JP2011194821A - 塗布具 - Google Patents

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Abstract

【課題】 製造時の成形トラブルを防止しつつ、部品点数を削減しかつ製造時の作業性を向上できる塗布具を提供する。
【解決手段】 塗布液を貯蔵する収容部10b内を摺動するピストン12および周面に雄ネジが形成されたネジ軸14を軸筒10内に設け、収容部10bから塗布液を軸筒10先端の塗付体24に供給する塗布具において、ネジ軸14との相対回転が規制された回転カム体16と、後部に前記繰出し体20の操作によって回転カム体16を回転させる伝達カム体18と、前記ネジ軸14に螺合するネジ部22bの形成されたネジ体22とを軸筒10の収容部10b後方に設け、ネジ部22bは、先割れ部(分割線)22b1から開いて径方向に弾性変形可能に形成され、繰出し体20の操作によって前記回転カム体16を回転させてピストン12を前進させて収容部10bに貯蔵する塗布液を塗付体に供給する。
【選択図】図4

Description

本発明は、繰出し操作によって化粧料、修正液、インキ等、特に、高粘度の化粧液等の液状の内容物を繰出して塗付体に供給する塗布具に関する。
従来、化粧品、筆記具等で内容物を繰り出す繰出し容器では、軸筒内の収容部に内容物を収容して、使用者が軸筒後端をノックや回転させることによって、その内容物の繰出しを行っている。その繰出しの際には、軸筒後端に設けたノック部をノックすることによってカム体を介してネジ棒を前進させ、ネジ棒前端のピストンを前進させることによって、上記の内容物を塗付体に向けて繰出すものがある。
塗布具に関して、例えば、特開2001−232273号(特許文献1)では、ノック体をノックさせることにより傾斜溝に沿ってノックカムを回転させ、ノックカムの回転によって回転カムを介してネジ棒を回転させる。そして、そのネジ棒の前端に設けたピストンをタンク内で前進させてタンク内の液体を先端塗付体に向けて押し出す構造になっている。
また、特開2005−206165号(特許文献2)では、本体に対して着脱可能に装填されたカートリッジと、カートリッジ内のピストンを前方に押し出す操作体とを設け、チャック内面の雌ネジに螺合したネジ棒の先端にピストンを設けて、操作体の回転によってネジ棒を回転させて前進させ、これによってピストンを前進させて内容物を繰出す構造となっている。
また、国際公開WO2009/125868号(特許文献3)では、天冠の力を回転の力に変換する機構部と、軸本体に固定したネジ体と、ネジ体に螺合したネジ棒を有し、上記機構部が変換した回転の力(カムの回転の力)でネジ体を介してネジ棒を前進させ、収容部内の内容物をピストンで繰出す構造になっている。
なお、特開2008−179000号(特許文献4)は、ノック機構を備えた筆記具において、ノック部内と軸筒の間に外界から密閉され、かつノック部の押し出し操作により容積が変化するダンパー空間を設けて、通常の動作を妨げずに衝撃緩衝作用を実現可能な筆記具を開示している。
特開2001−232273号公報 特開2005−206165号公報 国際公開WO2009/125868号公報 特開2008−179000号公報
しかしながら、従来の塗布具においては、ネジ部を成形(射出成形等)するときに、成形のために回転コアが必要とするので金型が複雑になり、また、コアの先端がどうしても刃物状のシャープエッジになるので、生産途中でコアの先端が欠ける等の成形トラブルが生じる虞があった。それと共に、部品点数を削減しかつ製造時の組付け等の作業性を向上させるという要請があった。
本発明は、斯かる実情に鑑み、製造時の成形トラブルを防止しつつ、部品点数を削減しかつ製造時の作業性を向上できる塗布具を提供しようとするものである。
本発明は、塗布液を貯蔵する収容部と、収容部内を摺動するピストンと、周面に雄ネジが形成されたネジ軸とを軸筒内に設け、収容部から塗布液を軸筒先端の塗付体に供給するようにした塗布具において、
前記ネジ軸との相対回転が規制された回転カム体と、
後部に前記繰出し体の操作によって回転カム体を回転させる伝達体と、
前記ネジ軸に螺合するネジ部の形成されたネジ体とを軸筒の前記塗布液貯蔵部後方に設け、
前記ネジ体のネジ部は、分割線から開いて径方向に弾性変形可能に形成された構造であり、
繰出し体の操作によって前記回転カム体を回転させてピストンを前進させて収容部に収容する塗布液を塗付体に供給することを特徴とする塗布具である。
本発明において、前記ネジ体は、その先端側にネジ部を形成し、ネジ部の外周面にフィン上の羽根部を形成し、ネジ部後方に筒状部を形成し、当該筒状部内に回転カム体、伝達体、繰出し体、およびネジ軸を収容し、前記ネジ軸を前記ネジ部内の雌ネジ山に螺合させたことが好適である。
また、本発明において、前記ネジ体には、ネジ部より後方の筒状部内に後方向きにカム部が形成されて、その後方向きのカム部に前記回転カム体の前方向きのカム部が対向し、
回転カム体の前向のカム部および前記ネジ体の筒状部内の後方向きのカム部は、互いが当接状態の際に、回転カム体が他方向に回転したときに噛み合い、逆に、回転カム体が一方向に回転したときに噛み合いが容易に外れる鋸歯形状に形成されていることが好適である。
本発明の塗布具によれば、前記ネジ軸との相対回転が規制された回転カム体と、後部に前記繰出し体の操作によって回転カム体を回転させる伝達体と、前記ネジ軸に螺合するネジ部の形成されたネジ体とを軸筒の前記塗布液貯蔵部後方に設け、前記ネジ体のネジ部は、分割線から開いて径方向に弾性変形可能に形成された構造であり、繰出し体の操作によって前記回転カム体を回転させてピストンを前進させて収容部に収容する塗布液を塗付体に供給するようにしたので、ネジ軸をネジ体に装着する製造工程時にネジ軸をネジ体のネジ部に押し込めばネジ体が開き、そのまま装着できるので、螺合作業を省略でき製造工程の短時間化を図ることができる。
一方、従来のネジ部成型品では、分割線の無い状態でネジ部を成形(射出成形等)しており、形成のために回転コアが必要で金型が複雑になり、また、コアの先端がどうしても刃物所のシャープエッジになっていて、生産途中でコアの先端が欠ける等の成形トラブルが生じる虞があった。これに対して実施形態のネジ体では、前記ネジ体のネジ部が、分割線から開いて径方向に弾性変形可能に形成された構造であるので、ネジ部の成形後に金型コアを引き抜くことができ、回転コアが不要とでき、上記の成形トラブルを確実に回避することができる。
なお、前記ネジ体は、その先端側にネジ部を形成し、ネジ部の外周面にフィン上の羽根部を形成し、ネジ部後方に筒状部を形成し、当該筒状部内に回転カム体、伝達体、繰出し体、およびネジ軸を収容し、前記ネジ軸を前記ネジ部内の雌ネジ山に螺合させることによってネジ体に回転によってネジ軸を進退動させることができる。また、ネジ体の筒状部内に、伝達体、回転カム体、ネジ軸、および繰出し体を内蔵してコンパクト化一体化を図ることができ、部組し易く、かつ、部組して軸筒に入れればよいので製造の容易化、生産コストの低減かを確実に図ることができる。
また、前記ネジ体には、ネジ部より後方の筒状部内に後方向きにカム部が形成されて、その後方向きのカム部に前記回転カム体の前方向きのカム部が対向し、回転カム体の前向のカム部および前記ネジ体の筒状部内の後方向きのカム部は、互いが当接状態の際に、回転カム体が他方向に回転したときに噛み合い、逆に、回転カム体が一方向に回転したときに噛み合いが容易に外れる鋸歯形状に形成されていれば、回転カム体の回転方向を一方向に確実にできる。
それと共に、内部に後方向きのカム部が一体形成された筒状部を後部にネジ体に設けたので、このカム部を別体に設けていないことから、別体に設けた従来品(例えば、特開2001−232273号公報)に比較して部品点数を削減できかつ製造を容易化できる等の優れた効果を奏し得る。
本発明の実施形態に係る塗布具のキャップ装着状態の全体図で、(a)が斜視図、(b)が側方視図である。 図1の塗布具のキャップを外した状態の全体図で、(a)が斜視図、(b)が側方視図である。 同塗布具の作動を説明する全体縦断面図で、(a)がピストンの前進限状態(塗付繰出し終了時状態)、(b)が繰出し体の非ノック時の状態(通常時)、(c)が繰出し体のノック時の状態をそれぞれ示す。 同塗布具の繰出し機構における、ピストン、ネジ体、ネジ軸、回転カム体、伝達カム体、スプリング、および繰出し体を部組した状態の説明図であって、(a)が一側面側から見た斜視図、(b)が他側面側から見た斜視図、(c)が(a)状態での縦断面図、(d)が同側面図、(e)が(b)状態での縦断面図、(f)が同側面図である。 同塗布具の繰出し機構における、(図4の状態からネジ体を除いた)ネジ軸、回転カム体、伝達カム体、スプリング、および繰出し体を部組した状態の説明図であって、(a)が前方側から見た斜視図、(b)が縦断面図、(c)が90°回転させて側面図、(d)さらに90°回転させた側面図、(e)が(d)の状態の縦断面図、(f)が後方側から見た斜視図である。 同塗布具の繰出し機構におけるネジ体の説明図であって、(a)が前方視図、(b)が前方側から見た斜視図、(c)が縦断面図、(d)が90°回転させた側面図、(e)がさらに90°回転させた側面図、(f)が(d)の状態の縦断面図、(g)が後方視図、(h)が(c)のA−A線に沿う断面図、(i)が後方側から見た斜視図である。 同塗布具の繰出し機構におけるカム動作を説明するネジ体、回転カム体、伝達カム体、および繰出し体の模式図による動作説明図であって、(a)が各部の説明図,(b)が初期状態の図、(c)のノックの開始時の状態の図をそれぞれ示す。 同塗布具の繰出し機構におけるカム動作を説明する図7に続く動作説明図であって、(a)がノックを最後までしたときの状態図、(b)がノックを解除して戻り始めた状態の図、(c)がノックが完全に戻って初期状態となった状態図をそれぞれ示す。
以下、本発明の実施の形態を添付図面を参照して説明する。
図1〜図8は発明の実施形態に係る塗布具の説明図であって、図中、同一の符号を付した部分は同一物を表わす。
図1は、本発明の実施形態に係る塗布具のキャップ装着状態の全体図、図2は、同塗布具のキャップを外した状態の全体図、図3は、同塗布具の作動を説明する全体縦断面図、で図4は、同塗布具の、ピストン、ネジ体、ネジ軸、回転カム体、伝達カム体、スプリング、および繰出し体からなる繰出し機構を部組した状態の説明図、図5は、同塗布具の繰出し機構における、(図4の状態からネジ体を除いた)ネジ軸、回転カム体、伝達カム体、スプリング、および繰出し体を部組した状態の説明図、図6は、同塗布具の繰出し機構におけるネジ体の説明図、図7は、同塗布具の繰出し機構におけるカム動作を説明するネジ体、回転カム体、伝達カム体、および繰出し体の模式図による動作説明図、図8は、同塗布具の繰出し機構におけるカム動作を説明する図7に続く動作説明図である。
実施形態に係る塗布具は、図1〜図6に示すように、塗布液を貯蔵する軸筒(後軸)10と、軸筒10内を摺動するピストン12と、周面に雄ネジが形成されたネジ軸14とを有して、使用者による軸筒10内に没する方向への繰出し体20にノック操作(繰出操作)することによってネジ軸14を介してピストン12を前進させて軸筒10内の塗布液を軸筒10先端の塗付体24に供給するようにしたノック式塗布具である。
前記塗布具は、繰出し機構Aに、ネジ軸14との相対回転が規制され、前部および後部にそれぞれカム部16aおよび16bの形成された回転カム体16と、回転カム体16の後部のカム部16bに噛合うためのカム部18aが前部に形成され、かつ、側面部に突起部18bの形成された伝達カム体18と、伝達カム体18の突起部18bをガイドするガイド溝20aを有し、かつ、前後動によってガイド溝20aおよび突起部18bを介して前記伝達カム体18を回動させる前記繰出し体20と、前記繰出し体20を後向きに弾発しおよび伝達カム体18を前向きに弾発するスプリング18cと、伝達カム体18、回転カム体16、スプリング18c、ネジ軸14、および繰出し体20を内蔵し、かつ、内部に後方向きのカム部22cが一体形成された筒状部22aを後部に、および前記ネジ軸14に螺合するネジ部22bを前部に有するネジ体22とを設けたものである。ネジ軸14では、その周面に切り欠き部が軸方向に沿って形成され(切り欠き部以外に雄ネジが形成される)、その切り欠きに対応した孔の形状に回転カム体16の中央部の孔が形成されて、ネジ軸14が回転カム体16の中央部の孔に摺動可能かつ、回転方向への相対回転が規制されている。なお、ネジ体22とネジ軸14との相対回転を規制し、回転カム16とネジ軸14とを螺合する構成の繰出し機構にしてもよい。また、繰出し体をノック式とする他、繰出し体の回転操作によって回転カム体を回転させる等してネジ体とネジ軸とを相対回転させる回転繰出し機構とすることができる。
そして、前記繰出し体20のガイド溝20aが軸方向(塗布具の前後方向)に対して角度を持って斜めに形成されている。
上記塗布具においては、繰出し機構Aに対して、ノック操作により前記繰出し体20を前進させたときは、前記ガイド溝20aおよび突起部18bによって当該前進動作を伝達カム体18の一方向(実施形態では軸前方向き右回転方向)への回転動作に変換し、伝達カム体18のカム部18aが回転カム体16の後部のカム部16bに噛合って、前記伝達カム体18体の回転で回転カム体16を回転作動させて前記ネジ軸14の前進でピストン12が前進し、一方、ノック操作の解除により、スプリング18cの弾発力で繰出し体20を後退させたときは、前記ガイド溝20aおよび突起部18bによって当該後退動作を伝達カム体18の他方向(実施形態では軸前方向き左回転方向)への回転動作に変換して原位置に復帰し、かつ、回転カム体16の前部のカム部16aが前記筒状部22a内のカム部22cに噛合って、前記回転カム体16の回転作動が規制されて前記ネジ軸14およびピストン12の作動が規制されたものである。
図1〜3に示すように、前記塗布具において、塗付体24は先軸26によって軸筒(後軸)10の先端部10aに取り付けられている。塗付体24は、樹脂製の繊維束または多孔質体等塗布液を含浸して塗付可能な材質なら特に指定しないが、実施形態では、その後端部が熔融によって束ねられてフランジ状を呈している。
軸筒10の塗布液収容部10bに収容する塗布液は化粧液、筆記具用インク、薬品溶液であるが、特に高粘度(好ましくは粘度300Pa・s以上)の化粧液の場合に繰出し性の容易差が大きい。
また、軸筒(後軸)10の先端部10aが軸筒10内の塗布液収容部10bの部分よりも段状に細径に形成されている。その先軸26及び塗付体24を覆って軸筒10の先端部10aに着脱可能に自在にキャップ28が嵌められる。先軸26の軸筒10先端部10a内に嵌入している箇所の内側部に継手30があり、継手30の先端部と先軸26内面部で前記塗付体24の後端部のフランジを挟み付けて、塗付体24を固定している。その継手30の中央孔からSUSや樹脂製のパイプ32が塗付体24内に延びて配置され、パイプ32によって塗付体24先端部に向けて塗布液を流通可能にしている。
前記軸筒10の先端部10aの段状に細径に成る部分(段差部10c)の外周面側は、その前方向き面にキャップ28が当接する。また、当該段差部10cの内周面側は、その後方向き面が、塗布液収容部10b内に面しており、その後方向き面には、ピストン12が前進端時に当接して位置規制する。
前記軸筒10の前方部内が上記の塗布液収容部10bになり、後方部内に、当該塗布液収容部10b内でピストン12を前進させて塗布液を塗付体24に向けて繰出す機能を有する、ネジ体22、ネジ軸、回転カム体16、伝達カム体18、スプリング18c、および繰出し体20からなる繰出し機構Aを配設している。
以下に繰出し機構Aの構造を説明する。
前記繰出し体20は、後端の閉鎖された概略筒状を呈し、その前部の二つの櫛歯状に延びた部分に内外周面を貫通してガイド溝20aが軸方向に対して角度を持って斜めに形成されている。繰出し体20は、その閉鎖された後端面外周を使用者がノック操作することにより、前記繰出し体20を前進させたときに前記ガイド溝20aおよび伝達カム体18側面の突起部18bによって当該前進動作を伝達カム体18の回転動作に変換し、当該伝達カム体18の回転によって回転カム体16を回転作動させて前記ネジ軸14を前進させて、ピストン12を前進させるようにしたものである。
なお、繰出し体20の後側の側部に弾性変形可能なカンチレバー状の腕部外側に突起20bが形成されている。また、繰出し体20の中央部の外周面には、全周にシール溝20cが形成されていて、ゴム若しくはエラストマー、または、シリコーン製のOリングなどの弾性体からなるリング状のシール体34が嵌め込まれて、その繰出し体20の外周とネジ体22の筒状部22aの内周との間に位置している。繰出し体20および筒状部22a間の気密を維持するようにしている。
前記回転カム体16には、軸方向前方部および後方部のそれぞれに前向きおよび後ろ向きのカム部16aおよび16bがそれぞれ形成されると共に、前記伝達カム体18の前方部に形成されたカム部18aが前記回転カム体16の後方向きのカム部16bに対向して配設されている。具体的には、回転カム体16は、概略円柱状を呈し前方部端面に前方向きのカム部16aが形成され、後方部では筒状に前方に潜り込んだ途中部にカム部16bが形成される。また、伝達カム体18の前方部はやや細径になって回転カム体16の筒状の後部内に差し込まれて伝達カム体18前方部のカム部18aがカム部16bに対向する。
伝達カム体18のカム部18aおよび前記回転カム体16の後方向きのカム部16bは、互いが当接状態の際に、伝達カム体18が一方向に回転したときに噛み合い、逆に、伝達カム体18が他方向に回転したときに噛み合いが容易に外れるように、鋸歯形状に形成されている。具体的には、後述の図7の概略示すように、伝達カム体18のカム部18aが斜面の一方向(例:右回転方向)に傾いた三角状の山の複数形成された鋸歯であり、前記回転カム体16の後方向きのカム部16bが斜面の他方向(例:左回転方向)に傾いた三角状の山の複数形成された鋸歯である。
ネジ体22は、図6に示すように前後の開放した概略筒状を呈し、前方のネジ部22bは筒状部22aよりも段状に細径になっている。ネジ部22bは筒状部22a前端から概略筒状に延びているが、軸方向に切り込まれた先割れ部22b1によって二股状に分かれて形成され、径方向に弾性変形可能になっている。ネジ部22bの内周部にはネジ軸14に螺合可能な複数条(例えば、1〜3条)の雌ネジ山22b2が内向きに突出形成されている。また、ネジ部22bの外周部には、軸筒10内周面に当接するためのフランジ状の羽根部22b3が形成されている。
前記筒状部22aの外周部には、軸筒10に対して回り留めするためにスリット溝(またはスプライン溝)22a2が軸方向に延在するように形成されている。なお、スリット溝22a2途中に窓部22a1が位置して形成されている。
上記の先割れ部22b1でネジ部22bが二股状になっているので、ネジ軸14の組付けに際して、ネジ軸14をネジ部22b内に押し込めばネジ部22bが弾性変形して装着できる。したがって、ネジ軸14を回してネジ部22bにネジ込む必要なく組付けができるので、製造ラインにおいて容易かつ確実な装着を可能にして作業負荷を格段に軽減させることができる。
一方、従来のネジ部成型品では、分割線の無い状態でネジ部を成形(射出成形等)しており、形成のために回転コアが必要で金型が複雑になり、また、コアの先端がどうしても刃物所のシャープエッジになっていて、生産途中でコアの先端が欠ける等の成形トラブルが生じる虞があった。これに対して実施形態のネジ体22では、前記ネジ体22のネジ部22bが、先割れ部(分割線)22b1から開いて径方向に弾性変形可能に形成された構造であるので、ネジ部22bの成形後に金型コアを引き抜くことができ、回転コアが不要とでき、上記の成形トラブルを確実に回避することができる。
なお、前記ネジ体22は、その先端側にネジ部22bを形成し、ネジ部22bの外周面にフィン上の羽根部22b3を形成し、ネジ部22b後方に筒状部22aを形成し、当該筒状部22a内に回転カム体16、伝達カム体18、繰出し体20、およびネジ軸14を収容し、前記ネジ軸14を前記ネジ部22b内の雌ネジ山22b2に螺合させることによってネジ体22に回転によってネジ軸14を進退動させることができる。また、ネジ体22の筒状部内に、伝達カム体18、回転カム体16、ネジ軸14、および繰出し体20を内蔵してコンパクト化一体化を図ることができ、部組し易く、かつ、部組して軸筒10に入れればよいので製造の容易化、生産コストの低減かを確実に図ることができる。
また、前記ネジ体22には、ネジ部22bより後方の筒状部22a内に後方向きに傾斜面の複数からなるカム部22cが形成されて、その後方向きのカム部22cに前記回転カム体16の前方向きのカム部16aが対向して配置されている。
ネジ体22の筒状部22a内部に傾斜面によって後方向きのカム部22cを形成するので、繰出し機構におけるカム体を別途に設けることなくカム部を形成でき、部品点数をカム体を別途に設けた場合に比較して部品点数を削減できる。また、ネジ部22bは、内側の雌ネジ山22b2がネジ軸14と螺合し、外周部の羽根部22b3が軸筒10内との接触部に当り、一部薄肉になっている羽根部22b3を形成することで、成形時に引けによるネジ体22が開いてしまうのを防止している。羽根部22b3は軸筒10内面全周と当接するように組付けている。羽根部22b3の枚数は、塗布液の充填量を満足しかつ開き防止の両立から2枚が好ましい。また、先割れ部22b1の形成により、成形金型の設計の自由度が向上するため、コストダウンに繋げることができる。
筒状部22aの窓部22a1は、繰出し体20の突起20bと係止する構造となっており、繰出し体20を押圧した際を押圧した際に、繰出し体20が回らないようになっている。吐出不良を防ぐことができる。
スリット溝22a2は、軸筒10内に形成した突起とスプライン状に嵌合し係止する構造となっていて、ネジ体22の回り止めすることによってノック時の回転不良を防止している。この構成は塗布具でなく回転式、スライド式の塗布具にも応用できる。
回転カム体16の前向のカム部16aおよび前記ネジ体22の筒状部22a内の後方向きのカム部22cは、互いが当接状態の際に、回転カム体16が他方向に回転したときに噛み合い、逆に、回転カム体16が一方向に回転したときに噛み合いが容易に外れる鋸歯形状に形成されている。具体的には、後述の図7の概略示すように、回転カム体16の前向のカム部16a斜面の一方向(例:右回転方向)に傾いた三角状の山の複数形成された鋸歯であり、前記ネジ体22の筒状部22a内の後方向きのカム部22cが斜面の他方向(例:左回転方向)に傾いた三角状の山の複数形成された鋸歯である。
前記筒状部22a内に、前記繰出し体20がネジ体22との相対回転の規制された状態で、軸方向に一定範囲で移動可能に配設される。この相対回転の規制は、具体的には、図4、図5に示すように、繰出し体20の側部に弾性変形可能なカンチレバー状の腕部外側に突起20bが形成され、その突起20bが筒状部22aの軸方向に長い窓部22a1に前後動可能に嵌り込んでいる構成によるものである。また、伝達カム体18の突起部18bがガイド溝20aに嵌り、かつ、前記繰出し体20及び伝達カム体18との間にスプリング18cが介装されて互いを弾発した構造になっている。スプリング18cは、金属または樹脂等によって製作したコイルスプリングが好適である。
次に、上記した実施形態のノック式塗布具の作動を図3、図7〜図8を参照して説明する。
図3(b)と図7(a)および(b)に示すものは、ノック式塗布具の非ノック時の状態(原位置)である。
図7(a)に示すように、ノック式塗布具においては、繰出し体20の後端面外周を使用者がノック操作することにより、図3(c)に示すように、前記繰出し体20を前進させる。そのときに前記ガイド溝20aおよび伝達カム体18側面の突起部18bによって当該前進動作を伝達カム体18の回転動作(一方向:符号Fで示す)に変換する。伝達カム体18の回転角が図中のθで示し、繰出し体20のノックストロークを符号Lで示している。
当該伝達カム体18の回転によって回転カム体16を一方向に回転作動させて、前記ネジ軸14を前進させて、ピストン12を前進させる。一方、押圧の解除によって繰出し体20が後方に戻り、かつ、伝達カム体18が他方向に回転して原位置に戻る。
詳しくは、図7(b)〜(c)から図8(a)に示すように、まず、前記繰出し体20を前方向に押圧操作したときに、前記スプリング18cの弾発力に抗して前記繰出し体20が前方に移動する。これによってガイド溝20aに沿って突起部18bが摺動して前記伝達カム体18が一方向に回転する。この伝達カム体18の一方向への回転が、伝達カム体18および回転カム体16の互いに当接するカム部18aおよび16b同士が噛合って回転カム体16が回転する。そして、図7(c)に示すように、繰出し体20が下死点に到達する前に、回転カム体16の前方向きのカム部16aの歯が前記筒状部22a内の後方向きのカム部22cの歯を1ピッチ以上進んだところで乗り越えて、図8(a)に示すように、下死点に到達したら次のピッチの歯に嵌る。
これにより、回転カム体16の回転に伝達され、この回転カム体16の回転によってネジ軸14が回転し前記ネジ部22bの雌ネジ(雌ネジ山)22b2の作用によって前進する。このネジ軸14の前進によって、ピストン12が塗布液収容部10b内を前進して塗布液を塗付体24に向けて繰出す。
一方、前記繰出し体20の押圧操作を解除したときに、図8(a)〜(c)の順に示すように、前記スプリング18cの弾発力により繰出し体20が後方に移動することによってガイド溝20aに沿って突起部18bが摺動して前記伝達カム体18が他方向(Fの反対方向)に回転する。この回転カム体16の前方向きのカム部およびネジ体22の筒状部22a内の後方向きのカム部22cの歯同士が噛み合って、回転カム体16の回転が規制されるので、伝達カムのみが回転する(図8(b)〜(c)参照)。そして、前記伝達カム体18および回転カム体16の互いに当接するカム部18aおよび16bの歯同士の噛合いが外れて、歯を1ピッチ以上進んだところで乗り越えて次のピッチの歯に嵌ることにより、伝達カム体18の他方向への回転が回転カム体16に伝達されず、回転カム体16において1ピッチ隣の歯に嵌る。その際は、図8(c)に示す1ピッチ戻った初期状態になる。
ここで、上記回転角θについて条件を考える。
繰出し体20のノックストロークLだけノックすると、伝達カム体18は回転角θ度回転する。伝達カム体18と回転カム体16(後方向きのカム部16b)の1山の回転角をBとすると、「θ>B」の関係が必要である。
すなわち、回転角θが1山の回転角Bより大きくないと、カム部の山を乗り越えられないからである。
また、最後までノックしたとき回転カム体16の前方向きカム部16aがネジ体22のカム部22cを乗り越えて進んだ角度をCとし、同様にノックを元に戻したときに回転カム体16が伝達カム体18を乗り越えてからさらに進んだ角度をAとすると
θ=A+B+Cであり、余分に回転するAやCを適宜設定することで、「θ>B」とすることができる。
AやCが小さいと(少ないと)部品の公差やバラツキでカムを乗り越えられない場合があり、多くしすぎると無駄にノックストロークを増やさねばならず効率的でない。
一つの実施例を考えると、カムは16等配とすれば、B=360/16=22.5度となる。AとCは5.55度に設定すれば、ノックによる回転角はθ=22.5+5.55+5.55=33.6度になる。
以上のように実施形態のノック式塗布具によれば、繰出し体20のガイド溝20aが軸方向に対して角度を持って斜めに形成されていて、ノック操作により前記繰出し体20を前進させたときは、前記ガイド溝20aおよび突起部18bによって当該前進動作を伝達カム体18の一方向への回転動作に変換し、伝達カム体18のカム部が回転カム体16の後部のカム部に噛合って、前記伝達カム体18の回転で回転カム体16を回転作動させて前記ネジ軸14の前進でピストン12が前進し、一方、ノック操作の解除により、スプリング18cの弾発力で繰出し体20を後退させたときは、前記ガイド溝20aおよび突起部18bによって当該後退動作を伝達カム体18の他方向への回転動作に変換して原位置に復帰し、かつ、回転カム体16の前部のカム部が前記筒状部22aのカム部22cに噛合って、前記回転カム体16の回転作動が規制されて前記ネジ軸14およびピストン12の作動が規制されたので、繰出し体20のノック操作したときの力をピストン12の押圧力に力のロス無く伝えることができ、高粘度の内容物の繰出しの場合に、ノック力の損失を防ぎつつ操作感をさらに軽くできる。
それと共に、内部に後方向きのカム部22cが一体形成された筒状部22aを後部にネジ体22に設けたので、このカム部を別体に設けていないことから、別体に設けた従来品(例えば、特開2001−232273号公報)に比較して部品点数を削減できかつ製造を容易化できる。
また、繰出し体20を前方向に押圧操作したときに、前記スプリング18cの弾発力に抗して前記繰出し体20が前方に移動することによってガイド溝20aに沿って突起部18bが摺動して前記伝達カム体18が一方向に回転し、伝達カム体18の一方向の回転が、伝達カム体18および回転カム体16の互いに対向するカム部同士が噛合い、かつ、回転カム体16の前方向きのカム部および前記筒状部22a内の後方向きのカム部の噛み合いが外れることにより回転カム体16の回転に伝達され、この回転カム体16の回転によってネジ軸14が回転し前記ネジ部22bの雌ネジの作用によって前進し、前記繰出し体20を押圧操作を解除したときに、前記スプリング18cの弾発力により繰出し体20が後方に移動することによってガイド溝20aに沿って突起部18bが摺動して前記伝達カム体18が他方向に回転し、伝達カム体18および回転カム体16の互いに当接するカム部同士の噛合いが外れ、かつ、回転カム体16の前方向きのカム部およびネジ体22の筒状部22a内の後方向きのカム部が噛み合うことにより、伝達カム体18の他方向への回転が回転カム体16に伝達されないようにして繰出し体20の押圧操作に繰り返しによってピストン12をスムーズに押し出すことができる。
また、伝達カム体18のカム部18aおよび回転カム体16の後ろ向きのカム部16bと、前記回転カム体16の前向きのカム部16aおよび前記ネジ体22の筒状部22a内の後ろ向きのカム部22cとにおける各カム部18aおよび16b、16aおよび22cの歯のピッチが同じであり、かつ、回転カム体16の後方向きのカム部16bと前方向きのカム部16aの歯の位相がズレて形成すれば、繰出し体20のノック操作前に回転カム体16の前方向きのカム部16aのカム歯が筒状部22aのカム部22cのカム歯に嵌り込んでいる状態であり、繰出し体20のノック操作時に伝達カム体18のカム部18aが回転カム体16の後方向きのカム部16bのカム歯と位相がずれているので、繰出し体20の前進で伝達カム体18が回転する。
そして、繰出し体20のノック解除時にスプリング18cで回転カム体16が前方向きに付勢かつ押圧しているので、確実に回転カム体16の前方向きのカム部16aと筒状部22bのカム部22c同士が噛み合い、回転カム体16が戻り回転するのを確実に防ぐことができる。
また、繰出し体20の外周とネジ体22の筒状部22a内周間にリング状のシール体(弾性体)34が周状に位置しているものにすれば、リング状のシール体34が繰出し体20から後方への気密を確保して内容物の乾燥や変質を確実に防止することができる等の優れた効果を奏し得る。
ここで、本発明では、軸筒10の塗布液収容部10bに収容する塗布液は化粧液、筆記具用インク、薬品溶液であるが、特に高粘度の粧液の場合に繰出し性の容易性が従来に比較して顕著に大きい。そこで、その効果を確認するため、従来品の容器と本発明品の塗布具の塗布液収納部に市販のリップグロー化粧品を一定量充填し、各温度条件かで24時間放置後の使用性について評価した。評価結果を下表に示す。
Figure 2011194821
表から分かるように、従来品では5℃〜0℃において、ノック動作できず、使用できない状態であったが、本発明品では、5℃〜0℃においてもノック動作できて、使用可能な状態であった。本発明の顕著な効果が確認されたものである。
なお、本発明は上記実施形態のノック式筆記具に限定されず、本発明の範囲内で種々に変形実施ができる。実施形態では、塗布具としてノック式のものを例示したが、軸筒に対して繰り出し体を回転させてピストンを前進させる回転繰出し式の塗布具にも利用できる。
本発明の塗布具は、化粧品、薬品、インクにおいて高粘度の塗布液を塗布するための塗布具に利用することができる。
10 軸筒(後軸)
10a 軸筒の先端部
10b 塗布液収容部
10c 段差部
12 ピストン
14 ネジ軸
16 回転カム体
16a 前方向きのカム部(前部のカム部)
16b 後方向きのカム部(後部のカム部)
18 伝達カム体
18a カム部
18b 突起部
18c スプリング
20 繰出し体
20a ガイド溝
20b 突起
20c シール溝
22 ネジ体
22a 筒状部
22a1 窓部
22a2 スリット溝
22b ネジ部
22b1 先割れ部
22b2 雌ネジ山
22b3 羽根部
22c カム部
24 塗付体
26 先軸
28 キャップ
30 継手
32 パイプ
34 シール体

Claims (3)

  1. 塗布液を貯蔵する収容部と、収容部内を摺動するピストンと、周面に雄ネジが形成されたネジ軸とを軸筒内に設け、収容部から塗布液を軸筒先端の塗付体に供給するようにした塗布具において、
    前記ネジ軸との相対回転が規制された回転カム体と、
    後部に前記繰出し体の操作によって回転カム体を回転させる伝達体と、
    前記ネジ軸に螺合するネジ部の形成されたネジ体とを軸筒の前記塗布液貯蔵部後方に設け、
    前記ネジ体のネジ部は、分割線から開いて径方向に弾性変形可能に形成された構造であり、
    繰出し体の操作によって前記回転カム体を回転させてピストンを前進させて収容部に収容する塗布液を塗付体に供給することを特徴とする塗布具。
  2. 前記ネジ体は、その先端側にネジ部を形成し、ネジ部の外周面にフィン上の羽根部を形成し、ネジ部後方に筒状部を形成し、当該筒状部内に回転カム体、伝達体、繰出し体、およびネジ軸を収容し、前記ネジ軸を前記ネジ部内の雌ネジ山に螺合させたことを特徴とする請求項1に記載の塗布具。
  3. 前記ネジ体には、ネジ部より後方の筒状部内に後方向きにカム部が形成されて、その後方向きのカム部に前記回転カム体の前方向きのカム部が対向し、
    回転カム体の前向のカム部および前記ネジ体の筒状部内の後方向きのカム部は、互いが当接状態の際に、回転カム体が他方向に回転したときに噛み合い、逆に、回転カム体が一方向に回転したときに噛み合いが容易に外れる鋸歯形状に形成されていることを特徴とする請求項2に記載の塗付具。
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