JP2011207113A - ハニカム成形体の乾燥装置、及び乾燥方法 - Google Patents

ハニカム成形体の乾燥装置、及び乾燥方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2011207113A
JP2011207113A JP2010078166A JP2010078166A JP2011207113A JP 2011207113 A JP2011207113 A JP 2011207113A JP 2010078166 A JP2010078166 A JP 2010078166A JP 2010078166 A JP2010078166 A JP 2010078166A JP 2011207113 A JP2011207113 A JP 2011207113A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drying
honeycomb formed
formed body
honeycomb
microwave
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2010078166A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5486374B2 (ja
Inventor
Shuichi Takagi
周一 高木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NGK Insulators Ltd
Original Assignee
NGK Insulators Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NGK Insulators Ltd filed Critical NGK Insulators Ltd
Priority to JP2010078166A priority Critical patent/JP5486374B2/ja
Priority to US13/042,740 priority patent/US8186076B2/en
Publication of JP2011207113A publication Critical patent/JP2011207113A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5486374B2 publication Critical patent/JP5486374B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B6/00Heating by electric, magnetic or electromagnetic fields
    • H05B6/64Heating using microwaves
    • H05B6/78Arrangements for continuous movement of material
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B28WORKING CEMENT, CLAY, OR STONE
    • B28BSHAPING CLAY OR OTHER CERAMIC COMPOSITIONS; SHAPING SLAG; SHAPING MIXTURES CONTAINING CEMENTITIOUS MATERIAL, e.g. PLASTER
    • B28B11/00Apparatus or processes for treating or working the shaped or preshaped articles
    • B28B11/24Apparatus or processes for treating or working the shaped or preshaped articles for curing, setting or hardening
    • B28B11/241Apparatus or processes for treating or working the shaped or preshaped articles for curing, setting or hardening using microwave heating means
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B28WORKING CEMENT, CLAY, OR STONE
    • B28BSHAPING CLAY OR OTHER CERAMIC COMPOSITIONS; SHAPING SLAG; SHAPING MIXTURES CONTAINING CEMENTITIOUS MATERIAL, e.g. PLASTER
    • B28B11/00Apparatus or processes for treating or working the shaped or preshaped articles
    • B28B11/24Apparatus or processes for treating or working the shaped or preshaped articles for curing, setting or hardening
    • B28B11/243Setting, e.g. drying, dehydrating or firing ceramic articles
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B2206/00Aspects relating to heating by electric, magnetic, or electromagnetic fields covered by group H05B6/00
    • H05B2206/04Heating using microwaves
    • H05B2206/046Microwave drying of wood, ink, food, ceramic, sintering of ceramic, clothes, hair

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Ceramic Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Devices For Post-Treatments, Processing, Supply, Discharge, And Other Processes (AREA)

Abstract

【課題】全体を均一な速度で乾燥することが可能であり、乾燥キレ(クラック)が生じ難い、ハニカム成形体の乾燥装置、及び乾燥方法を提供する。
【解決手段】ハニカム成形体1の乾燥装置21は、未乾燥ハニカム成形体を収納する乾燥空間を有する乾燥室22と、マイクロ波を発生させるマイクロ波発生装置35と、マイクロ波を乾燥室22に導入するための、複数の導波管26と、を備えている。乾燥室22の側面22aには、マイクロ波発生装置35によって発生したマイクロ波を内部の乾燥空間に導入するための複数のマイクロ波導入口23が設けられており、マイクロ波導入口23に、導波管26が配置され、導波管26は、乾燥室22の乾燥空間に向けて照射口26cが2以上の異なった方向に向けて備えられている。
【選択図】図3C

Description

本発明は、ハニカム成形体の乾燥装置、及び乾燥方法に関する。
セラミックス製のハニカム構造体は、触媒担体や各種フィルタ等に広く用いられている。近時では、ディーゼルエンジンから排出される粒子状物質(パティキュレートマター(PM))を捕捉するためのディーゼルパティキュレートフィルタ(DPF)として、特に注目を集めている。
このようなハニカム構造体は、一般に、セラミックス材料と水等の分散媒に成形助剤等の各種添加剤を加えて得られた原料を混練し、坏土とした後、押出成形して、ハニカム形状の成形体(ハニカム成形体)を作製し、このハニカム成形体を乾燥した後に、焼成して、得ることが出来る。
ハニカム成形体を乾燥する手段としては、単に室温条件下に放置する自然乾燥方法、ガスバーナで発生させた熱風によって乾燥を行う熱風乾燥方法、ハニカム成形体の上方と下方とに設けた電極間に電流を流すことによって発生させた高周波エネルギーを利用して乾燥を行う誘電乾燥方法が知られているが、近時は、これらの乾燥方法に代わって、あるいはこれらの乾燥方法と併用して、マイクロ波を利用したマイクロ波乾燥方法が行われるようになっている。
このマイクロ波乾燥は、例えば、乾燥炉内の電界分布を均一にし、そこへ被乾燥体であるハニカム成形体を設置して行われる。電界分布を均一化するための手段としては、マイクロ波を放射するアンテナの形状や配置を調整する方法や、スターラーファンを使用する方法等が知られている。マイクロ波乾燥方法の先行技術文献としては、特許文献1〜5を挙げることが出来る。
特開2002−283330号公報 特開2004−167809号公報 国際公開第2005/023503号パンフレット 特開2000−44326号公報 実開昭61−13497号公報
しかしながら、マイクロ波乾燥方法で乾燥を行なうと、ハニカム成形体全体を均一な速度で乾燥することが困難である。即ち、例えば中央部の乾燥が、他の部分より遅れてしまうことがある。ハニカム成形体は、水分の蒸発によって収縮するので、成形体内部の乾燥速度の差(水分量の差)が生じると、変形を誘発し、歩留まりを低下させる。又、マイクロ波乾燥方法で乾燥を行なうと、ハニカム成形体に乾燥キレ(クラック)が発生する場合がある。これらの問題は、特に、ハニカム成形体が、乾燥前の含水率が高いもの、大型のもの、隔壁が厚いもの(厚さが大きいもの)、端面の開口面積が小さいもの、誘電損失の大きな材料で形成されたもの等である場合に、起こり易い。
ハニカム成形体の回転はマイクロ波を均一に照射させるために有効であるが、回転機構は、装置が複雑で、高額な設備となる。連続式マイクロ波乾燥装置においては、特に顕著である。連続式マイクロ乾燥炉においては、ハニカム成形体を進行方向へ動かすことで、炉長方向で強弱の付いたマイクロ波電界が平均化され、結果として均一照射することを狙っているが、実際はマイクロ波照射が不均一となる場合がある。先行文献では、照射口や反射板の配置を工夫したり、スターラーファン等を用いたりしているが、均一化は容易ではない。炉体サイズを大きくすれば良くなるが、限界がある。
本発明の課題は、全体を均一な速度で乾燥することが可能であり、乾燥キレ(クラック)が生じ難い、ハニカム成形体の乾燥装置、及び乾燥方法を提供することである。
本発明者は、マイクロ波の照射口の向きを変更することにより上記課題を解決しうることを見出した。すなわち、本発明によれば、以下のハニカム成形体の乾燥装置、及び乾燥方法が提供される。
[1] セラミック原料及び水を含有する原料組成物からなるとともに、隔壁によって複数のセルが区画、形成された未乾燥のハニカム成形体である未乾燥ハニカム成形体にマイクロ波を照射して、マイクロ波加熱することにより、前記未乾燥ハニカム成形体の内部及び外部から水を蒸発させて前記未乾燥ハニカム成形体を乾燥させて乾燥ハニカム成形体を得ることが可能なハニカム成形体の乾燥装置であって、前記未乾燥ハニカム成形体を収納する乾燥空間を有する乾燥室と、前記乾燥室に収納された未乾燥ハニカム成形体に照射する前記マイクロ波を発生させるマイクロ波発生装置と、前記マイクロ波発生装置によって発生されたマイクロ波を前記乾燥室に導入するための、複数の導波管と、を備え、前記乾燥室の側面には、前記マイクロ波発生装置によって発生したマイクロ波を内部の前記乾燥空間に導入するための複数のマイクロ波導入口が設けられており、前記マイクロ波導入口に、前記導波管が配置され、前記導波管は、前記乾燥室の前記乾燥空間に向けて照射口が2以上の異なった方向に向けて備えられているハニカム成形体の乾燥装置。
[2] 前記乾燥室の側面の前記マイクロ波導入口には、前記乾燥空間に向けて備えられる前記導波管を着脱可能に保持するためのフランジ部が形成されている前記[1]に記載のハニカム成形体の乾燥装置。
[3] 前記導波管は、前記乾燥室内において前記マイクロ波の方向を変化させるために曲り形状とされ、前記乾燥室の前記フランジ部と着脱可能とするためのフランジ部を有し、前記乾燥室の前記フランジ部への取り付け方向によって、前記マイクロ波の照射の方向が可変である前記[2]に記載のハニカム成形体の乾燥装置。
[4] 複数の前記ハニカム成形体を前記乾燥室に連続的に導入、排出する連続式乾燥装置であり、前記導波管の前記照射口の向きを、前記乾燥室における前記ハニカム成形体の搬送方向に対し、並行向きまたは垂直向きとして備える前記[1]〜[3]のいずれかに記載のハニカム成形体の乾燥装置。
[5] 並行向きの割合が30〜70%である前記[4]に記載のハニカム成形体の乾燥装置。
[6] 並行向きの前記導波管は、前記搬送方向の上流側向きの割合が40〜60%である前記[5]に記載のハニカム成形体の乾燥装置。
[7] 複数の前記ハニカム成形体を前記乾燥室に連続的に導入、排出する連続式乾燥装置であり、前記導波管の前記照射口の向きを、前記乾燥室における前記ハニカム成形体の搬送方向に対し垂直向きと、前記垂直向きよりも上向き又は下向きの上下向きとし、そのうち上下向きの割合が30〜70%である前記[1]〜[3]のいずれかに記載のハニカム成形体の乾燥装置。
[8] 上下向きの前記導波管は、上向きの割合が50%である前記[7]に記載のハニカム成形体の乾燥装置。
[9] 前記[1]〜[8]のいずれかに記載のハニカム成形体の乾燥装置を用いたハニカム成形体の乾燥方法であって、前記ハニカム成形体を前記照射口間の距離の2倍以上の間隔を空けて搬送するハニカム成形体の乾燥方法。
導波管が、乾燥室の乾燥空間に向けて照射口が2以上の異なった方向に向けて備えられていることにより、ハニカム成形体の均一乾燥が可能となり、乾燥キレやセル変形を防止でき、形状を安定させることができる。
本発明のハニカム成形体の乾燥装置の一実施形態の、ハニカム成形体の搬送方向に平行な断面を模式的に示した断面図である。 本発明のハニカム成形体の乾燥装置の一実施形態の、ハニカム成形体の搬送方向に垂直な断面を模式的に示した断面図である。 乾燥室の側面のマイクロ波導入口に形成されたフランジ部を示す模式図である。 本発明のハニカム成形体の乾燥装置を上側、横側から見た、実施形態1の導波管の配置を示す模式図である。 本発明のハニカム成形体の乾燥装置を上側、横側から見た、実施形態2の導波管の配置を示す模式図である。 本発明のハニカム成形体の乾燥装置を上側、横側から見た、実施形態3の導波管の配置を示す模式図である。 本発明のハニカム成形体の乾燥装置を上側、横側から見た、実施形態4の導波管の配置を示す模式図である。 本発明のハニカム成形体の乾燥装置を上側、横側ら見た、実施形態5の導波管の配置を示す模式図である。 導波管の一実施形態を示す図である。 本発明の搬送間隔を変えたハニカム成形体の乾燥方法を説明するための模式図である。 本発明の搬送間隔を変えたハニカム成形体の乾燥方法を説明するための他の実施形態を示す模式図である。 本発明に係るハニカム成形体の乾燥方法の乾燥対象であるハニカム成形体の一例を示す図であり、軸方向における端面を見た図である。 図6AにおけるA−A断面を示す断面図である。 本発明のハニカム成形体の乾燥方法の評価方法を説明するための図である。 表2における水分差の測定箇所を説明するための図である。 従来のハニカム成形体の乾燥装置を上側から見た、導波管の配置を示す模式図であり、ハニカム成形体を縦置きにして搬送する実施形態を示す図である。 従来のハニカム成形体の乾燥装置を横側から見た、導波管の配置を示す模式図であり、ハニカム成形体を横置きにして搬送する実施形態を示す図である。 上下向きの割合が20%の実施形態の導波管の配置を示す模式図である。 上下向きの割合が50%の実施形態の導波管の配置を示す模式図である。 並行向きの割合が50%であり、かつ上流向きの割合が40%の実施形態の導波管の配置を示す模式図である。 並行向きの割合が50%であり、かつ上流向きの割合が60%の実施形態の導波管の配置を示す模式図である。 表3における水分差の測定箇所を説明するための図である。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施の形態について説明する。本発明は、以下の実施形態に限定されるものではなく、発明の範囲を逸脱しない限りにおいて、変更、修正、改良を加え得るものである。
図1に示すように、本発明のハニカム成形体1の乾燥装置21は、セラミック原料及び水を含有する原料組成物からなるとともに、隔壁2によって複数のセル3が区画、形成された未乾燥のハニカム成形体1である未乾燥ハニカム成形体にマイクロ波を照射して、マイクロ波加熱することにより、未乾燥ハニカム成形体の内部及び外部から水を蒸発させて未乾燥ハニカム成形体を乾燥させて乾燥ハニカム成形体を得ることが可能なハニカム成形体1の乾燥装置21である。未乾燥ハニカム成形体を収納する乾燥空間を有する乾燥室22と、乾燥室22に収納された未乾燥ハニカム成形体に照射するマイクロ波を発生させるマイクロ波発生装置35と、マイクロ波発生装置35によって発生されたマイクロ波を乾燥室22に導入するための、複数の導波管26と、を備えている。乾燥室22の側面には、マイクロ波発生装置35によって発生したマイクロ波を内部の乾燥空間に導入するための複数のマイクロ波導入口23が設けられており、マイクロ波導入口23に、導波管26が配置され、導波管26は、乾燥室22の乾燥空間に向けて照射口26cが2以上の異なった方向に向けて備えられている。
図1は、本発明のハニカム成形体1の乾燥装置21の一実施形態の、ハニカム成形体1の搬送方向に平行な断面を模式的に示した断面図である。図2Aは、本発明のハニカム成形体1の乾燥装置21の一実施形態の、ハニカム成形体1の搬送方向に垂直な断面を模式的に示した断面図である。本実施形態のハニカム成形体1の乾燥装置21は、未焼成のハニカム成形体1を内部で乾燥させる乾燥室22と、乾燥室22のマイクロ波を乾燥室22内に導入するためマイクロ波導入口23に導波管26とを備えるものである。
また、乾燥室22には、ベルトコンベア28が備えられており、搬送パレット24が、ベルトコンベア28で、搬入口29から搬出口30に向かって搬送されるように形成されている。そして、この乾燥室22内に搬送パレット24に載せられたハニカム成形体1を搬入して乾燥させる。本実施形態では、ハニカム成形体1を乾燥室22内に、一列に並べて搬送しているが、二列以上の複数列で搬送してもよい。本実施形態のハニカム成形体1の乾燥装置21は、ベルトコンベアでハニカム成形体1が搬送される連続式の乾燥装置である。
本実施形態のハニカム成形体1の乾燥方法は、未焼成のハニカム成形体1をマイクロ波加熱するマイクロ波は、導波管26を通じて導入される。マイクロ波の周波数は、900〜30000MHzが好ましく、900〜3000MHzが特に好ましい。
図3A〜図3Eにハニカム成形体1の乾燥装置21を上側、横側から見た模式図を示す。乾燥室22の側面22aには、搬送方向に沿って、マイクロ波導入口23が形成されている。図2Bに示すように、マイクロ波導入口23には、乾燥空間に向けて備えられる導波管26を着脱可能に保持するためのフランジ部23aが形成され、そのフランジ部23aに導波管26が取り付けられている。乾燥室22の側面22aには複数のマイクロ波導入口23が設けられ、マイクロ波導入口23には導波管26が照射口26cを乾燥室22の乾燥空間に向けて備えられている。なお、全てのマイクロ波導入口23に導波管26が取り付けられる必要はなく、全マイクロ波導入口23のうち30〜70%取り付けられていればよい。
乾燥室22内において、複数の導波管26は、一部が曲り形状とされていることが好ましい。すなわち、導波管26は、マイクロ波の方向を変化させるために曲り形状とされ、乾燥室22のフランジ部と着脱可能とするためのフランジ部を有する構成とすることが好ましい。このように構成することにより、マイクロ波導入口23のフランジ部23aへの取り付け方向によって、マイクロ波の照射の方向を可変とすることができる。
図4に、導波管26の実施形態を示す。図4に示す導波管26は、マイクロ波の進入方向に対し、進出方向が90°変化するように曲り形状に形成された曲り導波管26である。図4の導波管26は、開口する一端にフランジ部26aが形成され、そのフランジ部26aには、ボルト孔26bが形成されており、ボルトによって乾燥室22のフランジ部に取り付け可能とされている。曲がり形状は、並行向き用としてHコーナーを使用し、上下向き用としてはEコーナーを使用することができる。なお、炉体の開口部23の向きによっては、並行向き用としてEコーナーを使用することができる。
本発明のハニカム成形体1の乾燥装置21は、複数のハニカム成形体1を乾燥室22に連続的に導入、排出する連続式乾燥装置であり、導波管26の照射口26cの向きを、乾燥室22におけるハニカム成形体1の搬送方向に対し、並行向きまたは垂直向きとし、そのうち並行向きの割合(並行向き/(並行向き+垂直向き))が30〜70%と構成することが好ましい。図3Aは、導波管26の照射口26cの向きを、乾燥室22におけるハニカム成形体1の搬送方向に対し、並行向きの割合が20%であるように構成した実施形態を示す。また、図3Bは、並行向きが30%、図3Cは、50%、図3Dは、70%、図3Eは、80%の実施形態を示す。なお、図3Aに示すように、ハニカム成形体1の搬送方向が並行向き、搬送方向に垂直な方向(ベルトコンベア28のベルトを横切る水平方向)が垂直向きである。また、マイクロ波導入口23に導波管26が取り付けられていない場合、マイクロ波の照射は、垂直向きとなる。それぞれの実施形態において、照射口26cの向きは、並行向きか垂直向きのいずれかであり、それぞれの方向に対し傾きがないように配置する例を示している。このように導波管26の照射口26cの向きを、並行向きと垂直向きとする乾燥装置21は、特にハニカム成形体1の開口端面の一方を、鉛直下方に向け乾燥用受台(搬送パレット24)に置載した状態で搬送する場合(縦置き)に好適である。
乾燥室22におけるハニカム成形体1の搬送方向に対し、導波管26を並行向きまたは垂直向きとし、そのうち並行向きの割合(並行向き/(並行向き+垂直向き))が30〜70%とすることが好ましく、並行向きのうち、搬送方向の上流側向きの割合(上流向き/(上流向き+下流向き))が30〜70%であることが好ましく、40〜60%であることがより好ましく、50%であることが最も好ましい。すなわち、上流向きと下流向きとが半々であることが最も好ましい。例えば、図3A〜3Eは、上流側向きの割合が50%の実施形態である。また、図10Aに、上流向きの割合が40%の実施形態、図10Bに、上流向きの割合が60%の実施形態を示す。
また、本発明のハニカム成形体1の乾燥装置21は、複数のハニカム成形体1を乾燥室22に連続的に導入、排出する連続式乾燥装置であり、導波管26の照射口26cの向きを、乾燥室22におけるハニカム成形体1の搬送方向に対し垂直向きと、垂直向きよりも上向き又は下向きの上下向きとし、そのうち上下向きの割合(上向き/(上向き+下向き))が30〜70%であるように構成することが好ましい。図9Aに上下向きの割合が20%の実施形態、図9Bに上下向きの割合が50%の実施形態を示す。このように導波管26の照射口26cの向きを、垂直向きと上下向きとする乾燥装置21は、特にハニカム成形体1の開口端面の一方が、搬送方向に向けた状態となるように乾燥用受台(搬送パレット24)に置載し搬送する場合(横置き)に好適である。
上下向きの導波管26は、上向きの割合が30〜70%であることが好ましく、40〜60%であることがより好ましく、50%であることが最も好ましい。すなわち、上向きと下向きとが半々であることが最も好ましい。図9A及び図9Bは、上向きの割合が50%の実施形態を示す。
乾燥室21内は、乾燥空間内に導入されたマイクロ波エネルギーが漏洩しないように、金属箱で形成される。材質は、溶接の容易さ、防錆の観点からSUSを用いることが好ましい。
次に、本発明に係るハニカム成形体の乾燥方法が乾燥する対象である、ハニカム成形体1について説明する。図6A及び図6Bに示されるハニカム成形体1は、ハニカム成形体の一例であり、隔壁2によって区画された流体の流路となる複数のセル3を有するハニカム形状の成形体(ハニカム成形体1)である。このハニカム成形体1では、複数のセル3を囲繞するように、外周に、外壁4が配設され、外形の形状は円柱状である。ハニカム成形体1の、セル3の軸方向(流路方向)と直行する断面形状は、四角形である。なお、本発明の乾燥装置21、乾燥方法の対象であるハニカム成形体1は、図6A及び図6Bに示す形状に限定されず、例えば、三角柱状や六角柱状等の他の角柱形状、円柱状、楕円柱状等の形状であってもよい。また、ハニカム成形体1のセル3の形状も限定されず、例えば、四角形セル、六角形セル、三角形セル、円形セル等のセル形状を挙げることができる。さらに、ハニカム成形体1は、一方の端面と他方の端面とでセル開口部の大きさが異なる目封止ハニカム成形体(HAC(High Ash Capacity)ハニカム成形体)であってもよい。
ハニカム成形体1は、例えば、セラミックス材料に対して、分散媒としての水、成形助剤、及び添加剤を加えた原料を、混練して坏土とした後、例えば押出成形して、得られるものである。
乾燥前のハニカム成形体1(未乾燥ハニカム成形体)は、好ましくは20質量%以上、60質量%以下の未焼成のもの(未焼成体という)である。未焼成体とは、使用したセラミックス材料の粒子が、成形時の粒子形状を維持したままでの状態で存在しており、且つ、セラミックス材料が焼結していない状態のものをいう。
セラミックス材料としては、例えば、コージェライト化原料、アルミナ、ムライト、及びジルコニア等の酸化物系セラミックス、あるいは、炭化珪素、窒化珪素、窒化アルミニウム、アルミニウムチタネート、リチウムアルミニウムチタネート、及びAlSiC等の非酸化物系セラミックス等を挙げることが出来る。又、炭化珪素/金属珪素複合材や炭化珪素/グラファイト複合材等を用いることも可能である。
成形助剤(バインダ)としては、例えば、ポリビニルアルコール、ポリエチレングリコール、澱粉、メチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ポリエチレンオキシド、ポリアクリル酸ソーダ、ポリアクリルアミド、ポリビニルブチラール、エチルセルロース、酢酸セルロース、ポリエチレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、ポリプロピレン、ポリスチレン、アクリル系樹脂、ポリアミド樹脂、グリセリン、ポリエチレングリコール、ジブチルフタレート等を挙げることが出来る。
ハニカム成形体1において外周に配設される外壁4を構成するセラミックス材料の具体例としては、上記したセラミックス材料と同様のものを挙げることが出来る。
尚、ハニカム成形体1を乾燥した後に焼成して得られるハニカム構造体の製造方法には、隔壁2及びそれを取り囲む外壁が一体で成形されたハニカム構造体を製造する方法と、隔壁2を成形した後にその外周を加工しその加工された外周の面に新たにセラミック材料を骨材としたセメント質のコート層を被覆することによって外壁を有するハニカム構造体を製造する方法があるが、図6A及び図6Bに示されるハニカム成形体1は、前者の製造方法における中間体であるハニカム成形体1である。後者の製造方法の場合には、乾燥対象であるハニカム成形体1には、外壁は存在しない。
図3A〜3Eの実施形態においては、搬送方向のマイクロ波導入口23の間隔と同間隔にハニカム成形体1を乾燥室22内に搬入口29から搬入する。そして、搬送方向にハニカム成形体1を搬送しつつ、ハニカム成形体1をマイクロ波にて加熱し、乾燥させる。本発明のハニカム成形体1の乾燥装置21によれば、乾燥室22内のマイクロ波が従来よりも均一化され、ハニカム成形体1の全体を均一な速度で乾燥することが可能であり、ハニカム成形体1に乾燥キレ(クラック)が生じ難い。
本発明のハニカム成形体の乾燥方法は、連続式乾燥機において、ハニカム成形体1を単位ピッチ(照射口間距離)、または単位ピッチの2倍以上で搬送しつつ乾燥する。本発明のハニカム成形体1の乾燥装置21を用いたハニカム成形体の乾燥方法では、ハニカム成形体1を照射口26c間の距離の2倍以上(整数倍に限られず、2.5倍等であってもよい)の間隔を空けて搬送することが好ましい。図5A及び図5Bに、照射口26c間の距離の2倍以上の間隔を空けて搬送するハニカム成形体1の乾燥方法を示す。このようにハニカム成形体1間の距離を空けて搬送しつつ乾燥することにより、より均一にハニカム成形体1を乾燥させることができる。特に、並行向きが50%未満の図5Aにおいては、照射口26c間の距離の2倍以上の間隔を空けて搬送する方法は、均一にハニカム成形体1を乾燥させる効果が大きい。
以下、本発明を実施例に基づいてさらに詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
(実施例1〜7、比較例1)
[ハニカム成形体]セラミック原料としてアルミナ、カオリン及びタルクを混合したコージェライト原料を用い、メチルセルロース(有機バインダ)を含む成形助剤、吸水性樹脂(造孔材)を含む添加剤、分散媒として水、を混合し、混練して坏土を得た。この際、メチルセルロースは4質量部、吸水性樹脂は2質量部となるようにした。そして、得られた坏土を押出成形し、直径360mm、長さ(軸長)380mmであり、外形が円柱状であり、中心軸に直交するセル3の断面形状が正方形である、ハニカム成形体1を得た。得られたハニカム成形体1のセル密度は300セル/in(inはインチでありSI単位系で2.54cm)であり、端面の開口面積は端面全体の面積の70%であった(開口面積比0.7)。又、隔壁2の厚さは0.31mmであった。ハニカム成形体1の質量は、29.5kg、含水率は27%であった。
[乾燥方法]得られたハニカム成形体1に対して、図1及び図2Aに示されるマイクロ波乾燥装置21を使用して、周波数2450MHz、出力20kW/個として、15分間マイクロ波乾燥を行った。なお、実施例1〜7は、図3A〜3E、図5A〜5B、比較例1は、図8Aに示す導波管、ハニカム成形体の配置(ハニカム成形体1の開口端面の一方を鉛直下方に向け乾燥用受台(搬送パレット24)に置載した状態で搬送)とした(表1参照)。
[評価]マイクロ波乾燥を行ったハニカム成形体1を、図7Aに示すように軸方向(高さ方向)に5つ円盤状に切り出し、それぞれの円盤において、切り出しサイズ10×10×10mmで9個の試料を切り出した。そして、以下のようにして残存水分率を求めた。まず、秤量瓶の質量を測定(Ag)し、次に試料を秤量瓶に入れ、質量を測定(Bg)した。そして、105℃に設定した小型乾燥器で、3時間加熱乾燥後、デシケータに移し冷却し、質量を測定(Cg)した。それぞれの値から以下の式を用いて、残存水分率を求めた。
残存水分率=(B−C)÷(B−A)×100
図7Aに示すように外周位置(測定位置1,9)における残存水分率の差が大きいため、測定位置1と測定位置9との最大水分差を水分差とした。また、目視によるマイクロ波乾燥後のハニカム成形体1におけるキレ発生の有無を確認した。結果を、表1に示す。
Figure 2011207113
ハニカム成形体1の搬送方向に並行な向きにマイクロ波を照射する導波管26を備える実施例1〜7は、比較例1(図8A参照)に比べ、クラック数が減少した。特に、並行向きの割合が、30〜70%の実施例2〜4においてクラックが発生せず、良好な結果が得られた。また、実施例6(図5A参照)は、実施例2(図3B参照)と導波管26の向きが同じ乾燥装置21において、ハニカム成形体1の間隔を2倍にして搬送乾燥させた場合である。実施例2に比べ、水分差やクラック数が改善された。実施例7(図5B)も同様に、水分差やクラック数が改善されたが、実施例3と比べると水分差が発生しており、並行向きの割合が50%未満の実施例6の方が、ハニカム成形体1の間隔を2倍にして搬送乾燥することによる改善効果が大きかった。
(実施例8〜12、比較例2)
次に照射口の向きを垂直向きと、垂直向きよりも上向き又は下向きの上下向きとし、上下向きの割合を変化させてマイクロ波乾燥を行った。ハニカム成形体1は、図9A,9Bに示すように、ハニカム成形体1の開口端面の一方が、搬送方向に向けた状態となるように乾燥用受台(搬送パレット24)に置載し搬送した。結果を表2に示す。なお、表2では、図7Bに示す測定位置1と測定位置9との最大水分差を水分差とした。また、比較例2は、比較例1と同様の導波管の配置であるが、ハニカム成形体1の載置の状態が異なる(比較例1は、ハニカム成形体1を縦置き、比較例2は、ハニカム成形体1を横置きにして搬送した)。
Figure 2011207113
上下向きの割合を20〜80%とすることにより、水分差を減少させ、クラック数を減少させることができた。特に、上下向きの割合が30〜70%の場合、クラックが発生せず、良好な結果が得られた。
(実施例13〜16)
次に並行向きの割合を50%とした場合の上流向きと下流向きの割合を変化させてマイクロ波乾燥を行った。結果を表3に示す。なお、表3の水分差は、図11に示すように、搬送方向の前面側と後面側の水分差である。
Figure 2011207113
上流向きの割合が40〜60%の場合、クラックが発生せず良好な結果が得られた。
本発明に係るセラミックス成形体の乾燥装置は、DPFをはじめとする各種フィルタ等や触媒担体に広く用いられる高品質なハニカム構造体を製造する工程における、ハニカム成形体(未焼成体)の乾燥手段として、好適に利用することが出来る。
1:ハニカム成形体、2:隔壁、3:セル、4:外壁、21:乾燥装置、22:乾燥室、22a:(乾燥室の)側面、23:マイクロ波導入口、23a:(マイクロ波導入口の)フランジ部、24:搬送パレット、26:導波管、26a:(導波管の)フランジ部、26b:ボルト孔、26c:照射口、28:ベルトコンベア、29:搬入口、30:搬出口、35:マイクロ波発生装置。

Claims (9)

  1. セラミック原料及び水を含有する原料組成物からなるとともに、隔壁によって複数のセルが区画、形成された未乾燥のハニカム成形体である未乾燥ハニカム成形体にマイクロ波を照射して、マイクロ波加熱することにより、前記未乾燥ハニカム成形体の内部及び外部から水を蒸発させて前記未乾燥ハニカム成形体を乾燥させて乾燥ハニカム成形体を得ることが可能なハニカム成形体の乾燥装置であって、
    前記未乾燥ハニカム成形体を収納する乾燥空間を有する乾燥室と、
    前記乾燥室に収納された未乾燥ハニカム成形体に照射する前記マイクロ波を発生させるマイクロ波発生装置と、
    前記マイクロ波発生装置によって発生されたマイクロ波を前記乾燥室に導入するための、複数の導波管と、を備え、
    前記乾燥室の側面には、前記マイクロ波発生装置によって発生したマイクロ波を内部の前記乾燥空間に導入するための複数のマイクロ波導入口が設けられており、
    前記マイクロ波導入口に、前記導波管が配置され、
    前記導波管は、前記乾燥室の前記乾燥空間に向けて照射口が2以上の異なった方向に向けて備えられているハニカム成形体の乾燥装置。
  2. 前記乾燥室の側面の前記マイクロ波導入口には、前記乾燥空間に向けて備えられる前記導波管を着脱可能に保持するためのフランジ部が形成されている請求項1に記載のハニカム成形体の乾燥装置。
  3. 前記導波管は、前記乾燥室内において前記マイクロ波の方向を変化させるために曲り形状とされ、前記乾燥室の前記フランジ部と着脱可能とするためのフランジ部を有し、前記乾燥室の前記フランジ部への取り付け方向によって、前記マイクロ波の照射の方向が可変である請求項2に記載のハニカム成形体の乾燥装置。
  4. 複数の前記ハニカム成形体を前記乾燥室に連続的に導入、排出する連続式乾燥装置であり、
    前記導波管の前記照射口の向きを、前記乾燥室における前記ハニカム成形体の搬送方向に対し、並行向きまたは垂直向きとして備える請求項1〜3のいずれか1項に記載のハニカム成形体の乾燥装置。
  5. 並行向きの割合が30〜70%である請求項4に記載のハニカム成形体の乾燥装置。
  6. 並行向きの前記導波管は、前記搬送方向の上流側向きの割合が40〜60%である請求項5に記載のハニカム成形体の乾燥装置。
  7. 複数の前記ハニカム成形体を前記乾燥室に連続的に導入、排出する連続式乾燥装置であり、
    前記導波管の前記照射口の向きを、前記乾燥室における前記ハニカム成形体の搬送方向に対し垂直向きと、前記垂直向きよりも上向き又は下向きの上下向きとし、そのうち上下向きの割合が30〜70%である請求項1〜3のいずれか1項に記載のハニカム成形体の乾燥装置。
  8. 上下向きの前記導波管は、上向きの割合が50%である請求項7に記載のハニカム成形体の乾燥装置。
  9. 請求項1〜8のいずれか1項に記載のハニカム成形体の乾燥装置を用いたハニカム成形体の乾燥方法であって、
    前記ハニカム成形体を前記照射口間の距離の2倍以上の間隔を空けて搬送するハニカム成形体の乾燥方法。
JP2010078166A 2010-03-30 2010-03-30 ハニカム成形体の乾燥装置、及び乾燥方法 Active JP5486374B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010078166A JP5486374B2 (ja) 2010-03-30 2010-03-30 ハニカム成形体の乾燥装置、及び乾燥方法
US13/042,740 US8186076B2 (en) 2010-03-30 2011-03-08 Drying apparatus and drying method for honeycomb formed body

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010078166A JP5486374B2 (ja) 2010-03-30 2010-03-30 ハニカム成形体の乾燥装置、及び乾燥方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011207113A true JP2011207113A (ja) 2011-10-20
JP5486374B2 JP5486374B2 (ja) 2014-05-07

Family

ID=44708701

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010078166A Active JP5486374B2 (ja) 2010-03-30 2010-03-30 ハニカム成形体の乾燥装置、及び乾燥方法

Country Status (2)

Country Link
US (1) US8186076B2 (ja)
JP (1) JP5486374B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020230707A1 (ja) * 2019-05-13 2020-11-19 タテホ化学工業株式会社 マイクロ波吸収組成物、マイクロ波吸収体及びマイクロ波加熱体

Families Citing this family (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5486374B2 (ja) * 2010-03-30 2014-05-07 日本碍子株式会社 ハニカム成形体の乾燥装置、及び乾燥方法
US8782921B2 (en) * 2012-06-28 2014-07-22 Corning Incorporated Methods of making a honeycomb structure
US8959793B2 (en) * 2013-03-14 2015-02-24 International Thermal Systems, Inc. Pin oven with a continuous U-shaped duct
US20140263296A1 (en) * 2013-03-15 2014-09-18 Nike, Inc. Customized Microwave Energy Distribution Utilizing Multiport Chamber
US9781778B2 (en) 2013-03-15 2017-10-03 Nike, Inc. Customized microwaving energy distribution utilizing slotted wave guides
US9955536B2 (en) 2013-03-15 2018-04-24 Nike, Inc. Customized microwave energy distribution utilizing slotted cage
US9277787B2 (en) 2013-03-15 2016-03-08 Nike, Inc. Microwave bonding of EVA and rubber items
EP2933591B1 (en) * 2014-04-16 2017-05-10 Europool S.r.l. Drying apparatus for drying containers
US20160075056A1 (en) * 2014-09-15 2016-03-17 Ching-Long Ong Fiber composite material microwave curing device with an endless conveyor belt and a method for curing composite material using the microwave curing device
CN111618988B (zh) * 2020-05-27 2021-05-04 德化县丽德家居用品有限公司 一种陶瓷加工用的干燥处理装置
CN114061294A (zh) * 2020-08-06 2022-02-18 宏硕系统股份有限公司 微波干燥装置及其处理箱
US11619446B2 (en) 2020-09-08 2023-04-04 Wave Power Technology Inc. Microwave drying device and processing box thereof
CN116222181B (zh) * 2023-04-25 2023-09-19 江苏万德环保科技有限公司 一种蜂窝式scr脱硝催化剂烘干机构

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6113497U (ja) * 1984-06-28 1986-01-25 日本碍子株式会社 マイクロ波加熱装置
JP2002283329A (ja) * 2001-01-16 2002-10-03 Denso Corp ハニカム成形体の製造方法及び乾燥装置
JP2004167809A (ja) * 2002-11-19 2004-06-17 Denso Corp セラミック成形体の乾燥方法及び乾燥装置
WO2005023503A1 (ja) * 2003-09-02 2005-03-17 Ngk Insulators, Ltd. ハニカム成形体の乾燥方法及び乾燥装置
JP2005265389A (ja) * 2004-03-22 2005-09-29 Asahi Glass Co Ltd ハニカム成形体の連続乾燥方法及びその連続乾燥装置
JP2009301764A (ja) * 2008-06-11 2009-12-24 Denso Corp マイクロ波加熱装置及びマイクロ波加熱方法

Family Cites Families (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3276138A (en) * 1962-09-21 1966-10-04 Miwag Mikrowellen Ag Microwave drying apparatus
US4629849A (en) 1984-06-28 1986-12-16 Ngk Insulators Ltd. Microwave heating device having a rotary reflector means in a heating chamber
DE4028720A1 (de) * 1989-09-28 1991-04-11 Interatom Keramischer wabenkoerper, enthaltend stoffe mit hoher dielektrozitaetskonstante
JP2000044326A (ja) 1998-07-28 2000-02-15 Ibiden Co Ltd セラミック成形体の乾燥方法及び乾燥装置
JP4131103B2 (ja) 2001-01-16 2008-08-13 株式会社デンソー ハニカム成形体の製造方法及び乾燥装置
JP4103984B2 (ja) 2001-01-16 2008-06-18 株式会社デンソー ハニカム成形体の製造方法及び乾燥装置
US6932932B2 (en) 2001-01-16 2005-08-23 Denso Corporation Method of fabricating honeycomb body
JP2003100441A (ja) * 2001-09-26 2003-04-04 Micro Denshi Kk マイクロ波連続加熱装置
US7117871B2 (en) * 2002-12-20 2006-10-10 R.J. Reynolds Tobacco Company Methods for manufacturing cigarettes
WO2007108076A1 (ja) * 2006-03-17 2007-09-27 Ibiden Co., Ltd. 乾燥装置、セラミック成形体の乾燥方法及びハニカム構造体の製造方法
JP2008134036A (ja) * 2006-03-17 2008-06-12 Ibiden Co Ltd 乾燥装置、セラミック成形体の乾燥方法及びハニカム構造体の製造方法
US8674275B2 (en) * 2007-06-29 2014-03-18 Corning Incorporated Method of fabricating a honeycomb structure using microwaves
JP4866889B2 (ja) * 2008-09-26 2012-02-01 日本碍子株式会社 ハニカム成形体の乾燥方法
US8545609B2 (en) * 2009-06-08 2013-10-01 7142871 Canada Inc. Microwave reactivation system for standard and explosion-proof dehumidification system
US8481900B2 (en) * 2009-11-25 2013-07-09 Corning Incorporated Methods for drying ceramic materials
KR20110102688A (ko) * 2010-03-11 2011-09-19 삼성전자주식회사 식각 근접 보정 방법, 이를 이용한 포토마스크 레이아웃의 형성 방법, 이를 수행하는 프로그래밍된 명령을 저장하는 컴퓨터에서 판독 가능한 저장 매체 및 마스크 이미징 시스템
JP5486374B2 (ja) * 2010-03-30 2014-05-07 日本碍子株式会社 ハニカム成形体の乾燥装置、及び乾燥方法

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6113497U (ja) * 1984-06-28 1986-01-25 日本碍子株式会社 マイクロ波加熱装置
JP2002283329A (ja) * 2001-01-16 2002-10-03 Denso Corp ハニカム成形体の製造方法及び乾燥装置
JP2004167809A (ja) * 2002-11-19 2004-06-17 Denso Corp セラミック成形体の乾燥方法及び乾燥装置
WO2005023503A1 (ja) * 2003-09-02 2005-03-17 Ngk Insulators, Ltd. ハニカム成形体の乾燥方法及び乾燥装置
JP2005265389A (ja) * 2004-03-22 2005-09-29 Asahi Glass Co Ltd ハニカム成形体の連続乾燥方法及びその連続乾燥装置
JP2009301764A (ja) * 2008-06-11 2009-12-24 Denso Corp マイクロ波加熱装置及びマイクロ波加熱方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020230707A1 (ja) * 2019-05-13 2020-11-19 タテホ化学工業株式会社 マイクロ波吸収組成物、マイクロ波吸収体及びマイクロ波加熱体

Also Published As

Publication number Publication date
JP5486374B2 (ja) 2014-05-07
US20110241263A1 (en) 2011-10-06
US8186076B2 (en) 2012-05-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5486374B2 (ja) ハニカム成形体の乾燥装置、及び乾燥方法
EP2083000B1 (en) Method for pretreating honeycomb formed article before firing
JP5388916B2 (ja) ハニカム成形体の乾燥方法
JP4842986B2 (ja) セラミックス成形体の乾燥方法
US20070144561A1 (en) Degreasing jig, method for degreasing ceramic molded body, and method for manufacturing honeycomb structured body
JP5368970B2 (ja) ハニカム成形体の乾燥方法及び乾燥装置
WO2007108076A1 (ja) 乾燥装置、セラミック成形体の乾燥方法及びハニカム構造体の製造方法
JP2005138288A (ja) マイクロ波乾燥法
CN101684046A (zh) 用于干燥蜂窝成形体的方法
US20180283784A1 (en) Method for manufacturing honeycomb structure
US20180283783A1 (en) Method for manufacturing honeycomb structure
JP5362550B2 (ja) ハニカム成形体の乾燥方法
JP5345437B2 (ja) ハニカム成形体の乾燥方法
WO2021166191A1 (ja) セラミックス成形体の誘電乾燥方法及び誘電乾燥装置、並びにセラミックス構造体の製造方法
JP7296926B2 (ja) セラミックス成形体の誘電乾燥方法及びセラミックス構造体の製造方法
KR20120063978A (ko) 대형 허니컴 성형체의 내부크랙 방지를 위한 세라믹스 압출 금형 구조 및 그를 이용한 대형 허니컴 성형체의 제조방법
JP6989723B1 (ja) セラミックス成形体の誘電乾燥方法及び誘電乾燥装置、並びにセラミックス構造体の製造方法
WO2021166190A1 (ja) セラミックス成形体の誘電乾燥方法、セラミックス構造体の製造方法、及び補助電極部材
JP4768044B2 (ja) Si結合SiCセラミックスの焼成方法
JP2018162180A (ja) ハニカム構造体の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20121119

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130829

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130910

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140218

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140221

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5486374

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150