JP2011217240A - 通信システムおよび通信方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】利用者が操作する通信端末への広告の配信を有効的に行う。
【解決手段】通信端末100が、通信事業者ネットワーク400と接続する際、通信事業者サーバ200へ広告データを要求し、通信事業者サーバ200が、通信端末100から広告データを要求された場合、広告事業者サーバ300から取得した広告データを通信端末100へ送信し、通信端末100が、通信事業者サーバ200から送信されてきた広告データを出力し、出力を開始した際に出力を開始した旨を通信事業者サーバ200へ通知し、出力を停止した際に出力を停止した旨を通信事業者サーバ200へ通知し、通信事業者サーバ200が、出力を開始した旨が通知されてから出力を停止した旨が通知されるまでの広告時間に応じた広告料金を通信料金から控除して課金し、広告料金を広告事業者へ請求するための広告料金請求情報を広告事業者サーバ300へ送信する。
【選択図】図1

Description

本発明は、通信を行う通信システムおよび通信方法に関する。
一般的に、無線通信システムにおいて、当該無線通信の通信路(通信帯域)の確保や管理、料金課金を行う通信事業者は、無線通信端末と無線基地局とを接続する際や、無線通信端末同士を接続する際、通信チャネルの開設のみの接続形態を提供する。
また、近年では、利用者が操作する通信端末とネットワークとの間で通信が行われていない間、広告情報を通信端末へ配信し、当該広告情報を通信端末から出力させる技術が考えられている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2003−216863号公報
しかしながら、上述した技術においては、通信事業者は、ほとんどの場合、単なる通信チャネルの開設のみの接続形態を提供するだけで、その無線帯域を確保する通信事業者が通信に介在できるものの、この介在を積極的に活用していないという問題点がある。
また、特許文献1に記載された技術においても、広告情報の配信による利用者(ユーザ)への格別なメリットがないという問題点がある。
本発明の目的は、上述した課題を解決する通信システムおよび通信方法を提供することである。
本発明の通信システムは、
利用者が操作する通信端末と、該通信端末の通信料金を課金する通信事業者サーバと、前記通信端末へ送信する広告データをあらかじめ記憶する広告事業者サーバとから構成される通信システムにおいて、
前記通信端末は、前記通信事業者サーバが接続された通信事業者ネットワークと接続する際、前記通信事業者サーバへ前記広告データの送信を要求し、該要求に対して前記通信事業者サーバから送信されてきた広告データを出力し、該出力を開始した際、該出力を開始した旨を前記通信事業者サーバへ通知し、前記出力を停止した際、該出力を停止した旨を前記通信事業者サーバへ通知し、
前記通信事業者サーバは、前記通信端末から前記広告データの送信を要求された場合、前記広告事業者サーバから取得した広告データを前記通信端末へ送信し、前記通信端末から前記出力を開始した旨が通知されてから前記出力を停止した旨が通知されるまでの時間である広告時間に応じた広告料金を前記通信料金から控除して、該通信料金を課金し、前記広告料金を前記広告事業者へ請求するための広告料金請求情報を前記広告事業者サーバへ送信することを特徴とする。
また、本発明の通信方法は、
利用者が操作する通信端末と、該通信端末の通信料金を課金する通信事業者サーバと、前記通信端末へ広告データを送信する広告事業者が保有する広告事業者サーバとから構成される通信システムにおける通信方法であって、
前記通信端末が、前記通信事業者サーバが接続された通信事業者ネットワークと接続する際、前記通信事業者サーバへ前記広告データの送信を要求する処理と、
前記通信事業者サーバが、前記通信端末から前記広告データの送信を要求された場合、前記広告事業者サーバから前記広告データを取得する処理と、
前記通信事業者サーバが、前記広告事業者サーバから取得した広告データを前記通信端末へ送信する処理と、
前記通信端末が、前記通信事業者サーバから送信されてきた広告データを出力する処理と、
前記通信端末が、前記出力を開始した際、該出力を開始した旨を前記通信事業者サーバへ通知する処理と、
前記通信端末が、前記出力を停止した際、該出力を停止した旨を前記通信事業者サーバへ通知する処理と、
前記通信事業者サーバが、前記通信端末から前記出力を開始した旨が通知されてから前記出力を停止した旨が通知されるまでの時間である広告時間に応じた広告料金を前記通信料金から控除して、該通信料金を課金する処理と、
前記通信事業者サーバが、前記広告料金を前記広告事業者へ請求するための広告料金請求情報を前記広告事業者サーバへ送信する処理とを行う。
以上説明したように、本発明においては、利用者が操作する通信端末への広告の配信を有効的に行うことができる。
本発明の通信システムの実施の一形態を示す図である。 図1に示した形態を詳細に示した図である。 図2に示した通信端末の内部構成の一例を示す図である。 図2に示した無線基地局の内部構成の一例を示す図である。 図2に示したGWサーバの内部構成の一例を示す図である。 図2に示した認証サーバの内部構成の一例を示す図である。 図2に示した広告仲介コンテンツサーバの内部構成の一例を示す図である。 図2に示した課金サーバの内部構成の一例を示す図である。 図2に示した広告事業者サーバの内部構成の一例を示す図である。 図2に示した通信システム全体における処理を説明するためのフローチャートである。 図2に示した各装置やサーバ間における通信方法のうち、広告表示処理を説明するためのシーケンス図である。 図2に示した各装置やサーバ間における通信方法のうち、広告表示の後の一時的な広告表示停止処理を説明するためのシーケンス図である。 図2に示した各装置やサーバ間における通信方法のうち、広告設定変更処理を説明するためのシーケンス図である。 図2に示した各装置やサーバ間における通信方法のうち、広告表示の後の切断処理を説明するためのシーケンス図である。
以下に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の通信システムの実施の一形態を示す図である。
本形態は図1に示すように、通信端末100と、通信事業者ネットワーク400と接続された通信事業者サーバ200と、広告事業者ネットワーク500と接続された広告事業者サーバ300とから構成されている。
通信端末100は、通信機能を備え、利用者が操作する端末局である。また、通信端末100は、通信事業者ネットワーク400と接続する際、通信事業者サーバ200へ広告データの送信を要求する。また、通信端末100は、当該要求に対して通信事業者サーバ200から送信されてきた広告データを出力する。この出力方法は、広告データが画像データである場合は、当該画像データを表示し、また、広告データが音声データである場合は、当該音声データを再生して放音する。また、通信端末100は、広告データの出力を開始した際、出力を開始した旨を通信事業者サーバ200へ通知する。また、通信端末100は、広告データの出力を停止した際、出力を停止した旨を通信事業者サーバ200へ通知する。また、通信端末100は、通信事業者ネットワーク400との間の接続状況を監視する。また、通信端末100は、その監視によって通信事業者ネットワーク400との間の接続の切断を検出した際、広告データの出力を停止した旨を通信事業者サーバ200へ通知する。また、通信端末100は、監視している接続状況を示す接続状況情報を通信事業者サーバ200へ送信する。また、通信端末100は、通信端末100を操作する利用者から広告データを出力する時間である広告時間の入力を受け付けた場合、広告時間を示す広告時間情報を通信事業者サーバ200へ送信する。また、通信端末100は、広告データとともに通信料金から広告料金(広告の出力に応じた料金)を差し引いた旨を示す料金控除情報が通信事業者サーバ200から送信されてきた場合、当該料金控除情報を表示する。
なお、通信端末100は、有線通信を用いて通信を行うものであっても良いし、無線通信を用いて通信を行うものであっても良い。
また、通信端末100は、無線カードや無線モジュール等の、PC(Personal Computer)端末等に実装または装着(接続)して無線局として動作するものであっても良い。
通信事業者サーバ200は、通信事業者が保有するサーバである。また、通信事業者サーバ200は、通信端末100の通信料金を課金する。また、通信事業者サーバ200は、通信端末100から広告データの送信を要求された場合、広告データを広告事業者サーバ300から取得する。なお、通信事業者サーバ200は、通信端末100へ送信する広告データを事前に広告事業者サーバ300から取得しておいても良い。また、通信事業者サーバ200は、広告事業者サーバ300から取得した広告データを通信端末100へ送信する。また、通信事業者サーバ200は、通信端末100から広告データの出力を開始した旨が通知されてから出力を停止した旨が通知されるまでの時間である広告時間に応じた広告料金を、通信料金から差し引いて課金する。また、通信事業者サーバ200は、広告料金を広告事業者へ請求するための広告料金請求情報を広告事業者サーバ300へ送信する。また、通信事業者サーバ200は、通信端末100から送信されてきた接続状況情報が通信事業者ネットワーク400との接続の切断を検出した旨を示すものである場合、広告データの出力を停止した旨が通知されたと判断する。また、通信事業者サーバ200は、通信端末100から送信されてきた広告時間情報が示す広告時間だけ広告データを通信端末100へ送信する。また、通信事業者サーバ200は、広告データとして、画像データを広告事業者サーバ300から取得し、取得した画像データを通信端末100へ送信する。また、通信事業者サーバ200は、広告データとして、音声データを広告事業者サーバ300から取得し、取得した音声データを通信端末100へ送信する。また、通信事業者サーバ200は、広告データとともに、通信料金から広告料金を差し引いた旨を示す料金控除情報を通信端末100へ送信する。
広告事業者サーバ300は、広告事業者が保有するサーバである。また、広告事業者サーバ300は、通信端末100へ配信する広告データを記憶する。また、広告事業者サーバ300は、通信事業者サーバ200から広告データが要求された場合、広告データを通信事業者サーバ200へ送信する。また、広告事業者サーバ300は、通信事業者サーバ200から広告データを要求された場合、通信事業者サーバ200から当該広告データの送信を要求した通信端末100の位置を示す位置情報を取得し、その位置情報が示す通信端末100の位置に応じた広告データを、通信事業者サーバ200へ送信するものであっても良い。
通信事業者ネットワーク400は、通信事業者が管理する通信ネットワークである。
広告事業者ネットワーク500は、広告事業者が管理する通信ネットワークである。
図2は、図1に示した形態を詳細に示した図である。ここで、通信端末100は、無線通信機能を有する端末局である場合を例に挙げて示す。
図2に示すように、通信端末100と通信事業者ネットワーク400とは、無線基地局600およびGWサーバ700を介して接続されている。
無線基地局600は、無線信号を終端する一般的な基地局である。
GWサーバ700は、無線基地局600と通信事業者ネットワーク400とを接続するための接続装置である。
また、図2に示すように、通信事業者サーバ200には、認証サーバ210と、課金サーバ220と、広告仲介コンテンツサーバ230とが設けられている。なお、認証サーバ210、課金サーバ220および広告仲介コンテンツサーバ230は、1つのサーバ内に設けられているものに限らず、物理的に別個のサーバであっても良いし、互いに異なる場所に設置されているものであっても良い。
認証サーバ210は、通信端末100を認証する。
課金サーバ220は、通信端末100と通信事業者ネットワーク400とが接続されている時間や情報量に基づいて、通信料金を課金する。
広告仲介コンテンツサーバ230は、広告事業者サーバ300から広告データを取得する。そのとき、広告仲介コンテンツサーバ230は、広告事業者サーバ300へ広告データの要求を行う。
また、図2に示すように、通信事業者ネットワーク400と広告事業者ネットワーク500とは、ルータ800を介して接続されている。
以下、図2に示した各装置(サーバ)の詳細な構成について説明する。
図3は、図2に示した通信端末100の内部構成の一例を示す図である。
図2に示した通信端末100には図3に示すように、接続状況監視部101と、広告出力部102と、アンテナ103とが設けられている。なお、図3には、図2に示した通信端末100が有する構成要素のうち、本発明に係わる構成要素のみを示した。
接続状況監視部101は、無線基地局600との間の接続状態(接続状況)を監視する。また、接続状況監視部101は、監視した接続状況をアンテナ103を介して無線基地局600へ通知する。
広告出力部102は、通信事業者サーバ200から送信されてきた広告データを出力する。このとき、通信事業者サーバ200から送信されてきた広告データが画像データである場合は、当該画像データを表示する。また、通信事業者サーバ200から送信されてきた広告データが音声データである場合は、当該音声データを再生して放音する。
アンテナ103は、無線基地局600との間で無線信号の送受信を行う。
図4は、図2に示した無線基地局600の内部構成の一例を示す図である。
図2に示した無線基地局600には図4に示すように、接続処理部601と、接続状況監視部602と、アンテナ603とが設けられている。なお、図4には、図2に示した無線基地局600が有する構成要素のうち、本発明に係わる構成要素のみを示した。
接続処理部601は、通信端末100と接続するための処理を行う。この接続処理は、一般的に行われているものと同じである。
接続状況監視部602は、通信端末100との接続状況を監視する。また、接続状況監視部602は、接続している通信端末が複数ある場合は、それらとの接続状況を集約してGWサーバ700へ通知する。
アンテナ603は、通信端末100との間で無線信号の送受信を行う。
図5は、図2に示したGWサーバ700の内部構成の一例を示す図である。
図2に示したGWサーバ700には図5に示すように、接続処理部701と、接続状況監視部702とが設けられている。なお、図5には、図2に示したGWサーバ700が有する構成要素のうち、本発明に係わる構成要素のみを示した。
接続処理部701は、無線基地局600と接続するための処理を行う。この接続処理は、一般的に行われているものと同じである。
接続状況監視部702は、通信端末100の接続状況を監視する。また、接続状況監視部702は、例えば、通信端末100が複数の無線基地局をハンドオーバにより移動するような場合を含めた接続状況を集約し、その接続状況を上位の認証サーバ210へ通知する。
図6は、図2に示した認証サーバ210の内部構成の一例を示す図である。
図2に示した認証サーバ210には図6に示すように、認証処理部211と、接続状況監視部212とが設けられている。なお、図6には、図2に示した認証サーバ210が有する構成要素のうち、本発明に係わる構成要素のみを示した。
認証処理部211は、無線基地局600とGWサーバ700とを介して通信端末100の認証処理を行う。この認証処理は、一般的に行われているものと同じである。
接続状況監視部212は、通信端末100の接続状況を監視する。また、接続状況監視部212は、接続している通信端末が複数ある場合は、それらの接続状況を集約して広告仲介コンテンツサーバ230へ通知する。
図7は、図2に示した広告仲介コンテンツサーバ230の内部構成の一例を示す図である。
図2に示した広告仲介コンテンツサーバ230には図7に示すように、広告表示管理部231と、広告データ仲介部232とが設けられている。なお、図7には、図2に示した広告仲介コンテンツサーバ230が有する構成要素のうち、本発明に係わる構成要素のみを示した。
広告表示管理部231は、通信端末100の接続状況をもとに、通信端末100での広告表示状況を監視して課金サーバ220へ通知する。
広告データ仲介部232は、通信事業者ネットワーク400とルータ800とを介する広告事業者ネットワーク500上の広告事業者サーバ300と連携して通信端末100へ広告データを転送する。
図8は、図2に示した課金サーバ220の内部構成の一例を示す図である。
図2に示した課金サーバ220には図8に示すように、料金計算部221と、料金控除計算部222とが設けられている。なお、図8には、図2に示した課金サーバ220が有する構成要素のうち、本発明に係わる構成要素のみを示した。
料金計算部221は、従来の定額課金、従量制課金、ポリシー別課金等の通信料金の計算を行う。
料金控除計算部222は、通信端末100における広告表示状況に応じて、通信端末100を操作する利用者の通信料金の一部を広告料収入から補填して軽減する。この料金控除計算は、広告主である広告事業者が通信事業者に支払う広告料計算にも反映される。
図9は、図2に示した広告事業者サーバ300の内部構成の一例を示す図である。
図2に示した広告事業者サーバ300には図9に示すように、広告データ管理部301と、広告データ記憶部302とが設けられている。なお、図9には、図2に示した広告事業者サーバ300が有する構成要素のうち、本発明に係わる構成要素のみを示した。
広告データ記憶部302は、通信端末100へ配信する実際の広告データを記憶する。
広告データ管理部301は、広告データ記憶部302に記憶されている広告データを更新して広告仲介コンテンツサーバ230へ送信する。
なお、広告データは、通信端末毎や単位時間毎やアクセス回数毎などにより、リアルタイムに入れ替えることができる。また、広告データは、各通信端末の設定情報に合わせて、通信端末を操作する利用者が期待する分野の広告を選択するように当該分野で複数登録可能である。
また、広告事業者サーバ300の機能を、通信事業者ネットワーク400側の広告仲介コンテンツサーバ230が併せ持つことも可能である。
以下に、図2に示した通信システムにおける通信方法について説明する。ここでは、図2に示した通信システムが、無線LAN(Local Area Network)やWiMAX(Worldwid Interoperability for Microwave Access)を想定したものである場合を例に挙げて説明する。また、広告データが画像データである場合を例に挙げて説明する。つまり、通信端末100は広告データを表示することにより出力する。
まずは、図2に示した通信システム全体における処理をフローチャートを用いて説明する。
図10は、図2に示した通信システム全体における処理を説明するためのフローチャートである。
まず、通信端末100が起動すると(ステップS1)、通信端末100と無線基地局600との間、無線基地局600とGWサーバ700との間、およびGWサーバ700と通信事業者サーバ200との間で接続するためのリンク処理が行われ、端末認証等を完了する一連の手続きが完了し、無線ネットワークと接続される(ステップS2)。
すると、通信端末100によって、接続とともに利用者設定が可能な広告分野が選択済みかどうか、あるいは広告設定変更の意思があるかどうかの確認が通信端末100の画面上に表示されることで利用者に促される。
広告分野が選択されていない場合、または広告設定の変更がある場合(ステップS3のYes)、利用者が希望する広告分野の選択(複数選択可能)等の入力が通信端末100の画面上で受け付けられると、通信端末100から広告仲介コンテンツサーバ230の広告表示管理部231に対して、設定の更新情報が通知される(ステップS4)。ここで、通信端末100の画面上で設定可能な情報として、選択する広告分野のほかに、広告非表示の選択(広告表示による通信料金の割引が実施されない)、広告表示最大時間(無期限選択可能)等がある。
ステップS4の処理の後、広告仲介コンテンツサーバ230から通信端末100へ広告データが転送される(ステップS5)。また、ステップS3の処理がNoである場合も、ステップS5の処理が行われる。この広告データの転送の処理は、通信端末100に設定された広告分野を指定する形で、広告仲介コンテンツサーバ230の広告表示管理部231へ広告データを要求することで、通信端末100へ転送される。また、広告仲介コンテンツサーバ230が、通信端末100によって設定された広告表示最大時間の選択の範囲内で、広告データの更新データや、選択分野内の別な分野の広告データが通信端末100へ転送されても良い。なお、通信端末100の広告出力部102にすでに蓄積済みの広告データがあって、同じ広告データを広告表示に用いる際には、新たな転送は実施せず、蓄積済みの広告データをそのまま表示するものであっても良い。また、広告データの転送の際に、広告仲介コンテンツサーバ230から定期的もしくは不定期の要求により、広告事業者ネットワーク500上の広告事業者サーバ300へ問合せ、広告データ記憶部302から広告データ管理部301を経由して広告仲介コンテンツサーバ230の広告データ仲介部232を通す広告データ転送が実施されるものであっても良い。あるいは、広告事業者サーバ300からの定期的もしくは不定期の要求により、広告事業者サーバ300の広告データ記憶部302から広告データ管理部301を経由して広告仲介コンテンツサーバ230の広告データ仲介部232へ広告データ転送が実施されるものであっても良い。
その後、通信端末100の広告出力部102で広告データが受信されると、通信端末100に設定されている最大時間の範囲内で広告表示が開始され、広告表示が開始されたことが広告仲介コンテンツサーバ230の広告表示管理部231へ通知される。
すると、広告表示が実施されている間、課金サーバ220の料金控除計算部222へ広告表示状況が定期的もしくはイベント発生時に通知され、逐次、通信端末ごとの料金控除計算が実施される。この料金控除計算には、事業者が契約するサービスポリシーごとに設定される基本料金や従量料金や控除最大金額等の他、表示されている広告データ毎に割引比率が設定されたパラメータが用いられて、控除額計算値の概算情報が通信端末100へ通知される形で参考表示される(ステップS6)。
また、通信端末100における広告表示監視の一貫として、無線基地局600との接続状況が通信端末100の接続状況監視部101から無線基地局600の接続状況監視部602へ通知され、さらに無線基地局600の接続状況監視部602からGWサーバ700の接続状況監視部702へ通知され、さらにGWサーバ700の接続状況監視部702から認証サーバ210の接続状況監視部212へ通知される。この通知には、接続状態である通知の他、接続断が検出された旨を示す切断検出通知、切断予告を受けてその旨を示す切断検出通知、広告表示が利用者によって手動停止した旨を示す広告表示中断通知、広告表示期間が最大設定時間となった広告表示終了通知などがある。
なお、通信端末100がアイドル状態となったり、スクリーンセーバ起動等により広告表示の効果が認められない状態となったりした場合、一時的な広告表示停止通知が通信端末100から送信される。
また、認証サーバ210にて、通信端末毎に一定期間の間、上述した通知が受信されなかった場合、あるいは、通信端末100から自発的に切断予告通知が送信されて認証サーバ210まで切断検出通知が転送された場合、切断検出通知が広告仲介コンテンツサーバ230の広告表示管理部231に対して通知され、この結果をもとに広告表示期間が広告表示管理部231にて把握される。
また、広告仲介コンテンツサーバ230からこの広告表示期間が課金サーバ220へ通知されることで、最終的な料金控除計算が完了し、通信端末100の利用者の料金控除額が蓄積され、毎月などの支払い料金に控除額が反映される。その際、通信端末100が無線接続を継続している場合や、通信端末100が次回に接続する場合に通信料金の概算割引額が端末局画面上に表示される。これにより、利用者が、広告表示による通信料金の低減を概算として知ることができる。
なお、課金サーバ220に広告費用の段階をあらかじめ設定しておくことで、通信端末毎の広告表示状況を集計した結果から広告費用を自動的に増減するか、または一定額として設定可能であり、広告事業者に対する請求に反映させる。
利用者は、通信端末100に表示された広告表示画面もしくは広告分野の設定画面により、通信端末100として接続している間、いつでも広告表示を終了させることができる。
利用者による広告表示停止、または通信端末100のリンクが停止された場合(ステップS7のYes)、広告表示が停止され、その旨が通知される(ステップS8)。
一方、利用者による広告表示停止、または通信端末100のリンクが停止されなければ(ステップS7のNo)、その旨が通知され(ステップS9)、通信料金概算割引額が課金サーバ220から通信端末100へ通知される(ステップS10)。
以下に、図2に示した各装置やサーバ間における上述した通信方法について説明する。つまり、図10を用いて説明した処理が、どの装置にて行われるかについて説明する。
図11は、図2に示した各装置やサーバ間における通信方法のうち、広告表示処理を説明するためのシーケンス図である。
まず、通信端末100が起動すると(ステップS21)、通信端末100と無線基地局600との間、無線基地局600とGWサーバ700との間、およびGWサーバ700と通信事業者サーバ200との間で接続するためのリンク処理が行われ、端末認証等を完了する一連の手続きが完了し、無線ネットワークと接続される(ステップS22)。
また、広告事業者サーバ300から広告仲介コンテンツサーバ230へ広告データが転送(送信)される(ステップS23)。この送信タイミングは、特に規定しない。
また、通信端末100の接続状況監視部101にて監視された接続状況を示す接続状況情報が、通信端末100から無線基地局600へ送信され、無線基地局600からGWサーバ700へ送信され、GWサーバ700から認証サーバ210へ送信される(ステップS24)。この接続状況情報の送信は、あらかじめ設定された周期で送信されるものであっても良いし、あらかじめ設定されたタイミングで送信されるものであっても良い。
その後、利用者が希望する広告分野の選択(複数選択可能)等の入力が通信端末100の画面上で受け付けられると、通信端末100から広告仲介コンテンツサーバ230の広告表示管理部231に対して、設定の更新情報が通知(広告設定通知)される(ステップS25)。
すると、広告仲介コンテンツサーバ230の広告データ仲介部232から広告事業者サーバ300へ広告データが要求される(ステップS26)。
広告データが要求された広告事業者サーバ300では、広告データ管理部301によって広告データ記憶部302から広告データが読み出され、読み出された広告データが広告データ管理部301から広告仲介コンテンツサーバ230へ転送(送信)される(ステップS27)。
そして、広告データ管理部301から送信されてきた広告データが広告仲介コンテンツサーバ230から通信端末100へ送信される(ステップS28)。このとき、当該広告データが通信端末100に表示されることにより、通信料金の一部が控除される旨を示す料金控除情報も広告データとともに送信される。
通信端末100にて広告データと料金控除情報とが受信されると、当該広告データと料金控除情報とが通信端末100に表示され、広告の表示を開始した旨を示す広告表示通知が通信端末100から広告仲介コンテンツサーバ230へ送信される(ステップS29)。
すると、広告仲介コンテンツサーバ230にて広告表示通知を受け付けた旨を示す広告表示受付通知が、広告仲介コンテンツサーバ230から通信端末100へ送信される(ステップS30)。
また、広告仲介コンテンツサーバ230から課金サーバ220へ、通信料金の控除の開始を要求する料金控除開始要求が通知される(ステップS31)。
料金控除開始要求により、課金サーバ220にて通信料金の控除が開始されると、その旨を示す料金控除開始通知が課金サーバ220から広告仲介コンテンツサーバ230へ送信される(ステップS32)。
また、上述したように、随時、通信端末100の接続状況監視部101にて監視された接続状況を示す接続状況情報が、通信端末100から無線基地局600へ送信され、無線基地局600からGWサーバ700へ送信され、GWサーバ700から認証サーバ210へ送信される(ステップS33)。
図12は、図2に示した各装置やサーバ間における通信方法のうち、広告表示の後の一時的な広告表示停止処理を説明するためのシーケンス図である。ここでは、図11を用いて説明した広告表示処理の後の広告表示停止処理を例に挙げて説明する。
図11を用いて説明したステップS33の処理の後、通信端末100がアイドル状態となったり、スクリーンセーバ起動等により広告表示の効果が認められない状態となったりした場合、一時的な広告表示の停止を示す広告停止通知が通信端末100から広告仲介コンテンツサーバ230へ送信される(ステップS34)。
すると、広告仲介コンテンツサーバ230から課金サーバ220へ料金控除を終了する要求である料金控除終了要求が送信される(ステップS35)。
料金控除終了通知により、課金サーバ220にて料金控除が終了すると、料金控除を終了した旨を示す料金控除終了通知が、課金サーバ220から広告仲介コンテンツサーバ230へ送信される(ステップS36)。
また、上述したように、随時、通信端末100の接続状況監視部101にて監視された接続状況を示す接続状況情報が、通信端末100から無線基地局600へ送信され、無線基地局600からGWサーバ700へ送信され、GWサーバ700から認証サーバ210へ送信される(ステップS37)。
図13は、図2に示した各装置やサーバ間における通信方法のうち、広告設定変更処理を説明するためのシーケンス図である。ここでは、図12を用いて説明した処理の後の広告設定変更処理を例に挙げて説明する。
図12を用いて説明したステップS37の処理の後、利用者による広告の設定の変更を行うための入力が通信端末100にて受け付けられた場合、その変更の内容を示す広告設定変更通知が通信端末100から広告仲介コンテンツサーバ230へ送信される(ステップS38)。この変更内容は上述したように、選択する広告分野、広告非表示の選択(広告表示による通信料金の割引が実施されない)、広告表示最大時間(無期限選択可能)等である。例えば、この広告データを表示する時間である広告時間の入力が通信端末100にて受け付けられると、当該広告時間を示す広告時間情報が通信端末100から通信事業者サーバ200へ送信されることとなる。
すると、変更内容に応じた広告データが、広告仲介コンテンツサーバ230から広告事業者サーバ300へ要求され(ステップS39)、それに応じた広告データが広告事業者サーバ300から広告仲介コンテンツサーバ230へ送信(転送)される(ステップS40)。
そして、広告データ管理部301から送信されてきた広告データが広告仲介コンテンツサーバ230から通信端末100へ送信される(ステップS41)。このとき、当該広告データが通信端末100に表示されることにより、通信料金の一部が控除される旨を示す料金控除情報も広告データとともに送信される。
通信端末100にて広告データと料金控除情報とが受信されると、当該広告データと料金控除情報とが通信端末100に表示され、広告の表示を開始した旨を示す広告表示通知が通信端末100から広告仲介コンテンツサーバ230へ送信される(ステップS42)。
すると、広告仲介コンテンツサーバ230にて広告表示通知を受け付けた旨を示す広告表示受付通知が、広告仲介コンテンツサーバ230から通信端末100へ送信される(ステップS43)。
また、広告仲介コンテンツサーバ230から課金サーバ220へ、通信料金の控除の開始を要求する料金控除開始要求が通知される(ステップS44)。
料金控除開始要求により、課金サーバ220にて通信料金の控除が開始されると、その旨を示す料金控除開始通知が課金サーバ220から広告仲介コンテンツサーバ230へ送信される(ステップS45)。
また、上述したように、随時、通信端末100の接続状況監視部101にて監視された接続状況を示す接続状況情報が、通信端末100から無線基地局600へ送信され、無線基地局600からGWサーバ700へ送信され、GWサーバ700から認証サーバ210へ送信される(ステップS46)。
図14は、図2に示した各装置やサーバ間における通信方法のうち、広告表示の後の切断処理を説明するためのシーケンス図である。ここでは、図13を用いて説明した広告設定変更処理の後の切断処理を例に挙げて説明する。
図13を用いて説明したステップS46の処理の後、利用者の意思による広告表示停止、または通信端末100のリンクが停止された場合、広告表示が停止され、通信端末100の接続状況監視部101から無線基地局600の接続状況監視部602へ切断予告通知が送信され(ステップS47)、無線基地局600の接続状況監視部602からGWサーバ700の接続状況監視部702へ切断検出通知が送信され(ステップS48)、GWサーバ700の接続状況監視部702から認証サーバ210の接続状況監視部212へ切断検出通知が送信され(ステップS49)、認証サーバ210の接続状況監視部212から広告仲介コンテンツサーバ230の広告表示管理部231へ切断検出通知が送信される(ステップS50)。この切断予告通知および切断検出通知には、上述した接続状況情報を用いても良い。つまり、接続状況情報に「切断検出」を示す情報を入れておくことにより、各装置で切断、つまり広告データの出力が停止したことを認識することができる。
広告仲介コンテンツサーバ230の広告表示管理部231にて切断検出通知が受信されると、広告表示管理部231から課金サーバ220の料金控除計算部222へ料金控除の終了を要求するための料金控除終了要求が送信される(ステップS51)。
料金控除終了要求が料金控除計算部222にて受信されると、料金控除が終了し、料金控除額が料金控除計算部222にて計算される。具体的な計算方法は、上述した通りである。
課金サーバ220にて控除料金額が確定されると、料金控除が終了した旨を示す料金控除終了通知が課金サーバ220から広告仲介コンテンツサーバ230の広告表示管理部231へ送信される(ステップS52)。
その後、次回、通信端末100が再接続した際に、当該控除料金額を示す控除額情報を、前回接続時の控除額小計(概算値)や前回接続時までの控除額累計(概算値)として表示するために、次回接続時まで保存する。なお、この計算値は、料金請求タイミングに合わせてリセットしても良いが、リセットの要求タイミングの後、最終結果を次回接続の端末表示のあとに、実際に控除額情報がリセットされる。また、再度、利用者が広告表示を希望する場合、接続状況通知により、通信端末100の接続開始と同様の処理で、課金サーバ220での料金控除が再び開始される。
なお、通信端末100に広告データの表示を行ったことによる広告料金(控除料金)を広告事業者へ請求するための広告料金請求情報が、通信事業者サーバ200から広告事業者サーバ300へ送信されるが、そのタイミングは特に規定しない。
また、本形態において、広告データの表示は通信端末100の画面の最前面への表示を想定し、広告データの表示中は確実に利用者の目に触れるようにする表示方法を通信端末100に機能実装する。また、利用者が簡単な操作でこの広告データの表示を中断したり再開したりできるように通信端末100に機能実装する。
上述した実施の形態において、無線LANやWiMAX等の無線システムを想定した適用を例に挙げて説明したが、各利用者の通信端末を特定できる通信システムであって、通信端末との間に通信事業者が介在する通信システム、もしくは構内LANなどの形で利用者端末の初段の接続先が限定できる通信システムであれば、無線システム、有線システムを問わず、仕組みを流用でき、特にIP(Internet Protocol)を実装するようなシステムは、本発明との親和性が非常に高い。
また、上述した実施の形態において、無線基地局600、GWサーバ700、および認証サーバ210それぞれに接続状況監視部を配置して、各々の接続レベルに応じた接続状況を監視する例を示したが、単純な例としては、通信端末100の接続状況監視部101が直接、広告仲介コンテンツサーバ230の広告表示管理部231へ通知を行っても良い。この場合、一時的なハンドオーバ中の表示状態や、無線基地局600からの電波の届かないところへの移動などによる通信断などの検出が、広告仲介コンテンツサーバ230から通信端末100のみへのポーリング動作による接続状況把握のみに制限されるだけであり、リアルタイム性のメリットが一部欠ける程度であるため、広告媒体としてはそれほど影響を生じないシステムを提供することができる。
また、利用者が、広告データの表示の設定として広告主である広告事業者が希望するタイミングでのポップアップ広告表示に応じる意思を設定した場合、広告主が広告データを発信したいタイミングでのプッシュ型の広告データの表示も提供できる。例えば、各々の通信事業者と広告主とが契約することで、全世界を対象に、リアルタイムに進行するイベント等に時刻を同期させたような表示も可能である。
一方、広告表示対象者を絞り込む例としては、通信事業者が、通信端末100を操作する利用者の契約住所や、通信端末100が接続している無線基地局600の位置によって、広告主がターゲットとして希望する範囲内で通信していることを把握できるため、限定エリアに対する広告データの表示も可能である。
また、広告として映像広告を意識して動画や静止画を想定した画面表示広告を例として挙げたが、上述したように、音声通信事業に対する音声広告データ(音声データ)としても仕組みを流用できる。この場合、実際の通話に対してバックグラウンドで広告放送する例や、一定時間の広告を受話することで広告期間中の通信料金を広告主が負担する例である。バックグラウンドで広告放送する例として、例えば音楽業界やゲーム業界などがリリースする楽曲やBGM等をバックで流す例などを含む。
また、通信端末100での通信料金低減をリアルタイムに把握せずに、月ぎめ等で対応するケースでは、通信端末100を特定せずに、ワンセグ放送といったディジタル放送やアナログ放送、有線放送、データ放送、インターネット放送、動画(ビデオ)配信、音声配信、楽曲配信、映画予告配信等、構内や車両の画面端末への一斉配信へも応用でき、一般の広告システムと本発明の広告機能とをネットワーク上で統一することでの統合メリットも期待できる。
以上説明した本発明においては、以下に示す効果を有する。
まず、利用者は、広告を表示することで利用者の通信料金の低減が可能となる。
さらに、料金低減額を利用者へ知らせることにより、料金低減のメリットを利用者が体感することができ、次の広告表示に向けた行動を誘発する心理的効果を見込める。この点では、料金低減が必要でない場合など、利用者の意思で広告表示有無も選択できるため、広告不要な利用者に対する配慮もできるメリットがある。
また、広告主は、広告主はターゲットとする利用者を絞り込んで有効な広告を発信できることから、費用対効果を拡大でき広告費用の有効活用ができるメリットがある。
さらに、広告主は、広告データを更新することにより広告をリアルタイムに提供でき、イベント連動など広告機会を逃さずにターゲットに対する素早い情報提供の機会を増大させることができるメリットがある。
そして、広告主は、同じ仕組みを実装した通信事業者に対して、広告事業者サーバから、複数の各通信事業者の広告仲介コンテンツサーバに対して一斉に広告発信できるメリットがある。
次に、通信事業者は、接続時に必ず事業者サーバとの接続動作が発生し、その接続動作に連動させる形でネットワークリソースを使用するため、ハードウェアとしてはサーバ機器及びその周辺機器の追加程度で実現できるメリットがある。
しかも、通信事業者は、通信経路の提供のみならず、広告料収入の機会を得ることとなり、新たな宣伝チャネル枠を販売することができるメリットがある。
100 通信端末
101,212,602,702 接続状況監視部
102 広告出力部
103,603 アンテナ
200 通信事業者サーバ
210 認証サーバ
211 認証処理部
220 課金サーバ
221 料金計算部
222 料金控除計算部
230 広告仲介コンテンツサーバ
231 広告表示管理部
232 広告データ仲介部
300 広告事業者サーバ
301 広告データ管理部
302 広告データ記憶部
400 通信事業者ネットワーク
500 広告事業者ネットワーク
600 無線基地局
601,701 接続処理部
700 GWサーバ
800 ルータ

Claims (10)

  1. 利用者が操作する通信端末と、該通信端末の通信料金を課金する通信事業者サーバと、前記通信端末へ送信する広告データをあらかじめ記憶する広告事業者サーバとから構成される通信システムにおいて、
    前記通信端末は、前記通信事業者サーバが接続された通信事業者ネットワークと接続する際、前記通信事業者サーバへ前記広告データの送信を要求し、該要求に対して前記通信事業者サーバから送信されてきた広告データを出力し、該出力を開始した際、該出力を開始した旨を前記通信事業者サーバへ通知し、前記出力を停止した際、該出力を停止した旨を前記通信事業者サーバへ通知し、
    前記通信事業者サーバは、前記通信端末から前記広告データの送信を要求された場合、前記広告事業者サーバから取得した広告データを前記通信端末へ送信し、前記通信端末から前記出力を開始した旨が通知されてから前記出力を停止した旨が通知されるまでの時間である広告時間に応じた広告料金を前記通信料金から控除して、該通信料金を課金し、前記広告料金を前記広告事業者へ請求するための広告料金請求情報を前記広告事業者サーバへ送信することを特徴とする通信システム。
  2. 請求項1に記載の通信システムにおいて、
    前記通信事業者サーバは、前記通信端末から前記広告データの送信を要求された場合、前記広告事業者サーバへ前記広告データを要求し、該要求に対して前記広告事業者サーバから送信されてきた広告データを前記通信端末へ送信し、
    前記広告事業者サーバは、前記通信事業者サーバから前記広告データが要求された場合、前記記憶している広告データを前記通信事業者サーバへ送信することを特徴とする通信システム。
  3. 請求項1に記載の通信システムにおいて、
    前記通信端末は、前記通信事業者ネットワークとの間の接続状況を監視し、該監視によって前記接続の切断を検出した際、前記出力を停止した旨を前記通信事業者サーバへ通知することを特徴とする通信システム。
  4. 請求項1に記載の通信システムにおいて、
    前記通信端末は、前記通信事業者ネットワークとの間の接続状況を監視し、該監視した接続状況を示す接続状況情報を前記通信事業者サーバへ送信し、
    前記通信事業者サーバは、前記通信端末から送信されてきた接続状況情報が前記接続の切断を検出した旨を示すものである場合、前記出力を停止した旨が通知されたと判断することを特徴とする通信システム。
  5. 請求項1に記載の通信システムにおいて、
    前記通信端末は、該通信端末を操作する利用者から前記広告時間の入力を受け付けた場合、該広告時間を示す広告時間情報を前記通信事業者サーバへ送信し、
    前記通信事業者サーバは、前記通信端末から送信されてきた広告時間情報が示す広告時間だけ前記広告データを前記通信端末へ送信することを特徴とする通信システム。
  6. 請求項1に記載の通信システムにおいて、
    前記広告事業者サーバは、前記通信事業者サーバから前記広告データを要求された場合、前記通信事業者サーバから該広告データの送信を要求した通信端末の位置を示す位置情報を取得し、該位置情報が示す通信端末の位置に応じた広告データを、前記通信事業者サーバへ送信することを特徴とする通信システム。
  7. 請求項1に記載の通信システムにおいて、
    前記通信事業者サーバは、前記広告データとして、画像データを前記広告事業者サーバから取得し、該取得した画像データを前記通信端末へ送信し、
    前記通信端末は、前記通信事業者サーバから送信されてきた画像データを表示することにより出力することを特徴とする通信システム。
  8. 請求項1に記載の通信システムにおいて、
    前記通信事業者サーバは、前記広告データとして、音声データを前記広告事業者サーバから取得し、該取得した音声データを前記通信端末へ送信し、
    前記通信端末は、前記通信事業者サーバから送信されてきた音声データを再生することにより出力することを特徴とする通信システム。
  9. 請求項1に記載の通信システムにおいて、
    前記通信事業者サーバは、前記広告データとともに前記通信料金から前記広告料金を控除した旨を示す料金控除情報を前記通信端末へ送信し、
    前記通信端末は、前記料金控除情報を表示することを特徴とする通信システム。
  10. 利用者が操作する通信端末と、該通信端末の通信料金を課金する通信事業者サーバと、前記通信端末へ広告データを送信する広告事業者が保有する広告事業者サーバとから構成される通信システムにおける通信方法であって、
    前記通信端末が、前記通信事業者サーバが接続された通信事業者ネットワークと接続する際、前記通信事業者サーバへ前記広告データの送信を要求する処理と、
    前記通信事業者サーバが、前記通信端末から前記広告データの送信を要求された場合、前記広告事業者サーバから前記広告データを取得する処理と、
    前記通信事業者サーバが、前記広告事業者サーバから取得した広告データを前記通信端末へ送信する処理と、
    前記通信端末が、前記通信事業者サーバから送信されてきた広告データを出力する処理と、
    前記通信端末が、前記出力を開始した際、該出力を開始した旨を前記通信事業者サーバへ通知する処理と、
    前記通信端末が、前記出力を停止した際、該出力を停止した旨を前記通信事業者サーバへ通知する処理と、
    前記通信事業者サーバが、前記通信端末から前記出力を開始した旨が通知されてから前記出力を停止した旨が通知されるまでの時間である広告時間に応じた広告料金を前記通信料金から控除して、該通信料金を課金する処理と、
    前記通信事業者サーバが、前記広告料金を前記広告事業者へ請求するための広告料金請求情報を前記広告事業者サーバへ送信する処理とを行う通信方法。
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