JP2011206131A - 電気掃除機 - Google Patents

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Abstract

【課題】空気清浄効果に優れ、しかも商用電源電圧が変動した場合においても、オゾン濃度の増加を防止し、使用者に不快感を与えない電気掃除機を提供する。
【解決手段】電動送風機2とは分離された場所に配され、高電圧が印加される針状放電極25と針状放電極25を冷却して水分をそれに結露させるペルチェ素子23からなり、針状放電極25に高電圧を印加させナノイーを発生させるナノイー発生手段33と、ナノイーを排出する送風ファン35と、商用電源電圧を検知する商用電源電圧検知手段29を備え、商用電源電圧が所定の値より高い場合、針状放電極25に印加する高電圧を間欠制御するもので、商用電源電圧が変動して針状放電極25に印加される電圧値が高くなり、発生するオゾン濃度が増加した場合でも、針状放電極25に印加する高電圧を間欠制御することで、オゾン濃度の増加を防止して、使用者に不快感を与えなくすることができる。
【選択図】図3

Description

本発明は、電気掃除機に関するもので、特に、空気清浄効果の高い電気掃除機に関するものである。
従来のこの種の電気掃除機として、高電圧の放電極で構成され、イオンを放出させるイオン発生器と、塵埃を捕集する不織布を用いた集塵袋を内蔵する電気掃除機本体と、前記電動送風機に連通し塵埃を吸引する吸込具を備え、前記電動送風機の排気で、イオンを部屋中に放出し、室内で対流させる事で、浮遊する塵埃を帯電させ、前記不織布を用いた集塵袋で、前記イオンで帯電された塵埃を捕集するようにしたものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、ナノメータサイズのマイナスイオンは、被付着物に付着すると、該被付着物の脱臭、除菌を行う脱臭、除菌作用を果たすことが知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開2008−212389号公報 特開2006−68711号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載されたような従来の電気掃除機の構成では、イオンの帯電した室内に浮遊する微細塵埃が床面に落下するまでには時間を必要とするため、空気清浄効果が不十分な電気掃除機となっていた。
本発明は、上記従来の課題を解決するものであって、空気清浄効果に優れ、しかも商用電源電圧が変動した場合においても、オゾン濃度の増加を防止し、使用者に不快感を与えない電気掃除機を提供することを目的とするものである。
前記従来の課題を解決するために、本発明の電気掃除機は、吸引風を発生する電動送風機と、前記電動送風機とは分離された場所に配されると共に、高電圧が印加される放電極と前記放電極を冷却して水分を前記放電極に結露させる放電極冷却手段からなり、前記放電極に商用電源の電圧を利用して高電圧を印加させイオンミスト(以下、ナノイーと呼ぶ)を発生させるナノイー発生手段と、前記ナノイーを排出する送風ファンと、商用電源電圧を検知する商用電源電圧検知手段を備え、前記商用電源電圧検知手段により検知した電圧値が所定の値より高い場合、前記放電極に印加する高電圧を間欠制御するもので、微粒子水の質量を室内の浮遊塵埃に付加して床面への落下を早くし、掃除中の吸込具から吸い取る捕集率を向上させ、また、商用電源電圧が変動して放電極に印加される電圧値が高くなり、放電により発生するオゾン濃度が増加した場合でも、前記放電極に印加する高電圧を間欠制御することで、オゾン濃度の増加を防止することができ、使用者に不快感を与えなくすることができる。
本発明の電気掃除機は、微粒子水の質量を室内の浮遊塵埃に付加して床面への落下を早
くし、掃除中の吸込具から吸い取る捕集率を向上させ、ナノイーの付着した塵埃の脱臭、除菌に効果を果たし、空気清浄効果を良好にするとともに、オゾン濃度の増加を防止することができる。
本発明の実施の形態1における電気掃除機の全体斜視図 同電気掃除機の断面図 同電気掃除機の制御ブロック図 同電気掃除機のナノイー発生装置の斜視外観図 同電気掃除機の空気清浄効果を示すグラフ
第1の発明は、吸引風を発生する電動送風機と、前記電動送風機とは分離された場所に配されると共に、高電圧が印加される放電極と前記放電極を冷却して水分を前記放電極に結露させる放電極冷却手段からなり、前記放電極に商用電源の電圧を利用して高電圧を印加させイオンミスト(以下、ナノイーと呼ぶ)を発生させるナノイー発生手段と、前記ナノイーを排出する送風ファンと、商用電源電圧を検知する商用電源電圧検知手段を備え、前記商用電源電圧検知手段により検知した電圧値が所定の値より高い場合、前記放電極に印加する高電圧を間欠制御するもので、微粒子水の質量を室内の浮遊塵埃に付加して床面への落下を早くし、掃除中の吸込具から吸い取る捕集率を向上させ、また、商用電源電圧が変動して放電極に印加される電圧値が高くなり、放電により発生するオゾン濃度が増加した場合でも、前記放電極に印加する高電圧を間欠制御することで、オゾン濃度の増加を防止することができ、使用者に不快感を与えなくすることができる。
第2の発明は、特に、第1の発明の商用電源電圧検知手段により検知した電圧値に応じて、放電極に印加する高電圧の間欠制御の間欠周期を変動させるもので、安定してオゾン濃度の増加を防止でき、さらにナノイー発生量の減少も防止することができる。
第3の発明は、特に、第1または第2の発明において、前記電動送風機を収納する空間と前記ナノイー発生手段を収納する空間を連通する連通経路と、前記連通経路に流れる風量を検知する風量検知手段を備え、前記風量検知手段により検知した風量が所定の値より高い場合、前記放電極に印加する高電圧を間欠制御するもので、微粒子水の質量を室内の浮遊塵埃に付加して床面への落下を早くし、掃除中の吸込具から吸い取る捕集率を向上させ、また、商用電源電圧が変動して前記放電極に印加される電圧値が高くなって、放電により発生するオゾン濃度が増加した場合でも、前記風量検知手段により、商用電源電圧が高くなることによって増加した排気の風量を検知し、前記放電極に印加する高電圧を間欠制御することで、オゾン濃度の増加を防止することができ、使用者に不快感を与えなくすることができる。
第4の発明は、特に、第3の発明の風量検知手段により検知した風量に応じて、放電極に印加する高電圧の間欠制御の間欠周期を変動させるもので、安定してオゾン濃度の増加を防止でき、さらにナノイー発生量の減少も防止することができる。
第5の発明は、特に、第1〜第4の発明の商用電源電圧検知手段により検知した電圧値、または風量検知手段により検知した風量に応じて、送風ファンの出力を変化させるもので、例えば、商用電源電圧検知手段により検知した電圧値、または風量検知手段により検知した風量が所定値よりも大きい場合、前記送風ファンの出力を上げることで、より早くオゾンを拡散し、オゾン濃度の増加を防止することができ、使用者に不快感を与えなくすることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における電気掃除機の全体斜視図、図2は、同電気掃除機の断面図、図3は、同電気掃除機の制御ブロック図、図4は、同電気掃除機のナノイー発生装置の斜視外観図、図5は、同電気掃除機の空気清浄効果を示すグラフである。
図1〜4において、本実施の形態における電気掃除機の電気掃除機本体1は、後部に吸引風を発生する電動送風機2を内蔵し、その前部に、着脱自在で塵埃を捕集するエレクトレット加工された集塵袋3を配置している。集塵袋3の材質は、ポリプロピレン等の熱可塑性繊維で構成されており、空気等の摩擦で帯電することになる。
電気掃除機本体1の後方下部の両側に、1対の走行用の車輪4が回転自在に取着され、底面前部には、同じく走行用のキャスター5が取着されている。電気掃除機本体1に着脱自在に接続されるホース8の手元には操作手段6があり、各種の動作モード(例えば強・中・弱・切等の吸込み力)を選択できるようになっている。
ホース8の電気掃除機本体1との接続部には、塵埃検出手段7が設置されている。塵埃検出手段7は、発光素子7aと受光素子7bを互いに対向させて配置して構成され、発光素子7aと受光素子7bの間を塵埃が通過すると、一時的に受光素子7bによる受光が遮られて、パルス波形が発生する。
そして、ホース8の片方は、伸縮自在或いは継ぎ自在の延長管9に接続される。延長管9は、掃除面に接して被掃除面の塵埃等を吸引するための吸込具10と接続される。吸込具10は、被掃除面の塵埃を掻き上げる回転ブラシ11と、回転ブラシ11をベルト12を介して回転駆動する電動機13を内蔵している。
電動送風機2を収納する収納空間20とは、樹脂等で分離された上方空間部21に、ナノメータサイズの微粒子水で包まれたマイナスイオンを発生させる為のナノイー制御手段22と、放電極冷却手段であるペルチェ素子23、放熱フィン24、後述の電極などからなるナノイー発生手段33と、マイナスイオンミストを部屋中に放出し、拡散させるための気流を起こす送風ファン35が収納され、各々が保持固定されている。
ナノイー発生手段33は、図4に示すように、針状放電極25とアース電極26が保持固定されており、針状放電極24は、電気的には絶縁されているが、温度伝達的にペルチェ素子23と接続されていて、ペルチェ素子23の電圧印加によって、針状放電極24が冷却される。さらに、ペルチェ素子23は、放熱フィン24とも温度伝達的に接続されており、針状放電極25の冷却と相殺される発熱を放熱フィン24に放熱するようになっている。
ナノイー制御手段22は、針状放電極25とアース電極26間に高圧を印加させる高圧発生手段27と、針状放電極25を冷却させるペルチェ素子23に電圧を印加する直流電源手段28があり、針状放電極25に周辺の水分が結露する温度に制御させている。なお、高圧発生手段27は、商用電源電圧を利用して高電圧を発生させている。
この構成により、ナノイー発生手段33の高電圧(例えば約6000V)を印加された針状放電極25は、内蔵するペルチェ素子23のペルチェ効果によって冷却されて、空気中の水分を結露させ、コロナ放電によって微粒子水で包まれたマイナスイオンの微細粒子(例えば、直径で略5〜20nmのマイナスイオンミスト)(以下「ナノイー」という)
が発生するものである。
送風ファン35は、ナノイーを部屋中に放出し、拡散させるための気流を起こす放出手段で、室内の空気を取り入れ口36より取り込み、ナノイー発生手段33に送風し、ナノイー放出口37よりナノイーを部屋に放出する。38は、電動送風機2の排気を排出させる主排気口であり、放出されたナノイーを室内に拡散させる気流を発生させる。
ここで、電動送風機2の収納空間20と上方空間部21とを連通させる連通経路30(連通穴でもよい)があり、電動送風機2の排気の一部が、ナノイー発生手段33を経由して、ナノイー放出口37より放出されるようになっている。また、連通経路30に流れる排気風の風量を検知する風量検知手段55が備えられている。
図3は、この電気掃除機の制御ブロック図で、31は電動送風機2を駆動するための双方向性サイリスタなどで構成された電動送風機駆動手段であり、電動送風機2を位相制御し吸込み力を可変させる。32は、回転ブラシ11をベルト12を介して回転駆動する電動機13を位相制御するための電動機駆動手段である。15はマイクロコンピュータなどで構成される制御手段である。
制御手段15は、使用者が操作する操作手段6のスイッチ操作情報を取り込み、その情報をもとに、電動機駆動手段32および電動送風機駆動手段31へ位相制御するための点弧パルスを出力する制御を行う。40は、ナノイー制御手段22を動作させるナノイー駆動手段で、制御手段15が駆動することで、ナノイー制御手段22に電力が供給される。ナノイー制御手段22に電力が供給されると、高圧発生手段27によって針状放電極25とアース電極26間に高電圧を印加し、さらに放電極冷却手段であるペルチェ素子23に電圧を印加する。また、29は、商用電源の電圧を検知する商用電源電圧検知手段であり、検知した電圧値を、ナノイー駆動手段40にフィードバックし、その電圧値に応じて高圧発生手段27から針状放電極25とアース電極26間に印加する高電圧を間欠制御する。
以上のように構成された本実施の形態における電気掃除機について、以下その動作、作用を説明する。
使用者が、操作手段6を操作し、例えば、動作モードの一つである「中」を選択すると、制御手段15は、操作手段6からの情報を基に、電動送風機駆動手段31及び電動機駆動手段32に予め定められた信号を送り、電動送風機2及び電動機13を駆動させる。そして、制御手段15は、送風ファン35を動作させ、送風ファン35は、取り入れ口36に取り外し可能に設けられたフィルター51によって塵埃が取り除かれた室内の空気を取り入れ口36より取り込み、ナノイー発生手段33を経由してナノイー放出口37より放出される。
次に、制御手段15は、ナノイー駆動手段40に信号を送り、ナノイー制御手段22に電力が印加される。電力が印加されたナノイー制御手段22は、高圧発生手段27にて高圧を出力し、その高圧がナノイー発生手段33の針状放電極25とアース電極26間に印加される。
また、直流電源手段28にて、ペルチェ素子23に電圧を出力して、針状放電極25を冷却させる。針状放電極25が冷却されると、周辺の水分が結露して、針状放電極25に水が生成され、水に高電圧が印加されると、ナノイーを発生する。
ナノイーは、マイナスイオン単独で存在する場合より空気中に長時間(マイナスイオン
の約6倍の寿命で)存在することが可能であり、且つ、ナノメータサイズと非常に小さいので、空気中に長時間浮遊できると共に、拡散性が高いので、室内に満遍なく浮遊する。そして、ナノイーが塵埃に付着すると、微粒子水の質量が付加されて塵埃の床面への落下を早くすることができる。
ここで、商用電源電圧が変動し、高圧発生手段27から針状放電極25とアース電極26間に印加される高圧が大きくなり、放電によって発生するオゾン濃度が増加すると、樹脂の劣化を加速させたり、オゾン濃度が濃い状態のまま排出されると、呼吸器系統、眼、粘膜等への刺激を与えたりするが、本実施の形態では、商用電源電圧検知手段29により検知した電圧値が所定値より高い場合、高圧発生手段27から印加する高圧を間欠制御することで、オゾン濃度の増加を防止することができる。さらに、検知した電圧値の大きさに応じて、間欠制御の間欠周期を、例えば検知した電圧値が大きいときは間欠周期を長くし、検知した電圧値が小さいときは間欠周期を短くすることで、安定してオゾン濃度の増加を防止でき、またナノイー発生量の減少も防止することができる。
なお、商用電源電圧の変動により電動送風機2の出力も変化し、それによって連通経路30を流れる風量も変化するため、風量検知手段55によって検知した風量に応じて高電圧を間欠制御することも可能である。また、検知風量に応じて間欠制御の間欠周期を変動させることもできる。このとき、送風ファン35の風量に加え、連通経路30からナノイー放出口37に流れる排気風量も追加されるため、さらに早くオゾンを拡散することもできる。
また、高電圧の間欠制御にあわせて、商用電源電圧検知手段29により検知した電圧値、または風量検知手段55により検知した風量が、所定値よりも大きい場合、送風ファン35の出力を上げることで、より早くオゾンを拡散することも可能である。
発生したナノイーは、送風ファン35や、電動送風機2の排気の一部の風量によってナノイー放出口37より排出される。ナノイー放出口37から放出されたナノイーは、送風ファン35の送風と電動送風機2の排気によって室内に拡散され、室内に浮遊する微細な塵埃に付着帯電して、床面に早く落下させることができる。
落下したナノイーの付着帯電した塵埃は、吸込具10から吸引され、延長管9、ホース8を通過した後、エレクトレット加工された集塵袋3に捕集される。
また、ナノメータサイズのナノイーは、反応性が高く、臭い成分に作用して無臭成分に分解する能力を持つことが知られており、室内のカーテンや浮遊塵埃等の脱臭の効果が得られると共に、室内に浮遊または付着しているアレルゲン、ウイルス等の不活化やカビ、細菌等の殺菌に対しても高い効果も得られる。
ここで、従来の電気掃除機と本実施の形態における電気掃除機を用いて、空気清浄機の規格JEM1467の試験法に準じた試験結果を示す。試験は、20〜30mの測定室内でタバコ吸煙機でタバコ5本を発煙させ、タバコ吸煙機と同程度の撹拌ファン(図示せず)を運転させながら濃度分布を一定にする。その後、電気掃除機を運転させながら、粒子径0.3μmのタバコの煙の減衰率を時間毎に測定するものである。
図5が、試験結果をグラフにしたもので、運転時間5分後の比較では、本実施の形態における電気掃除機の除去率が、従来の電気掃除機より約20%良い結果であった。これは従来の電気掃除機に比べ、タバコの煙をより早く床面に沈降させて、集塵していることが、グラフより読み取れる。
今回用いたタバコの煙も浮遊塵埃のひとつであるが、浮遊塵埃としては、様々な粒子径の物が存在し、最大では約1μmの大きさの物まで存在する。また、沈降性塵埃でも花粉等は、数十μmの粒子径で浮遊している時間も長い。浮遊している粒子径の大きなものほど、より多くのマイナスイオンミストが付着帯電できるので、床面へのより早い沈降が期待できるものである。
以上のように、本実施の形態によれば、電動送風機2の収納空間20とナノイー発生手段33の上方空間部21を分離し、送風ファン35と、送風ファン35の風量よりも極めて小さい電動送風機2からの風量が得られる連通経路30を設けることで、ナノイー発生手段33の空間の温度を上げることがなく、微粒子水の質量を浮遊塵埃に付加して床面への落下を早くし、掃除中の吸込具10から吸い取ることができる捕集率を向上させるナノイーを安定して排出することができる。
また、商用電源電圧が変動して針状放電極25に印加される電圧値が高くなり、放電により発生するオゾン濃度が増加した場合でも、印加する高電圧を間欠制御することで、オゾン濃度の増加を防止することができ、使用者に不快感を与えなくすることができる。
なお、従来のように、ナノイーをイオンのように電動送風機2の排気で放出すると、電動送風機2の熱によって、ミストが消滅し効果が得られなくなってしまうが、本実施の形態では、送風ファン35で外気を取り込み、熱のない空気でナノイーを排出することで、安定してナノイーの効果を得ることができる。
以上のように、本発明にかかる電気掃除機は、空気清浄効果の優れた各種家庭用、業務用電気掃除機等に広く適用できる。
2 電動送風機
22 ナノイー制御手段
23 ペルチェ素子(放電極冷却手段)
25 針状放電極(放電極)
29 商用電源電圧検知手段
33 ナノイー発生手段
35 送風ファン

Claims (5)

  1. 吸引風を発生する電動送風機と、前記電動送風機とは分離された場所に配されると共に、高電圧が印加される放電極と前記放電極を冷却して水分を前記放電極に結露させる放電極冷却手段からなり、前記放電極に商用電源の電圧を利用して高電圧を印加させイオンミスト(以下、ナノイーと呼ぶ)を発生させるナノイー発生手段と、前記ナノイーを排出する送風ファンと、商用電源電圧を検知する商用電源電圧検知手段を備え、前記商用電源電圧検知手段により検知した電圧値が所定の値より高い場合、前記放電極に印加する高電圧を間欠制御することを特徴とした電気掃除機。
  2. 商用電源電圧検知手段により検知した電圧値に応じて、放電極に印加する高電圧の間欠制御の間欠周期を変動させることを特徴とした請求項1に記載の電気掃除機。
  3. 前記電動送風機を収納する空間と前記ナノイー発生手段を収納する空間を連通する連通経路と、前記連通経路に流れる風量を検知する風量検知手段を備え、前記風量検知手段により検知した風量が所定の値より高い場合、前記放電極に印加する高電圧を間欠制御することを特徴とした請求項1または2に記載の電気掃除機。
  4. 風量検知手段により検知した風量に応じて、放電極に印加する高電圧の間欠制御の間欠周期を変動させることを特徴とした請求項3に記載の電気掃除機。
  5. 商用電源電圧検知手段により検知した電圧値、または風量検知手段により検知した風量に応じて、送風ファンの出力を変化させることを特徴とした請求項1〜4のうちの何れか1項に記載の電気掃除機。
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