JP2011214297A - 杭穴充填物の採取装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】上端に連結部14を有する基部11に支持片16を突設して、腕杆20の基端部21を軸止し、腕杆20の先端部22に収容容器25を取り付け、採取装置本体10とする。採取装置本体10の連結部14を地上からのロッド3に連結して、採取装置1とする(a)。採取装置1は腕杆20が下方に垂れた状態で、杭穴31の軸部32(径D1)内を通過して(a)、拡大根固め部33の採取位置で、腕杆20を回動して水平状態とし、穴壁34付近の充填物を採取できる(b)。収容容器25の開口部26を開いて充填物を採取した後、開口部26を塞ぎ、腕杆20を下に垂れた状態に戻して、地上に引き上げできる(a)。腕杆20を斜めにすれば、任意の位置の充填物を採取できる(c)。
【選択図】図1
Description
(1) 前記採取装置本体は、基部に腕杆の基端部を回転自在に取り付け、該腕杆の先端部に、地上からの操作で開閉できる収容容器を設けて構成する。
(2) 前記採取装置本体は、第1状態で前記ロッドに沿って配置され、第2状態で前記腕杆が可動して、前記収容容器を前記ロッドから遠い位置に配置する。
(1) 杭穴を、軸部(径D1)の下端に続き拡径した根固め部(径D2)を形成して構成する。
(2) 採取装置本体は、第1状態で前記杭穴軸部の径D1より小さな径に納まり、第2状態で腕杆が前記杭穴軸部の径D1より大きくかつ根固め部の径D2より小さくなるように形成する。
収容容器25の開口部26を開いて充填物を採取したならば、収容容器25の開口部26を塞ぎ、腕杆20を下に垂れた状態に戻せば、杭穴31の軸部32内を通って、採取装置1を地上に引き上げできる(図1(a))。
また、根固め部32の中心部と穴壁34の間の充填物を採取する場合には、腕杆20を斜めまで開いて、軸11aから収容容器25までの距離L2として(L1<L2<L3)、同様に収容容器25の開口部26を開いて充填物を採取する(図1(c))。
また、前記において、基部11の下端部に、連結部14と嵌合できる下連結部18を形成することもでき、この場合には、採取装置本体10、10を上下に複数個連結することができ、根固め部33の異なる深さで充填物を採取できる(図1鎖線図示18)。
また、腕杆20の先端部22に箱状の収容容器25を固定する。収容容器25は、腕杆20が下に垂れた状態で外側に向けた方向(腕杆20が水平の状態で上に向けた方向)に開口部26を有し、開口部26には、腕杆20の長さ方向で、腕杆20の基端部21側に向けてスライドして開口する蓋27を取り付けてある。蓋27は、常時は閉じているように、バネなどにより付勢されている。
以上のようにして、採取装置本体10を構成する(図2(a))。
また、蓋27の基端側(腕杆20の基端側)に第2ワイヤー7の先端部7aを固定して、第2ワイヤー8の中間部を係止突起5に通した後に、第2ワイヤー7の基端部7bを地上30に位置させる。
この状態で、地上30で第2ワイヤー7を引けば、蓋17がスライドして収容容器25が開口して、開口部26から充填物が収容容器25内に入る(図2(b))。
この場合、採取装置本体10が拡大根固め部33の採取位置に達したならば、第1ワイヤー6をゆっくり引くと先ず腕杆20が水平方向となるように回動して(図3(a))、更に第1ワイヤー6を引くと、次ぎに蓋27がスライドして収容容器25の開口部26が開いて、充填物を収容容器25内に収容できる(図3(b))。収容が完了したならば、第1ワイヤー6の引きを解除すれば、蓋27が戻り開口部26を塞ぎ、腕杆20は下に垂れた状態に戻る(図3(c))。
3 ロッド
4 ロッドの下端部
5 係止突起
6 第1ワイヤー
7 第2ワイヤー
10 採取装置本体
11 基部
11a 基部の軸
12 基部の下端部
13 基部の上端部
14 連結部
16、16A 支持片
17 支持片の軸
18 下連結部
20、20A 腕杆
21 腕杆の基端部
22 腕杆の先端部
25、25A、25B、25C 収容容器
26 収容容器の開口部
27 収容容器の蓋
28 操作棒
30 地上
31 杭穴
32 杭穴の軸部
33 杭穴の拡大根固め部
34 拡大根固め部の穴壁
Claims (3)
- 地上から杭穴根固め部に至る長さのロッドの下端部に、採取装置本体を設けて、以下のように構成することを特徴とする杭穴充填物の採取装置。
(1) 前記採取装置本体は、基部に腕杆の基端部を回転自在に取り付け、該腕杆の先端部に、地上からの操作で開閉できる収容容器を設けて構成する。
(2) 前記採取装置本体は、第1状態で前記ロッドに沿って配置され、第2状態で前記腕杆が可動して、前記収容容器を前記ロッドから遠い位置に配置する。 - 以下のように構成した請求項1記載の杭穴充填物の採取装置。
(1) 杭穴を、軸部(径D1)の下端に続き拡径した根固め部(径D2)を形成して構成する。
(2) 採取装置本体は、第1状態で前記杭穴軸部の径D1より小さな径に納まり、第2状態で腕杆が前記杭穴軸部の径D1より大きくかつ根固め部の径D2より小さくなるように形成する。 - 採取装置本体の基部に、該基部周辺の充填物を採取できる第2収容容器を設けた請求項1記載の杭穴充填物の採取装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010082925A JP2011214297A (ja) | 2010-03-31 | 2010-03-31 | 杭穴充填物の採取装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2010082925A JP2011214297A (ja) | 2010-03-31 | 2010-03-31 | 杭穴充填物の採取装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2011214297A true JP2011214297A (ja) | 2011-10-27 |
Family
ID=44944312
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2010082925A Pending JP2011214297A (ja) | 2010-03-31 | 2010-03-31 | 杭穴充填物の採取装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2011214297A (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08218356A (ja) * | 1995-02-10 | 1996-08-27 | Torabaasu:Kk | 改良地盤のコア採取装置 |
JP2001073360A (ja) * | 1999-09-01 | 2001-03-21 | Mitani Sekisan Co Ltd | 地中孔内充填物の採取方法及び採取装置 |
JP2006241828A (ja) * | 2005-03-03 | 2006-09-14 | Nippon Concrete Ind Co Ltd | 土砂等のサンプル採取方法および装置 |
-
2010
- 2010-03-31 JP JP2010082925A patent/JP2011214297A/ja active Pending
Patent Citations (3)
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