JP2011202592A - 車両用ウォータポンプ - Google Patents

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    • F16D13/16Friction clutches with outwardly-movable clutching members co-operating with the inner surface of a drum or the like shaped as radially-movable segments

Abstract


【課題】 内燃機関等の車両各部の暖機状態に合わせ任意のタイミングでクラッチ動作を切り替え可能で、従来よりも省電力で小型で低コストな車両用ウォータポンプを提供すること。
【解決手段】 外部の動力によって回転駆動されるプーリ2と、プーリ2と独立回転可能である被駆動軸5と、被駆動軸5の回転が伝達されるインペラ7と、プーリ2の内周面2aを押圧する押圧部31を有しプーリ2と接触可能でかつプーリ2の回転が被駆動軸5に伝達可能なアーム部材3と、プーリ2とアーム部材3との接触及び非接触を切り替えかつ接触状態を可変する制御部材4と、制御部材4に具備されアーム部材3をプーリ2側に付勢する付勢部材41と、を備え、制御部材4は、、プーリ2とアーム部材3との接触及び非接触の切り替えおよび接触状態を制御する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、インペラの回転制御機構を有する車両用ウォータポンプに関する。
アーマチュアとプーリとの接触を制御する従来のクラッチとして、板ばねを用いてアーマチュアとハブとを連結し、ハブ内部に弾性体を用いた伝達トルク脈動吸収機構を内蔵した技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
また、駆動軸上に本願発明におけるプーリに相当するアウタの内周側に配置されたインナと、このインナの側面に当接されるフリクションプレートを嵌合させ、フリクションプレートをインナと対向する面とは反対側の面から皿ばねで側面に圧接させる技術が開示されている(例えば、特許文献2参照)。
また、一方に摩擦面を有し被駆動軸に対して回転可能に支持されると共に外部の動力によって回転駆動されるロータと、被駆動軸に取り付けられたボスと、ロータの摩擦面と接触係合し得る他方の摩擦面を有しボスに枢着されてロータの摩擦面との間に発生した摩擦力をロータへの押し付け力に変換する中間部材と、中間部材の摩擦面をロータの摩擦面に押し付けが開始される比較的小さい力(初期的な力)を中間部材に作用させる初期動作手段と、を有する技術が開示されている(例えば、特許文献3参照)。
また、軸受ハウジングの端部外周面に固定したソレノイドと、軸受ハウジングに回転自在に挿通されたウォータポンプの駆動軸の端部外周面に、軸受を介して回転自在に支持されたプーリと、同じく駆動軸の端部外周面に、軸受を介して回転自在に支持されたインナーカップリング部材と、駆動軸の端部外周面に固定され、粘性流体を介してインナーカップリング部材と対向する事で、流体継手を構成するアウターカップリング部材と、このアウターカップリング部材に固定され、プーリを介してソレノイドと対向する磁性材製のアーマチュアプレートと、このアーマチュアプレートの側面で、プーリと対向する部分に添着された摩擦板と、を有する技術が開示されている(例えば、特許文献4参照)。
特開平3−28527号公報 特開昭57−107440号公報 特開2001−200860号公報 実公平8−2423号公報
しかしながら、特許文献1および特許文献4に記載の電磁クラッチでは、トルク伝達に必要なクラッチ押付け力は電磁コイルの吸引力に依存する。そのため、ウォータポンプに適用する際、特にエンジン高回転時では、クラッチ押付け力を大きくする必要がある。したがって、電磁コイルに大きな吸引力が必要となるため、大きな電流が必要となり、かつ、電磁クラッチは大型化しコスト高になる。また、電磁クラッチは、磁気回路の一部となるプーリおよびアーマチュアの磁気的な必要厚さを確保するため、厚肉化および重量増となる問題がある。
また、特許文献2に記載の遠心クラッチでは、動作に電力は不要であるが、係合および遮断の条件は入力軸の回転数で決まり、任意のタイミングでの動作の切り替えは困難である。したがって、ウォータポンプに適用しても、任意のタイミングで動作の切り替えを行うことは困難である。
また、特許文献3に記載の摩擦クラッチでは、電磁コイルは被動体の回転軸上にコイルの軸芯を有し、通電によりアーマチュア部(本願発明におけるアーマチュアに相当)を吸引させる。しかしながら、特許文献3の構成では、複数のアーマチュア部は離散的に配置されているため、電磁コイルが発生する電磁力の一部しかアーマチュア部に作用できない。従って、特許文献3の摩擦クラッチでは、磁気回路として非効率な構成であるため、アーマチュア部を吸引するために電磁コイルおよび摩擦クラッチを大型化する必要がある。
本発明は、上記の問題を解決するものであり、内燃機関等の車両各部の暖機状態に合わせ任意のタイミングでクラッチ動作を切り替えて車両用ウォータポンプの動作状態を可変し、かつ、従来よりも省電力で小型かつ低コストな車両用ウォータポンプを提供することを目的とする。
上記の技術的課題を解決するために本発明に講じられた第1特長構成は、外部の動力によって回転駆動される動力伝達部材と、前記動力伝達部材と独立回転可能である被駆動軸と、前記被駆動軸の回転が伝達されるインペラと、前記動力伝達部材の内周面を押圧する押圧部を有し前記動力伝達部材と接触可能でかつ前記動力伝達部材の回転が前記被駆動軸に伝達可能なアーム部材と、前記動力伝達部材と前記アーム部材との接触及び非接触を切り替え、かつ、接触状態を可変する制御部材と、前記制御部材に具備され前記アーム部材を前記動力伝達部材側に付勢する付勢部材と、を備え、前記制御部材は、前記動力伝達部材と前記アーム部材との回転位相を可変することにより、前記動力伝達部材と前記アーム部材との接触及び非接触の切り替えおよび接触状態を制御することである。
本特徴構成によれば、制御部材は、動力伝達部材とアーム部材との接触及び非接触の切り替えおよび接触状態を可変できるため、制御部材による制御により車両用ウォータポンプの動作状態を可変できる。例えば、内燃機関であるエンジンの低温時に、制御部材が車両用ウォータポンプを停止させることにより、エンジンの暖機を促進させ、燃費の向上が図れる。
また、本特徴構成によれば、車両用ウォータポンプは、アーム部材を動力伝達部材の内周面に付勢する付勢部材を備える。このことから、アーム部材は、動力伝達部材の内周面に付勢される付勢力および回転することで生じる遠心力により強固な係合が可能であり、インペラへ大きなトルク伝達ができる。
本発明に講じられた第2特長構成は、前記制御部材は、前記アーム部材と接合する接合部を有する磁気吸引部と、前記磁気吸引部を吸引することにより、前記動力伝達部材と前記アーム部材との接触及び非接触を切り替え、かつ、接触状態を可変する駆動部と、を備えることである。
本特徴構成によれば、駆動部が磁気吸引部を吸引することにより、車両用ウォータポンプの動作状態を可変できる。例えば、駆動部が電磁コイルであれば、電磁コイルへの通電量を可変することにより、磁気吸引部を吸引する吸引力を可変できる。従って、動力伝達部材とアーム部材との接触及び非接触を切り替えるだけでなく、接触時において、動力伝達部材とアーム部材とが滑りを伴いながら摺動させてインペラの回転数を制御することもできる。インペラの回転数を制御することにより、エンジンに冷却水を過剰に供給することを抑制でき、好適にエンジンの暖機状態を適温に維持できる。
本発明に講じられた第3特長構成は、前記接合部は、前記磁気吸引部または前記アーム部材のいずれか一方に具備される長穴と、前記長穴を有する前記磁気吸引部または前記アーム部材の他方に具備されるピンと、から構成され、前記接合部は、前記長穴内において前記ピンが移動することにより、前記アーム部材を前記動力伝達部材から離間する方向に移動させることである。
本特徴構成によれば、長穴内におけるピンの位置により動力伝達部材とアーム部材との接触及び非接触の切り替えおよび接触状態を可変できる。従って、本特徴構成の車両用ウォータポンプは、ピンを移動させるだけの簡素な構成であるため、複雑な構造を呈せず小型化かつ低コスト化できる。
本発明に講じられた第4特長構成は、前記長穴は前記ピンの移動範囲を制限する少なくとも1つの端部を備えることである。
本特徴構成によれば、例えば、アーム部材が動力伝達部材から離間する方向へ移動し、長穴の端部にてアーム部材に具備されるピンの移動範囲が制限される場合では、アーム部材がアーム部材に備えられる磁気吸引部と駆動部とが当接する前に、アーム部材の移動を制限できる。従って、磁気吸引部及び駆動部の信頼性が向上できるため、高い信頼性が求められる車両へ適用し易くなる。
本発明に講じられた第5特長構成は、前記磁気吸引部と前記駆動部との間にエアギャップが形成されることである。
本特徴構成によれば、駆動部が発生する吸引力を磁気吸引部に効率よく作用できるため、駆動部の小型化が可能である。また、駆動部が電磁コイルであれば、低消費電力化が可能である。
本発明に講じられた第6特長構成は、前記駆動部の吸引力は、前記駆動部の全面に対向する前記磁気吸引部に作用することである。
本特徴構成によれば、駆動部が発生する吸引力を磁気吸引部に無駄なく(効率良く)作用できるため、駆動部の小型化が可能である。また、駆動部が電磁コイルであれば、低消費電力化が可能である。
本発明に講じられた第7特長構成は、前記アーム部材は、少なくとも前記駆動部の非動作時に前記動力伝達部材と接触することである。
本特徴構成によれば、駆動部が万一損傷し作動しない状況下においても、アーム部材は、動力伝達部材と接触し、動力伝達部材を介してインペラへ回転伝達しているため、常時内燃機関等の車両各部へ冷却水を循環させることができ、過熱による機能低下および破損を防止できる。
本発明に講じられた第8特長構成は、外部の動力によって回転駆動される動力伝達部材と、前記動力伝達部材と独立回転可能である被駆動軸と、前記被駆動軸の回転が伝達されるインペラと、前記動力伝達部材の回転を前記被駆動軸に伝達可能なアーム部材と、前記アーム部材に設けられて前記動力伝達部材の内周面と対向する位置に有する押圧部と、前記アーム部材を制御する制御部材と、前記アーム部材を前記動力伝達部材側に付勢する付勢部材と、を備え、前記制御部材による前記アーム部材の非制御時には、前記付勢部材により前記動力伝達部材の前記内周面と前記押圧部とが摺動可能であると共に、前記制御部材による前記アーム部材の制御時には、前記動力伝達部材の前記内周面と前記押圧部とが離間可能であることである。
本特徴構成によれば、制御部材による制御により車両用ウォータポンプの動作状態を可変できる。例えば、内燃機関であるエンジンの低温時に、制御部材が車両用ウォータポンプを停止させることにより、エンジンの暖機を促進させ、燃費の向上が図れる。
また、本特徴構成によれば、車両用ウォータポンプは、アーム部材を動力伝達部材の内周面に付勢する付勢部材を備える。このことから、アーム部材は、動力伝達部材の内周面に付勢される付勢力および回転することで生じる遠心力により強固な係合が可能であり、インペラへ大きなトルク伝達ができる。
第1実施例の車両用ウォータポンプの各部構成を示す詳細図である。 第1実施例の車両用ウォータポンプの図1におけるA−A断面図である。 第1実施例のアーム部材および制御部材の動作を示す詳細図である。 第2実施例の車両用ウォータポンプの各部構成を示す詳細図である。 第2実施例の車両用ウォータポンプの図4におけるB−B断面図である。 第2実施例のアーム部材および制御部材の動作を示す詳細図である。
以下、第1実施例の車両用ウォータポンプ1を図1〜図3に基づいて説明する。
図1は、第1実施例の車両用ウォータポンプ1の各部構成を示す詳細図である。車両用ウォータポンプ1は、内燃機関等の車両各部へ循環させ冷却水が流通する吸入口と吐出口とを有するポンプハウジング10と、内燃機関の動力によって回転駆動されるプーリ2と、プーリ2の内周面2aと対向する位置に有し内周面2aを押圧する摩擦面(押圧部)32aと、摩擦面32aを有しプーリ2と接触可能でかつプーリ2の回転が被駆動軸5に伝達可能なアーム部材3と、プーリ2とアーム部材3との接触及び非接触を切り替えかつ接触状態(半クラッチ状態)を可変する制御部材4と、制御部材4に具備されアーム部材3をプーリ2の内周面2a側に付勢する第一スプリング41と、アーム部材3に具備されるピン33と制御部材4に形成される長穴43とから構成される接合部45と、を備える。
アーム部材3は、プーリ2の周方向において内周面2aと対向するように延在するアーム部32と、アーム部32から被駆動軸5の回転中心側に突出してピン33が設けられる突出部31と、アーム部32よりもプーリ2の内周面2a側に具備されてプーリ2の内周面2aと摩擦係合可能である摩擦面32aと、を備える。また、アーム部材3には、後述する制御部材4の長穴43に挿入されるピン33fと、アーム部材3をプーリ2の内周面2a側に付勢する第一スプリング41に接続される第一接続部32bと、制御部材4に対し回転可能に接続される第二接続部32cと、を備える。
制御部材4は、電磁コイル6(図2)の作動により被駆動軸5の軸方向に移動されるアーマチュア42と、後述する第一スプリング41を端部44aに具備すると共にアーム部材3の第二接続部32cに接続されるドライバ44と、を備える。また、アーマチュア42は、アーム部材3の第一接続部32b側をプーリ2から離間する方向に移動させる長穴43を有する。また、ドライバ44の端部44aは、プーリ2の周方向に延在する。
図2は、第1実施例の車両用ウォータポンプ1の図1におけるA−A断面図である。車両用ウォータポンプ1は、プーリ2とポンプハウジング10との間に配設される第一ベアリング11と、被駆動軸5とポンプハウジング10との間に配設される第二ベアリング12と、制御部材4に具備されアーマチュア42を吸引すべく電磁力を作用して被駆動軸5の軸方向に移動させる電磁コイル6と、電磁コイル6をポンプハウジング10内に固定してアーマチュア42を吸引(吸着)させる吸着面6bを有するコア6aと、アーマチュア42とコア6aとの間に形成されるエアギャップ13と、を有する。アーマチュア42をコア6aから離間させる方向(被駆動軸5の軸方向)に付勢する第二スプリング34の付勢力により、コア6aの吸着面6bとアーマチュア42の吸着面42aとの間に所定の隙間を有するエアギャップ13が形成される。
また、被駆動軸5の一端にはドライバ44が配設され、他端にはドライバ44およびアーム部材3の回転が伝達される被駆動部としてのインペラ7が配設される。
図3は、第1実施例のアーム部材3および制御部材4の動作を示す詳細図である。図3(a)は、車両用ウォータポンプ1の稼動時におけるアーム部材3および制御部材4の状態を示す。長穴43の端部43a側にピン33が位置するとき、アーム部材3は、第一スプリング41によりプーリ2の内周面2a側へ付勢(押圧)されてプーリ2と係合した状態となる。また、長穴43の形状は、アーム部材3の摩擦面32aとプーリ2の内周面2aとの係合による磨耗で摩擦面32aが薄肉化しても、プーリ2とアーム部材3とが係合できるようにピン33を端部43a方向へ移動できる形状となっている。
図3(b)は、車両用ウォータポンプ1の停止時におけるアーム部材3および制御部材4の状態を示す。長穴43の端部43b側にピン33が位置するとき、アーム部材3の摩擦面32aは、被駆動軸5側に移動するようにプーリ2の内周面2aから離間する。摩擦面32aが内周面2aから離間する際、アーム部材3の第一接続部32b側が、第二接続部32cを基点にプーリ2の回転軸芯方向に移動して第一スプリング41を収縮させる。このようにアーム部材3の摩擦面32aが移動することにより、図3(a)の状態よりアーム部材3が画定する径が小さくなる。
長穴43は、図3に示したように、端部43a、43b間に位置するピン33と被駆動軸5の回転中心との距離P1と、端部43bに位置するピン33と被駆動軸5の回転中心との距離P2とが異なるように形成されている。そして、最大P1−P2分、第一スプリング41を徐々に収縮させて、アーム部材3をプーリ2の内周面2aから離間させる。尚、摩擦面32aが磨耗により薄肉化する場合があるため、端部43a、43b間に位置するピン33と被駆動軸5の回転中心との距離P1は薄肉化に伴い長くなる。
長穴43について詳述すると、長穴43は、ピン33の移動範囲を制限する少なくとも1つの端部43bを備える。長穴43内においてピン33が端部43a側から端部43b側へ移動する際、ピン33は、プーリ2の回転軸芯と直交する方向(プーリ2の回転軸芯方向)へ移動する。尚、第1実施例では、長穴43に端部43aおよび43bを備えているが、この構成に限定されない。同様の機能を達成する構成として長穴43は、端部43aを有さず長穴43の長手方向一側が開放状態である形状であっても良い。また、第一実施例では、長穴43は円弧形状であったが、直線状の長穴でも良い。ただし、長穴43が円弧形状であれば、第一スプリング41が急激に伸縮することを防止できる。
以下、第1実施例の動作について説明する。なお、本実施例のプーリ2は、図1において左回りである。
車両用ウォータポンプ1の動作状態は、内燃機関等の車両各部の暖機状態に応じる。例えば、エンジンの暖機状態が低温である場合、車両用ウォータポンプ1を停止させることで冷却水の循環を停止してエンジンの暖機を促進させる。また、エンジンの暖機状態が高温である場合、車両用ウォータポンプ1を稼動させることで冷却水を循環させてエンジンの暖機状態を適温に維持する。尚、エンジンの暖機状態の適温に関しては、車両用ウォータポンプ1を搭載する車両により異なる。
車両用ウォータポンプ1の稼動時(初期状態)の場合、電磁コイル6は停止状態(非通電状態)であり、図3(a)に示すように、ピン33は長穴43の端部43a側に位置し、第一スプリング41はアーム部材3をプーリ2の内周面2a側へ付勢する。そして、アーム部材3の摩擦面32aはプーリ2の内周面2aと係合し、プーリ2の回転に連動して連れ回る。また、アーム部材3が回転することにより、被駆動軸5を介してインペラ7が回転し、車両用ウォータポンプ1が稼動する。尚、プーリ2とアーム部材3とが係合し同期回転するときには、第一スプリング41の付勢力およびアーム部材3の回転により生じる遠心力により、プーリ2とアーム部材3との係合はより強固になっている。また、プーリ2とアーム部材3とが半クラッチ状態である場合、アーム部材3は滑りを伴いながらプーリ2の回転が伝達されるため、インペラ7はプーリ2の回転力よりも小さい回転力で回転する。
車両用ウォータポンプ1の稼動時から停止時へ移行するとき、電磁コイル6は作動状態(通電状態)となりアーマチュア42を電磁コイル6の吸着面6b側に吸引する。アーマチュア42を吸引すると、ピン33の位置が長穴43の端部43b方向に移動する。ピン33が移動すると、アーム部材3の摩擦面32aは、被駆動軸5側に移動するようにプーリ2の内周面2aから離間する。すなわち、図3に示すピン33と被駆動軸5の中心点との距離P1およびP2の差を最大限として、摩擦面32aは、第二接続部32cを基点にドライバ44の端部44a方向に移動する。アーム部材3の摩擦面32aがプーリ2の回転軸芯方向に移動し、アーム部32の第一接続部32bがドライバ44の端部44a方向に移動することにより、第一スプリング41は最大P1−P2分収縮する。このことから、摩擦面32aはプーリ2の内周面2aからプーリ2の回転軸芯方向へと離間し、プーリ2の回転がインペラ7へ伝達しない状態となり、車両用ウォータポンプ1が停止する。
車両用ウォータポンプ1の停止時から稼動時へ移行するとき、電磁コイル6を停止状態にし、アーマチュア42を電磁コイル6の吸着面6bから離間させ回転可能とする。また、第一スプリング41がアーム部材3をプーリ2の内周面2a側へ付勢することにより、ピン33の位置が長穴43の端部43b側から端部43a側方向へ移動する。そして、アーム部材3の摩擦面32aが、プーリ2の内周面2aと係合することにより上記車両用ウォータポンプ1の稼動時の動作を行う。
また、ピン33は、図3に示す長穴43の形状により、端部43aと43bとの間を滑らかに移動し、アーム部材3を徐々に移動させる。例えば、ピン33が端部43a側から43b側へ移動する際、第一スプリング41は、ピン33が端部43a側に位置する状態から徐々にスプリング長を短くされる。また、ピン33が端部43b側から43a側へ移動する際、第一スプリング41は、ピン33が端部43b側に位置する状態から徐々にスプリング長を長くされる。
本実施例によれば、制御部材4は、プーリ2とアーム部材3との接触及び非接触の切り替えおよび接触状態を可変できるため、制御部材4による制御により車両用ウォータポンプ1の動作状態を可変できる。例えば、内燃機関であるエンジンの低温時に、制御部材4が車両用ウォータポンプを停止させることにより、エンジンの暖機を促進させ、燃費の向上が図れる。
また、本実施例によれば、車両用ウォータポンプ1は、アーム部材3をプーリ2の内周面に付勢する第一スプリング41を備える。このことから、アーム部材3は、プーリ2の内周面に付勢される付勢力および回転することで生じる遠心力により強固な係合が可能であり、インペラへ7大きなトルク伝達ができる。
以下、第2実施例の車両用ウォータポンプ1aを図4〜図6に基づいて説明する。
第2実施例の構成は、第1実施例の構成に対し第一ベアリング11および電磁コイル6の位置を変更したものである。他の箇所に関しては第1実施例と同様であるため、同一の部位および機能を有するものは同一の符号で表される。
図4は、第2実施例の車両用ウォータポンプ1aの各部構成を示す詳細図である。図5は、第2実施例の車両用ウォータポンプ1aの図4におけるB−B断面図である。また図6は、第2実施例のアーム部材3および制御部材4の動作を示す詳細図である。
車両用ウォータポンプ1aは、被駆動軸5の端部に延在する凸部44bを具備したドライバ44と、凸部44bの外周に配設されるベアリング11と、を備える。また、車両用ウォータポンプ1aは、ドライバ44の凸部44bとプーリ2との間に配設される第一ベアリング11と、第1実施例において配設された位置よりインペラ7側に配設される電磁コイル6と、を備える。
第1実施例との相違点は、P1(図3)とP3およびP2(図3)とP4の距離が異なる点であるため、相違点のみ説明する。長穴43は、端部43a側に位置するピン33と被駆動軸5の回転中心との距離P3と、端部43b側に位置するピン33と被駆動軸5の回転中心との距離P4と、が異なり、最大P3−P4分第一スプリング41をドライバ44の端部44a方向に徐々に収縮させ、アーム部材3の摩擦面32aをプーリ2の内周面2aから離間させる形状である。
以下、第2実施例の動作について説明する。なお、本実施例のプーリ2は、図4において左回りである。
車両用ウォータポンプ1aの稼動時(初期状態)の場合、電磁コイル6は停止状態(非通電状態)であり、図6(a)に示すように、第一スプリング41はアーム部材3をプーリ2の内周面2a側へ付勢する。そして、アーム部材3の摩擦面32aはプーリ2の内周面2aと係合し、プーリ2の回転に連動して回転する。また、アーム部材3が回転することにより、被駆動軸5を介してインペラ7が回転し、車両用ウォータポンプ1aが稼動する。尚、プーリ2とアーム部材3とが係合して同期回転するとき、第一スプリング41の付勢力およびアーム部材3の回転により生じる遠心力により、プーリ2とアーム部材3との係合はより強固になる。また、プーリ2とアーム部材3とが半クラッチ状態である場合、アーム部材3は滑りを伴いながらプーリ2の回転が伝達されるため、インペラ7はプーリ2の回転力よりも小さい回転力で回転する。
車両用ウォータポンプ1aの稼動時から停止時へ移行するとき、電磁コイル6は作動状態(通電状態)となり、となりアーマチュア42を電磁コイル6の吸着面6b側に吸引する。アーマチュア42を吸引すると、ピン33の位置が長穴43の端部43b方向に移動する。ピン33が移動すると、アーム部材3の摩擦面32aは、被駆動軸5側に移動するようにプーリ2の内周面2aから離間する。すなわち、図6で示すピン33と被駆動軸5の中心点との距離P3および距離P4の差を最大限として、摩擦面32aは第二接続部32cを基点にドライバ44の端部44a方向に移動する。アーム部材3の摩擦面32aがプーリ2の回転軸芯方向に移動し、アーム部32の第一接続部32bがドライバ44の端部44a方向に移動することにより、第一スプリング41は最大P3−P4分収縮する。このことから、摩擦面32aはプーリ2の内周面2aからプーリ2の回転軸芯方向へと離間し、プーリ2の回転がインペラ7へ伝達しない状態となり、車両用ウォータポンプ1aが停止する。
他の動作に関しては、第1実施例と同様である。
第2実施例の車両用ウォータポンプ1aでは、インペラ7側に配設される電磁コイル6と、ドライバ44の凸部44bとプーリ2との間に配設される第一ベアリング11と、を備える。このことから、電磁コイル6をインペラ7側へ配設でき、電磁コイル6へ接続する配線(図示略)が短くかつ容易に接続できる構造となるため、車両用ウォータポンプ1aの低コスト化が図れる。
また、本実施例によれば、制御部材4は、プーリ2とアーム部材3との接触及び非接触の切り替えおよび接触状態を可変できるため、制御部材4による制御により車両用ウォータポンプ1の動作状態を可変できる。例えば、内燃機関であるエンジンの低温時に、制御部材4が車両用ウォータポンプを停止させることにより、エンジンの暖機を促進させ、燃費の向上が図れる。
更に、本実施例によれば、車両用ウォータポンプ1は、アーム部材3をプーリ2の内周面に付勢する第一スプリング41を備える。このことから、アーム部材3は、プーリ2の内周面に付勢される付勢力および回転することで生じる遠心力により強固な係合が可能であり、インペラへ7大きなトルク伝達ができる。
尚、第1実施例および第2実施例の第一スプリング41は、アーム部材3の摩擦面32aをプーリ2の内周面2a側に付勢するようドライバ44の端部44aに付設されているが、この構成に限定されない。第一スプリング41を配設する位置は、ドライバ44とアーム部32との間であれば良く、第二接続部32cの外周に第一スプリング41を具備してアーム部材3の摩擦面32aをプーリ2の内周面2a側に付勢する構成でも同様の作用効果が得られる。
また、第1実施例および第2実施例の第二スプリング34は、アーマチュア42の吸着面42aとアーム部材3との間に付設されているが、この構成に限定されない。アーマチュア42とドライバ44との間に付設されている構成でも同様の作用効果が得られる。この場合、第二スプリング34はドライバ44からアーマチュア42を引き付ける方向に付勢する引きバネでの構成も考えられる。
更に、第一実施例および第二実施例では、電磁コイル6の通電時にアーマチュア42が電磁コイル6の吸着面6bに吸引されて吸着(当接)される。しかしながら、アーマチュア42の吸着面42aが吸着される前に、アーマチュア42の移動が停止するように長穴の端部43bの位置を設定しても良い。この場合、アーマチュア42の吸着面42aと電磁コイル6の吸着面6bとが当接しないため、電磁コイル6およびアーマチュア43の信頼性が向上し、高い信頼性が求められる車両へ適用し易くなる。
1 車両用ウォータポンプ
13 エアギャップ
2 プーリ(動力伝達部材)
2a 内周面
3 アーム部材
31 突出部
32a 摩擦面(押圧部)
33 ピン
4 制御部材
41 第一スプリング(付勢部材)
42 アーマチュア(磁気吸引部)
43 長穴
43a、43b 端部
45 接合部
5 被駆動軸
6 電磁コイル(駆動部)
7 インペラ

Claims (8)

  1. 外部の動力によって回転駆動される動力伝達部材と、
    前記動力伝達部材と独立回転可能である被駆動軸と、
    前記被駆動軸の回転が伝達されるインペラと、
    前記動力伝達部材の内周面を押圧する押圧部を有し前記動力伝達部材と接触可能でかつ前記動力伝達部材の回転が前記被駆動軸に伝達可能なアーム部材と、
    前記動力伝達部材と前記アーム部材との接触及び非接触を切り替え、かつ、接触状態を可変する制御部材と、
    前記制御部材に具備され前記アーム部材を前記動力伝達部材側に付勢する付勢部材と、を備え、
    前記制御部材は、前記動力伝達部材と前記アーム部材との回転位相を可変することにより、前記動力伝達部材と前記アーム部材との接触及び非接触の切り替えおよび接触状態を制御する車両用ウォータポンプ。
  2. 前記制御部材は、前記アーム部材と接合する接合部を有する磁気吸引部と、
    前記磁気吸引部を吸引することにより、前記動力伝達部材と前記アーム部材との接触及び非接触を切り替え、かつ、接触状態を可変する駆動部と、を備える請求項1に記載の車両用ウォータポンプ。
  3. 前記接合部は、前記磁気吸引部または前記アーム部材のいずれか一方に具備される長穴と、
    前記長穴を有する前記磁気吸引部または前記アーム部材の他方に具備されるピンと、から構成され、
    前記接合部は、前記長穴内において前記ピンが移動することにより、前記アーム部材を前記動力伝達部材から離間する方向に移動させる請求項2に記載の車両用ウォータポンプ。
  4. 前記長穴は前記ピンの移動範囲を制限する少なくとも1つの端部を備える請求項3に記載の車両用ウォータポンプ。
  5. 前記磁気吸引部と前記駆動部との間にエアギャップが形成される請求項2乃至請求項4のいずれか一項に記載の車両用ウォータポンプ。
  6. 前記駆動部の吸引力は、前記駆動部の全面に対向する前記磁気吸引部に作用する請求項2乃至請求項5のいずれか一項に記載の車両用ウォータポンプ。
  7. 前記アーム部材は、少なくとも前記駆動部の非動作時に前記動力伝達部材と接触する請求項2乃至請求項6のいずれか一項に記載の車両用ウォータポンプ。
  8. 外部の動力によって回転駆動される動力伝達部材と、
    前記動力伝達部材と独立回転可能である被駆動軸と、
    前記被駆動軸の回転が伝達されるインペラと、
    前記動力伝達部材の回転を前記被駆動軸に伝達可能なアーム部材と、
    前記アーム部材に設けられて前記動力伝達部材の内周面と対向する位置に有する押圧部と、
    前記アーム部材を制御する制御部材と、
    前記アーム部材を前記動力伝達部材側に付勢する付勢部材と、を備え、
    前記制御部材による前記アーム部材の非制御時には、前記付勢部材により前記動力伝達部材の前記内周面と前記押圧部とが摺動可能であると共に、前記制御部材による前記アーム部材の制御時には、前記動力伝達部材の前記内周面と前記押圧部とが離間可能である車両用ウォータポンプ。
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