JP2011216396A - 角形二次電池 - Google Patents

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Abstract

【課題】信頼性の高い密閉性を確保した二次電池を実現する。
【解決手段】電池蓋3には、正極集電体5P、負極集電体5Nがシール部材9とともにインサート成型工程で一体化されている。シール部材9はインサート成型で挿入された樹脂であり、電池蓋3と正極集電体5Pおよび、電池蓋3と負極集電体5Nとを電気的に絶縁するとともに、正負極集電体5Pおよび5Nと電池蓋3との間隙をシールして、電池蓋3の密閉性能を確保する。発電要素群120の正負極箔における未塗工部122A,124Aは中央部で束ねられて、正負極集電体5P,5Nに超音波溶接によって機械的かつ電気的に接続されている。
【選択図】図4

Description

本発明は、角形二次電池に関する。
特許文献1には、深絞り法により貫通孔の短辺の寸法より深さ寸法を大きく形成した金属製の電池缶に、絶縁ケースを介して発電要素群を収容した角形二次電池が開示されている。電池缶の開口部は、電池蓋をレーザービーム溶接により固着して封止されている。電池缶内には注液口から電解液が注入されており、注液口はレーザービーム溶接により封止されている。電池缶内に注液口から電解液が注入された後に、注液口はレーザービーム溶接により気密封止されている。
そして、発電要素群においては、正負極箔に正負極合剤をそれぞれ塗布した正負極板が、セパレータを介して捲回または積層されており、正負極板には、正負極合剤の未塗工部がそれぞれ形成されている。未塗工部には、正負極集電体が超音波溶接により接合されている。電池蓋には、正負極集電体に接続された正負極外部端子が設けられている。
正負極外部端子はシール部材を介して電池蓋に取り付けられているので、電池蓋と正負極外部端子とは電気的に絶縁されるとともに、電池蓋と正負極外部端子との間の封水性が確保される。シール部材であるガスケットは圧縮して使用され、圧縮後の形状と位置はネジ締結もしくは、かしめによって保持されている。
特許3691268
特許文献1記載の角形二次電池では、上述したように、シール部材を電池蓋に装着して容器内部の水密性を得ているが、電池蓋への固定次第では所定の水密性能が得られないおそれがある。
本発明による角形二次電池は、正負の活物質合剤をそれぞれ塗工した正負金属箔をセパレータで絶縁して積層し、前記金属箔の端部に前記活物質合剤が塗工されていない未塗工部が形成された発電要素群と、一端部に開口部が形成され、前記発電要素群が収納される電池缶と、前記電池缶の開口部を封止するとともに貫通孔が穿設された電池蓋と、前記貫通孔を貫通し、樹脂製シール部材で前記電池蓋と一体的に固着されている正負極外部出力部と、前記発電要素群の前記未塗工部を、前記正負極外部出力部に電気的かつ機械的に接続する正負極集電部とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、角形二次電池に要求される水密性能の信頼性を向上することができる。
本発明を適用した角形リチウムイオン二次電池の外観斜視図。 電池缶の中の絶縁ケースと発電要素群組立体を示す斜視図。 発電要素群組立体を示す斜視図。 発電要素群の斜視図。 発電要素群に取り付ける蓋組立体を示す斜視図。 図5の蓋組立体の分解斜視図。 電池蓋に正負極外部出力部を挿入した時の斜視図。 第1実施形態における外部出力部のインサート成型部を示す断面図。 第1実施形態における電池蓋に開口している長方形貫通孔の粗面を示す平面図。 第1実施形態の外部出力部のインサート成型を行う金型の断面図。 第1実施形態の粗さ分布の基準点、座標系を示す断面図。 第1実施形態における第1の粗さ分布を示すグラフ。 第1実施形態における第2の粗さ分布を示すグラフ。 第1実施形態における第3の粗さ分布を示すグラフ。 第1実施形態における第4の粗さ分布を示すグラフ。 第1実施形態における第5の粗さ分布を示すグラフ。 第1実施形態における第6の粗さ分布を示すグラフ。 第2実施形態における外部出力部のインサート成型部を示す断面図。 第2実施形態の粗さ分布の基準点、座標系を示すグラフ。 第3実施形態における外部出力部のインサート成型部を示す断面図。 第4実施形態における外部出力部のインサート成型部を示す断面図。 第5実施形態における外部出力部のインサート成型部を示す断面図。 第6実施形態における外部出力部のインサート成型部を示す断面図。 第7実施形態における外部出力部のインサート成型部を示す断面図。 電池蓋に開口される円形貫通孔の粗面を示す平面図。
本発明による角形二次電池をリチウムイオン電池に適用した第1〜第7実施形態を、図面を参照して説明する。
−第1実施形態−
[角形電池の構成]
図1〜図3に示すように、角形二次電池は、一面が開口した直方体状の電池缶14内に、ポリプロピレン等の樹脂製の絶縁ケース13を介して捲回型発電要素群120を収納し、電池缶14の開口部14Aを電池蓋3によって封止して構成されている。電池缶14と電池蓋3によって容器外装が構成される。電池蓋3には、内側から正極外部出力部7Pおよび負極外部出力部7Nが突設されている。正極外部出力部7Pおよび負極外部出力部7Nは、インサート成型により電池蓋3にシール部材9と一体成型されている。正負極外部出力部7Pおよび7Nは、捲回型発電要素群120と電気的に接続され、発電要素群120で発電した電力を外部に出力し、外部で発電した電力を捲回型発電要素群120に充電するための外部出力端子である。
図2の符号LAは発電要素群組立体であり、図3に示すように、インサート成型により正負極外部出力部7Pおよび7Nが電池蓋3と一体化されて成る蓋組立体LA1と発電要素群120とを予めサブアッセンブリ化したものである。正負極外部出力部7Pおよび7Nは、正負極集電体5Pおよび5Nの一端にそれぞれ形成されている。正負極集電体5Pおよび5Nの他端に正極接続部53Pと負極接続部53Nがそれぞれ形成されている。発電要素群120の正極未塗工部122Aは発電要素群120の正極側端面において中央部で束ねられて、正極集電体5Pの正極接続部53Pに超音波接合されて機械的かつ電気的に接続されている。負極未塗工部124Aは発電要素群120の負極側端面において中央部で束ねられて、負極集電体5Nの負極接続部53Nに超音波接合されて機械的かつ電気的に接続されている。
電池缶14は金属製であり、深絞り法により開口部14Aの短辺の寸法より深さ寸法が大きく形成されている。電池缶14は、有底直方体容器の面積の大きな幅広側面14Wと、面積の小さい幅狭側面14Nと、容器底面である底面14Bとで形成された扁平容器であり、上面に開口部14Aを有する。電池蓋3は、レーザービーム溶接法により電池缶14の開口部14Aに固着されている。電池蓋3には注液口(図示省略)が設けられ、注液口から電池缶14内に電解液が注入された後に、注液口はレーザービーム溶接により封止される。
[発電要素電極群]
図4に示すように、捲回型発電要素群120は、正負極箔AFおよびCFに正負極活物質合剤123および125をそれぞれ塗布した正負極板122および124をセパレータ121を介して捲回して断面長円状に形成したものである。正負極板122および124には、正負極活物質合剤123および125が塗布されずに正負極箔AF,CFが露出した未塗工部122Aおよび124Aがそれぞれ正負極接続部として形成されている。未塗工部122Aおよび124Aは、捲回型発電要素群120の幅方向の両端部に配置され、それぞれ、電池缶14の両狭側面14Nに沿って延在する。
正負極箔AFおよびCFとしては、それぞれアルミニウム、銅が用いられ、正負極集電体5Pおよび5Nは、正負極箔AFおよびCFと同一材料によって形成される。
発電要素群120の正極活物質合剤123には、正極活物質としてコバルト酸リチウム等のリチウム含有遷移金属複酸化物を含む正極活物質合剤が使用される。正極活物質合剤には、正極活物質以外に、炭素材料等の導電材およびポリフッ化ビニリデン等のバインダが配合されている。正極箔であるアルミニウム箔AFへ正極活物質合剤123を塗工する時には、N−メチルピロリドン等の分散溶媒で塗工液の粘度が調整される。正極活物質合剤123を塗布する際、アルミニウム箔AFの長寸方向一側の側縁に正極活物質合剤123が塗工されない未塗工部、すなわち、アルミニウム箔AFが露出している正極接続部122Aを形成する。
発電要素群120の負極活物質合剤125には、負極活物質としてリチウムイオンを可逆に吸蔵、放出可能な黒鉛等の炭素材を含む負極活物質合剤が使用される。負極活物質合剤には、負極活物質以外に、アセチレンブラック等の導電材やポリフッ化ビニリデン等のバインダが配合されている。負極箔である銅箔CFへ負極活物質合剤125を塗工する時には、N−メチルピロリドン等の分散溶媒で塗工液の粘度が調整される。負極活物質合剤125を塗布する際、銅箔CFの長寸方向一側の側縁に負極活物質合剤125が塗工されない未塗工部、すなわち、銅箔CFが露出している負極接続部124Aを形成する。
負極箔CFの長さは、正極箔AFおよび負極箔CFを捲回したときに、捲回最内周および最外周で捲回方向に正極箔AFが負極箔CFからはみ出すことがないように、正極箔AFの長さより長く設定されている。また、負極活物質合剤125の塗工部の幅は、発電要素群120の長手方向において正極活物質合剤123の塗工部が負極活物質合剤125の塗工部からはみ出すことがないように、正極活物質合剤123の塗工部の幅より長く設定されている。
[蓋組立体]
図3に示す蓋組立体LA1について、図5〜図9を参照して説明する。
図5は蓋組立体LA1の斜視図であり、蓋組立体LA1は、電池蓋3と、正極集電体5Pと負極集電体5Nとをインサート成型で一体化したものである。図6に示すように、電池蓋3には、細長い矩形貫通孔4が2つあけられている。正負極集電体5Pおよび5Nは略L字形状に形成され、一端側に形成した小判形状の正負極外部出力部7Pおよび7Nが電池蓋3の貫通孔4を貫通している。正負極外部出力部7Pおよび7Nが貫通孔4を貫通する箇所にシール部材9が設けられ、電池蓋3と外部出力部7Pおよび7Nとを一体成型している。
正負極集電体5Pおよび5Nは、それぞれアルミニウム板および銅板のプレス加工によって一体的に形成されている。正負極集電体5Pおよび5Nは、電池蓋3の内面に沿って電池缶14の幅狭側面14N内面近傍にまで延びる装着部51Pおよび51Nを備えている。正負極外部出力部7Pおよび7Nは、それぞれ装着部51Pおよび51Nから立設されている。
正負極集電体5Pおよび5Nは、装着部51Pおよび51Nの端部から略直角方向に電池缶14の幅狭側面14Nに沿って底面に延びる接続部52Pおよび52Nを備えている。接続部52Pおよび52Nは、正負極板122および124の未塗工部122Aおよび124Aにそれぞれ沿って延設されている。接続部52Pおよび52Nには、容器内部において、正負極板122および124の未塗工部122Aおよび124Aと対向配置される正負極発電要素接続部53Pおよび53Nが設けられている。正負極発電要素接続部53Pおよび53Nは、幅狭側面14Nに平行に延設されている接続部52Pおよび52Nから、幅広側面14Wに沿って容器中央部に直角に折り曲げられて形成されている。正負極発電要素接続部53Pおよび53Nは未塗工部122Aおよび124Aに超音波溶接にて接合される。
シール部材9は、インサート成型で電池蓋3と正負極集電体5Pおよび5Nとを一体化する樹脂である。このシール部材9は、電池蓋3と正極集電体5P、および、電池蓋3と負極集電体5Nとを電気的に絶縁するとともに、正負極集電体5Pおよび5Nと電池蓋3との間隙をシールして、電池蓋3の水密性能を確保する。
電池缶14と電池蓋3との封着は例えばレーザービーム溶接により合わせ部を封止する。絶縁ケース13は説明の都合上、図2では一部を電池缶14の外に出しているが、実際は絶縁ケース13を電池缶14の中に挿入した後、発電要素群組立体LAを容器6内に挿入する。
−粗面加工−
第1実施形態の角形二次電池では、正負極外部出力部7Pおよび7N、すなわち正負集電体5Pおよび5Nが電池蓋3にインサート成型されているが、正負極外部出力部7Pおよび7Nと樹脂製シール部材9との固着性能を確保するため、正負極外部出力部7Pおよび7Nの表面の一部領域と、電池蓋3の貫通孔4の内周面とに粗面加工を施している。なお、正負極外部出力部7P,7Nに代表符号7を付し、正負極集電体5P,5Nに代表符号5を付して以下説明する。
外部出力部7と電池蓋3とのインサート成型箇所を示す図8を参照して粗面加工について説明する。貫通孔4の内周面3IC、電池蓋3の上下面の所定領域3UCおよび3LCに粗面加工が施されている。電池蓋上面の所定領域3UCは、たとえば図6に示す。下面の所定領域3LCも同様な広さの領域である。さらに、集電体5の外部出力部7がシール部材9と接触する側面7Cにもそれぞれ粗面加工が施されている。すなわち集電体5および電池蓋3がシール部材9と接する面7C,3IC,3UCおよび3LCは粗面とされている。
ここで、粗面加工とは、シール部材9と接触する電池蓋3および/または正負極外部出力部7Pおよび7Nの表面粗さを、他の金属表面の表面粗さより粗くする加工のことである。
上記各面の粗面加工は、この実施形態では切削加工とする。切削加工に際しては、貫通孔4の内周の各面には、貫通孔4の4辺と平行な凹部と凸部とが貫通孔4の開口方向に交互に形成される。
なお、外部出力部7の粗面加工面7Cの粗さが粗いほど、外部出力部7のシール部材9に対する支持強度が大きくなり、粗さが微細なほど、水密性が向上する。そこで、本実施形態では、外部出力部7の粗面加工面7Cの粗面粗さを上下方向に異なった少なくとも2種類の粗さとなるように粗面加工を施している。第1〜第6の粗さ分布として後述する。
[成型金型]
正負極出力部7Pおよび7N、すなわち正負極集電体5Pおよび5Nを電池蓋3にインサート成型する成型金型50を図10に示す。正負極出力部7Pおよび7Nに代表符号を付して説明する。
金型50は、上側の固定側金型51と、下側の可動側金型52とを有し、固定側金型51には溶融樹脂を圧入するゲート51Gが穿設されている。電池蓋3および正負極集電体5は、集電体5が貫通孔4Pに貫通した状態で金型50内部に精密に位置決め、固定され、この状態で、ゲート51Gから溶融樹脂が所定圧入で注入される。樹脂としては、ポリフェニレンサルファイド等が使用される。
注入された溶融樹脂は、貫通孔内周面3ICと、電池蓋上面領域3UCと、電池蓋下面領域3LCと、外部出力部7の所定側面領域7Cに分子レベルで密着して硬化し、シール部材9となる。シール部材9は、電池蓋3と正負極外部出力部7Pおよび7Nとを電気的に絶縁するとともに、両者の隙間を高いシール性能をもってシールする。
―粗さ分布―
第1実施形態の角形二次電池では、電池蓋3と外部出力部7がシール部材を介して接触する表面を粗面加工した。この粗面加工は種々の形態で行うことができる。以下、正負極外部出力部7P,7Nに代表符号7を付して説明する。
[第1の粗さ分布]
外部出力部7の接触面7Cの第1の粗さ分布について、図11、図12を参照して説明する。
図11に示すように、シール部材9の上下面に基準点X1、X2を設定するとともに、基準点X1から下向きにX座標を設定する。図12に示すように、粗さは、X1,X2において略等しく、X1,X2間に最小値をもつ下向きに凸の曲線状に連続的に変化している。
このように、基準点X1の粗さの粗い部分から、粗さの微細な部分を経由し、基準点X1と同程度の粗さの基準点X2まで、連続的に粗さを変化させることによって、粗さの粗い部分によって高いアンカー効果を得るとともに、微細な部分によって高い密封性能を得ることができる。
なお、粗さの最小値の位置を、基準点X1、X2の中央に近づける程、密封性能が向上する傾向が見られた。
[第2の粗さ分布]
外部出力部7の接触面7Cの第2の粗さ分布について、図13を参照して説明する。図13に示す粗さ分布では、基準点X1、X2で略等しく、かつX1、X2間に所定最小値範囲をもつステップ状に断続的に変化している。第2の粗さ分布は、第1の粗さ分布と同様の効果を奏する。
なお、第1の粗さ分布同様、粗さの最小値の位置を基準点X1、X2の中央に近づける程、密封性能が向上するが、第2の粗さ分布では最小値の範囲が広いので、密封性能確保のための寸法公差を大きくとることができる。さらに、粗さの範囲を連続的に変化させる必要がないので、粗面加工のコストは安価である。
[第3の粗さ分布]
外部出力部7の接触面7Cの第3の粗さ分布について、図14を参照して説明する。図14に示す粗さ分布では、基準点X1よりも基準点X2が粗く、かつX1、X2間に最小値をもつ下向きに凸の曲線状に連続的に変化している。
このように、基準点X1よりも基準点X2の粗さが粗い場合にも、第1の粗さ分布と同様の効果が得られる。さらに、基準点X2側より基準点X1側の粗さが微細になることによって、基準点X1側での密封効果を高め、基準点X2側でのアンカー効果を高めることができる。
なお、第1の粗さ分布と同様、粗さの最小値の位置を基準点X1、X2の中央に近づける程、密封性能が向上する傾向が見られた。
[第4の粗さ分布]
外部出力部7の接触面7Cの第4の粗さ分布について、図15を参照して説明する。図15に示す粗さ分布では、基準点X1よりも基準点X2が粗く、かつX1、X2間の粗さは、基準点X1よりも基準点X2が粗く、かつX1、X2間に所定最小値範囲もつステップ状に断続的に変化している。第4の粗さ分布は第3の粗さ分布と同様の効果を奏する。
なお、粗さの最小値の位置を基準点X1、X2の中央に近づける程、密封性能が向上するが、第4の粗さ分布では粗さの最小値の範囲が広いので、密封性能確保のための寸法公差を大きくとることができる。
[第5の粗さ分布]
外部出力部7の接触面7Cの第5の粗さ分布について、図16を参照して説明する。図16に示す粗さ分布では、基準点X1よりも基準点X2が微細であり、かつX1、X2間に最小値をもつ下向きに凸の曲線状に連続的に変化している。
このように、基準点X1よりも基準点X2の粗さが微細の場合にも、第1の粗さ分布と同様の効果が得られる。さらに、基準点X1側より、基準点X2側の粗さが微細になることによって、基準点X2側での密封効果を高め、基準点X1側でのアンカー効果を高めることができる。
なお、第1の粗さ分布同様、粗さの最小値の位置を、基準点X1、X2の中央に近づける程、密封性能が向上する傾向が見られた。
[第6の粗さ分布]
外部出力部7の接触面7Cの第6の粗さ分布について、図17を参照して説明する。なお、第1の粗さ分布と同一もしくは相当部分には同一符号を付し、説明を省略する。図17に示す粗さ分布では、基準点X1よりも基準点X2が微細であり、かつX1、X2間に所定最小値範囲をもつステップ状に断続的に変化している。第6の粗さ分布は第5の粗さ分布と同様の効果を奏する。
なお、第5の粗さ分布と同様、粗さの最小値の位置を基準点X1、X2の中央に近づける程、密封性能が向上するが、第6の粗さ分布は、最小値の範囲が広いので、密封性能確保のための寸法公差を大きくとることができる。
以上説明した第1実施形態による角形二次電池は次のような作用効果を奏する。
(1)インサート成型(モールド)による一体成型のシール部材9により密封性能が確保されるので、従来のガスケットは不要となり、部品点数を削減できるとともに、電池重量を減らすことができる。
(2)部品点数の削減に伴って、ガスケットその他の成型品を作るための金型や電池の組立工数も削減でき、製造コストが低減できる。
(3)貫通孔内周面3ICと、電池蓋上面領域3UCと、電池蓋下面領域3LCと、外部出力部7の所定側面領域7Cとに粗面を形成したことによってアンカー効果が生じ、シール部材9は、充分な支持力で正負極集電体5Pおよび5Nと発電要素群120と電池蓋3に支持することができる。
(4)粗面によって、シール部材9自体の剥離強度が高められ、例えば、電池が温度変化を受け、シール部材9に中心に向う収縮、あるいは中心から離れる方向の膨張が生じたときにも、シール部材9が正負極外部出力部7Pおよび7Nや電池蓋3から剥離することはない。
(5)発電要素群120の発電出力を外部へ出力する集電体を一部材で構成したので、発電要素群120から外部出力部までの電流経路の電気抵抗を低減できる。2つの部材で構成する場合、2つの部材を溶接する箇所での電気抵抗が抵抗損失となる。
次に、図18〜図24を参照して第2〜第7実施形態について説明するが、正負極外部出力部7P,7Nに代表符号7を付して説明する。
[第2実施形態]
本発明を適用した角形リチウムイオン二次電池の第2実施形態を図18を参照して説明する。なお図中、第1実施形態と同一もしくは相当部分には同一符号を付し、説明を省略する。第2実施形態は、第1実施形態と同様のシール部材9を採用しつつ、外部出力部7および電池蓋3の上下面の全面に粗面加工を施したものである。
図18の太い実線で示すように、貫通孔4の内周面3ICと、電池蓋3の上下面3UC,3LCの全面に粗面加工が施され、さらに、接触面7Cを含む側面の全面7Zに粗面加工が施されている。
第2実施形態は、第1実施形態の効果に加え、あらかじめ粗面加工された板材をプレス加工して電池蓋3、外部出力部7を成型することによって、特定部分の粗面加工を省略できるという効果が得られる。
[粗さ分布]
第2実施形態は、第1実施形態と異なり、外部出力部7の側面の全面7Zに粗面を形成した構成において、粗面の粗さを側面全面7Zの上下方向について変化させたものである。図19に示すように、シール部材9の上方、下方の側面71に基準点X1、X2を設定し、この基準点X1、X2間で図12〜図17のような粗さ変化を与える。
このような粗さ変化にともなって、接触面7Cにおいて第1〜第6の粗さ分布と同様の粗さ変化が与えられ、第1実施形態と同様の効果が得られる。
[第3実施形態]
本発明によるリチウムイオン二次電池の第3実施形態を図20を参照して説明する。なお図中、第1実施形態と同一もしくは相当部分には同一符号を付し、説明を省略する。図20に示す第3実施形態のシール部材9は、電池蓋3の上下面に沿った平面部と、これら平面部の下面から、外部出力部7に沿って突出する凸部91とを備える。
これによって、第1実施形態よりも、外部出力部7との接触面積が増加し、密封性能、支持強度、剥離強度を高めることができる。
なお、図20の太い実線で示すように、第3実施形態の粗面は第1実施形態同様、シール部材9との接触面3IC,3UC,3LC,7Cのみに施されており、その粗さ分布は第1実施形態と同様である。
[第4実施形態]
本発明によるリチウムイオン二次電池の第4実施形態を図21を参照して説明する。なお図中、第3実施形態と同一もしくは相当部分には同一符号を付し、説明を省略する。第4実施形態は、第3実施形態と同様のシール部材9を採用しつつ、第2実施形態同様、外部出力部7の側面の全面7Zおよび電池蓋3の上下面の全面3Zに粗面加工を施したものである。
図21の太い実線で示すように、貫通孔4の内周面3ICと、貫通孔4周囲の接触面3UC,3LCを含む電池蓋3の上下面の全面3Zとに粗面加工が施され、さらに、接触面7Cを含む側面全面7Zに粗面加工が施されている。なお、その粗さ分布は第2実施形態と同様である。
第4実施形態は、第2実施形態同様、第3実施形態の効果に加え、あらかじめ粗面加工された板材を採用できるという効果が得られる。
[第5実施形態]
本発明によるリチウムイオン二次電池の第5実施形態を図22を参照して説明する。なお図中、第1実施形態と同一もしくは相当部分には同一符号を付し、説明を省略する。 図22に示す第5実施形態のシール部材9は、電池蓋3上下面に沿った平面部と、これら平面部の上面から、外部出力部7に沿って突出する凸部92とを備える。これによって、第1実施形態よりも、外部出力部7との接触面積が増加し、密封性能、支持強度、剥離強度を高めることができる。
なお、図22の太い実線で示すように、第5実施形態の粗面は第1実施形態同様、シール部材9との接触面3IC,3UC,3LC,7Cのみに施されている。なお、その粗さ分布は第1実施形態と同様である。
[第6実施形態]
本発明によるリチウムイオン二次電池の第6実施形態を図23を参照して説明する。なお図中、第5実施形態と同一もしくは相当部分には同一符号を付し、説明を省略する。第6実施形態は、第5実施形態と同様のシール部材9を採用しつつ、第2実施形態同様、外部出力部7の側面の全面7Zおよび電池蓋3の上下面の全面3Zに粗面加工を施したものである。
図23の太い実線で示すように、貫通孔4の内周面3ICと、貫通孔4周囲の接触面3UC,3LCを含む電池蓋3の上下面の全面3Zとに粗面加工が施され、さらに、接触面7Cを含む側面の全面7Zに粗面加工が施されている。なお、その粗さ分布は第2実施形態と同様である。
第6実施形態は、第2実施形態同様、第5実施形態の効果に加え、あらかじめ粗面加工された板材を採用し得るという効果が得られる。
[第7実施形態]
本発明によるリチウムイオン二次電池の第7実施形態を図24を参照して説明する。なお図中、第1実施形態と同一もしくは相当部分には同一符号を付し、説明を省略する。図24に示す第7実施形態のシール部材9は、電池蓋3上下面に沿った平面部と、これら平面部の上下面から、外部出力部7に沿って突出する凸部91,92とを備える。これによって、第3、5実施形態よりも、さらに外部出力部7との接触面積が増加し、密封性能、支持強度、剥離強度を高めることができる。
なお、図24の太い実線で示すように、第7実施形態の粗面は第1実施形態同様、シール部材9との接触面のみに施されている。なお、その粗さ分布は第1実施形態と同様である。
[変形例]
(1)第1実施形態では、平板状の正負極外部出力部7Pおよび7Nに対応して、長方形の貫通孔4が採用されているが、図25に示すように、円形の貫通孔40を採用し、円柱状の正負極外部出力部に適合させることも可能である。貫通孔40の内周面には、貫通孔40と同心円の大小の円形凹部と凸部とが4貫通孔の開口方向に交互に形成されている。内周面の粗面範囲は、シール部材9が密接する範囲を超えて形成される。
(2)以上説明した実施形態では、正負極出力部7Pおよび7Nを正負極集電体5Pおよび5Nの一端に形成した場合について説明した。しかしながら、本発明は、正負極集電体5Pおよび5Nを2つの部材で形成してもよい。すなわち、電池蓋3を貫通する正負極出力部と、正負極外部出力部を発電要素群120の正負極接続部122Aおよび124Aに接続する正負極集電部とで構成してもよい。たとえば、図6の集電体5Pを形成する、4つの部材7P、51P、52P、53Pを、外部出力部7Pを一つの部材とし、その他の部材51P、52P、53Pをもう一つの部材とすることができる。
(3)第2、4、6実施形態における、電池蓋3の粗面加工のみ、あるいは、これに加えて、正負極外部出力部7Pおよび7Nのうちの少なくとも一面の粗面加工を実施することも可能であり、全ての面の粗面加工と略同様の効果が得られる。
(4)第3、5、7実施形態において、粗面は、必ずしもシール部材9との接触面全面に施す必要はなく、電池蓋3の上下面3UC,3LCおよび貫通孔4の内周面3ICと、外部出力部7の側面とのいずれかに形成してもよい。
(5)第7実施形態はシール部材9との接触面においてのみ、正負極外部出力部7Pおよび7Nと電池蓋3に粗面を形成したが、第2、4、6実施形態同様、内周面3IC、上下面3UC,3LCの全面、外部出力部7の側面全面7Zに粗面加工を施してもよい。これによって、あらかじめ粗面加工された板材を採用し得るという効果が得られる。
(6)第1の粗さ分布〜第6の粗さ分布は、第1、第2実施形態のシール部材9を用いた構成について説明したが、第3〜7実施形態のシール部材9について、第1、第2実施形態にける接触面7Cの粗さ分布を、これら実施形態の粗さ分布に適用することができる。
(7)上記実施形態では、発電要素群120は捲回型であったが、シート状の正負極板をシート上のセパレータで絶縁して積層する形式の発電要素群を用いた角形二次電池にも、本発明を適用することができる。
(8)上記実施形態では、電池缶14は一面に開口部14Aを有するものであったが、幅広側面14Wに開口部を有するようにした電池缶にも本発明を適用できる。
(9)第1実施形態では、正負極出力部7P,7Nに対応して貫通孔4を2個設けているが、より多くの正負極出力部7P,7Nを設けるとともに、これに対応したより多くの貫通孔4を設けることも可能である。
(10)インサート成型法で外部端子を電池蓋に樹脂で一体化したが、その製造方法はインサート成型法以外の方法でもよい。
以上説明した角形二次電池は一例であり、本発明は上記実施形態や変形例に限定されない。したがって、正負の活物質合剤123,125をそれぞれ塗工した正負金属箔AF,CFをセパレータ121で絶縁して積層し、金属箔AF,CFの端部に活物質合剤123,125が塗工されていない未塗工部122A,124Aが形成された発電要素群120と、一端部に開口部14Aが形成され、発電要素群120が収納される電池缶14と、電池缶14の開口部14Aを封止するとともに貫通孔が穿設された電池蓋3と、貫通孔4を貫通し、樹脂製シール部材9で電池蓋3と一体的に固着されている正負極外部出力部7P,7Nと、発電要素群120の未塗工部122A,124Aを正負極外部出力部7P,7Nに電気的かつ機械的に接続する正負極集電部5P,5Nとを備える種々の角形二次電池に本発明を適用することができる。
3:電池蓋
4:貫通孔
5P:正極集電体
5N:負極集電体
7P:正極外部出力部
7N:負極外部出力部
9:シール部材
14:電池缶
120:発電要素群
121:セパレータ
123:正極活物質合剤
125:負極活物質合剤
AF:正極箔
CF:負極箔

Claims (10)

  1. 正負の活物質合剤をそれぞれ塗工した正負金属箔をセパレータで絶縁して積層し、前記金属箔の端部に前記活物質合剤が塗工されていない未塗工部が形成された発電要素群と、
    一端部に開口部が形成され、前記発電要素群が収納される電池缶と、
    前記電池缶の開口部を封止するとともに貫通孔が穿設された電池蓋と、
    前記貫通孔を貫通し、樹脂製シール部材で前記電池蓋と一体的に固着されている正負極外部出力部と、
    前記発電要素群の前記未塗工部を前記正負極外部出力部に電気的かつ機械的に接続する正負極集電部とを備えることを特徴とする角形二次電池。
  2. 請求項1に記載の角形二次電池において、
    前記樹脂製シール部材は、前記正負極外部出力部を前記電池蓋にインサート成型して形成されたものであることを特徴とする角形二次電池。
  3. 請求項1または2に記載の角形二次電池において、
    前記正負極外部出力部と前記正負極集電部は別部材であることを特徴とする角形二次電池。
  4. 請求項1または2に記載の角形二次電池において、
    前記正極外部出力部と前記正極集電部、および前記負極外部出力部と前記負極集電部は、それぞれ一つの金属部材で一体的に形成されていることを特徴とする角形二次電池。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の角形二次電池において、
    前記シール部材と接触する前記電池蓋および/または前記正負極外部出力部の表面の粗さを、他の表面の粗さより粗くしたことを特徴とする角形二次電池。
  6. 請求項5記載の角形二次電池において、
    前記シール部材と接触する前記電池蓋および/または前記正負極外部出力部のそれぞれの表面には、異なる表面粗さで加工した複数の領域を設けたことを特徴とする角形二次電池。
  7. 請求項5記載の角形二次電池において、
    前記シール部材と接触する前記電池蓋および/または前記正負極外部出力部のそれぞれの表面の粗さは連続して変化していることを特徴とする角形二次電池。
  8. 請求項5記載の角形二次電池において、
    前記シール部材と接触する前記電池蓋および/または前記正負極外部出力部のそれぞれの表面の粗さは断続して変化していることを特徴とする角形二次電池。
  9. 請求項1乃至8のいずれか1項に記載の角形二次電池において、
    前記貫通孔の形状は長方形であり、前記貫通孔の内周の各面には、貫通孔の4辺と平行な凹部と凸部とが前記貫通孔の開口方向に交互に形成されていることを特徴とする角形二次電池。
  10. 請求項1乃至8のいずれか1項に記載の角形二次電池において、
    前記貫通孔の形状は円形であり、前記貫通孔の内周面には、前記貫通孔と同心円の大小の円形凹部と凸部とが前記貫通孔の開口方向に交互に形成されていることを特徴とする角形二次電池。
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