JP2011215881A - 煙感知器 - Google Patents

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Abstract

【課題】電池内蔵型の煙感知器において、長期間に亘って安定して使用することのできる煙感知器を得る。
【解決手段】本発明に係る煙感知器は、検煙空間17に向けて発光する発光素子13と、検煙空間17に流入した煙粒子による散乱光を受光する受光素子15と、天井面に設置された蛍光灯21の光を検煙空間17に向けて導入する第1光導入路と、蛍光灯21が点灯していることを検知する検知手段27と、検知手段27によって蛍光灯21が点灯していることが検知されているときは発光素子13の発光を停止し、検知手段27によって蛍光灯21が点灯していることが検知されないときには発光素子13の発光を行わせる制御手段29とを備えてなる。
【選択図】 図1

Description

本発明は煙感知器に関する。
一般的に、煙感知器は天井面に取り付けられ、ラビリンスによって形成される検煙空間に向けてLEDを間欠的に発光させて、検煙空間に煙が流入している場合の煙粒子による散乱光をPDなどの受光素子で受光して火災を感知するものである。
このような煙感知器において、電源として専用の電池を内蔵して、LEDの発光等を行わせているものがある。
ところで、煙感知器等の火災感知器は天井面に取り付けることから、同じく天井面に取り付ける電気機器との協働を行えるという考えがあり、そのようなものとして、コンセント付壁掛式住宅用火災警報器が提案されている(特許文献1参照)。
特許文献1に提案されたものは、住宅用火災警報器にシーリングプラグを付け、天井のソケットに接続して電気を取り、住宅用火災警報器につけたソケットに照明器具を取り付けるというものである。
特開2006−221589号公報
電池を内蔵した煙感知器において、例えば10年という長期間に亘って安定して電源を供給して安定した動作をすることが求められる。
また、煙感知器の取付に関し、天井面へベースを埋め込む等の手間をなくして簡易に行いたいという要請もある。
この点、取付に関しては、特許文献1に住宅用火災警報器にソケットを取り付けて、このソケットを介して照明器具を取り付けることが提案されている。
しかしながら、特許文献1のものでは住宅用火災警報器の電源を照明器具の電源と供用しているため、特殊なソケットが必要となる。また、停電時などの非常時に電源供給をどのようにするかも問題となる。仮に、非常時においては、電池を使用するとしても、電池が長期間使用されないと電池の劣化の問題もあり、やはり安定的な動作を確保することは難しい。
以上のように、従来の煙感知器においては、長期間に亘って安定的な動作を確保することや、取付を簡易にすることについて、いまだ不十分であり、より安定的な動作の確保や簡易な取付構造の開発が望まれていた。
本発明はかかる課題を解決するためになされたものであり、電池内蔵型の煙感知器において、長期間に亘って安定して使用することのできる煙感知器を得ることを目的としている。また、天井面への取り付けが容易な煙感知器を得ることを目的としている。
電池内蔵型の煙感知器において、長期間に亘って安定して電源を供給するには、電池の消費を抑えることが必要である。
煙感知器において電源消費の主たるものはLEDの発光に使用する電源である。そこで、発明者は、内蔵する電池の消費を抑えるには、LEDの発光に消費する電源量を減らすことが効果的であるという点に着眼した。そして、この点を、煙感知器と同様に天井面に取り付けられる照明器具との協働によって解決できるのではないかとの着想を得て、さらに鋭意検討して本発明を完成したものであり、具体的には以下の構成からなるものである。
(1)本発明に係る煙感知器は、検煙空間に向けて発光する発光素子と、前記検煙空間に流入した煙粒子による散乱光を受光する受光素子と、天井面に設置された照明器具の光を前記検煙空間に向けて導入する第1光導入路と、前記照明器具が点灯していることを検知する検知手段と、該検知手段によって前記照明器具が点灯していることが検知されているときは前記発光素子の発光を停止し、前記検知手段によって前記照明器具が点灯していることが検知されないときには前記発光素子の発光を行わせる制御手段とを備えてなることを特徴とするものである。
(2)また、上記(1)に記載のものにおいて、前記照明器具の光を常時前記受光素子に導入する第2光導入路を有し、前記検知手段は前記第2光導入路から導入される光を受光した前記受光素子の受光信号を入力して前記照明器具の点灯を検知することを特徴とするものである。
(3)また、上記(1)又は(2)に記載のものにおいて、前記照明器具の光を受光する太陽電池と、該太陽電池で発電された電源を蓄電する蓄電池を備え、該蓄電池に蓄電された電源を前記発光素子を発光させるための電源に使用できるようにしたことを特徴とするものである。
(4)また、上記(1)乃至(3)のいずれかに記載のものにおいて、前記照明器具は直管または曲管の蛍光灯からなり、煙感知器の保護カバーに、前記該蛍光灯が挿入されることで煙感知器を前記蛍光灯に保持できる保持部を備えたことを特徴とするものである。
本発明においては、検知手段によって照明器具が点灯していることが検知されているときは発光素子の発光を停止し、検知手段によって照明器具が点灯していることが検知されないときには発光素子の発光を行わせるようにしたので、電池の消耗を抑えることができ、それ故に長期間安定した動作を確保することができる。
本発明の一実施の形態に係る煙感知器の説明図である。 図1に示した煙感知器を図1に示した矢視A−A方向からみたときの各構成部の配置を説明する説明図である。 本発明の一実施の形態に係る煙感知器のブロック図である。 本発明の一実施の形態に係る煙感知器の取付方法の説明図である。 本発明の一実施の形態に係る煙感知器の動作を説明する説明図である。 本発明の一実施の形態に係る煙感知器の動作を説明する説明図である。 本発明の一実施の形態に係る煙感知器の動作を説明する説明図である。 本発明の一実施の形態に係る煙感知器の動作を説明する説明図である。 本発明の他の実施の形態に係る煙感知器の説明図である。 図9に示した煙感知器を図9に示した矢視B−B方向からみたときの各構成部の配置を説明する説明図である。
[実施の形態1]
図1〜図8に基づいて本実施の形態に係る煙感知器を説明する。
なお、図2は各構成部の配置を説明する説明図であり、保護カバー3と回路基板9を重ねて図示している。
本実施の形態に係る煙感知器1は、保護カバー3と、保護カバー3の上部に設けられて直管又は曲管の蛍光灯21が挿入される挿入穴5を有する保持部7と、保護カバー3の内部に設置された回路基板9と、回路基板9の下面側に設置された光学台11と、光学台11に設置された発光素子13及び受光素子15と、光学台11を囲むように設置されて検煙空間17を形成するラビリンス19と、蛍光灯21の光を検煙空間17に向けて導入する第1光導入路23と、蛍光灯21の光を受光素子15に向けて導入する第2光導入路25と、蛍光灯21が点灯していることを検知する検知手段27と、検知手段27によって蛍光灯21が点灯していることが検知されているときは発光素子13の発光を停止し、検知手段27によって蛍光灯21が点灯していることが検知されないときには前記発光素子13の発光を行わせる制御手段29と、発光素子13の発光等のための電源を供給する電池(図示なし)を備えている。
以下、煙感知器1を構成する各部の主なものを更に詳細に説明する。
<保護カバー>
保護カバー3は、円筒状をしており、内部には、後述する回路基板9、光学台11、発光素子13、受光素子15等が収められている。また、保護カバー3の下部には煙を検煙空間17に流入させるためのスリット状の開口部(図示なし)が形成されている。
<保持部>
保持部7は、保護カバー3の上面部に保護カバー3と一体に設けられて、煙感知器1を蛍光灯21に保持させる機能を有するものである。かかる機能を有する保持部7は、保護カバー3の上面部から円柱又は角柱が上側に突出して設けられ、保護カバー3の上面部と平行に蛍光灯21が挿入される円柱状の挿入穴5を有している。この挿入穴5は、蛍光灯21の径とほぼ同じ大きさの径に形成されている。図4(b)に示すように、挿入穴5に蛍光灯21を挿入することで、天井面に設置された蛍光灯21に煙感知器1が保持される。
<回路基板>
回路基板9は、図3に示すようにL字状に形成され、発光素子13の発光を制御する発光制御回路31、受光素子15の受光信号を増幅する受光増幅回路33、火災信号を他の感知器42に送信する送受信回路35、プログラムを記憶するROM37、データの記憶と読出しができるRAM39、ROM37に記憶されているプログラムを読み出して各種の機能手段を実現するMPU41等が搭載されている。検知手段27、制御手段29は、MPU41がプログラムを読み出して実行することによって実現される。
<光学台>
光学台11には、発光素子13を保持する発光素子保持部11aと、受光素子15を保持する受光素子保持部11bとが設けられている。
発光素子保持部11aは、図1、図2に示されるように、発光素子13を斜め上方に向けて保持し、発光素子13から照射される光が検煙空間17に向けて照射されるようにしており、発光素子13から照射された光が受光素子15に直接入射しないようになっている。また、受光素子保持部11bは、発光素子保持部11aと同様に、図1、図2に示されるように、受光素子15を斜め上方に向けて保持し、発光素子13から照射される直接光および後述する第1光導入路23から導入される蛍光灯21の直接光は受光しないが、斜め上方から入射される散乱光は受光できるようになっている。
<発光素子>
発光素子13は、例えばLEDによって形成される。発光素子13は制御手段29の制御信号に基づいて発光制御回路31から発信される信号によって間欠的に発光、つまりパルス発光するように発光が制御される。
<受光素子>
受光素子15は、例えばPD(フォトダイオード)によって形成される。受光素子15は、発光素子13又は蛍光灯21から照射された光が検煙空間17内に流入した煙粒子による散乱光を受光して受光信号を出力する。受光信号は、受光増幅回路33によって増幅されてMPU41に入力される。
<ラビリンス>
ラビリンス19は、外部からの煙の流入を可能にすると共に外部からの光を遮断して検煙空間17を形成する。
<第1光導入路>
第1光導入路23は、照明器具、例えば蛍光灯21の光を検煙空間17に向けて導入する。第1光導入路23は、図1に示すように、保持部7の挿入穴5の周壁下部、保護カバー3の上面部を貫通するようにして形成されている。蛍光灯21が点灯しているときには、常時、蛍光灯21の光が第1導入路を介して検煙空間17に導入される。
第1光導入路23から検煙空間17に導入される光が、直接、受光素子15に入射しないように、挿入穴5の周壁下部、保護カバー3の上面部及び回路基板9に設ける開口部の位置及び大きさが設定されている。
<第2光導入路>
第2光導入路25は、常時点灯している蛍光灯21の光を受光素子15に向けて導入する。第2光導入路25は、図1に示すように、保持部7の挿入穴5の斜下部周壁、保護カバー3の上面部及び回路基板9を貫通するようにして形成されている。蛍光灯21が点灯しているときには、常時、蛍光灯21の光が第2光導入路25を介して受光素子15に受光される。
この第2光導入路25は、受光素子15の受光量が飽和閾値に達しないよう、第2光導入路25の穴の径を小さくするか、第2光導入路25内に減光フィルタを設けるなどの光量調整手段を利用して、光量を調整する必要がある。より具体的に述べると、受光素子15の飽和閾値を100とした場合、蛍光灯21が点灯している初期状態で、第2光導入路から取り入れる光による出力が10になるように、第2光導入路25の穴の径を調整する。即ち、第2光導入路25は、散乱光を検出するのを阻害しない程度の光量が入射するようにその穴径が調整されている。これにより、残りの90は散乱光の検出に割り当てることが可能となる。なお、散乱光入射時の受光素子15の出力は、例えば75となり、蛍光灯21の直接入射に比べて大きな値をとる。
<検知手段>
検知手段27は、第2光導入路25から導入される光又は、発光素子13のパルス光を受光した受光素子15からの受光信号を入力して蛍光灯21の点灯及び火災の有無を検知する。
以下、検知手段27による検知方法を説明する。
受光素子15の受光状況としては、以下に示す状況の場合がある。
(a)蛍光灯21が点灯しており、かつ火災が発生していない場合
この場合、蛍光灯21の光が第2光導入路25からのみから受光素子15に入射する(図5参照)。この時入射する光のパターンは、蛍光灯21が常時点灯しているので、一定の光量が連続して入射する。
(b)蛍光灯21が点灯しており、かつ火災が発生している場合
この場合、蛍光灯21の光が第2光導入路25から受光素子15に入射すると共に、検煙空間17に存在する煙粒子による蛍光灯21の散乱光が増加するように受光素子15に入射する(図6参照)。
(c)蛍光灯21が消灯しており、かつ火災が発生していない場合
この場合、蛍光灯21の光が受光素子15に入射しないことで検知手段27が蛍光灯21の消灯を検知し、後述する制御手段29が発光素子13をパルス発光させているが、受光素子15にはこのパルス光は入射しない(図7参照)。
(d)蛍光灯21が消灯しており、かつ火災が発生している場合
この場合、上記と同様に検知手段27が蛍光灯21の消灯を検知し、後述する制御手段29が発光素子13をパスす発光させるので、検煙空間17に存在する煙粒子による発光素子13の散乱光が受光素子15に間欠的に入射する(図8参照)。
上記のように、蛍光灯21が点灯している時の受光素子15の出力は連続して所定値以上を有する。また、蛍光灯21が消灯している時、つまり発光素子がパルス発光している時の受光素子15の出力は、所定周期毎に生じる。従って、受光素子15の出力(受光パターン)が異なることから、蛍光灯21の点灯時の平常状態(図5)と煙検出状態(図6)との識別が可能となる。
上記の(a)〜(d)の各場合の受光素子15による受光信号の強度及び受光パターンを予め記憶しておき、検知手段27はRAM39に記憶されている信号強度及び受光パターンを、現在の受光信号強度及び受光パターンと比較することで、現在の状況を検知して、検知信号を発信する。
例えば、上記(a)の場合、検知手段27は、蛍光灯21が点灯している旨の検知信号(以下、「蛍光灯点灯信号」という)を発信する。
また、上記(b)の場合には、蛍光灯点灯信号に加えて火災信号を発信する。
また、上記(c)の場合には、蛍光灯21が消灯している旨の検知信号(以下、「蛍光灯消灯信号」という)を発信する。
また、上記(d)の場合には、蛍光灯消灯信号に加えて火災信号を発信する。
<制御手段>
制御手段29は、検知手段27からの検知信号を入力し、検知手段27によって蛍光灯21が点灯していることが検知され、蛍光灯点灯信号が発信されたときは、発光素子13の発光を停止する信号を発光制御回路31に発信する。また、検知手段27によって蛍光灯21が点灯していることが検知されず、蛍光灯消灯信号が発信されたときは、発光素子13のパルス発光を行わせる制御信号を発光制御回路31に発信する。
<送受信回路>
送受信回路35は、検知手段27によって火災信号が発信されたとき、この火災信号を他の火災感知器42に無線で送信する。また、他の火災感知器42からの各種信号を受信する。例えば、他の火災感知器から火災信号を受信すると、他の場所で火災が起きたと判断し、制御手段29が警報部(図示しない)から警報を発する。
以上のように構成された本実施の形態の煙感知器1の動作を説明する。
図4に示すように、保持部7の挿入穴5に蛍光灯21が挿入されて蛍光灯21を天井の蛍光灯取り付け位置に取り付けることで、煙感知器1が天井面に取り付けられる。
例えば、煙感知器1が会社のオフィスに設置されている場合において、会社の就業時間中のように、蛍光灯21が点灯しているときには、図5に示すように、蛍光灯21の光が第1光導入路23を通り検煙空間17に導入されると共に、第2光導入路25を通って受光素子15に入射する。
蛍光灯21の光が第2光導入路25から受光素子15に入射することで、検知手段27によって、蛍光灯21が点灯していることが検知され、蛍光灯点灯信号が発信されると、制御手段29はこれを入力して、発光素子13の発光を停止するように制御信号を発光制御回路31に発信する。
したがって、蛍光灯21が点灯している場合には、発光素子13は発光することなく、検煙空間17には蛍光灯21の光が導入されて監視される。つまり、この状態では、煙感知器1に搭載されている電池が発光によって消費されることがない。
図5に示す状態で、火災が発生すると、図6に示すように、検煙空間17に導入されている蛍光灯21の光が検煙空間17に流入した煙粒子によって散乱され、この散乱光が受光素子15に入射する。したがって、受光素子15では第2光導入路25からのわずかな入射光に加えて散乱光が入射することになり、受光量の変化が連続的に生ずることから、検知手段27によって火災が検知され、火災信号が発信される。
検知手段27によって火災信号が発信されると、送受信回路35がこの火災信号を他の火災感知器42に送信する。
深夜のように蛍光灯21が消灯されているときには、図7に示すように、第2光導入路25から受光素子15に蛍光灯21の光が入射しないので、検知手段27によって蛍光灯21が点灯していることが検知されず、蛍光灯消灯信号が発信されると、制御手段29はこれを入力して、発光素子13のパルス発光を指示する制御信号を発光制御回路31に発信する。
したがって、蛍光灯21が消灯している場合には、発光素子13はパルス発光し、検煙空間17には発光素子13の光が間欠的に照射されて監視される。
図7に示す状態で、火災が発生すると、図8に示すように、検煙空間17に導入されている発光素子13の光が検煙空間17に流入した煙粒子によって散乱され、この散乱光が受光素子15に入射し、受光信号が発信され、検知手段27によって火災が検知され、火災信号が発信される。
検知手段27によって火災信号が発信されると、送受信回路35がこの火災信号を他の火災感知器42に送信する。
以上のように、本実施の形態によれば、蛍光灯21が点灯されている時間帯は発光素子13が発光しないので、発光による電池の消費がなく、電池の寿命が格段に延びる。これによって、長期間に亘って安定的な動作を確保できることになる。
[実施の形態2]
本発明の実施の形態2を図9及び図10に基づいて説明する。なお、図9及び図10において、実施の形態1を示した図1〜図8に示した部分と同一部分には同一の符号を付してその説明を省略する。
本発明の実施の形態2に係る煙感知器43は、実施の形態1のものに加えて、検煙空間17の下面に太陽電池45を設置し、この太陽電池45で蛍光灯21の光を受光することによって発電して、発電された電源を図示しない蓄電池に蓄電し、この蓄電した電源を発光素子13を発光させるために使用するようにしたものである。
このように、太陽電池45と蓄電池を用いることで、煙感知器43に搭載された電池の消費がさらに抑えられ、さらなる長寿命化と安定動作が可能になる。
また、検煙空間17の下面に設置した太陽電池45の出力を監視することによって、煙を検出するようにしても良い。より詳しく述べると、図9の状態で検知手段27によって太陽電池45の出力を監視し、検煙空間17に煙が流入すると煙によって太陽電池45の出力が低下する。これによって検知手段27が火災を検出するようにしても良い。
なお、上記の実施の形態1,2においては、蛍光灯21の点灯を第2光導入路25から導入される光を受光素子15で受光して、受光素子15の受光信号によって検知するようにしたが、蛍光灯21の点灯の有無を検知する手段としてはこれに限定されるものではなく、例えば別途蛍光灯21の点灯を監視する受光素子を設けたり、煙感知器1の外周に明るさセンサーを設け、その明るさセンサーの出力によって蛍光灯21の点灯の有無を通知したり、太陽電池45の発電によって出力される起電力等、各種の信号を入力して検知するようにしてもよい。
1 煙感知器 3 保護カバー
5 挿入穴 7 保持部
9 回路基板 11 光学台
11a 発光素子保持部 11b 受光素子保持部
13 発光素子 15 受光素子
17 検煙空間 19 ラビリンス
21 蛍光灯 23 第1光導入路
25 第2光導入路 27 検知手段
29 制御手段 31 発光制御回路
33 受光増幅回路 35 送受信回路
37 ROM 39 RAM
41 MPU 42 他の火災感知器
43 煙感知器
45 太陽電池

Claims (4)

  1. 検煙空間に向けて発光する発光素子と、前記検煙空間に流入した煙粒子による散乱光を受光する受光素子と、天井面に設置された照明器具の光を前記検煙空間に向けて導入する第1光導入路と、前記照明器具が点灯していることを検知する検知手段と、該検知手段によって前記照明器具が点灯していることが検知されているときは前記発光素子の発光を停止し、前記検知手段によって前記照明器具が点灯していることが検知されないときには前記発光素子の発光を行わせる制御手段とを備えてなることを特徴とする煙感知器。
  2. 前記照明器具の光を常時前記受光素子に導入する第2光導入路を有し、前記検知手段は前記第2光導入路から導入される光を受光した前記受光素子の受光信号を入力して前記照明器具の点灯を検知することを特徴とする請求項1記載の煙感知器。
  3. 前記照明器具の光を受光する太陽電池と、該太陽電池で発電された電源を蓄電する蓄電池を備え、該蓄電池に蓄電された電源を前記発光素子を発光させるための電源に使用できるようにしたことを特徴とする請求項1又は2記載の煙感知器。
  4. 前記照明器具は直管または曲管の蛍光灯からなり、煙感知器の保護カバーに、前記該蛍光灯が挿入されることで煙感知器を前記蛍光灯に保持できる保持部を備えたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の煙感知器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2018153015A1 (zh) * 2017-02-23 2018-08-30 深圳市易特科信息技术有限公司 室内空气灰尘含量超标报警装置及方法

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