JP2011196302A - ベーンポンプ - Google Patents

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Abstract

【課題】半吐出状態における消費馬力を低減できるベーンポンプを提供する。
【解決手段】メイン領域とサブ領域の両方にて作動流体の吸込吐出を行う全吐出ポジションとメイン領域のみにて作動流体の吸込吐出を行う半吐出ポジションとを切換える切換弁60を備えるベーンポンプ1であって、切換弁60は半吐出ポジションにてベーン3がロータ2に引き込まれてカムリング4の内周カム面4aから離間するようにサブ領域のベーン3に導かれる圧力を切換える構成とした。
【選択図】図1

Description

本発明は、流体圧供給源として用いられるベーンポンプに関するものである。
従来のベーンポンプとして、特許文献1には、駆動トルクの低減を目的として、ベーンポンプの複数のポンプ室を常に吐出油の供給を行うメインポンプ室とその他のサブポンプ室とに分け、サブポンプ室の吐出ポートに通じる吐出油路の途中に切換制御弁を介装し、切換制御弁から分岐したリターン通路がメインポンプ室の吸入ポートに連通して余剰油を還流させるものが開示されている。
また、この種のベーンポンプとして図3に示すものがある。図3(A)は、メインポンプ室82及びサブポンプ室81から吐出された作動油が図中矢印で示すように油圧機器87へと供給される全吐出状態を示す図であり、図3(B)は、サブポンプ室81から吐出された作動油が図中矢印で示すようにリターン通路86を通じてメインポンプ室82へと還流し、メインポンプ室82のみから吐出された作動油が油圧機器87へと供給される半吐出状態を示す図である。
特開平10−266978号公報
図3に示すベーンポンプでは、半吐出状態においても、サブポンプ室81に対して作動油が給排されるため、ベーンポンプを駆動する消費馬力が無駄に使われるとともに、作動油の温度上昇を招くという問題点があった。また、ベーンポンプの高回転時に自吸性能が不足し、キャビテーション等が発生する可能性があった。
本発明は上記の問題点に鑑みてなされたものであり、半吐出状態における消費馬力を低減できるベーンポンプを提供することを目的とする。
本発明は、回転駆動されるロータと、このロータから摺動可能に突出する複数のベーンと、このベーンの先端部が内周カム面に摺接するカムリングと、このカムリングとベーンとの間に画成されるポンプ室と、を備え、ロータが回転するのに伴って作動流体の吸込吐出を行うメイン領域及びサブ領域を有し、メイン領域とサブ領域の両方にて作動流体の吸込吐出を行う全吐出ポジションとメイン領域のみにて作動流体の吸込吐出を行う半吐出ポジションとを切換える切換弁を備えるベーンポンプであって、切換弁は半吐出ポジションにてベーンがロータに引き込まれてカムリングの内周カム面から離間するようにサブ領域のベーンに導かれる圧力を切換える構成とした。
本発明によると、ベーンポンプは、切換弁の作動によって半吐出状態に切換えられると、サブ領域ではベーンがカムリングから離れることにより、吸込領域と吐出領域に渡ってポンプ室が互いに連通し、作動流体の吸込吐出が行われない。このため、半吐出状態ではサブ領域を作動流体が無駄に循環することがなく、ロータを駆動する消費馬力が低減されるとともに、作動油の温度上昇を抑えられる。
本発明の実施形態を示すベーンポンプの全吐出状態を示す断面図。 同じくベーンポンプの半吐出状態を示す断面図。 同じく従来例を示すベーンポンプの構成図。
以下、本発明の実施形態を添付図面に基づいて説明する。
図1、図2に示すベーンポンプ1は、車両に搭載される油圧機器、例えば、パワーステアリング装置や変速機等の油圧供給源として用いられるものである。
なお、これに限らず、ベーンポンプ1は、例えば建設機械、作業機械、他の機械、設備等の負荷を駆動する流体圧供給源として用いてもよい。
ベーンポンプ1は、作動流体として、作動油(オイル)を用いるが、作動油の代わりに例えば水溶性代替液等の作動液を用いてもよい。
ベーンポンプ1は、駆動軸9の端部にエンジン(図示せず)の動力が伝達され、駆動軸9に連結されたロータ2が回転する。ロータ2は、図1において矢印で示すように反時計回りに回転する。
ベーンポンプ1は、ロータ2に対して径方向に往復動自在に設けられる複数のベーン3と、ロータ2及びベーン3を収容すると共にロータ2の回転に伴って内周カム面4aにベーン3の先端部が摺動するカムリング4とを備える。
ロータ2には、外周面に開口部を有するスリット2aが所定間隔をおいて放射状に形成され、このスリット2aにベーン3の基端部が摺動自在に挿入される。
スリット2aの基端側には、ポンプの吐出圧が導かれる背圧室11〜14が画成される。ベーン3は、背圧室11〜14の圧力によって、基端部がスリット2aから抜け出る方向に押圧され、先端部がカムリング4の内周カム面4aに当接する。これにより、カムリング4の内部には、ロータ2の外周面、カムリングの内周カム面4a、及び隣り合うベーン3によって複数のポンプ室7が区画される。
カムリング4は、内周カム面4aが略長円形状をした環状の部材である。ロータ2が1回転するのに伴って、内周カム面4aを摺動する各ベーン3が2回往復動する。
ベーンポンプ1は、ベーン3が1回目の往復動をするメイン領域と、ベーン3が2回目の往復動するサブ領域とを有する。
メイン領域は、ロータ2の回転に伴って内周カム面4aを摺動する各ベーン3間によって区画されるポンプ室7の容積を拡張する1つの吸込領域と、ポンプ室7の容積を収縮する1つの吐出領域とによって構成される。
同様に、サブ領域は、ロータ2の回転に伴って内周カム面4aを摺動する各ベーン3間によって区画されるポンプ室7の容積を拡張する1つの吸込領域と、ポンプ室7の容積を収縮する1つの吐出領域とによって構成される。
ベーンポンプ1は、2つの吸込領域及び2つの吐出領域を有するが、これに限らず3つ以上の吸込領域及び3つ以上の吐出領域を有する構成としてもよい。
駆動軸9は、図示しないポンプボディに回転自在に支持される。ポンプボディには、ロータ2、カムリング4、及びサイドプレート(図示せず)等が収容されるポンプ収容凹部が形成される。ポンプボディにはポンプカバー50が締結され、このポンプカバー50によってポンプ収容凹部が封止される。
ポンプカバー50におけるロータ2が摺接する端面には、メイン領域の吸込領域にメイン吸込ポート21が開口するとともに、サブ領域の吸込領域にサブ吸込ポート23が開口する。
メイン吸込ポート21は、メイン吸込通路20を介してバルブ収容穴51に連通し、このバルブ収容穴51経由してタンク通路45に連通している。タンク通路45は図示しないタンクに連通し、タンクからの作動油をメイン吸込ポート21に供給する。
サブ吸込ポート23は、サブ吸込通路25を介してバルブ収容穴51に連通され、後述する切換弁60を介してタンク通路45と図示しないポンプ吐出通路とに選択的に連通される。
ポンプカバー50におけるロータ2が摺接する端面には、メイン領域の吐出領域にメイン吐出ポート22が開口するとともに、サブ領域の吐出領域にサブ吐出ポート24が開口する。
メイン吐出ポート22とサブ吐出ポート24は、互いに連通し、共に図示しないポンプ吐出通路に連通している。メイン吐出ポート22とサブ吐出ポート24から吐出される加圧作動油は、ポンプ吐出通路を通って油圧機器に供給される。
メイン領域に設けられるメイン背圧室11、12は、ポンプボディの端面に開口する円弧状の溝によって画成され、ポンプ吐出通路(メイン吐出ポート22)に連通している。ポンプカバー50には、サブ背圧室11、12どうしを連通する連通路16が形成される。
これにより、メイン背圧室11、12には、常に高圧としてメイン吐出ポート22に生じるポンプ吐出圧が導かれ、ベーン3がスリット2aから押し出され、カムリング4の内周カム面4aに摺接する。
サブ領域に設けられるサブ背圧室13、14は、ポンプカバー50の端面に開口する円弧状の溝によって画成され、切換弁60を介してポンプ吐出通路とタンク通路45とに選択的に連通される。
ポンプカバー50には、サブ背圧室13、14どうしを連通する連通路15が形成される。
以下、切換弁60とこれに関連する具体的な構成を説明する。
ポンプカバー50には、サブ背圧室13、14に連通するサブ背圧通路33、34と、サブ吸込ポート23に連通するサブ吸込ポート連通路43と、サブ吐出ポート24に連通するサブ吐出ポート連通路44とが形成される。
ポンプカバー50には、スプール52が摺動可能に収容されるバルブ収容穴51が形成される。
バルブ収容穴51には、図示しないタンク側に連通するタンク通路45と、上記したサブ背圧通路33、34、サブ吸込ポート連通路43、サブ吐出ポート連通路44、メイン吸込流路20(メイン吸込ポート21)と、サブ吸込通路25(サブ吸込ポート23)がそれぞれ開口される。さらに、バルブ収容穴51には、2つのバルブ連通路63、64が所定位置に開口される。
スプール52は図示しないアクチューエタによって軸方向に駆動され、図1に示す全吐出ポジションと、図2に示す半吐出ポジションとに切換えられる。
アクチューエタは、電動モータによって構成されるが、これに限らず、スプール52をパイロット圧によって駆動する構成としてもよい。
図示しないコントローラは、例えば車両の走行速度等に応じてアクチューエタの作動を制御する。
以下、切換弁60が全吐出ポジションにある全吐出状態と、半吐出ポジションにある半吐出状態におけるベーンポンプ1の作動を説明する。
〔全吐出状態〕
スプール52が図1に示す全吐出ポジションにあるときは、以下のように各通路が連通される。
・タンク通路45に対してメイン吸込ポート21とサブ吸込ポート23が連通される。
・サブ吐出ポート連通路44とサブ背圧通路33がバルブ収容穴51を介して連通される。
・タンク通路45とサブ背圧通路34を結ぶバルブ連通路63がスプール52のランド部53によって閉塞される。
・タンク通路45とサブ背圧通路33を結ぶバルブ連通路64がスプール52のランド部54によって閉塞される。
これにより、サブ吐出ポート24に生じるポンプ吐出圧がサブ吐出ポート連通路44とサブ背圧通路33を介してサブ背圧室13に導かれ、サブ背圧室13から連通路15を介してサブ背圧室14に導かれる。タンク通路45に対するサブ背圧通路33、34の連通が遮断されているため、サブ背圧室13、14に高圧(ポンプ吐出圧)が生じる。
ベーン3は、メイン背圧室11、12、サブ背圧室13、14に生じる高圧によってスリット2aから外径方向に押し出され、その先端部が内周カム面4aの全周に渡って摺接する。
ロータ2が半回転する過程で、各ポンプ室7は、メイン吸込流路20、メイン吸込ポート21を通じて作動油を吸込み、その吸込んだ作動油をメイン吐出ポート22から吐出し、図示しないポンプ吐出通路を通じて油圧機器へと供給する。
続いてロータ2が半回転する過程で、各ポンプ室7は、サブ吸込通路25、サブ吸込ポート23を通じて作動油を吸込み、その吸込んだ作動油をサブ吐出ポート24から吐出し、図示しないポンプ吐出通路を通じて油圧機器へと供給する。
このようにして、ベーンポンプ1は、ロータ2が1回転する過程で、各ポンプ室7が作動油の吸込、吐出を2回づつ行い、作動油の吐出量が確保される。
〔半吐出状態〕
スプール52が図2に示す半吐出ポジションにあるときは、以下のように各通路が連通される。
・メイン吸込ポート21がメイン吸込流路20、バルブ収容穴51を介してタンク通路45に連通する一方、サブ吸込ポート23から延びるサブ吸込通路25がスプール52のランド部54によって閉塞される。
・サブ吐出ポート24から延びるサブ吐出ポート連通路44とサブ吸込ポート23から延びるサブ吸込ポート連通路43がバルブ収容穴51を介して連通される。
・サブ吐出ポート連通路44に対してサブ背圧通路33がスプール52のランド部55によって閉塞される。
・タンク通路45に対してサブ背圧通路33がバルブ連通路64を介して連通される。
・タンク通路45に対してサブ背圧通路34がバルブ連通路63を介して連通される。
これにより、タンク通路45に生じるポンプ吸込圧がサブ背圧通路33を介してサブ背圧室13に導かれるとともに、サブ背圧通路34を介してサブ背圧室14に導かれる。サブ吐出ポート連通路44に対するサブ背圧通路33の連通が遮断されているため、サブ背圧室13、14に低圧(ポンプ吸込圧)が生じる。
そして、サブ吸込ポート23とサブ吐出ポート24には、メイン吐出ポート22に生じるポンプ吐出圧がサブ吸込ポート連通路43、バルブ収容穴51、サブ吐出ポート連通路44を介して導かれ、高圧(ポンプ吐出圧)が生じる。
ロータ2が半回転する過程で、各ベーン3は、サブ領域を半周するとき、サブ背圧室13、14に生じる低圧と、サブ吸込ポート23、サブ吐出ポート24に生じる高圧との圧力差によって、スリット2aの内径方向に引き込まれ、内周カム面4aから略半周に渡って離れる。これにより、各ポンプ室7は、カムリング4内にて互いに連通し、作動油の吸込み、吐出がサブ領域では行われない。
続いてロータ2が半回転する過程で、各ベーン3は、メイン領域を半周するとき、メイン背圧室11、12に生じる高圧と、サブ吸込ポート23に生じる低圧との圧力差によって、スリット2aの外径方向に押し出され、内周カム面4aに略半周に渡って摺接する。これにより、各ポンプ室7は、メイン吸込ポート21を通じて作動油を吸込み、その吸込んだ作動油をメイン吐出ポート22から吐出し、図示しないポンプ吐出通路を通じて油圧機器へと供給する。
このようにして、ベーンポンプ1は、ロータ2が1回転する過程で、各ポンプ室7が作動油の吸込、吐出を1回のみ行い、作動油の吐出量が半減される。
以上のように、本実施形態では、回転駆動されるロータ2と、このロータ2から摺動可能に突出する複数のベーン3と、このベーン3の先端部が内周カム面4aに摺接するカムリング4と、このカムリング4とベーン3との間に画成されるポンプ室7と、を備え、ロータ2が回転するのに伴って作動流体の吸込吐出を行うメイン領域及びサブ領域を有し、メイン領域とサブ領域の両方にて作動流体の吸込吐出を行う全吐出ポジションとメイン領域のみにて作動流体の吸込吐出を行う半吐出ポジションとを切換える切換弁60を備えるベーンポンプ1であって、切換弁60は半吐出ポジションにてベーン3がロータ2に引き込まれてカムリング4の内周カム面4aから離間するようにサブ領域のベーン3に導かれる圧力を切換える構成とした。
上記構成に基づき、ベーンポンプ1は、切換弁60が半吐出ポジションに切換えられる半吐出状態では、サブ領域のベーン3がロータ2に引き込まれてカムリング4の内周カム面4aから離れることにより、吸込領域と吐出領域に渡ってポンプ室7が互いに連通し、作動油の吸込吐出が行われない。このため、ベーンポンプ1は、半吐出状態においてもサブ領域にて作動油の吸込吐出が行われる従来装置に比べて、作動油が無駄に循環することがなく、ロータ2を駆動する消費馬力が低減されるとともに、作動油の温度上昇を抑えられる。
また、ベーンポンプ1は、切換弁60の作動によって半吐出状態に切換えられると、作動油の吸込量が抑えられるため、高回転時にもポンプ室7に作動油が円滑に吸込まれ、キャビテーション等の発生を防止できる。
さらに本実施形態におけるベーンポンプ1は、サブ領域にてポンプ室7に供給される作動油を導くサブ吸込ポート23と、ポンプ室7から吐出される作動油を導くサブ吐出ポート24と、ベーン3の背後に画成されるサブ背圧室13、14と、を備え、切換弁60は、全吐出ポジションにおいてサブ背圧室13、14にポンプ吐出圧を導くとともに、サブ吸込ポート23を作動油が供給されるタンク通路45に連通し、半吐出ポジションにおいてサブ背圧室13、14にポンプ吸込圧を導くとともに、サブ吸込ポート23にポンプ吐出圧を導く構成とした。
上記構成に基づき、ベーンポンプ1は、切換弁60が全吐出ポジションにある場合、サブ背圧室13、14には、高圧としてサブ吐出ポート24に生じるポンプ吐出圧が導かれ、サブ領域にてベーン3がスリット2aから押し出され、カムリング4の内周カム面4aに摺接する。切換弁60が半吐出ポジションに切換えられると、サブ背圧室13、14にポンプ吸込圧が導かれるとともに、サブ吸込ポート23にポンプ吐出圧が導かれ、サブ領域にてサブ背圧室13、14及びサブ吸込ポート23に生じる圧力差によってベーン3がスリット2aに引き込まれ、カムリング4の内周カム面4aから離れる。
本発明は上記の実施形態に限定されずに、その技術的な思想の範囲内において種々の変更がなしうることは明白である。
1 ベーンポンプ
2 ロータ
2a スリット
3 ベーン
4 カムリング
4a 内周カム面
7 ポンプ室
11、12 メイン背圧室
13、14 サブ背圧室
21 メイン吸込ポート
22 メイン吐出ポート
23 サブ吸込ポート
24 サブ吐出ポート
33、34 サブ背圧通路
43 サブ吸込ポート連通路
44 サブ吐出ポート連通路
45 タンク通路
51 バルブ収容穴
52 スプール
60 切換弁

Claims (2)

  1. 回転駆動されるロータと、このロータから摺動可能に突出する複数のベーンと、このベーンの先端部が内周カム面に摺接するカムリングと、このカムリングと前記ベーンとの間に画成されるポンプ室と、を備え、前記ロータが回転するのに伴って作動流体の吸込吐出を行うメイン領域及びサブ領域を有し、前記メイン領域と前記サブ領域の両方にて作動流体の吸込吐出を行う全吐出ポジションと前記メイン領域のみにて作動流体の吸込吐出を行う半吐出ポジションとを切換える切換弁を備えるベーンポンプであって、
    前記切換弁は前記半吐出ポジションにて前記ベーンが前記ロータに引き込まれて前記カムリングの前記内周カム面から離間するように前記サブ領域の前記ベーンに導かれる圧力を切換えることを特徴とするベーンポンプ。
  2. 前記サブ領域にて前記ポンプ室に供給される作動油を導くサブ吸込ポートと、前記ポンプ室から吐出される作動油を導くサブ吐出ポートと、前記ベーンの背後に画成されるサブ背圧室と、を備え、前記切換弁は、前記全吐出ポジションにおいて前記サブ背圧室、にポンプ吐出圧を導くとともに、前記サブ吸込ポートを作動油が供給されるタンク通路に連通し、前記半吐出ポジションにおいて前記サブ背圧室、にポンプ吸込圧を導くとともに、前記サブ吸込ポートにポンプ吐出圧を導くことを特徴とする請求項1に記載のベーンポンプ。
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