する入射角の方が大きい。射出瞳距離がy1の場合、ラインRlのリセットが解除されてからメカニカルシャッター220の後幕222が位置T1に到達するまでの時間が露光時間となるので、その露光量はE1となる。射出瞳距離がy2の場合、ラインRlのリセットが解除されてからメカニカルシャッター220の後幕222が位置T2に到達するまでの時間が露光時間となるので、露光量はE2となる。このとき、E>E1>E2となり、射出瞳距離が小さいほど、露光量は小さくなっており、輝度ムラが生じる。
2−6.輝度ムラ補正処理
本実施形態の撮像装置による輝度ムラ補正処理について説明する。
2−6−1.射出瞳距離の補正
最初に、射出瞳距離の補正処理について具体的に説明する。交換レンズ100の記憶部107には、図10に示したように、黒丸によって示された所定数のレンズ位置に対して、前述の(1)から(4)の補正用データが格納されている。カメラ本体制御部203は、交換レンズ100から、その記憶部107に格納されたデータを所定のタイミングで取得する。例えば、カメラ本体制御部203は、カメラ本体200の電源投入時、及び/または、交換レンズ100がカメラ本体200に装着されたときに、交換レンズ100の記憶部107に格納されたデータを取得する。また、カメラ本体制御部203は、撮影動作のたびに記憶部107に記憶されたデータを取得してもよい。
カメラ本体制御部203は、撮像素子202から出力された画像信号がレリーズボタンによる撮影指示に基づいて出力された画像信号である場合、補正された射出瞳距離に基づいて輝度ムラ補正を行う。
具体的には、カメラ本体制御部203は、通信部201及び通信部106を介して、交換レンズ制御部105から、撮影時のズームレンズ102の位置とフォーカスレンズ104の位置と絞りユニット103の絞り値を取得する。
撮影時のズームレンズ102の位置とフォーカスレンズ104の位置が、記憶部107に格納されていた補正用データのレンズ位置(図10の黒丸の位置)と一致する場合、カメラ本体制御部203は、そのデータを使用する。カメラ本体制御部203は、基準射出瞳距離を像高補正量に基づいて補正し、像高ごとの補正後の射出瞳距離を求める。その際、カメラ本体制御部203は、像高補正量を適用すべき像高に関する情報を記憶部107から取得しているときは、その情報が示す像高未満の像高(以下「閾値像高」という。)の撮像素子202の領域については、基準射出瞳距離をそのまま使用する。閾値像高以上の像高の撮像素子202の領域については、カメラ本体制御部203は、基準射出瞳距離を像高補正量に基づいて補正して、像高ごとの補正後の射出瞳距離を求める。
以上の像高による射出瞳距離の補正後、さらに、口径食を考慮して射出瞳距離の補正を行なってもよい。カメラ本体制御部203は、前述のようにして求めた像高ごとの補正後の射出瞳距離を、口径食補正量に基づいて補正し、口径食を考慮した、像高ごとの補正後の射出瞳距離を求める。この際、カメラ本体制御部203が、補正量を適用すべき絞り値及び像高(以下「閾値絞り値」という。)の情報を記憶部107から取得しているときは、まず、撮影時の絞りユニット103の絞り値と、閾値絞り値とを比較する。撮影時の絞りユニット103の絞り値が閾値絞り値よりも大きいときは、「口径食を考慮した像高ごとの補正後の射出瞳距離」を求める必要はない。一方、撮影時の絞りユニット103の絞り値が、閾値絞り値以下のときは、「口径食を考慮した像高ごとの補正後の射出瞳距離」を求める。このとき、撮像素子202における閾値像高以上の像高の領域についてのみ、像高ごとの補正後の射出瞳距離を、口径食補正量に基づいて補正することで、口径食を考慮した像高ごとの補正後の射出瞳距離を求める。
一方、撮影時のズームレンズ102の位置とフォーカスレンズ104の位置が、記憶部107に格納されていた補正用データのレンズ位置(図10の黒丸の位置)と一致しない場合、カメラ本体制御部203は、撮影時のズームレンズ102の位置とフォーカスレンズ104の位置の組み合わせに最も近い黒丸によって示した4つの組み合わせを検索する。そして、カメラ本体制御部203は、その4つの組み合わせの各々について、前述の場合と同様にして、像高ごとの補正後の射出瞳距離及び/または口径食を考慮した像高ごとの補正後の射出瞳距離を求める。そして、カメラ本体制御部203は、4つの組み合わせの各々について求めた、像高ごとの補正後の射出瞳距離及び/または口径食を考慮した像高ごとの補正後の射出瞳距離から、補間によって、撮影時のズームレンズ102の位置とフォーカスレンズ104の位置に対応した、それぞれの補正後の射出瞳距離を求める。
以上のようにして、「像高ごとの補正後の射出瞳距離」及び「口径食を考慮した像高ごとの補正後の射出瞳距離」を求めることができる。図12は、画像の代表点を説明する模式図である。図12における丸印が画像の代表点を示す。画像の代表点についてのみ「像高ごとの補正後の射出瞳距離」及び「口径食を考慮した像高ごとの補正後の射出瞳距離」を求めるようにしてもよい。代表点以外の位置の「像高ごとの補正後の射出瞳距離」及び「口径食を考慮した像高ごとの補正後の射出瞳距離」は、代表点で求めた値から補間によって求める。このような構成により、演算量を大幅に削減することができる。
2−6−2.輝度ムラ補正
カメラ本体制御部203は、通信部201及び通信部106を介して、記憶部107に格納された交換レンズ100の基準射出瞳距離と、像高補正量と、口径食補正量とを取得し、取得した情報を用いて、画像データの輝度ムラ補正を行う。
カメラ本体制御部203は、電子先幕動作における撮像素子202のリセットタイミングを適宜補正することで輝度ムラ補正を行う。
図13に、輝度ムラ補正処理に関するカメラ本体制御部203の構成を示す。カメラ本体制御部203は、輝度ムラ補正処理に関して、撮像素子リセット制御部231と、リセットタイミングデータを記憶する記憶部235とを含む。撮像素子リセット制御部231は、電子先幕動作において、撮像素子202の画素のリセット動作のタイミングを制御する。記憶部235に格納されるリセットタイミングデータは、射出瞳距離に応じて設定された、先幕動作における撮像素子202のリセットタイミングを補正するためのデータである。
撮像素子リセット制御部231は、「像高ごとの補正後の射出瞳距離」または「口径食を考慮した像高ごとの補正後の射出瞳距離」(以下、単に「補正後の射出瞳距離」という。)に基づいて、電子先幕動作における撮像素子202のリセットタイミングを制御して、輝度ムラを補正する。具体的には、撮像素子リセット制御部231は、射出瞳距離に基づき記憶部235からリセットタイミング補正データを読み出し、読み出したリセットタイミング補正データに基づき、撮像素子202のライン毎のリセットタイミングを設定する。
図14は、撮像素子202上を走行するメカニカルシャッター220の後幕222と電子先幕の軌跡を説明した図であり、横軸は時間を、縦軸は撮像素子202の垂直方向の位置を示す。実線Rは、メカニカルシャッター220の後幕222の走行軌跡を示す。破線F0は、補正を行わない場合の電子先幕の走行軌跡であり、実線F1は、輝度ムラ補正のために補正された電子先幕の走行軌跡である。
電子先幕とメカニカルシャッター220の後幕222の間隔ΔSSはシャッタ速度により定まり、通常は撮像素子の垂直方向において等間隔となる。すなわち、メカニカルシャッター220の後幕222が実線Rの軌跡で走行する場合、電子先幕は破線F0で示す軌跡となる。前述のように、電子先幕を採用した場合、撮像素子202の上部では露出過多になり、下部では、露出不足になる傾向にあり、輝度ムラが発生する。
この輝度ムラを解消するため、本実施形態では、電子先幕の走行軌跡を破線F0で示す軌跡から実線F1で示す軌跡に補正する。つまり、撮像素子202の上部では、電子先幕と後幕222の間隔が小さくなり、撮像素子202の下部では、電子先幕と後幕222の間隔が大きくなるように、撮像素子リセット制御部231が電子先幕のリセットタイミングを制御する。
軌跡F0から軌跡F1へのシフト量(補正量)Δtは射出瞳距離に応じて決定される。具体的には、式(3)より、射出瞳距離Dに対して求められる距離lに基づきシフト量(補正量)Δtが求められる。記憶部235は、リセットタイミング補正データとして、種々の射出瞳距離毎に、軌跡F1を与えるためのシフト量Δtの情報を記憶している。
撮像素子リセット制御部231は、補正後の射出瞳距離に応じた、リセットタイミング補正データを記憶部235から読み出し、読み出した補正データを用いて、電子先幕動作における撮像素子202のリセットタイミングを補正する。
以上のようにして、本実施形態の撮像装置によれば、射出瞳距離を撮像素子202の像高を考慮して補正する。よって、電子先幕のリセットタイミングは、像高を考慮して制御されるため、より精度よく、電子先幕により生じ得る画像の輝度ムラを補正することが可能となる。
3.まとめ
以上のように、本実施形態の撮像装置は、被写体光を集光する光学系110と、電子先幕機能を有し、被写体光を受光して画像信号を生成する撮像素子202と、光学系の射出瞳距離と、射出瞳距離の補正量とを記憶する記憶部107と、光学系110を介して撮像素子202へ到達する被写体光を遮断可能なメカニカルシャッター220と、記憶部107から光学系110の射出瞳距離(基準射出瞳距離)と射出瞳距離の補正量(撮像素子における像高による補正量、光学系の口径食による補正量)とを取得し、取得した光学系の射出瞳距離と射出瞳距離の補正量とを用いて、補正した射出瞳距離を求め、補正した射出瞳距離に基づいて画像信号の輝度ムラを補正するカメラ本体制御部203と、を備える。
また、カメラ本体制御部203は、補正した射出瞳距離に基づいて、撮像素子の電子先幕のリセットタイミングを制御することで、画像信号の輝度ムラを補正する。
本実施形態の撮像装置は、電子先幕動作により生じ得る輝度ムラに影響する射出瞳距離を、撮像素子における像高及び/又は光学系の口径食に応じて補正し、補正した射出瞳距離に基づいて輝度ムラを補正する。このため、電子先幕動作により生じ得る輝度ムラをより精度良く補正することができる。
実施の形態2
実施の形態1では、電子先幕のリセット動作のタイミングを補正することで、輝度ムラの発生を抑制した。本実施形態では、電子先幕のリセットタイミングの補正の代わりに、画素のゲインを調整することで輝度ムラを補正する。図15に、本実施形態の撮像装置における、カメラ本体制御部203aの主要な構成を示す。なお、以下に説明する構成、動作以外の構成、動作については、実施の形態1のものと同様である。
本実施形態のカメラ本体制御部203aは、撮像素子リセット制御部231aと、ゲイン補正部233aと、ゲイン補正データを記憶する記憶部235とを含む。記憶部235に格納されるゲイン補正データは、射出瞳距離に応じて画像信号の画素毎のゲイン(増幅率)を補正するためのデータである。画像メモリ215には撮像素子202で生成された画像信号が格納されている。ゲイン補正部233aは、射出瞳距離に基づきゲイン補正データを参照して、画像メモリ215から読み出した画像データの各画素のゲインを補正する。
ゲイン補正部233aによる画素のゲインの補正方法は、光軸Lを中心として、撮像素子202の上半分と下半分で異なる。すなわち、図11を参照して、説明したように、撮像素子202の上半分では、射出瞳距離が小さいほど、露光量は大きくなり、撮像素子202の下半分では、射出瞳距離が小さいほど、露光量は小さくなるという相関関係を有する。すなわち、事前に、射出瞳距離と露光量の相関関係を求め、その相関関係に基づき、画像全体で一定の露光量が得られるように射出瞳距離に応じたゲインをゲイン補正データとして求めておく。
ゲイン補正部233aは、補正後の射出瞳距離を参照してゲイン補正データを読み出し、そのゲイン補正データに基づきゲインを補正する。つまり、撮像素子202の上半分における輝度ムラ補正において、ゲイン補正部233aは、画像の垂直方向において射出瞳距離が小さいほど、ゲインがより小さくなるようにゲインを補正する。また、撮像素子202の下半分における輝度ムラ補正においては、ゲイン補正部233は、補正後の射出瞳距離とゲイン補正データに基づき、画像の垂直方向において、射出瞳距離が小さいほど、ゲインがより高くなるようにゲインを補正する。特に、本実施形態では、射出瞳距離が、像高及び/または口径食を考慮して補正されるため、より精度良く、ゲインを補正することが可能となる。
実施の形態3
本実施形態の撮像装置は、撮像素子202の垂直方向において、電子先幕のリセットタイミングを制御するとともに、さらに、水平方向においても画素のゲインを補正する。図16に、本実施形態における輝度ムラ補正のためのカメラ本体制御部の主要な構成を示す。なお、以下に説明する構成、動作以外の構成、動作については、実施の形態1のものと同様である。
図16に示すように、カメラ本体制御部203bは、実施の形態1の構成(図13)に加えてさらに、水平ゲイン補正部233bを含む。また、記憶部235は水平ゲイン補正データを格納する。記憶部235に格納される水平ゲイン補正データは、水平方向の輝度ムラを解消するために画素位置に応じて画素のゲインを補正するためのデータである。水平ゲイン補正部233bは、水平ゲイン補正データを参照して、水平方向における輝度ムラを補正するように、画像メモリ215から読み出した画像データの各画素のゲインを設定する。
本実施形態では、垂直方向においては、電子先幕のリセットタイミングを補正することで輝度ムラを補正し、さらに、水平方向においても画素のゲインを補正することで輝度ムラを補正する。これにより、より精度よく輝度ムラの補正が可能となる。
なお、上記の実施の形態1〜3においては、交換レンズ100とカメラ本体200とから構成される撮像装置について説明した。しかし、上述の思想は、光学系が本体内に組み込まれた撮像装置にも適用できる。そのような撮像装置では、交換レンズ100の通信部106とカメラ本体200の通信部201とが不要になる。
本発明によれば、電子先幕動作に起因して発生する画像の輝度ムラを良好に補正することができるため、本発明は、電子先幕機能を有するレンズ交換型またはレンズ一体型の撮像装置、または、電子先幕機能を有する撮像装置における交換レンズやカメラ本体に有用である。
100 交換レンズ
101 対物レンズ
102 ズームレンズ
103 絞りユニット
104 フォーカスレンズ
105 交換レンズ制御部
106 通信部
107 記憶部
110 光学系
200 カメラ本体
201 通信部
202 撮像素子
203、203a、203b カメラ本体制御部
210 液晶モニター
220 メカニカルシャッター
221 メカニカルシャッターの先幕
222 メカニカルシャッターの後幕

Claims (17)

  1. 被写体光を集光する光学系と、
    電子先幕機能を有し、前記被写体光を受光して画像信号を生成する撮像素子と、
    前記光学系の射出瞳距離と、射出瞳距離の補正量とを記憶する記憶手段と、
    前記光学系を介して前記撮像素子へ到達する被写体光を遮断可能なメカニカルシャッターと、
    前記記憶手段から前記光学系の射出瞳距離と前記射出瞳距離の補正量とを取得し、前記取得した光学系の射出瞳距離と射出瞳距離の補正量とを用いて、補正した射出瞳距離を求め、前記補正した射出瞳距離に基づいて画像信号の輝度ムラを補正する補正手段と、
    を備える、
    ことを特徴とする撮像装置。
  2. 前記射出瞳距離の補正量は、前記撮像素子における像高に応じて非線形に変化する補正量である、ことを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  3. 前記射出瞳距離の補正量は、前記光学系の口径食に応じて非線形に変化する補正量である、ことを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  4. 前記光学系の射出瞳距離は、光学系の射出瞳距離の逆数を用いて表現した値である、ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の撮像装置。
  5. 前記補正手段は、画像信号の輝度ムラを補正するために前記撮像素子の電子先幕のリセットタイミングを制御する、
    ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の撮像装置。
  6. 前記補正手段は、画像信号の輝度ムラを補正するために前記画像信号の画素のゲインを制御する、
    ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の撮像装置。
  7. 前記光学系が交換可能なレンズ交換式の撮像装置である、ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の撮像装置。
  8. 交換レンズが装着可能なカメラ本体であって、
    電子先幕機能を有し、交換レンズの光学系を介して受光した被写体光から画像信号を生成する撮像素子と、
    前記光学系を介して前記撮像素子へ到達する被写体光を遮光可能なメカニカルシャッターと、
    前記交換レンズから、交換レンズの光学系の射出瞳距離と前記射出瞳距離の補正量とを受信する通信手段と、
    前記受信した光学系の射出瞳距離と射出瞳距離の補正量とを用いて、補正した射出瞳距離を求め、前記補正した射出瞳距離に基づいて前記画像信号の輝度ムラを補正する補正手段と、を備える、
    ことを特徴とするカメラ本体。
  9. 前記射出瞳距離の補正量は、前記撮像素子における像高に応じて非線形に変化する補正量である、ことを特徴とする請求項8記載のカメラ本体。
  10. 前記射出瞳距離の補正量は、前記光学系の口径食に応じて非線形に変化する補正量である、ことを特徴とする請求項8記載のカメラ本体。
  11. 前記光学系の射出瞳距離は、光学系の射出瞳距離の逆数を用いて表現した値である、ことを特徴とする請求項8ないし10のいずれかに記載のカメラ本体。
  12. 前記補正手段は、画像信号の輝度ムラを補正するために前記撮像素子の電子先幕のリセットタイミングを制御する、
    ことを特徴とする請求項8ないし10のいずれかに記載のカメラ本体。
  13. 前記補正手段は、画像信号の輝度ムラを補正するために前記画像信号の画素のゲインを制御する、
    ことを特徴とする請求項8ないし10のいずれかに記載のカメラ本体。
  14. カメラ本体に装着可能な交換レンズであって、
    被写体光を集光する光学系と、
    前記光学系の射出瞳距離と前記射出瞳距離の補正量とを記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶された前記光学系の射出瞳距離と前記射出瞳距離の補正量とを前記カメラ本体に送信可能な通信手段と、を備えた、
    ことを特徴とする交換レンズ。
  15. 前記射出瞳距離の補正量は、撮像素子における像高に応じて非線形に変化する補正量である、ことを特徴とする請求項14記載の交換レンズ。
  16. 前記射出瞳距離の補正量は、前記光学系の口径食に応じて非線形に変化する補正量である、ことを特徴とする請求項14記載の交換レンズ。
  17. 前記光学系の射出瞳距離は、光学系の射出瞳距離の逆数を用いて表現した値である、ことを特徴とする請求項14ないし16のいずれかに記載の交換レンズ。
JP2011058268A 2010-03-17 2011-03-16 撮像装置、カメラ本体及び交換レンズ Withdrawn JP2011217368A (ja)

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