JP2011192760A - 半導体装置および半導体装置の製造方法 - Google Patents
半導体装置および半導体装置の製造方法 Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】 本発明の半導体装置10は、電極パッド11と、複数の信号伝送電極12a、12bおよび12cと、複数の伝送線路13、14および15とを有し、前記電極パッド11と前記各信号伝送電極12a、12bおよび12cとは、前記各伝送線路13、14および15により電気的に接続され、前記複数の伝送線路13、14および15の少なくとも一本は、その線路長が他の伝送線路14以上であり、前記線路長が他の伝送線路以上である伝送線路13および15は、その一部または全部が空中配線され、前記空中配線された伝送線路13aおよび15aが、マイクロストリップラインであることを特徴とする。
【選択図】 図1
Description
電極パッドと、信号伝送電極と、伝送線路とを有し、
前記信号伝送電極および前記伝送線路は、複数であり、
前記電極パッドと前記各信号伝送電極とは、前記各伝送線路により電気的に接続され、
前記複数の伝送線路の少なくとも一本は、その線路長が他の伝送線路以上であり、
前記線路長が他の伝送線路以上である伝送線路は、その一部または全部が空中配線され、
前記空中配線された伝送線路が、マイクロストリップラインであることを特徴とする。
電極パッドを形成する電極パッド形成工程と、
複数の信号伝送電極を形成する信号伝送電極形成工程と、
前記電極パッドと前記各信号伝送電極とを、複数の各伝送線路を配線することにより電気的に接続する伝送線路配線工程とを含み、
前記伝送線路配線工程において、
前記複数の伝送線路の少なくとも一本は、その線路長が他の伝送線路以上であり、
前記線路長が他の伝送線路以上である伝送線路の一部または全部を、マイクロストリップラインである空中配線とすることを特徴とする。
本実施形態の半導体装置は、マルチフィンガー型の電界効果トランジスタ(FET:Field Effect Transistor)である。本実施形態のFETにおいて、前記信号伝送電極であるゲートフィンガー(ゲート電極)の数は、3本である。
λnew:物質内を伝搬する信号の波長
Er:比誘電率
図2に、本実施形態のFETの一例の構成を示す。図2(a)は、本実施形態のFETの斜視図である。図2(b)は、図2(a)に示すFETのII−II方向に見た断面図である。図示のとおり、このFET20は、電極パッドであるゲートパッド11と、4本のゲートフィンガー22a、22b、22cおよび22dと、4本の伝送線路23、24a、24bおよび25とを有する。ゲートパッド11並びに4本のゲートフィンガー22a、22b、22cおよび22dは、半導体層17上に設けられている。さらに、半導体層17上には、ドレイン電極28a、28bおよび28c並びにソース電極29aおよび29bが設けられている。半導体層17は、半導体基板16上に形成されている。ゲートフィンガー12aは、ドレイン電極28aとソース電極29aとの間に配置されている。ゲートフィンガー22bは、ソース電極29aとドレイン電極28bとの間に配置されている。ゲートフィンガー22cは、ドレイン電極28bとソース電極29bとの間に配置されている。ゲートフィンガー22dは、ソース電極29bとドレイン電極28cとの間に配置されている。本実施形態のFETにおいて、ゲートフィンガー22aとゲートフィンガー22dとは、ゲートパッド11の中心とドレイン電極28bの中心とを通る直線21aを中心に、対称となるように配置されている(図2(a)において、左右対称)。また、ゲートフィンガー22bとゲートフィンガー22cとは、直線21aを中心に、対称となるように配置されている(図2(a)において、左右対称)。
図4の断面図に、本実施形態のFETの一例の構成を示す。図示のとおり、このFET30は、5本の伝送線路33a、34a、34b、34c及び35aを有する。なお、図示していないが、このFET30は、ゲートパッドと前記5本の伝送線路に対応する本数のゲートフィンガーとを有する。伝送線路34aの下には、絶縁のために、誘電体層20cが形成されている。伝送線路34aは、この誘電体層20c上に配線されている。
前記信号伝送電極および前記伝送線路は、複数であり、
前記電極パッドと前記各信号伝送電極とは、前記各伝送線路により電気的に接続され、
前記複数の伝送線路の少なくとも一本は、その線路長が他の伝送線路以上であり、
前記線路長が他の伝送線路以上である伝送線路は、その一部または全部が空中配線され、
前記空中配線された伝送線路が、マイクロストリップラインであることを特徴とする半導体装置。
複数の信号伝送電極を形成する信号伝送電極形成工程と、
前記電極パッドと前記各信号伝送電極とを、複数の各伝送線路を配線することにより電気的に接続する伝送線路配線工程とを含み、
前記伝送線路配線工程において、
前記複数の伝送線路の少なくとも一本は、その線路長が他の伝送線路以上であり、
前記線路長が他の伝送線路以上である伝送線路の一部または全部を、マイクロストリップラインである空中配線とすることを特徴とする半導体装置の製造方法。
前記線路長が他の伝送線路以上である伝送線路を、他の伝送線路と異なる実効比誘電率を有する伝送線路とすることを特徴とする付記7または8に記載の半導体装置の製造方法。
前記電極パッドを、ゲートパッドおよびドレインパッドの少なくとも一方とし、
前記信号伝送電極形成工程において、
前記信号伝送電極を、ゲートフィンガーおよびドレインフィンガーの少なくとも一方とすることを特徴とする付記11に記載の半導体装置の製造方法。
11 ゲートパッド(電極パッド)
12a、12b、12c、22a、22b、22c、22d ゲートフィンガー(信号伝送電極)
13、14、15、23、23b、24a、24b、25、25b、34a 伝送線路
13a、15a、23a、24c、25a、33a、34b、34c、35a 空中配線されたマイクロストリップライン
16 半導体基板
17 半導体層
18a、18b、28a、28b、28c ドレイン電極
19a、19b、29a、29b ソース電極
20、20a、20b、20c 誘電体層
21、21a 直線
Claims (10)
- 電極パッドと、信号伝送電極と、伝送線路とを有し、
前記信号伝送電極および前記伝送線路は、複数であり、
前記電極パッドと前記各信号伝送電極とは、前記各伝送線路により電気的に接続され、
前記複数の伝送線路の少なくとも一本は、その線路長が他の伝送線路以上であり、
前記線路長が他の伝送線路以上である伝送線路は、その一部または全部が空中配線され、
前記空中配線された伝送線路が、マイクロストリップラインであることを特徴とする半導体装置。 - 前記各伝送線路下に、実効比誘電率の異なる誘電体層が配置されていることを特徴とする請求項1記載の半導体装置。
- 前記線路長が他の伝送線路以上である伝送線路が、他の伝送線路と異なる実効比誘電率を有する伝送線路であることを特徴とする請求項1または2記載の半導体装置。
- 前記電極パッドから前記各信号伝送電極までの位相変化量が揃っていることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の半導体装置。
- 電界効果トランジスタであることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の半導体装置。
- 前記電極パッドが、ゲートパッドおよびドレインパッドの少なくとも一方であり、前記信号伝送電極が、ゲートフィンガーおよびドレインフィンガーの少なくとも一方であることを特徴とする請求項5記載の半導体装置。
- 電極パッドを形成する電極パッド形成工程と、
複数の信号伝送電極を形成する信号伝送電極形成工程と、
前記電極パッドと前記各信号伝送電極とを、複数の各伝送線路を配線することにより電気的に接続する伝送線路配線工程とを含み、
前記伝送線路配線工程において、
前記複数の伝送線路の少なくとも一本は、その線路長が他の伝送線路以上であり、
前記線路長が他の伝送線路以上である伝送線路の一部または全部を、マイクロストリップラインである空中配線とすることを特徴とする半導体装置の製造方法。 - さらに、前記各伝送線路下に、実効比誘電率の異なる誘電体層を配置する誘電体層配置工程を含むことを特徴とする請求項7記載の半導体装置の製造方法。
- 前記伝送線路配線工程において、
前記線路長が他の伝送線路以上である伝送線路を、他の伝送線路と異なる実効比誘電率を有する伝送線路とすることを特徴とする請求項7または8記載の半導体装置の製造方法。 - 前記電極パッドから前記各信号伝送電極までの位相変化量を揃えることを特徴とする請求項7から9のいずれか一項に記載の半導体装置の製造方法。
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JP2010056777A JP2011192760A (ja) | 2010-03-12 | 2010-03-12 | 半導体装置および半導体装置の製造方法 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7441287B2 (ja) | 2018-04-24 | 2024-02-29 | ローム株式会社 | 半導体装置 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0729918A (ja) * | 1993-07-08 | 1995-01-31 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 高周波電界効果トランジスタ |
JPH0730401A (ja) * | 1993-07-15 | 1995-01-31 | Nec Corp | 半導体集積回路 |
JPH0766222A (ja) * | 1993-08-31 | 1995-03-10 | Fujitsu Ltd | 電界効果トランジスタ |
JPH0964610A (ja) * | 1995-08-23 | 1997-03-07 | Mitsubishi Electric Corp | 整合回路 |
-
2010
- 2010-03-12 JP JP2010056777A patent/JP2011192760A/ja active Pending
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