JP2011208735A - 焼結含油軸受 - Google Patents
焼結含油軸受 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2011208735A JP2011208735A JP2010077417A JP2010077417A JP2011208735A JP 2011208735 A JP2011208735 A JP 2011208735A JP 2010077417 A JP2010077417 A JP 2010077417A JP 2010077417 A JP2010077417 A JP 2010077417A JP 2011208735 A JP2011208735 A JP 2011208735A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sintered
- oil
- impregnated
- group
- mass
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 0 C*OC1C=CC(CC=*C)C*1 Chemical compound C*OC1C=CC(CC=*C)C*1 0.000 description 1
Landscapes
- Sliding-Contact Bearings (AREA)
- Lubricants (AREA)
Abstract
Description
ところで、モータには小型化及び高効率化の要求があるので、それに使用される軸受も小型化する必要がある。軸受けを小型化すると、面圧は増加する傾向にあるので、小型化の要請に応えるためには、高い面圧でも使用可能な含油軸受が必要であり、使用される含浸油が、優れた耐面圧性を示すことが必要である。
上記課題を解決するための手段は以下の通りである。
[1] 焼結体、及び該焼結体に含浸された、下記一般式(1)で表される化合物の少なくとも一種と、ポリオールエステルの少なくとも一種とを25〜95質量%含有する潤滑組成物を有することを特徴とする焼結含油軸受:
[3] 前記一般式(1)で表される化合物が、下記一般式(2)で表される化合物であることを特徴とする[1]又は[2]の焼結含油軸受:
[8] 前記焼結合金が、Feを40〜90質量%、Cuを9.5〜59質量%、並びにSn、Zn、Ni、P、及びCから選択される少なくとも1種を含有することを特徴とする[7]の焼結含油軸受。
[9] 前記焼結合金が、Cuを70〜94質量%、Snを5〜13質量%、並びにZn、Ni、P及びCから選択される少なくとも1種を含有することを特徴とする[7]の焼結含油軸受。
本発明の焼結含油軸受は、所定の式で表されるトリアジン化合物と、ポリオールエステルとを含有する潤滑組成物が、含油として含浸されていることを特徴とする。該トリアジン化合物とポリオールエステルとを混合して調製した潤滑組成物は、高い面圧に耐え得る油膜強度を有しつつ、高い潤滑性を示す。従って、これを含浸させた焼結軸受けは、該潤滑組成物の高い膜強度と潤滑性能によって、軸受とシャフトとの金属接触が低減され、すべり性が向上され、その結果、高い耐荷重性を示す。本発明の焼結含油軸受けは、限界面圧特性が改善されているので、軸受の小型化が可能であり、即ち、モータの小型化に寄与する。また、これまで焼結含油軸受が使用できなかった高い面圧条件まで適用範囲を広げることが可能である。
Ar1、Ar2及びAr3はそれぞれ、無置換もしくは置換された芳香族環基又は複素環基を表す。前記芳香族環基は、単環を含んでいても、二以上の環の縮合環を含んでいてもよい。具体的には、フェニル基、インデニル基、α−ナフチル基、β−ナフチル基、フルオレニル基、フェナンスレニル基、アントラセニル基及びピレニル基等が挙げられるが、フェニル基及びナフチル基が好ましい。
Ar1、Ar2及びAr3でそれぞれ表される複素環基は、5〜7員環構造の複素環残基が好ましく、5又は6員環構造の複素環残基がより好ましい。複素環基は、単環を含んでいても、二以上の環の縮合環を含んでいてもよい。前記複素環基に含まれる複素環の骨格の具体的な例については、岩波理化学辞典 第三版増補版 (岩波書店発行)の付録11章 有機化学命名法 表4.主要複素単環式化合物の名称 1606頁 及び表5.主要縮合複素環式化合物の名称 1607頁 に記載される複素環が挙げられる。
なお、R11、R12及びR13のフェニル基に対する置換位置については特に制限はないが、p、q及びrがそれぞれ1の場合は、−N−CH3の置換位置に対して、パラ位であるのが好ましく、p、q及びrが2又は3である場合は、−N−CH3の置換位置に対して、パラ位及びメタ位であるのが好ましい。
1価カルボン酸としては、脂肪族カルボン酸が、特には炭素数4〜18の直鎖又は分枝の脂肪族カルボン酸が好ましい。例えば、酪酸、カプロン酸、ヘプタン酸、カプリル酸、カプリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸及びこれらの直鎖の酸に対応する分枝の酸が挙げられる。
また、多価アルコールとしては、脂肪族多価アルコール、特には炭素数4〜18の直鎖又は分枝の脂肪族多価アルコールが好ましい。例えば、エチレングリコール、プロピレングリコール、トリメチロールプロパン、ネオペンチルグリコール、ペンタエリトリトール、ジペンタエリトリトール及びグリセロール等の多価アルコ−ルのエステルを挙げることができる。
また上記以外の合成油としては、具体的には例えば、ポリα−オレフィン又はその水素化物、エチレン−α−オレフィン共重合体若しくはその水素化物、イソブテンオリゴマー及びその水素化物、イソパラフィン、アルキルベンゼン、アルキルナフタレン、ジエステル(ジトリデシルグルタレート、ジ2−エチルヘキシルアジペート、ジイソデシルアジペート、ジトリデシルアジペート、ジ2−エチルヘキシルセバケート等)、ポリオキシアルキレングリコール、ジアルキルジフェニルエーテル、ポリフェニルエーテル並びにシリコーン油等が使用できる。
好ましい焼結合金としては、鉄と銅合金が混在する焼結合金においては、Feを40〜90質量%、Cuを9.5〜59質量%、並びに残部としてSn、Zn、Ni、Pb及びCから選択される少なくとも1種を含む焼結合金が好ましい。Feの比率が多くなると硬さが上昇し耐面圧性は上昇するが、相手軸との焼付き性が低下していくため、Feの比率の最適範囲は40〜90質量%である。
また、銅系の焼結合金としては、青銅系CuとSnからなる青銅系材料をベースとした材料が耐面圧性、耐焼付き性の点で好ましい。この態様では、耐面圧性と耐焼付き性を両立するために、Cuを70〜94質量%、Snを5〜13質量%、並びに残部としてZn、Ni、P、及びCから選択される少なくとも1種を含む焼結合金であるのが好ましい。
(1)焼結含油軸受の作製
(1)−1 含浸潤滑剤
下記一般式(3)又は(4)で表される化合物と、ポリオールエステルAとを表1に示す比率で配合して、潤滑組成物を調製した。
軸受として、銅を30質量%と錫3質量%とを含み、残部が鉄からなる組成の焼結合金を用いた。原料粉として、還元鉄粉(ヘガネス製 NC100/24)、電解銅粉(福田金属箔粉工業製 CE56)、錫粉(日本アトマイズ加工製、Sn−325)の各金属粉末と、成形潤滑剤(ステアリン酸亜鉛粉)を配合、混合した後、内径φ10mm、外径φ16mmの金型にて全長約10mmになるように圧縮成形を行い、還元雰囲気中780℃で30分間焼結した後、サイジングを施した。得られた焼結合金の密度は6.1Mg/m3、有効多孔率は24%であった。
(1)−3 含浸
調製した各潤滑組成物を、室温条件で、真空条件下で、上記焼結合金からなる軸受に含浸して、焼結含油軸受をそれぞれ作製した。
(2)−1 耐久試験
下記表に示す各種潤滑組成物を含浸した焼結軸受と、焼入れを施したS45C材シャフトとを組み合わせて、耐久試験を行った。シャフト回転数は5000rpm、軸受へのラジアル負荷は200Nの条件で、200時間運転した後の、軸受摩耗量で比較を行った。結果を下記表1に示す。
各種潤滑組成物を含浸した焼結軸受と焼入れを施したS45C材シャフトとを組み合わせて、限界面圧試験を行った。シャフト回転数を1000rpm一定として、軸受へ9.8Nずつ荷重を負荷させていき、焼付きにいたる面圧を比較した。結果を下記表2に示す。
各種潤滑組成物を含浸した焼結軸受を150℃で24時間加熱し、その後それらを有機溶媒で抽出し、残存量を高速液体クロマトグラフィーで測定した。非加熱品から抽出したものを100%とし残存率を求めた。結果を下記表3に示す。
なお、比較例2及び3として、下記式(5)又は(6)で表される化合物とポリオールエステルAとを表1に示す比率で配合して調製した潤滑剤組成物についても、同様にして、熱分解性試験を行った。
下記表に示す各種潤滑組成物を含浸した焼結軸受と、焼入れを施したS45C材シャフトとを組み合わせて、低温5℃での摩擦トルク試験を行った。1時間運転した後の、シャフト回転数5000rpmを維持するような軸受へのラジアル負荷を測定した。結果を下記表に示す。
Claims (9)
- 前記潤滑組成物が、前記ポリオールエステルの少なくとも一種を50〜95質量%含有することを特徴とする請求項1に記載の焼結含油軸受。
- 前記一般式(2)中のR11、R12及びR13のうち少なくとも1つが、オリゴアルキレンオキシ基を含む置換基であることを特徴とする請求項3に記載の焼結含油軸受。
- 前記焼結体が、有効多孔率が6〜35体積%の焼結合金であることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の焼結含油軸受。
- 前記焼結合金が、Feを40〜90質量%、Cuを9.5〜59質量%、並びにSn、Zn、Ni、P、及びCから選択される少なくとも1種を含有することを特徴とする請求項7に記載の焼結含油軸受。
- 前記焼結合金が、Cuを70〜94質量%、Snを5〜13質量%、並びにZn、Ni、P及びCから選択される少なくとも1種を含有することを特徴とする請求項7に記載の焼結含油軸受。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010077417A JP5318018B2 (ja) | 2010-03-30 | 2010-03-30 | 焼結含油軸受 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010077417A JP5318018B2 (ja) | 2010-03-30 | 2010-03-30 | 焼結含油軸受 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011208735A true JP2011208735A (ja) | 2011-10-20 |
JP5318018B2 JP5318018B2 (ja) | 2013-10-16 |
Family
ID=44940006
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010077417A Expired - Fee Related JP5318018B2 (ja) | 2010-03-30 | 2010-03-30 | 焼結含油軸受 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5318018B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014156856A1 (ja) * | 2013-03-25 | 2014-10-02 | Ntn株式会社 | 焼結軸受の製造方法、焼結軸受、およびそれを備えた振動モータ |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002069472A (ja) * | 2000-06-15 | 2002-03-08 | Fuji Photo Film Co Ltd | 潤滑剤組成物 |
JP2004138215A (ja) * | 2002-10-21 | 2004-05-13 | Hitachi Powdered Metals Co Ltd | 焼結含油軸受 |
JP2007056213A (ja) * | 2005-08-26 | 2007-03-08 | Fujifilm Corp | 焼結含油軸受油用組成物、並びにそれを用いた軸受け装置及び摺動部材 |
JP2007085420A (ja) * | 2005-09-21 | 2007-04-05 | Ntn Corp | モータ用軸受 |
JP2008214603A (ja) * | 2007-02-09 | 2008-09-18 | Fujifilm Corp | 潤滑剤組成物、及び機械要素 |
JP2009084546A (ja) * | 2007-03-29 | 2009-04-23 | Fujifilm Corp | 潤滑剤組成物、及びそれを用いた機械要素、ならびにトリアジン誘導体の製造方法 |
-
2010
- 2010-03-30 JP JP2010077417A patent/JP5318018B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002069472A (ja) * | 2000-06-15 | 2002-03-08 | Fuji Photo Film Co Ltd | 潤滑剤組成物 |
JP2004138215A (ja) * | 2002-10-21 | 2004-05-13 | Hitachi Powdered Metals Co Ltd | 焼結含油軸受 |
JP2007056213A (ja) * | 2005-08-26 | 2007-03-08 | Fujifilm Corp | 焼結含油軸受油用組成物、並びにそれを用いた軸受け装置及び摺動部材 |
JP2007085420A (ja) * | 2005-09-21 | 2007-04-05 | Ntn Corp | モータ用軸受 |
JP2008214603A (ja) * | 2007-02-09 | 2008-09-18 | Fujifilm Corp | 潤滑剤組成物、及び機械要素 |
JP2009084546A (ja) * | 2007-03-29 | 2009-04-23 | Fujifilm Corp | 潤滑剤組成物、及びそれを用いた機械要素、ならびにトリアジン誘導体の製造方法 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014156856A1 (ja) * | 2013-03-25 | 2014-10-02 | Ntn株式会社 | 焼結軸受の製造方法、焼結軸受、およびそれを備えた振動モータ |
US10536048B2 (en) | 2013-03-25 | 2020-01-14 | Ntn Corporation | Method for manufacturing sintered bearing, sintered bearing, and vibration motor equipped with same |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5318018B2 (ja) | 2013-10-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR101471197B1 (ko) | 윤활제 조성물 및 이것을 이용한 윤활 시스템 | |
JP5662726B2 (ja) | 複合アルコールエステル組成物及びその製造方法、並びにその用途 | |
JP5882860B2 (ja) | 潤滑油組成物 | |
US8188018B2 (en) | Lubricating oil composition | |
CN106661493B (zh) | 润滑剂组合物及其利用、以及脂肪族醚化合物 | |
JP5265996B2 (ja) | 潤滑油組成物 | |
JP2007092055A (ja) | 潤滑剤組成物、軸受け装置、摺動部材及びトリアジン環化合物 | |
JP2008063385A (ja) | 流体軸受用潤滑油、並びにそれを用いた流体軸受及び流体軸受の潤滑方法 | |
JP3925952B2 (ja) | 含油軸受油組成物 | |
JP2002348586A (ja) | 潤滑油組成物およびそれを用いた精密部品および軸受け | |
JP5719836B2 (ja) | 潤滑油組成物 | |
JP5613395B2 (ja) | 電動モータ油組成物 | |
JP4305631B2 (ja) | 生分解性潤滑剤 | |
JP5538044B2 (ja) | 耐摩耗性に優れる潤滑油組成物 | |
JP5318018B2 (ja) | 焼結含油軸受 | |
JP3433402B2 (ja) | 含浸軸受用油組成物 | |
JP2010184954A (ja) | 焼結含油軸受 | |
CN106675731A (zh) | 高低温含油轴承合成润滑油 | |
KR20130058623A (ko) | 그리스 조성물 및 베어링 | |
JP2012102051A (ja) | アルキル化ジフェニルエーテルおよび該化合物を含む潤滑油剤 | |
JP3925958B2 (ja) | 軸受油組成物 | |
JPH11172267A (ja) | 軸受用潤滑油組成物 | |
US11421178B2 (en) | Lubricating oil composition for air compressors, air compressor lubricating method, and air compressor | |
EP2554639A1 (en) | Lubricating oil composition | |
JP5560025B2 (ja) | グリース組成物およびグリース封入軸受 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20120608 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20120608 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20120611 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20121112 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130430 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130605 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130625 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130709 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5318018 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313115 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |