JP2011209477A - 電源装置および画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】正規品を基に偽造した付加装置を画像形成装置に取り付けた場合にも、所定の条件を満たさなければ当該画像形成装置を作動しないようにすることができる電源装置を提供する。
【解決手段】電源装置400は、CPU210およびフラッシュメモリ240を備える。CPU210は、電源出力上限値を第1上限値、または、この第1上限値を超える第2上限値に設定可能であって、画像形成装置100の入力部から第1キーが入力されるとこれに対応する第2上限値を選択する。フラッシュメモリ240は、電源装置400に固有に割り当てられ第1キーとの比較に用いられる第2キー244を記憶する。
【選択図】図3

Description

本発明は、キー入力によって過電流ポイントを上下させる電源装置およびこの電源装置を備える画像形成装置に関する。
店頭において販売される画像形成装置には、付加装置を搭載した一般モデルと付加装置を搭載していない廉価モデルとがある。廉価モデルは、付加装置を後で追加すれば、一般モデルと同等の機能を発揮することができる。
しかし、ユーザの中には、正規品ではない付加装置を廉価モデルに追加することで、廉価モデルを一般モデルと同等の機能にして使用する者がいた。
そこで、正規品ではない付加装置が廉価モデルに取り付けられる場合には、正規品ではない付加装置が使用可能とならないようにする技術が開示されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2007−307813号公報
しかしながら、正規品ではない付加装置が正規品を基に高速化・高機能化を図った偽造品であった場合、特許文献1の技術では正規品であるか偽造品であるかを見分けることができなかった。
そこで本発明の目的は、上記課題に鑑み、正規品を基に偽造した付加装置を画像形成装置に取り付けた場合にも、所定の条件を満たさなければ当該画像形成装置を作動しないようにすることができる電源装置を提供することにある。
本発明の電源装置は、画像形成装置本体およびこの画像形成装置本体に取り付け可能な付加装置に対して電源を供給するものである。
また、本発明の電源装置は、上限値選択部および記憶部を備える。上限値選択部は、電源出力上限値を第1上限値、または、この第1上限値を超える第2上限値に設定可能であって、画像形成装置本体の入力部から第1キーが入力されるとこれに対応する第2上限値を選択する。記憶部は、電源装置本体に固有に割り当てられ第1キーとの比較に用いられる第2キーを記憶する。
第1上限値は、画像形成装置本体の消費電力を供給可であって画像形成装置本体と付加装置との消費電力を供給不可の値に設定される。第2上限値は、画像形成装置本体と付加装置との消費電力を供給可の値に設定される。上限値選択部は、入力部に第1キーが入力されると、第1キーに一致する第2キーがあるか否かを判定し、一致する第2キーがあった場合は第1キーに対応する第2上限値を選択し、一致する第2キーがなかった場合は第1上限値を選択する。
この構成における電源装置は、入力部から入力された第1キーに一致する第2キーがあった場合に限り、画像形成装置本体と付加装置との消費電力を供給可となる。第2キーは、電源装置本体に固有に割り当てられているため、他の電源装置本体に記憶されている第2キーに対応する第1キーを入力しても画像形成装置本体と付加装置との消費電力が供給可となることがない。
したがって、正規品の付加装置が購入された際に、電源装置本体に記憶されている第2キーに対応する第1キーをその購入者に伝達することとすれば、正規品の付加装置を購入しない限りは正規の第1キーを入手することができない。よって、正規品ではない付加装置が画像形成装置本体に取り付けられて使用されることを防止することができる。
本発明における電源装置は、正規品を基に偽造した付加装置を画像形成装置に取り付けた場合にも、所定の条件を満たさなければ当該画像形成装置を作動しないようにすることができる。
本発明の第1実施形態に係る電源装置を備える画像形成装置の構成を示す図である。 本発明の第1実施形態に係る電源装置の構成を示す図である。 本発明の第1実施形態に係る電源装置に備えられる電源コントローラの構成を示す図である。 本発明の第1実施形態に係る電源装置におけるCPUの制御内容を示すフローチャートである。 本発明の第1実施形態に係る電源装置の電源出力上限値の遷移を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る電源装置に備えられる電源コントローラの構成を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る電源装置におけるCPUの制御内容を示すフローチャートである。 本発明の第3実施形態に係る電源装置に備えられる電源コントローラの構成を示す図である。 本発明の第3実施形態に係る電源装置におけるCPUの制御内容を示すフローチャートである。 本発明の第4実施形態に係る電源装置に備えられる電源コントローラの構成を示す図である。 本発明の第4実施形態に係る電源装置におけるCPUの制御内容を示すフローチャートである。 本発明の第4実施形態に係る電源装置の電源出力上限値の遷移を示す図である。 本発明の第5実施形態に係る電源装置を備える画像形成装置の構成を示す図である。 本発明の第5実施形態に係る電源装置を備える画像形成装置におけるCPUの制御内容を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態に係る電源装置を、図面を参照しつつ詳細に説明する。
まず、本発明の第1実施形態について説明する。
図1は、本発明の第1実施形態に係る電源装置400を備える画像形成装置100の構成を示す図である。
画像形成装置100は、画像読取部2、画像形成部3、給紙部4および後処理装置5を備えている。画像読取部2、後処理装置5および後述する大容量カセット34は、本発明の付加装置に相当する。図1は、これら複数の付加装置を画像形成装置100本体(以下、付加装置が取り付けられていない画像形成装置を示す)に取り付けた状態を示す。
画像読取部2は、透明ガラスから構成される原稿載置台11、原稿載置台11上へ自動的に原稿を供給するための両面対応自動原稿送り装置(RADF)12、原稿載置台11上に載置された原稿の画像を走査して読み取るための原稿画像読取ユニット、すなわちスキャナユニット13から構成されている。
RADF12は、所定の原稿トレイ上に複数枚の原稿を一度にセットしておき、セットされた原稿を1枚ずつ自動的にスキャナユニット13の原稿載置台11上へ送給する装置である。そして、RADF12は、使用者の選択に応じて原稿の片面または両面をスキャナユニット13に読み取らせるように、片面原稿のための搬送経路、両面原稿のための搬送経路、搬送経路切り換え手段などから構成されている。
スキャナユニット13は、原稿面上を露光するランプリフレクタアセンブリと、原稿からの反射光像を電気的画像信号に変換する光電変換素子(CCD)17に導くための第1反射ミラーを搭載した第1走査ユニット14および第2、第3反射ミラーを搭載した第2走査ユニット15、反射光像をCCD17上に結像するための光学レンズ体16から構成される。第1走査ユニット14は原稿載置台11に沿って左から右へ一定速度Vで走行し、第2走査ユニット15はV/2の速度で同一方向に走行するように走査制御される。
これにより、画像読取部2では、RADF12とスキャナユニット13の関連した動作によって、原稿載置台11上に読み取るべき原稿を順次載置させながら、原稿載置台11の下面に沿ってスキャナユニット13を移動させて、原稿載置台11上に載置された原稿の画像を1ライン毎に順次CCD17に結像させて、原稿画像を読み取る。
原稿画像をスキャナユニット13で読み取ることにより得られた画像データは、各種処理が施された後、メモリに一旦記憶され、出力指示に応じてメモリから画像データを画像形成部3に出力して、感光体ドラム22上に可視画像として再現した後、シート上に画像を転写してトナー像を形成する。
この画像形成部3は、レーザ書込ユニット(LSU)21および画像を形成するための電子写真プロセス部20を備えている。レーザ書込ユニット21は、メモリから読み出した画像データまたはパーソナルコンピュータ等の外部機器から転送されてきた画像データに応じてレーザ光を出射する半導体レーザ、レーザ光を等角速度偏向するポリゴンミラー、等角速度偏向されたレーザ光が電子写真プロセス部20の感光体ドラム22上を等速度で走査するように補正するf−θレンズ等を有している。電子写真プロセス部20は周知の態様に従い、感光体ドラム22の周囲に帯電装置23、現像装置24、転写装置25、剥離装置26、クリーニング装置27、除電装置を配置し、さらに感光体ドラム22の下流側に定着装置28を配置して構成される。
給紙部4は、第1〜3カセット31〜33および手差しトレイ35、さらにオプションとして大容量カセット34を有している。第1カセット31は、第1のトレイ及び第2のトレイを収容するタンデムトレイで、両トレイを装置本体から同時に引き出し可能となっている。第2カセット32、第3カセット33は、それぞれ第3のトレイ、第4のトレイを収容する。つまり、3つのカセット(31〜33)に4つのトレイが収容されている。大容量カセット34は大容量のトレイであるので、最も使用頻度の高い、例えばA4サイズの標準紙を収容することができる。給紙搬送部37,38は、給紙部4から感光体ドラム22と転写装置25との間の転写位置にシートを搬送するために、給紙ローラ、搬送ローラ、レジストローラを備えている。
この給紙部4における第1〜3カセット31〜33内の4つのトレイ及び大容量カセット34には、シートがサイズ毎に積載されて収容されており、ユーザが所望するサイズのシートが収容されているカセットあるいはトレイを選択すると、そのトレイ内のシート束の上から1枚ずつ送り出され、給紙搬送部37,38の搬送経路を経由して順次電子写真プロセス部20へ向けて搬送される。
レーザ書込ユニット21および電子写真プロセス部20において、メモリから読み出された画像データは、レーザ書込ユニット21によってレーザ光線を走査させることにより感光体ドラム22の表面上に静電潜像として形成され、現像装置24のトナーにより可視像化されたトナー像は給紙部4から搬送されたシートの表面上に転写装置25により静電転写され、定着装置28によって定着される。
定着装置28よりもシート搬送方向下流側には、シート排出路29が設けられており、このシート排出路29は画像読取部2と画像形成部3の間の排紙トレイ51への搬送路と、後処理装置5の排紙搬送路41と、両面複写のための搬送部42とに分岐している。両面複写の搬送部42に送られたシートは、ここで反転され再び電子写真プロセス部20に搬送されて、シートの裏面に画像が形成された後、排出される。
このようにして画像が形成されたシートは画像読取部2と画像形成部3との間の排紙トレイ51または、後処理装置5へ送られ排紙卜レイ52、排紙卜レイ53、排紙トレイ54または排紙トレイ55へ排出される。
なお、画像形成装置100は図示しないネットワーク回線(LAN、電話回線等)を介してPCやFAXと接続されている。
画像形成装置100から後処理装置5へ搬送されたシートは排紙トレイ52、排紙トレイ53、排紙トレイ54または排紙トレイ55に選択的にスタックされる。
後処理装置5の排紙搬送路41は排紙トレイ52、排紙トレイ54または排紙トレイ55へ排出される搬送路43と排紙トレイ53へ排出される搬送路44に分岐している。
排紙トレイ52への排紙方法は3種類ある。1つ目は単純積載で、排紙トレイ52へ直接排紙する。2つ目は束ジョブオフセットで、ステープルトレイ内に一旦スタックして、1部目はそのまま排出し、2部目は画像形成装置100の前側に図示しないシフト手段でシフトさせた後、排紙トレイ52へ排出する。すなわち、そのまま排出とシフト排出を交互に行う。3つ目はステープルで、ステープルトレイ内に一旦スタックし、ステープルを行った後に排紙トレイ52へ排出する。
排紙トレイ52、排紙トレイ54および排紙トレイ55は同一の図示しないトレイ昇降モータで一体的に上昇下降を行う。排紙トレイ53は排紙トレイ52、排紙トレイ54および排紙トレイ55用のトレイ昇降モータとは別の図示しないモータで上昇下降を行う。
排紙トレイ52上に排出されたシート量に応じて排紙トレイ52は下降し、満杯になると、下降を停止する。また、排紙トレイ53上に排出されたシート量に応じて排紙トレイ53は下降し、満杯になると停止する。
画像形成装置100には、さらに、電源装置400が備えられている。以下、電源装置400について説明する。
図2は、本発明の第1実施形態に係る電源装置400の構成を示す図である。
電源装置400は、電源コントローラ200およびデジタル電源300を備えている。本実施形態における電源コントローラ200の構成については図3において説明する。デジタル電源300は、ACが入力されると、それをDCに変換して出力する機能を有する。また、デジタル電源300は、DC/DCコンバータ310を備える。DC/DCコンバータ310は、電源コントローラ200からのPWM信号のデューティ比に基づいて、出力するDCの値が決定される。
また、電源装置400は、画像形成装置100の入力部160からの入力信号を受け付ける。入力部160は、後述する第2キー244に対応する第1キーを入力するための部材である。
なお、本実施形態においては、電源装置400に備えられる電源としてデジタル電源300を備えているが、アナログ電源であっても良い。デジタル電源300は、各種制御をソフトウェアで実現できるため、アナログ電源と比較して設計変更が容易である利点がある。
図3は、本発明の第1実施形態に係る電源装置400に備えられる電源コントローラ200の構成を示す図である。
電源コントローラ200は、CPU210、ROM220、RAM230、フラッシュメモリ240、PWMコントローラ250および過電流設定部260を備える。CPU210は、本発明の上限値選択部に相当する。フラッシュメモリ240は、本発明の記憶部に相当する。
CPU210は、ROM220から所定の制御プログラムを読み出して各部を総括的に制御する。RAM230は、CPU210のワーキングエリアとして活用される。フラッシュメモリ240は、ID242および第2キー244を記憶している。PWMコントローラ250は、デジタル電源300のDC/DCコンバータ310に対してPWM信号を送信する。過電流設定部260は、CPU210からの命令を受けてPWMコントローラ250からDC/DCコンバータ310に送信されるPWM信号のデューティ比の上限値、すなわち電源出力上限値を設定する。
ID242は、電源装置400に固有に割り当てられる。第2キー244は、ID242に対応して電源装置400に固有に割り当てられ、第1キーとの比較に用いられる。
CPU210は、電源出力上限値を第1上限値、または、この第1上限値を超える第2上限値に設定可能であって、画像形成装置100の入力部160から第1キーが入力されるとこれに対応する第2上限値を選択する。第1上限値とは、画像形成装置100本体の消費電力を供給可であって画像形成装置100本体と付加装置との消費電力を供給不可の値である。第2上限値とは、画像形成装置100本体と付加装置との消費電力を供給可の値である。
CPU210は、入力部160に第1キーが入力されると、第1キーに一致する第2キー244があるか否かを判定し、一致する第2キー244があった場合は第1キーに対応する第2上限値を選択し、一致する第2キー244がなかった場合は第1上限値を選択する。図4のフローチャートにおいて、CPU210の機能を詳述する。
図4は、本発明の第1実施形態に係る電源装置400におけるCPU210の制御内容を示すフローチャートである。図5は、本発明の第1実施形態に係る電源装置400の電源出力上限値の遷移を示す図である。
図4のフローチャートは、電源装置400がオンされることにより開始する。電源装置400がオンされた状態では、電源装置400の電源出力上限値は第1上限値であり、図5におけるPmax1に相当する。
まず、CPU210は、入力部160に第1キーを入力するように要求する(S110)。その後、CPU210は、入力部160に第1キーが入力されたか否かを判定する(S120)。CPU210は、入力部160に第1キーが入力されていないと判定すると(S120のN)、第1キーの入力がキャンセルされたかまたはタイムアウトしたかを判定する(S130)。CPU210は、第1キーの入力がキャンセルされておらず、かつ、タイムアウトしていないと判定すると(130のN)、S120の処理に移行する。
CPU210は、入力部160に第1キーが入力されたと判定すると(S120のY)、入力された第1キーと第2キー244が一致するか否かを判定する(S140)。CPU210は、入力された第1キーと第2キー244が一致すると判定すると(S140のY)、電源出力上限値として第2上限値を選択する(S150)。S150の時点は、図5のTに対応する。CPU210は、Tの時点で第2上限値を選択するため、電源出力上限値はTの時点でPmax1からPmax2に変更される。
また、CPU210は、入力された第1キーと第2キー244が一致しないと判定すると(S140のN)、電源出力上限値として第1上限値を選択する(S160)。さらに、CPU210は、S130においてキャンセルまたはタイムアウトしたと判定すると(S130のY)、電源出力上限値として第1上限値を選択する(S160のY)。
本実施形態では、電源装置400に固有に割り当てられたID242および第2キー244に対応する第1キーは、電源装置400(画像形成装置100本体)の販売元にデータベースとして管理されている。そして、正規品の付加装置が購入された際に、販売元のサービスマンは、画像形成装置100本体に備えられた電源装置400のID242を調べて販売元にID242を知らせ、販売元から第1キーを受け取る。サービスマンがその受け取った第1キーを付加装置の購入者に知らせることで、当該購入者は、適正な第1キーを入力部160に入力することができ、電源装置400の電源出力上限値を第1上限値から第2上限値に変更することができる。
この一連の手続によって、付加装置の購入者は、付加装置を取り付けた画像形成装置100を作動させることができる。
また、上記の一連の手続は、画像形成装置100本体がネットワークに接続されている場合にも適用可能である。この場合、正規品の付加装置が購入された際に、当該付加装置のIDを販売元から入手し、このIDを入力部160に入力することで、ネットワークを介して第1キーを取得するようにすればよい。なお、当該付加装置のIDを販売元から入手するかわりに、当該付加装置にIDが記載してあってもよい。このネットワークを介した手続においては、第1キーを取得するための付加装置のIDの使用を一度に限るようにすれば、付加装置のIDが流用されて正規品ではない付加装置が他の画像形成装置100本体に取り付けられて使用されることを防止できる。
この構成における電源装置400は、入力部160から入力された第1キーに一致する第2キー244があった場合に限り、画像形成装置100本体と付加装置との消費電力を供給可となる。第2キー244は、電源装置400に固有に割り当てられているため、他の電源装置400に記憶されている第2キー244に対応する第1キーを入力しても画像形成装置100本体と付加装置との消費電力が供給可となることがない。
したがって、正規品の付加装置が購入された際に、電源装置400に記憶されている第2キー244に対応する第1キーをその購入者に伝達することとすれば、正規品の付加装置を購入しない限りは正規の第1キーを入手することができない。よって、正規品ではない付加装置が画像形成装置100本体に取り付けられて使用されることを防止することができる。
次に、本発明の第2実施形態について説明する。以下の各実施形態では、第1実施形態と重複する部分の説明は省略する。
図6は、本発明の第2実施形態に係る電源装置400に備えられる電源コントローラ200の構成を示す図である。
本実施形態では、フラッシュメモリ240は、第2キー244を複数個記憶している。この構成では、画像形成装置100本体に取り付ける付加装置の種類に応じた第1キーを入力して、電源出力上限値を第1上限値から第2上限値にすることで、画像形成装置100本体と付加装置との消費電力が供給可となる。
図7は、本発明の第2実施形態に係る電源装置400におけるCPU210の制御内容を示すフローチャートである。
CPU210は、入力部160に第1キーが入力されたと判定すると(S120のY)、その第1キーが複数個の第2キー244のうちいずれかの第2キー244と一致しているか否かを判定する(S142)。CPU210は、第1キーがいずれの第2キー244とも一致しないと判定すると(S142のN)、電源出力上限値として第1上限値を選択する(S160)。CPU210は、第1キーがいずれかの第2キー244と一致すると判定すると(S142のY)、電源出力上限値として、一致した第2キーに対応する第2上限値を選択する(S152)。
本実施形態では、付加装置の種類に応じた第1キーを入力することで、第1上限値から付加装置の消費電力を上乗せした第2上限値が選択されるため、付加装置が正規品であっても、画像形成装置100本体と付加装置との消費電力が第2上限値を超える場合には、画像形成装置100は正常に作動しない。したがって、正規品の付加装置が他の画像形成装置100本体に取り付けられて使用されることを防止できる。
次に、本発明の第3実施形態について説明する。
図8は、本発明の第3実施形態に係る電源装置400に備えられる電源コントローラ200の構成を示す図である。
フラッシュメモリ240は、ID242および第2キー244の他に、フラグ246を記憶している。フラグ246は、CPU210が第1キーに一致する第2キー244があることを判定して第2上限値を選択した場合にオフからオンに移行する。また、フラグ246は、CPU210が第1キーに一致する第2キー244がないと判定して第1上限値を選択した場合にオンからオフに移行する。これらのフラグ246のオンオフ状態は、フラッシュメモリ240において記憶される。
なお、フラグ246は、CPU210が第2上限値を選択した場合にオンからオフに移行し、CPU210が第1上限値を選択した場合にオフからオンに移行する構成であってもよい。フラグ246のオンオフは、相対的なものだからである。
図9は、本発明の第3実施形態に係る電源装置400におけるCPU210の制御内容を示すフローチャートである。
電源装置400がオンされると、CPU210は、電源出力上限値として第2上限値が選択されているか否かを判定する(S104)。CPU210は、電源出力上限値として第2上限値が選択されていないと判定すると(S104のN)、S110の処理に移行する。また、CPU210は、電源出力上限値として第2上限値が選択されていると判定すると(S104のY)、画像形成装置100本体に付加装置が取り付けられているか否かを判定する(S106)。CPU210は、画像形成装置100本体に付加装置が取り付けられていると判定すると(S106のY)、本実施形態の処理を終了する。CPU210は、付加装置が取り付けられていないと判定すると(S106のN)、電源出力上限値として第1上限値を選択する(S108)。
本実施形態では、CPU210は、第1キーに一致する第2キー244があることを判定して第2上限値を選択した後は、付加装置が画像形成装置100本体から取り外されるまで、第2上限値の選択状態を保持している。
したがって、付加装置が画像形成装置100本体に取り付けられている間は、電源装置400をオンするたびに第1キーの入力を行う必要がないため、第1キーの入力の手間を省くことができる。
次に、本発明の第4実施形態について説明する。
図10は、本発明の第4実施形態に係る電源装置400に備えられる電源コントローラ200の構成を示す図である。
フラッシュメモリ240は、第2キー244および第2キー244に関連付けられたフラグ246を複数個記憶している。CPU210は、入力部160に第1キーが入力されると、第1キーに一致する第2キー244があるか否かを判定し、一致する第2キー244があった場合は、第1キーに対応する第2上限値を選択する。このようにして第2上限値が選択されると、CPU210は、第2キー244に対応するフラグ246をオフからオンに移行させ、第2上限値の選択状態を保持する。
なお、本実施形態では、フラグ246をオフからオンに移行させて第2上限値の選択状態を保持しているが、フラグ246をオンからオフに移行させて第2上限値の選択状態を保持してもよい。フラグ246のオンオフは、相対的なものだからである。
図11は、本発明の第4実施形態に係る電源装置400におけるCPU210の制御内容を示すフローチャートである。図12は、本発明の第4実施形態に係る電源装置400の電源出力上限値の遷移を示す図である。
CPU210は、第1キーが入力されたと判定すると(S120のY)、この第1キーがいずれかの第2キー244と一致しているか否かを判定する(S142)。CPU210は、第1キーがいずれの第2キー244とも一致しないと判定すると(S142のN)、電源出力上限値として第1上限値を選択する(S160)。
CPU210は、第1キーがいずれかの第2キー244と一致すると判定すると(S142のY)、フラグ246の状態を判定して、第2上限値が選択済みであるか否かを判定する(S144)。CPU210は、第2上限値が選択済みではないと判定すると(S144のN)、第1キーと一致した第2キー244に対応する第2上限値を選択する(S152)。CPU210は、第2上限値が選択済みであると判定すると(S144のY)、選択済みの第2上限値と一致した第2キー244に対応する第2上限値との和を示す新たな第2上限値を選択する(S154)。S154における選択済みの第2上限値は、図12におけるPmax2に該当する。また、S154における新たな第2上限値は、図12におけるPmax3に該当する。
本実施形態は、画像形成装置100本体に対して付加装置を少しずつ増設する場合に適している。
次に、本発明の第5実施形態について説明する。
図13は、本発明の第5実施形態に係る電源装置400を備える画像形成装置100の構成を示す図である。
画像形成装置100は、CPU110、ROM120、RAM130、フラッシュメモリ140、装置情報取得部150、入力部160および電源装置400を備える。CPU110は、本発明の本体制御部に相当する。フラッシュメモリ140は、本発明の本体記憶部に相当する。
CPU110は、ROM120から所定の制御プログラムを読み出して各部を総括的に制御する。RAM130は、CPU110のワーキングエリアとして活用される。フラッシュメモリ140は、付加装置500に対応する正規品を構成するハードウェアおよびソフトウェアを示す正規品情報142を記憶する。なお、本実施形態のフラッシュメモリ140は、付加装置500に対応するハードウェアおよびソフトウェアを示す正規品情報142を記憶しているが、付加装置500に対応する正規品を構成するハードウェアまたはソフトウェアの少なくとも一方を示す正規品情報を記憶していればよい。
付加装置500は、装置情報510としてソフトウェア情報およびハードウェア情報を保持している。装置情報取得部150は、画像形成装置100本体に付加装置500が取り付けられると、付加装置500から装置情報510のうちハードウェア情報またはソフトウェア情報の少なくとも一方を取得する。また、CPU110は、画像形成装置100本体に付加装置500が取り付けられると、装置情報510と正規品情報142を比較し、装置情報510と正規品情報142が一致すると判定すると付加装置500を使用可とし、装置情報510と正規品情報142が一致しないと判定すると付加装置500を使用不可とする。CPU110の制御内容を、図14を用いて説明する。
図14は、本発明の第5実施形態に係る電源装置400を備える画像形成装置100におけるCPU110の制御内容を示すフローチャートである。
本フローは、画像形成装置100本体の電源(電源装置400)がオンされたときに開始する。また、本フローは、CPU110が開始から終了までの各ステップを制御してもよいが、CPU110が開始からS50までの各ステップを制御し、電源装置400のCPU210がS110から終了までの各ステップを制御すると好ましい。電源装置400に係る制御(S110〜S160)をCPU110が行うと、CPU110から電源装置400への制御信号が改ざんされて電源装置400による正規品ではない付加装置の使用防止機能が低下する虞があるからである。
CPU110は、画像形成装置100本体に付加装置500が取り付けられているか否かを判定する(S10)。CPU110は、画像形成装置100本体に付加装置500が取り付けられていないと判定すると(S10のN)、CPU210によるS110の処理に移行する。CPU110は、画像形成装置100本体に付加装置500が取り付けられていると判定すると(S10のY)、装置情報取得部150によって装置情報510を取得させる(S20)。CPU110は、装置情報510と正規品情報142を比較し、装置情報510と正規品情報142が一致するか否かを判定する(S30)。
CPU110は、装置情報510と正規品情報142が一致すると判定すると(S30のY)、付加装置500を使用可とし(S40)、その後、CPU210によるS110の処理に移行する。CPU110は、装置情報510と正規品情報142が一致しないと判定すると(S30のN)、付加装置500を使用不可とし(S50)、その後、CPU210によるS160の処理に移行する。
本実施形態は、画像形成装置100本体に取り付けられる付加装置に対して、二重のチェック機能を働かせることができる。すなわち、当該付加装置が正規品であるか否かを判定する第1のチェック機能と、正規品の付加装置を購入しない限りは正規の第1キーを入手することができないという第2のチェック機能と、を働かせることができる。したがって、画像形成装置100本体に取り付けられる付加装置を厳重にチェックすることができる。
最後に、上述の実施形態の説明は、すべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上述の実施形態ではなく、特許請求の範囲によって示される。さらに、本発明の範囲には、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
100−画像形成装置
110−CPU
140−フラッシュメモリ
142−正規品情報
150−装置情報取得部
160−入力部
210−CPU
240−フラッシュメモリ
244−第2キー
400−電源装置
500−付加装置
510−装置情報

Claims (4)

  1. 画像形成装置本体および該画像形成装置本体に取り付け可能な付加装置に対して電源を供給する電源装置において、
    電源出力上限値を第1上限値、または、この第1上限値を超える第2上限値に設定可能であって、前記画像形成装置本体の入力部から第1キーが入力されるとこれに対応する第2上限値を選択する上限値選択部と、
    電源装置本体に固有に割り当てられ前記第1キーとの比較に用いられる第2キーを記憶する記憶部と、
    を備え、
    前記第1上限値は、前記画像形成装置本体の消費電力を供給可であって前記画像形成装置本体と前記付加装置との消費電力を供給不可の値に設定され、
    前記第2上限値は、前記画像形成装置本体と前記付加装置との消費電力を供給可の値に設定され、
    前記上限値選択部は、前記入力部に第1キーが入力されると、前記第1キーに一致する第2キーがあるか否かを判定し、一致する第2キーがあった場合は前記第1キーに対応する第2上限値を選択し、一致する第2キーがなかった場合は前記第1上限値を選択する電源装置。
  2. 前記記憶部は、前記第2キーを複数個記憶する請求項1に記載の電源装置。
  3. 前記上限値選択部は、前記第1キーに一致する第2キーがあることを判定して前記第2上限値を選択した後は、前記付加装置が画像形成装置本体から取り外されるまで、第2上限値の選択状態を保持する請求項1または2に記載の電源装置。
  4. 所定の機能を実現するための付加装置を取り付け可能な画像形成装置であって、
    前記付加装置から前記付加装置を構成するハードウェアまたはソフトウェアの少なくとも一方を示す装置情報を取得する装置情報取得部と、
    前記付加装置に対応する正規品を構成するハードウェアまたはソフトウェアの少なくとも一方を示す正規品情報を記憶する本体記憶部と、
    前記付加装置が取り付けられると、前記装置情報と前記正規品情報を比較し、前記装置情報と前記正規品情報が一致すると判定すると前記付加装置を使用可とし、前記装置情報と前記正規品情報が一致しないと判定すると前記付加装置を使用不可とする本体制御部と、
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の電源装置と、
    前記電源装置の出力上限値を上昇させるために入力される第1キーを入力するための入力部と、
    を備える画像形成装置。
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