JP2009083866A - 衛生薄葉紙収納箱 - Google Patents

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Abstract

【課題】衛生薄葉紙収納箱の吸湿による歪み、変形を防止する。
【解決手段】
上面に環状のミシン目線を有する紙箱と、前記ミシン目線内範囲を内側から覆うように配されたスリットが形成されたシートとを有する衛生薄葉紙収納箱であり、前記紙箱が複数の紙層が積層された層構造をなす素材で形成され、かつ、少なくともその最内外層に防湿剤が担持されている衛生薄葉紙収納箱によって解決される。
【選択図】図1

Description

本発明は、ティシュペーパー、ペーパータオル、キッチンペーパー等の衛生薄葉紙が収納された衛生薄葉紙収納箱に関する。
肌への刺激を低減すべく保湿成分を含ませたローションタイプとも言われる保湿系のティシュペーパーはよく知られる。
この種のティシュペーパーは、非湿潤であることから、一般的な非保湿系のティシュペーパーと同様に、白コートボール紙製を主材とする衛生薄葉紙収納箱に納められて市販に供されているが、汎用ティシュペーパーと比較して水分率が高いため、使用環境によっては納めらティシュペーパーからの水分を収納箱が吸湿し、強度が低下して、保管時の積載等によって歪み、収納箱に破損が生じることがあった。
他方、保湿系のティシュペーパーは、その肌触りからフェイシャル用途に用いられることが多分にある。そして、ヒアルロン酸、コエンザイムQ10、スクワラン等の美容成分を配合したものがある。このため洗面所等の湿度が高い場所に置かれることも多く、この多湿場での使用も収納箱の歪みの原因となる。そして、保湿系のティシュペーパーは、高級感があるものとして需用者に認識されているため、部屋内におかれた状態での収納箱の歪みは外観視を著しく悪化させるため極めて望ましいものではない。
特開2007−143764 特開2005−287578 特開2007−197073 特開2004−026219 特開2007−061143 特開2006−182453 特開2005−113283
そこで、本発明の主たる課題は、湿度等に起因する歪みの少ない衛生薄葉紙収納箱、特に保湿系のティシュペーパーが収納されていても歪みの少ない衛生薄葉紙収納箱を提供することにある。
上記課題を解決した本発明は、次記のとおりである。
<請求項1記載の発明>
折り畳み重ねられた衛生薄葉紙が収納された衛生薄葉紙収納箱であって、
前記衛生薄葉紙収納箱は、前記衛生薄葉紙を内部に保持する紙製の箱本体を有し、その紙製の箱本体が複数の紙層が積層された層構造をなす素材で形成され、かつ、少なくともその最内外層に防湿剤が担持されていることを特徴とする衛生薄葉紙収納箱。
(作用効果)
最内外層に防湿剤が担持されているので、内外からの湿度変化に従って紙箱が吸湿し難く、もって紙箱素材の吸湿による箱の歪み、変形が防止される。
従って、内部に保湿系のティシュペーパーを収納しても収納箱が変形し難く、また、洗面所等の多湿及び水分飛散のおそれの多い場所に置いて使用しても収納箱が変形し難い。
さらに、本発明ではプレスコート等のラミネート加工の必要がないため、製造が容易であり、リサイクル性を向上させることもできる。そのうえ中・裏層全てに対し防湿剤を担持させれば中・裏層への滲みがなく、より効果的である。
なお、担持とは、紙素材中への防湿剤の内添及び外添を問わない意味である。従って、例えば、紙層の原材料中への防湿剤を混合して紙層に含ませること、塗布などにより紙層中に含浸させること、塗布・塗工により層形成することを含む意味である。要は、防湿剤の効果が発揮される態様で紙層中又は紙層上に防湿剤があればよい。
<請求項2記載の発明>
前記衛生薄葉紙収納箱は、上面に環状のミシン目線を有する紙製の箱本体と、前記ミシン目線内範囲を内側から覆うように配されたスリットが形成されたシートとを有し、
前記スリットがミシン目線内範囲に位置され、
前記環状ミシン目線に沿ってミシン目線に囲まれる範囲を切り剥がすことにより、上面に取り出し部が形成されるとともに、前記シート及びそれに形成されたスリットがその取り出し部から露出され、
その露出されたスリットを介して内部に納められた衛生薄葉紙が取り出し可能となる請求項1記載の衛生薄葉紙収納箱。
(作用効果)
取り出し性に優れ利便性が高い形状となる。
<請求項3記載の発明>
前記紙製の箱本体は、表層及び裏層又はこれらの間に中間層を有する層構造を有し、前記裏層、中層の少なくとも一方が再生紙層であるコートボール紙を素材する請求項1又は2記載の衛生薄葉紙収納箱。
(作用効果)
安価に製造できる。
<請求項4記載の発明>
前記衛生薄葉紙は、保湿成分が含まれる水分率7〜15%の衛生薄葉紙である請求項1〜3の何れか1項に記載の衛生薄葉紙収納箱。
(作用効果)
保湿系のティシュペーパーに起因する収納箱の変形が防止が効果的に抑制される。
以上詳述のとおり、本発明によれば、湿度等に起因する歪みの少ない衛生薄葉紙収納箱、特に保湿系のティシュペーパーが収納されていても歪みの少ない衛生薄葉紙収納箱が提供される。
次いで、本発明の実施の形態を図面を参照しながら以下に詳述する。
本発明の実施の形態を図1〜2を参照しながら以下に詳述する。図1は、本実施形態の衛生薄葉紙収納箱X1の斜視図である。図2はその収納箱の取り出し部形成時の斜視図である。
本形態の衛生薄葉紙収納箱X1は、上面に環状のミシン目線11を有する紙性の箱本体1(以下、紙箱ともいう)と、前記ミシン目線11により囲まれる範囲11aを紙箱内側から覆う樹脂製フィルム2とを有する。
紙箱1は、衛生薄葉紙収納箱X1の外形をなす紙製の箱体であり、その大きさ、形状、展開形状等は既知の衛生薄葉紙収納箱の紙箱の構成を採用できる。
その形状としては、図示例の一対の平行な長手縁1L,1Lとこれらよりも短い一対の平行な短手縁1S,1Sとで構成される長方形の上面を有する直六面体形状が例示でき、その構造としては、上面、底面及びこれらを連接する側面と、各面の長手方向両側縁に連接された底面側端面片、側面端面片、上面側端面片とを有し、前記側面端面片を箱内面側に折り返した後、これに重ねて上面側端面片と底面側端面片とを折り曲げ、各片の当接部分をホットメルト接着材等により接着して構成される構造が例示できる。
他方、紙箱1の上面1Uに形成される環状のミシン目線11は、既知の方法により形成することができ、これにより囲まれる範囲11aの具体的形状についても限定されない。
ただし、衛生薄葉紙収納箱においては、図示例の如く、紙箱上面1Uの長手方向に沿う方向を長辺とする略楕円形状又は矩形が取り出し性に優れ、代表的であることから、本発明においても多くの既存の製造ラインで製造可能なこの形状が好適である。
ここで、紙箱の素材(以下、紙素材ともいう)としては、本発明では、バージンパルプ、古紙パルプ等の各種のパルプを主原料とする紙層が積層された既知のボール紙であって、少なくとも最表裏層のいずれにも防湿剤を担持させたものを用いる。紙素材は、好適には全ての紙層に防湿剤が担持されたものであり、特に好適にはバージンパルプを原料として白色系填料が塗工された表層と、雑誌古紙、新聞古紙等の安価な再生パルプを原料とする紙層が積層された層構造をなす白コートボール紙の最表裏層のいずれにも又は全層に防湿剤を担持させたものである。
なお、紙箱の素材の米坪は、250〜500g/m2、好適には350〜400である。
紙素材に防湿剤を担持する方法としては、抄紙工程時に一次加工用内添薬剤として防湿剤を添加する方法が挙げられる。
この方法において使用される防湿剤としては、ポリビニルアルコール樹脂、ポリアクリルアミド、尿素ホルムアルデヒド樹脂、メラミンホルムアルデヒド樹脂、ジアルデヒド、デンプン、ポリアミドポリアミン、エピクロルヒドリン等が挙げられる。
また、防湿剤を担持させる他の方法として、紙素材に二次加工用薬剤として防湿剤を含浸させる方法を挙げる。この方法において使用される防湿剤としては、SRSラテックス、酢酸ビニルラテックス、塩化ビニルラテックス、塩化ビニリデンラテックス等の樹脂ラテックスが用いられる。
さらに、紙素材に防湿剤を担持する方法として、ロールコート法、スプレー法等の皮膜形成方法により紙素材の表面に防湿剤による層を設ける方法が挙げる。
この方法において使用される防湿剤としては、性能、価格のバランスに優れるワックスが挙げられる。ワックスとしてはパラフィンワックスを主剤としてこれに低分子ポリエチレン、エチレン−酢酸ビニルコポリマー、ブチルゴム等を混合させたものがよい。ワックス以外の防湿剤としては、水に不溶な高分子物質、例示すると、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリ酢酸ビニル、エチレン−酢酸ビニルコポリマー、塩化ビニリデン−酢酸ビニルコポリマー等の溶液又はエマルジョンが挙げられる。
さらに、紙素材に防湿剤を担持する方法として、特開平06−057689に開示されるアクリル系エマルジョン、特開平06−200498で開示されるスチレン・アクリル共重合物、特開平06−191553に開示されるスチレン・アクリル共重合物に無機系多孔質剤を混合したものを防湿剤として紙素材の表裏に塗布する方法も採用できる。
さらに、紙素材に防湿剤を担持する方法として、特開2003−082598に開示されるポリイソシアネート薬剤を含浸させる方法を挙げる。
さらに、紙素材に防湿剤を担持する方法として、特開2001−131891に開示される方法を採用して紙素材中のセルロース中のカルビノール基を酸化することで疎水性を有するカルボニル基に変換して防湿性を付与する方法も採用できる。
他方、保湿系ティシュペーパーからの水分に耐える収納箱の具体的な防湿性能としては、一般的な保湿系ティシュペーパーの水分率が5〜15%で有ることを考慮すると、JIS規格における電気機械器具の外郭による保護等級に定めるところのIPX2と同程度であれば十分である。なお、IPX2は滴水試験装置にて15°傾けて設置した状態で10分間(各方向2.5分間)散水し、鉛直から15度の範囲で落下する水滴によって有害な影響がないものとされる。
以上を踏まえ紙素材の具体的な防湿性の基準としては、コッブサイズ度が1〜100g/m2・10秒であるのが望ましい。
他方、前記樹脂製フィルム2は、前記環状ミシン目線11により囲まれる範囲11aのサイズより大きく、例えば、矩形や楕円形であり、紙箱1上面の内面側において、特に環状ミシン目線11の切り剥がしに影響がないように、環状ミシン目線11の外側で接着されている。
この樹脂性フィルム2の好適な素材は、ポリエチレンフィルムであるが、ポリプロピレン、ポリエステルなども例示できる。なお、樹脂製フィルムに変えて紙を用いてもよい。
樹脂製フィルム2の厚みは、10〜200μmが適する。10μm未満では、強度的に不足し、衛生薄葉紙の取り出し時において裂けあるいは破断の確率が高くなる。逆に、200μmを超えると、強度の問題はないものの、取り出し難くなり、またコスト高となる。
他方、この樹脂製フィルム2には、スリット21が形成されており、このスリット21はミシン目線により囲まれる範囲11aに位置されている。
従って、前記環状ミシン目線11に沿ってそのミシン目線により囲まれる範囲11aを切り剥がすことにより、紙箱上面1Uに取り出し部12が形成されるとともに、前記樹脂製フィルム2及びそれに形成されたスリット21が取り出し部12を介して露出され、 収納箱内に納めた衛生薄葉紙が、このスリット21を介して取り出し可能となる。
樹脂製フィルム2の紙箱1への接着部分は、従来製品に従って、例えば、環状ミシン目線11に沿って線状にベタ接着すると防湿性の点で好ましい。
他方、紙箱1と樹脂製フィルム2の接着方法は、特に限定されない。例えば、接着剤による接着が好適であるが、超音波融着等の融着処理も採用しうる。これらの双方を用いてもよい。接着剤を使用するのであれば、この種の衛生薄葉紙収納箱に用いられる既知の接着剤が利用できる。例えば、ホットメルト接着剤が使用できる。リサイクルの点で水性接着剤が好適である。
紙箱1と樹脂製フィルム2との接着力(剥離強度)は特に限定されない。従来製品における紙箱1と樹脂製フィルム2との接着力と同程度でよい。
なお、スリット21の長さは、折返し縁部2eの存在に関係なく、取り出し部12の長手方向全長より短くすることが望ましいが、取り出し部12の長手方向全長と同じ長さにすることもでき、さらに、フィルム2の長手方向長さより短い条件の下で、取り出し部12の長手方向全長より長くすることもできる。
他方、衛生薄葉紙収納箱X1の収納される衛生薄葉紙の種類は特に限定されるものではなく、ティシュペーパー、キッチンペーパー、拭き取り用ワイプ等が例示される。特に保湿系のティシュパーパーに適するためこれを収納するのが好適である。
保湿系のティシュペーパーは、薬液含有ティシュペーパー、ローションタイプのティシュペーパーとも呼ばれるティシュペーパーであり、例えば、基材となる非保湿系のティシュペーパーに対して保湿成分を含む薬液を塗布等して含ませることで製造される。なお、本発明にいう保湿系ティシュペーパーには、薬液が浸漬されている湿潤状態のものは含まない。
本発明が好適に対象とする保湿系のティシュペーパーは、その水分率が概ね7〜15%、特に好適に対象とするものは水分率が8〜12%のものである。本発明の収納箱は、この範囲の水分率の保湿系のティシュペーパーを収納した際の弊害を特に改善することができる。
ここで保湿系ティシュペーパーの基材となる非保湿系のティシュペーパーは、既知のものを採用でき、原料等を例示すれば、木材パルプ、非木材パルプ、合成パルプ、古紙パルプ、などから、より具体的には、砕木パルプ(GP)、ストーングランドパルプ(SGP)、リファイナーグランドパルプ(RGP)、加圧式砕木パルプ(PGW)、サーモメカニカルパルプ(TMP)、ケミサーモメカニカルパルプ(CTMP)、ブリーチケミサーモメカニカルパルプ(BCTMP)等の機械パルプ(MP)、化学的機械パルプ(CGP)、半化学的パルプ(SCP)、広葉樹晒クラフトパルプ(LBKP)、針葉樹晒クラフトパルプ(NBKP)等のクラフトパルプ(KP)、ソーダパルプ(AP)、サルファイトパルプ(SP)、溶解パルプ(DP)等の化学的パルプ(CP)、ナイロン、レーヨン、ポリエステル、ポリビニルアルコール(PVA)等を原料とする合成パルプ、脱墨パルプ(DIP)、ウエストパルプ(WP)等の古紙パルプ、かすパルプ(TP)、木綿、アマ、麻、黄麻、マニラ麻、ラミー等を原料とするぼろパルプ、わらパルプ、エスパルトパルプ、バガスパルプ、竹パルプ、ケナフパルプ等の茎稈パルプ、靭皮パルプ等の補助パルプなどから、一種又は数種を適宜選択して使用し、これを公知の抄紙工程、具体的には、ワイヤパート、プレスパート、ドライヤパート、サイズプレス、カレンダパート等を経るなどして製造する。
抄紙に際しては、例えば、分散剤、苛性ソーダ、アンモニア水等のpH調整剤、消泡剤、防腐剤、蛍光染料、離型剤、耐水化剤、流動変性剤、歩留まり向上剤などの適宜の薬品を添加することができる。
また、保湿成分を例示すれば、グリセリン、ジグリセリン、ポリグリセリン、ポリエチレングリコール、ソルビット、プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、エチレングリコール、ジエチレングリコール等の多価アルコール、果糖、ブドウ糖、オリゴ糖、オリゴ糖アルコール、ソルビトール、グルコース等の糖類、マルチトール、トレハロース、還元澱粉加水分解物、グリシンベタイン、ピロリドンカルボン酸、ピロリドンカルボン酸塩、乳酸ナトリウムなどである。ここに例示する成分は少なくとも本発明においては保湿成分である。
他方、前記薬液中には、保湿成分以外の成分が含まれていてもよく、望ましく柔軟剤成分を含む。柔軟剤成分としては、代表的には、界面活性剤を例示することができる。界面活性剤としては、アニオン系界面活性剤、非イオン系界面活性剤、カチオン系界面活性剤及び両性イオン界面活性剤のなかから適宜選択して使用することができる。
ところで、前記衛生薄葉紙は、所謂ポップアップ形式に折り畳み重ねて衛生薄葉紙束として、内部に収納するのがよい。これによりスリット21から衛生薄葉紙を一枚一枚順次取り出して使用することができるようになる。
衛生薄葉紙自体の大きさ、紙厚、プライ数及び組成は本発明では限定されない。
衛生薄葉紙は、例えば保湿系ティシュペーパーとするならば、その好適な坪量は、10〜70g/m2(JIS P 8124)、1プライあたりの好適な紙厚25〜800μm程度である。
ポップアップ形式の衛生薄葉紙束の製造は、既知のインターホルダーにより衛生薄葉紙原紙を折り畳んだ後に、所定の大きさに切断する方法を採用できる。
なお、本発明においては、衛生薄葉紙束の高さや大きさ等は特に限定されるものではなく、収容する衛生薄葉紙収納箱の大きさに併せて適宜変更することができる。
本発明は、衛生薄葉紙収納箱に利用可能である。
本発明に係る衛生薄葉紙収納箱の斜視図である。 その収納箱の取り出し部形成時の斜視図である。
符号の説明
1…紙箱、1U…紙箱上面、1L…上面長手縁、1S…上面短手縁、2…樹脂製フィルム、11…ミシン目線、11a…ミシン目線により囲まれる範囲、12…取り出し部、21…スリット、X1…衛生薄葉紙収納箱。

Claims (4)

  1. 折り畳み重ねられた衛生薄葉紙が収納された衛生薄葉紙収納箱であって、
    前記衛生薄葉紙収納箱は、前記衛生薄葉紙を内部に保持する紙製の箱本体を有し、その紙製の箱本体が複数の紙層が積層された層構造をなす素材で形成され、かつ、少なくともその最内外層に防湿剤が担持されていることを特徴とする衛生薄葉紙収納箱。
  2. 前記衛生薄葉紙収納箱は、上面に環状のミシン目線を有する紙製の箱本体と、前記ミシン目線内範囲を内側から覆うように配されたスリットが形成されたシートとを有し、
    前記スリットがミシン目線内範囲に位置され、
    前記環状ミシン目線に沿ってミシン目線に囲まれる範囲を切り剥がすことにより、上面に取り出し部が形成されるとともに、前記シート及びそれに形成されたスリットがその取り出し部から露出され、
    その露出されたスリットを介して内部に納められた衛生薄葉紙が取り出し可能となる請求項1記載の衛生薄葉紙収納箱。
  3. 前記紙製の箱本体は、表層及び裏層又はこれらの間に中間層を有する層構造を有し、前記裏層、中層の少なくとも一方が再生紙層であるコートボール紙を素材する請求項1又は2記載の衛生薄葉紙収納箱。
  4. 前記衛生薄葉紙は、保湿成分が含まれる水分率7〜15%の衛生薄葉紙である請求項1〜3の何れか1項に記載の衛生薄葉紙収納箱。
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