JP2011196418A - 差動装置のデフケースにおける潤滑構造 - Google Patents
差動装置のデフケースにおける潤滑構造 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2011196418A JP2011196418A JP2010061820A JP2010061820A JP2011196418A JP 2011196418 A JP2011196418 A JP 2011196418A JP 2010061820 A JP2010061820 A JP 2010061820A JP 2010061820 A JP2010061820 A JP 2010061820A JP 2011196418 A JP2011196418 A JP 2011196418A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shaft
- passage
- differential case
- differential
- axial direction
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- General Details Of Gearings (AREA)
Abstract
【解決手段】差動装置1のデフケース2と一体に回転するシャフト5に、軸方向に貫通する貫通路51と、貫通路51の軸方向における一方側の第1大径部511内に配置されて貫通路51の内外の連通を遮断すると共に、第1大径部511内で軸方向に移動可能とされたピストン52と、ピストン52を軸方向における他方側に付勢するスプリング53と、貫通路51の軸方向における他方側の第2大径部512に設けられて、貫通路51の内外の圧力差に応じて、貫通路51の第2大径部512の内外を連通または遮断する開閉弁30と、シャフト5の外周面5cと、ピニオンギア6A、6Bの内周面61との接合面と、貫通路51とを連通する連通孔56、57とを設けた。
【選択図】図2
Description
また、パイプ105から潤滑油を吹きかける場合には、潤滑油を汲み上げるためのオイルポンプを大きくする必要があり、オイルポンプでのフリクションロスが大きくなって、燃費が悪化してしまう。
を設けた構成の差動装置のデフケースにおける潤滑構造とした。
そうすると、貫通路内の圧力が外部よりも小さくなって、シャフトの他方側の開閉弁が、貫通路の内外を連通させるので、シャフトの他方側が潤滑油に浸かった際に貫通路内に潤滑油が吸い込まれるようになる。
そして、回転による遠心力が小さくなると、ピストンが貫通路内をシャフトの他方側に移動して貫通路の容積を減少させるので、貫通路内の圧力が外部よりも大きくなって、開閉弁が貫通路の内外の連通を遮断し、さらに貫通路の容積が小さくなると、貫通路内の潤滑油が、連通孔を通ってシャフトのピニオンギアとの接合面に排出されて、接合面が潤滑される。
よって、デフケースの開口部の開口径を大きくすることやデフケースに向けて潤滑油を噴射するためのパイプなどを設けずに、デフケース内の高負荷で摺動する部位である接合面に潤滑油を確実に供給できるので、デフケースの剛性強度を下げることなくデフケース内の潤滑を達成できる。さらに、フリクションロスの問題を生じさせることなく、デフケース内の高負荷で摺動する部位の焼き付きや摩耗を、より確実に防止できる。
図1に示すように、変速機ケース(図示せず)の下部に設けられたデフハウジング3では、差動装置1のデフケース2が、ベアリング4を介して回転可能に支持されている。
デフケース2の外周にはファイナルギア8が固定されており、このファイナルギア8に回転が入力されると、ファイナルギア8とデフケース2とが、回転軸X周りに一体に回転する。
左右の軸部21には、それぞれ左右のアスクルシャフト9が軸方向から挿入されており、アスクルシャフト9は、軸部21で回転可能に支持されている。
軸孔2a、2aは、回転軸Xに直交する軸Y上に位置しており、シャフト5の一端5a側および他端5b側が挿入されている。
シャフト5の一端5aおよび他端5bは、デフケース2の外周面2bと略面一に配置されて、デフケース2の外側に露出している。
デフケース2の下部側は、デフハウジング3内の潤滑油に浸っており、実施の形態では、シャフト5の一端5aまたは他端5bが最も下部側に位置した際に、シャフト5の一端5aまたは他端5bが少なくとも潤滑油内に位置する高さまで、デフハウジング3内に潤滑油が貯留されている。
ピニオンギア6A、6Bは、シャフト5の長手方向(軸Yの軸方向)で間隔を空けて2つ設けられており、ピニオンギア6A、6Bは、互いの歯部62を対向させた状態で配置されている。シャフト5においてピニオンギア6A、6Bは、当該ピニオンギア6A、6Bの軸心を、シャフト5の軸心と一致させて設けられている。
サイドギア7A、7Bは、互いの歯部72を対向させた状態で、回転軸Xの軸方向に間隔を空けて2つ設けられており、ピニオンギア6A、6Bとサイドギア7A、7Bとは、互いの歯部62、72を噛合させた状態で組み付けられている。
貫通路51は、シャフト5の長手方向における一端5aから他端5b側に延びる第1大径部511と、他端5bから一端5a側に延びる第2大径部512と、第1大径部511と第2大径部512の間の小径部513と、第1大径部511と小径部513とを繋ぐ縮径部514と、第2大径部512と小径部513とを繋ぐ縮径部515と、を備えており、これら511〜515は、軸Yに沿って設けられている。
第1大径部511の先端511aは、シャフト5の長手方向で、ピニオンギア6Aの回転軸X側(シャフト5の他端5b側)の端部6aと、略一致しており、シャフト5の長手方向における第1大径部511の長さL1は、第2大径部512の長さL2よりも長くなっている。
ピストン52は、第1大径部511の内径に整合する外径R1を有しており、シール処理が施されている。第2大径部512から貫通路51内に流入した潤滑油が、ピストン52の外周と第1大径部511の内周との隙間を通って、シャフト5の一端5a側に漏出するのを防止するためである。
連通孔56は、シャフト5の外周面5cとピニオンギア6Aの内周面61との接合部に潤滑油を供給するために設けられている。
図2の(b)に示すように、連通孔56は、シャフト5の軸方向から見て、径方向外側に直線状に延びており、軸Y周りの周方向で、一カ所にのみ設けられている。
ここで、ピニオンギア6A、6Bの内周面61とシャフト5の外周面5cとの間には、ピニオンギア6A、6Bをシャフト5で回転可能に支持させるために僅かな隙間が確保されている。
そのため、シャフト5からピニオンギア6Aにトルクが伝達される場合、シャフト5を軸方向から見ると、図2の(b)に示すように、シャフト5の移動方向側の外周面5c1は、隙間無くピニオンギア6Aに当接し、移動方向とは反対側の外周面5c2は、ピニオンギア6Aとの間に隙間S1を空けた状態となる。
なお、前記したようにシャフト5は、図示しないピンによりデフケース2に固定されて軸Y周りの自転が禁止されているので、連通孔56の軸Y周りの位置が、経時的に変化することがないようになっている。
連通孔57もまた、シャフト5の外周面5cとピニオンギア6Bの内周面61との接合部に潤滑油を供給するために設けられている。
シャフト5は、車両の走行時にデフケース2と一体に回転軸X周りに回転するようになっており、連通孔56、57からピニオンギア6A、6Bの内周面61とシャフト5の外周面5cとの接合部に供給された潤滑油が、シャフト5(デフケース2)の回転による遠心力で回転中心側から離れる方向(図中矢印参照)に移動して、接合部が長手方向の全長に亘って潤滑されるようにするためである。
図2の(c)に示すように、開閉弁30は、リング状の仕切部材31と、弁体32と、を備える。
仕切部材31は、第2大径部512の段部512bと、第2大径部512の内周面に固定されたスナップリング34とにより、第2大径部512の長手方向における位置決めがされており、弁体32は、この仕切部材31に、シャフト5の長手方向に進退移動可能に設けられている。
弁体32の円柱部32bは、仕切部材31の中央の開口31aを他端5b側に貫通して設けられており、仕切部材31よりも他端5b側に位置する円柱部32bの外周には、eリング33が外嵌して取り付けられている。
図3は、実施の形態にかかる潤滑構造の動作を説明する図であって、(a)は、車両が停車している場合を、(b)は、車両が低速で前進走行している場合を、(c)は、車両が高速で前進走行している場合を、それぞれ示している。
この状態が図3の(b)であり、ピストン52は、図3の(a)の初期位置からΔLsだけ一端5a側に移動している。
ここで、シャフト5の移動方向に位置する連通孔56、57は、シャフト5が回転している間はピニオンギア6A、6Bの内周面61で塞がれた状態であり、また、開閉弁30の弁体32は仕切部材31で移動可能に支持されているので、開閉弁30の弁体32は、負圧によりシャフト5の他端5bから離れる方向に移動して、貫通路51(第2大径部512)の内部と外部とを僅かに連通させる。
これにより、シャフト5の回転軸X周りの回転により、シャフト5の他端5b側がデフハウジング内の潤滑油内を移動する際に、潤滑油が開口31aを通って貫通路51内に吸入されるようになる。
例えば、図3(c)に示す状態では、ピストン52は、図3の(a)の初期位置からΔLfだけ一端5a側に移動しており、弁体32は、ピストン52の移動量に応じて、シャフト5の他端5bから離れる方向に移動して、貫通路51(第2大径部512)の内部と外部とを大きく連通させている。
さらに、図1に示すように、外周面5cと内周面61との接合部を一端5aおよび他端5b側に移動した潤滑油は、ピニオンギア6A、6Bの当接面63と、デフケース2の内周面2cとの接合面に到達し、この接合面を潤滑する。
よって、車両が一端停止したのちに再び走行しようとした場合に、例えば左右の駆動輪の片方がスリップして高速回転(差動回転)をして、ピニオンギア6A、6Bがシャフト5の軸Y周りに高速で自転したとしても、シャフト5の外周面5cとピニオンギア6A、6Bの内周面61との接合部には潤滑油が供給されているので、かかる接合部において焼き付きが起こることが好適に防止される。
そうすると、貫通路51内の圧力が外部よりも小さくなって、シャフト5の他端5b側の開閉弁30が、貫通路51(第2大径部512)の内外を連通させるので、シャフト5の他端5b側が、デフハウジング内の潤滑油に浸かった際に貫通路51内に潤滑油が吸い込まれるようになる。
そして、回転による遠心力が小さくなると、ピストン52が第1大径部511内をシャフト5の他端5b側に移動して貫通路51の容積を減少させるので、貫通路51内の圧力が外部よりも大きくなって、開閉弁30が貫通路51の第2大径部512の内外の連通を遮断し、さらに貫通路51の容積が小さくなると、貫通路51内の潤滑油が、連通孔56,57を通ってシャフト5の外周面5cとピニオンギア6A、6Bの内周面61との接合部に排出されて、接合部を潤滑する。
さらに、デフケース内の高負荷で摺動する部位の効率の良い潤滑が可能となるので、デフケースの開口部から汲み上げる潤滑油の量を抑えることができるようになる。よって、デフハウジング内に貯留しておく潤滑油の量を少なくして、デフケースが回転する際の潤滑油による攪拌抵抗を抑えることができるようになり、さらに攪拌抵抗が抑えられてフリクションロスが低減されるので、燃費の向上が可能となる。
また、効率の良い潤滑が可能となるので、デフケース内の高負荷で摺動する部位の焼き付き耐力が向上し、かかる部位に従来施していた表面処理のより安価な処理への変更が可能となるので、製作コストの低減が可能となる。
さらに、デフケースに向けて潤滑油を噴射するパイプを省略できるので、製作コストの低減が可能となると共に、オイルポンプを大きくする必要がないので、オイルポンプのフリクションロスの低下による燃費の向上が可能となる。
このように構成すると、スプリング53のバネ係数を変更することで、シャフト5の外周面5cとピニオンギア6A、6Bの内周面61との接合部の潤滑量を、適宜調整できる。
このように構成すると、シャフト5(デフケース2)の回転による遠心力に応じて移動するピストン52により、貫通路51内の圧力を変化させて、開閉弁30による第2大径部512の内外の連通と遮断とを行うので、開閉弁30を駆動させるための機構を別途設ける必要がない。また、シャフト5内にピストン52や開閉弁30を組み込むだけで良いので、デフケース2の内部空間Sを広げてデフケース2を大型化する必要もない。さらに、既存の差動装置のシャフトを交換するだけで、デフケース2に潤滑構造を組み込むことができる。
このように構成すると、シャフト5がデフケース2と一体に回転する場合、シャフト5の回転方向側の外周面5c1は、ピニオンギア6A、6Bの内周面61に隙間無く当接した状態となるので、回転による遠心力で移動するピストン52により貫通路51の容積が増加する際に、連通孔56、57はピニオンギア6A、6Bの内周面61で塞がれた状態となる。すなわち、ピニオンギア6A、6Bの内周面61が、連通孔56、57の蓋となる。
よって、貫通路51内を確実に負圧状態にして、シャフト5の他端5b側の開閉弁30から、貫通路51内に潤滑油を吸引できるようになる。
これにより、デフケース2内の高負荷で摺動する部位である接合面に供給される潤滑油を、貫通路51内に確実に取り込むことができるので、車両の停止時や低速走行時にデフケース2内の高負荷で摺動する部位を確実に潤滑できるようになる。
このように構成すると、シャフト5が回転軸X周りに回転すると、連通孔56、57から、シャフト5の外周面5cとピニオンギア6A、6Bの内周面61との接合部に供給された潤滑油が、回転による遠心力で、接合部をシャフト5の一端5aおよび他端5b側に移動して、シャフト5の外周面5cの、当該シャフト5の長手方向におけるピニオンギア6A、6Bの内周面61との接合部を、長手方向の全長に亘って確実に潤滑できるようになる。
このように構成すると、デフハウジング内に貯留しておく潤滑油の量を少なくしても、潤滑油を貫通路51内に蓄積できる。よって、潤滑油の量を少なくして、デフケース2が回転する際の潤滑油による攪拌抵抗を抑えることができるようになり、さらに攪拌抵抗が抑えられてフリクションロスが低減されるので、燃費の向上が可能となる。
また、デフケース100の開口部100b(図4の(a)参照)の開口軽を大きくすることやデフケース100に向けて潤滑油を噴射するパイプ105(図4の(a)参照)などを設けずに、デフケース内の高負荷で摺動する部位である接合面に潤滑油を確実に供給できるので、デフケースの剛性強度を下げることなくデフケース内の潤滑を達成できる。さらに、フリクションロスの問題を生じさせることなく、デフケース内の高負荷で摺動する部位の焼き付きや摩耗を、より確実に防止できる。
2 デフケース
3 デフハウジング
4 ベアリング
5 シャフト
6A、6B ピニオンギア
7A、7B サイドギア
8 ファイナルギア
9 アスクルシャフト
21 軸部
30 開閉弁
31 仕切部材
32 弁体
33 eリング
34 スナップリング
51 貫通路
511 第1大径部
512 第2大径部
513 小径部
514 縮径部
515 縮径部
52 ピストン
53 スプリング
55 ストッパ
56 連通孔
57 連通孔
61 内周面
62 歯部
63 当接面
71 貫通孔
72 歯部
OL 潤滑油
S 内部空間
S1 隙間
X 回転軸(軸)
Y 軸
Claims (5)
- 差動装置のデフケースと一体に回転するシャフトと、
軸方向に貫通する前記シャフトの貫通路と、
前記貫通路内の前記軸方向における一方側に前記軸方向に移動可能に配置されたピストンと、
前記ピストンを前記軸方向における他方側に付勢するスプリングと、
前記貫通路の前記軸方向における他方側に設けられて、前記貫通路の内外の圧力差に応じて前記貫通路の内外を連通または遮断する開閉弁と、
前記シャフトのピニオンギアとの接合面と前記貫通路とを連通する連通孔と、
を設けたことを特徴とする差動装置のデフケースにおける潤滑構造。 - 前記スプリングは、前記シャフトの回転時に、前記シャフトの回転による遠心力と前記スプリングの付勢力とが釣り合う位置に前記ピストンを配置させることを特徴とする請求項1に記載の差動装置のデフケースにおける潤滑構造。
- 前記開閉弁は、
前記貫通路内の圧力が外圧よりも高いときには、前記貫通路の内外を遮断し、外圧よりも低いときには、前記貫通路の内外を連通させる開閉弁であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の差動装置のデフケースにおける潤滑構造。 - 前記シャフトは、前記デフケースに回り止めされた状態で固定されており、
前記連通孔は、デフケースの回転方向に沿って設けられていることを特徴とする請求項1から請求項3の何れか一項に記載の差動装置のデフケースにおける潤滑構造。 - 連通孔は、前記シャフトの前記ピニオンギアとの接合面において、前記シャフトの前記軸方向における回転中心側にて連通していることを特徴とする請求項1から請求項4の何れか一項に記載の差動装置のデフケースにおける潤滑構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010061820A JP5192010B2 (ja) | 2010-03-18 | 2010-03-18 | 差動装置のデフケースにおける潤滑構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010061820A JP5192010B2 (ja) | 2010-03-18 | 2010-03-18 | 差動装置のデフケースにおける潤滑構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011196418A true JP2011196418A (ja) | 2011-10-06 |
JP5192010B2 JP5192010B2 (ja) | 2013-05-08 |
Family
ID=44874909
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010061820A Expired - Fee Related JP5192010B2 (ja) | 2010-03-18 | 2010-03-18 | 差動装置のデフケースにおける潤滑構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5192010B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107009896A (zh) * | 2015-12-22 | 2017-08-04 | 株式会社捷太格特 | 驱动力分配装置 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5831463U (ja) * | 1981-08-27 | 1983-03-01 | 株式会社小松製作所 | 差動歯車装置 |
JPH04236851A (ja) * | 1991-01-21 | 1992-08-25 | Toyota Motor Corp | ディファレンシャルギヤの潤滑装置 |
JPH04109249U (ja) * | 1991-03-08 | 1992-09-22 | ダイハツ工業株式会社 | 差動歯車装置のピニオンシヤフト潤滑構造 |
JP2003207022A (ja) * | 2002-01-16 | 2003-07-25 | Otics Corp | ディファレンシャル装置 |
-
2010
- 2010-03-18 JP JP2010061820A patent/JP5192010B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5831463U (ja) * | 1981-08-27 | 1983-03-01 | 株式会社小松製作所 | 差動歯車装置 |
JPH04236851A (ja) * | 1991-01-21 | 1992-08-25 | Toyota Motor Corp | ディファレンシャルギヤの潤滑装置 |
JPH04109249U (ja) * | 1991-03-08 | 1992-09-22 | ダイハツ工業株式会社 | 差動歯車装置のピニオンシヤフト潤滑構造 |
JP2003207022A (ja) * | 2002-01-16 | 2003-07-25 | Otics Corp | ディファレンシャル装置 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107009896A (zh) * | 2015-12-22 | 2017-08-04 | 株式会社捷太格特 | 驱动力分配装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5192010B2 (ja) | 2013-05-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5418173B2 (ja) | 乾式クラッチ | |
JP6265184B2 (ja) | 動力伝達装置 | |
US20060065488A1 (en) | Lubricating structure of planetary gear mechanism | |
US8777759B2 (en) | Universal joint and propeller shaft | |
US8739931B2 (en) | Lubricating structure of differential gear unit | |
US20160053883A1 (en) | Lubricating Device for Transmission | |
JP2012154444A (ja) | 手動変速機の潤滑装置 | |
US20050215389A1 (en) | Planetary gearset | |
JP7013011B2 (ja) | デファレンシャル装置 | |
JP5722606B2 (ja) | ギヤ装置における軸受の潤滑構造 | |
JP5192010B2 (ja) | 差動装置のデフケースにおける潤滑構造 | |
JP2014190374A (ja) | ディファレンシャル装置 | |
CN111503251A (zh) | 差速装置的润滑结构 | |
CN103982637B (zh) | 原地齿轮箱润滑系统 | |
JP2015200357A (ja) | 車両用動力伝達装置 | |
JP2009222178A (ja) | 遊星歯車装置の潤滑構造 | |
JP3213356U (ja) | 内接歯車ポンプ | |
CN110410487B (zh) | 驱动桥总成及压路机 | |
JP2018031447A (ja) | 動力伝達装置 | |
JP6923459B2 (ja) | 車両用駆動装置 | |
JP6087310B2 (ja) | 無段変速機 | |
EP2112405B1 (en) | Structure for lubricating power transmission device | |
US11852226B2 (en) | Oil passage structure | |
KR20100075729A (ko) | 오일 씰 및 회전 장치 | |
JPWO2004076891A1 (ja) | 車両用差動装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20120214 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130117 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130129 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130130 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5192010 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160208 Year of fee payment: 3 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313114 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |