JP2011195249A - エレベーターの排水装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】エレベーターのピット内に配設された各種機器の冠水を未然に防止することができるとともに、ピットが浸水した場合の復旧に、特に人手による水汲み出し作業が不要であって、必要とする時間を短縮することが可能であるエレベーターの排水装置を提供する。
【解決手段】エレベーターの排水装置において、エレベーターの昇降路底部に設けられたピット3の床面6に接続された排水管10と、排水管のピットの床面への接続部に開閉自在に設けられた排水用フタ11と、ピット内の水を排出するためのポンプモータ12と、排水用フタが開いたことを検出するフタ開検出手段14と、を備え、排水用フタは、通常時において閉じ、ピット内の水によりこの排水用フタにかかる水圧が所定の水圧より大きい時に開き、ポンプモータは、フタ開検出手段により排水用フタが開いたことが検出された場合に動作する構成とする。
【選択図】図1
【解決手段】エレベーターの排水装置において、エレベーターの昇降路底部に設けられたピット3の床面6に接続された排水管10と、排水管のピットの床面への接続部に開閉自在に設けられた排水用フタ11と、ピット内の水を排出するためのポンプモータ12と、排水用フタが開いたことを検出するフタ開検出手段14と、を備え、排水用フタは、通常時において閉じ、ピット内の水によりこの排水用フタにかかる水圧が所定の水圧より大きい時に開き、ポンプモータは、フタ開検出手段により排水用フタが開いたことが検出された場合に動作する構成とする。
【選択図】図1
Description
この発明は、エレベーターの排水装置に関するものである。
現在においては、機械室を設けない機械室無し(MRL:MachineRoom−Less)エレベーターが数多く設置されている。機械室無しエレベーターにおいては、巻上機や制御盤等の各種機器は、昇降路の底部に設けられたピット内に配設されることが多い。
このような機械室無しエレベーターにおいては、何らかの事情によりピット内が浸水した場合に、巻上機、制御盤、終点スイッチ等のピット内に配設された機器やかご室が冠水してしまうことを防ぐため、昇降路底部のピット内に冠水センサーを設け、この冠水センサーが動作した時に、ピット内の水をポンプにより排出したり、乗りかごを最下階に停止させないようにしたりするものがある。
このような機械室無しエレベーターにおいては、何らかの事情によりピット内が浸水した場合に、巻上機、制御盤、終点スイッチ等のピット内に配設された機器やかご室が冠水してしまうことを防ぐため、昇降路底部のピット内に冠水センサーを設け、この冠水センサーが動作した時に、ピット内の水をポンプにより排出したり、乗りかごを最下階に停止させないようにしたりするものがある。
このような、従来におけるエレベーターの排水装置としては、エレベーターの昇降路のピットに溜まった水が所定の水位となったことを検出し、ピット浸水時に第1、第2、第3の順に動作する第1、第2及び第3の浸水検出器(冠水センサー)と、ピット内に溜まった水を排出するためのポンプと、を備え、第2の浸水検出器が動作した時にポンプのモータを駆動し、ピット内の水が減水して第1の浸水検出器が不動作となった時にポンプのモータを停止するとともに、第3の浸水検出器が動作した時に乗りかごを最下階に停止させないように制御するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、特許文献1に示された従来におけるエレベーターの排水装置においては、第3の浸水検出器が動作する水位にまでエレベーターのピットが浸水してしまうと、かご室の冠水は防ぐことができるものの、ピット内に設置された巻上機を含む機器の冠水は防止することができないという課題がある。従って、冠水からの復旧時にこれら冠水したピット内機器の交換作業が発生し、復旧に煩雑な手数、時間や費用がかかってしまう。
また、第1の浸水検出器が不動作となった段階でポンプによる排水が停止してしまうため、この第1の浸水検出器が設置された位置より低い水位の浸水についてはポンプで排水することができないので人手による水汲み出し作業を行わなければならず、煩雑な手数がかかり多くの時間が必要となってしまうという課題がある。
加えて、ピット内に溜まるゴミ等の異物も水と一緒に排出してしまうため、ポンプが損壊してしまったり、排水管が詰まってしまったりするおそれがあるという課題もある。
加えて、ピット内に溜まるゴミ等の異物も水と一緒に排出してしまうため、ポンプが損壊してしまったり、排水管が詰まってしまったりするおそれがあるという課題もある。
この発明は、このような課題を解決するためになされたもので、エレベーターのピット内に配設された各種機器の冠水を未然に防止することができるとともに、ピットが浸水した場合の復旧に、特に人手による水汲み出し作業が不要であって、必要とする時間を短縮することが可能であるエレベーターの排水装置を得るものである。
この発明に係るエレベーターの排水装置においては、エレベーターの昇降路底部に設けられたピットの床面に接続された排水管と、前記排水管の前記ピットの床面への接続部に開閉自在に設けられた排水用フタと、前記ピット内の水を排出するためのポンプモータと、前記排水用フタが開いたことを検出するフタ開検出手段と、を備え、前記排水用フタは、通常時において閉じ、前記ピット内の水によりこの前記排水用フタにかかる水圧が所定の水圧より大きい時に開き、前記ポンプモータは、前記フタ開検出手段により前記排水用フタが開いたことが検出された場合に動作する構成とする。
この発明に係るエレベーターの排水装置においては、エレベーターのピット内に配設された各種機器の冠水を未然に防止することができるとともに、ピットが浸水した場合の復旧に必要とする時間を短縮することが可能であるという効果を奏する。
この発明を添付の図面に従い説明する。各図を通じて同符号は同一部分又は相当部分を示しており、その重複説明は適宜に簡略化又は省略する。
実施の形態1.
図1及び図2は、この発明の実施の形態1に係るもので、図1はエレベーターの排水装置の全体構成を模式的に示す図、図2はエレベーターの排水装置の要部である排水用フタ部の拡大図である。
図1及び図2は、この発明の実施の形態1に係るもので、図1はエレベーターの排水装置の全体構成を模式的に示す図、図2はエレベーターの排水装置の要部である排水用フタ部の拡大図である。
図において1はエレベーターの乗りかごが昇降するための昇降路、2は当該エレベーターが停止する最下階(ここでは1階)に設けられた最下階乗場であり、昇降路1の底部には、最下階乗場2の床面より下方に形成されたピット3が設けられている。
このピット3内には、当該エレベーターに係る各種機器、例えば、乗りかごを吊持する主ロープを介して当該エレベーターの運転を駆動するための巻上機4や、この巻上機4の回転駆動を含む当該エレベーターの運転全般の制御を司る制御盤5が配設されている。
このピット3内には、当該エレベーターに係る各種機器、例えば、乗りかごを吊持する主ロープを介して当該エレベーターの運転を駆動するための巻上機4や、この巻上機4の回転駆動を含む当該エレベーターの運転全般の制御を司る制御盤5が配設されている。
ピット3の床面であるピット床6の一隅には、略直方体状の空間である排水口部7がピット床6の床面から下方側に形成されており、この排水口部7の設けられたピット床6の一隅が相対的に最も低くなるように傾斜が付けられた傾斜付排水溝8が、ピット床6の周縁に沿ってピット床6を囲むようにして設けられている。
排水口部7の上面にはゴミ等の異物を取除くためのフィルタ9が取付けられており、排水口部7の底面にはピット3内に溜まった水を排出するための排水管10の一端が接続されている。この排水管10の排水口部7底面への接続部分には排水用フタ11が開閉自在に取付けられている。
排水口部7の上面にはゴミ等の異物を取除くためのフィルタ9が取付けられており、排水口部7の底面にはピット3内に溜まった水を排出するための排水管10の一端が接続されている。この排水管10の排水口部7底面への接続部分には排水用フタ11が開閉自在に取付けられている。
この排水管10の中間には、ピット3内に溜まった水を排水口部7から吸出して排出するためのポンプモータ12が設けられている。また、ピット3内から排出される水には油が混ざっているため、排水管10の他端側には、ピット3内から排出された水から油を分離するための排水分離装置13が設けられている。
排水用フタ11には、排水用フタ11の開閉に応じて開閉する電気接点14が内蔵されており、この電気接点14はケーブル15によりポンプモータ12と電気的に接続されている。
排水用フタ11には、排水用フタ11の開閉に応じて開閉する電気接点14が内蔵されており、この電気接点14はケーブル15によりポンプモータ12と電気的に接続されている。
排水管10の排水口部7底面への接続部分に設けられた排水用フタ11は、より詳しくは図2に示すように構成されている。この図2は排水用フタ11の部分を上方から見た図である。
排水用フタ11は、その外周の一部分において排水口部7底面に枢着されており、フタ面が略水平に配置されて排水口部7から排水管10へと通じる箇所を閉塞した状態から、下方へのみ回動可能であって、上方への回動はこの排水用フタ11の周縁に設けられた防止枠16(防止手段)により規制されている。そして、この排水用フタ11は、通常時においては閉じており、ピット3内に水が溜まると、このピット3内の水により排水用フタ11の上側からかかる水圧17によって下方に回動して開くようになっている。
排水用フタ11は、その外周の一部分において排水口部7底面に枢着されており、フタ面が略水平に配置されて排水口部7から排水管10へと通じる箇所を閉塞した状態から、下方へのみ回動可能であって、上方への回動はこの排水用フタ11の周縁に設けられた防止枠16(防止手段)により規制されている。そして、この排水用フタ11は、通常時においては閉じており、ピット3内に水が溜まると、このピット3内の水により排水用フタ11の上側からかかる水圧17によって下方に回動して開くようになっている。
排水用フタ11が内蔵する電気接点14は、通常時において閉成しているいわゆるバック接点であって、排水用フタ11が閉じた状態において閉成している。排水用フタ11が下方に回動して開くと、これに応じて上方(図2中のAに示す方向)へと接点部が動いて電気接点14が開放される。そして、この電気接点14が開放されるとケーブル15を介してポンプモータ12が動作し、ピット3内の水の排出が行われる。また、排水用フタ11が閉じると、これに応じて下方(図2中のBに示す方向)へと接点部が動いて電気接点14が閉成され、ケーブル15を介してポンプモータ12の動作が停止される。
このようにして、この電気接点14は排水用フタ11が開いたことを検出するフタ開検出手段を構成している。なお、この電気接点14は防水カバー14a内に収納されている。
このようにして、この電気接点14は排水用フタ11が開いたことを検出するフタ開検出手段を構成している。なお、この電気接点14は防水カバー14a内に収納されている。
排水用フタ11とポンプモータ12との間の排水管10内には、逆流防止用の逆流検出手段であるところのフロートスイッチ18が設けられており、このフロートスイッチ18とポンプモータ12とはケーブル15により電気的に接続されている。
水が排水管10をピット3側へと逆流を始めると、このフロートスイッチ18が動作し、このフロートスイッチ18の動作によりポンプモータ12が動作して水を排出することにより、水がピット3内へと逆流することを未然に防止している。
また、前述したように、排水用フタ11は防止枠16の作用により上方(ピット3側)へは回動しないようになっており、これによっても、排水管10内を逆流した水により排水用フタ11が開くことを防ぎピット3内への水の逆流防止を図っている。
水が排水管10をピット3側へと逆流を始めると、このフロートスイッチ18が動作し、このフロートスイッチ18の動作によりポンプモータ12が動作して水を排出することにより、水がピット3内へと逆流することを未然に防止している。
また、前述したように、排水用フタ11は防止枠16の作用により上方(ピット3側)へは回動しないようになっており、これによっても、排水管10内を逆流した水により排水用フタ11が開くことを防ぎピット3内への水の逆流防止を図っている。
このように構成されたエレベーターの排水装置においては、ピット3内が浸水していない通常時においては、排水口部7底面の排水用フタ11は閉まっており、従って、電気接点14も閉成しポンプモータ12は停止している。
ピット3内が浸水すると、水はピット床6で最も低い排水口部7内へと集められ、この際、排水口部7上面のフィルタ9により水に含まれるゴミ等の異物が取除かれる。そして、排水口部7内に溜まった水(ピット3内の水)により排水用フタ11の上面にかかる水圧が所定の圧力より大きくなると、排水用フタ11が下方へと回動して開く。
ピット3内が浸水すると、水はピット床6で最も低い排水口部7内へと集められ、この際、排水口部7上面のフィルタ9により水に含まれるゴミ等の異物が取除かれる。そして、排水口部7内に溜まった水(ピット3内の水)により排水用フタ11の上面にかかる水圧が所定の圧力より大きくなると、排水用フタ11が下方へと回動して開く。
排水用フタ11が開くとピット3内(排水口部7内)の水は排水管10へと流れ込むと同時に、排水用フタ11が開いたことにより電気接点14が開放されてポンプモータ12が動作を開始する。そして、このポンプモータ12の動作により水がピット3内から排出される。この際、排水分離装置13によってピット3内からの排水に含まれる油分は分離された上で、外部へと排出される。
ここで、ピット3内に溜まった水量が少なく水位が低い場合であっても、傾斜付排水溝8の作用により、ピット3内の水は効率的に排水口部7内へと集められ、より多くの水が排出されるようになっている。
また、万一、水が排水管10内をピット3側へと逆流した場合であっても、フロートスイッチ18が動作してポンプモータ12が動作し、排水管10内の水を外部へと排出するとともに、排水管10内の水により排水用フタ11の下面からピット3側の方向へと水圧がかかったとしても防止枠16の作用により排水用フタ11が開くことはなく、逆流した水がピット3内へと侵入することは防がれる。
また、万一、水が排水管10内をピット3側へと逆流した場合であっても、フロートスイッチ18が動作してポンプモータ12が動作し、排水管10内の水を外部へと排出するとともに、排水管10内の水により排水用フタ11の下面からピット3側の方向へと水圧がかかったとしても防止枠16の作用により排水用フタ11が開くことはなく、逆流した水がピット3内へと侵入することは防がれる。
このようにして、ピット3の浸水時には、このピット3内に溜まった水は外部へと速やかに排出され、ピット3内に水が無くなり、排水用フタ11の上面にかかる水圧が前記所定の圧力より小さくなると、排水用フタ11は元の位置へと戻って閉じ、電気接点14が閉成してポンプモータ12が停止され、排水が停止される。
なお、ここでは、排水管10は排水口部7の底面に接続するものとしたが、排水管10の端部が、ピット床6の床面(又はフィルタ9)より上方にならない範囲内で、排水口部7の底面より上方に突出するように配置して、排水口部7に接続するようにすることも可能である。
以上のように構成されたエレベーターの排水装置は、エレベーターの昇降路底部に設けられたピットの床面に接続された排水管と、排水管のピットの床面への接続部に開閉自在に設けられた排水用フタと、ピット内の水を排出するためのポンプモータと、排水用フタが開いたことを検出するフタ開検出手段と、を備え、排水用フタは、通常時において閉じ、ピット内の水によりこの排水用フタにかかる水圧が所定の水圧より大きい時に開き、ポンプモータは、フタ開検出手段により排水用フタが開いたことが検出された場合に動作するものである。
このため、エレベーターのピット内に配設された各種機器の冠水を未然に防止することができ、ピットが浸水した場合の復旧に必要とするピット内機器の交換作業が不要であって、復旧にかかる費用や時間を低減することが可能である。
このため、エレベーターのピット内に配設された各種機器の冠水を未然に防止することができ、ピットが浸水した場合の復旧に必要とするピット内機器の交換作業が不要であって、復旧にかかる費用や時間を低減することが可能である。
また、ピットの床面に設けられ、排水管のピットの床面への接続部が相対的に最も低くなるように傾斜が付けられた傾斜付排水溝をさらに備えたことにより、ピット内に溜まった水量が少なく水位が低い場合であっても、ピット内の水は効率的に排水管の接続部へと集められ、より多くの水を排出することができる。
そして、排水管内の水の逆流を検出する逆流検出手段をさらに備え、ポンプモータは、逆流検出手段により排水管内の水の逆流が検出された場合に動作するものであり、また、排水管内の水により排水用フタにかかる水圧で排水用フタがピット側へと開くことを防止する防止手段をさらに備えたものであるので、排水管内を逆流した水がピット内へと侵入することを未然に防止することができる。
さらにまた、ピットの床面から下方に設けられた排水口部と、排水口部の上面に設けられ、ピット内の水に含まれる異物等を取除くためのフィルタと、をさらに備え、排水管は、排水口部に接続され、排水用フタは、排水管の排水口部への接続部に開閉自在に設けられたものであるので、排水からゴミ等の異物を取除き、ポンプが損壊してしまったり、排水管が詰まってしまったりすることを未然に防止することが可能である。
1 昇降路
2 最下階乗場
3 ピット
4 巻上機
5 制御盤
6 ピット床
7 排水口部
8 傾斜付排水溝
9 フィルタ
10 排水管
11 排水用フタ
12 ポンプモータ
13 排水分離装置
14 電気接点
14a 防水カバー
15 ケーブル
16 防止枠
17 水圧
18 フロートスイッチ
2 最下階乗場
3 ピット
4 巻上機
5 制御盤
6 ピット床
7 排水口部
8 傾斜付排水溝
9 フィルタ
10 排水管
11 排水用フタ
12 ポンプモータ
13 排水分離装置
14 電気接点
14a 防水カバー
15 ケーブル
16 防止枠
17 水圧
18 フロートスイッチ
Claims (5)
- エレベーターの昇降路底部に設けられたピットの床面に接続された排水管と、
前記排水管の前記ピットの床面への接続部に開閉自在に設けられた排水用フタと、
前記ピット内の水を排出するためのポンプモータと、
前記排水用フタが開いたことを検出するフタ開検出手段と、を備え、
前記排水用フタは、通常時において閉じ、前記ピット内の水によりこの前記排水用フタにかかる水圧が所定の水圧より大きい時に開き、
前記ポンプモータは、前記フタ開検出手段により前記排水用フタが開いたことが検出された場合に動作することを特徴とするエレベーターの排水装置。 - 前記ピットの床面に設けられ、前記排水管の前記ピットの床面への前記接続部が相対的に最も低くなるように傾斜が付けられた傾斜付排水溝をさらに備えたことを特徴とする請求項1に記載のエレベーターの排水装置。
- 前記排水管内の水の逆流を検出する逆流検出手段をさらに備え、
前記ポンプモータは、前記逆流検出手段により前記排水管内の水の逆流が検出された場合に動作することを特徴とする請求項1又は請求項2のいずれかに記載のエレベーターの排水装置。 - 前記排水管内の水により前記排水用フタにかかる水圧で前記排水用フタが前記ピット側へと開くことを防止する防止手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載のエレベーターの排水装置。
- 前記ピットの床面から下方に設けられた排水口部と、
前記排水口部の上面に設けられ、前記ピット内の水に含まれる異物等を取除くためのフィルタと、をさらに備え、
前記排水管は、前記排水口部に接続され、
前記排水用フタは、前記排水管の前記排水口部への接続部に開閉自在に設けられたことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載のエレベーターの排水装置。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010062780A JP2011195249A (ja) | 2010-03-18 | 2010-03-18 | エレベーターの排水装置 |
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Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5665099B1 (ja) * | 2013-12-27 | 2015-02-04 | 東芝エレベータ株式会社 | 乗客コンベア |
CN107956680A (zh) * | 2017-12-06 | 2018-04-24 | 广东科筑建设管理有限公司 | 防止电梯泡水系统及其控制方法 |
US10975583B2 (en) * | 2016-02-22 | 2021-04-13 | Zurn Industries, Llc | Elevator trench drain |
US11795703B2 (en) | 2021-02-04 | 2023-10-24 | Zurn Industries, Llc | Elevator trench drain |
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2010
- 2010-03-18 JP JP2010062780A patent/JP2011195249A/ja active Pending
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