JP2011204481A - 無電極放電ランプ - Google Patents

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Hiroshi Ogasawara
宏 小笠原
Hidenori Kakehashi
英典 掛橋
Atsunori Okada
淳典 岡田
Koji Hiramatsu
宏司 平松
Shingo Masumoto
進吾 増本
Katsuyoshi Goto
勝良 後藤
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Abstract

【課題】放熱体にかかるコストを抑制しつつも放熱性能を維持することができ、更には、ランプが高出力化された場合であっても放熱体の放熱性能を確保できる無電極放電ランプを提供する。
【解決手段】透光性材料により形成されて内壁に蛍光体膜が形成され、希ガスが封入されると共に凹部111が形成されるバルブ11と、一端部が凹部111の開口111bよりも凹部111の底面111a側で封止され、他端部が凹部111の底面111aに接続されてバルブ11内に連通する排気管12と、バルブ11内に配設されるアマルガムを収納する金属容器13と、一端面が凹部111の開口111bよりも凹部111の底面111a側に挿入されて排気管12の一端部に対向する中実棒状の放熱体14と、凹部111内に配設されて放熱体14の周囲に軸方向に沿って巻回される誘導コイル16とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、無電極放電ランプに関するものである。
従来から用いられている無電極放電ランプDとして図4に示すような、透光性材料から略球状に形成されて内側に窪んだ凹部311が形成されるバルブ31と、一端が封止され、他端が凹部311の底面311aに接続してバルブ31の内部に連通する排気管32と、凹部311内に配設される誘導コイル33と、誘導コイル33が巻回するコア34と、バルブ31の凹部311内に挿入されて誘導コイル33で発生する熱を凹部311から外部へ放出する放熱体35と、排気管32内に配設される金属カプセル36と、凹部311の開口311b側のバルブ31の外周部に嵌合する口金37とを備えたものが提供されている。
バルブ31は、内部に例えばアルゴン等の希ガスが封入され、内壁に保護膜と蛍光体膜とが形成されている。また、凹部311は、バルブ31の表面から当該バルブ31内部に突出して形成される。
排気管32は、一端が凹部311の底面311aの略中央に接続されて、他端が凹部311の開口311bに位置する略円筒状に形成されている。そして、排気管32は、一端が溶着により閉塞され、内部がバルブ31内と連通している。
コア34は、フェライト等の磁性材料により略円筒状に形成されて外周に沿って誘導コイル32が巻回され、凹部311内に配設される。
放熱体35は、銅等の良好な熱伝導率を有する金属から中空略円筒状に形成されて一端側から凹部311内に挿入され、コア34の内径部を挿通する。また、放熱体35は、内径部が排気管32に挿通される。
金属カプセル36は、例えばビスマスとインジウムとの合金からなる基体金属に水銀を3.5%添加したアマルガムを収納し、表面に図示しない挿通孔が形成されている。そして、無電極放電ランプDの点灯時に、アマルガムから上記挿通孔を介してバルブ31内に水銀蒸気が放出されてバルブ31内の水銀蒸気圧が制御される。
上記構成からなる従来例の無電極放電ランプDでは、誘電コイル33に高周波電流を流すと誘導コイル33の周囲に高周波電磁界が発生し、バルブ31内にプラズマが発生する。そして、プラズマが発生すると、アマルガムから放出された水銀原子が励起され、励起された水銀原子が基底状態に戻る際に紫外線を放射する。続いて、紫外線がバルブ31の内壁に塗布された蛍光体膜によって可視光に変換されてバルブ31外部に放出される。
また、上記無電極放電ランプDとは別形態の無電極放電ランプとして、金属カプセル36を、排気管32の軸方向において、誘導コイル32よりも凹部311の底面311a側に配設したものがあった(例えば、特許文献1参照)。この無電極放電ランプでは、調光時におけるバルブ内の水銀蒸気圧を安定して確保することができる。
特開2008―53178号公報
上記従来例における無電極放電ランプDでは、排気管32が凹部311の底面311aから当該凹部311の開口311bにまで形成されていることから、凹部311内に挿入される放熱体35は、中空略円筒状に形成する必要があった。そのため、放熱体35は、少ない断面積で放熱性能を確保できる熱伝導率の高い材料(例えば銅等)から形成されていたが、コストがかかるといった問題があった。
また、一般的に無電極放電ランプの高出力化に伴ってバルブが大型化して排気管の長さが長くなると、放熱体35の長さも長くなって放熱性能が低下してしまうといった問題もあった。
本発明は、上記事由に鑑みてなされたものであり、その目的は、放熱体にかかるコストを抑制しつつも放熱性能を確保できる無電極放電ランプを提供することにある。
上記課題を解決するために第1の発明は、透光性材料により形成されて内壁に蛍光体膜が形成され、内部に希ガスが封入されると共に内側に窪んだ凹部が形成されるバルブと、封止される一端部が前記凹部の開口よりもこの凹部の底面側に位置し、他端部が前記凹部の底面に接続されて前記バルブ内に連通する排気管と、前記バルブ内に配設される水銀を含有するアマルガムと、一端面が前記凹部の開口よりもこの凹部の底面側に挿入されて前記排気管の一端部に当該一端面が対向する中実棒状の放熱体と、前記凹部内に配設されて前記放熱体の周囲にこの放熱体の軸方向に沿って巻回される誘導コイルとを備えることを特徴とする。
第2の発明は、第1の発明において、前記アマルガムは、前記排気管内に配設され、前記放熱体は、一端面から筒状の壁部が形成され、この壁部に前記排気管が挿通することで前記アマルガムが当該壁部に覆われることを特徴とする。
第3の発明は、第1の発明において、前記アマルガムは、前記排気管内に配設され、磁性材料から筒状に形成されて外周面に前記誘導コイルが巻回するコアが設けられ、このコアは、前記放熱体が一端から挿通して他端が前記放熱体の一端面よりも前記排気管側へ突出し、当該コアの他端側に前記排気管が挿通することで前記アマルガムが当該コアに覆われることを特徴とする。
本発明では、放熱体にかかるコストを抑制しつつも放熱性能を確保できる無電極放電ランプを提供することができるという効果がある。
本発明の実施形態1における無電極放電ランプの断面図を示す。 本発明の実施形態2における無電極放電ランプの断面図を示す。 本発明の実施形態3における無電極放電ランプの断面図を示す。 従来例における無電極放電ランプの断面図を示す。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
(実施形態1)
本実施形態の無電極放電ランプAについて図1を用いて説明を行う。
本実施形態の無電極放電ランプAは、図1に示すように、略球状に形成されて内側に窪んだ凹部111を有するバルブ11と、一端(図1における下端)部12aが封止されると共に、他端(図1における上端)部が、凹部111の底面111aに連続一体に連結されてバルブ11内の放電空間110に連通する排気管12と、排気管12内に配置されてアマルガムを収納する金属容器13と、一端側から凹部111内に挿入される略円柱状の放熱体14と、放熱体14が挿通する略円筒状のコア15と、コア15の周囲に当該コア15の軸方向に沿って巻回される誘導コイル16と、一部が凹部111内に挿入するカプラ17と、当該カプラ17とバルブ11とを接続固定する円筒状の口金18とを備えている。
バルブ11は、ガラスなどの透光性材料により略球状に形成されて内部に放電ガスとしてアルゴンガス等の希ガスが封入される。また、バルブ11の内壁には、アルミナなどから形成された図示しない保護膜が形成され、当該保護膜上に積層する形で蛍光体膜が形成されている。
また、バルブ11は、一端側の外壁の一部が他端側へ向けて窪むことで略円柱状の凹部111が形成されている。
また、バルブ11の一端側(凹部111の開口111b側)の外周面には、周方向の全集に亘って内側に窪んだ係合凹部11aが形成されている。そして、バルブ11の一端側に略円環状の口金18が配設されて、当該口金18の内周面から突出する係合凸部18aが、バルブ11の係合凹部11aに係合することで、バルブ11に口金18が固定される。
排気管12は、一端部12aが例えば溶着等により封止され、他端部が凹部111の底面111aに連結されて、内部空間がバルブ11の放電空間110に連通している。ここで、排気管12は、製造時にバルブ11内(放電空間110)を排気するために設けられており、製造時に一端部12aは開放されている。そして、排気管12の一端部12aからバルブ11内を排気した後に、排気管12内に金属容器13が収められ、その後に一端部12aが溶着により封止されてバルブ11が封止される。ここで、排気管12は、その寸法が、凹部111の深さ寸法の約20%に設定されている。つまり、排気管12の一端部12aは、凹部111の開口111bよりも内側(底面111a側)に位置している。なお、本実施形態では、排気管12の寸法を凹部111の深さ寸法の約20%としているが、排気管12の寸法はこれに限定されず、凹部111の深さ寸法よりも短く設定されていればよい。
また、排気管12の内壁には、図示しない突部が形成されており、当該突部と封止された一端部12aとの間に金属容器13が配設されることで当該金属容器13の移動が規制される。
金属容器13は、内部が空洞のカプセル状に形成され、側面に形成される図示しない2つの孔を通じて、内部に収納されたアマルガムから出る水銀蒸気を通過させている。
アマルガムは、例えば、ビスマスとインジウムとの合金からなる基体金属に3.5%の含有比率で水銀を含有したものである。この水銀を含有するアマルガムを使用することにより、水銀単体を使用した場合に比較して、広い温度範囲でバルブ11内の水銀蒸気圧を略一定に保つことができる。
放熱体14は、銅よりも安価であるアルミニウムや真鍮等の金属から中実の円柱状に形成されて凹部111内に挿入される。そして、放熱体14は、一端面14aが排気管12の一端部12aに近接して対向する長さに設定されて、他端部が凹部111の外側に突出している。
コア15は、例えば、フェライト等の磁性材料から円筒状に形成され、放熱体14の一端側の所定の範囲が挿通する。そして、コア15の外周面には、当該コア15の軸方向に沿って誘導コイル16が巻回される。
カプラ17は、円環状の基台部171と、基台部171の内径の周縁部より当該基台部171の軸方に沿って延設される円環状の突台部172とから構成され、基台部171の内径部と突台部172の内径部とからなる挿通孔17aが形成される。ここで、突台部172は、外径が凹部111の内径に略等しく、挿通孔17aの外径が放熱体14の外径と略等しくなるように形成されている。
そして、カプラ17は、突台部172が凹部111に挿し込まれて凹部111の内壁と嵌合し、挿通孔17aに放熱体14が挿し込まれて放熱体14と嵌合する。
次に、本実施形態の無電極放電ランプAの動作について説明する。
図示しない高周波電源から誘導コイル16に高周波電流を流すと、誘導コイル16は、高周波電流に対応する周期で交番する磁束を発生する。ここで、誘導コイル16の内側にコア15が配置されていることから、誘導コイル16で発生した磁束がコア15内を通り、バルブ11内に効率よく交番磁束が発生する。そして、バルブ11内に発生した交番磁束により、誘導コイル16で発生した磁界に鎖交する方向、即ち、バルブ11内における誘導コイル16の周回方向に誘導電界が発生する。この誘導電界により、バルブ゛11内の電子が加速され、電子はエネルギーを持った状態でバルブ11内の水銀原子や希ガス原子に衝突する。そして、電子が衝突した水銀原子は、電離されたり、励起されたりする。
次に、水銀原子の電離によって生じた電子は、再び誘導電界により加速され、再び水銀原子に衝突する。そして、所定の数量以上の電子が生成したところで放電が持続する。一方、電子の衝突によって励起された水銀原子は紫外線を放射して基底状態に戻る。そして、水銀原子から放射された紫外線のうち、バルブ11の内壁に到達したものは、当該バルブ11の内壁に形成された蛍光体膜により可視光に変換されて外部に放射される。
ここで、無電極放電ランプAを点灯させる際、凹部111の周囲にある部品(例えば、誘導コイル16やコア15)の温度上昇に伴って凹部111内の空気の温度が上昇するが、放熱体14が凹部111内の空気から熱を奪って凹部111外へ放熱することで凹部111内における過度の温度上昇を防止している。
また、一般的に無電極放電ランプの動作は、バルブ11内の水銀蒸気圧に依存し、バルブ11内の水銀蒸気圧は、金属容器13に収納されたアマルガムの温度で決まるため、当該アマルガムを収納する金属容器13の周囲温度を安定させる必要がある。
そこで、本実施形態の無電極放電ランプAは、排気管12の長さ寸法が凹部111の深さ寸法に比べて短いことから、凹部111内に挿入する放熱体14を中実の円柱状に形成することができる。
本実施形態の無電極放電ランプAでは、放熱体14が図4に示す従来例の無電極放電ランプDで用いられる中空円筒状の放熱体35に比べて断面積が大きい。従って、放熱体14の材料として、銅よりも熱伝導率の低いアルミや真鍮等を用いた場合であっても、銅からなる中空円筒状の放熱体35以上の放熱効率を得ることができる。
すなわち、本実施形態の無電極放電ランプAは、銅よりも安価であるアルミや真鍮からなる円柱状の放熱体14を備えることで、放熱体14にかかるコストを抑制しつつも放熱性能を確保することができる。
ここで、一般的に、バルブ11の大きさが大きくなる程、凹部111の径も大きくなって凹部111内に切断及び溶着のための器具を挿入し易くなり、排気管12を切断して更に溶着し易くなる。すなわち、バルブ11を大きくすれば、排気管12の長さ寸法を容易に短くでき、本実施形態の構成が実施し易くなる。
また、図4に示す従来例の無電極放電ランプDは、高出力化(例えば300W程度)に伴ってバルブ31のサイズが大きくなった場合、放熱体35の長さが長くなって放熱効率が低下する。これにより、アマルガムの温度が過度に上昇して発光効率の低下や立ち消えが発生する虞がある。
一方、本実施形態の無電極放電ランプAは、放熱体14が中実状に形成されることで断面積が大きくなっており、銅よりも熱伝導率の低いアルミ等の金属から形成しても十分な放熱効率を有している。そのため、無電極放電ランプAの高出力化に伴って放熱体14の長さが長くなり、放熱体14の放熱性能が低下したとしても十分な放熱性能を確保することができる。
従って、本実施形態の無電極放電ランプAは、高出力化された場合であっても放熱体14の放熱性能を確保できて安定した点灯を行うことができる。
(実施形態2)
本実施形態の無電極放電ランプBについて図2を用いて説明を行う。
本実施形態の無電極放電ランプBは、放熱体14の一端面14aから筒状の壁部14bが突設されている点のみが図1に示す実施形態1の無電極放電ランプAと異なっている。なお、その他の構成については実施形態1と共通であるため、共通の符号を付して説明を省略する。
放熱体14は、一端面14aの周縁部から放熱体14の軸方向に沿って環状の壁部14bが形成される。つまり、放熱体14の一端に、一端面14aと壁部14bとからなる凹部141が形成される。そして、当該凹部141内に排気管12が挿通して当該排気管12の周囲が、凹部141の内壁(壁部14b)によって覆われる。
また、壁部14bの軸方向における寸法は、凹部141の開口141aが排気管12内に配設されている金属容器13よりも凹部111の底面111a側となるように設定される。つまり、金属容器13に収納されたアマルガムは、その周囲が凹部141によって覆われている。
ここで、凹部141と排気管12との間には、略閉ざされた空間S1が形成され、無電極放電ランプBの点灯時に、空間S1の周囲の部品(例えば、誘導コイル16や、コア15)の温度上昇に伴って、当該空間S1内における空気の温度が上昇する。そして、空間S1によって囲まれたアマルガムの温度は、当該空間S1内の空気の温度と略等しくなるため、空間S1内の空気の温度上昇に伴って上昇し、温度が上昇したアマルガムから水銀が放出されてバルブ11内の水銀圧が上昇する。
この空間S1は、略閉空間となっていることから、当該空間S1内の空気の出入りは抑制されている。従って、本実施形態の電極放電ランプBでは、照射方向を変えるためにバルブ11の向きを変化(例えば、図2に示す方向とは180度反対方向)させたとしても、空間S1内の空気の温度変化は抑制されるため、アマルガムの温度も略一定となる。
従って、本実施形態の無電極放電ランプBは、例えば、投光器などのように照射方向が変化する器具に適用してバルブ11の向きを変化させた場合であっても、安定した点灯を行うことができる。
(実施形態3)
本実施形態の無電極放電ランプCについて図3を用いて説明を行う。
本実施形態の無電極放電ランプCは、コア15の代わりに当該コア15と長さのみが異なるコア19を備えている点のみが図1に示す実施形態1の無電極放電ランプAと異なっている。なお、その他の構成については実施形態1と共通であるため、共通の符号を付して説明を省略する。
コア19は、例えば、フェライト等の磁性材料から円筒状に形成されている。そして、コア19は、一端(図3における上端)が放熱体14の一端面14aよりも排気管12側へ突出している。そして、コア19の一端側に排気管12が挿通して当該排気管12の周囲が、コア19の一端側の内径部によって覆われる。
また、コア19は、凹部21の開口21aが、コア19の軸方向において、排気管12内に配設された金属容器13よりも凹部111の底面111a側に位置するように形成されている。つまり、金属容器13に収納されたアマルガムは、その周囲が凹部21によって覆われている。
ここで、凹部21と排気管12との間には、略閉ざされた空間S2が形成され、無電極放電ランプCの点灯時に、空間S2の周囲の部品(例えば、誘導コイル16や、コア15)の温度上昇に伴って、当該空間S2内における空気の温度が上昇する。そして、空間S2によって囲まれたアマルガムの温度は、当該空間S2内の空気の温度と略等しくなるため、空間S2内の空気の温度上昇に伴って上昇し、温度が上昇したアマルガムから水銀が放出されてバルブ11内の水銀圧が上昇する。
この空間S2は、略閉空間となっていることから、当該空間S2内の空気の出入りは抑制されている。従って、本実施形態の電極放電ランプCでは、配設される方向が変化(例えば、図2に示す方向とは180度反対方向)したとしても、空間S2内の空気の温度変化は抑制されるため、アマルガムの温度も略一定となる。
従って、本実施形態の無電極放電ランプCは、例えば、投光器などのように照射方向が変化する器具に適用してバルブ11の向きを変化させた場合であっても、安定した点灯を行うことができる。
また、本実施形態の無電極放電ランプCは、実施形態2の無電極放電ランプBのように、放熱体14の一端面14aに壁部14bを形成する必要がなく、コア15に比べて長いコア19を用いるだけで、安定した点灯を行うことができる。つまり、本実施形態の無電極放電ランプCは、実施形態2の無電極放電ランプBに比べて構造が簡単となり製造コストを低減することができる。
11 バルブ
12 排気管
12a 一端部
14 放熱体
14a 一端面
15 コア
16 誘導コイル
111 凹部111
111a 底面
141 壁部

Claims (3)

  1. 透光性材料により形成されて内壁に蛍光体膜が形成され、内部に希ガスが封入されると共に内側に窪んだ凹部が形成されるバルブと、
    封止される一端部が前記凹部の開口よりもこの凹部の底面側に位置し、他端部が前記凹部の底面に接続されて前記バルブ内に連通する排気管と、
    前記バルブ内に配設される水銀を含有するアマルガムと、
    一端面が前記凹部の開口よりもこの凹部の底面側に挿入されて前記排気管の一端部に当該一端面が対向する中実棒状の放熱体と、
    前記凹部内に配設されて前記放熱体の周囲にこの放熱体の軸方向に沿って巻回される誘導コイルとを備えることを特徴とする無電極放電ランプ。
  2. 前記アマルガムは、前記排気管内に配設され、
    前記放熱体は、一端面から筒状の壁部が形成され、この壁部に前記排気管が挿通して前記アマルガムが当該壁部に覆われることを特徴とする請求項1記載の無電極放電ランプ。
  3. 前記アマルガムは、前記排気管内に配設され、
    磁性材料から筒状に形成されて外周面に前記誘導コイルが巻回するコアが設けられ、このコアは、前記放熱体が一端から挿通して他端が前記放熱体の一端面よりも前記排気管側へ突出し、当該コアの他端側に前記排気管が挿通することで前記アマルガムが当該コアに覆われることを特徴とする請求項1記載の無電極放電ランプ。


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