JP2001073360A - 地中孔内充填物の採取方法及び採取装置 - Google Patents

地中孔内充填物の採取方法及び採取装置

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JP2001073360A
JP2001073360A JP24697599A JP24697599A JP2001073360A JP 2001073360 A JP2001073360 A JP 2001073360A JP 24697599 A JP24697599 A JP 24697599A JP 24697599 A JP24697599 A JP 24697599A JP 2001073360 A JP2001073360 A JP 2001073360A
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  • Investigation Of Foundation Soil And Reinforcement Of Foundation Soil By Compacting Or Drainage (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】杭孔などの地中孔内の任意位置で、セメントミ
ルク等の充填物を採取して、他区間の充填物と混ぜるこ
となく、地上で回収する。 【解決手段】採取物を収容するホッパー1に内窓5を形
成する。ホッパー1に、内窓5を塞ぎ、かつ上下に摺動
して内窓5を露出させることができる外枠17を嵌装す
る。外枠17の底板22下面に、長さ調節の為、補助脚
を着脱可能としてある。ホッパー1の上端部に、ロッド
との連結部10を形成し、ホッパー1と外枠17との間
に、内窓5を塞ぐように付勢されたスプリングを介装し
て採取装置26とする。ロッド37に採取装置26を取
付け杭孔28内に挿入する(a)、杭孔底33で押圧し
てホッパー1の内窓5を開口させて、高さH1 位置で、
杭孔28内充填物をホッパー2に採取する(b、d)。
ロッド37の押圧を解除すれば、内窓5は塞がれる
(a、c)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、杭の施工などに
おいて、地盤を掘削した際に、その掘削孔に充填された
セメントミルクなどの充填物を採取する方法及び装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】杭を施工する場合、地盤を掘削して掘削
孔を形成し、掘削孔内に既製杭を埋設していた。この場
合、一の方法では掘削孔内にセメントミルク類を注入し
て、掘削孔内の泥水と置換して、既製杭を沈設し、他の
方法では、掘削孔内に注入したセメントミルク類と掘削
孔内の掘削土とを撹拌混練してソイルセメント化して既
製杭を沈設していた。
【0003】この場合、掘削孔内の充填物であるセメン
トミルクやソイルセメントは施工される杭の支持力判定
の重要な要素となっており、その性質を検査することが
重要となっていた。
【0004】従来の採取方法としては、掘削孔にセメン
トミルクを注入する前に、プラント等で採取したセメン
トミルクを検査用の資料として採用していた。また他の
採取方法では、掘削孔にセメントミルクを注入した後、
既製杭を沈設既製杭の中空孔等を通して、掘削孔からオ
ーバーフローしたセメントミルクを資料として採用して
いた。そして、これらの資料を基にして圧縮強度試験等
を行っていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の技術の内、
前者の方法は、そもそも地中内に充填されたセメントミ
ルクは、地中内の掘削土等と混ざってしまうため、プラ
ントから採取したものとは質的にも強度的にも相違が生
じる。また、後者の掘削孔からオーバーフロ−したセメ
ントミルクを採取した場合、該オーバーフローしたセメ
ントミルクは掘削孔内の上層部より溢れ出てきただけで
あり、係る資料により掘削孔内下層部のセメントミルク
の強度管理は難しかった。
【0006】その他の採取方法として、特開昭54−1
54110号「杭の支持力判定方法」が提案されている
が、この方法であると、杭中空部内に資料採取用のパイ
プを組み込んでいるため、セメントミルクが充填された
杭孔内に該採取用パイプ付きの杭を挿入したときに、上
層と下層の比重の違うセメントミルクが混ざるおそれが
ある。しかも、所望の採取区間で任意に採取することが
できない問題点があった。
【0007】
【課題を解決するための手段】然るにこの発明では、密
封容器を孔底に押し当てて、地中孔内の充填物の任意の
採取位置で密封容器の開口を開き、充填物を密封容器内
に取り入れ密封するので、前記問題点を解決した。
【0008】即ち、この採取方法の発明は、予め孔底か
ら充填物の採取位置までの長さに応じて採取装置を調整
し、地中孔内の充填物の採取位置まで、密封容器を有す
る前記採取装置を降下させ、地中孔底に前記採取装置を
押圧して、または押圧しながら回転して、前記密封容器
の開口を開き、充填物を密封容器内に取り入れ、次に前
記開口を閉じて充填物を密封して、前記採取装置を引き
上げることを特徴とする地中孔内充填物の採取方法であ
る。また、採取装置の吐出口から採取した充填物に対応
した吐出物を放出する地中内充填物の採取方法である。
【0009】また、採取装置の発明は、採取物を収容す
るホッパーに開口内窓を形成し、該ホッパーに、前記開
口内窓を塞ぐと共に上下に摺動して開口内窓を露出させ
ることができる外枠を嵌装し、前記外枠の下端に長さ調
節自在の孔底押圧部を形成し、前記ホッパーの上端部
に、ロッドの連結部を形成し、前記ホッパーと前記外枠
との間に、前記開口内窓を塞ぐように付勢されたスプリ
ングを介装したことを特徴とする地中内充填物の採取装
置である。また、ホッパーを外枠から取り外し可能と
し、前記ホッパー外面と前記外枠内面との間に潤滑剤を
介在させた地中内充填物の採取装置である。
【0010】また、採取装置の他の発明は、採取物を収
容するホッパーに開口内窓を形成し、該ホッパーに、前
記開口内窓を塞ぐと共に回動摺動して開口内窓を露出さ
せることができる外筒を嵌装し、前記ホッパーの下端に
長さ調節自在の孔底押圧部を形成し、前記外筒の上端部
に連結部を形成し、前記ホッパー又は前記外筒に、開口
内窓閉塞位置と開口内窓露出位置で前記外筒の回動を規
制するストッパーを設けたことを特徴とする地中内充填
物の採取装置である。ホッパーの外面と外筒の内面との
間に潤滑剤を介在させ、外筒の天板に、該潤滑剤の注入
口を設けた地中内充填物の採取装置である。
【0011】また、前記両採取装置の発明において、地
上から供給される補充物の吐出口を設けた地中内充填物
の採取装置である。更に、ホッパーの下端部に、採取物
の取出口を設けた地中内充填物の採取装置である。
【0012】前記において「地中内充填物」とは、既製
杭や現場造成杭等の施工において掘削した杭孔内の掘削
泥土、セメントミルク類(杭周固定液、根固め液、コン
クリート)、またはこれらを撹拌混合したソイルセメン
ト等を指す。また、各種地盤改良工法において、掘削し
た孔内の充填物を指す。
【0013】
【発明の実施の形態】ホッパー1は、有頂角筒状で、側
板に内窓5を有し、下端部にハッチ8付きの取出口7が
形成されている(図2)。ホッパー1の天板2にオーガ
ーのロッド37との連結できる連結軸10が突設され、
連結軸10にセメントミルクなどを地上から吐出できる
吐出弁13が取り付けてある(図1(a))。
【0014】ホッパー1の外周に、上下に摺動できる外
枠17を嵌装する。外枠17の側面の外板19に、ホッ
パー1の内窓5に対応した外窓23を穿設し、外枠17
の摺動で、外窓23と内窓5が連通開口し、あるいは内
窓5を外板19で塞ぐことができる。
【0015】連結軸10に、外枠17に対してホッパー
1を上方に付勢するスプリング15を介装して採取装置
26を構成する(図1(a))。通常位置(スプリング
15が伸びた状態)で、ホッパー1の内窓5は外枠17
の外板19に塞がれ(図1(a)(c))、スプリング
15に抗して矢示44方向(下方)に押圧すれば、ホッ
パー1の内窓5は外窓23に一致して、ホッパー1は開
口する(図1(b)(d))。
【0016】
【実施例1】図1〜5に基づきこの発明の実施例を説明
する。
【0017】(A)採取装置 天板2を有する角筒状で、一側壁3に内窓(開口内窓)
5が穿設されて、ホッパー1を構成する(図2)。前記
ホッパー1は下端部6は細径に絞られ、取出口7を形成
し、該取出口7は開閉自在のハッチ8で塞がれている。
【0018】前記ホッパー1の天板2上に、上端部にオ
ーガーのロッド37との連結部12を有する連結軸10
が突設されている。前記連結軸10は、ロッド37の中
空部38に連通できる中空部11を有し、中間部に地上
から操作できる吐出弁13が前記中空部11に連通して
外面側に向けて取り付けてある(図1(a))。
【0019】前記ホッパー1の外側四隅部に、断面L字
状の鋼材からなる柱18、18を配置し、該柱18、1
8間で、柱18、18の外面に、ホッパー1の対向する
2側面を被う外板19、20を夫々固定して、前記柱1
8、18の上端部に天板21を、下端に底板22を夫々
連結固着して外枠17を構成する。前記外枠17内で前
記ホッパー1が上下に摺動できるように形成されてい
る。前記外板19、20の内、一方の外板19は前記ホ
ッパー1の内窓5に対応した外窓23を有し、他方の外
板20は外窓を形成しない。また、前記外枠17の天板
21の中央に貫通孔が穿設され連結軸が貫通し、天板2
1の下面に連結軸10の摺動を案内する案内筒24が固
着されている。
【0020】前記外枠17の下部は、外板19、20が
形成されない開口部25が形成され、上昇位置でホッパ
ー1のハッチ8を操作できるようになっている。
【0021】前記連結軸10の中間部(吐出弁の下方)
にリング状のストッパー14を有し、前記連結軸10
で、ストッパー14と外枠17の天板21との間に、ス
プリング15を介装する。前記スプリング15により、
ホッパー1は、外枠17内で上側に位置するように付勢
されている。即ち、前記連結軸10を押圧せず、スプリ
ング15が伸びた状態で、前記ホッパー1は外枠17の
上側に位置し、ホッパー1の内窓5は外枠17の外板1
9に塞がれている(図1(a)(c))。また、前記連
結軸10をスプリング15に抗して、矢示44方向(下
方)に押圧すれば、前記ホッパー1は外枠17の下側に
位置し、ホッパー1の内窓5は外板19の外窓23に一
致して、ホッパー1は開口する(図1(b)(d))。
【0022】また、前記ホッパー1は外枠17から取り
外し可能に取付られている。また、外枠17(外板1
9、20、柱18)の内面とホッパー1との間には、予
めグリース(潤滑剤)が塗布されている。
【0023】以上のようにして、この発明の採取装置2
6を構成する(図1(a))。前記において、外板1
9、20は、金属製(鋼材)のホッパー1との摩擦を低
減するために樹脂から形成されている。また、前記スプ
リング15の押圧力は300kg/cm2 程度に形成さ
れている。
【0024】(B)採取方法 次に、前記実施例に基づく採取装置26の使用、即ち採
取方法の発明の実施例について説明する。
【0025】(1) セメントミルクを使用した所定の杭孔
掘削方法によって、杭孔28を掘削し、杭孔掘削しなが
らあるいは、杭孔掘削後に、セメントミルクを注入し、
必要ならば掘削土と撹拌混合して、杭孔28の拡底部2
9に根固め液31が充填され、軸部30で該根固め液3
1層の上方に杭周固定液32が充填された杭孔28を構
築する(図3(a))。
【0026】(2) 地上まで引き上げたオーガーのロッド
37から掘削ヘッドを取り外し、ロッド37の下端に採
取装置26の連結部12を連結し、杭孔28の上方から
採取装置26を杭孔28内に下降する(図3(a)
(b))。この状態で、スプリング15は伸びた状態に
あり、ホッパー1の内窓5は外板19で塞がれているの
で、ホッパー1内に、杭孔軸部30に充填されている杭
周固定液32が入り込むおそれはない(図1(a)
(c))。また、この際、必要ならばオーガ(採取装置
26)に回転を加えながら下降させてもよい。採取装置
26を回転することにより、杭穴28に挿入する際に、
採取装置26の周面に作用する摩擦を切り、セメントミ
ルク等が充填された杭穴28内に挿入し易くできる。
【0027】(3) 続いて、採取位置である杭孔底33
に、採取装置26の外枠17の底板22が定着したなら
ば、そのまま杭孔底33に、採取装置6を押しつける。
押しつける地盤(杭孔底33)は支持地盤になっている
ので、非常に強固な地盤あり、採取装置26を押さえ付
けることにより採取装置26が杭孔底33に沈み込むこ
とがない(図3(c)。
【0028】このスプリング15に抗した押さえつけに
より、スプリング15が縮みホッパー1は外枠17内を
下方に摺動し、外窓23と内窓5とが重なり、杭孔底3
3から高さH1 において、ホッパー1内に矢示45のよ
うに根固め液31が入り込む(図1(b)(d))。
【0029】(4) 続いて、オーガの押圧を解除すれば、
スプリング15の反発力によりホッパー1は上方に摺動
し、内窓5は外板19に塞がれて、収容した根固め液3
1は密封され、杭孔底33から高さH1 の高さの充填物
を採取できる(図1(a)(c))。そのまま採取装置
26を引き上げれば(図3(d))、ホッパー1は密封
されたまま地上35に引き上げできる。この際、必要な
らば、オーガー(採取装置26)を回転しながら引き上
げることもできる。また、採取装置26の側面に突起物
が無いので、採取装置の出し入れにより、杭孔28の充
填物(杭周固定液、根固め液)を乱すことがない。
【0030】(5) 地上に引き上げた採取装置26のホッ
パー1の下方にパレット39を据えて、ハッチ8を開い
て、採取した根固め液(充填物)31を取り出すことが
できる(図4)。取り出した根固め液31は、従来同様
に、各種試験用の供試体に供される。 (6) 前記において、根固め液31を採取したことによ
り、充填物(根固め液31、杭周固定液32)に欠陥が
生じる場合には、これを解消する為に、根固め液31を
採取してホッパー1を密封後に、吐出弁13を開いて地
上35からロッド37の中空部38を通してセメントミ
ルク等を杭孔28内に注入することもできる。
【0031】(7) また、杭孔底33付近から所定高さH
2 付近の杭孔充填物を採取する際には、外枠17の底板
22の下面に高さH2 に見合った補助脚41を固定し
て、採取装置26を構成する(図5)。この場合には、
補助脚41の下端42が、杭孔底33に押圧され、同様
に充填物を採取できる。補助脚41の長さを調節すれ
ば、任意深さの充填物を採取できる。
【0032】(C)他の採取装置 次に、他の採取装置26の構成について説明する。
【0033】前記実施例において、外枠17の柱18は
L字状断面の鋼材としたが、柱18は、外板19、20
等を取付けて外枠17を構成できれば断面形状、材質は
問わない(図示していない)。
【0034】また、前記実施例において、外枠17は対
向2側面にのみ外板19、20を有する枠状としたが、
4側面に外板を有する角筒状とすることもできる(図示
していない)。
【0035】また、前記実施例において、ホッパー1の
一側面3にのみ内窓5を形成したが、対向する又は隣接
する2つ側面に内窓5、5を夫々形成することもでき
る。更に、3側面や4側面に内窓5を形成することもで
きる(いずれも図示していない)。この場合には、外枠
17には、全ての内窓5、5に対応して、各内窓5、5
を開閉できる外窓23付きの外板19、19を取付け
る。
【0036】また、前記実施例において、ホッパー1は
角筒状としたが、筒状であれば、3角、6角等の角筒、
あるいは円筒とすることもできる。
【0037】また、前記実施例において、スプリング1
5のバネ押圧力は300kg/cm 2 としたが、100
〜500kg/cm2 の間で適宜選択して使用すること
ができる。500kg/cm2 以上ではオーガーへの負
担が大きく、杭孔底33に採取装置26がめり込むおそ
れがあり、100kg/cm2 以下では、採取装置26
の挿入途中で、掘削土やセメントミルク等の抵抗によっ
て外枠17が摺動して外窓23と内窓5とが重なるおそ
れがある。
【0038】
【実施例2】図6〜図10に基づきこの発明の他の実施
例を説明する。
【0039】(A)採取装置 上部が開放した有底筒状のホッパー50の側壁52の上
部に、直径対称な位置に内窓53、53を開口する。前
記ホッパー50内を上下に仕切る中仕切壁54に開閉自
在の取出口55を穿設し、該取出口55に採取物を収容
するタンク56を取付ける。前記タンク56は、上端を
前記取出口55に密封できる構造であり、下面に排出口
57を有し、排出口57の開閉を操作する開閉バルブ5
8を有する。また、前記ホッパー50の側壁52の下部
には取出口55及びタンク56を操作する為の開口部5
9が形成されている。
【0040】また、前記ホッパー50の底板51の下面
に、底板51と同一平面形状(円盤状)の取付板61を
ボルトで着脱自在に取り付ける。前記取付板61の下面
略中心位置に差込棒62を突設し、該差込棒62の廻り
に半径状で等間隔に突板63、63を突設して、孔底押
圧部60を構成する。
【0041】前記ホッパー50の上部に、下方に開口し
た有頂筒状の外筒65を、回動自在に摺動できるように
嵌装する。前記外筒65の側壁67には、前記内窓53
と対応してホッパー50を開口できる外窓68、68を
直径対称な位置に形成してある。前記外筒65の下端に
は突出片69が形成されている。前記外筒65はホッパ
ー50の周りを回動して、内窓53、53を塞ぐ位置
と、外窓68、68を内窓53、53に一致させる位置
とを取ることができ、前記ホッパー50の外壁52に、
前記外筒65の突出片69と係止して、両位置を取るよ
うに外筒65の回動を規制するストッパー70、70a
を突設する。ストッパー70は、オーガーを正回転(時
計回り)した際に回動を規制して、内窓53、53を塞
ぐ位置を保持するように作用し、ストッパー70aは、
オーガーを逆回転(反時計回り)した際に回動を規制し
て、外窓68、68を内窓53、53に一致させる位置
を保持するように作用する(図6(a)(b))。
【0042】また、前記外筒65の下端部内壁に設けた
突条又は突起(いずれも図示していない)が、前記ホッ
パー50の外壁に当該突条又は突起に対応した溝64に
嵌挿され、ホッパー50を保持して落下を防止してい
る。また、前記外筒65の内面と前記ホッパー50の外
面との間には、グリース(潤滑剤)が介在して、回動を
スムースにできるようになっており、外筒65の頂板6
6には、グリースを充填補充するための注入口75が設
けられている(図6(a)(b))。
【0043】また、前記外筒65の頂板66の上面に上
端部にオーガーのロッド37との連結部12を有する連
結軸10が突設されている。前記連結軸10は、前記実
施例1と同様に、ロッド37の中空部38に連通できる
中空部11を有し、中間部に地上から操作できる吐出弁
13が前記中空部11に連通して外面側に向けて取り付
けてある(図6(a))。前記外筒の上面に連結軸と一
体に、該連結軸を補強する補強突板71、71を放射状
に突設してある(図6(b))。
【0044】以上のようにして、この発明の採取装置7
2を構成する(図6)。
【0045】(B)採取方法 次に、前記実施例に基づく採取装置72の使用、即ち採
取方法の発明の実施例について説明する。
【0046】(1) 実施例1と同様に、セメントミルクを
使用した所定の杭孔掘削方法によって、杭孔28を掘削
し、杭孔掘削しながらあるいは、杭孔掘削後に、セメン
トミルクを注入し、必要ならば掘削土と撹拌混合して、
杭孔28の拡底部29に根固め液31が充填され、軸部
30で該根固め液31層の上方に杭周固定液32が充填
された杭孔28を構築する(図8(a))。
【0047】(2) 地上まで引き上げたオーガーのロッド
37から掘削ヘッドを取り外し、ロッド37の下端に採
取装置72の連結部12を連結し、杭孔28の上方から
採取装置72を杭孔28内に、正回転しながら下降する
(図8(a)(b))。この際、外筒65の突出片6
9、69がホッパー50のストッパー70に夫々係止
し、この状態で、ホッパー50の内窓53は外筒65の
側壁67で塞がれているので、ホッパー50内に、杭孔
軸部30に充填されている杭周固定液32が入り込むお
それはない(図7(b))。
【0048】(3) 続いて、採取装置72の孔底押圧部6
0が、杭孔底33に定着したならば、そのまま杭孔底3
3に、採取装置72を押しつけつつ、オーガーを逆回転
させて、ホッパー50を静止させたまま、外筒65を回
動して内窓53、53と外窓68、68とを一致させ
る。この際、外筒65の突出片69、69が、ホッパー
50のストッパー70aに夫々係止するので、内窓53
と外窓68とが一致する位置を保つ(図6(a)
(b))。また、押しつける地盤(杭孔底33)は支持
地盤になっているので、非常に強固な地盤あり、採取装
置72を押さえ付けることにより、採取装置72の孔底
押圧部60(差込棒62、突板63)が杭孔底33に沈
み込み、採取装置72が空回りすることがない(図8
(c))。
【0049】外窓68、68と内窓53、53とが重な
ることにより、杭孔底33から高さH3 において、ホッ
パー50内に矢示76、76のように根固め液31が入
り込む(図7(a))。
【0050】(4) 続いて、オーガを押圧したまま再び正
回転に戻せば、外筒65が回動して、突出片69、69
がストッパー70に夫々係止して、内窓53は、外筒6
5の側壁66に塞がれて、収容した根固め液31は密封
される(図7(b))。オーガーを正回転した状態で、
採取装置72を引き上げれば(図8(d))、ホッパー
50は密封されたまま地上35に引き上げできる。ま
た、実施例1の採取装置26と同様に、採取装置72の
側面に突起物が無いので、採取装置72の出し入れによ
り、杭孔28の充填物(杭周固定液、根固め液)を乱す
ことなくがない。
【0051】(5) ホッパー50内に収容された根固め液
31は、取出口55からタンク56内に収容されてお
り、地上に引き上げた採取装置72のホッパー50のタ
ンク56の排出口57にホース73を取り付け、開閉バ
ルブ58を開いて、ホース73の先端から採取した根固
め液(充填物)31を取り出すことができる(図9)。
取り出した根固め液31は、従来同様に、各種試験用の
供試体に供される。また、この際、ホッパー50からタ
ンク56のみを取り外して、供試体作成位置まで、移動
して根固め液31を取り出すこともできる。
【0052】(6) 前記において、根固め液31を採取し
たことにより、充填物(根固め液31、杭周固定液3
2)に欠陥が生じる場合には、これを解消する為に、根
固め液31を採取してホッパー50を密封後に、吐出弁
13を開いて地上35からロッド37の中空部38を通
してセメントミルク等を杭孔28内に注入することもで
きる。この際に、オーガーを回転しているため、孔底押
圧部60の突板63、63により撹拌混練でき、充填物
(根固め液31、杭周固定液32)の均一をはかること
ができる。
【0053】(7) また、杭孔底33付近から所定高さH
4 付近の杭孔充填物を採取する際には、ホッパー50の
底板51から取付板61(孔底押圧部60)を外して、
底板51に、高さH4 に見合った補助脚74をボルトで
取り付け、補助脚74の下面に取付板61(孔底押圧部
60)を取付けてなる採取装置72を使用する(図1
0)。補助脚74の長さを調節すれば、任意深さの充填
物を採取できる。
【0054】(C)他の採取装置 次に、他の採取装置72の構成について説明する。
【0055】前記実施例において、ホッパー50に2つ
の内窓53を形成したが、1つあるいは3つ以上形成す
ることもできる(図示していない)。この場合には、内
窓53の数と位置に対応して、外筒65の側壁67に外
窓68を形成する。
【0056】また、前記実施例において、ホッパー50
の取出口55にタンク56と取り付けたが、実施例1と
同様に、取出口55にハッチ8を設けることもできる
(図示していない)。逆に、実施例1において、ホッパ
ー1の取出口に、実施例2と同様のタンク56を設ける
こともできる(図示していない)。
【0057】また、前記実施例において、孔底押圧部6
0は、差込棒62と突板63とを設けたが、杭孔底33
にホッパー50の下面を押圧して回動した際に、ホッパ
ー50の回動を摩擦力により阻止できれば、他の形状と
することもできる。例えば、複数の棒状突起物、複数の
板状の突起物などから構成することもできる(いずれも
図示していない) また、前記実施例において、オーガーの逆回転によりホ
ッパー50の内窓53を開き、正回転により内窓53を
閉じるようにしたが、逆に構成することもできる。この
場合には、回転方向に対応して、ストッパー70、70
aの取り付け位置を変更する(図示していない)。
【0058】
【発明の効果】この発明は、予め孔底から充填物の採取
位置までの長さに応じて採取装置を調整し、地中孔底に
前記採取装置を押圧して前記密封容器の開口を開き、充
填物を密封容器内に取り入れるので、地中充填物を任意
の区間で確実に採取することができる。また、予め設定
した採取位置に至るまでは、密封容器の開口は開かない
ので、所望の採取区間に至るまで、あるいは採取後に、
密封容器内に他の区間の充填物が混入するおそれがな
い。
【0059】従って、現位置の充填物をそのまま採取で
きるので、充填物の固化強度その他の性質を正確に把握
できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1の採取装置で、(a)は正
面図でホッパーを密封した状態、(b)は同じく正面図
でホッパーの内窓を開いた状態、(c)は(a)のA−
A線における断面図、(d)は(b)のB−B線におけ
る断面図である。
【図2】ホッパーの拡大正面図でハッチを開けた状態を
表す。
【図3】(a)〜(d)はこの発明の実施例1の採取方
法を説明する一部を省略した縦断面図である。
【図4】この発明の実施例1の採取装置の正面図でホッ
パーのハッチを開いて、採取物を取り出している状態を
表す。
【図5】この発明の実施例1の採取装置で、補助脚を取
り付けた状態を表す。
【図6】この発明の実施例2の採取装置で、(a)は正
面図、(b)は平面図、(c)は底面図である。
【図7】図6(a)のC−C線における拡大断面図で、
(a)は内窓を開いた状態、(b)は内窓を閉じた状態
を夫々表す。
【図8】(a)〜(d)はこの発明の実施例2の採取方
法を説明する一部を省略した縦断面図である。
【図9】この発明の実施例2の採取装置の正面図で、ホ
ッパーから採取物を取り出している状態を表す。
【図10】この発明の実施例2の採取装置の正面図で、
補助脚を取り付けた状態を表す。
【符号の説明】
1 ホッパー 2 天板(ホッパー) 3 側板(ホッパー) 4 側板(ホッパー) 5 内窓(ホッパー) 7 取出口(ホッパー) 8 ハッチ(ホッパー) 10 連結軸 11 中空部(連結軸) 12 連結部(連結軸) 13 吐出弁(連結軸) 14 ストッパー(連結軸) 15 スプリング 17 外枠 19 外板(外枠) 20 外板(外枠) 21 天板(外枠) 22 底板(外枠) 23 外窓(外枠) 26 採取装置 28 杭孔 29 拡底部(杭孔) 30 軸部(杭孔) 33 孔底(杭孔) 35 地上 37 ロッド 41 補助脚 50 ホッパー 51 底板(ホッパー) 52 側壁(ホッパー) 53 内窓(ホッパー) 55 取出口(ホッパー) 56 タンク(ホッパー) 60 孔底押圧部(ホッパー) 65 外筒 67 側壁(外筒) 68 外窓(外筒) 69 突出片(外筒) 70、70a ストッパー 72 採取装置 74 補助脚

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予め孔底から充填物の採取位置までの長
    さに応じて採取装置を調整し、地中孔内の充填物の採取
    位置まで、密封容器を有する前記採取装置を降下させ、
    地中孔底に前記採取装置を押圧して、または押圧しなが
    ら回転して、前記密封容器の開口を開き、充填物を密封
    容器内に取り入れ、次に前記開口を閉じて充填物を密封
    して、前記採取装置を引き上げることを特徴とする地中
    孔内充填物の採取方法。
  2. 【請求項2】 採取装置の吐出口から採取した充填物に
    対応した吐出物を放出する請求項1記載の地中内充填物
    の採取方法。
  3. 【請求項3】 採取物を収容するホッパーに開口内窓を
    形成し、該ホッパーに、前記開口内窓を塞ぐと共に上下
    に摺動して開口内窓を露出させることができる外枠を嵌
    装し、前記外枠の下端に長さ調節自在の孔底押圧部を形
    成し、前記ホッパーの上端部に、ロッドの連結部を形成
    し、前記ホッパーと前記外枠との間に、前記開口内窓を
    塞ぐように付勢されたスプリングを介装したことを特徴
    とする地中内充填物の採取装置。
  4. 【請求項4】 採取物を収容するホッパーに開口内窓を
    形成し、該ホッパーに、前記開口内窓を塞ぐと共に回動
    摺動して開口内窓を露出させることができる外筒を嵌装
    し、前記ホッパーの下端に長さ調節自在の孔底押圧部を
    形成し、前記外筒の上端部に連結部を形成し、前記ホッ
    パー又は前記外筒に、開口内窓閉塞位置と開口内窓露出
    位置で前記外筒の回動を規制するストッパーを設けたこ
    とを特徴とする地中内充填物の採取装置。
  5. 【請求項5】 地上から供給される補充物の吐出口を設
    けた請求項3又は4記載の地中内充填物の採取装置。
  6. 【請求項6】 ホッパーの下端部に、採取物の取出口を
    設けた請求項3又は4記載の地中内充填物の採取装置。
  7. 【請求項7】 ホッパーを外枠から取り外し可能とし、
    前記ホッパー外面と前記外枠内面との間に潤滑剤を介在
    させた請求項3記載の地中内充填物の採取装置。
  8. 【請求項8】 ホッパーの外面と外筒の内面との間に潤
    滑剤を介在させ、外筒の天板に、該潤滑剤の注入口を設
    けた請求項4記載の地中内充填物の採取装置。
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