JP2011199567A - コンテンツ再生装置およびコンテンツ再生方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数のコンテンツ再生装置が複数のインタフェースで接続されるコンテンツ再生システムでは、個々のコンテンツ再生装置が対応している再生能力が異なる場合があり、ユーザがコンテンツ再生装置を適切に選択しないと、閲覧したいコンテンツが再生できない課題が存在した。
【解決手段】本発明のコンテンツ再生装置およびコンテンツ再生システムでは、HDMI(High−Definition Multimedia Interface)で相互に接続された複数のコンテンツ再生装置の間で、HDMIの制御信号を介して再生能力情報の交換やコンテンツの再生指示を行い、ユーザが選択したコンテンツを再生できるコンテンツ再生装置を、複数のコンテンツ再生装置の中から適切に選択する。
【選択図】図2

Description

本発明はHDMI(High−Definition Multimedia Interface)とネットワークの両方で相互に接続したコンテンツ再生装置およびコンテンツ再生方法に関するものである。
近年、家庭内の様々な機器同士を連携させるため、映像音響機器にも複数のインタフェースが搭載されるようになってきた。具体的なインタフェースの例としては、HDMI(High−Definition Multimedia Interface)(登録商標)がある。HDMIは、例えば、リビングルームのラックに設置されたデジタルテレビとデジタルレコーダ間などの、近距離間を結ぶ。また、他のインタフェース例としては、LAN(Local Area Network)がある。LANは、例えば、リビングルームに設置されたデジタルテレビと書斎に設置されたNAS(Network Attached Storage)間などの、部屋を跨ぐ距離を結ぶ。ここで、機器間をLANで接続する場合のコンテンツ共有方法には、DLNA(Digital Living Network Alliance)(登録商標)ガイドラインに基づいたコンテンツ共有方法などが存在する。
複数のインタフェースを利用した従来技術としては、コンテンツの再生を行うコンテンツ再生装置と、コンテンツの蓄積を行うコンテンツ蓄積装置の間を、HDMIとLANの両方で接続しているものがあった(例えば、特許文献1参照)。前記従来技術では、機器同士がHDMIの制御信号方式であるCEC(Consumer Electronics Control)を用いて、接続先の機器のIPアドレスを取得する。各機器が、LAN経由でも接続先機器のIPアドレスを取得し、それぞれのインタフェースで取得したIPアドレスの同一性を判断することで、HDMIとLANの両方で接続されていることを検知していた。そして、もし機器同士がHDMIとLANの両方で接続されている場合には、他機器からの外乱を受けにくいHDMIを経由したコンテンツの再生を優先的に行うことを可能としていた。
国際公開第2009/016936号
しかしながら、前記従来技術では、コンテンツの再生を行うコンテンツ再生装置と、コンテンツの蓄積を行うコンテンツ蓄積装置の間を複数のインタフェースで接続する場合しか考慮されていない。再生能力が異なる複数のコンテンツ再生装置がHDMIとネットワークで相互に接続している場合、再生対象のコンテンツによっては、一方のコンテンツ再生装置では再生できるが、他方のコンテンツ再生装置では再生できない場合がある。そのため、コンテンツ再生装置は、HDMIとネットワークとを適切に使い分け、再生に使用するコンテンツ再生装置を適切に選択しないと、閲覧したいコンテンツが再生できないという課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、HDMIとネットワークの両方で相互に接続した複数のコンテンツ再生装置の中から、HDMIを用いて相互通信することで、再生対象のコンテンツに適したコンテンツ再生装置を選択することを可能としたコンテンツ再生装置を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明のコンテンツ再生システムは、1つ以上のコンテンツを格納するコンテンツ蓄積装置と、第1のコンテンツ再生装置と、第2のコンテンツ再生装置とが、ネットワークを介して接続したコンテンツ再生システムであって、前記第1のコンテンツ再生装置と前記第2のコンテンツ再生装置は、HDMIとネットワークの両方で相互に接続しており、前記第1のコンテンツ再生装置は、他のコンテンツ再生装置との接続に使用するHDMIの処理を行うHDMI処理部と、ネットワークの処理を行うネットワーク処理部と、前記HDMI処理部を介して、HDMIに接続された他のコンテンツ再生装置の再生能力を表す他装置の再生能力情報を取得し、再生装置の識別に使用する再生装置識別情報と前記他装置の再生能力情報とを関連付けて管理する他装置再生能力管理部と、自らの再生能力を表す自装置の再生能力情報を管理する自装置再生能力管理部と、前記コンテンツ蓄積装置に格納されている全てまたは一部のコンテンツのそれぞれに対して、コンテンツの識別に使用するコンテンツ識別情報と、前記コンテンツの再生時に必要な能力を表す必要再生能力情報とを前記ネットワーク処理部を介して入手するとともに、前記他装置再生能力管理部で管理している0個以上の前記他装置の再生能力情報と、前記自装置再生能力管理部で管理している前記自装置の再生能力情報を加味して、前記コンテンツのそれぞれに対して再生可能か否かを判断し、もし再生可能な場合には前記コンテンツ識別情報と、1台以上の再生可能なコンテンツ再生装置の再生装置識別情報とを関連付けた再生可能コンテンツ一覧を作成して管理する再生可能コンテンツ一覧管理部と、ユーザの操作に基づき、前記再生可能コンテンツ一覧管理部で管理している再生可能コンテンツ一覧に存在する1つのコンテンツと、コンテンツの再生を行う1つのコンテンツ再生装置を選択するとともに、選択した前記コンテンツ再生装置に対して、前記コンテンツのコンテンツ識別情報を指定して再生を指示する再生制御部とを備え、前記第2のコンテンツ再生装置は、他のコンテンツ再生装置との接続に使用するHDMIの処理を行うHDMI処理部と、ネットワークの処理を行うネットワーク処理部と、自らの再生能力を表す自装置の再生能力情報と、再生装置の識別に使用する再生装置識別情報を管理するとともに、前記HDMI処理部を介して、HDMIで接続された他のコンテンツ再生装置に前記自装置の再生能力情報と前記再生装置識別情報とを通知する再生能力管理部と、前記HDMI処理部を介して他のコンテンツ再生装置からの再生指示を受信し、前記再生指示に含まれるコンテンツ識別情報に基づいて、前記コンテンツ蓄積装置に格納されている前記コンテンツ識別情報に対応したコンテンツを、前記ネットワーク処理部を介して入手する再生制御部と、前記再生制御部が入手した前記コンテンツを、前記再生指示を出した他のコンテンツ再生装置に前記HDMI処理部を介して転送するHDMI転送部とを備える。
本構成によって、HDMIとネットワークの両方で相互に接続した複数のコンテンツ再生装置の中から、HDMIを用いて相互通信することで、再生対象のコンテンツに適したコンテンツ再生装置を選択することができる。
本発明のコンテンツ再生装置によれば、HDMIとネットワークの両方で相互に接続した複数のコンテンツ再生装置の中から、HDMIを用いて相互通信することで、再生対象のコンテンツに適したコンテンツ再生装置を選択することが可能とすることができる。
本発明の実施の形態におけるコンテンツ再生システムの構成図 本発明の実施の形態における第1のコンテンツ再生装置の内部構成図 本発明の実施の形態における第2のコンテンツ再生装置の再生能力情報の説明図 本発明の実施の形態における第2のコンテンツ再生装置の再生装置識別情報の説明図 本発明の実施の形態における他装置再生能力管理部で再生装置識別情報と再生能力情報が関連付けて管理されることを説明する図 本発明の実施の形態におけるコンテンツ蓄積装置に格納されたコンテンツの属性情報リストの説明図 本発明の実施の形態におけるその他のコンテンツ再生装置に再生能力を確認する際に使用する未格納必要再生能力情報一覧の説明図 本発明の実施の形態における第1のコンテンツ再生装置の再生能力情報の説明図 本発明の実施の形態における再生可能コンテンツ一覧の説明図 本発明の実施の形態における第2のコンテンツ再生装置の内部構成図 本発明の実施の形態におけるコンテンツ再生システムの動作のフロー(前より3分の1)を示した図 本発明の実施の形態におけるコンテンツ再生システムの動作のフロー(中間の3分の1)を示した図 本発明の実施の形態におけるコンテンツ再生システムの動作のフロー(後ろ3分の1)を示した図 本発明の実施の形態における拡張CECコマンドと分割拡張CECコマンドとCEC Frameとの関係を説明した図 本発明の実施の形態における拡張CECコマンドの説明図 本発明の実施の形態における分割拡張CECコマンドの説明図 本発明の実施の形態におけるその他のコンテンツ再生装置へ再生能力の確認を要求する拡張CECコマンドの説明図 本発明の実施の形態におけるその他のコンテンツ再生装置へ再生能力の確認に応答する拡張CECコマンドの説明図 本発明の実施の形態におけるコンテンツ蓄積装置からコンテンツを取得すること指示する拡張CECコマンドの説明図 本発明の実施の形態におけるコンテンツ識別情報で指定したコンテンツの再生指示に応答する拡張CECコマンドの説明図 本発明の実施の形態におけるコンテンツ再生装置の接続離脱通知である拡張CECコマンドの説明図 本発明の実施の形態におけるコンテンツ再生装置の接続開始通知である拡張CECコマンドの説明図 本発明の実施の形態における第2のコンテンツ再生装置の修正後の再生能力情報の説明図 本発明の実施の形態におけるコンテンツ再生装置の変更後再生能力通知である拡張CECコマンドの説明図 本発明の実施の形態における第2のコンテンツ再生装置の再生能力情報の説明図 本発明の実施の形態における第1のコンテンツ再生装置の再生能力情報の説明図 本発明の実施の形態における再生可能コンテンツ一覧の説明図 本発明の実施の形態におけるコンテンツ再生システムの動作のフロー(前より3分の1)を示した図 本発明の実施の形態におけるコンテンツ再生システムの動作のフロー(中間の3分の1)を示した図 本発明の実施の形態におけるコンテンツ再生システムの動作のフロー(後ろ3分の1)を示した図 本発明の実施の形態におけるその他のコンテンツ再生装置へ再生能力の確認を要求する拡張CECコマンドの説明図 本発明の実施の形態における所望DLNA Device Class一覧の説明図 本発明の実施の形態における変更後の再生能力情報の説明図 本発明の実施の形態におけるコンテンツ再生装置の再生能力変更通知である拡張CECコマンドの説明図 本発明の実施の形態におけるコンテンツ再生装置の再生能力情報の取得要求である拡張CECコマンドの説明図 本発明の実施の形態におけるコンテンツ再生装置の再生能力情報の取得要求に対する応答である拡張CECコマンドの説明図
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態におけるコンテンツ再生システム100を含むシステムの全体構成図である。最初に、図1を用いて本実施の形態の概要を説明する。
コンテンツ再生システム100は、コンテンツの再生を行う第1のコンテンツ再生装置110と第2のコンテンツ再生装置120が、HDMI130とネットワーク140の両方で相互に接続された構成である。そして、コンテンツを蓄積したコンテンツ蓄積装置160は、HUB150を利用して構成したネットワーク140で、第1のコンテンツ再生装置110および第2のコンテンツ再生装置120と接続されている。ここで、本実施の形態では、第1のコンテンツ再生装置110がデジタルテレビの形体であるものとし、第2のコンテンツ再生装置120はデジタルレコーダの形体であるものとする。なお、コンテンツ蓄積装置160は、一般的なコンテンツサーバである。
次に、本実施の形態におけるコンテンツ再生システム100の、動作の概要を説明する。第1のコンテンツ再生装置110は、第2のコンテンツ再生装置120の再生能力を表した再生能力情報をHDMI130経由で取得する。別途、第1のコンテンツ再生装置110は、ネットワーク140で接続されたコンテンツ蓄積装置160に対し、蓄積されているコンテンツの一覧を取得する。なお、コンテンツの一覧には、各々のコンテンツに対応付けて再生に必要な能力である必要再生能力情報が付属している。次に、第1のコンテンツ再生装置110は、コンテンツ再生システム100として再生可能なコンテンツ一覧を作成し、ユーザに提示する。第1のコンテンツ再生装置110は、コンテンツ一覧を、自装置の再生能力情報と、取得した第2のコンテンツ再生装置120の再生能力情報と、各コンテンツの必要再生能力情報を加味して作成する。次に、第1のコンテンツ再生装置110を操作するユーザは、再生可能なコンテンツ一覧より再生したいコンテンツを選択する。そして、第1のコンテンツ再生装置110は、自装置の再生能力情報および取得した第2のコンテンツ再生装置120の再生能力情報と、選択したコンテンツの必要再生能力情報とを比較する。第1のコンテンツ再生装置110は、比較した結果に基づいて、コンテンツが再生可能なコンテンツ再生装置を1つ選択する。もし、選択したコンテンツが両方のコンテンツ再生装置で再生可能な場合には、再生能力情報に含まれるコンテンツを再生する際に消費する消費電力量情報を加味して選択する。これにより、第1のコンテンツ再生装置110は、コンテンツの再生に必要な消費電力が最も少ないコンテンツ再生装置を選択する。
以降では、以上で概要を説明した第1のコンテンツ再生装置110と第2のコンテンツ再生装置120の内部構成と、それらの動作について詳細に説明する。
<第1のコンテンツ再生装置110の内部構成>
本実施の形態の第1のコンテンツ再生装置110は、図2に示す通り、HDMI処理部201、ネットワーク処理部202、他装置再生能力管理部203、自装置再生能力管理部204、再生可能コンテンツ一覧管理部205、再生制御部206、操作部207、接続状態管理部208、復号部209および表示部210で構成されている。
[HDMI処理部201]
HDMI処理部201は、第2のコンテンツ再生装置120との接続に使用するHDMI130の通信処理を行う。本実施の形態では、HDMI処理部201で使用する制御信号の方式として、CEC(Consumer Electronics Control)を用いる。
[ネットワーク処理部202]
ネットワーク処理部202は、コンテンツ蓄積装置160との接続に使用するネットワーク140の通信処理を行う。本実施の形態では、ネットワーク処理部202で使用する物理層やデータリンク層の技術として、有線LAN(例えばEthernet(登録商標))とする。また、本実施の形態では、ネットワーク処理部202で使用するネットワーク層の技術としては、TCP/IP(Transport Control Protocol/Internet Protocol)とする。また、ネットワーク処理部202で使用するコンテンツ共有用の機器連携プロトコルは、DLNA(Digital Living Network Alliance)ガイドラインに基づいている。具体的には、ネットワーク処理部202は、HTTP(HyperText Transfer Protocol)やUPnP(Universal Plug and Play)等のプロトコルを用いる。
[他装置再生能力管理部203]
他装置再生能力管理部203は、HDMI処理部201を介して、HDMI130に接続されたその他のコンテンツ再生装置の再生能力を表す他装置の再生能力情報と、再生装置の識別に使用する再生装置識別情報とを取得する。なお、本実施の形態では、HDMI130に接続されているその他のコンテンツ再生装置は、コンテンツ再生装置120のみである。
ここで、コンテンツ再生装置120の再生能力情報は、図3に示す再生能力情報300で、メディアフォーマット形式とコンテンツ保護技術形式と消費電力量情報の組合せ310、320、330と、対応しているDLNA Device Class340で構成されている。また、コンテンツ再生装置120の再生装置識別情報は、図4に示す再生装置識別情報400で、機器固有ID401、IPアドレス402、HDMI CEC物理アドレス403およびHDMI CEC論理アドレス404で構成されているものとする。
そして、他装置再生能力管理部203は、図5に示す通り、再生装置識別情報400と他装置の再生能力情報300とを関連付けて管理する。
ここで、本実施の形態における他装置の再生能力情報300と再生装置識別情報400との取得タイミングは、再生可能コンテンツ一覧管理部205が、コンテンツ蓄積装置160に格納されている1つ以上のコンテンツのタイトル情報と、コンテンツ識別情報と、必要再生能力情報を、ネットワーク処理部202を介して入手した時点とする。再生可能コンテンツ一覧管理部205が入手するコンテンツ群の情報は、コンテンツリストの形式で受け取る。コンテンツリスト600は、図6に一例を示す通り、各コンテンツの情報610、620、630、・・・を束ねた形式である。そして、本実施の形態の各コンテンツの情報610、620、630は、文字列形式のタイトル情報611、621、631と、URL(Uniform Resource Locators)形式のコンテンツ識別情報612、622、632と、メディアフォーマット形式614、624、634とコンテンツ保護技術形式615、625、635とを含む必要再生能力情報613、623、633で構成されている。
次に、他装置再生能力管理部203が、所望のコンテンツ再生装置から再生能力情報と再生装置識別情報を取得するための具体的な方法を説明する。他装置再生能力管理部203は、所望のコンテンツ再生装置のみから情報を得るために、再生可能コンテンツ一覧管理部205が作成した未格納必要再生能力情報一覧700を使用する。この未格納必要再生能力情報一覧700は、図7に一例を示す通り、他装置再生能力管理部203に他装置の再生能力情報として未だ格納されていない必要再生能力情報の一覧である。なお、複数のコンテンツで同一の必要再生能力情報が存在する場合には、未格納必要再生能力情報一覧700は、重複した必要再生能力情報を取り除いた上で作成されるものとする。他装置再生能力管理部203は、この未格納必要再生能力情報一覧700を用いて、未格納必要再生能力情報一覧700に含まれる再生能力を保有する、その他のコンテンツ再生装置の有無を、HDMI処理部201経由で問い合わせる。そして、必要再生能力を有するコンテンツ再生装置が存在する場合、他装置再生能力管理部203は、そのコンテンツ再生装置の再生装置識別情報と前記再生能力情報とを関連付けて管理する。
また、他装置再生能力管理部203は、その他のコンテンツ再生装置が送信した変更後再生能力通知を、HDMI処理部201を介して受信するとともに、変更後再生能力通知に基づいて、変更が発生した他装置の再生能力情報を更新する。変更後再生能力通知は、その他のコンテンツ再生装置における、変更後の再生能力情報を通知するものである。
[自装置再生能力管理部204]
自装置再生能力管理部204は、自装置(第1のコンテンツ再生装置110)の再生能力を表す自装置の再生能力情報を管理する。ここで、第1のコンテンツ再生装置110の再生能力情報は、図8に一例を示している。再生能力情報800は、メディアフォーマット形式とコンテンツ保護技術形式と消費電力量情報の組合せ810、820と、対応しているDLNA Device Class830で構成されている。
[再生可能コンテンツ一覧管理部205]
再生可能コンテンツ一覧管理部205は、コンテンツ蓄積装置160に格納されている全てまたは一部のコンテンツに対応する属性情報を、ネットワーク処理部202を介して入手する。ここで、入手するコンテンツ群の属性情報は、先に説明した図6に示すコンテンツリスト600であり、コンテンツのタイトル情報と、コンテンツの識別に使用するコンテンツ識別情報と、コンテンツの再生時に必要な能力を表す必要再生能力情報とが含まれている。
コンテンツリスト600を入手した後、再生可能コンテンツ一覧管理部205は、コンテンツリスト600を用いて、先に説明した未格納必要再生能力情報一覧700を作成する。そして、再生可能コンテンツ一覧管理部205は、未格納必要再生能力情報一覧700に対応した他装置の再生能力情報の入手を、他装置再生能力管理部203に依頼する。その後、再生可能コンテンツ一覧管理部205は、他装置再生能力管理部203で管理している第2のコンテンツ再生装置120の再生能力情報300と、自装置再生能力管理部204で管理している自らのコンテンツ再生装置110の再生能力情報800を加味して、コンテンツのそれぞれに対して、再生可能か否かを判断する。再生可能と判断した場合、再生可能コンテンツ一覧管理部205は、図9に示す通り、タイトル情報と、コンテンツ識別情報と、1台以上の再生可能なコンテンツ再生装置とを関連付けた、再生可能コンテンツ一覧900を作成して管理するものとする。ここで、再生可能なコンテンツ再生装置の情報としては、図9に示す通り、自装置の場合には自装置912と記し、他装置の場合には、再生装置識別情報400と記して、各装置の消費電力量情報313、323、333、813、823も関連付けて格納する。
[再生制御部206]
再生制御部206は、操作部207で受け取ったユーザの操作に基づき、再生可能コンテンツ一覧管理部205で管理されている再生可能コンテンツ一覧900に存在する、1つのコンテンツを選択する。そして、再生制御部206は、選択したコンテンツを再生可能なコンテンツ再生装置の中から、再生可能コンテンツ情報に含まれる消費電力量情報が最も少ないコンテンツ再生装置を選択する。再生制御部206は、選択したコンテンツ再生装置に対して、選択したコンテンツのコンテンツ識別情報を指定した再生指示を送る。
[操作部207]
操作部207は、ユーザの操作を受け取る。
[接続状態管理部208]
接続状態管理部208は、HDMI処理部201およびネットワーク処理部202で検出した接続からの離脱に基づき、他装置再生能力管理部203へ、第2のコンテンツ再生装置120に関連する再生能力情報の削除を指示する。また、接続状態管理部208は、HDMI処理部201およびネットワーク処理部202を介して受信した、第2のコンテンツ再生装置120もしくはコンテンツ蓄積装置160からの接続開始の通知や接続離脱の通知に基づき、他装置再生能力管理部203へ、第2のコンテンツ再生装置120に関連する再生能力情報の入手や削除を指示する。そして、接続状態管理部208は、再生可能コンテンツ一覧管理部205へ、再生可能コンテンツ一覧を作成し直すことを指示する。
[復号部209]
復号部209は、ネットワーク処理部202を介して取得したコンテンツが、圧縮符号化されている場合に、圧縮符号化を復号する。また、復号部209は、コンテンツが伝送時にコンテンツ保護を施されている場合に、コンテンツ保護を解く処理を行う。
[表示部210]
表示部210は、再生可能コンテンツ一覧管理部205で作成した再生可能コンテンツ一覧900や、選択したコンテンツの再生映像を表示する。
<第2のコンテンツ再生装置120の内部構成>
本実施の形態の第2のコンテンツ再生装置120は、図10に示す通り、HDMI処理部1001、ネットワーク処理部1002、再生能力管理部1003、再生制御部1004、HDMI転送部1005、復号部1006および接続状態管理部1007で構成されている。
[HDMI処理部1001]
HDMI処理部1001は、第1のコンテンツ再生装置110との接続に使用するHDMI130の通信処理を行う。本実施の形態では、HDMI処理部1001で使用する制御信号の方式として、CECを用いる。
[ネットワーク処理部1002]
ネットワーク処理部1002は、コンテンツ蓄積装置160との接続に使用するネットワーク140の通信処理を行う。本実施の形態では、ネットワーク処理部1002で使用する物理層やデータリンク層の技術として有線LAN(例えばEthernet(登録商標))とする。また、本実施の形態では、ネットワーク処理部1002で使用するネットワーク層の技術としては、TCP/IPとする。また、ネットワーク処理部1002で使用するコンテンツ共有用の機器連携プロトコルは、DLNAガイドラインに基づいている。具体的には、ネットワーク処理部202は、HTTPやUPnP等のプロトコルを用いる。
[再生能力管理部1003]
再生能力管理部1003は、自装置(第2のコンテンツ再生装置120)の再生能力を表す自装置の再生能力情報300と、再生装置の識別に使用する再生装置識別情報400を管理する。また、再生能力管理部1003は、HDMI処理部1001を介して、HDMI130で接続された第1のコンテンツ再生装置110に再生能力情報300と再生装置識別情報400とを通知する。具体的には、再生能力管理部1003は、第1のコンテンツ再生装置110が発行した、未格納必要再生能力情報一覧700を含む問い合わせを受信する。そして、再生能力管理部1003は、未格納必要再生能力情報一覧700に含まれる必要再生能力情報が表した再生能力を、自らが有する場合、再生能力情報300と再生装置識別情報400とを、HDMI処理部1001を介して、問い合わせ元の第1のコンテンツ再生装置110に応答する。
また、再生能力管理部1003は、自らが管理する再生能力情報300に変更が発生した場合には、変更後の再生能力情報を含んだ変更後再生能力通知を、HDMI処理部1001を介して、第1のコンテンツ再生装置110へ送信する。
[再生制御部1004]
再生制御部1004は、HDMI処理部1001を介して、第1のコンテンツ再生装置110からの再生指示を受信する。そして、再生制御部1004は、受信した再生指示に含まれるコンテンツ識別情報に基づいて、ネットワーク処理部1002を介して、コンテンツ蓄積装置160から、コンテンツ識別情報に対応したコンテンツを入手する。
[HDMI転送部1005]
HDMI転送部1005は、再生制御部1004がコンテンツ蓄積装置160から入手したコンテンツを、再生指示を出した第1のコンテンツ再生装置110に、HDMI処理部1001を介して転送する。
[復号部1006]
復号部1006は、ネットワーク処理部1002を介して取得したコンテンツが圧縮符号化されている場合に、圧縮符号化を復号し、復号後のコンテンツを、HDMI転送部1005に通知する。また、復号部1006は、コンテンツが伝送時にコンテンツ保護を施されている場合に、コンテンツ保護を解く処理を行う。
[接続状態管理部1007]
接続状態管理部1007は、自らの第2のコンテンツ再生装置120が、HDMI130やネットワーク140に接続を開始したことを通知する接続開始通知や、HDMI130やネットワーク140から離脱したことを通知する接続離脱通知を、HDMI処理部1001およびネットワーク処理部1002を介して、第1のコンテンツ再生装置110へ、送信する。
<動作>
HDMI130で相互に接続された第1のコンテンツ再生装置110と第2コンテンツ再生装置120が、連携して、ネットワーク140で接続されたコンテンツ蓄積装置160に格納されたコンテンツを再生する動作を説明する。
[コンテンツを再生する場合の動作]
まず、コンテンツ再生システム100が、既に構成済みの状態における、コンテンツ再生時の動作について、図11〜図20を用いて説明する。なお、構成済みの状態とは、コンテンツ再生システム100を構成する第1のコンテンツ再生装置110や、第2のコンテンツ再生装置120が、HDMI130やネットワーク140を介して、既に接続中であり、動作の途中で、切断や再生能力の変化が発生しない状態を意味している。
第1のコンテンツ再生装置110を操作するユーザは、図11のステップS1111で、コンテンツ蓄積装置160に蓄積しているコンテンツの一覧であるコンテンツリスト600の取得を指示する。第1のコンテンツ再生装置110の操作部207が、ユーザのコンテンツリスト600の取得指示を受け取り、再生可能コンテンツ一覧管理部205に対して、ネットワーク140を経由してコンテンツリスト600を取得するよう通知する。そして、再生可能コンテンツ一覧管理部205は、ネットワーク処理部202を介して、コンテンツリスト600の取得要求をコンテンツ蓄積装置160に送信する。
次に、第1のコンテンツ再生装置110のネットワーク処理部202は、取得要求に応答したコンテンツ蓄積装置160から、コンテンツリスト600を受信し、コンテンツリスト600を、再生可能コンテンツ一覧管理部205へ通知する。コンテンツリスト600を受け取った再生可能コンテンツ一覧管理部205は、コンテンツ再生システム100で再生可能なコンテンツの一覧をユーザに提示するため、再生可能コンテンツ一覧900の作成に着手する。その第1段階として、再生可能コンテンツ一覧管理部205は、図11のステップS1112で、自装置が保有する再生能力である再生能力情報800を、自装置再生能力管理部204から入手する。
更に、再生可能コンテンツ一覧管理部205は、図11のステップS1113で、HDMIの接続管理で把握している第2のコンテンツ再生装置120の再生能力情報300を、他装置再生能力管理部203が保管しているか否かを確認する。他装置再生能力管理部203が、HDMI130で接続されている第2のコンテンツ再生装置120の再生能力情報300を保管している場合(YESの場合)には、再生可能コンテンツ一覧管理部205は、処理を図11のステップS1116に進める。そして、再生可能コンテンツ一覧管理部205は、ステップS1116で、第2のコンテンツ再生装置120の再生能力情報300と再生装置識別情報400を、他装置再生能力管理部205から入手する。この時点で、第1のコンテンツ再生装置110は、再生可能コンテンツ一覧900の作成に必要な全ての情報を、保持している。これらの情報を用いて、再生可能コンテンツ一覧管理部205は、図11のステップS1117で、再生可能コンテンツ一覧900を作成する。
一方、図11のステップS1113で、他装置再生能力管理部203が、第2のコンテンツ再生装置120の再生能力情報300を保管していない場合(NOの場合)には、処理を図11のステップS1114に進める。そして、ステップS1114では、再生可能コンテンツ一覧管理部205から依頼を受けた他装置再生能力管理部203が、再生能力情報300と再生装置識別情報400の取得要求を、HDMI処理部201を介して、第2のコンテンツ再生装置120に送信する。なお、この取得要求は、本実施の形態でHDMI経由の制御に使用しているCECのコマンドとして実現されている。この取得要求は、Vender Command with ID Opecodeを使用し、HDMI130に接続されている全ての装置にブロードキャストされる。また、この取得要求には、再生可能コンテンツ一覧管理部205がコンテンツリスト600を元に作成した未格納必要再生能力情報一覧700が、探したいコンテンツ再生装置の検索条件として、設定されている。ここで、OpecodeがVender Command with IDであるCECコマンドでは、一つのコマンドで送信可能なデータが13バイト以下である。しかし、未格納必要再生能力情報一覧700のデータサイズは、コンテンツのメディアフォーマット形式やコンテンツ保護技術形式の種類が多い場合には、13バイトを超えることが想定できる。
そのため、本実施の形態では、図14〜図16に示すように、拡張CECコマンド1500および分割拡張CECコマンド1600を用いる。つまり、本実施の形態では、13バイトを超える未格納必要再生能力情報一覧700を複数のCEC Frameに分割して、送受信可能な通信方法を使用する。
拡張CECコマンド1500は、コマンドの順番を識別するための8ビットのコマンドシーケンス番号1511と、後続のデータ列がどのような目的かを表す8ビット拡張コマンドID1512と、拡張コマンド全体のデータサイズを表す16ビットの拡張コマンドサイズと、未格納必要再生能力情報一覧700などのコマンドの目的別情報を格納する65504ビットの拡張CECコマンドペイロードで構成されている。なお、制御もしくは情報入手の要求と応答では、コマンドシーケンス番号1511は同じ数値を設定する。
一方、分割拡張CECコマンド1600は、拡張CECコマンド1500を送信側で一つのCEC Frameに収まる13バイトに分割し、受信側で拡張CECコマンド1500に再構成できる形式である。分割拡張CECコマンド1600には、拡張CECコマンド1500と同じコマンドシーケンス番号1511と拡張コマンドID1512が存在し、その後続に2ビットの予約ビットと、分割された拡張CECコマンドの最初の分割拡張CECコマンドであることを表す1ビットのスタートビットと、分割された拡張CECコマンドの残り分割拡張CECコマンドの数を表した13ビットの残り分割コマンド数と、分割した拡張CECコマンドの断片を格納する72ビットの分割拡張CECコマンドペイロードのフィールドが存在する。
拡張CECコマンド形式を用いた再生能力情報の取得要求は、図17に示す拡張CECコマンド1700となる。拡張CECコマンド1700の拡張コマンドID1702には、その他のコンテンツ再生装置へ再生能力を確認する要求コマンドを表す0x01が設定される。拡張コマンドペイロード1704には、未格納必要再生能力情報一覧700が格納されている。以降では、説明の重複を避けるため、説明しないが、本実施の形態で説明するCECを使用した制御には、拡張CECコマンド1500と分割拡張CECコマンド1600を用いるものとする。
次に、第2のコンテンツ再生装置120のHDMI処理部1001は、図11のステップS1121で、第1のコンテンツ再生装置110が送信した再生能力情報の取得要求を受信する。そして、HDMI処理部1001は、再生能力管理部1003に、未格納必要再生能力情報一覧700を通知する。未格納必要再生能力情報一覧700の通知を受けた再生能力管理部1003は、自らが管理する再生能力情報300の各組合わせ310、320、330と、未格納必要再生能力情報一覧700に含まれる必要再生能力情報とを比較する。再生能力情報300に未格納必要再生能力情報一覧700と合致する再生能力情報が存在する場合、再生能力管理部1003は、HDMI処理部1001を介して、合致した再生能力情報と再生装置識別情報400を、第1のコンテンツ再生装置110に応答する。この応答には、要求の場合と同様に、Vender Command with ID Opecodeを用いたCECコマンドを使用する。この応答は、要求元の第1のコンテンツ再生装置110を、CECコマンドの送信先に指定する。ここで使用する拡張CECコマンド1800は、図18に示す通りである。拡張CECコマンド1800の拡張コマンドID1802には、その他のコンテンツ再生装置へ再生能力を確認する要求に対する応答を表す0x02が設定される。拡張コマンドペイロード1804には、固定長の再生装置識別情報、可変長の再生能力情報の順番で、それぞれの情報が格納される。一方、再生能力情報300に未格納必要再生能力情報一覧700と合致する再生能力情報が存在しない場合、再生能力管理部1003は、第1のコンテンツ再生装置110に応答しない。
第1のコンテンツ再生装置110が、HDMI処理部201を介して、第2のコンテンツ再生装置120からの応答を受信した場合には、他装置再生能力管理部203は、図11のステップS1115で、応答に含まれる再生能力情報300と、再生装置識別情報400を関連付けて管理する。そして、他装置再生能力管理部203は、必要な情報の確認が完了したことを、再生可能コンテンツ一覧管理部205に通知する。
再生可能コンテンツ一覧管理部205は、処理を図11のステップS1116に進め、第2のコンテンツ再生装置120の再生能力情報300と再生装置識別情報400を、他装置再生能力管理部205から入手する。この時点で、第1のコンテンツ再生装置110は、再生可能コンテンツ一覧900の作成に必要な全ての情報を、保持している。これらの情報を用いて、再生可能コンテンツ一覧管理部205は、図11のステップS1117で、再生可能コンテンツ一覧900を作成する。
表示部210は、ステップS1117までで完成した再生可能コンテンツ一覧900を、表示する。そして、第1のコンテンツ再生装置110を操作するユーザは、図12のステップS1211で、表示部210に表示された再生可能コンテンツ一覧900に含まれるコンテンツの中から、操作部207を介して、閲覧したいコンテンツを1つ選択する。
《ユーザがコンテンツ2を選択した場合》
ここでは、図12のステップS1211で、ユーザが、コンテンツ2を選択した場合の動作を説明する。
再生制御部206は、ユーザが選択したコンテンツ2のコンテンツ識別情報622と再生可能なコンテンツ再生装置の情報921を、取得する。再生制御部206は、図12のステップS1212で、取得した再生可能なコンテンツ再生装置の情報921に含まれる再生可能なコンテンツ再生装置の消費電力量情報823、323を比較する。比較した結果、再生制御部206は、消費電力量が最も少ないコンテンツ再生装置を、コンテンツの再生に使用するコンテンツ再生装置として決定する。本実施の形態では、第1のコンテンツ再生装置110の消費電力量情報823が20W(ワット)、第2のコンテンツ再生装置120の消費電力量情報323が25Wである。そのため、再生制御部206は、第1のコンテンツ再生装置110を、再生に使用するコンテンツ再生装置として選択する。つまり、図12のステップS1212で、自装置が選択され、ステップS1213に遷移する。
選択された第1のコンテンツ再生装置110の再生制御部206は、図12のステップS1213で、ネットワーク処理部202を介して、選択したコンテンツ2を、コンテンツ蓄積装置160から取得する。その際に、再生制御部206は、コンテンツ識別情報622に格納されたURL(http://192.168.0.1/content102.m2ts)を用いて、コンテンツの取得要求を、コンテンツ蓄積装置160に送信する。なお、本実施の形態で使用するコンテンツ取得プロトコルは、HTTPとする。
コンテンツ蓄積装置160は、第1のコンテンツ再生装置110から、コンテンツの取得要求を受け取り、図13のステップS1331で、コンテンツの取得要求元を判断する。要求元が第1のコンテンツ再生装置110であるので、コンテンツ蓄積装置160は、図13のステップS1332で、コンテンツ識別情報622で指定されたコンテンツ2を、第1のコンテンツ再生装置110へ転送する。
第1のコンテンツ再生装置110のネットワーク処理部202は、図13のステップS1311で、コンテンツ蓄積装置160から取得したコンテンツを、復号部209に転送する。コンテンツを転送された復号部209は、コンテンツ2の必要再生能力情報623に基づいて、DTCP−IPのコンテンツ保護を解くとともに、H.264等の圧縮符号化を復号する。表示部210は、復号後のコンテンツ2を、表示する。
これにより、ユーザは、表示部210に表示されたコンテンツ2を、閲覧することができる。
《ユーザがコンテンツ1を選択した場合》
引き続き、図12のステップS1211で、ユーザが、コンテンツ1を選択した場合の動作を説明する。
再生制御部206は、ユーザが選択したコンテンツ1のコンテンツ識別情報612と再生可能なコンテンツ再生装置の情報911を、取得する。再生制御部206は、図12のステップS1212で、取得した再生可能なコンテンツ再生装置の情報911に含まれる再生可能なコンテンツ再生装置の消費電力量情報813、313を比較する。比較した結果、再生制御部206は、消費電力量が最も少ないコンテンツ再生装置を、コンテンツの再生に使用するコンテンツ再生装置として決定する。本実施の形態では、第1のコンテンツ再生装置110の消費電力量情報813が20W、第2のコンテンツ再生装置120の消費電力量情報313が15Wである。そのため、再生制御部206は、第2のコンテンツ再生装置120を、再生に使用するコンテンツ再生装置として選択する。つまり、図12のステップS1212で、第2のコンテンツ再生装置が選択され、ステップS1214に遷移する。
第1のコンテンツ再生装置110の再生制御部206は、図12のステップS1214で、HDMI処理部201を介して、第2のコンテンツ再生装置120にコンテンツ再生指示要求を出す。この再生指示要求では、選択したコンテンツ1を、コンテンツ蓄積装置160から取得することを指示している。この再生指示要求も、Vender Command with ID Opecodeを使用したCECコマンドで実現されており、その際に使用する拡張CECコマンド1900は、図19に示す。拡張CECコマンド1900の拡張コマンドペイロード1904には、コンテンツ1のコンテンツ識別情報612に格納されたURL(http://192.168.0.1/content101.m2ts)が設定されている。また、拡張コマンドID1902には、拡張コマンドペイロード1904で指定されたURLを用いて、コンテンツ蓄積装置160からコンテンツを取得すること指示する0x03が設定されている。
第2のコンテンツ再生装置120は、第1のコンテンツ再生装置110から、再生指示要求を受け取る。第2のコンテンツ再生装置120の再生制御部1004は、図12のステップS1221で、HDMI処理部1001を介して、受け取った再生指示要求で指示された再生対象のコンテンツ1を、コンテンツ蓄積装置160から、取得できる状態か否かを判断する。そして、再生制御部1004は、HDMI処理部1001を介して、コンテンツ1を取得できるか否かの判断結果を、第1のコンテンツ再生装置110に応答する。この応答も、Vender Command with ID Opecodeを使用したCECコマンドで実現されており、この際に使用する拡張CECコマンド2000は、図20に示す。拡張CECコマンド2000の拡張コマンドID2002には、コンテンツの再生指示に対する応答を表す0x04が設定される。拡張コマンドペイロード2004には、コンテンツ1を取得できるか否かの判断結果を格納する。再生制御部1004が、コンテンツ1を取得できる状態と判断した場合、図12のステップS1221で、ネットワーク処理部1002を介して、再生指示要求で指定されたコンテンツ1を、コンテンツ蓄積装置160から取得する。その際に、再生制御部1004は、コンテンツ識別情報612に格納されたURL(http://192.168.0.1/content101.m2ts)を用いて、コンテンツの取得要求を、コンテンツ蓄積装置160に送信する。なお、本実施の形態で使用するコンテンツ取得プロトコルは、HTTPとする。
コンテンツ蓄積装置160は、第2のコンテンツ再生装置120から、コンテンツの取得要求を受け取り、図13のステップS1331で、コンテンツの取得要求元を判断する。要求元が第2のコンテンツ再生装置120であるので、コンテンツ蓄積装置160は、図13のステップS1333で、コンテンツ識別情報612で指定されたコンテンツ1を、第2のコンテンツ再生装置120へ転送する。
そして、第2のコンテンツ再生装置120のネットワーク処理部1002は、図13のステップS1321で、コンテンツ蓄積装置160から取得したコンテンツ1を、復号部1006に転送する。コンテンツを転送された復号部1006は、コンテンツ1の必要再生能力情報613に基づいて、DTCP−IPのコンテンツ保護を解くとともに、MPEG2 Video等の圧縮符号化を復号する。復号部1006は、再生指示を要求した第1のコンテンツ再生装置110へ、復号化されたコンテンツ1を、HDMI転送部1005に転送する。HDMI転送部1005は、復号化されたコンテンツ1を受け取り、図13のステップS1322で、HDMI処理部1001を介して、復号化されたコンテンツ1を、第1のコンテンツ再生装置110に送信する。なお、HDMI処理部1001は、HDMI130を介して、コンテンツ1を第1のコンテンツ再生装置110に送信する前に、CECで規定されたコンテンツ送信権の獲得および伝送路の設定を行う。この処理動作については、HDMIの規格書に記載されているため、ここでは省略する。
一方、第1のコンテンツ再生装置110は、第2のコンテンツ再生装置120から、コンテンツ再生指示に対する応答を受け取る。第1のコンテンツ再生装置110の再生制御部206は、図13のステップS1312で、第2のコンテンツ再生装置120から送信されたコンテンツ1を取得できるか否かの判断結果が、取得できるである場合、表示部210に表示する映像を、HDMI130からの入力に切り替える。そして、第1のコンテンツ再生装置110のHDMI処理部201は、第2のコンテンツ再生装置120から復号化されたコンテンツ1を受け取ると、表示部210に、復号化されたコンテンツ1を転送する。
最後に、表示部210は、図13のステップS1313で、HDMI処理部201から転送された、復号化されたコンテンツ1を表示する。これにより、ユーザは、表示部210に表示されたコンテンツ1を、閲覧することができる。
以上では、コンテンツ再生システム100の構成が既に構成済みの状態における動作を説明した。次に、コンテンツ再生システム100を構成する第1のコンテンツ再生装置110や、第2のコンテンツ再生装置120が、途中で、HDMI130やネットワーク140に接続を開始する場合や、接続から離脱する場合の動作について説明する。
[第1のコンテンツ再生装置110がHDMI130から離脱する場合の動作]
ユーザが、第1のコンテンツ再生装置110に接続されているHDMI130を、コネクタから抜いた場合の動作を説明する。
第1のコンテンツ再生装置110に接続されているHDMI130がコネクタから抜かれた場合、第1のコンテンツ再生装置110のHDMI処理部201は、接続状態管理部208に対し、HDMI130からの接続離脱通知を送る。そして、HDMI処理部201からの接続離脱通知を受け取った接続状態管理部208は、他装置再生能力管理部203へ連携動作できなくなったHDMI130に接続された第2のコンテンツ再生装置120に関する情報を削除するように指示する。
また、HDMI処理部201からの接続離脱通知を受け取った接続状態管理部208は、再生可能コンテンツ一覧管理部205へ、再生可能コンテンツ一覧を作成し直すことを指示する。もし、再生可能コンテンツ一覧管理部205に再生可能コンテンツ一覧が存在する場合には、再生可能コンテンツ一覧管理部205はHDMI130からの離脱を反映した再生可能コンテンツ一覧を作成し直す。
[第1のコンテンツ再生装置110がネットワーク140から離脱する場合の動作]
ユーザが、第1のコンテンツ再生装置110に接続されているネットワーク140を、コネクタから抜いた場合の動作を説明する。
第1のコンテンツ再生装置110に接続されているネットワーク140がコネクタから抜かれた場合、第1のコンテンツ再生装置110のネットワーク処理部202は、接続状態管理部208に対し、ネットワーク140からの接続離脱通知を送る。そして、ネットワーク処理部202からの接続離脱通知を受け取った接続状態管理部208は、再生可能コンテンツ一覧管理部205へ、再生可能コンテンツ一覧を作成し直すことを指示する。もし、再生可能コンテンツ一覧管理部205に再生可能コンテンツ一覧が存在する場合には、再生可能コンテンツ一覧管理部205はネットワーク140からの離脱を反映した再生可能コンテンツ一覧を作成し直す。
[第1のコンテンツ再生装置110がHDMI130に接続される場合の動作]
ユーザが、HDMI130に接続されていない第1のコンテンツ再生装置110に、HDMI130を接続する場合の動作を説明する。
HDMI130に接続されていない第1のコンテンツ再生装置110に、HDMI130を接続する場合、第1のコンテンツ再生装置110のHDMI処理部201は、接続状態管理部208に対し、HDMI130に接続を開始した旨の接続開始通知を送る。そして、HDMI処理部201からの接続開始通知を受け取った接続状態管理部208は、再生可能コンテンツ一覧管理部205へ、再生可能コンテンツ一覧を作成し直すことを指示する。もし、再生可能コンテンツ一覧管理部205に再生可能コンテンツ一覧が存在する場合には、再生可能コンテンツ一覧管理部205はHDMI130に接続されたことを反映した再生可能コンテンツ一覧を作成し直す。
[第1のコンテンツ再生装置110がネットワーク140に接続される場合の動作]
ユーザが、ネットワーク140に接続されていない第1のコンテンツ再生装置110に、ネットワーク140を接続する場合の動作を説明する。
ネットワーク140に接続されていない第1のコンテンツ再生装置110に、ネットワーク140を接続する場合、第1のコンテンツ再生装置110のネットワーク処理部202は、接続状態管理部208に対し、ネットワーク140に接続を開始した旨の接続開始通知を送る。そして、ネットワーク処理部202からの接続開始通知を受け取った接続状態管理部208は、再生可能コンテンツ一覧管理部205へ、再生可能コンテンツ一覧を作成できる状態になったことを通知する。
[第2のコンテンツ再生装置120がHDMI130から離脱する場合の動作]
ユーザが、第2のコンテンツ再生装置120に接続されているHDMI130を、コネクタから抜いた場合の動作を説明する。
第2のコンテンツ再生装置120に接続されているHDMI130がコネクタから抜かれた場合、第1のコンテンツ再生装置110のHDMI処理部201は、接続状態管理部208に対し、第2のコンテンツ再生装置120がHDMI130から離脱した旨の接続離脱通知を送る。なお、第1のコンテンツ再生装置110のHDMI処理部201が、第2のコンテンツ再生装置120のHDMI130からの離脱を検出する方法は、HDMIの規格書に記載されているため、ここでは省略する。
HDMI処理部201から、接続離脱通知を受け取った接続状態管理部208は、他装置再生能力管理部203へ、連携動作できなくなった第2のコンテンツ再生装置120に関する情報を削除するように指示する。
また、HDMI処理部201からの接続離脱通知を受け取った接続状態管理部208は、再生可能コンテンツ一覧管理部205へ、再生可能コンテンツ一覧を作成し直すことを指示する。もし、再生可能コンテンツ一覧管理部205に再生可能コンテンツ一覧が存在する場合には、再生可能コンテンツ一覧管理部205は、第2のコンテンツ再生装置120がHDMI130からの離脱したことを反映した再生可能コンテンツ一覧を作成し直す。
[第2のコンテンツ再生装置120がネットワーク140から離脱する場合の動作]
ユーザが、第2のコンテンツ再生装置120に接続されているネットワーク140を、コネクタから抜いた場合の動作を説明する。
第2のコンテンツ再生装置120に接続されているネットワーク140がコネクタから抜かれた場合、第2のコンテンツ再生装置120のネットワーク処理部1002は、接続状態管理部1007に対し、ネットワーク140からの接続離脱通知を送る。そして、ネットワーク処理部1002からの接続離脱通知を受け取った接続状態管理部1007は、自装置の再生装置識別情報をCECコマンドに格納し、HDMI処理部1001を介して、他の装置に接続離脱通知をブロードキャストする。なお、この接続離脱通知には、Vender Command with ID Opecodeを用いたCECコマンドを使用する。この際に使用する拡張CECコマンド2100は、図21に示す通りである。拡張CECコマンド2100の拡張コマンドID2102には、コンテンツ再生装置の接続離脱通知であることを表す0x05が設定される。拡張コマンドペイロード2104には、再生装置識別情報400が格納される。
一方、第1のコンテンツ再生装置110のHDMI処理部201は、第2のコンテンツ再生装置120のHDMI処理部1001からブロードキャストされた接続離脱通知を受信する。第2のコンテンツ再生装置120の接続離脱通知を受信したHDMI処理部201は、接続状態管理部208に対し、第2のコンテンツ再生装置120がネットワーク140から離脱した旨の接続離脱通知を送る。そして、HDMI処理部201からの接続離脱通知を受け取った接続状態管理部208は、再生可能コンテンツ一覧管理部205へ、再生可能コンテンツ一覧を作成し直すことを指示する。もし、再生可能コンテンツ一覧管理部205に再生可能コンテンツ一覧が存在する場合には、再生可能コンテンツ一覧管理部205は、第2のコンテンツ再生装置120がネットワーク140から離脱したことを反映した再生可能コンテンツ一覧を作成し直す。
[第2のコンテンツ再生装置120がHDMI130に接続される場合の動作]
ユーザが、HDMI130に接続されていない第2のコンテンツ再生装置120に、HDMI130を接続する場合の動作を説明する。
HDMI130に接続されていない第2のコンテンツ再生装置120に、HDMI130を接続する場合、第1のコンテンツ再生装置110のHDMI処理部201は、接続状態管理部208に対し、第2のコンテンツ再生装置120がHDMI130に接続された旨の接続開始通知を送る。なお、第1のコンテンツ再生装置110のHDMI処理部201が、第2のコンテンツ再生装置120のHDMI130への接続を検出する方法は、HDMIの規格書に記載されているため、ここでは省略する。
HDMI処理部201からの接続開始通知を受け取った接続状態管理部208は、再生可能コンテンツ一覧管理部205へ、再生可能コンテンツ一覧を作成し直すことを指示する。もし、再生可能コンテンツ一覧管理部205に再生可能コンテンツ一覧が存在する場合には、再生可能コンテンツ一覧管理部205は、第2のコンテンツ再生装置120がHDMI130に接続されたことを反映した再生可能コンテンツ一覧を作成し直す。
[第2のコンテンツ再生装置120がネットワーク140に接続される場合の動作]
ユーザが、ネットワーク140に接続されていない第2のコンテンツ再生装置120に、ネットワーク140を接続する場合の動作を説明する。
ネットワーク140に接続されていない第2のコンテンツ再生装置120に、ネットワーク140を接続する場合、第2のコンテンツ再生装置120のネットワーク処理部1002は、接続状態管理部1007に対し、ネットワーク140への接続開始通知を送る。そして、ネットワーク処理部1002からの接続開始通知を受け取った接続状態管理部1007は、自装置の再生装置識別情報をCECコマンドに格納し、HDMI処理部1001を介して、他の装置に接続開始通知をブロードキャストする。なお、この接続開始通知には、Vender Command with ID Opecodeを用いたCECコマンドを使用する。この際に使用する拡張CECコマンド2200は、図22に示す通りである。拡張CECコマンド2200の拡張コマンドID2202には、コンテンツ再生装置の接続開始通知であることを表す0x06が設定される。拡張コマンドペイロード2204には、再生装置識別情報400が格納される。
一方、第1のコンテンツ再生装置110のHDMI処理部201は、第2のコンテンツ再生装置120からブロードキャストされた接続開始通知を受信する。第2のコンテンツ再生装置120の接続開始通知を受信したHDMI処理部201は、接続状態管理部208に対し、第2のコンテンツ再生装置120がネットワーク140へ接続された旨の接続開始通知を送る。そして、HDMI処理部201からの接続開始通知を受け取った接続状態管理部208は、再生可能コンテンツ一覧管理部205へ、再生可能コンテンツ一覧を作成し直すことを指示する。もし、再生可能コンテンツ一覧管理部205に再生可能コンテンツ一覧が存在する場合には、再生可能コンテンツ一覧管理部205は、第2のコンテンツ再生装置120がネットワーク140へ接続されたことを反映した再生可能コンテンツ一覧を作成し直す。
[第2のコンテンツ再生装置120の再生能力に変化が発生した場合の動作]
第2のコンテンツ再生装置120の再生能力に変化が発生した場合の動作を説明する。ここで、再生能力に変化が発生する例としては、第2のコンテンツ再生装置120がデジタルレコーダ等の録画機能を有する機器であって、ある時刻から番組の予約録画が開始する場合等が挙げられる。その理由としては、番組の予約録画にはコンテンツを異なるフォーマットに再エンコードして記録する場合があり、復号部がその再エンコード処理に占有される場合があるためである。
第2のコンテンツ再生装置120の再生能力に変化が発生した場合、第2のコンテンツ再生装置120の再生能力管理部1003は、まず使用できなくなった再生能力を、再生能力情報300から取り除き、図23に示す修正後の再生能力情報2300を作成する。図23の例では、図3の再生能力情報の組合せ310と組合せ320が一時的に使用できなくなったものとする。
再生能力情報の修正を終えた再生能力管理部1003は、修正後の再生能力情報2300と再生装置識別情報400を含む変更後再生能力通知を、HDMI処理部1001に送る。そして、HDMI処理部1001は、修正後の再生能力情報2300をCECコマンドに格納し、他の装置に変更後再生能力通知をブロードキャストする。なお、この変更後再生能力通知には、Vender Command with ID Opecodeを用いたCECコマンドを使用する。この際に使用する拡張CECコマンド2400は、図24に示す通りである。拡張CECコマンド2400の拡張コマンドID2402には、コンテンツ再生装置の変更後再生能力通知であることを表す0x07が格納される。拡張コマンドペイロード2404には、固定長の再生装置識別情報400、可変長の修正後の再生能力情報2300の順番で、それぞれの情報が格納される。
一方、第1のコンテンツ再生装置110のHDMI処理部201は、第2のコンテンツ再生装置120からブロードキャストされた変更後再生能力通知を受信する。第2のコンテンツ再生装置120の変更後再生能力通知を受信したHDMI処理部201は、他装置再生能力管理部203に対し、第2のコンテンツ再生装置120の再生能力が変化した旨の変更後再生能力通知を送る。そして、HDMI処理部201からの変更後再生能力通知を受け取った他装置再生能力管理部203は、第2のコンテンツ再生装置120の再生能力情報300を、変更後の再生能力情報2300に置き換える。そして、他装置再生能力管理部203は、再生可能コンテンツ一覧管理部205へ、再生可能コンテンツ一覧を作成し直すことを指示する。もし、再生可能コンテンツ一覧管理部205に再生可能コンテンツ一覧が存在する場合には、再生可能コンテンツ一覧管理部205は、第2のコンテンツ再生装置120の再生能力に変更が発生したことを反映した再生可能コンテンツ一覧を作成し直す。
本実施の形態で説明したコンテンツ再生システム100によれば、HDMI130で相互に接続された第1のコンテンツ再生装置110と第2のコンテンツ再生装置120とが連携することで、再生対象のコンテンツに適したコンテンツ再生装置を選択して再生することができる。これにより、コンテンツ再生システムとして、再生できないコンテンツのメディアフォーマット形式やコンテンツ保護技術形式の数を低減することが可能となる。つまり、ユーザは、コンテンツ蓄積装置160に蓄積したコンテンツを再生できる可能性を向上することができる。
そして、ユーザが選択したコンテンツを再生できるコンテンツ再生装置が複数存在する場合には、再生に必要な消費電力量が最も少ないコンテンツ再生装置を選択することで、消費電力量を低減することが可能となる。
また、本実施の形態によれば、コンテンツ再生システム100内のコンテンツ再生装置のHDMIまたはネットワークの接続に変更が発生した場合でも、自動的にその変更を検知して、再生できるコンテンツの一覧を適切に更新することが可能である。それにより、ユーザは、接続の変更で再生不可能になったコンテンツを選択することを避けることができる。
<実施の形態1の変形例>
[実施の形態1の変形例1]
上記の実施の形態1では、ユーザが選択したコンテンツを再生できるコンテンツ再生装置が複数存在する場合、再生に必要な消費電力量が最も少ないコンテンツ再生装置を、自動的に選択する形態にした。しかし、再生可能なコンテンツ再生装置とその消費電力量をユーザーインタフェースに表示し、ユーザが、再生に使用したいコンテンツ再生装置を手動で選択する形態にしてもよい。
[実施の形態1の変形例2]
上記の実施の形態1では、ユーザが選択したコンテンツを再生できるコンテンツ再生装置が複数存在する場合、再生に必要な消費電力量が最も少ないコンテンツ再生装置を、選択する形態にした。しかし、第2のコンテンツ再生装置120の再生能力情報に、番組の予約録画で再生能力が利用できない時間帯を表した再生不可能時間帯情報を追加し、消費電力量情報と再生不可能時間帯情報の両方に基づいて、コンテンツを再生するコンテンツ再生装置を選択する方法を使用する形態にしてもよい。この形態を用いることにより、予約録画の開始で再生が中断することを予め避けることが可能となる。
(実施の形態2)
以下では、実施の形態1と同じ部分に関しては説明を省略し、差異がある部分のみを記載する。
最初に、本実施の形態の概要を説明する。本発明の実施の形態2におけるコンテンツ再生システム100を含むシステムの全体構成は、図1に示す通りであり、実施の形態1と同様である。
次に、本実施の形態におけるコンテンツ再生システム100の動作の概要を説明する。ここで、実施の形態2と実施の形態1との動作は類似しているため、以下では3つの差異点のみを示す。
まず1点目の差異は、第2のコンテンツ再生装置120に再生能力を確認するタイミングである。本実施の形態では、HDMI130にコンテンツ再生装置が接続されたタイミングで、第1のコンテンツ再生装置110は、第2のコンテンツ再生装置120の再生能力情報と再生装置識別情報を取得する。
2点目の差異は、ユーザが選択したコンテンツを再生できるコンテンツ再生装置が複数存在する場合、接続されているネットワークの最大伝送速度が最も高いコンテンツ再生装置を、自動的に選択する点である。
最後に3点目の差異は、第2のコンテンツ再生装置120の再生能力に変化が発生した場合の通知の仕方である。本実施の形態では、第2のコンテンツ再生装置120は、再生能力に変化が発生した際に、変化が発生したことのみを通知する。そのため、通知を受けた第1のコンテンツ再生装置110は、第2のコンテンツ再生装置120から修正後の再生能力情報を取得する。
以降では、本実施の形態の第1のコンテンツ再生装置110と第2のコンテンツ再生装置120の内部構成と、それらの動作について詳細に説明する。
<第1のコンテンツ再生装置110の内部構成>
本実施の形態の第1のコンテンツ再生装置110は、実施の形態1と同じ構成で、図2に示す通り、HDMI処理部201、ネットワーク処理部202、他装置再生能力管理部203、自装置再生能力管理部204、再生可能コンテンツ一覧管理部205、再生制御部206、操作部207、接続状態管理部208、復号部209および表示部210で構成されている。
[HDMI処理部201]
実施の形態1と同じ構成であるため、説明を省略する。
[ネットワーク処理部202]
実施の形態1と同じ構成であるため、説明を省略する。
[他装置再生能力管理部203]
本実施の形態の他装置再生能力管理部203は、基本的な機能が実施の形態1と同じである。そのため、以下では、実施の形態1との差異点のみを述べる。なお、本実施の形態でも、HDMI130に接続されているその他のコンテンツ再生装置は、コンテンツ再生装置120のみである。
ここで、コンテンツ再生装置120の再生能力情報は、図25一例を示している。再生能力情報2500は、メディアフォーマット形式とコンテンツ保護技術形式の組合せ2510、2520、2530と、使用しているネットワークの最大伝送速度情報2540、対応しているDLNA Device Class340で構成されている。
ここで、本実施の形態における他装置の再生能力情報2500と再生装置識別情報400の取得のタイミングは、第1のコンテンツ再生装置110、第2のコンテンツ再生装置120のいずれかがHDMI130に接続された時点とする。
次に、他装置再生能力管理部203が、所望のコンテンツ再生装置から再生能力情報と再生装置識別情報を取得するため具体的な方法を説明する。
他装置再生能力管理部203は、所望のコンテンツ再生装置のみから情報を得るために、DLNA Device Classを使用する。他装置再生能力管理部203が、DLNA Device Classを用いて、DLNA Device Classの少なくとも1つ以上がDMP(Digital Media Player)、M−DMP(Mobile−Digital Media Player)もしくはDMR(Digital Media Renderer)であるその他のコンテンツ再生装置の有無を、HDMI処理部201経由で問い合わせる。そして、もし該当するDLNA Device Classを有するコンテンツ再生装置が存在する場合には、そのコンテンツ再生装置の再生装置識別情報と再生能力情報とを関連付けて管理する。
また、他装置再生能力管理部203は、その他のコンテンツ再生装置が送信した再生能力変更通知を、HDMI処理部201を介して受信する。他装置再生能力管理部203は、再生能力変更通知を送信したその他のコンテンツ再生装置に、変更後の再生能力情報の取得を要求し、変更後の再生能力情報を、HDMI処理部201を介して受信する。そして、他装置再生能力管理部203は、変更が発生した他装置の再生能力情報を更新する。
[自装置再生能力管理部204]
本実施の形態の自装置再生能力管理部204は、基本的な機能が実施の形態1と同じである。そのため、以下では、実施の形態1との差異点のみを述べる。
コンテンツ再生装置110の再生能力情報は、図26に一例を示している。再生能力情報2600は、メディアフォーマット形式とコンテンツ保護技術形式の組合せ2610、2620と、使用しているネットワークの最大伝送速度情報2630、対応しているDLNA Device Class830で構成されている。
[再生可能コンテンツ一覧管理部205]
本実施の形態の自装置再生能力管理部204は、基本的な機能が実施の形態1と同じである。そのため、以下では、実施の形態1との差異点のみを述べる。
再生可能コンテンツ一覧管理部205は、図6に示すコンテンツリスト600を入手する。その後、再生可能コンテンツ一覧管理部205は、他装置再生能力管理部203で管理している第2のコンテンツ再生装置120の再生能力情報2500と、自装置再生能力管理部204で管理している自らのコンテンツ再生装置110の再生能力情報2600を用いて、コンテンツのそれぞれに対して、再生可能か否かを判断する。
再生可能と判断した場合、再生可能コンテンツ一覧管理部205は、図27に示す通り、タイトル情報と、コンテンツ識別情報と、1台以上の再生可能なコンテンツ再生装置とを関連付けた、再生可能コンテンツ一覧2700を作成して管理するものとする。ここで、再生可能なコンテンツ再生装置の情報としては、図27に示す通り、自装置の場合には自装置912と記し、他装置の場合には、再生装置識別情報400と記して、各装置のネットワークの最大伝送速度情報2540、2630も関連付けて格納する。
[再生制御部206]
再生制御部206は、操作部207で受け取ったユーザの操作に基づき、再生可能コンテンツ一覧管理部205の再生可能コンテンツ一覧2700に存在する、1つのコンテンツを選択する。そして、再生制御部206は、選択したコンテンツを再生可能なコンテンツ再生装置の中から、再生可能コンテンツ情報に含まれる最大伝送速度情報が最も高いコンテンツ再生装置を選択する。再生制御部206は、選択したコンテンツ再生装置に対して、選択したコンテンツのコンテンツ識別情報を指定した再生指示を送る。
[操作部207]
実施の形態1と同じ構成であるため、説明を省略する。
[接続状態管理部208]
実施の形態1と同じ構成であるため、説明を省略する。
[復号部209]
実施の形態1と同じ構成であるため、説明を省略する。
[表示部210]
実施の形態1と同じ構成であるため、説明を省略する。
<第2のコンテンツ再生装置120の内部構成>
本実施の形態の第2のコンテンツ再生装置120は、実施の形態1と同じ構成で、図10に示す通り、HDMI処理部1001、ネットワーク処理部1002、再生能力管理部1003、再生制御部1004、HDMI転送部1005、復号部1006および接続状態管理部1007で構成されている。
[HDMI処理部1001]
実施の形態1と同じ構成であるため、説明を省略する。
[ネットワーク処理部1002]
実施の形態1と同じ構成であるため、説明を省略する。
[再生能力管理部1003]
再生能力管理部1003は、自装置(第2のコンテンツ再生装置120)の再生能力を表す自装置の再生能力情報2500と、再生装置の識別に使用する再生装置識別情報400を管理する。また、再生能力管理部1003は、HDMI処理部1001を介して、HDMIで接続された第1のコンテンツ再生装置110に自装置の再生能力情報2500と再生装置識別情報400とを通知する。具体的には、再生能力管理部1003は、第1のコンテンツ再生装置110が指定したDLNA Device Classを含む問い合わせを受信する。そして、再生能力管理部1003は、第2のコンテンツ再生装置120が指定されたDLNA Device Classに対応している場合には、再生能力情報2500と再生装置識別情報400とを、HDMI処理部1001を介して、問い合わせ元の第1のコンテンツ再生装置110に応答する。
また、再生能力管理部1003は、自らが管理する再生能力情報2500に変更が発生した場合には、変更が発生したことのみを通知する再生能力変更通知を、HDMI処理部1001を介して第1のコンテンツ再生装置110へ送信する。
[再生制御部1004]
実施の形態1と同じ構成であるため、説明を省略する。
[HDMI転送部1005]
実施の形態1と同じ構成であるため、説明を省略する。
[復号部1006]
実施の形態1と同じ構成であるため、説明を省略する。
[接続状態管理部1007]
実施の形態1と同じ構成であるため、説明を省略する。
<動作>
HDMI130で相互に接続された第1のコンテンツ再生装置110と第2コンテンツ再生装置120が、連携して、ネットワーク140で接続されたコンテンツ蓄積装置160に格納されたコンテンツを再生する通常の動作を説明する。
[コンテンツを再生する場合の動作]
まず、コンテンツ再生システム100が、既に構成済みの状態における、コンテンツ再生時の動作について、図28〜図30を用いて説明する。なお、構成済みの状態とは、コンテンツ再生システム100を構成する第1のコンテンツ再生装置110や、第2のコンテンツ再生装置120が、HDMI130やネットワーク140を介して、既に接続中であり、動作の途中で、切断や再生能力の変化が発生しない状態を意味している。
第1のコンテンツ再生装置110のHDMI処理部201は、自装置もしくは第2のコンテンツ再生装置120のHDMI130への接続開始を検出する。なお、第1のコンテンツ再生装置110のHDMI処理部201が、自装置や第2のコンテンツ再生装置120がHDMI130に接続したことを検出する方法は、HDMIの規格書に記載されているため、ここでは省略する。
HDMI処理部201が、その他のコンテンツ再生装置がHDMI130に接続されていることを検出すると、図28のステップS2811で、他装置再生能力管理部203へ、その他のコンテンツ再生装置の再生能力情報を取得するように依頼を出す。HDMI処理部201から依頼を受けた他装置再生能力管理部203は、第2のコンテンツ再生装置120が保有する再生能力を表した再生能力情報2500と再生装置識別情報400の取得要求を、HDMI処理部201を介して、第2のコンテンツ再生装置120に送信する。なお、この取得要求は、本実施の形態でHDMI経由の制御に使用しているCECのコマンドとして実現されている。この取得要求は、Vender Command with ID Opecodeを使用し、HDMI130に接続されている全ての装置にブロードキャストされる。なお、本実施の形態で説明するCECを使用した制御でも、実施の形態1と同様に、拡張CECコマンド1500と分割拡張CECコマンド1600を用いる。
拡張CECコマンド形式を用いたその他のコンテンツ再生装置へ再生能力を取得する要求コマンドは、図31に示す拡張CECコマンド3100となる。拡張CECコマンド3100の拡張コマンドID3102は、その他のコンテンツ再生装置へ再生能力を確認する要求コマンドを表す0x08である。拡張コマンドペイロード3104には、所望のコンテンツ再生装置の種類を指定するための検索条件として所望DLNA Device Class一覧3200が格納されている。本実施の形態の所望DLNA Device Class一覧3200には、図32に示す通り、1つ目の所望DLNA Device ClassとしてはDMRが、2つ目の所望DLNA Device ClassとしてはDMPが、3つ目の所望DLNA Device ClassとしてはM−DMPが設定されている。
次に、第2のコンテンツ再生装置120のHDMI処理部1001は、図28のステップS2821で、第1のコンテンツ再生装置110が送信した再生能力情報の取得要求を受信する。そして、HDMI処理部1001は、再生能力管理部1003に、所望DLNA Device Class一覧3200を通知する。所望DLNA Device Class一覧3200の通知を受けた再生能力管理部1003は、自らが管理する再生能力情報2500の対応しているDLNA Device Class340と、所望DLNA Device Class一覧3200を比較する。再生能力情報2500の対応しているDLNA Device Class340に所望DLNA Device Class一覧3200と合致するDLNA Device Classが存在する場合、再生能力管理部1003は、HDMI処理部1001を介して、再生能力情報2500と再生装置識別情報400を、第1のコンテンツ再生装置110に応答する。この応答には、要求の場合と同様に、Vender Command with ID Opecodeを用いたCECコマンドを使用する。この応答は、要求元の第1のコンテンツ再生装置110を、CECコマンドの送信先に指定するものとする。ここで使用する拡張CECコマンドは、実施の形態1で説明した拡張CECコマンド1800であるため、説明を省略する。一方、所望DLNA Device Class一覧3200と合致するDLNA Device Classが再生能力情報2500に存在しない場合、再生能力管理部1003は、第1のコンテンツ再生装置110に応答しない。
第1のコンテンツ再生装置110が、HDMI処理部201を介して、第2のコンテンツ再生装置120からの応答を受信した場合には、他装置再生能力管理部203は、図28のステップS2812で、応答に含まれる再生能力情報2500と、再生装置識別情報400を関連付けて管理する。
ここで、第1のコンテンツ再生装置110を操作するユーザは、図28のステップS2813で、コンテンツ蓄積装置160に蓄積しているコンテンツの一覧であるコンテンツリスト600の取得を指示する。なお、ユーザのコンテンツリスト600の取得指示は、操作部207を介して、再生可能コンテンツ一覧管理部205に通知される。そして、再生可能コンテンツ一覧管理部205は、ネットワーク処理部202を介して、コンテンツリスト600の取得要求をコンテンツ蓄積装置160に送信する。
次に、第1のコンテンツ再生装置110のネットワーク処理部202は、コンテンツ蓄積装置160が応答したコンテンツリスト600を受信し、コンテンツリスト600を再生可能コンテンツ一覧管理部205へ通知する。コンテンツリスト600を受け取った再生可能コンテンツ一覧管理部205は、コンテンツ再生システム100で再生可能なコンテンツの一覧をユーザに提示するため、再生可能コンテンツ一覧2700の作成に着手する。その第1段階として、再生可能コンテンツ一覧管理部205は、図28のステップS2814で、自装置が保有する再生能力である再生能力情報2600を、自装置再生能力管理部204から入手する。
更に、再生可能コンテンツ一覧管理部205は、図28のステップS2815で、第2のコンテンツ再生装置120が保有する再生能力である再生能力情報2500を、他装置再生能力管理部203から入手する。この時点で、第1のコンテンツ再生装置110は、再生可能コンテンツ一覧2700の作成に必要な全ての情報を、保持している。これらの情報を用いて、再生可能コンテンツ一覧管理部205は、図28のステップS2816で、再生可能コンテンツ一覧2700を作成する。
表示部210は、ステップS2816までで完成した再生可能コンテンツ一覧2700を、表示する。そして、第1のコンテンツ再生装置110を操作するユーザは、図29のステップS2911で、表示部210に表示された再生可能コンテンツ一覧2700に含まれるコンテンツの中から、操作部207を介して、閲覧したいコンテンツを1つ選択する。
《ユーザがコンテンツ1を選択した場合》
ここでは、図29のステップS2911で、ユーザが、コンテンツ1を選択した場合の動作を説明する。
再生制御部206は、ユーザが選択したコンテンツ1のコンテンツ識別情報612と再生可能なコンテンツ再生装置の情報2711を、取得する。再生制御部206は、図29のステップS1212で、取得した再生可能なコンテンツ再生装置の情報2711に含まれる再生可能なコンテンツ再生装置の最大伝送速度情報2630、2540を比較する。比較した結果、再生制御部206は、最大伝送速度が最も高いコンテンツ再生装置を、コンテンツの再生に使用するコンテンツ再生装置として決定する。本実施の形態では、第1のコンテンツ再生装置110の最大伝送速度情報2630が1Gbps、第2のコンテンツ再生装置120の最大伝送速度情報2540が100Mbpsである。そのため、再生制御部206は、第1のコンテンツ再生装置110を、再生に使用するコンテンツ再生装置として選択する。
選択された第1のコンテンツ再生装置110の再生制御部206は、図29のステップS2913で、ネットワーク処理部202を介して、選択したコンテンツ1を、コンテンツ蓄積装置160から取得する。その際に、再生制御部206は、コンテンツ識別情報612に格納されたURL(http://192.168.0.1/content101.m2ts)を用いて、コンテンツの取得要求を、コンテンツ蓄積装置160に送信する。なお、本実施の形態で使用するコンテンツ取得プロトコルはHTTPとする。
コンテンツ蓄積装置160は、第1のコンテンツ再生装置110から、コンテンツの取得要求を受け取り、図30のステップS3031で、コンテンツの取得要求元を判断する。要求元が第1のコンテンツ再生装置110であるので、コンテンツ蓄積装置160は、図30のステップS3032で、コンテンツ識別情報622で指定されたコンテンツ1を、第1のコンテンツ再生装置110へ転送する。
第1のコンテンツ再生装置110のネットワーク処理部202は、図30のステップS3011で、コンテンツ蓄積装置160から取得したコンテンツを、復号部209に転送する。コンテンツを転送された復号部209は、コンテンツ1の必要再生能力情報623に基づいて、DTCP−IPのコンテンツ保護を解くとともに、MPEG2 Video等の圧縮符号化を復号する。表示部210は、図30のステップS3011で、復号後のコンテンツ1を、表示する。
これにより、ユーザは、表示部210に表示されたコンテンツ1を、閲覧することができる。
《ユーザがコンテンツ3を選択した場合》
引き続き、図29のステップS2911で、ユーザが、コンテンツ3を選択した場合の動作を説明する。
再生制御部206は、ユーザが選択したコンテンツ3のコンテンツ識別情報632と再生可能なコンテンツ再生装置の情報2731を、取得する。再生制御部206は、図29のステップS2912で、取得した再生可能なコンテンツ再生装置の情報2731に含まれる再生可能なコンテンツ再生装置の最大伝送速度情報2540を確認する。確認した結果、再生制御部206は、最大伝送速度が最も高いコンテンツ再生装置を、コンテンツの再生に使用するコンテンツ再生装置として決定する。本実施の形態では、コンテンツ3を再生できるコンテンツ再生装置が第2のコンテンツ再生装置120のみである。そのため、再生制御部206は、第2のコンテンツ再生装置120を、再生に使用するコンテンツ再生装置として選択する。
第1のコンテンツ再生装置110の再生制御部206は、図29のステップS2914で、HDMI処理部201を介して、第2のコンテンツ再生装置120がコンテンツ蓄積装置160から選択したコンテンツ3を取得するように再生指示を出す。この再生指示も、Vender Command with ID Opecodeを使用したCECコマンドを使用する。ここで使用する拡張CECコマンドは、拡張CECコマンド1900である。拡張CECコマンド1900は、基本的に実施の形態1で説明したものと同じである。しかし、拡張コマンドペイロード1904に格納されるコンテンツ識別情報が、コンテンツ3のコンテンツ識別情報632に格納されたURL(http://192.168.0.1/content103.asf)である点が、実施の形態1と異なる。
第2のコンテンツ再生装置120の再生制御部1004は、HDMI処理部1001を介して、第1のコンテンツ再生装置110からのコンテンツ取得要求を受け取り、図29のステップS2921で、自装置がコンテンツ蓄積装置160からコンテンツ3を取得できる状態かを判断する。そして、第2のコンテンツ再生装置120の再生制御部1004は、HDMI処理部1001を介して、コンテンツ3を取得できるか否かの判断結果を、第1のコンテンツ再生装置110に応答する。この応答には、Vender Command with ID Opecodeを使用したCECコマンドを使用する。ここで使用する拡張CECコマンドは、実施の形態1で説明した拡張CECコマンド2000であるため、説明を省略する。第2のコンテンツ再生装置120がコンテンツ3を取得できる状態の場合には、第2のコンテンツ再生装置120の再生制御部1004は、図29のステップS2921で、ネットワーク処理部1002を介して、コンテンツ識別情報632で指定されたコンテンツ3を、コンテンツ蓄積装置160から取得する。その際に、再生制御部1004は、コンテンツ識別情報612に格納されたURL(http://192.168.0.1/content103.asf)を用いて、コンテンツの取得要求を、コンテンツ蓄積装置160に送信する。なお、本実施の形態で使用するコンテンツ取得プロトコルはHTTPとする。
コンテンツ蓄積装置160は、第2のコンテンツ再生装置120から、コンテンツの取得要求を受け取り、図30のステップS3031で、コンテンツの取得要求元を判断する。要求元が第2のコンテンツ再生装置120であるので、コンテンツ蓄積装置160は、図30のステップS3033で、コンテンツ識別情報632で指定されたコンテンツ3を、第2のコンテンツ再生装置120へ転送する。
第2のコンテンツ再生装置120のネットワーク処理部1002は、図30のステップS3021で、コンテンツ蓄積装置160から取得したコンテンツ3を、復号部1006に転送する。コンテンツを転送された復号部1006は、WMDRM−NDのコンテンツ保護を解くとともに、WMV等の圧縮符号化を復号する。復号部1006は、再生指示を行なった第1のコンテンツ再生装置110へ返送するため、復号化されたコンテンツ3をHDMI転送部1005に転送する。復号化されたコンテンツ3を受け取ったHDMI転送部1005は、図30のステップS3022で、HDMI処理部1001を介して、コンテンツ3を第1のコンテンツ再生装置110に送信する。なお、HDMI処理部1001は、HDMI130を介して、コンテンツ3を第1のコンテンツ再生装置110に送信する前に、CECで規定されたコンテンツ送信権の獲得および伝送路の設定を行うものとするが、詳細はHDMIの規格書に記載されているため、ここでは省略する。
一方、第1のコンテンツ再生装置110の再生制御部206は、図30のステップS3012で、第2のコンテンツ再生装置120から送信されたコンテンツ3を取得できるか否かの判断結果に基づき、コンテンツ3が取得できる場合には、表示部210に表示する映像をHDMI130からの入力に切り替える。そして、第1のコンテンツ再生装置110のHDMI処理部201が、第2のコンテンツ再生装置120が送信したコンテンツ3を受け取ると、表示部210にコンテンツ3を転送する。
最後に、表示部210は、図30のステップS3013で、HDMI処理部201から転送されたコンテンツ3を、表示する。
これにより、ユーザは、表示部210に表示されたコンテンツ3を、閲覧することができる。
以上では、コンテンツ再生システム100の構成が既に構成済みの状態における動作を説明した。次に、コンテンツ再生システム100を構成する第1のコンテンツ再生装置110や、第2のコンテンツ再生装置120が、途中で、HDMI130やネットワーク140に接続を開始する場合や、接続から離脱する場合の動作について説明する。
[第1のコンテンツ再生装置110がHDMI130から離脱する場合の動作]
実施の形態1と同じ動作であるため、説明を省略する。
[第1のコンテンツ再生装置110がネットワーク140から離脱する場合の動作]
実施の形態1と同じ動作であるため、説明を省略する。
[第1のコンテンツ再生装置110がネットワーク140に接続される場合の動作]
実施の形態1と同じ動作であるため、説明を省略する。
[第2のコンテンツ再生装置120がHDMI130から離脱する場合の動作]
実施の形態1と同じ動作であるため、説明を省略する。
[第2のコンテンツ再生装置120がネットワーク140から離脱する場合の動作]
実施の形態1と同じ動作であるため、説明を省略する。
[第2のコンテンツ再生装置120がネットワーク140に接続される場合の動作]
実施の形態1と同じ動作であるため、説明を省略する。
[第2のコンテンツ再生装置120の再生能力に変化が発生した場合の動作]
第2のコンテンツ再生装置120の再生能力に変化が発生した場合の動作を説明する。ここで、再生能力に変化が発生する例は、実施の形態1で説明済みであるため、ここでは省略する。
第2のコンテンツ再生装置120の再生能力に変化が発生した場合、第2のコンテンツ再生装置120の再生能力管理部1003は、まず使用できなくなった再生能力を再生能力情報2500から取り除き、図33に示す変更後の再生能力情報3300を作成する。図33の例では、図25の再生能力情報の組合せ2510と組合せ2520が一時的に使用できなくなったものとする。
再生能力情報の修正を終えた再生能力管理部1003は、再生能力変更通知を、HDMI処理部1001に送る。そして、HDMI処理部1001は、他の装置に再生能力の変更を通知するCECコマンドをブロードキャストする。なお、この再生能力変更通知には、Vender Command with ID Opecodeを用いたCECコマンドを使用する。この際に使用する拡張CECコマンド3400は、図34に示す通りである。拡張コマンドID3402には、コンテンツ再生装置の再生能力変更通知であることを表す0x09が格納される。拡張コマンドペイロード3404には、再生装置識別情報400が格納される。
一方、第1のコンテンツ再生装置110のHDMI処理部201は、第2のコンテンツ再生装置120からブロードキャストされた再生能力変更通知を受信する。第2のコンテンツ再生装置120の再生能力変更通知を受信したHDMI処理部201は、他装置再生能力管理部203に対し、第2のコンテンツ再生装置120の再生能力が変化した旨の再生能力変更通知を送る。そして、HDMI処理部201からの再生能力変更通知を受け取った他装置再生能力管理部203は、再生能力変更通知に含まれる再生装置識別情報400を用い、HDMI処理部201を介して、再生能力変更通知の送信元である第2のコンテンツ再生装置120から変更後の再生能力情報3300の入手を要求する。なお、この要求にも、Vender Command with ID Opecodeを用いたCECコマンドを使用する。この際に使用する拡張CECコマンド3500は、図35に示す通りである。拡張コマンドID3502には、コンテンツ再生装置の再生能力情報の取得要求であることを表す0x0Aが格納される。拡張コマンドペイロードは存在しない。
次に、第2のコンテンツ再生装置120の再生能力管理部1003は、HDMI処理部1001を介して、第1のコンテンツ再生装置110からのコンテンツ再生装置の再生能力情報の取得要求を受信する。第1のコンテンツ再生装置110からのコンテンツ再生装置の再生能力情報の取得要求を受け取った再生能力管理部1003は、HDMI処理部1001を介して、変更後の再生能力情報を第1のコンテンツ再生装置110に応答する。この応答にも、Vender Command with ID Opecodeを用いたCECコマンドを使用する。この際に使用する拡張CECコマンド3600は、図36に示す通りである。拡張コマンドID3602には、コンテンツ再生装置の再生能力情報の取得要求に対する応答を表す0x0Bが格納される。拡張コマンドペイロード3604には、変更後の再生能力情報3300が格納される。
最後に、第1のコンテンツ再生装置110の他装置再生能力管理部203は、HDMI処理部201を介して、第2のコンテンツ再生装置120からのコンテンツ再生装置の再生能力情報の取得要求の応答を受信する。そして、他装置再生能力管理部203は、第2のコンテンツ再生装置120の再生能力情報2500を、変更後の再生能力情報3300に置き換える。そして、他装置再生能力管理部203は、再生可能コンテンツ一覧管理部205へ再生可能コンテンツ一覧を作成し直すことを指示する。もし、再生可能コンテンツ一覧管理部205に再生可能コンテンツ一覧が存在する場合には、再生可能コンテンツ一覧管理部205は、第2のコンテンツ再生装置120の再生能力に変更が発生したことを反映した再生可能コンテンツ一覧を作成し直す。
本実施の形態で説明したコンテンツ再生システム100によれば、HDMI130で相互に接続された第1のコンテンツ再生装置110と第2のコンテンツ再生装置120とが連携することで、再生対象のコンテンツに適したコンテンツ再生装置を選択して再生することができる。これにより、コンテンツ再生システムとして、再生できないコンテンツのメディアフォーマット形式やコンテンツ保護技術形式の数を低減することが可能となる。それにより、ユーザは、コンテンツ蓄積装置160に蓄積したコンテンツを再生できる可能性を向上することができる。
そして、ユーザが選択したコンテンツを再生できるコンテンツ再生装置が複数存在する場合には、ネットワークの最大伝送速度が最も高いコンテンツ再生装置を選択することで、伝送路の外乱の影響を低減することが可能となる。
また、本実施の形態によれば、コンテンツ再生システム100内のコンテンツ再生装置のHDMIまたはネットワークの接続に変更が発生した場合でも、自動的にその変更を検知して、再生できるコンテンツの一覧を適切に更新することが可能である。それにより、ユーザは、接続の変更で再生不可能になったコンテンツを選択することを避けることができる。
<実施の形態2の変形例>
[実施の形態2の変形例1]
上記の実施の形態2では、ユーザが選択したコンテンツを再生できるコンテンツ再生装置が複数存在する場合、ネットワークの最大伝送速度が最も高いコンテンツ再生装置を自動的に選択する形態にした。しかし、再生可能なコンテンツ再生装置とその最大伝送速度をユーザーインタフェースに表示し、ユーザが、再生に使用したいコンテンツ再生装置を手動で選択する形態にしても構わない。
[実施の形態2の変形例2]
上記の実施の形態2では、ユーザが選択したコンテンツを再生できるコンテンツ再生装置が複数存在する場合、使用するネットワークの最大伝送速度が最も高いコンテンツ再生装置を、選択する形態にした。しかし、第2のコンテンツ再生装置120の再生能力情報に、番組の予約録画で再生能力が利用できない時間帯を表した再生不可能時間帯情報を追加し、最大伝送速度情報と再生不可能時間帯情報の両方に基づいて、コンテンツを再生するコンテンツ再生装置を選択する方法を使用する形態にしてもよい。この形態を用いることにより、予約録画の開始で再生が中断することを予め避けることが可能となる。
(その他の変形例)
なお、本発明を上記の実施の形態1および2に基づいて説明してきたが、本発明は、上記の実施の形態に限定されない。以下のようなその他の変形例も本発明に含まれる。
[その他の変形例1]
上記の実施の形態1および2では、コンテンツ再生システム100に2台のコンテンツ再生装置110、120が存在する構成を説明したが、2台以上のコンテンツ再生装置が存在する構成でも構わない。この場合、あるコンテンツ再生装置がHDMI130経由の接続から離脱したことにより、その他のコンテンツ再生装置との接続も絶たれる場合が発生する。そうした場合には、第1のコンテンツ再生装置110の接続状態管理部208は、接続が絶たれた全てのコンテンツ再生装置に関する情報を削除するように、他装置再生能力管理部203へ指示するものとする。同様に、あるコンテンツ再生装置がHDMI130に接続したことにより、その他のコンテンツ再生装置との接続も可能になる場合が発生する。そうした場合には、第1のコンテンツ再生装置110の接続状態管理部208は、接続が可能となった全てのコンテンツ再生装置を考慮して、再生可能コンテンツ一覧を作成し直すように再生可能コンテンツ一覧管理部205へ指示するものとする。
[その他の変形例2]
上記の実施の形態1および2では、ネットワーク140に接続されているコンテンツ蓄積装置160が1台のみ存在する構成を説明したが、2台以上のコンテンツ蓄積装置が存在する構成でも構わない。この場合、再生可能コンテンツ一覧管理部205は、それぞれのコンテンツ蓄積装置からコンテンツリストを取得した上で、再生可能コンテンツ一覧を作成することになる。
[その他の変形例3]
上記の実施の形態1および2では、ネットワーク140に有線LANを使用した構成を説明したが、ネットワーク140に無線LANを使用した構成でも構わない。また、ネットワーク140として、電力線通信を用いたLANや、電話線通信を用いたLANを使用しても構わない。
[その他の変形例4]
上記の実施の形態1では、第2のコンテンツ再生装置120の電源投入制御に関して明記をしなかったが、第1のコンテンツ再生装置110がHDMI130を介して第2のコンテンツ再生装置120と通信を開始する前に、CECの電源制御の仕組みを用いて、電源投入の制御を加えても構わない。この追加により、コンテンツ再生システム100の消費電力量を削減することが可能となる。
[その他の変形例5]
上記の実施の形態1では、第2のコンテンツ再生装置120の電源切断制御に関して明記をしなかったが、第1のコンテンツ再生装置110がHDMI130を介して第2のコンテンツ再生装置120と通信が終了した後に、CECの電源制御の仕組みを用いて、電源切断の制御を加えても構わない。この追加により、コンテンツ再生システム100の消費電力量を削減することが可能となる。
[その他の変形例6]
上記の実施の形態1および2では、Vender Command with ID Opecodeを用いたCECコマンドを用いたが、ブロードキャストを使用しない制御の場合には、Vender Command Opecodeを用いたCECコマンドを使用する形態にしても構わない。
[その他の変形例7]
上記の実施の形態1および2では、コンテンツ取得プロトコルとしてHTTPを用いた場合を説明したが、コンテンツ取得プロトコルとしてRTP(Real−time Transport Protocol)を使用する形態にしても構わない。
[その他の変形例8]
上記の実施の形態1および2では、コンテンツの伝送にコンテンツ保護技術が必要な場合を説明したが、パーソナルコンテンツのみを扱うコンテンツ再生装置の場合には、コンテンツ保護技術形式を再生能力情報から取り除いた形態にしても構わない。
[その他の変形例9]
上記の実施の形態1および2では、再生能力情報にDLNA Device Classを有したが、DLNA Device Classに加えて、追加機能を表すDLNA Device Capabilityも再生能力情報に有する形態にしても構わない。
[その他の変形例10]
上記の実施の形態1および2では、第1のコンテンツ再生装置110がコンテンツ蓄積装置160から取得するコンテンツリスト600の具体的な形式を記載しなかったが、UPnP AV Content Directory Serviceで規定されるDIDL−Lite形式を用いる形態にしても構わない。
本発明にかかるコンテンツ再生装置およびコンテンツ再生方法は、HDMIで相互に接続された複数のコンテンツ再生装置が連携することで、再生できないコンテンツのメディアフォーマット形式やコンテンツ保護技術形式の数を低減できる特徴を有し、デジタルテレビやデジタルレコーダ、デジタルプレーヤ、パーソナルコンピュータなどの機器や、それらの機器群で構成されるシステムに適用可能である。
100 コンテンツ再生システム
110 第1のコンテンツ再生装置
120 第2のコンテンツ再生装置
130 HDMI
140 ネットワーク
150 HUB
160 コンテンツ蓄積装置
201 第1のコンテンツ再生装置のHDMI処理部
202 第1のコンテンツ再生装置のネットワーク処理部
203 第1のコンテンツ再生装置の他装置再生能力管理部
204 第1のコンテンツ再生装置の自装置再生能力管理部
205 第1のコンテンツ再生装置の再生可能コンテンツ一覧管理部
206 第1のコンテンツ再生装置の再生制御部
207 第1のコンテンツ再生装置の操作部
208 第1のコンテンツ再生装置の接続状態管理部
209 第1のコンテンツ再生装置の復号部
210 第1のコンテンツ再生装置の表示部
300 実施の形態1における第2のコンテンツ再生装置の再生能力情報
400 第2のコンテンツ再生装置の再生装置識別情報
600 コンテンツ蓄積装置に格納されたコンテンツの属性情報リスト
800 実施の形態1における第1のコンテンツ再生装置の再生能力情報
900 実施の形態1におけるコンテンツ再生システムで再生可能なコンテンツの一覧
1001 第2のコンテンツ再生装置のHDMI処理部
1002 第2のコンテンツ再生装置のネットワーク処理部
1003 第2のコンテンツ再生装置の再生能力管理部
1004 第2のコンテンツ再生装置の再生制御部
1005 第2のコンテンツ再生装置のHDMI転送部
1006 第2のコンテンツ再生装置の復号部
1007 第2のコンテンツ再生装置の接続状態管理部

Claims (37)

  1. 1つ以上のコンテンツを格納するコンテンツ蓄積装置とネットワークで接続されるコンテンツ再生装置であって、
    他のコンテンツ再生装置との接続に使用するHDMIの処理を行うHDMI処理部と、
    ネットワークの処理を行うネットワーク処理部と、
    前記HDMI処理部を介して、HDMIに接続された他のコンテンツ再生装置の再生能力を表す他装置の再生能力情報を取得し、再生装置の識別に使用する再生装置識別情報と前記他装置の再生能力情報とを関連付けて管理する他装置再生能力管理部と、
    自らの再生能力を表す自装置の再生能力情報を管理する自装置再生能力管理部と、
    前記コンテンツ蓄積装置に格納されている全てまたは一部のコンテンツのそれぞれに対して、コンテンツの識別に使用するコンテンツ識別情報と、前記コンテンツの再生時に必要な能力を表す必要再生能力情報とを前記ネットワーク処理部を介して入手するとともに、前記他装置再生能力管理部で管理している0個以上の前記他装置の再生能力情報と、前記自装置再生能力管理部で管理している前記自装置の再生能力情報を加味して、前記コンテンツのそれぞれに対して再生可能か否かを判断し、もし再生可能な場合には前記コンテンツ識別情報と、1台以上の再生可能なコンテンツ再生装置の再生装置識別情報とを関連付けた再生可能コンテンツ一覧を作成して管理する再生可能コンテンツ一覧管理部と、
    ユーザの操作に基づき、前記再生可能コンテンツ一覧管理部で管理している再生可能コンテンツ一覧に存在する1つのコンテンツと、コンテンツの再生を行う1つのコンテンツ再生装置を選択するとともに、選択した前記コンテンツ再生装置に対して、前記コンテンツのコンテンツ識別情報を指定して再生を指示する再生制御部と
    を備えることを特徴とするコンテンツ再生装置。
  2. 1つ以上のコンテンツを格納するコンテンツ蓄積装置とネットワークで接続されるコンテンツ再生装置であって、
    他のコンテンツ再生装置との接続に使用するHDMIの処理を行うHDMI処理部と、
    ネットワークの処理を行うネットワーク処理部と、
    自らの再生能力を表す自装置の再生能力情報と、再生装置の識別に使用する再生装置識別情報を管理するとともに、前記HDMI処理部を介して、HDMIで接続された他のコンテンツ再生装置に前記自装置の再生能力情報と前記再生装置識別情報とを通知する再生能力管理部と、
    前記HDMI処理部を介して他のコンテンツ再生装置からの再生指示を受信し、前記再生指示に含まれるコンテンツ識別情報に基づいて、前記コンテンツ蓄積装置に格納されている前記コンテンツ識別情報に対応したコンテンツを前記ネットワーク処理部を介して入手する再生制御部と、
    前記再生制御部が入手した前記コンテンツを、前記再生指示を出した他のコンテンツ再生装置に前記HDMI処理部を介して転送するHDMI転送部と
    を備えることを特徴とするコンテンツ再生装置。
  3. 1つ以上のコンテンツを格納するコンテンツ蓄積装置と、第1のコンテンツ再生装置と、第2のコンテンツ再生装置とが、ネットワークを介して接続したコンテンツ再生システムであって、前記第1のコンテンツ再生装置と前記第2のコンテンツ再生装置は、HDMIとネットワークの両方で相互に接続しており、
    前記第1のコンテンツ再生装置は、
    他のコンテンツ再生装置との接続に使用するHDMIの処理を行うHDMI処理部と、
    ネットワークの処理を行うネットワーク処理部と、
    前記HDMI処理部を介して、HDMIに接続された他のコンテンツ再生装置の再生能力を表す他装置の再生能力情報を取得し、再生装置の識別に使用する再生装置識別情報と前記他装置の再生能力情報とを関連付けて管理する他装置再生能力管理部と、
    自らの再生能力を表す自装置の再生能力情報を管理する自装置再生能力管理部と、
    前記コンテンツ蓄積装置に格納されている全てまたは一部のコンテンツのそれぞれに対して、コンテンツの識別に使用するコンテンツ識別情報と、前記コンテンツの再生時に必要な能力を表す必要再生能力情報とを前記ネットワーク処理部を介して入手するとともに、前記他装置再生能力管理部で管理している0個以上の前記他装置の再生能力情報と、前記自装置再生能力管理部で管理している前記自装置の再生能力情報を加味して、前記コンテンツのそれぞれに対して再生可能か否かを判断し、もし再生可能な場合には前記コンテンツ識別情報と、1台以上の再生可能なコンテンツ再生装置の再生装置識別情報とを関連付けた再生可能コンテンツ一覧を作成して管理する再生可能コンテンツ一覧管理部と、
    ユーザの操作に基づき、前記再生可能コンテンツ一覧管理部で管理している再生可能コンテンツ一覧に存在する1つのコンテンツと、コンテンツの再生を行う1つのコンテンツ再生装置を選択するとともに、選択した前記コンテンツ再生装置に対して、前記コンテンツのコンテンツ識別情報を指定して再生を指示する再生制御部と
    を備え、
    前記第2のコンテンツ再生装置は、
    他のコンテンツ再生装置との接続に使用するHDMIの処理を行うHDMI処理部と、
    ネットワークの処理を行うネットワーク処理部と、
    自らの再生能力を表す自装置の再生能力情報と、再生装置の識別に使用する再生装置識別情報を管理するとともに、前記HDMI処理部を介して、HDMIで接続された他のコンテンツ再生装置に前記自装置の再生能力情報と前記再生装置識別情報とを通知する再生能力管理部と、
    前記HDMI処理部を介して他のコンテンツ再生装置からの再生指示を受信し、前記再生指示に含まれるコンテンツ識別情報に基づいて、前記コンテンツ蓄積装置に格納されている前記コンテンツ識別情報に対応したコンテンツを前記ネットワーク処理部を介して入手する再生制御部と、
    前記再生制御部が入手した前記コンテンツを、前記再生指示を出した他のコンテンツ再生装置に前記HDMI処理部を介して転送するHDMI転送部と
    を備えることを特徴とするコンテンツ再生システム。
  4. 前記HDMI処理部で使用する制御信号の方式が、CECであることを特徴とする請求項1または請求項2記載のコンテンツ再生装置。
  5. 前記HDMI処理部が、メッセージのOpcodeにVender Commandを使用することを特徴とする請求項4記載のコンテンツ再生装置。
  6. 前記HDMI処理部が、メッセージのOpcodeにVender Command with IDを使用することを特徴とする請求項4記載のコンテンツ再生装置。
  7. 前記HDMI処理部が、他の前記コンテンツ再生装置へCECを使用してメッセージを送信する際に、前記メッセージのサイズがCECで規定の最大サイズを超える場合には、前記メッセージを分割して他の前記コンテンツ再生装置に送信することを特徴とする請求項5または請求項6記載のコンテンツ再生装置。
  8. 前記HDMI処理部が、他の前記コンテンツ再生装置からCECを使用してメッセージを受信する際に、前記メッセージが分割されている場合には、分割された前記メッセージを再構成することを特徴とする請求項5または請求項6記載のコンテンツ再生装置。
  9. 更に、
    前記再生可能コンテンツ一覧管理部は、前記コンテンツ蓄積装置に格納されている1つ以上のコンテンツの前記コンテンツ識別情報と前記必要再生能力情報を、前記ネットワーク処理部を介して入手することを起点に、前記他装置再生能力管理部に他装置の再生能力情報として未だ格納されていない必要再生能力情報の一覧で、複数のコンテンツで同一の必要再生能力情報が存在する場合には重複した必要再生能力情報を取り除いた必要再生能力情報一覧を作成し、前記必要能力情報一覧の中から、前記他装置再生能力管理部に前記他装置の再生能力情報として未だ格納されていない前記必要再生能力情報を1つ選択するとともに、前記他装置再生能力管理部に選択した前記必要再生能力情報を通知し、
    前記他装置再生能力管理部は、通知された前記必要再生能力情報が表した再生能力を保有する他のコンテンツ再生装置の有無を前記HDMI処理部経由で問い合わせ、もし前記必要再生能力を有するコンテンツ再生装置が存在した場合には、そのコンテンツ再生装置の前記再生装置識別情報と前記再生能力情報とを関連付けて管理する
    ことを特徴とする請求項1記載のコンテンツ再生装置。
  10. 更に、
    前記再生能力管理部は、HDMIで接続された他の前記コンテンツ再生装置が指定した前記必要再生能力情報を含む問い合わせを前記HDMI処理部より受け取り、もし前記必要再生能力情報が表した再生能力を自らが有する場合には、前記再生能力情報と前記再生装置識別情報とを、前記HDMI処理部を経由して問い合わせ元の前記コンテンツ再生装置に応答すること
    を特徴とする請求項2記載のコンテンツ再生装置。
  11. 更に、
    前記他装置再生能力管理部は、前記HDMI処理部がHDMIケーブルの接続を検知したことを起点に、HDMIで接続された全ての前記コンテンツ再生装置に対して、保有する全ての前記他装置の再生能力情報を前記HDMI処理部経由で収集し、収集した前記他装置の再生能力情報と、収集元の前記コンテンツ再生装置の前記再生装置識別情報とを関連付けて管理する
    ことを特徴とする請求項1記載のコンテンツ再生装置。
  12. 更に、
    前記再生能力管理部は、HDMIで接続された他の前記コンテンツ再生装置から、管理している全ての前記自装置の再生能力情報を応答させる指示を前記HDMI処理部より受け取り、管理している全ての前記自装置の再生能力情報と、前記再生装置識別情報とを、前記HDMI処理部を経由して問い合わせ元の前記コンテンツ再生装置に応答すること
    を特徴とする請求項2記載のコンテンツ再生装置。
  13. 前記ネットワーク処理部に接続されたネットワークが、有線LANもしくは無線LANであることを特徴とする請求項1または請求項2記載のコンテンツ再生装置。
  14. 前記ネットワーク処理部に接続されたネットワークに使用する通信プロトコルが、TCP/IPであることを特徴とする請求項1または請求項2記載のコンテンツ再生装置。
  15. 前記ネットワーク処理部に接続されたネットワークに使用する機器連携プロトコルが、UPnPであることを特徴とする請求項1または請求項2記載のコンテンツ再生装置。
  16. 前記ネットワーク処理部に接続されたネットワークに使用する機器連携プロトコルが、DLNAが規定したガイドラインに基づいていることを特徴とする請求項1または請求項2記載のコンテンツ再生装置。
  17. 前記コンテンツ識別情報が、コンテンツのURLであることを特徴とする請求項1または請求項2記載のコンテンツ再生装置。
  18. 前記再生能力情報と前記必要再生能力情報に、再生可能なコンテンツのメディアフォーマット形式を含む請求項1または請求項2記載のコンテンツ再生装置。
  19. 前記再生能力情報と前記必要再生能力情報に、再生可能なコンテンツのコンテンツ保護技術形式を含む請求項1または請求項2記載のコンテンツ再生装置。
  20. 前記再生能力情報に、DLNAが規定したDevice ClassまたはDevice Capabilityを含む請求項1または請求項2記載のコンテンツ再生装置。
  21. 更に、
    前記他装置再生能力管理部は、HDMIに接続された他の装置が前記コンテンツ再生装置であることを区別するために、前記再生能力情報に含まれたDLNAのDevice Classの少なくとも1つ以上がDMPもしくはDMRかを確認すること
    を特徴とする請求項20記載のコンテンツ再生装置。
  22. 前記再生能力情報に、再生可能なコンテンツを再生する際に消費する消費電力量を表した消費電力量情報を含む請求項1または請求項2記載のコンテンツ再生装置。
  23. 前記再生能力情報に、前記ネットワーク処理部に接続されたネットワークの最大伝送速度を表した最大伝送速度情報を含む請求項1または請求項2記載のコンテンツ再生装置。
  24. 前記再生能力情報に、番組の予約録画で再生能力が利用できない時間帯を表した再生不可能時間帯情報を含む請求項1または請求項2記載のコンテンツ再生装置。
  25. 前記再生能力情報には、再生可能なコンテンツを再生する際に消費する消費電力量を表した消費電力量情報を含んでおり、
    前記再生制御部は、選択した前記コンテンツを再生可能なコンテンツ再生装置の中から、前記再生能力情報に含まれる前記消費電力量情報が最も少ないコンテンツ再生装置を選択することを特徴とする請求項1記載のコンテンツ再生装置。
  26. 前記再生能力情報には、前記ネットワーク処理部に接続されたネットワークの最大伝送速度を表した最大伝送速度情報を含んでおり
    前記再生制御部は、選択した前記コンテンツを再生可能なコンテンツ再生装置の中から、前記再生能力情報に含まれる前記最大伝送速度情報が最も高速なコンテンツ再生装置を選択することを特徴とする請求項1記載のコンテンツ再生装置。
  27. 前記再生能力情報には、番組の予約録画で再生能力が利用できない時間帯を表した再生不可能時間帯情報を含んでおり、
    前記再生制御部は、選択した前記コンテンツを再生可能なコンテンツ再生装置の中から、前記再生能力情報に含まれる再生不可能時間帯情報を加味して1つのコンテンツ再生装置を選択することを特徴とする請求項1記載のコンテンツ再生装置。
  28. 更に、
    自らのコンテンツ再生装置がHDMIやネットワークに接続を開始したことを通知する接続開始通知や、HDMIやネットワークから離脱したことを通知する接続離脱通知を、前記HDMI処理部および前記ネットワーク処理部を介してその他のコンテンツ再生装置へ送信する接続状態管理部
    を備えることを特徴とする請求項2記載のコンテンツ再生装置。
  29. 更に、
    前記HDMI処理部および前記ネットワーク処理部を介して受信したその他のコンテンツ再生装置からの前記接続開始通知や前記接続離脱通知に基づき、前記他装置再生能力管理部へ前記その他のコンテンツ再生装置に関連する前記再生能力情報の入手や削除を指示するとともに、前記再生可能コンテンツ一覧管理部へは再生可能コンテンツ一覧を作成し直すことを指示する接続状態管理部
    を備えることを特徴とする請求項1記載のコンテンツ再生装置。
  30. 前記再生能力管理部は、自らが管理する前記再生能力情報に変更が発生した場合には、変更後の前記再生能力情報を含んだ変更後再生能力通知を、前記HDMI処理部を介してその他のコンテンツ再生装置へ送信する
    ことを特徴とする請求項2記載のコンテンツ再生装置。
  31. 前記他装置再生能力管理部は、その他のコンテンツ再生装置から送信された前記変更後再生能力通知を、前記HDMI処理部を介して受信するとともに、前記変更後再生能力通知に基づいて、変更が発生した前記他装置の再生能力情報を更新する
    ことを特徴とする請求項1記載のコンテンツ再生装置。
  32. 前記再生能力管理部は、自らが管理する前記再生能力情報に変更が発生した場合には、前記再生能力情報に変更が発生したことを通知する再生能力変更通知を、前記HDMI処理部を介してその他のコンテンツ再生装置へ送信する
    ことを特徴とする請求項2記載のコンテンツ再生装置。
  33. 前記他装置再生能力管理部は、その他のコンテンツ再生装置から送信された前記再生能力変更通知を、前記HDMI処理部を介して受信するとともに、前記その他のコンテンツ再生装置に変更後の前記再生能力情報を、前記HDMI処理部を介して入手する
    ことを特徴とする請求項1記載のコンテンツ再生装置。
  34. 更に、
    前記ネットワーク処理部を介して取得したコンテンツが圧縮符号化されている場合には、圧縮符号化を復号する復号部
    を備えることを特徴とする請求項1記載のコンテンツ再生装置。
  35. 更に、
    前記ネットワーク処理部を介して取得したコンテンツが圧縮符号化されている場合には、圧縮符号化を復号した上、前記HDMI転送部に引き渡す復号部
    を備えることを特徴とする請求項2記載のコンテンツ再生装置。
  36. 1つ以上のコンテンツを格納するコンテンツ蓄積装置とネットワークで接続されるコンテンツ再生装置で使用するコンテンツ再生方法であって、
    他のコンテンツ再生装置との接続に使用するHDMIの処理を行うHDMI処理ステップと、
    ネットワークの処理を行うネットワーク処理ステップと、
    前記HDMIを介して、HDMIに接続された他のコンテンツ再生装置の再生能力を表す他装置の再生能力情報を取得し、再生装置の識別に使用する再生装置識別情報と前記他装置の再生能力情報とを関連付けて他装置再生能力管理部で管理する他装置再生能力管理ステップと、
    自らの再生能力を表す自装置の再生能力情報を自装置再生能力管理部で管理する自装置再生能力管理ステップと、
    前記コンテンツ蓄積装置に格納されている全てまたは一部のコンテンツのそれぞれに対して、コンテンツの識別に使用するコンテンツ識別情報と、前記コンテンツの再生時に必要な能力を表す必要再生能力情報とを前記ネットワークを介して入手するとともに、前記他装置再生能力管理部で管理している0個以上の前記他装置の再生能力情報と、前記自装置再生能力管理部で管理している前記自装置の再生能力情報を加味して、前記コンテンツのそれぞれに対して再生可能か否かを判断し、もし再生可能な場合には前記コンテンツ識別情報と、1台以上の再生可能なコンテンツ再生装置の再生装置識別情報とを関連付けた一覧を作成して管理する再生可能コンテンツ一覧管理ステップと、
    ユーザの操作に基づき、前記再生可能コンテンツ一覧管理ステップで作成した一覧に存在する1つのコンテンツと、コンテンツの再生を行う1つのコンテンツ再生装置を決定するとともに、選択した前記コンテンツ再生装置に対して、前記コンテンツのコンテンツ識別情報を指定して再生を指示する再生制御ステップと
    を備えることを特徴とするコンテンツ再生方法。
  37. 1つ以上のコンテンツを格納するコンテンツ蓄積装置とネットワークで接続されるコンテンツ再生装置で使用するコンテンツ再生方法であって、
    他のコンテンツ再生装置との接続に使用するHDMIの処理を行うHDMI処理ステップと、
    ネットワークの処理を行うネットワーク処理ステップと、
    自らの再生能力を表す自装置の再生能力情報と、再生装置の識別に使用する再生装置識別情報を再生能力管理部で管理するとともに、前記HDMIを介して、HDMIで接続された他のコンテンツ再生装置に前記自装置の再生能力情報と前記再生装置識別情報とを通知する再生能力管理ステップと、
    前記HDMIを介して他のコンテンツ再生装置からの再生指示を受信し、前記再生指示に含まれるコンテンツ識別情報に基づいて、前記コンテンツ蓄積装置に格納されている前記コンテンツ識別情報に対応したコンテンツを前記ネットワークを介して入手する再生制御ステップと、
    前記再生制御部が入手した前記コンテンツを、前記再生指示を出した他のコンテンツ再生装置に前記HDMIを介して転送するHDMI転送ステップと
    を備えることを特徴とするコンテンツ再生方法。
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