JP2011190825A - 流体管継手装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】流体管継手装置2は、流体管1の管端部部分1aが挿入される受口3aを有する継手本体3と、抜け出防止体4と、止水リング5とを備える。抜け出防止体4は、管端部部分後部1bの外周に、管端側に移動不能に嵌められる。止水リング5は、受口3aに設けられて、管端部部分前部1cに密接する。受口3aには、抜け出防止体4付きの管端部部分1aである接続端部1xが、受口3aから抜け出ないように、抜け出規制部3bが設けられ、継手本体3には、接続端部1xが受口3aよりも奥方へ進入しないように、進入規制部3cが設けられる。管端部部分前部1cが止水リング5に接する範囲内で、接続端部1xが、受口3aの軸心方向Wに移動可能となるように、抜け出規制部3bと進入規制部3cとが軸心方向Wの隔たった位置に設けられる。
【選択図】 図1
Description
請求項1に記載の発明に係る流体管継手装置は、継手本体と、抜け出防止体と、止水リングとを備える。ここにおいて、継手本体は、流体管の管端部部分が挿入される筒状の受口を有する。抜け出防止体は、前記管端部部分が前記受口から抜け出るのを防止すべく、その管端部部分における管端から離れた管端部部分後部の外周に、少なくとも管端側に移動不能に嵌められる。止水リングは、前記受口に設けられて、前記管端部部分における前記管端部部分後部よりも管端側の管端部部分前部に密接してその管端部部分前部と前記受口との間を止水する。また、前記受口には、前記抜け出防止体付きの前記管端部部分である接続端部が、前記受口から抜け出ないように、前記抜け出防止体と対向して前記接続端部の抜け出方向の移動を止める、抜け出規制部が設けられる。そして、前記継手本体には、前記接続端部が前記受口よりも奥方へ進入しないように、前記接続端部と対向してその接続端部の進入方向の移動を止める、進入規制部が設けられる。そこで、前記管端部部分前部が前記止水リングに接する範囲内で、前記接続端部が、前記受口内において相反する方向の前記抜け出方向と前記進入方向とを含めた前記受口の軸心方向に移動可能となるように、前記受口が前記軸心方向に長く形成されるとともに、前記抜け出規制部と前記進入規制部とが前記軸心方向の隔たった位置に設けられる。
1a 管端部部分
1b 管端部部分後部
1c 管端部部分前部
1x 接続端部
2 流体管継手装置
3 継手本体
3a 受口
3b 抜け出規制部
3c 進入規制部
3d 固定部材取付部
4 抜け出防止体
5 止水リング
6 コア部材
7 固定部材
W1 抜け出方向
W2 進入方向
W 軸心方向
Claims (11)
- 流体管の管端部部分が挿入される筒状の受口を有する継手本体と、
前記管端部部分が前記受口から抜け出るのを防止すべく、その管端部部分における管端から離れた管端部部分後部の外周に、少なくとも管端側に移動不能に嵌められる、抜け出防止体と、
前記受口に設けられて、前記管端部部分における前記管端部部分後部よりも管端側の管端部部分前部に密接してその管端部部分前部と前記受口との間を止水する、止水リングとを、備え、
前記受口には、前記抜け出防止体付きの前記管端部部分である接続端部が、前記受口から抜け出ないように、前記抜け出防止体と対向して前記接続端部の抜け出方向の移動を止める、抜け出規制部が設けられるとともに、
前記継手本体には、前記接続端部が前記受口よりも奥方へ進入しないように、前記接続端部と対向してその接続端部の進入方向の移動を止める、進入規制部が設けられ、かつ、
前記管端部部分前部が前記止水リングに接する範囲内で、前記接続端部が、前記受口内において相反する方向の前記抜け出方向と前記進入方向とを含めた前記受口の軸心方向に移動可能となるように、前記受口が前記軸心方向に長く形成されるとともに、前記抜け出規制部と前記進入規制部とが前記軸心方向の隔たった位置に設けられることを特徴とする流体管継手装置。 - 前記抜け出防止体は、前記管端部部分後部の外周に、管端側に移動不能、かつ、反管端側に移動可能に嵌められ、
前記進入規制部は、前記管端部部分の端面、または、その管端部部分に挿入されるコア部材の先端面に当接する、当接部からなることを特徴とする、請求項1に記載の流体管継手装置。 - 前記抜け出防止体は、前記管端部部分後部の外周に、管端側に移動不能、かつ、反管端側に移動不能に嵌められることを特徴とする、請求項1に記載の流体管継手装置。
- 前記受口は、前記進入規制部によって前記進入方向の移動を止められた前記接続端部における前記抜け出防止体の後面に当接して前記接続端部の前記抜け出方向の移動を止める固定部材が、着脱可能に取り付けられる、固定部材取付部を有することを特徴とする、請求項1ないし3のいずれか1項に記載の流体管継手装置。
- 前記受口は、前記抜け出規制部によって前記抜け出方向の移動を止められた前記接続端部における前記抜け出防止体の前面に当接して前記接続端部の前記進入方向の移動を止める固定部材が、着脱可能に取り付けられる、固定部材取付部を有することを特徴とする、請求項3に記載の流体管継手装置。
- 前記受口は、前記軸心方向の移動の途中に位置する前記接続端部における前記抜け出防止体の後面に当接して前記接続端部の前記抜け出方向の移動を止める第1固定部材が、着脱可能に取り付けられる、第1固定部材取付部を有し、かつ、前記第1固定部材によって前記抜け出方向の移動を止められた前記接続端部における前記抜け出防止体の前面に当接して前記接続端部の前記進入方向の移動を止める第2固定部材が、着脱可能に取り付けられる、第2固定部材取付部を有することを特徴とする、請求項3に記載の流体管継手装置。
- 前記管端部部分は、その管端部部分に前記抜け出防止体が付設された前記接続端部の状態で、前記受口に挿入されることを特徴とする、請求項1ないし6のいずれか1項に記載の流体管継手装置。
- 前記管端部部分は、前記抜け出防止体が装着された前記受口に対して挿入されることを特徴とする、請求項2に記載の流体管継手装置。
- 前記抜け出防止体は、前記受口内で、前記管端部部分とともに回動可能となっていることを特徴とする、請求項1ないし8のいずれか1項に記載の流体管継手装置。
- 前記抜け出防止体は、筒状の外殻と、その外殻の内側に設けられて前記流体管を係止する抜止めリングとを備え、その抜止めリングが、前記外殻内で、前記管端部部分とともに回動可能となっていることを特徴とする、請求項1ないし8のいずれか1項に記載の流体管継手装置。
- 前記抜け出防止体は、前記受口の内側に設けられて前記流体管を係止する抜止めリングを備え、その抜止めリングが、前記受口内で、前記管端部部分とともに回動可能となっていることを特徴とする、請求項1ないし8のいずれか1項に記載の流体管継手装置。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52166116U (ja) * | 1976-06-10 | 1977-12-16 | ||
JPS5921187U (ja) * | 1982-07-30 | 1984-02-08 | 前沢給装工業株式会社 | 伸縮継手のブレ−キ機構 |
JPH10281370A (ja) * | 1997-04-09 | 1998-10-23 | Suido Gijutsu Kaihatsu Kiko:Kk | 伸縮揺動管継手 |
JP2009058018A (ja) * | 2007-08-30 | 2009-03-19 | Asahi Organic Chem Ind Co Ltd | 防塵カバー付伸縮管継手 |
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JP2009058018A (ja) * | 2007-08-30 | 2009-03-19 | Asahi Organic Chem Ind Co Ltd | 防塵カバー付伸縮管継手 |
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