JP2011193117A - 画像処理装置及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】データ処理部13は、第1のフレームレートを有する背景動画と、第2のフレームレートを有する前景動画を合成し、合成動画を生成する。挿入フレーム生成部63は、第1のフレームレートと第2のフレームレートとを比較し、前景動画及び背景動画のうち、高いフレームレートの方の動画の再生速度に合わせて、低いフレームレートの方の動画に含まれる各フレームの画像データから挿入フレームを生成する。フレーム合成部64は、再生時の再生速度が互いに適合するように、前景動画及び背景動画のうち、挿入フレーム生成部63により生成された挿入フレームを含む複数のフレームから構成される方の動画の画像データと、他方の動画の画像データとをフレーム単位で順次合成する。これにより、背景と前景が合成された正規の画角を有する複数のフレームから構成される合成動画の画像データが生成される。
【選択図】図2
Description
第1のフレームレートを有する第1の動画の画像データと、主要被写体像領域を含むと共に当該主要被写体像領域を除く領域を透過情報領域として含む、第2のフレームレートを有する第2の動画の画像データとを合成することによって、正規の画角を有した合成動画の画像データを生成する画像処理装置において、
前記第1のフレームレートと前記第2のフレームレートとを比較し、前記第1の動画及び前記第2の動画のうち、高いフレームレートの方の動画の再生速度に合わせて、低いフレームレートの方の動画に含まれる各フレームの画像データから前記主要被写体像領域を含む挿入フレームを生成する挿入フレーム生成手段と、
再生時の再生速度が互いに適合するように、前記第1の動画及び前記第2の動画のうち、低いフレームレートの方の動画の動画データに、前記挿入フレーム生成手段により生成された挿入フレームを挿入して、他方の動画の動画データとフレーム単位で順次合成することによって、前記合成動画の画像データを生成する合成手段と、
前記合成手段によって生成された前記合成動画の画像データを、新たな動画の画像データとして記録する記録手段と、
を備え、
前記合成手段は、前記挿入フレーム生成手段によって生成された各挿入フレームを、前記第2の動画のフレーム間における前記主要被写体像領域の移動を補間するように前記第1の動画の各フレームに挿入して、合成することを特徴とする、
画像処理装置を提供する。
前記第2のフレームレートを有する第2の動画の画像データが補間合成に適しているか否かを判断する判断手段を備え、
前記挿入フレーム生成手段は、前記判断手段によって補間合成に適していると判断された場合に当該各フレーム間の差分に基づいて被写体領域の移動を補間するように挿入フレームを生成する、
画像処理装置を提供する。
前記判断手段は、前記第2の動画における各フレーム間の前記主要被写体像領域の移動量が所定量以上ある場合に、補間合成に適していると判断する、
画像処理装置を提供する。
前記判断手段は、前記第2の動画における各フレーム間の前記主要被写体像領域の移動方向が略一定である場合に、補間合成に適していると判断する、
画像処理装置を提供する。
前記判断手段は、前記第2の動画における各フレーム間の前記主要被写体像領域の重なり量が所定量以下である場合に、補間合成に適していると判断する、
画像処理装置を提供する。
前記判断手段は、前記第2の動画における各フレーム間の前記主要被写体像領域の大きさが所定量以上変化した場合に、補間合成に適していると判断する、
画像処理装置を提供する。
前記挿入フレーム生成手段は、前後フレームにおける前記主要被写体像領域のそれぞれの位置の中間位置に位置する主要被写体像領域を有するように前記挿入フレームを生成する、
画像処理装置を提供する。
前記挿入フレーム生成手段は、前後フレームにおける前記主要被写体像領域のそれぞれの大きさの中間の大きさの前記主要被写体像領域を有するように前記挿入フレームを生成する、
画像処理装置を提供する。
前記第2のフレームレートを有する第2の動画の画像データが補間合成に適しているか否かを判断する判断手段を備え、
前記挿入フレーム生成手段は、前記判断手段によって補間合成に適していないと判断された場合に当該各フレームを複製することで挿入フレームを生成する、
画像処理装置を提供する。
第1のフレームレートを有する第1の動画の画像データと、主要被写体像領域を含むと共に当該主要被写体像領域を除く領域を透過情報領域として含む、第2のフレームレートを有する第2の動画の画像データとを合成することによって、正規の画角を有した合成動画の画像データを生成する画像処理装置を制御するコンピュータに、
前記第1のフレームレートと前記第2のフレームレートとを比較し、前記第1の動画及び前記第2の動画のうち、高いフレームレートの方の動画の再生速度に合わせて、低いフレームレートの方の動画に含まれる各フレームの画像データから前記主要被写体像領域を含む挿入フレームを生成する挿入フレーム生成機能と、
再生時の再生速度が互いに適合するように、前記第1の動画及び前記第2の動画のうち、低いフレームレートの方の動画の動画データに、前記挿入フレーム生成機能により生成された挿入フレームを挿入して、他方の動画の動画データとフレーム単位で順次合成することによって、前記合成動画の画像データを生成する合成機能であって、
前記挿入フレーム生成機能によって生成された各挿入フレームを、前記第2の動画のフレーム間における前記主要被写体像領域の移動を補間するように前記第1の動画の各フレームに挿入して、合成する合成機能と、
前記合成機能によって生成された前記合成動画の画像データを、新たな動画の画像データとして記録する記録機能と、を実現させるためのプログラムを提供する。
図1は、本発明の画像処理装置の一実施形態に係るデジタルカメラ1のハードウェアの構成を示す図である。
このようなステップS15の処理を、以下、「挿入フレーム生成処理」と呼ぶ。挿入フレーム生成処理の詳細については、図7乃至図9を用いて後述する。
ステップS101において、合成条件決定部62は、前景動画記憶部72に記憶されている前景動画の画像データから1フレーム分を読み込む。
具体的には、合成条件決定部62は、メモリ34を参照して、既に抽出されたキャラクターの画像データが記憶されているか否かを判定する。
その後、図4のフローチャートのステップS16に進む。
上記実施形態では、本願発明をデジタルカメラに適用させた場合について詳述したが、これに限らず、カメラ付き携帯電話など、撮像機能とメール送信機能やネットワークサーバへのアップロード機能を備えた無線通信機器に適用させてもよい。
Claims (10)
- 第1のフレームレートを有する第1の動画の画像データと、主要被写体像領域を含むと共に当該主要被写体像領域を除く領域を透過情報領域として含む、第2のフレームレートを有する第2の動画の画像データとを合成することによって、正規の画角を有した合成動画の画像データを生成する画像処理装置において、
前記第1のフレームレートと前記第2のフレームレートとを比較し、前記第1の動画及び前記第2の動画のうち、高いフレームレートの方の動画の再生速度に合わせて、低いフレームレートの方の動画に含まれる各フレームの画像データから前記主要被写体像領域を含む挿入フレームを生成する挿入フレーム生成手段と、
再生時の再生速度が互いに適合するように、前記第1の動画及び前記第2の動画のうち、低いフレームレートの方の動画の動画データに、前記挿入フレーム生成手段により生成された挿入フレームを挿入して、他方の動画の動画データとフレーム単位で順次合成することによって、前記合成動画の画像データを生成する合成手段と、
前記合成手段によって生成された前記合成動画の画像データを、新たな動画の画像データとして記録する記録手段と、
を備え、
前記合成手段は、前記挿入フレーム生成手段によって生成された各挿入フレームを、前記第2の動画のフレーム間における前記主要被写体像領域の移動を補間するように前記第1の動画の各フレームに挿入して、合成することを特徴とする、
画像処理装置。 - 前記第2のフレームレートを有する第2の動画の画像データが補間合成に適しているか否かを判断する判断手段を備え、
前記挿入フレーム生成手段は、前記判断手段によって補間合成に適していると判断された場合に当該各フレーム間の差分に基づいて被写体領域の移動を補間するように挿入フレームを生成する、
請求項1に記載の画像処理装置。 - 前記判断手段は、前記第2の動画における各フレーム間の前記主要被写体像領域の移動量が所定量以上ある場合に、補間合成に適していると判断する、
請求項2に記載の画像処理装置。 - 前記判断手段は、前記第2の動画における各フレーム間の前記主要被写体像領域の移動方向が略一定である場合に、補間合成に適していると判断する、
請求項2又は3の何れかに記載の画像処理装置。 - 前記判断手段は、前記第2の動画における各フレーム間の前記主要被写体像領域の重なり量が所定量以下である場合に、補間合成に適していると判断する、
請求項2乃至4の何れかに記載の画像処理装置。 - 前記判断手段は、前記第2の動画における各フレーム間の前記主要被写体像領域の大きさが所定量以上変化した場合に、補間合成に適していると判断する、
請求項2乃至5の何れかに記載の画像処理装置。 - 前記挿入フレーム生成手段は、前後フレームにおける前記主要被写体像領域のそれぞれの位置の中間に位置する主要被写体像領域を有するように前記挿入フレームを生成する、
請求項1乃至5の何れかに記載の画像処理装置。 - 前記挿入フレーム生成手段は、前後フレームにおける前記主要被写体像領域のそれぞれの大きさの中間の大きさの主要被写体像領域を有するように挿入フレームを生成する、
請求項6記載の画像処理装置。 - 前記第2のフレームレートを有する第2の動画の画像データが補間合成に適しているか否かを判断する判断手段を備え、
前記挿入フレーム生成手段は、前記判断手段によって補間合成に適していないと判断された場合に当該各フレームを複製することで挿入フレームを生成する、
請求項2に記載の画像処理装置。 - 第1のフレームレートを有する第1の動画の画像データと、主要被写体像領域を含むと共に当該主要被写体像領域を除く領域を透過情報領域として含む、第2のフレームレートを有する第2の動画の画像データとを合成することによって、正規の画角を有した合成動画の画像データを生成する画像処理装置を制御するコンピュータに、
前記第1のフレームレートと前記第2のフレームレートとを比較し、前記第1の動画及び前記第2の動画のうち、高いフレームレートの方の動画の再生速度に合わせて、低いフレームレートの方の動画に含まれる各フレームの画像データから前記主要被写体像領域を含む挿入フレームを生成する挿入フレーム生成機能と、
再生時の再生速度が互いに適合するように、前記第1の動画及び前記第2の動画のうち、低いフレームレートの方の動画の動画データに、前記挿入フレーム生成機能により生成された挿入フレームを挿入して、他方の動画の動画データとフレーム単位で順次合成することによって、前記合成動画の画像データを生成する合成機能であって、
前記挿入フレーム生成機能によって生成された各挿入フレームを、前記第2の動画のフレーム間における前記主要被写体像領域の移動を補間するように前記第1の動画の各フレームに挿入して、合成する合成機能と、
前記合成機能によって生成された前記合成動画の画像データを、新たな動画の画像データとして記録する記録機能と、を実現させるためのプログラム。
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