JP5951175B2 - ティシュペーパー製品の製造方法 - Google Patents
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複数枚のティシュペーパーからなる束が収納箱内に収納され、その収納箱(カートン箱或いはティシュカートンとも称される)の一面に設けられた取り出し口からティシュペーパーを順次一枚ずつ引き出して使用するティシュペーパー製品はよく知られる(一枚を取り出すとそれに連続して次ぎの一枚が取出し口から引き出される形式をポップアップ式ともいう)。
このティシュペーパー製品においては、収納されるティシュペーパーに保湿剤、柔軟剤、などの薬液(通常「ローション薬液」とも呼ばれる)を塗布した薬液塗布タイプのものと、薬液等が塗布されていない汎用品或いは汎用タイプのものがある。
薬液が塗布付与されたティシュペーパーは、表面の滑らかさや柔らかさにおいて汎用品のものよりも優れる。
薬液付与タイプの製品は、花粉症やインフルエンザが流行する時期など洟をかむ機会が増える時期に需要が増加する傾向にあったが、近年では、表面の滑らかさや柔らかさ等の使用感における利点が評価され、季節、時期を問わずに使用されるようになってきており、その需要は拡大している。
ティシュペーパー製品の製造の流れは次のとおりである。
まず、抄紙設備においてクレープを有する薄葉紙(クレープ紙とも称される)を抄造し、これを巻き取って一次原反ロール(一般にジャンボロールとも称される)を製造する。
次いで、この一次原反ロールをプライマシンに必要数セットし、セットされた各一次原反ロールから一次連続シートを繰り出すとともに、適宜重ね合わせて積層一体化し、巻き取って複数のプライ(積層された)からなる二次原反ロールを製造する。
次いで、二次原反ロールから順次二次連続シートを繰り出し、この二次連続シートをインターフォルダと呼ばれる折畳み設備に供給し、二次連続シートを折畳むとともに順次積層してティシュペーパー束を製造し、このティシュペーパー束を収納箱内に収納してティシュペーパー製品とする。
なお、従来の薬液付与タイプの製品の製造方法は、下記特許文献1〜3に製造方法や設備が例示されている。
ここで、ティシュペーパー製品に用いるティシュペーパー束を製造するにあたっては、マルチスタンド式(多連式)インターフォルダ(下記特許文献4、5)とロータリー式インターフォルダ(特許文献6、7)の2種のインターフォルダが使用されている。
したがって、このロータリー式インターフォルダでは、連続操業の中で所定の積層枚数のところで適宜マーキングして手動で分割する、あるいは所定積層枚数のところで自動で分割するなどして積層シート束を得る操作を擁する。しかも得られる積層シート束は、二次原反ロールの幅長とほぼ同じ長さの比較的短いものである。このためマルチスタンド式インターフォルダと比較すると生産性には劣る。
具体例を例示すれば、ロータリー式インターフォルダでは、ティシュペーパーの幅の5倍幅の原反ロールを用いて、加工速度を100m/分でティシュペーパー束を生産すると、約25束/分要しているのに対して、マルチスタンド式インターフォルダでは、加工速度を100m/分で435束/分を生産することが可能である。
従来、マルチスタンド式インターフォルダは多くの生産量が必要とされる汎用タイプの製品の製造に用いられ、汎用タイプに比して生産量が少ない薬液付与タイプの製造はロータリー式インターフォルダにより製造されるのが一般的である(例えば、下記特許文献1)。
しかし、上述のとおり需要拡大による生産量増加を考慮すると、薬液付与ティシュペーパーにおいてもマルチスタンドインターフォルダでの製造が望まれる。
マルチスタンド式インターフォルダでは、プライマシンなどに設けたスリッターにより、収納箱に納めるティシュペーパーの幅と同幅にスリットされた二次原反ロールを支持部にセットし、かかる二次原反ロールから連続的に折畳み機構部にいっせいに供給する。
これらの製品を高価なものとする要因があることも、生産量を多くできない、あるいは汎用品の生産設備を用いてまで生産量の増加させる必要性を消極的なものとしている。
〔請求項1記載の発明〕
収納箱内にティシュペーパーの束が収容されているティシュペーパー製品の製造方法であって、
マルチスタンド式インターフォルダの折畳み機構部を5〜30機で一組とし、
各組あたりに対応する幅の二次原反ロールを取付け、
二次原反ロールから前記各組あたりに対応する幅の二次連続シートを繰り出し、
その繰り出された前記各組あたりに対応する幅の二次連続シートのすべてにローション薬液を塗布し、
そのローション薬液が塗布された前記各組あたりに対応する幅の二次連続シートを連続方向にスリットしてティシュペーパー幅と同幅のローション薬液が塗布された連続シートを形成し、
そのスリットされたローション薬液が塗布されたティシュペーパー幅と同幅の連続シートを各折畳み機構部へ供給し、隣接する二次連続シートの側端部相互が掛け合わされるように折り畳み積層して、連続ティシュペーパーの束を製造し、
この連続ティシュペーパー束を所定長さに裁断して収納箱に収納することを特徴とするティシュペーパー製品の製造方法。
前記ローション薬液の塗布は、スプレー塗布、インクジェット印刷、カーテン塗工の何れかにより行なう請求項1記載のティシュペーパー製品の製造方法。
二次原反ロールから繰り出された連続シートの両側縁部を裁断した後に、ティシュペーパーの幅と等幅にスリットする請求項1記載のティシュペーパー製品の製造方法。
前記二次原反ロールの幅を1500〜9200mmとし、ティシュペーパーの幅を150〜250mmとする請求項1記載のティシュペーパー製品の製造方法。
<ティシュペーパー製品>
図1〜3に、本発明にかかるティシュペーパー製品X1を示す。本発明にかかるティシュペーパー製品X1は、複数枚のティシュペーパー1が、折り畳まれ重層されてなるティシュペーパーの束10が、上面2Uに取出口又は取出口形成部21が形成された収納箱2に収納され、使用時にその取出口21からティシュペーパー1の一枚を取り出すと、隣接して積層されている下層の一枚の一部が取出口から露出されるように構成されたものである。
ティシュペーパー1の束10が収納される収納箱2は、カートン箱とも呼ばれる直六面体形状の箱体である。この収納箱2は、製品外観をなすものであり、ティシュペーパー製品X1を示す図1及び図2にも示されているとおり、上面20Uに取出口形成部21である環状のミシン目線21を有する紙箱20と、前記ミシン目線21により囲まれる範囲21aを紙箱内側から覆う樹脂製フィルム22とを有する。
その形状としては、図示例の一対の平行な長手縁20L,20Lとこれらよりも短い一対の平行な短手縁20S,20Sとで構成される長方形の上面2Uを有する直六面体形状が例示でき、その構造としては、上面2U、底面(図示されず)及びこれらを連接する側面2Sと、各面の長手方向両側縁に連接された底面側端面片23B、側面端面片23S、上面側端面片23Uとを有し、前記側面端面片23Sを箱内面側に折り返した後、これに重ねて上面側端面片23Uと底面側端面片23Bとを折り曲げ、各片の当接部分をホットメルト接着剤等により接着して構成される構造が例示できる。
本発明のティシュペーパー1の束10は、ティシュペーパー1が折り畳まれ、積層されてなるものである。より具体的には、図3からも理解されるように、方形のティシュペーパー1が実質的に二つ折りされ、その折り返し片の縁1eが上下に隣接するティシュペーパーの折り返し内面に位置するようにして、互い違いに重なり合いつつ積層されている。なお、ここで実質的にとは、製造上の形成される縁部の若干の折り返しを許容する意味である。
次に、上記のティシュペーパー製品X1の本発明にかかる特徴的な製造方法について説明する。
[抄紙工程〔一次原反ロールの製造方法及び製造設備〕]
本発明に用いる二次原反ロールの製造方法について説明する。二次原反ロールを製造するには、図4に示す抄紙設備例X2により、一次原反ロールJR(ジャンボロールとも称される)を以下のようにして製造する。
ここで、一次原反ロール(一次原反シート)の原料となる紙料について説明すると、紙料は繊維原料としてパルプを主原料とするスラリー(パルプスラリー)に適宜の薬品を添加したものである。
(プライ加工)
抄紙工程で製造された一次原反ロールJRは、必要に応じて、図5に示す二次原反ロールの製造設備X3(以下、プライマシンともいう)に移送しプライ加工を行なう。
プライマシンX3は、一次原反ロールJRを2つ以上セット可能であり、各一次原反ロールJR,JRから繰り出した一次連続シート(図示例ではS11、S12)は、その連続方向に沿って積層して積層連続シートとする重ね合わせ部51に供給されるように構成されている。
他方、プライマシンX3においては、重ね合わせ部51から巻き取り部56までの間にカレンダー部52を,52一つ以上設けて積層連続シートS2をカレンダー加工することができる。
プライマシンX3にて製造された二次原反ロールRは、図6〜8に示すように示すように、一対の折り板71,71を具備する折畳み機構部70がライン流れ方向に多数(通常80〜120基)並設された構造を有するマルチスタンド式インターフォルダX4の原反ロール支持部71に回動自在に取付けられる。
本発明のティシュペーパー製品X1の製造方法においては、上述のとおり原反ロール支持部71にセットした所定の幅広の二次原反ロールRから繰り出した二次連続シートS3に対してまず薬液を塗布する(図7参照)。ここで、本発明では薬液塗布工程の後にシートを巻取る工程がない。従って薬液含有に起因して発生するシートを巻取る際の巻きズレは、本発明の生産方法では発生しえない。これは本発明の生産方法の効果の一つである。
なお、本発明においては、表裏面において薬液付与量が異なるようにしてもよい。
薬液塗布工程において、薬液付与手段90としてフレキソ印刷機を用いた例は図9〜15に示す。フレキソ印刷は樹脂性の弾力性がある刷版を用いるため二次連続シートS3の表面にクレープの多少の凹凸があっても印圧で調整可でありムラのない塗布が可能で、二次連続シートS3にシワが入り難くなる。また、一つのロールで幅広い薬液の粘度に対応でき、管理、設備メンテナンスの点で利点がある。
フキレソ印刷におけるドクターチャンバー形式を本発明に適用した形態例を図10〜図15を参照しながら説明する。本形態例では、二次連続シートS3の表裏面に薬液を付与すべく二つのフレキソ印刷機91A,91Bを用いている。各印刷機91A,91Bにおいては、薬液の入っているドクターチャンバー92A,92Bが回転可能なアニロックスロール93A,93Bと対向して配置されおり、ドクターチャンバー92A,92Bからアニロックスロール93A,93Bに薬液を受け渡すようになっている。また、このアニロックスロール93A,93Bと接し且つ二次連続シートS3の一面とも接する刷版ロール94A,94Bが回転可能に設置されていて、このアニロックスロール93A,93Bから刷版ロール94A,94Bに薬液を受け渡すようになっている。そして、二次連続シートS3を挟んでこの刷版ロール94A,94Bと対向する弾性ロール95A,95Bとで二次連続シートS3に圧力を付与しつつ、刷版ロール95A,95Bから積層連続シートに薬液を塗布する。
次いで、フキレソ印刷における2ロール転写形式を適用した形態例を図15を参照しながら説明する。本形態例でも、二次連続シートS3の表裏面に薬液Lを付与すべく二つのフレキソ印刷機91C,91Dを用いている。各印刷機91C,91Dにおいては、薬液Lの入っている薬液タンク98C,98Dに回転可能な絞りロールでもあるディップロール92C,92Dが浸され、このディップロール92C,92Dが薬液タンク98C,98D外で回転可能なアニロックスロール93C,93Dに接しており、適当に薬液量が調整され量の薬液をアニロックスロール93C,93Dに受け渡す。薬液Lをアニロックスロール93C,93Dに受け渡すに、ディップロール92C,92Dを介することから2ロール転写方式と称される。ここで、ディップロール92C,92Dは薬液タンク98C,98Dから薬液Lを取り上げるとともに過剰な薬液をそのままアニロックスロール93C,93Dに受け渡さないようにする調整する役割を果たす。
次いで、フキレソ印刷における1ロール転写形式を本発明に適用した形態例を説明する。この例は、前述のフ2ロール転写形式からディップロールを省略したものである(図面は省略する)。この場合、アニロックスロールが、それぞれ薬液タンクに浸されつつ回転可能に設置される。また、これらのアニロックスロールに対しては、アニロックスロール表面の薬液を掻き取るドクターブレードを設置する。このようなフレキソ1ロール転写形式は、メンテナンスが比較的容易であるという利点や、ブレードの摩耗や薬液中の紙粉等の異物の混入状態を容易に目視できるという利点を有している。
薬液付与工程において薬液付与手段90としてスプレー塗布装置110,110を用いた例を図16〜19を参照しながら説明する。本形態例では、図16に示すように、二次連続シートS3の表裏面に薬液が付与されるようにスプレー塗布装置を設けることができる。このように表裏面にスプレー塗布するにおいては、図示例のように側方から二次連続シートS2の表裏面に噴霧可能にペーパーランを設計する形態、二次連続シートの表裏面に上下から噴霧する形態、上方から表裏面に噴霧するようにペーパーランを設計する形態、二次連続シートの積層を一度剥離させて、各連続シートにスプレーした後、再度積層する形態等を採ることができる。
なお、スプレー塗布では、周囲薬液が飛散することから、他の工程への影響を防止すべく、塗布部分を被覆するフード9Fを設けるのがよい。
薬液塗布工程において、薬液付与手段90としてインクジェット印刷機130を用いた例を図20〜22を参照しながら説明する。
図示例のとおり、本形態では、インクジェット形式とされる薬液塗布部130A,130Bは薬液の入っているタンク131A,131Bを有していて、このタンク131A,131Bが薬液を噴射し得るインクジェットヘッド132A,132Aに配管を介して接続された構造とされている。これに伴って、このタンク131A,131Bから供給ポンプ(図示しない)によりインクジェットヘッド132A,132Bに薬液を供給するようになっている。
薬液塗布工程において、薬液付与手段90としてカーテンコーター140を用いた例を説明する。カーテンコーター140としては、例えば、図23に示される従来既知のカーテンコーターが使用できる。なお、カーテンコーターは、薬液の膜を垂下させることから、二次連続シートの表裏面に塗工する場合には二次連続シートの表裏面が上方に位置するようにペーパーランを設計して各面に塗工する。
本発明のティシュペーパー製品X1の製造方法においては、二次原反ロールRから繰り出された二次連続シートS3、S4に対してコンタクトエンボスを付与することができる。コンタクトエンボスは、二枚の連続シート(プライ)の剥離をし難くするエンボス加工の一種である。
本発明のティシュペーパー製品の製造方法においては、図7及び8に示すとおり、二次原反ロール支持部71から繰り出された二次連続シートS3に薬液を塗布した後、折り板機構部70に供給する前にティシュペーパー1の幅の連続シートS5にスリットするスリット工程を有する。
マルチスタンド式インターフォルダの折畳み機構部71の動作について説明する。図9に折畳み機構部を、図25〜図28に折畳みの仕組みを図示する。本発明のマルチスタンド式インターフォルダX4は、上述のとおり折り板72を有する折畳み機構部70がライン流れ方向に多数(通常80〜120基)並設された構造を有し、原反ロール支持部71へセットされた二次原反ロールRから繰り出された二次連続シートは、薬液を付与され最終的にティシュペーパーの幅にスリットされて折畳み機構部70に供給される。
以上のようにしてマルチスタンド式インターフォルダX4の各折り板機構部70,70…に折畳み重ねられた薬液含有の連続ティシュペーパー束10Cは、図6に示すように、最下流の折り板機構部70の後段のカッター部170において流れ方向に所定の間隔をおいて裁断(切断)されてティシュペーパー束10とされる。ここで、カッター部における処理速度は50〜120m/分であり、本発明においては係るカッターの処理速度によって原反ロール支持部71にセットされた二次原反ロールRからの二次連続シートS2の繰り出し速度が定まる。
ティシュペーパー束の収納箱への収納例について説明する。なお、ティシュペーパー束の収納箱への収納方法は、この例に限定されず既知の方法を採用することができる。
裁断工程によって裁断されて形成されたティシュペーパー束は、図29に示すように、マルチスタンド式インターフォルダX4の後段の収納設備において収納箱2に収納される。
この接着によって本発明のティシュペーパー製品X1の製造は完了する。
X2…抄紙設備、JR…一次原反ロール(ジャンボロール)、W…湿紙、S1…乾燥原紙(一次連続シート)、31…ヘッドボックス、32…ワイヤーパート、32w…ワイヤ、333…プレスパート、33F…フェルト、34,35…脱水ロール、36…ヤンキードライヤー、36C…ヤンキードライヤーフード、37…ドクターブレード、38…巻き取り手段、39…ワインディングドラム。
X3…プライマシン、S11 ,S12…一次連続シート、S2…二次連続シート、51…重ね合わせ部、56…巻き取り手段、
70〜80…インターフォルダ
X4…マルチスタンド式インターフォルダ、S3〜S5…二次連続シート、70…折り畳み機構部、71・・・原反ロール支持部、72…折り板、73,74…ガイドローラ、75…ガイド丸棒部材、10C…連続ティシュペーパー束、
L…薬液、90…薬液付与手段、9F…フード、91A〜91F…フレキソ印刷機、92A,92B…ドクターチャンバー、92C,92D…ディップロール(絞りロール)、93A,93B,93C,93D…アニロックスロール、94A,94B,94C,94D…刷版ロール、95A,95B,95C,95D…弾性ロール、96…供給ホース、97…返送ホース、98…貯留タンク、98C,98D…薬液タンク、99…供給ポンプ、100…調整弁、101…吸引ポンプ、102…チャンバー部、103,104…ブレード、105…供給ホースとチャンバー部との接続部、106…返送ホースとチャンバー部との接続部、106a…孔部、106b…判別手段(チューブ)、106c…円筒状部、106d…センサ、106e…報知部、106…調整部、
110…二流体方式のノズル式薬液噴霧装置、110A…薬液通路、110B、110F…エアー通路、110C、110E…保護ケーシング、110D…パージエアー通路、110G…圧空、120…ローターダンプニング噴霧装置。
130…インクジェット、131A,131B…インクタンク、132A,132B…インクジェットヘッド、133A,133B…ノズル板、134…ノズル孔、135…噴射ユニット、136…流体室、137…振動板、138…圧電素子、
140…カーテンコーター、141…コーターヘッド、141a…マニホールド、141b…スリット、リップ…142、143L…カーテン膜、144…エッジガイド、145…受液槽、146…遮風板、147…ロール、
CE…コンタクトエンボス、150…コンタクトエンボス手段、154A…コロ(エンボスロール)、154B…受けロール、154C…エンボス凸部、
160…スリット手段、 170…カッター部。
Claims (4)
- 収納箱内にティシュペーパーの束が収容されているティシュペーパー製品の製造方法であって、
マルチスタンド式インターフォルダの折畳み機構部を5〜30機で一組とし、
各組あたりに対応する幅の二次原反ロールを取付け、
二次原反ロールから前記各組あたりに対応する幅の二次連続シートを繰り出し、
その繰り出された前記各組あたりに対応する幅の二次連続シートのすべてにローション薬液を塗布し、
そのローション薬液が塗布された前記各組あたりに対応する幅の二次連続シートを連続方向にスリットしてティシュペーパー幅と同幅のローション薬液が塗布された連続シートを形成し、
そのスリットされたローション薬液が塗布されたティシュペーパー幅と同幅の連続シートを各折畳み機構部へ供給し、隣接する二次連続シートの側端部相互が掛け合わされるように折り畳み積層して、連続ティシュペーパーの束を製造し、
この連続ティシュペーパー束を所定長さに裁断して収納箱に収納することを特徴とするティシュペーパー製品の製造方法。 - 前記ローション薬液の塗布は、スプレー塗布、インクジェット印刷、カーテン塗工の何れかにより行なう請求項1記載のティシュペーパー製品の製造方法。
- 二次原反ロールから繰り出された連続シートの両側縁部を裁断した後に、ティシュペーパーの幅と等幅にスリットする請求項1記載のティシュペーパー製品の製造方法。
- 前記二次原反ロールの幅を1500〜9200mmとし、ティシュペーパーの幅を150〜250mmとする請求項1記載のティシュペーパー製品の製造方法。
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