JP2011206070A - ティシュペーパー製品用二次原反ロールの製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】複数の一次原反ロールJRから繰り出される一次連続シートS11、S12をその連続方向に沿って積層して積層連続シートS2とする積層工程(51)と、積層連続シートS2に対して薬液を塗布する薬液塗布工程(53)と、積層連続シートS2をティシュペーパー製品の製品幅又はその複数倍幅となるようにスリットするスリット工程(55)と、スリットされた各積層連続シートS2を同軸で巻取ってティシュペーパー製品の製品幅又はその複数倍幅の複数の二次原反ロールRを形成する巻取り工程(56)と、を有するティシュペーパー製品用二次原反ロールの製造方法とする。
【選択図】図11
Description
プライマシンで製造された二次原反ロールは、プライマシンから取り出された後、必要な数だけマルチスタンド式インターフォルダにセットされる。次いで、二次原反ロールから二次連続シートを繰り出して、折畳機構部へ送り込み、ここで折り畳みながら積み重ね、その後、所定の長さに切断されてティシュペーパー束とし、収納箱内に収納する。
このようなマルチスタンド式インターフォルダを用いた製造方法は、他の折り畳み設備を用いた製造方法に比べて、多数(通常80〜100基)の折畳み機構を有しているため生産性が高いという利点を有している。
しかし、マルチスタンド式インターフォルダを用いた製造方法で製造する場合、プライマシンやマルチスタンド式インターフォルダとは別に薬液付与工程を設けると、原反の移送の手間や多大な設備コストがかかってしまうという問題がある。また、薬液付与工程をマルチスタンド式インターフォルダ内に設けると、薬液を付与するティシュペーパー製品を製造するラインと、薬液を付与しないティシュペーパー製品を製造するラインとを別々に設ける必要があった。
他方、紙粉の混入が抑制され、もって安定して薬液を付与できるようにしたものである。
〔請求項1記載の発明〕
一次原反ロールから連続的にティシュペーパー製品用の複数の二次原反ロールを製造するティシュペーパー製品用二次原反ロールの製造方法であって、
複数の一次原反ロールから繰り出される一次連続シートをその連続方向に沿って積層して積層連続シートとする積層工程と、
積層連続シートに対して薬液を付与する薬液塗布工程と、
積層連続シートをティシュペーパー製品の製品幅又はその複数倍幅となるようにスリットするスリット工程と、
スリットされた各積層連続シートを同軸で巻取ってティシュペーパー製品の製品幅又はその複数倍幅の複数の二次原反ロールを同時に形成する巻取り工程とを有し、
薬液塗布工程がインクジェット形式によって薬液を噴射する工程であり、積層連続シートの各表面に対しインクジェット形式によって薬液を噴射してそれぞれ薬液を付与することを特徴とするティシュペーパー製品用二次原反ロールの製造方法。
薬液塗布工程とスリット工程との間に、受けロールとコロとの間で積層連続シートを挟んで、積層連続シートに対して層間剥離を防止するライン状の接合部分を形成する接合工程を設け、
前記薬液塗布工程が、それぞれインクジェット形式によって薬液を噴射する少なくとも2つの薬液付与部により薬液を付与する工程とされ、一方の薬液付与部が前記コロと接するシートの側に位置し、他方の薬液付与部が他のシートの側に位置していて、一方の薬液付与部の塗布量を他方の薬液付与部の塗布量より少なくすることを特徴とする請求項1に記載のティシュペーパー製品用二次原反ロールの製造方法。
前記薬液塗布工程においてインクジェット形式とされて薬液が噴射されるインクジェットヘッドが用いられ、
このインクジェットヘッドが、
複数のノズル孔を並べて設けているノズル板と、
ノズル孔から射出する為の薬液を一時的に貯める流体室と、
この流体室を挟んでノズル板と対向する部分に配置された振動板と、
この振動板に当接して流体室に配置される圧電素子と、
を有することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のティシュペーパー製品用二次原反ロールの製造方法。
本発明では、ティシュペーパー製品用二次原反ロールの製造方法における積層連続シートに対して薬液を付与するようになっている。このため、プライマシンやマルチスタンド式インターフォルダとは別に薬液塗布工程を設ける場合と比較して、設備コストを低く抑えることができると共に、製造工程を削減できることから製造時の効率化につながる。また、薬液を付与しないティシュペーパー製品を製造する場合は、ティシュペーパー製品用二次原反ロールの製造工程から薬液塗布工程を省略するだけで良いため、設備の切り替えが容易にできる。
これに対し、電子制御でノズルから噴射する粒子を1個単位で噴射する、噴射しないをコントロールできるインクジェット方式では、幅方向、流れ方向での塗布量調整が容易かつ瞬時に行なうことが可能であり、印刷方式やスプレー塗布より有利となる。
さらに、塗布前の二次原反の品質に応じて、塗布後の品質が流れ方向、幅方向に均一になるように、プライ原反ロール毎、あるいはプライロール薬液塗布の途中であっても調整が可能であり、より均一な製品品質を得ることが可能である。
尚、積層連続シートに対して層間剥離を防止する為の接合工程としては、圧着や接着等の手段であっても良いが、接合工程を例えば積層連続シートに対してライン状のコンタクトエンボスを施すコンタクトエンボス工程としても良い。このようなコンタクトエンボス工程が、薬液塗布工程とスリット工程との間に存在している場合、このコンタクトエンボス工程を実施するに際しては、受けロールとコロとの間で積層連続シートを挟んで、コンタクトエンボスを施すことになる。
また、コンタクトエンボス工程がスリット工程後であると、製品幅にスリットの入った積層連続シートに対してコンタクトエンボスを付与することとなるため、連続する製品幅の積層シートの端部に2箇所(2ライン)のコンタクトエンボスがなされることになる結果として、スリットしないライン全幅でのコンタクトエンボス加工と比較し断紙しやすくなる。
この一方、例えば接合の一種であるコンタクトエンボス加工用のコロと対向する積層連続シートの面側の塗布量をコロと非対向とされる他の面側の塗布量に対して少なくすることで、薬液塗布工程後のコンタクトエンボス加工の際にも、紙が破れにくくなる利点がある。
また、インクジェット方式を用いた場合には、エンボスコロと接する塗布面のスリット及びコンタクトエンボスを施す幅方向の部分について薬液塗布量を相対的に少なくして、薬液を塗布することも可能である。この場合、スリット及びコンタクトエンボス加工を施す部分で、塗布後の紙の紙力低下を少なくし、また薬液がスリッターおよびエンボスコロへ逆転写することがないように塗布量を調整することが可能なため、高速加工適性に優れるというメリットがある。
以上より、圧電素子に電圧を加えることによって、確実に薬液が積層連続シートに噴射されるようになる。
〔一次原反ロールの製造方法〕
一次原反ロールの製造方法の一例を、図1を参照しつつ説明する。
図1に示すように、ワイヤーパートを経た湿紙Wがボトムフェルト111に載せられて移送され、その後、トップフェルト110及びボトムフェルト111に挟持されたまま、トップロール112とボトムロール113の間を通過し搾水される。その後、搾水された湿紙Wは、トップフェルト110に載せられた状態で、タッチロール116を介してヤンキードライヤー115の表面に付着させられる。そして、湿紙Wは、ヤンキードライヤー115によって乾燥され、ドクターブレード117により引き剥がされた後、巻き取られることで一次原反ロールJRとされる。
この抄紙に際しては、例えば、分散剤、乾燥紙力増強剤、湿潤紙力増強剤、柔軟剤、剥離剤、接着剤、苛性ソーダ等のpH調整剤、消泡剤、防腐剤、スライムコントロール剤、染料、などの適宜の薬品を添加することができる。
なお、本一次原反ロールの製造方法においては、ドクターブレード117により引き剥がされた後でカレンダー手段118によって平滑化処理を施すこともできる。
図11に示すように、本発明に係るティシュペーパー製品用二次原反ロールの製造設備X1(プライマシンX1)は、上述の製造方法などで製造された一次原反ロールJRを、少なくとも2つ以上セット可能とされており、これらの一次原反ロールJRから繰り出した一次連続シート(図示例ではS11、S12)を、その連続方向に沿って積層して積層連続シートS2とするプライ手段51を有している。
ティシュペーパー製品用二次原反ロールの製造設備X1には、積層連続シートS2をカレンダー処理するカレンダー手段52を一つ以上設けることもできる。
カレンダー手段52におけるカレンダーの種別は、特に限定されないが、表面の平滑性向上と紙厚の調整の理由からソフトカレンダー又はチルドカレンダーとすることが好ましい。ソフトカレンダーとは、ウレタンゴム等の弾性材を被覆したロールを用いたカレンダーであり、チルドカレンダーとは金属ロールからなるカレンダーの事である。
カレンダー手段52の数は、適宜変更することができる。複数設置すれば加工速度が速くとも十分に平滑化できるという利点を有する一方、一つであるとスペースが狭くとも設置可能であるという利点を有する。
二つ以上のカレンダー手段52を設置する場合、水平方向、上下方向、或いは斜め方向に並設することができ、また、これらの設置方向を組み合わせて配置しても良い。水平方向に並設すると、抱き角度を小さくなるため加工速度が高速とすることができ、上下方向に並設すると設置スペースを小さくすることができる。なお、ここで言う抱き角度とはロールの軸中心から見てシートが接している間(軸と直行する断面の円弧の一部)の角度を意味している(以下同じ)。
カレンダー処理条件におけるカレンダー種別、ニップ線圧、ニップ数なども制御要因として抄紙を行うようにし、これらの制御要因は、求めるティシュペーパーの品質すなわち紙厚や表面性によって適宜変更することが好ましい。
また、カレンダー手段52の設置位置は特に限定されないが、プライ手段51の後段であって且つ薬液塗布手段53の前段や、薬液塗布手段53の後段であって且つコンタクトエンボス手段54の前段とすることができる。
本実施形態に係るティシュペーパー製品用二次原反ロールの製造設備又は製造方法においては、薬液を積層連続シートS2の両面に塗布する場合、両面の合計の薬液塗布量は、1.5〜5.0g/m2とされ、好ましくは2.0〜4.5g/m2とされ、より好ましくは2.5〜4.0g/m2とされる。5.0g/m2超過であると、紙力低下や伸びなどにより断紙したり、ワインディングドラムで巻き取りの際に巻きズレを起こしたり、また品質的にべたつき感が過ぎる場合も出てくる。1.5g/m2未満であると滑らかさやしっとり感など未塗布品との品質差を感じられなくなってしまう。
なお、両塗布面への塗布量に差がある場合、塗布後にプライ原反で保管されてから折り加工されるまでの時間(8時間以上)に、両塗布面は接していることから、次第に両者の薬液量は均等化していき表裏差は小さくなる。
つまり、インクジェット形式は、加工速度が高速であっても塗布量を安定させることができ、また、一つのロールで幅広い薬液の粘度を安定的に塗布することができる。
インクジェットヘッドと紙との間隙は、インクジェット粒子が到達でき、かつ紙とヘッドが接触しない範囲であればよいが、高速操業とした場合には、紙の走行方向に沿って流れる気流がインクジェット粒子の紙への到達を妨害することを考慮し、その間隙を数mm〜30mm程度に設定することが適当である。
ここでは、インクジェット形式による印刷の一例を説明する。
図11及び図12に示すように、本形態では、インクジェット形式とされる一方の薬液塗布部53Aが、後述するコンタクトエンボス手段54のコロ54Aと対向し且つ、前述のワインディングドラム56Aとも対向する積層連続シートS2の面側に位置している。この薬液塗布部53Aは薬液の入っているタンク61Aを有していて、このタンク61Aが薬液を噴射し得るインクジェットヘッド62Aに配管を介して接続された構造とされている。これに伴って、このタンク61Aから供給ポンプ(図示しない)によりインクジェットヘッド62Aに薬液を供給するようになっている。
そして、図14に示すように、このインクジェットヘッド62A内には、噴射ユニット65が各ノズル孔に対応して複数配置されている。つまり、この噴射ユニット65は、ノズル孔64から射出する為の薬液を一時的に貯める流体室66と、この流体室66を挟んでノズル板63と対向する部分に配置された振動板67と、この振動板67に当接して流体室66外に配置され且つピエゾ素子等により形成される圧電素子68とにより、構成されている。
従って、タンク61Bからインクジェットヘッド62Bに供給された薬液は、前述と同様に各ノズル孔54から一斉に噴射されることで、積層連続シートS2の他方の面における幅分全体に亘って、この薬液が塗布されことになる。
塗布する薬液について、粘度は高速加工を行う観点から40℃で1〜700mPa・sとする。より好ましくは50〜400mPa・s(40℃)とする。薬液の成分はポリオールを70〜90%、水分を1〜15%、機能性薬品を0.01〜22%含むものとする。
ポリオールはグリセリン、ジグリセリン、プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、ポリエチレングリコール、およびその誘導体等の多価アルコール、ソルビトール、グルコース、キシリトール、マルトース、マルチトール、マンニトール、トレハロース等の糖類を含む。
機能性薬剤としては、柔軟剤、界面活性剤、無機および有機の微粒子粉体、油性成分などがある。柔軟剤、界面活性剤はティシューに柔軟性を与えたり表面を滑らかにする効果があり、アニオン性界面活性剤、カチオン性界面活性剤及び両性イオン界面活性剤を適用する。無機および有機の微粒子粉体は表面を滑らかな肌触りとする。油性成分は滑性を高める働きがあり、流動パラフィン、セタノール、ステアリルアルコール、オレイルアルコール等の高級アルコールを用いることができる。
また機能性薬剤としてポリオールの保湿性を助けたり、維持させる薬剤として親水性高分子ゲル化剤、コラーゲン、加水分解コラーゲン、加水分解ケラチン、加水分解シルク、ヒアルロン酸若しくはその塩、セラミド等の1種以上を任意の組合せ等の保湿剤を加えることができる。
また機能性薬剤として香料、各種天然エキス等のエモリエント剤、ビタミン類、配合成分を安定させる乳化剤、薬液の発泡を抑え塗布を安定させるための消泡剤、防黴剤、有機酸などの消臭剤を適宜配合することができる。さらには、ビタミンC、ビタミンEの抗酸化剤を含有させてもよい。
上記成分のうち、グリセリン、プロピレングリコール等の多価アルコールを主成分とすることが、薬液の粘度、塗布量を安定させる上で好ましい。
薬液塗布時の温度は30℃〜60℃、好ましくは35℃〜55℃とすることが好ましい。
ティシュペーパー製品用二次原反ロールの製造設備X1には、積層連続シートS2に対してコンタクトエンボスを付与するコンタクトエンボス手段54を設けることができる。
ここで、コンタクトエンボス手段54は、図15に示すように、金属ロール又は弾性ロールである受けロール54Bと表面に細かい凸部54Cを有する金属製で硬質のコロ54Aとが所定の圧力を有して相互に外周面同士を当接しつつ、それぞれ回転可能に設置されている。そして、積層連続シートS2におけるティシュペーパー製品の幅方向中央に該当する部分に対して、左右各2つずつ存在する凸部54Cと、受けロール54Bとの間で積層連続シートS2を挟みつつ搬送することで、積層連続シートS2に対して、積層連続シートS2の連続方向に沿って層間剥離を防止するライン状のコンタクトエンボスCEを施すようになっている。
尚、このコンタクトエンボスCEを施すコロ54Aと対向した側の面を外周側として前述の巻取り手段56が、積層連続シートS2を巻取ることになる。
なお、コンタクトエンボス手段54の設置箇所は特に限定されないが、薬液付与手段53の後段であって且つスリット手段55の前段や、カレンダー手段52の後段であって且つ薬液付与手段53の前段とすることが考えられる。つまり、カレンダー手段52の後段であって且つスリット手段55の前段の何れかの箇所で有ればよいことになる。
さらに、接合する為の手段としては上記例に限定されず、凸部の先端形状が、点状、正方形、長方形、円形、楕円形等の形状のものをコロとして用いても良く、凸部の先端形状が、細長い線状、細く斜めに伸びる線状等のものをコロとして用いても良い。
他方、凸部の配列としては等間隔が考えられるが、千鳥状としたり、等間隔としなくとも良く、また、凸部を1列に配置してコンタクトエンボスを連続して付与する他に、凸部を2列以上の複数列配置することも考えられる。そして、コンタクトエンボスを緊密に複数列付与するように凸部が配置された群を複数並べて、複数のコンタクトエンボス群を付与するようにしても良い。尚、接合工程としては、上記のように機械的に圧力を加えて接合する他に、超音波等の他の手段により接合しても良い。
一次連続シートS11、S12の原料パルプは、特に限定されず、ティシュペーパー製品の用途に応じて適宜の原料パルプを選択して使用することができる。原料パルプとしては、例えば、木材パルプ、非木材パルプ、合成パルプ、古紙パルプなどから、より具体的には、砕木パルプ(GP)、ストーングランドパルプ(SGP)、リファイナーグランドパルプ(RGP)、加圧式砕木パルプ(PGW)、サーモメカニカルパルプ(TMP)、ケミサーモメカニカルパルプ(CTMP)、ブリーチケミサーモメカニカルパルプ(BCTMP)等の機械パルプ(MP)、化学的機械パルプ(CGP)、半化学的パルプ(SCP)、広葉樹晒クラフトパルプ(LBKP)、針葉樹晒クラフトパルプ(NBKP)等のクラフトパルプ(KP)、ソーダパルプ(AP)、サルファイトパルプ(SP)、溶解パルプ(DP)等の化学的パルプ(CP)、ナイロン、レーヨン、ポリエステル、ポリビニルアルコール(PVA)等を原料とする合成パルプ、脱墨パルプ(DIP)、ウエストパルプ(WP)等の古紙パルプ、かすパルプ(TP)、木綿、アマ、麻、黄麻、マニラ麻、ラミー等を原料とするぼろパルプ、わらパルプ、エスパルトパルプ、バガスパルプ、竹パルプ、ケナフパルプ等の茎稈パルプ、靭皮パルプ等の補助パルプなどから、一種又は数種を適宜選択して使用することができる。
また、紙厚(尾崎製作所製ピーコックにより測定)は1プライで80〜250μm、好ましくは100〜200μm、より好ましくは130〜180μmとされる。
次に、本発明に係るティシュペーパー製品用二次原反ロールの製造方法の一例を説明する。本形態に係るティシュペーパー製品用二次原反ロールの製造方法は、例えば、上述したティシュペーパー製品用二次原反ロールの製造設備X1を用いて行うことができる。
図11に示すように、本発明に係るティシュペーパー製品用二次原反ロールの製造方法においては、プライ手段51で複数の一次原反ロールから繰り出される一次連続シート(図示例ではS11、S12)をその連続方向に沿って積層して積層連続シートS2とし(積層工程)、この積層連続シートS2に対して一対の薬液塗布手段53で薬液を塗布し(薬液塗布工程)、スリット手段55によって積層連続シートS2をティシュペーパー製品の製品幅又はその複数倍幅となるようにスリットし(スリット工程)、次に、スリット工程でスリットされた積層連続シートS2を同軸で巻取ってティシュペーパー製品の製品幅又はその複数倍幅の複数の二次原反ロールRを、巻き取り手段56によって形成する。
上述のティシュペーパー製品用二次原反ロールの製造設備、製造方法で製造された二次原反ロールRは、マルチスタンド式インターフォルダに多数セットされ、セットされた二次原反ロールRから二次連続シートを繰り出して折り畳むと共に積層することによってティシュペーパー束が製造される。以下では、そのマルチスタンド式インターフォルダの一例について説明する。
ところで、前述したように、ティシュペーパー束30aを構成するティシュペーパーの紙の方向は、ティシュペーパーの折り畳み部の延在方向と直交する方向に沿って横方向(CD方向)となるため、図6(b)に示すように、ティシュペーパーTを収納箱Bから引き出す際には、その引き出し方向は、ティシュペーパーTの横方向(CD方向)と沿うようになっている。
このようにした場合には、薬液が印刷面に多く、反対面に浸透しないで状態で、折加工することになる結果、紙力低下が少なく破れが発生し難くなる。これに伴い、後工程での操業上の問題が少なくなる。
表1及び表2中の比較例はいずれも市販品であり、比較例1は非保湿系の汎用ティシュペーパー、比較例2、5、6は保湿ティシュペーパー、比較例7、8は非保湿系で米坪、紙厚の高い高級タイプのティシュペーパーである。比較例3は薬液中の油性成分を規定より多くしたティシュペーパー試料、比較例4は薬液中のシリコーン類の含有量を規定より多くしたティシュペーパー試料である。
米坪・・・JIS P 8124(1998)に準じて測定した。2プライのティシュー製品の場合、2プライのシートの平均米坪を記載した。
紙厚・・・JIS P 8111(1998)の条件下で、ダイヤルシックネスゲージ(厚み測定器)「PEACOCK G型」(尾崎製作所製)を用いて測定されるものである(JIS P 8118(1998)に準じる)。
製品密度・・・製品の密度は、JIS P 8111 条件下において調湿させたティシュペーパー製品米坪を2倍した値(C)を、「PEACOCK G型」によるティシュペーパー(2プライ)での紙厚(D)で除した値で、単位をg/cm3、小数点3桁で表す。
乾燥引張強度・・・JIS P 8113(1998)の引張試験方法に準じて測定されるものである。
湿潤引張強度・・・JIS P 8135(1998)に準じて測定されるものである。
伸び率・・・ミネベア株式会社製「万能引張圧縮試験機 TG−200N」を用いて測定されるものである。
ソフトネス・・・JIS L1096 E法に準じたハンドルオメータ法に基づいて測定されるものである。但し、試験片は100mm×100mmの大きさとし、クリアランスは5mmで実施した。1プライで縦方向、横方向の各々5回ずつ測定し、その全10回の平均値を小数点1桁とし、cN/100mmを単位として表した。
吸水度・・・JIS S−3104で記載された「吸水度」のことで、一定量の水分をティシュー表面で吸水する秒数を測定したものである。ティシューの両表側の面を各々5回測定し、計10回の測定値を平均したものを秒数で表す。
MMD・・・静摩擦係数の平均偏差MMDである。MMDは滑らかさの指標の一つであり、数値が小さいほど滑らかであり、数値が大きいほど滑らかさに劣るとされる。なお、MMD値の測定方法としては、図19(a)に示すように、摩擦子212の接触面を所定方向(図19(a)における右斜め下方向)に20g/cmの張力が付与された測定試料であるティシュペーパー211の表面に対して25gの接触圧で接触させながら、張力が付与された方向と略同じ方向に速度0.1cm/sで2cm移動させる。このときの、摩擦係数を、摩擦感テスター KES−SE(カトーテック株式会社製)を用いて測定し、その摩擦係数を摩擦距離(移動距離=2cm)で除した値をMMD値とした。なお、摩擦子212は、直径0.5mmのピアノ線Pを20本隣接させてなり、長さ及び幅がともに10mmとなるように形成された接触面を有している。接触面には、先端が20本のピアノ線P(曲率半径0.25mm)で形成された単位膨出部が形成されている。なお、図19(a)には、摩擦子212を模式的に表し、図19(b)には、図19(a)における一点鎖線で囲まれた部分の拡大図を示すものとする。
水分率・・・JIS P 8111(1998)に準じて測定されるものである。
薬液含有率・・・薬液塗布率とは、JIS P 8111 条件下において調湿させた所定質量のティシュペーパー製品を分母(A)(g)とし、所定質量のティシュペーパー製品中に含まれる薬液中の水分を除いた質量(B)(g)を分子として、(B)を(A)で除した比率を(%)で表す。(薬液含有率%)=(B)÷(A)×100(%)
なお、評価基準は、薬液が塗布されていない非保湿系の汎用ティシュペーパーの成績をすべて「3」とし、「大変優れている」と感じたものについては「5」、「優れている」と感じたものについては「4」、「基準と同等」と感じたものについては「3」、「劣る」と感じたものについては「2」、「顕著に劣る」と感じたものについては「1」とした。
さらに、薬液塗布ティシュペーパーについては、ベタつき感の有無についても評価を行い、評価基準は、「ベタつき感が少ない」ものを「○」とし、「明らかにベタつき感がある」ものを「×」とした。
官能評価において、本発明に係るティシュペーパーは、従来の保湿ティシューと同等以上のやわらかさ、ふっくら感を有する一方で、保湿ティシューにみられるベタつき感が軽減されていることが分かった。
原紙(一次連続シート)及び薬液を下記の条件で製造し、原紙の伸長試験(試験1)、ティシュペーパー製品の性能比較試験(試験2)を実施した。なお、表3中に示す各パラメーターのうち、表1及び表2中に示す各パラメーターと同じものについては説明を省略する。
塗布量・・・塗布量は、操業中にプライ後の薬液を塗布しない場合の各々のシート米坪と、対応する塗布した直後の各々のシート米坪との差異により算出した。
(塗布量g/m2)=(塗布直後の米坪g/m2)−(塗布しない場合の米坪g/m2)
両表層の塗布量、もしくは両面の塗布量の合計とは、プライされたティシュペーパーのシートの単位面積当たりの塗布量の合計であり、各シートの塗布量を加算したものとする。
原紙を構成するパルプは、NBKP50%、LBKP50%とした。また、プライ加工前の原紙は、坪量が13.5g/m2、厚さが150μm(1プライ)であり、クレープ率19%のものを使用した。
薬液は、粘度が300mPa・s(40℃)となるように調製した。
下記の方法により製造したティシュペーパーの実施例及び比較例について、性能試験を実施した。
実施例:前記原紙よりなる連続シートを積層して2層とし、一方の面に1.7g/m2、他方の面に2.3g/m2の薬液を塗布し、コンタクトエンボスを付与した後、巻き取りと24時間の静置を行った。
比較例:オフライン塗布装置により薬液を塗布した後、15時間後に連続シートを重ねて2層とし、コンタクトエンボスを付与した。薬液塗布量は両面で4.0g/m2とした。
実施例及び比較例のティシュペーパーの性能評価及び官能評価の結果を表3に示した。性能評価及び官能評価の方法は以下の通りである。
ティシュペーパーの束の上に、重さ30g、130mm×250mmの大きさのプラスチック板を載せ、四隅の高さを平均してウェブ嵩とした。
<やわらかさ(ソフトネス)>
ハンドルオメーター法(JIS L 1096E)に準じて測定した。
実施例及び比較例に係るティシュペーパーについて、柔らかさ、厚み感、総合評価に関する官能評価を行った。官能評価は5段階で行い、その判断基準は下記の通りとした。表3に示す官能評価の値は、15人の検査員による官能評価の平均値である。
〈柔らかさ〉
5・・・非常に柔らかい。
4・・・薬液塗布ティシュペーパーとして期待される平均的な柔らかさより柔らかい。
3・・・薬液塗布ティシュペーパーとして期待される平均的な柔らかさを有する。
2・・・薬液塗布ティシュペーパーとして期待される平均的な柔らかさより硬い。
1・・・硬さを感じる。
〈厚み感〉
5・・・顕著な厚みを感じる。
4・・・薬液塗布ティシュペーパーとして期待される平均的な厚みより厚く感じる。
3・・・薬液塗布ティシュペーパーとして期待される平均的な厚みである。
2・・・薬液塗布ティシュペーパーとして期待される平均的な厚みより薄く感じる。
1・・・薄く感じる。
〈総合評価〉
5・・・非常に良好な使用感である。
4・・・良好な使用感である。
3・・・薬液塗布ティシュペーパーとして期待される平均的な使用感である。
2・・・薬液塗布ティシュペーパーとして期待される平均的な使用感より使用感がやや劣る。
1・・・使用感が悪い。
52・・・カレンダー手段(平滑化工程)
53・・・薬液塗布手段(薬液塗布工程)
54・・・コンタクトエンボス手段(コンタクトエンボス工程)
55・・・スリット手段(スリット工程)
56・・・巻き取り手段(巻き取り工程)
S11、S12・・・一次連続シート
S2・・・積層連続シート
JR・・・一次原反ロール
R・・・二次原反ロール
Claims (3)
- 一次原反ロールから連続的にティシュペーパー製品用の複数の二次原反ロールを製造するティシュペーパー製品用二次原反ロールの製造方法であって、
複数の一次原反ロールから繰り出される一次連続シートをその連続方向に沿って積層して積層連続シートとする積層工程と、
積層連続シートに対して薬液を付与する薬液塗布工程と、
積層連続シートをティシュペーパー製品の製品幅又はその複数倍幅となるようにスリットするスリット工程と、
スリットされた各積層連続シートを同軸で巻取ってティシュペーパー製品の製品幅又はその複数倍幅の複数の二次原反ロールを同時に形成する巻取り工程とを有し、
薬液塗布工程がインクジェット形式によって薬液を噴射する工程であり、積層連続シートの各表面に対しインクジェット形式によって薬液を噴射してそれぞれ薬液を付与することを特徴とするティシュペーパー製品用二次原反ロールの製造方法。 - 薬液塗布工程とスリット工程との間に、受けロールとコロとの間で積層連続シートを挟んで、積層連続シートに対して層間剥離を防止するライン状の接合部分を形成する接合工程を設け、
前記薬液塗布工程が、それぞれインクジェット形式によって薬液を噴射する少なくとも2つの薬液付与部により薬液を付与する工程とされ、一方の薬液付与部が前記コロと接するシートの側に位置し、他方の薬液付与部が他のシートの側に位置していて、一方の薬液付与部の塗布量を他方の薬液付与部の塗布量より少なくすることを特徴とする請求項1に記載のティシュペーパー製品用二次原反ロールの製造方法。 - 前記薬液塗布工程においてインクジェット形式とされて薬液が噴射されるインクジェットヘッドが用いられ、
このインクジェットヘッドが、
複数のノズル孔を並べて設けているノズル板と、
ノズル孔から射出する為の薬液を一時的に貯める流体室と、
この流体室を挟んでノズル板と対向する部分に配置された振動板と、
この振動板に当接して流体室に配置される圧電素子と、
を有することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のティシュペーパー製品用二次原反ロールの製造方法。
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