JP2011215445A - 太陽熱発電用反射装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】太陽熱発電装置のフィルムミラーへの結露を防止することであり、特に、気温の変化が激しい砂漠で夜間、冷え込んで湿度が上がっても、フィルムミラーへの結露を防止することである。
【解決手段】ミラーおよび吸湿発熱層を有する太陽熱発電用反射装置。
【選択図】なし

Description

本発明は太陽熱発電用反射装置に関し、詳しくは結露防止機能を有する太陽熱発電用反射装置にかんする。
太陽熱発電用の反射ミラーがおかれる環境は、日射量の多い砂漠等、1日を通じての温度変化、湿度変化の激しく、また砂埃の多い地域であることが多い。そのため、湿度、温度の環境変動により結露が生じやすく、結露した部分に砂や埃が吸着し、反射率が低下するとともに、発電効率が低下する問題が生じる。また結露した部分に砂や埃が吸着した後に乾燥してしまうと、これらの汚れは非常に頑強となり、拭き取ったり、洗い流したりすることが困難になる。したがって、湿度、温度等の環境変動が生じても、フィルムミラーの表面に結露が生じないような技術が望まれていた。
特許文献1に開示されているように、鏡面体の裏側に発熱体を付設し、電気を流すことにより発熱体を発熱させ、結露を防止する技術は従来から知られているが、結露防止のために電力を消費することは好ましくなく、また太陽熱発電用の反射ミラーが砂漠地帯等に設置されることが多いことを考慮すると、電源の確保が難しく、解決手段としては好ましくない。
また電力を消費しない方法として、特許文献2では、反射鏡の鏡面に光触媒層を付与することにより、結露や塵埃を防止する技術が開示されているが、重量や取扱性の観点から、金属を基材としたミラーやガラスを基材としたミラーよりも、樹脂を基材としたフィルムミラーが注目されており、樹脂を基材とするフィルムミラーにこの技術を用いた場合、光触媒機能により、樹脂の分解が促進され、逆に反射率の低下を招いてしまうことがわかってきた。
特開平10−5090号公報 特開2001−152418号公報
本発明の課題は、太陽熱発電用反射装置のミラーへの結露を防止することであり、特に、気温の変化が激しい砂漠で夜間、冷え込んで湿度が上がっても、該ミラーへの結露を防止することである。更に電力等の生産されたエネルギーを用いずに該ミラーへの結露を防止することである。
本発明に係る上記課題は、下記の手段により解決される。
1.ミラーおよび吸湿発熱層を有する太陽熱発電用反射装置。
太陽熱発電は年間を通して晴天の多い砂漠で行うのが効率的である。このような砂漠でも夜間は湿度が上昇するので吸湿発熱層は夜間、水分を吸収して発熱することにより、ミラーの温度を上昇させ、結露を防止する。また、日中、温度が上がり乾燥するので、吸湿発熱層は水分を蒸散し、再び夜間、水分を吸収する能力を回復する。このような機構により、本発明の効果は長期間、持続可能であることから、運転コストを低減することができる。
2.前記ミラーが樹脂基材と銀反射層を有するフィルムミラーであって、該フィルムミラーを貼り付けるための支持体を有する前記1に記載の太陽熱発電用反射装置。
3.前記吸湿発熱層が、吸湿発熱性無機物を含有することを特徴とする前記1または2に記載の太陽熱発電用反射装置。
4.前記吸湿発熱層が、吸湿発熱性繊維を含有することを特徴とする前記1または2に記載の太陽熱発電用反射装置。
5.前記吸湿発熱層の前記ミラーと反対側に、透湿性保護シートを設けたことを特徴とする前記1〜4のいずれか1項に記載の太陽熱発電用反射装置。
6.前記吸湿発熱層の前記ミラーと反対側に、透湿性断熱シートを設けたことを特徴とする前記1〜5のいずれか1項に記載の太陽熱発電用反射装置。
7.前記透湿性保護シートの前記ミラーと反対側に、透湿性断熱シートを設けたことを特徴とする前記5に記載の太陽熱発電用反射装置。
本発明によれば、砂漠のように気温が高く晴天の多い地域に設置した太陽熱発電用反射装置において、電力を用いずに、該太陽熱発電用反射装置のフィルムミラーに夜間、結露することを防止できる。
以下、本発明とその構成要素、及び本発明を実施するための形態・態様について詳細な説明をする。
(太陽熱発電用反射装置の構成概要)
前記太陽熱発電用反射装置は少なくともミラーと吸湿発熱層から構成される。前記ミラーは、搬送の容易さや製造コストの点から、好ましくは樹脂基材と銀反射層を有するフィルムミラーであり、前記太陽熱発電用反射装置はフィルムミラーを貼り付けるための支持体を有することが好ましい。前記太陽熱発電用反射装置が前記支持体を有する場合は、吸湿発熱層は支持体のミラーから遠い側に設けられることが好ましい。
[ミラー]
前記ミラーは基材にガラスを用いたミラーであってもよいし、基材に樹脂を用いたミラーであっても良いが、運搬の簡便さや製造コストの点から樹脂基材を用いたフィルムミラーが好ましい。
[フィルムミラー]
前記フィルムミラーは、樹脂基材上に、構成層として少なくとも、接着層、反射層、及び上部隣接層がこの順に設けられたフィルムミラーである。該構成層として、当該接着層、該反射層、及び該上部隣接層の他に、ガスバリア層、傷防止層等の特別な機能層を設けることができる。
(樹脂基材層)
本発明に係る樹脂基材層としては、従来公知の種々の樹脂フィルムを用いることができる。例えば、セルロースエステル系フィルム、ポリエステル系フィルム、ポリカーボネート系フィルム、ポリアリレート系フィルム、ポリスルホン(ポリエーテルスルホンも含む)系フィルム、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート等のポリエステルフィルム、ポリエチレンフィルム、ポリプロピレンフィルム、セロファン、セルロースジアセテートフィルム、セルローストリアセテートフィルム、セルロースアセテートプロピオネートフィルム、セルロースアセテートブチレートフィルム、ポリ塩化ビニリデンフィルム、ポリビニルアルコールフィルム、エチレンビニルアルコールフィルム、シンジオタクティックポリスチレン系フィルム、ポリカーボネートフィルム、ノルボルネン系樹脂フィルム、ポリメチルペンテンフィルム、ポリエーテルケトンフィルム、ポリエーテルケトンイミドフィルム、ポリアミドフィルム、フッ素樹脂フィルム、ナイロンフィルム、ポリメチルメタクリレートフィルム、アクリルフィルム等を挙げることができる。中でも、ポリカーボネート系フィルム、ポリエステル系フィルム、ノルボルネン系樹脂フィルム、及びセルロースエステル系フィルムが挙げられる。
特にポリエステル系フィルム、セルロースエステル系フィルムを用いることが好ましく、溶融流延製膜で製造されたフィルムであっても、溶液流延製膜で製造されたフィルムであってもよい。
当該樹脂基材の厚さは、樹脂の種類及び目的等に応じて適切な厚さにすることが好ましい。例えば、一般的には、10〜300μmの範囲内である。好ましくは20〜200μm、更に好ましくは30〜100μmである。
また、樹脂基材層には、その目的に応じて、後述のような腐食防止剤や紫外線吸収剤を含有させることが好ましい。
(反射層)
前記反射層は金属を蒸着またはメッキすることにより設けることが出来る。中でも銀を蒸着またはメッキすることにより作製される銀反射層は、反射率が高く太陽熱発電用反射装置の反射層として特に好ましい。前記銀反射層の形成法としては、湿式法及び乾式法のどちらも使用することができる。
湿式法とは、めっき法の総称であり、溶液から金属を析出させ膜を形成する方法である。具体例をあげるとすれば、銀鏡反応などがある。
一方、乾式法とは、真空成膜法の総称であり、具体的に例示するとすれば、抵抗加熱式真空蒸着法、電子ビーム加熱式真空蒸着法、イオンプレーティング法、イオンビームアシスト真空蒸着法、スパッタ法などがある。とりわけ、本発明には連続的に成膜するロールツーロール方式が可能な蒸着法が好ましく用いられる。すなわち、本発明のフィルムミラーを製造するフィルムミラーの製造方法としては、当該銀反射層を銀蒸着によって形成する工程を有する態様の製造方法であることが好ましい。
当該銀反射層の厚さは、反射率等の観点から、10〜200nmが好ましく、より好ましくは30〜150nmである。
本発明において、銀反射層は支持体に対して光線入射側にあっても、その反対側にあっても良いが、支持体が樹脂であることから、光線による樹脂劣化を防止する目的から、光線入射側に位置する方が好ましい。
(上部隣接層)
本発明のフィルムミラーに用いられる上部隣接層は、銀反射層の樹脂基材から遠い側に隣接し、銀の腐食劣化を防ぐとともに、銀反射層の傷防止及び、上部隣接層の外側に形成されるバリア層や傷防止層との接着力向上に寄与するものである。
当該上部隣接層に使用するバインダーとしての樹脂は、ポリエステル系樹脂、アクリル系樹脂、メラミン系樹脂、エポキシ系樹脂等の単独またはこれらの混合樹脂が使用でき、耐候性の点からポリエステル系樹脂、アクリル系樹脂が好ましく、さらにイソシアネート等の硬化剤を混合した熱硬化型樹脂とすればより好ましい。
イソシアネートは、TDI(トリレンジイソシアネート)系、XDI(キシレンジイソシアネート)系、MDI(メチレンジイソシアネート)系、HMDI(ヘキサメチレンジイソシアネート)系等の従来から使用されてきた各種イソシアネートが使用可能であるが、耐候性の点から、XDI系、MDI系、HMDI系のイソシアネートを使用するのが好ましい。
上部隣接層の厚さは、密着性、耐候性等の観点から、0.01〜3μmが好ましく、より好ましくは0.1〜1μmである。
上部隣接層の形成方法は、グラビアコート法、リバースコート法、ダイコート法等、従来公知のコーティング方法が使用できる。
また、上記隣接層には、目的に応じて、後述のような腐食防止剤や紫外線吸収剤を含有させることが好ましい。
(接着層)
接着層は樹脂基材(樹脂フィルム)上に設けて樹脂基材と反射層との接着性を高める機能を有する。該接着層は樹脂からなることが好ましい。従って、当該接着層は、樹脂基材(樹脂フィルム)と金属反射層とを密着する密着性、金属反射層を真空蒸着法等で形成する時の熱にも耐え得る耐熱性、及び金属反射層が本来有する高い反射性能を引き出すための平滑性が必要である。
該接着層に使用するバインダーとしての樹脂は、上記の密着性、耐熱性、及び平滑性の条件を満足するものであれば特に制限はなく、ポリエステル系樹脂、アクリル系樹脂、メラミン系樹脂、エポキシ系樹脂、ポリアミド系樹脂、塩化ビニル系樹脂、塩化ビニル酢酸ビニル共重合体系樹脂等の単独またはこれらの混合樹脂が使用でき、耐候性の点からポリエステル系樹脂とメラミン系樹脂の混合樹脂が好ましく、さらにイソシアネート等の硬化剤を混合した熱硬化型樹脂とすればより好ましい。
該接着層の厚さは、密着性、平滑性、反射材の反射率等の観点から、0.01〜3μmが好ましく、より好ましくは0.1〜1μmである。
該接着層の形成方法は、グラビアコート法、リバースコート法、ダイコート法等、従来公知のコーティング方法が使用できる。
また、該接着層には、その目的に応じて、後述のような腐食防止剤や紫外線吸収剤を含有させることが好ましい。
(腐食防止剤)
本発明のフィルムミラーには反射層の腐食防止剤を用いても良い。該腐食防止剤は大別して、金属反射層に対する吸着性基を有する腐食防止剤と酸化防止剤を用いることが出来る。
ここで、「腐食」とは、金属(特に銀)がそれをとり囲む環境物質によって、化学的または電気化学的に浸食されるか若しくは材質的に劣化する現象をいう(JIS Z0103−2004参照)。
本発明のフィルムミラーは、前記接着層が酸化防止剤を含有し、かつ前記上部隣接層が銀に対する吸着性基を有する腐食防止剤を含有している態様であってもよい。
なお、腐食防止剤の含有量は、使用する化合物によって最適量は異なるが、一般的には、0.1〜1.0/mの範囲内であることが好ましい。
〈銀に対する吸着性基を有する腐食防止剤〉
銀に対する吸着性基を有する腐食防止剤としては、アミン類およびその誘導体、ピロール環を有する化合物、トリアゾール環を有する化合物、ピラゾール環を有する化合物、チアゾール環を有する化合物、イミダゾール環を有する化合物、インダゾール環を有する化合物、銅キレート化合物類、チオ尿素類、メルカプト基を有する化合物、ナフタレン系の少なくとも一種またはこれらの混合物から選ばれることが望ましい。
アミン類およびその誘導体としては、エチルアミン、ラウリルアミン、トリ−n−ブチルアミン、O−トルイジン、ジフェニルアミン、エチレンジアミン、ジエチレントリアミン、トリエチレンテトラミン、テトラエチレンペンタミン、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、2N−ジメチルエタノールアミン、2−アミノ−2−メチル−1,3−プロパンジオール、アセトアミド、アクリルアミド、ベンズアミド、p−エトキシクリソイジン、ジシクロヘキシルアンモニウムナイトライト、ジシクロヘキシルアンモニウムサリシレート、モノエタノールアミンベンゾエート、ジシクロヘキシルアンモニウムベンゾエート、ジイソプロピルアンモニウムベンゾエート、ジイソプロピルアンモニウムナイトライト、シクロヘキシルアミンカーバメイト、ニトロナフタレンアンモニウムナイトライト、シクロヘキシルアミンベンゾエート、ジシクロヘキシルアンモニウムシクロヘキサンカルボキシレート、シクロヘキシルアミンシクロヘキサンカルボキシレート、ジシクロヘキシルアンモニウムアクリレート、シクロヘキシルアミンアクリレート等、あるいはこれらの混合物が挙げられる。
ピロール環を有する物としては、N−ブチル−2,5−ジメチルピロール、N−フェニル−2,5−ジメチルピロール、N−フェニル−3−ホルミル−2,5−ジメチルピロール、N−フェニル−3,4−ジホルミル−2,5−ジメチルピロール等、あるいはこれらの混合物が挙げられる。
トリアゾール環を有する化合物としては、1,2,3−トリアゾール、1,2,4−トリアゾール、3−メルカプト−1,2,4−トリアゾール、3−ヒドロキシ−1,2,4−トリアゾール、3−メチル−1,2,4−トリアゾール、1−メチル−1,2,4−トリアゾール、1−メチル−3−メルカプト−1,2,4−トリアゾール、4−メチル−1,2,3−トリアゾール、ベンゾトリアゾール、トリルトリアゾール、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール、4,5,6,7−テトラハイドロトリアゾール、3−アミノ−1,2,4−トリアゾール、3−アミノ−5−メチル−1,2,4−トリアゾール、カルボキシベンゾトリアゾール、2−(2′−ヒドロキシ−5′−メチルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2′−ヒドロキシ−5′−tert−ブチルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2′−ヒドロキシ−3′5′−ジ−tert−ブチルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2′−ヒドロキシ−4−オクトキシフェニル)ベンゾトリアゾール等、あるいはこれらの混合物が挙げられる。
ピラゾール環を有する化合物としては、ピラゾール、ピラゾリン、ピラゾロン、ピラゾリジン、ピラゾリドン、3,5−ジメチルピラゾール、3−メチル−5−ヒドロキシピラゾール、4−アミノピラゾール等、あるいはこれらの混合物が挙げられる。
チアゾール環を有する化合物としては、チアゾール、チアゾリン、チアゾロン、チアゾリジン、チアゾリドン、イソチアゾール、ベンゾチアゾール、2−N,N−ジエチルチオベンゾチアゾール、P−ジメチルアミノベンザルロダニン、2−メルカプトベンゾチアゾール等、あるいはこれらの混合物が挙げられる。
イミダゾール環を有する化合物としては、イミダゾール、ヒスチジン、2−ヘプタデシルイミダゾール、2−メチルイミダゾール、2−エチル−4−メチルイミダゾール、2−フェニルイミダゾール、2−ウンデシルイミダゾール、1−ベンジル−2−メチルイミダゾール、2−フェニル−4−メチルイミダゾール、1−シアノエチル−2−メチルイミダゾール、1−シアノエチル−2−フェニルイミダゾール、1−シアノエチル−2−エチル−4−メチルイミダゾール、1−シアノエチル−2−ウンデシルイミダゾール、2−フェニル−4−メチル−5−ヒドロメチルイミダゾール、2−フェニル−4,5−ジヒドロキシメチルイミダゾール、4−フォルミルイミダゾール、2−メチル−4−フォルミルイミダゾール、2−フェニル−4−フォルミルイミダゾール、4−メチル−5−フォルミルイミダゾール、2−エチル−4−メチル−5−フォルミルイミダゾール、2−フェニル−4−メチル−4−フォルミルイミダゾール、2−メルカプトベンゾイミダゾール等、あるいはこれらの混合物が挙げられる。
インダゾール環を有する化合物としては、4−クロロインダゾール、4−ニトロインダゾール、5−ニトロインダゾール、4−クロロ−5−ニトロインダゾール等、あるいはこれらの混合物が挙げられる。
銅キレート化合物類としては、アセチルアセトン銅、エチレンジアミン銅、フタロシアニン銅、エチレンジアミンテトラアセテート銅、ヒドロキシキノリン銅等、あるいはこれらの混合物が挙げられる。
チオ尿素類としては、チオ尿素、グアニルチオ尿素等、あるいはこれらの混合物が挙げられる。
メルカプト基を有する化合物としては、すでに上記に記載した材料も加えれば、メルカプト酢酸、チオフェノール、1,2−エタンジオール、3−メルカプト−1,2,4−トリアゾール、1−メチル−3−メルカプト−1,2,4−トリアゾール、2−メルカプトベンゾチアゾール、2−メルカプトベンゾイミダゾール、グリコールジメルカプトアセテート、3−メルカプトプロピルトリメトキシシラン等、あるいはこれらの混合物が挙げられる。
ナフタレン系としては、チオナリド等が挙げられる。
〈酸化防止剤〉
本発明のフィルムミラーに用いられる銀反射層の腐食防止剤としては、酸化防止剤を用いることもできる。
酸化防止剤としては、フェノール系酸化防止剤、チオール系酸化防止剤およびホスファイト系酸化防止剤を使用することが好ましい。
フェノール系酸化防止剤としては、例えば、1,1,3−トリス(2−メチル−4−ヒドロキシ−5−t−ブチルフェニル)ブタン、2,2′−メチレンビス(4−エチル−6−t−ブチルフェノール)、テトラキス−〔メチレン−3−(3′,5′−ジ−t−ブチル−4′−ヒドロキシフェニル)プロピオネート〕メタン、2,6−ジ−t−ブチル−p−クレゾール、4,4′−チオビス(3−メチル−6−t−ブチルフェノール)、4,4′−ブチリデンビス(3−メチル−6−t−ブチルフェノール)、1,3,5−トリス(3′,5′−ジ−t−ブチル−4′−ヒドロキシベンジル)−S−トリアジン−2,4,6−(1H,3H,5H)トリオン、ステアリル−β−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート、トリエチレングリコールビス〔3−(3−t−ブチル−5−メチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート〕、3,9−ビス[1,1−ジ−メチル−2−〔β−(3−t−ブチル−4−ヒドロキシ−5−メチルフェニル)プロピオニルオキシ〕エチル]−2,4,8,10−テトラオキオキサスピロ〔5,5〕ウンデカン、1,3,5−トリメチル−2,4,6−トリス(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベンジル)ベンゼン等が挙げられる。特に、フェノール系酸化防止剤としては、分子量が550以上のものが好ましい。
チオール系酸化防止剤としては、例えば、ジステアリル−3,3′−チオジプロピオネート、ペンタエリスリトール−テトラキス−(β−ラウリル−チオプロピオネート)等を挙げられる。
ホスファイト系酸化防止剤としては、例えば、トリス(2,4−ジ−t−ブチルフェニル)ホスファイト、ジステアリルペンタエリスリトールジホスファイト、ジ(2,6−ジ−t−ブチルフェニル)ペンタエリスリトールジホスファイト、ビス−(2,6−ジ−t−ブチル−4−メチルフェニル)−ペンタエリスリトールジホスファイト、テトラキス(2,4−ジ−t−ブチルフェニル)4,4′−ビフェニレン−ジホスホナイト、2,2′−メチレンビス(4,6−ジ−t−ブチルフェニル)オクチルホスファイト等が挙げられる。
なお、本発明においては、上記酸化防止剤と下記の光安定剤を併用することもできる。
ヒンダードアミン系の光安定剤としては、例えば、ビス(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)セバケート、ビス(1,2,2,6,6−ペンタメチル−4−ピペリジル)セバケート、ビス(1,2,2,6,6−ペンタメチル−4−ピペリジル)−2−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベンジル)−2−n−ブチルマロネート、1−メチル−8−(1,2,2,6,6−ペンタメチル−4−ピペリジル)−セバケート、1−[2−〔3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオニルオキシ〕エチル]−4−〔3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオニルオキシ〕−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン、4−ベンゾイルオキシ−2,2、6,6−テトラメチルピペリジン、テトラキス(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)−1,2,3,4−ブタン−テトラカルボキシレート、トリエチレンジアミン、8−アセチル−3−ドデシル−7,7,9,9−テトラメチル−1,3,8−トリアザスピロ[4,5]デカン−2,4−ジオン等が挙げられる。
その他ニッケル系紫外線安定剤として、〔2,2′−チオビス(4−t−オクチルフェノレート)〕−2−エチルヘキシルアミンニッケル(II)、ニッケルコンプレックス−3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベンジル・リン酸モノエチレート、ニッケル・ジブチル−ジチオカーバメート等も使用することが可能である。
特にヒンダードアミン系の光安定剤としては、3級のアミンのみを含有するヒンダードアミン系の光安定剤が好ましく、具体的には、ビス(1,2,2,6,6−ペンタメチル−4−ピペリジル)−セバケート、ビス(1,2,2,6,6−ペンタメチル−4−ピペリジル)−2−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベンジル)−2−n−ブチルマロネート、または1,2,2,6,6−ペンタメチル−4−ピペリジノール/トリデシルアルコールと1,2,3,4−ブタンテトラカルボン酸との縮合物が好ましい。
(紫外線吸収剤)
本発明においては、太陽光や紫外線による劣化防止の目的で、紫外線吸収剤を添加することが好ましい。前記樹脂基材上に設けられた構成層のうちいずれか一層に、紫外線吸収剤を含有することが好ましい。
紫外線吸収剤としては、ベンゾフェノン系、ベンゾトリアゾール系、サリチル酸フェニル系、トリアジン系等が挙げられる。
ベンゾフェノン系紫外線吸収剤としては、2,4−ジヒドロキシ−ベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−メトキシ−ベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−n−オクトキシ−ベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−ドデシロキシ−ベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−オクタデシロキシ−ベンゾフェノン、2,2′−ジヒドロキシ−4−メトキシ−ベンゾフェノン、2,2′−ジヒドロキシ−4,4′−ジメトキシ−ベンゾフェノン、2,2′,4,4′−テトラヒドロキシ−ベンゾフェノン等が挙げられる。
ベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤としては、2−(2′−ヒドロキシ−5−メチルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2′−ヒドロキシ−3′,5′−ジ−t−ブチルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2′−ヒドロキシ−3′−t−ブチル−5′−メチルフェニル)ベンゾトリアゾール等が挙げられる。
サリチル酸フェニル系紫外線吸収剤としては、フェニルサルチレート、2−4−ジ−t−ブチルフェニル−3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベンゾエート等が挙げられる。ヒンダードアミン系紫外線吸収剤としては、ビス(2,2,6,6−テトラメチルピペリジン−4−イル)セバケート等が挙げられる。
トリアジン系紫外線吸収剤としては、2,4−ジフェニル−6−(2−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル)−1,3,5−トリアジン、2,4−ジフェニル−6−(2−ヒドロキシ−4−エトキシフェニル)−1,3,5−トリアジン、2,4−ジフェニル−(2−ヒドロキシ−4−プロポキシフェニル)−1,3,5−トリアジン、2,4−ジフェニル−(2−ヒドロキシ−4−ブトキシフェニル)−1,3,5−トリアジン、2,4−ジフェニル−6−(2−ヒドロキシ−4−ブトキシフェニル)−1,3,5−トリアジン、2,4−ジフェニル−6−(2−ヒドロキシ−4−ヘキシルオキシフェニル)−1,3,5−トリアジン、2,4−ジフェニル−6−(2−ヒドロキシ−4−オクチルオキシフェニル)−1,3,5−トリアジン、2,4−ジフェニル−6−(2−ヒドロキシ−4−ドデシルオキシフェニル)−1,3,5−トリアジン、2,4−ジフェニル−6−(2−ヒドロキシ−4−ベンジルオキシフェニル)−1,3,5−トリアジン等が挙げられる。
紫外線吸収剤としては、上記以外に紫外線の保有するエネルギーを、分子内で振動エネルギーに変換し、その振動エネルギーを、熱エネルギー等として放出する機能を有する化合物が含まれる。さらに、酸化防止剤あるいは着色剤等との併用で効果を発現するもの、あるいはクエンチャーと呼ばれる、光エネルギー変換剤的に作用する光安定剤等も併用することができる。但し、上記の紫外線吸収剤を使用する場合は、紫外線吸収剤の光吸収波長が、光重合開始剤の有効波長と重ならないものを選択する必要がある。
通常の紫外線防止剤を使用する場合は、可視光でラジカルを発生する光重合開始剤を使用することが有効である。
紫外線吸収剤の使用量は、0.1〜20質量%、好ましくは1〜15質量%、さらに好ましくは3〜10質量%である。20質量%よりも多いと密着性が悪くなり、0.1質量%より少ないと耐候性改良効果が小さい。
〈粘着層〉
太陽熱発電用反射装置の支持体とフィルムミラーを接着するための粘着層としては、特に制限されず、例えばドライラミネート剤、ウエットラミネート剤、粘着剤、ヒートシール剤、ホットメルト剤などのいずれもが用いられる。
例えばポリエステル系樹脂、ウレタン系樹脂、ポリ酢酸ビニル系樹脂、アクリル系樹脂、ニトリルゴムなどが用いられる。
ラミネート方法は特に制限されず、例えばロール式で連続的に行うのが経済性及び生産性の点から好ましい。
粘着層の厚さは、粘着効果、乾燥速度等の観点から、通常1〜50μm程度の範囲であることが好ましい。
具体的な粘着層としては、綜研化学社製「SKダインシリーズ」、東洋インキ社製Oribain BPWシリーズ、BPSシリーズ」、荒川化学社製「アルコン」「スーパーエステル」「ハイペール」等の粘着剤が好適に用いられる。
[支持体]
本発明に係る太陽熱発電用反射装置の支持体としては、鋼板、銅板、アルミニウム板、アルミニウムめっき鋼板、アルミニウム系合金めっき鋼板、銅めっき鋼板、錫めっき鋼板、クロムめっき鋼板、ステンレス鋼板など熱伝導率の高い金属材料を用いることができる。本発明においては、特に耐食性の良好なめっき鋼板、ステンレス鋼板、アルミニウム板などにすることが好ましい。
これらの支持体の厚みは、取扱性、熱伝導性、熱容量等の観点から、0.05mm〜3mm程度が好ましい。
[吸湿発熱層]
前記吸湿発熱層は水和により発熱する物質を有し、吸湿発熱性無機物および吸湿発熱性繊維から選ばれる少なくとも1つを含有することが好ましい。
(吸湿発熱性無機物)
前記吸湿発熱性無機物としては、水和により発熱する無機物質であれば特に限定されず、無機物質の無水物、水和物等が挙げられる。結晶水が少ない方が、発熱量が大きいため好ましく、特に無水物が好ましい。発熱性無機物質の例を下記にあげるが、これらは1種単独でまたは2種以上を併用することができる。
具体的には、塩化カルシウム(CaCl、CaCl・HO、CaCl・2HO)、塩化マグネシウム(MgCl、MgCl・2HO、MgCl・4HO、MgCl・6HO)、塩化アルミニウム(AlCl、AlCl・6HO)、塩化第二鉄(FeCl、FeCl・2.5HO)、塩化亜鉛(ZnCl)等の塩化物、硫酸マグネシウム(MgSO、MgSO・HO、MgSO・4HO)、硫酸亜鉛(ZnSO・HO)、硫酸第一鉄(FeSO、FeSO・HO)、硫酸アルミニウム(Al(SO)、硫酸カルシウム(CaSO、CaSO・1/2HO、CaSO・2HO)等の硫酸塩、その他乾燥ミョウバン、酸化カルシウム(CaO)、炭酸ナトリウム(NaCO・HO、NaCO・4HO)、リン酸水素ナトリウム(NaHPO)、及びゼオライト等が挙げられる。これらのうち、好ましい例としては、大気中水分の吸収性が強く発熱性の高い塩として、塩化カルシウム(CaCl、CaCl・HO、CaCl・2HO)、塩化マグネシウム(MgCl、MgCl・2HO、MgCl・4HO、MgCl・6HO)等があり、水分を供給された場合の発熱量が大きい塩として、硫酸マグネシウム、酸化カルシウム等がある。特に好ましくは、硫酸マグネシウムである。
前記ゼオライトとしては、水和により発熱するものであれば特に制限はないが、例えばゼオライトA、ゼオライトX、ゼオライトY、ゼオライトL等の一般式xM2/nO・Al・ySiO・zHO(式中x、y及びzは任意の数を示し、Mはアルカリ金属またはアルカリ土類金属を示し、nはその原子価を示す。)で表される合成ゼオライトが挙げられる。特に、Na型(4A型)、及びK・Na型(3A型)のゼオライト粉末等が発熱効率の点で好ましい。またイオン交換、中性化等の処理を施したゼオライトも使用可能である。
前記吸湿発熱性無機物は、バインダーと混合してシート状物質を成形してもよいし、バインダーを用いて、金属支持体に直接塗布・乾燥してもよく、また前記粘着層を介して貼り付けるまたは粘着層中に分散させるという方法で金属支持体に貼り付けてもよい。
また、バインダーを用いて、後述の吸湿発熱性繊維に含侵させて使用することも、発熱効率を上げる観点から好ましい。
また、これらの吸湿発熱性無機物をシートに担持させたシート状物質を貼り付ける方法も挙げられる。
(バインダー)
本発明の吸湿発熱層には、任意成分として、上記発熱性無機物質の他に、バインダー、を配合することが好ましい。
バインダーは、発熱性核粒子を造粒物とする場合に主に使用される。バインダーとしては、水溶性バインダー、水不溶性バインダーの何れも使用することが可能である。
水溶性バインダーとしては、ポリビニルアルコール及び/又はその誘導体、ポリ(メタ)アクリル酸およびその塩、(メタ)アクリル酸/(メタ)アクリル酸エステル共重合物およびその塩、ポリビニルピロリドン、ポリエチレングリコール等の合成品、メチルセルロース、エチルセルロース、カルボキシメチルセルロースおよびその塩(例えばナトリウム塩、カリウム塩等)、ヒドロキシアルキルセルロース、デンプン誘導体等の半合成高分子、デンプン、海草類、植物粘着質、タンパク質等の天然高分子が用いられる。これらの中でもポリビニルピロリドン、ポリエチレングリコールが好ましい。
水不溶性バインダーとしては、ワックス、パラフィン、ミリスチン酸、ステアリン酸、ジステアリルエーテル等の脂肪酸誘導体、ポリ(メタ)アクリル酸、ポリ(メタ)アクリル酸エステル、(メタ)アクリル酸/(メタ)アクリル酸エステル共重合物、ポリ酢酸ビニル等の合成品、デンプン誘導体等の半合成高分子、デンプン、海草類、タンパク質等の天然高分子が用いられる。ここで「(メタ)アクリル酸」とは「アクリル酸又はメタクリル酸」を意味する。これらの水不溶性バインダーのうち、ポリ(メタ)アクリル酸エステルまたはその共重合体が好ましい。
また上記水不溶性バインダーは塩になっていてもよい。塩としては、アルカリ金属(Na、K、Li等)塩、アンモニウム塩、アミン(ヒドロキシ基を有していても良い、総炭素数2〜10のアミン、例えばモノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、モルホリン)塩等が例示される。これらは部分中和物でもよい。
上記バインダーは、単独でも2種以上を併用してもよい。
本発明における上記バインダーの使用量は、発熱性粒子の大気中水分の吸収性の点から、前記発熱性核粒子に対し、好ましくは0〜40質量%、より好ましくは0〜20質量%の範囲とする。
更に、1〜40質量%、特に5〜20質量%とすると、良好な造粒性が得られる。
(吸湿発熱性無機物をシートに担持させたシート状物質)
前記吸湿発熱性無機物をシートに担持させたシート状物質を作製するための該シートとしては、例えば、編布、織布、不織布、ポリウレタンフィルムなどのプラスチックフィルム、発泡樹脂シート、及びこれらの積層体等が挙げられる。具体的には、レーヨン不織布、ポリエステル不織布及び編布、ポリプロピレン不織布、ポリウレタンフィルム、ポリエチレンフィルム、ポリプロピレンフィルム、発泡ポリウレタンシート、及び、ナイロンシート等が挙げられる。該シート状物質は、通気性、使用性、外観、その他必要に応じて任意の大きさにすることができる。また必要に応じて、所定形状の空孔を設けてもよく、網目状としてもよい。
好ましいシートは、ポリエステル不織布及び編布、ポリプロピレン不織布、ポリウレタンフィルム、空孔を設けたポリエチレンフィルム、前記フィルムとポリエステル不織布及び編布の積層体である。
前記シート状物質の質量としては、その種類にもよるが、例えば、5〜500g/m程度のものが好ましく、20〜300g/mの長尺状のものがより好ましい。前記シート状物質の水分透過性としては、特に限定されるものではないが、例えば、50g/m・24hr以上であることが好ましく、より好ましくは100g/m・24hr以上である。
上記シート状物質における前記吸湿発熱性無機物の担持量は、発熱効率と加工性の点から、シート面積に対して、好ましくは10〜1500g/m、更に好ましくは30〜700g/mである。
本発明のシート状物質における本発明の吸湿発熱性無機物の担持方法としては、例えば(1)シート素材の中に、本発明の吸湿発熱性無機物を分散練合させる方法。例えば、繊維シートの繊維中に発熱組成物を練合したり、樹脂シート中に練合することができる。
(2)繊維上に吸湿発熱性無機物、組成物を担持させ、シート化する方法。例えば、以下の(a)〜(f)の方法があげられる。
(a)原反ロールから繰り出された前記シートをバインダー液に含浸させ、余分なバインダ−液を予備乾燥等により脱液させた後、前記吸湿発熱性無機物を、散布機を用いて、また必要に応じてシートに振動を与えながら散布させる。その後、熱風でバインダー液を乾燥させることにより吸湿発熱性無機物を織り込んだシート状物質を作製することが出来る。
(b)原反ロールから繰り出された前記シートの上面に、散布機を用いて前記吸湿発熱性無機物を散布し、この状態で上下から挟む様に加圧ロールの間に通過させて、吸湿発熱性無機物をシート中に圧入させるものである。なお上下の加圧ロールは、シートの厚さに応じて互いの距離を調節し、かかる圧力を調整できるようになっている。その後は、吸湿発熱性無機物の担持面が斜め下を向くように反転し、シート状物質に振動を加えることにより、余剰の吸湿発熱性無機物を振るい落すことにより吸湿発熱性無機物を織り込んだシート状物質を作製することができる。
(c)原反ロールから繰り出された前記シートの上面に散布機を用いて前記吸湿発熱性無機物を散布するとともに、シート状物質の下面側に設けたボックス状の吸引機により、吸湿発熱性無機物をシート中に誘引させる。この方法でも(a)のように、余剰の吸湿発熱性無機物を振るい落としてもよく、以上により吸湿発熱性無機物を織り込んだシート状物質を作製することができる。
(d)原反ロールから繰り出された前記シートを小径のロール張力をかけながら巻回し、外側表面を伸張させて拡大変形させる。この状態をとることにより、ロール上方に設置された散布機から前記吸湿発熱性無機物をシート状物質内部まで散布することが出来る。次いで、シート状物質を元の状態に回復させ、さらに必要に応じて(a)と同様、余剰の吸湿発熱性無機物を振り落とすことにより、吸湿発熱性無機物を織り込んだシート状物質を作製することができる。
(e)原反ロールから繰り出された前記シートの上面に、予め熱可塑性樹脂と混合させた前記吸湿発熱性無機物を、散布機を用いて散布し、次いで散布された上面に別の不織布を覆った後に加熱成形することにより吸湿発熱性無機物を織り込んだシート状物質を作製することができる。また、熱可塑性樹脂を使用しない代りに、加熱成形後に、バインダー液を吹きつけ乾燥させることによっても吸湿発熱性無機物を織り込んだシート状物質を作製することも可能である。
(f)また、前記シートに前記吸湿発熱性無機物を織り込む場合、さらに繊維に吸湿発熱性無機物の紛体を必要に応じてバインダーを用いて織り込んだ後に加熱圧縮や機械的な交錯を行ったり、また坪量の低いシートに吸湿発熱性無機物を散布し、これを別のシートの中に挟み込んで積層させてシート状物質を作製することもできる。
(吸湿発熱性繊維)
前記吸湿発熱性繊維としては、水和により発熱する繊維であればよく、特に限定されるものではないが、熱を加えることにより再生可能な吸湿発熱繊維を用いることが好ましい。
この吸湿発熱繊維は、吸湿することにより発熱し、逆に乾燥環境下では放湿して元の状態に戻る性質がある。吸湿時の発熱には、ウールや木綿のような天然繊維が吸湿する際に放出する水蒸気の凝集熱(蒸発熱の逆向きの熱)以外にも、親水基の水和熱が発生すると考えられ、全発熱量は凝集熱の数倍に達するものが知られている。この親水基は、繊維素材自体が備えており、更に、繊維の表面を化学処理することにより多くの親水基が形成される。
吸湿発熱繊維としては、例えば、親水基を高密度で強架橋してなる化学変成体を有するアクリル酸系吸放湿吸水発熱性繊維や合成繊維やセルロース繊維にアミノ基、カルボキシル基またはヒドロキシル基を導入した湿潤発熱性繊維が例示され、具体的には、ポリアクリレート系吸湿発熱繊維である東洋紡績社製「ブレスサーモ」、東邦テキスタイル社製「サンバーナ」等を挙げることができる。他にも、東洋紡績株式会社製「モイスケア」、富士紡績株式会社製「エコウォーム」、三菱レイヨン株式会社製「ルネス」、東レ株式会社製「ウォームセンサ」等を使用することが可能である。
これらの吸湿発熱性繊維を支持体に付設する方法としては、前記粘着層を介して貼り付ける方法が挙げられるが、この方法に限定されるものではない。
[透湿性保護シート]
吸湿発熱層を保護できて、透湿性があるものであれば、特に限定されるものではないが、好ましくは、編布、織布、不織布、ポリウレタンフィルムなどのプラスチックフィルム、発泡樹脂シート、及びこれらの積層体等が挙げられる。具体的には、レーヨン不織布、ポリエステル不織布及び編布、ポリプロピレン不織布、ポリウレタンフィルム、ポリエチレンフィルム、ポリプロピレンフィルム、発泡ポリウレタンシート、及び、ナイロンシート等が挙げられる。
具体的な透湿性保護シートとしては、デュポン社製「アクティブレイヤーLT」、サンプラック工業社製「パーミラン」、興人社製「コージンTSF」等が好適に用いることができる。
[透湿性断熱シート]
断熱性があって、透湿性があるものであれば、特に限定されるものではなく、断熱性を有するという意味においては、前記透湿性保護シートをそのまま用いることもできる。
特に断熱性という観点において、セルロース、ウレタンフォーム、フェノールフォーム、ポリスチレンフォームが好ましく、透湿性を確保するために、貫通した微穴が施工されているものが好ましい。
以下、本発明について実施例および比較例を用いて具体的に説明する。
(フィルムミラーの作製)
樹脂基材として、2軸延伸ポリエステルフィルム(ポリエチレンテレフタレートフィルム、厚さ100μm)を用いた。
該ポリエチレンテレフタレートフィルムの片面に、ポリエステル樹脂(ポリエスター SP−181 日本合成化学製)、メラミン樹脂(スーパーベッカミンJ−820 DIC製)、TDI系イソシアネート(2,4−トリレンジイソシアネート)、HDMI系イソシアネート(1,6−ヘキサメチレンジイソシアネート)を樹脂固形分比率で20:1:1:2に、固形分濃度10%となるようにトルエン中に混合した溶液中に、更に腐食防止剤としてグリコールジメルカプトアセテートを塗布後に0.2g/mとなるよう調整した量を添加し、グラビアコート法によりコーティングして、厚さ0.1μmの接着層を形成した。
更に接着層上に、銀反射層として、真空蒸着法により厚さ80nmの銀反射層を形成し、銀反射層上に、ポリエステル系樹脂(ポリエスター SP−181 日本合成化学製)とTDI系イソシアネート(2,4−トリレンジイソシアネート)を樹脂固形分比率で10:2に混合した樹脂中に、更にベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤として、Tinuvin 928(チバ・ジャパン社)を塗布後に0.3g/mとなるよう調整した量を添加し、グラビアコート法によりコーティングして、厚さ0.1μmの保護層を形成し、フィルムミラーを得た。
(太陽熱発電用反射装置1の作製):実施例1
上記フィルムミラーを、厚さ0.1mmのステンレス(SUS304)板の表面に、粘着剤として綜研化学株式会社製SKダイン1717を用いて貼り付けた。ステンレス板の背面(フィルムミラーが貼り付けられていない側)に同じ粘着剤を用いて以下シート状物質1を貼り付け太陽熱発電用反射装置1とした。
(シート状物質1の作製)
ポリメタクリル酸メチル樹脂を質量比で5倍量のアセトンに溶解させた後、平均粒子径100μmの硫酸マグネシウム粒子をポリメタクリル酸メチル樹脂に対し2倍量添加し撹拌しながらアセトンを留去し、得られた組成物を粉砕してペレットを得た。得られたペレットを、市販のシート成形機を用いて、0.5mmのシート状物質1を成形した。
(太陽熱発電用反射装置2の作製):実施例2
太陽熱反射装置1の作製において、シート状物質1の代わりにシート状物質2を用いた以外はすべて実施例1と同様にして、太陽熱発電用反射装置2を得た。
(シート状物質2の作製)
ポリメタクリル酸メチル樹脂を質量比で5倍量のアセトンに溶解させた後、平均粒子径40μmの無水塩化カルシウムをポリメタクリル酸メチル樹脂に対し2倍量添加し撹拌しながらアセトンを脱揮し、得られた組成物を粉砕してペレットを得た。得られたペレットを、市販のシート成形機を用いて、0.5mmのシート状物質2を成形した。
(太陽熱発電用反射装置3の作製):実施例3
太陽熱反射装置1の作製において、シート状物質1の代わりにシート状物質3を用いた以外はすべて実施例1と同様にして、太陽熱発電用反射装置3を得た。
(シート状物質3の作製)
東洋紡績社製「モイスケア」原綿30質量部とポリエステル繊維70質量部をニードルパンチ法により、目付100g/mの不織布とした。
(太陽熱発電用反射装置4の作製):実施例4
太陽熱反射装置1の作製において、シート状物質1をステンレス板上に貼り付けた後に、更にシート状物質1の上に前記粘着剤(SKダイン1717)を介して、透湿性保護フィルムとして、デュポン社製アクティブレイヤーLTを貼り付けた以外は、実施例1と同様にして、太陽熱発電用反射装置4を得た。
(太陽熱発電用反射装置5の作製):実施例5
太陽熱反射装置4の作製において、透湿性保護フィルムの上にさらに、透湿性断熱シートとして、厚さ2mmのポリスチレンフォームに直径0.5mmの穴を中心間隔が4mmとなるように開けたシートを、綜研化学株式会社製SKダイン1717を用いて貼り付けることによって、太陽熱発電用反射装置5を得た。
(太陽熱発電用反射装置6の作製):実施例6
太陽熱反射装置1の作製において、シート状物質1の代わりにシート状物質4をステンレス板上に貼り付けた後に、更にシート状物質4の上に前記粘着剤(SKダイン1717)を介して、透湿性保護フィルムとして、興人社製コージンTSFを貼り付けた以外は、実施例1と同様にして、太陽熱発電用反射装置4を得た。
(シート状物質4の作製)
ポリメタクリル酸メチル樹脂を質量比で5倍量のアセトンに溶解させた後、平均粒子径60μmの塩化マグネシウム粒子をポリメタクリル酸メチル樹脂に対し2倍量添加し撹拌しながらアセトンを留去し、得られた組成物を粉砕してペレットを得た。得られたペレットを、市販のシート成形機を用いて、0.5mmのシート状物質4を成形した。
(太陽熱発電用反射装置7の作製):実施例7
太陽熱反射装置1の作製において、シート状物質1の代わりにシート状物質5をステンレス板上に貼り付けた後に、更にシート状物質5の上に前記粘着剤(SKダイン1717)を介して、透湿性保護フィルムとして、サンプラック工業社製パーミランを貼り付けた以外は、実施例1と同様にして、太陽熱発電用反射装置7を得た。
(シート状物質5の作製)
三菱レイヨン社製「ルネス」原綿30質量部とポリエステル繊維70質量部をニードルパンチ法により、目付100g/mの不織布とした。
(太陽熱発電用反射装置8の作製):比較例1
太陽熱発電用反射装置1の作製において、背面にシート状物質1を貼り付けなかったこと以外は同様にして、太陽熱発電用反射装置8とした。
(太陽熱発電用反射装置9の作製):比較例2
太陽熱反射装置8の、ステンレス板の背面(フィルムミラーを貼り付けていない側)に、粘着剤として綜研化学株式会社製SKダイン1717を用いて、透湿性保護シートとしてデュポン社製アクティブレイヤーLTを貼り付け、更に、厚さ2mmのポリスチレンフォームに直径0.5mmの穴を中心間隔が4mmとなるように開けたシートを、綜研化学株式会社製SKダイン1717を用いて貼り付けることによって、太陽熱発電用反射装置9を作製した。
(結露試験)
太陽熱発電装置設置場所のモデルとして日射量の多いアブダビを選択した。
実験を簡略化するために、湿度が高い日を選択し、現地での結露試験を行った。
夜間、気温20℃、湿度82%RHの時点で太陽熱発電用反射装置1〜7を砂漠に設置し、気温が下がるのを待った。気温が16℃に到達した時点でそれぞれの太陽熱発電用反射装置のフィルムミラーの表面を観察したところ、太陽熱発電用反射装置8および9については、フィルムミラー表面に結露が観察され、指で表面を拭うと、指に水滴がついた。
一方、太陽熱発電用反射装置1〜7については結露がみられず、指で表面を拭っても、指に水滴がつくことはなかった。
また、さらに気温が下がるのを待ち、気温がこの日の最低気温13℃に達したときに、再度フィルムミラーの表面を観察したところ、太陽熱発電用反射装置1〜4および6、7については、うっすらと結露がみられたのに対し、太陽熱発電用反射装置5については、結露がみられず、指で拭っても、指に水滴がつくことはなかった。また、反射装置8,9については、多量の結露が観察された。これらの結露部が砂埃にさらされると、砂埃が水分に吸着し、水分が乾燥したときに、ミラー面に固着し、反射率を低下させることになる。
実際にこれらの太陽熱発電用反射装置を1週間連続で砂漠に放置した後に、フィルムミラー面の外観を観察したところ、太陽熱発電用反射装置8および9には、はっきりとわかる砂汚れが発生していたのに対し、太陽熱発電用反射装置1〜7には、ほとんど汚れはみられなかった。
また、1週間連続放置した後に、これらの太陽熱発電用反射装置の背面を観察したところ、太陽熱発電用反射装置1〜3および8には、砂汚れが顕著であったのに対し、太陽熱発電用反射装置4〜7および9ではほとんど汚れはみられなかった。背面の汚れは、直接的には、太陽熱発電における発電効率に影響しないが、吸湿発熱性物質を汚れから保護し、効果を永続させるために、透湿性保護シートがあった方が好ましい。
各反射装置の構成と結露試験および放置試験の結果を表1にまとめた。
Figure 2011215445
表1より、実施例1〜7の太陽熱発電用反射装置については、フィルムミラー上に結露が生じにくく、その結果砂汚れが付きにくいことがわかり、透湿性保護シートを設けることが、吸湿発熱性物質を砂汚れから保護する観点で好ましいことがわかる。更に、透湿性保護シートの上に断熱保護シートを設けることにより、気温が更に下がったときにも結露が生じないことが分かる。

Claims (7)

  1. ミラーおよび吸湿発熱層を有する太陽熱発電用反射装置。
  2. 前記ミラーが樹脂基材と銀反射層を有するフィルムミラーであって、該フィルムミラーを貼り付けるための支持体を有する請求項1に記載の太陽熱発電用反射装置。
  3. 前記吸湿発熱層が、吸湿発熱性無機物を含有することを特徴とする請求項1または2に記載の太陽熱発電用反射装置。
  4. 前記吸湿発熱層が、吸湿発熱性繊維を含有することを特徴とする請求項1または2に記載の太陽熱発電用反射装置。
  5. 前記吸湿発熱層の前記ミラーと反対側に、透湿性保護シートを設けたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の太陽熱発電用反射装置。
  6. 前記吸湿発熱層の前記ミラーと反対側に、透湿性断熱シートを設けたことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の太陽熱発電用反射装置。
  7. 前記透湿性保護シートの前記ミラーと反対側に、透湿性断熱シートを設けたことを特徴とする請求項5に記載の太陽熱発電用反射装置。
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CN105573346A (zh) * 2014-10-15 2016-05-11 光之源工业(以色列)有限公司 用于定日镜的反射镜

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