JP2011189940A - ストリップパック製造装置 - Google Patents

ストリップパック製造装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2011189940A
JP2011189940A JP2010055142A JP2010055142A JP2011189940A JP 2011189940 A JP2011189940 A JP 2011189940A JP 2010055142 A JP2010055142 A JP 2010055142A JP 2010055142 A JP2010055142 A JP 2010055142A JP 2011189940 A JP2011189940 A JP 2011189940A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
strip
strip tape
tape
manufacturing apparatus
bag
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2010055142A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Yamamoto
晃 山本
Masayuki Yamane
雅行 山根
Yusuke Kiyota
勇祐 清田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ishida Co Ltd
Original Assignee
Ishida Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ishida Co Ltd filed Critical Ishida Co Ltd
Priority to JP2010055142A priority Critical patent/JP2011189940A/ja
Publication of JP2011189940A publication Critical patent/JP2011189940A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Making Paper Articles (AREA)

Abstract

【課題】ユーザーの力加減に関わらず袋とストリップテープとを確実に接着させることを可能にするストリップパック製造装置を提供する。
【解決手段】ストリップパック製造装置は、高温部材と、駆動部と、予熱空間形成部とを備える。高温部材は、ストリップテープに重ねられた袋の一部分と、ストリップテープとに熱を加えて圧着させる。駆動部は、高温部材をストリップテープに近づけ、また、高温部材をストリップテープから遠ざける。予熱空間形成部は、高温部材が、駆動部によってストリップテープから遠ざけられて第1の位置で待機しているときに、高温部材とストリップテープとの間に、高温部材の熱を溜めてストリップテープを予熱する予熱空間を形成する。これにより、ストリップテープを予熱した後、ストリップテープと袋の一部分とを圧着させるため、ストリップテープに袋を確実に接着させることができる。
【選択図】図3A

Description

本発明は、ストリップパック製造装置に関する。
従来から、スーパーやコンビニにおいて、商品を吊り下げて陳列する吊下げ陳列が採用されている。吊下げ陳列に適した形態として、ストリップパックが知られている。ストリップパックとは、スナック菓子等の物品を充填した袋(パッケージ)を、複数個ストリップテープ(帯体)に貼り付けたものである。ストリップパックの製造装置としては、例えば、特許文献1(特開2005−313967号公報)に示すように、物品を充填した袋を製造する製袋部と、製袋部によって製造された袋をストリップに取り付ける取り付け部とを備え、ストリップパックを自動的に製造できるような装置が提案されている。
ここで、上述したように、自動的にストリップパックを製造する装置は、一般的に大型であるため、小規模店舗に設置することは困難であった。一方、ストリップパックを手作業で製造する場合、ユーザーの力加減によって、袋とストリップテープとが十分に接着されない場合がある。
本発明の課題は、ユーザーの力加減に関わらず袋とストリップテープとを確実に接着させることを可能にするストリップパック製造装置を提供することにある。
本発明に係るストリップパック製造装置は、高温部材と、駆動部と、予熱空間形成部とを備える。高温部材は、ストリップテープに重ねられた袋の一部分と、ストリップテープとに熱を加えて圧着させる。駆動部は、高温部材をストリップテープに近づける。また、駆動部は、高温部材をストリップテープから遠ざける。予熱空間形成部は、高温部材が、第1の位置で待機しているときに、高温部材とストリップテープとの間に、高温部材の熱を溜めて予熱空間を形成する。第1の位置は、駆動部によってストリップテープから遠ざけられた高温部材が待機する場所である。予熱空間はストリップテープを予熱する空間である。
本発明に係るストリップパク製造装置では、ストリップテープを予熱した後、ストリップテープと袋の一部分とを圧着させるため、ストリップテープに袋を確実に接着させることができる。
また、第1の位置は、ストリップテープの上方または下方にあり、予熱空間形成部は、予熱空間を側方から囲む、少なくとも三つの面を含むことが好ましい。
これにより、高温部材の熱を効果的に溜めることができる。
さらに、予熱空間形成部は、ストリップテープの下方に形成され、ストリップテープの下方にある第1の位置で待機する高温部材は、上方に移動して、ストリップテープと袋の一部分とを圧着することが好ましい。
これにより、ストリップテープの予熱およびストリップテープへの加熱を適宜切り替えることができる。
また、予熱空間を側方から囲む三つの面は、ストリップテープの搬送方向に交差する第1面を含み、第1面は高温部材に対して90度以上傾いて予熱空間の側方に設けられることが好ましい。
ストリップテープの搬送方向に交差する第1面が、高温部材に対して90度以上傾いて予熱空間の側方に設けられるため、高温部材によって熱せられたストリップテープをスムーズに下流に搬送することができる。
さらに、ストリップパック製造装置は、さらに第1の台を備え、第1の台がセンサを有することが好ましい。センサは、予熱空間形成部によって予熱されたストリップテープ上にユーザーによって袋が置かれたことを検知する。
袋がストリップテープ上に置かれたことが検知されるので、ユーザーが所望する位置で駆動部を動作させ、袋とストリップテープとを圧着させることができる。
また、ストリップパック製造装置は、さらに冷却部を備えることが好ましい。冷却部は、高温部材によって熱が加えられたストリップテープに接触してストリップテープを冷却する。これにより、袋を強固にストリップテープに接着させることができる。
さらに、第1の台は、水平方向であり、かつ、駆動部によってストリップテープに近づけられた高熱部材の幅方向両側に配置され、冷却部は、第1の台に対して傾斜させた金属部材からなることが好ましい。
これにより、省スペースでストリップテープを効果的に冷却することができる。
また、高温部材は、上下方向に伸びるブロック型のヒーターであり、ヒーターからの熱を遮断する断熱機構をさらに備えることが好ましい。断熱機構は、所定の間隔をあけてブロック型のヒーターを側方から覆うことが好ましい。また、断熱機構は、ヒーターの上端側の間隔がヒーターの下端側の間隔より狭くなるように、ヒーターに対して傾く第2面を有することが好ましい。
これにより、ヒーターの熱を断熱機構がヒーターの上端側に誘導する。また、ヒーターの上端側に配置された予熱空間に効率よく熱を集めることができる。
さらに、断熱部材は、第1の台および冷却部によって囲まれる内部空間に設置されることが好ましい。これにより、冷却部への伝熱を抑制することができる。
さらに、断熱機構は、断熱部材を含んでもよい。断熱部材は、ヒーターから第2面への伝熱を低減させる。第2面と第一の台および/または冷却部との間に空気層が形成されるため、ヒーターにより温められた断熱部材から、第一の台及び冷却部への伝熱を低減させることができる。
さらに、ストリップパック製造装置は、内部空間に設置されるファンを備えてもよい。ファンは内部空間における空気の流れを生成する。ファンによって空気の流れが生成されるので、内部空間の熱を外部へと放出する事ができる。また、効果的に第一の台及び冷却部の温度を下げることができる。
本発明に係るストリップパック製造装置は、ユーザーの力加減に関わらず袋とストリップテープとを確実に接着させることを可能にする。
本発明の一実施形態に係るストリップパック製造装置の外観斜視図である。 本発明の一実施形態に係るストリップパック製造装置の平面図である。 ストリップパック製造装置によって製造されストリップパックの正面図である。 ストリップパック製造装置によって製造されストリップパックの左側面図である。 図1BのIII−III断面図である。 図3Aの部分拡大図である。 搬送機構の部分拡大図である。 着脱可能ユニットの正面図である。 着脱可能ユニットの背面図である。 図1BのVII−VII断面図である。 図1BのVIII−VIII断面図である。 カッターの例を示す図である。 ストリップパックのヘッダーの例を示す図である。 孔あけ部材の例を示す図である。 ヒートシール機構の一部構成および冷却機構を示す斜視図である。 ヒートシール機構の一部構成および冷却機構を示す斜視図である。 ヒートシール機構の一部構成および冷却機構(ケーシング)の内部の構成を示す斜視図である。 制御ブロックである。 カッター、孔あけ部材、および押さえ部材の動作を示す図である。 カッター、孔あけ部材、および押さえ部材の動作を示す図である。 カッター、孔あけ部材、および押さえ部材の動作を示す図である。 逆貼りのストリップパックの正面図である。 逆貼りのストリップパックの左側面図である。 変形例Hに係る孔あけ部材の例を示す図である。 変形例Aに係るカッターの例を示す図である。
以下、本発明の一実施形態に係るストリップパック製造装置を、図1A〜図16Cを用いて説明する。なお、以下の説明において、「上流」、「下流」とは、ストリップテープの搬送方向を基準にした方向を意味するものとする。
(1)全体構成
まず、図1Aに、ストリップパック製造装置10の外観斜視図、図1Bにストリップパック製造装置10の平面図をそれぞれ示す。
ストリップパック製造装置10は、図2Aおよび図2Bに示すような、吊下げ陳列が可能なストリップパック14を製造する装置である。ストリップパック14は、細長い帯体であるストリップテープ12と、当該ストリップテープ12に貼り付けられる複数の袋13,13,・・・とからなる。袋13には、ポテトチップス等の物品が充填されている。ストリップパック14は、複数の袋13,13,・・・を貼り付ける貼り付け部分と、孔120があけられたヘッダーとを有する。ストリップパック14は、当該孔120に、壁16に取り付けられたフック17などを引っ掛けて陳列される。
複数の袋13,13,・・・は、ストリップテープ12に、所定の間隔をあけて貼り付けられている。複数の袋13,13,・・・は、ストリップテープ12と部分的に接着するように貼り付けられる。具体的には、袋13の上部、より具体的には、袋13の上側シール部がストリップテープ12と部分的に接着される。ストリップテープ12には、袋13に用いられる素材よりも厚い素材が用いられる。ストリップテープ12の幅は、30mm、厚みは0.5mmである。ストリップパック製造装置10では、幅5mm〜50mmのストリップテープ12を用いることができる。
ストリップパック製造装置10では、順貼り(ストレート貼り)のストリップパック14が製造される。順貼りのストリップパック14は、ストリップテープ12に、袋13の裏面側の上部(上側シール部)が部分的に貼り付けられて形成されるストリップパックである(図2Aおよび図2B参照)。買い物客は、ストリップテープ12から所望の数の袋13を剥がして商品を購入する。
ストリップパック製造装置10は、ストリップテープ12を間欠的に繰り出し、吐き出し口18からストリップテープ12を吐き出す(図1参照)。また、ストリップパック製造装置10は、吐き出し口18に形成される隙間にユーザーが差し込んだ袋13を、ストリップテープ12と溶着させることで、ストリップパック14を製造する。
ストリップパック製造装置10は、図1Aおよび図1Bに示すように、本体20と、本体20に装着されて用いる着脱可能ユニット30とからなる。
本体20は、図1A、図1B、および図3Aのいずれかに示すように、テープロール保持部21、搬送機構22、ヒートシール機構23の一部、冷却機構(冷却部に相当)24、操作ボタン25およびディスプレイ26を有する。本体20は、さらに、本体20の各機構の動作を制御するためのプログラム等を記憶する記憶部27と、記憶部27に記憶された情報に基づいて各機構を制御する制御部28を有する。
一方、着脱可能ユニット30は、図3A、および図5から図8のいずれかに示すように、誘導機構31、手動駆動部32、クランプ機構33、切断機構34、孔あけ機構35、およびヒートシール機構23の一部を有する。
以下、各構成を詳細に説明する。
(2)詳細構成
(2−1)テープロール保持部
テープロール保持部21は、テープロール11を保持する。テープロール11は、ストリップテープ12を巻きつけたロールである。テープロール保持部21は、図1Aおよび図1Bに示すように、本体20の後側に配置されている。ストリップテープ12は、後述する搬送機構22の駆動に応じてテープロール11から繰り出されていく。なお、テープロール保持部21は、後述する搬送ローラ22cとの間でストリップテープ12にテンションを掛けるためのテンション機能や、逆回転防止機能を有する。
(2−2)搬送機構
搬送機構22は、テープロール11から繰り出されたストリップテープ12を受け取って、間欠的に下流へ送り出す機能を有する。搬送機構22は、図3Aに示すように、主として、第1支持ローラ22a、第2支持ローラ22b、および搬送ローラ22cとからなる。
(2−2−1)第1支持ローラおよび第2支持ローラ
第1支持ローラ22aおよび第2支持ローラ22bは、テープロール11から繰り出されるストリップテープ12を支持し、搬送ローラ22cに誘導する機能を有する。また、第1支持ローラ22aおよび第2支持ローラ22bは、ストリップテープ12に一定のテンションを掛ける機能を有する。
第1支持ローラ22aおよび第2支持ローラ22bは、それぞれ、ストリップテープ12の幅方向に伸びる。第1支持ローラ22aは、テープロール11の近傍に配置され、第2支持ローラ22bは、搬送ローラ22cの近傍に配置されている。第2支持ローラ22bは、搬送ローラ22cに対するストリップテープ12の接触面積を大きくするような位置に配置される。具体的に、第2支持ローラ22bは、第2支持ローラ22bから搬送ローラ22cに送られるストリップテープ12が、搬送ローラ22cに対して90度以上の接触角度で接触するように配置される。
また、第2支持ローラ22bの下流側近傍には手差しガイド29が設けられている。手差しガイド29は、テープロール11の交換時、ストリップテープ12を第2支持ローラ22bに引っ掛けるためのガイドである。手差しガイド29は、ストリップテープ12を第2支持ローラ22bの下側から上側に誘導する。手差しガイド29は、湾曲した面を有している。湾曲した面の先端は、ストリップテープ12の搬送方向上流側に傾いている。これにより、ストリップテープ12の先端を手差しガイド29に当てると、ストリップテープ12が折り返されて第2支持ローラ22bの下側に引っ掛けられる。
(2−2−2)搬送ローラ
搬送ローラ22cは、第1支持ローラ22aおよび第2支持ローラ22bによって誘導されたストリップテープ12を下流へ搬送する。図3Aから図4に示すように、搬送ローラ22cは、下側ローラ22caと、上側ローラ22cbとを有する。搬送ローラ22cは、下側ローラ22caと上側ローラ22cbとの間に形成される隙間にストリップテープ12を挟み込み、ストリップテープ12を保持する。また、搬送ローラ22cは、ストリップテープ12を下側ローラ22caと上側ローラ22cbとの間に形成される隙間に通過させることにより、ストリップテープ12の横断面を湾曲させる。
下側ローラ22caと上側ローラ22cbとの隙間には、搬送ローラ22cの中央部に形成される第1の隙間62と、搬送ローラ22cの中央部を挟む両側に形成される第2の隙間63,63とが含まれる。第1の隙間62は、搬送ローラ22cの中央部60a,60bによって形成される隙間である。第2の隙間63,63は、搬送ローラ22cの両側部61a,61a,61b,61bによって形成される隙間である。第1の隙間62は、第2の隙間63,63より狭くなっている。ストリップテープ12は、第1の隙間62において、下側ローラ22caおよび上側ローラ22cbの両方から力をかけられる。また、ストリップテープ12は、第2の隙間63,63において、下側ローラ22caおよび上側ローラ22cbに部分的に接する。以下、下側ローラ22caおよび上側ローラ22cbについて詳細に説明する。
(a)下側ローラ
下側ローラ22caは、搬送ローラ22cに含まれる2つのローラのうち、下方に配置されたローラである。下側ローラ22caは、ストリップテープ12の幅方向に伸びる駆動軸70を中心に回転する。駆動軸70は、搬送ローラ駆動部71によって駆動される。搬送ローラ駆動部71は、ステッピングモーターである。搬送ローラ駆動部71は、後述する制御部28によって設定された値に基づいて、駆動軸70を駆動する。
下側ローラ22caは、図4に示すように、駆動軸70に対して水平な面を有する中央部60aと、駆動軸70に対して傾斜する傾斜面を有する両側部61a,61aとからなる。下側ローラ22caの中央部60aの径は、一定である。また、下側ローラ22caの中央部60aの径は、下側ローラ22caの両側部61a,61aの径よりも大きい。下側ローラ22caの両側部61a,61aの径は、中央部60a側が最も大きく、両端側が最も小さい。具体的には、下側ローラ22caの両側部61a,61aの径は、下側ローラ22caの両端に向けて徐々に小さくなっている。すなわち、下側ローラ22caの径は、両端からだんだんと大きくなっていき、下側ローラ22caの中央部60aで最大となる。下側ローラ22caの中央部60aおよび両側部61a,61aによって、下側ローラ22caには、中心部が突出した凸部が形成される。下側ローラ22caに形成される凸部によって、ストリップテープ12の横断面に湾曲部が形成される。
下側ローラ22caの中央部60aの周囲には、滑り止め部材65が取り付けられている。滑り止め部材65は、弾性部材であり、例えば、天然ゴム系の素材やウレタンゴム系の素材である。ゴムは、硬度が30度〜90度のものが好ましい。より好ましいゴムの硬度は、50度から80度の範囲である。
(b)上側ローラ
上側ローラ22cbは、搬送ローラ22cに含まれる2つのローラのうち、上方に配置されたローラである。上側ローラ22cbは、ストリップテープ12の幅方向に伸びる回転軸72を中心に回転する。回転軸72の両端は、図示しないバネにより、下方向に力F1が加えられている(図4参照)。上側ローラ22cbに下方向の力Fを加えることで、ストリップテープ12に対する上側ローラ22cbのグリップ力を確保する。
上側ローラ22cbは、回転軸72に対して水平な面を有する中央部60bと、回転軸72に対して傾斜する傾斜面を有する両側部61b,61bとからなる。上側ローラ22cbの中央部60bの径は、一定である。また、上側ローラ22cbの中央部60bの径は、上側ローラ22cbの両側部61b,61bの径よりも小さい。上側ローラ22cbの両側部61b,61bの径は、中央部60b側が最も小さく、両端側が最も大きい。具体的には、上側ローラ22cbの両側部61b,61bの径は、上側ローラ22cbの両端に向けて徐々に大きくなっている。すなわち、上側ローラ22cbの径は、両端からだんだんと小さくなっていき、上側ローラ22cbの中央部60bで最小となる。上側ローラ22cbの中央部60bおよび両側部61b,61bによって、上側ローラ22cbには、下側ローラ22caの凸部に対向する凹部が形成される。
(2−3)誘導機構
誘導機構31は、搬送ローラ22cによって搬送されたストリップテープ12を、切断機構34および孔あけ機構35へと誘導する機構である。誘導機構31は、搬送ローラ22cの下流に位置し、後述する切断機構34および孔あけ機構35の上流に位置する。具体的には、誘導機構31は、着脱可能ユニット30に形成される狭小の隙間である。当該狭小の隙間の形状は、上流から下流にかけて徐々に変形され、かつ、隙間の高さも徐々に小さくなっている。これにより、誘導機構31は、搬送ローラ22cによって湾曲したストリップテープ12を段階的に水平状態に変形していく。
図6から図8を用いて、誘導機構31を詳細に説明する。図6は、着脱可能ユニット30の背面を示す図である。図7は、図1BにおけるVII−VII断面図であり、図8は、図1BにおけるVIII−VIII断面図である。図6は、誘導機構31の入り口の形状を示す。図8は、誘導機構31の出口における誘導機構31の形状を示す。図7は、中流における誘導機構31の形状を示す。
誘導機構31の入り口では、図6に示すように、最も屈曲した形状の隙間が形成されている。その後、誘導機構31の中流では、図7に示すように、ストリップテープ12の横断面が水平に近い形状になるように、屈曲の程度を小さくした隙間が形成されている。また、誘導機構31の中流では、中央部分の隙間の高さが、ストリップテープ12を一枚通過させることができる程度である。また、上流で形成される隙間に比べて、水平部分が多い。さらに、誘導機構31の出口では、図8に示すように、中流で形成される隙間に比べて、水平部分がさらに多く、屈曲の程度がさらに小さい隙間が形成されている。
(2−4)手動駆動部
手動駆動部32は、後述する、切断機構34、孔あけ機構35、およびクランプ機構33を手動で駆動させる。手動駆動部32は、図1A、図1B、および図5等に示すように、着脱可能ユニット30に設けられている。手動駆動部32は、第1手動駆動部32aと第2手動駆動部32bとを有する。
第1手動駆動部32aは、孔あけ機構35の孔あけ部材駆動部35cおよびクランプ機構33の押さえ部材駆動部33bと連結されており、第2手動駆動部32bは、切断機構34のカッター駆動部34bと連結されている。
第1手動駆動部32aは、単独で操作可能である。一方、第2手動駆動部32bは、第1手動駆動部32aと共に操作可能である。すなわち、第2手動駆動部32bを操作すると、第1手動駆動部32aも併せて動作する。
なお、手動駆動部32を駆動することにより、各機構33,34,35は、異なるタイミングでストリップテープ12に接する。具体的には、第1手動駆動部32aが駆動されると、クランプ機構33がストリップテープ12に接してストリップテープ12を押さえ、次に孔あけ機構35がストリップテープ12に孔120をあける。また、第2手動駆動部32b(または、第1手動駆動部32aおよび第2手動駆動部32bの両方)が駆動されると、まず初めに、クランプ機構33がストリップテープ12に接してストリップテープ12を押さえ、次に切断機構34がストリップテープ12を切断し、その後、孔あけ機構35がストリップテープ12に孔120をあける。
(2−5)クランプ機構
クランプ機構33は、搬送ローラ22cから搬送されたストリップテープ12を部分的に押さえつける部材である。クランプ機構33は、着脱可能ユニット30において、切断機構34および孔あけ機構35の下流側に配置される。また、クランプ機構33は、吐き出し口18の近傍に配置される。クランプ機構33は、押さえ部材33aと、押さえ部材駆動部33bとからなる。
押さえ部材33aは、ストリップテープ12に当接してストリップテープ12を押さえつける部材である。押さえ部材33aは、ストリップテープ12の幅方向に伸びる。また、押さえ部材33aは、ストリップテープ12に接触する先端部を有する。先端部にはクッション性のある部材が取り付けられている。クッション性のある部材には、例えば、スポンジが含まれる。押さえ部材33aは、クッション性のある部材を介してストリップテープ12を押さえる。
押さえ部材駆動部33bは、押さえ部材33aを駆動させる。押さえ部材駆動部33bは、上述したように、第1手動駆動部32aと連結されている。したがって、第1手動駆動部32aが操作されることにより、押さえ部材駆動部33bは、押さえ部材33aを上下方向に動作させる。
(2−6)切断機構
切断機構34は、搬送ローラ22cから搬送されたストリップテープ12を切断する。詳細には、切断機構34は、後述の制御部28によって算出される切断部位81(図2B参照)を切断することにより、袋が取り付けられたストリップテープ12を、後続のストリップテープ12から切り離す。切断機構34は、着脱可能ユニット30において、誘導機構31の下流に配置される。また、切断機構34は、図3Aに示すように、搬送機構22とクランプ機構33との間に配置される。
切断機構34は、カッター34aと、カッター駆動部34bとからなる。カッター34aは、ストリップテープ12に当接してストリップテープ12を切断する部材である。カッター34aは、図3Bに示すように、上述の押さえ部材33aおよび後述の孔あけ部材35bの上流に配置されている。カッター34aは、押さえ部材33aがストリップテープ12を押さえつけた後、ストリップテープ12を切断する。すなわち、押さえ部材33aと搬送ローラ22cとでストリップテープ12を搬送方向に拘束した状態で、カッター34aは、ストリップテープ12を切断する(図16B参照)。
カッター34aは、図9に示すように、ストリップテープ12の幅方向に伸びた形状であり、ストリップテープ12に交差する方向に配置される。また、カッター34aは、ストリップテープ12の両側部近傍を先に押し付けた後にストリップテープ12を切断するように、ギザギザな形状の先端を有する。
カッター駆動部34bは、上述した第2手動駆動部32bと連結されている。カッター駆動部34bは、第2手動駆動部32bの駆動に応じて、カッター34aを駆動させる。詳細には、第2手動駆動部32bが駆動することにより、カッター駆動部34bは、カッター34aを上下方向に動作させる。すなわち、第2手動駆動部32bの駆動に応じて、カッター34aは、ストリップテープ12に接近し、ストリップテープ12の両側部近傍に接してストリップテープ12を押さえつけた後、ストリップテープ12を切断する。
(2−7)孔あけ機構
孔あけ機構35は、搬送ローラ22cから搬送されたストリップテープ12に孔120をあける。当該孔120は、ストリップパック14の陳列時にフック17等をひっかけるための孔である。具体的には、孔あけ機構35は、ストリップテープ12を部分的に切断して、孔120の外周を形成する。より具体的に、孔あけ機構35は、図10に示すように、円の底部分を残すようにストリップテープ12に切り目を入れ、孔120の外周を形成する。
孔あけ機構35もまた、図3Aに示すように、搬送機構22とクランプ機構33との間に配置される。具体的に、孔あけ機構35は、着脱可能ユニット30において、切断機構34の下流に配置される。
孔あけ機構35は、主として、水平台35aと、孔あけ部材35bと、孔あけ部材駆動部35cとを有する。
水平台35aは、搬送ローラ22cから搬送されたストリップテープ12が接触する台である。水平台35aには、孔35aaが形成されている。
孔あけ部材35bは、水平台35aに形成された孔35aaを貫通することにより、ストリップテープ12に孔120をあける部材である。孔あけ部材35bは、水平台35aの上方に配置されている。孔あけ部材35bは、図3Bに示すように、上述の押さえ部材33aおよびカッター34aの間に配置されている。孔あけ部材35bは、カッター34aによってストリップテープ12が切断された後、ストリップテープ12に孔120をあける。すなわち、押さえ部材33aによってストリップテープ12の一端が押さえつけられた状態で、ストリップテープ12に孔120をあける(図16C参照)。ここで、「カッター34aによってストリップテープ12が切断された後」には、ストリップテープ12が完全に切断された後と、ストリップテープ12が部分的に切断された後との両方が含まれる。すなわち、孔あけ部材35bは、ストリップテープ12が部分的に切断された後ストリップテープ12に孔120をあけてもよいし、ストリップテープ12が完全に切断された後ストリップテープ12に孔120をあけてもよい。好ましくは、ストリップテープ12が完全に切断され、後続のストリップテープ12と切り離された後に孔あけ部材35bによってストリップテープ12に孔120があけられる。
孔あけ部材35bは、図11に示すように、ギザギザの先端を有している。具体的には、突出した先端(三点)でストリップテープ12を押さえつけた後、ストリップテープ12に孔120の外周を形成する。
孔あけ部材駆動部35cは、上述した第1手動駆動部32aと連結されている。孔あけ部材駆動部35cは、第1手動駆動部32aの駆動に応じて、孔あけ部材35bを駆動させる。詳細には、第1手動駆動部32aが駆動することにより、または第2手動駆動部32bの駆動に伴って第1手動駆動部32aが駆動することにより、孔あけ部材駆動部35cは、孔あけ部材35bを上下方向に動作させる。すなわち、手動駆動部32の駆動に応じて、孔あけ部材35bは、水平台35a上のストリップテープ12に接近する。その後、孔あけ部材35bは、ストリップテープ12を三点で押さえ、水平台35aの孔35aaを貫通してストリップテープ12に孔120をあけ、その後水平台35aから離反する。
(2−8)ヒートシール機構
ヒートシール機構23は、ストリップテープ12と、ストリップテープ12に重ねられた袋13とに熱を加えて、ストリップテープ12と袋13とを圧着する。ヒートシール機構23は、図3Aおよび図12から図14のいずれかに示すように、主として、ヒーターブロック(高温部材に相当)23aと、ヒーターブロック駆動部23bと、押し付け部材23cと、予熱空間形成部23dと、貼り付け台(第1の台に相当)23eと、断熱機構23fと、ファン23gとを有する。
(2−8−1)ヒーターブロック
ヒーターブロック23aは、ストリップテープ12および袋13に熱を加える部材である。詳細には、ヒーターブロック23aは、最大温度が約200℃となる常時通電のヒーターである。ヒーターブロック23aは、本体20に取り付けられている。また、ヒーターブロック23aは、図3Aに示すように、搬送されているストリップテープ12の下方に配置されている。ヒーターブロック23aは上下方向に伸びた形状をしている(図3A参照)。ヒーターブロック23aは、後述するヒーターブロック駆動部23bによって上下方向に移動する。具体的に、ヒーターブロック23aは、ヒーターブロック駆動部23bによって、待機位置(第1の位置に相当)と、接触位置とを移動する。待機位置とは、ヒーターブロック23aが待機する場所である。接触位置とは、ヒーターブロック23aがストリップテープ12に接触する場所である。ヒーターブロック23aが待機位置にある場合、ヒーターブロック23aの上面はストリップテープ12から最も離れる。ヒーターブロック23aが接触位置に移動した場合、ヒーターブロック23aの上面は、ストリップテープ12および袋13を介して、後述する押し付け部材23cと接触する。すなわち、ヒーターブロック23aは、接触位置において、ストリップテープ12と袋13とを溶着させる。
なお、ヒーターブロック23aは、ストリップテープ12に接触する上面を有するトップ部と、トップ部に連結されたボトム部とから構成されており、トップ部はヒートシール機構23から取り外し可能な構成になっている。
(2−8−2)ヒーターブロック駆動部
ヒーターブロック駆動部23bは、後述する制御部28からの指令に応じて、ヒーターブロック23aを上下に移動させる。ヒーターブロック駆動部23bは、電磁コイルに電流を流すことにより発生する磁力を応用し、電気的エネルギーを機械的エネルギーへ変換する機構部品である。具体的に、ヒーターブロック駆動部23bは、ソレノイドである。ヒーターブロック駆動部23bは、本体20に取り付けられている。詳細には、ヒーターブロック駆動部23bは、図3Aおよび図14に示すように、後述する冷却機構24の内部に配置されている。ヒーターブロック駆動部23bの周囲には、後述する断熱機構23f、およびファン23gが配置される。
(2−8−3)押し付け部材
押し付け部材23cは、接触位置に移動したヒーターブロック23aが、ストリップテープ12および袋13を押し付ける部材である。ストリップテープ12および袋13は、押し付け部材23cとヒーターブロック23aとの間に挟まれて圧着される。押し付け部材23cは、ストリップテープ12を挟んでヒーターブロック23aの上方に配置される(図3Aおよび図13参照)。押し付け部材23cは、着脱可能ユニット30に取り付けられている。押し付け部材23cは、ヒーターブロック23aが接触位置に移動してストリップテープ12に接触する際、袋13およびストリップテープ12を介してヒーターブロック23aと接触する。
(2−8−4)予熱空間形成部
予熱空間形成部23dは、ストリップテープ12を予熱するための予熱空間を形成する。予熱空間形成部23dは、図3Aに示すように、ストリップテープ12の下方に形成される。詳細には、予熱空間形成部23dは、ストリップテープ12と、待機位置で待機しているヒーターブロック23aの上面との間に、ヒーターブロック23aの熱を溜めることにより、ストリップテープ12の予熱空間を形成する。
予熱空間形成部23dは、ストリップテープ12と、待機位置にあるヒーターブロック23aの上面との間の空間を側方から取り囲む少なくとも三つの面を含む。三つの面には、図12から図14のいずれかに示す、第1側壁23daおよび第2側壁23dbと、図12〜図14に示す傾斜側壁(第1面に相当)23dcとが含まれる。第1側壁23daおよび第2側壁23dbは、ヒーターブロック23aの上面の幅方向両側に配置される。また、第1側壁23daおよび第2側壁23dbは、ヒーターブロック23aの待機位置から後述する貼り付け台23eの水平な面に対して垂直に伸びる。傾斜側壁23dcは、ストリップテープ12の搬送方向に対して、ヒーターブロック23aの下流側に配置される。傾斜側壁23dcは、ストリップテープ12の搬送方向に交差する。また、傾斜側壁23dcは、ヒーターブロック23aの待機位置から後述する貼り付け台23eの水平な面に対して伸びる。このとき、傾斜側壁23dcは、ヒーターブロック23aの上面に対して90度以上傾けて設けられる。
(2−8−5)貼り付け台
貼り付け台23eは、ユーザーが袋13をストリップテープ12に貼り付ける際に用いる台である。貼り付け台23eは、水平な面を有する。水平な面は、図12および図13に示すように、ヒーターブロック23aを取り囲むように配置される。貼り付け台23eには、センサ50が設けられている。具体的に、センサ50は、ヒーターブロック23aを挟むように、貼り付け台の幅方向両側にそれぞれ設けられている。センサ50は、ストリップテープ12に重ねられた袋13を検知する。二つのセンサ50,50が袋13を検知すると、制御部28に信号が送信される。制御部28は、センサ50,50から送られる信号に基づいて、ヒーターブロック駆動部23bを制御する。
(2−8−6)断熱機構
断熱機構23fは、ヒーターブロック23aからの熱を遮断する機構である。断熱機構23fは、主として、ヒーターブロック23aの周囲を覆う断熱部材23faと、断熱部材23faの外側に配置されてヒーターブロック23aの側方を覆うインナーカバー23fbとを有する。インナーカバー23fbは、ステンレス製の部材である。インナーカバー23fbは、複数の面を含む。複数の面は、断熱部材23faで覆われたヒーターブロック23aと所定の間隔をあけて設けられる。複数の面には、傾斜面(第2面に相当)が含まれる。傾斜面は、ヒーターブロック23aの上端側側面との間隔がヒーターブロック23aの下端側側面との間隔より狭くなるように、ヒーターブロック23aに対して傾けて設けられる。インナーカバー23fbと、貼り付け台23eおよび冷却機構24との間には、空気層が形成される。空気層によって、ヒーターブロック23aから、貼り付け台23eおよび冷却機構24に対して、直接熱が伝わらないような構成になっている。
(2−8−7)ファン
ファン23gは、ヒーターブロック駆動部23bを冷やす機能を有する。ファン23gは、図3Aおよび図14に示すように、ヒーターブロック駆動部23bの近傍に配置されている。またファン23gは、後述する冷却機構24と冷却機構24の内部に配置されているインナーカバー23fbとの間に形成される空気層に対して、一定の空気流を形成する機能を有する。これにより、ヒーターブロック23aから冷却機構24への伝熱を抑える。
(2−9)冷却機構
冷却機構24は、金属製のケーシングである。冷却機構24の内部には、ヒーターブロック23aやヒーターブロック23aの熱を遮断する断熱機構23f等などが格納されている。冷却機構24は、ヒートシール機構23によって熱が加えられたストリップテープ12、すなわち、袋13が取り付けられたストリップテープ12に接触してストリップテープ12を冷却する。冷却機構24は、貼り付け台23eに対して傾斜した傾斜面を有する。
(2−10)操作ボタンおよびディスプレイ
操作ボタン25およびディスプレイ26は、図1Aおよび図1Bに示すように、本体20の上面に取り付けられている。操作ボタン25は、一つのストリップパック14に用いるストリップテープ12の長さ、ヘッダーの長さ、ストリップテープ12に貼り付ける袋の大きさおよび袋の個数、および貼り付け温度、貼り付け方向等を設定するために用いられる。ディスプレイ26は、設定内容等を表示する画面である。また、ディスプレイ26は、ユーザーに対して、袋の貼り付けタイミングおよび孔あけまたは切断のタイミング等、操作に関する各種指示を表示する。
(2−11)記憶部
記憶部27は、ROM、RAM、およびハードディスク等から構成されている。記憶部27は、制御部28によって実行される各種プログラムおよび制御部28によって各機構を駆動するために必要な情報を記憶する。記憶部27はまた、ユーザーによって入力されたストリップパック14に関する情報を記憶する。ここで、ストリップパック14に関する情報とは、例えば、一つのストリップパック14に用いるストリップテープ12の長さ、ヘッダーの長さ、ストリップテープ12に貼り付ける袋の大きさおよび袋の個数、センサにて袋13を検出してからシールするまでのタイミングおよび貼り付け温度、貼り付け方向等である。ヘッダーとは、ストリップパック14の陳列時に上部に位置する部分であって、ストリップテープ12の孔120が形成される部分である。
(2−12)制御部
制御部28は、図15に示すように、記憶部27の他、操作ボタン25、ディスプレイ26、センサ50、搬送ローラ駆動部71、ヒーターブロック駆動部23b、およびファン23g等と接続されている。制御部28は、主としてCPUから構成されており、記憶部27に記憶されている情報やプログラム等に基づいて、各構成の制御を行う。また、制御部28は、ユーザーによって入力された情報に基づいて、ストリップテープ12を搬送する速度、搬送ローラ22cによって搬送するストリップテープ12の量等を演算する。具体的には、制御部28は、ユーザーによって入力された情報に基づいてストリップテープ12における切断部位81および接着部位82を設定する。ここで、切断部位とは、ストリップテープ12を切断する位置である。接着部位とは、ストリップテープ12に各袋13を接着する位置である(図2B参照)。制御部28は、演算した結果(切断部位および接着部位)に基づいて、搬送ローラ駆動部71に指令を送る。
(3)ストリップパック製造動作
(3−1)準備
テープロール保持部21にテープロール11を取り付ける。テープローラからストリップテープ12を所定量繰り出し、手差しガイド29を用いて第2支持ローラ22bにストリップテープ12を掛ける。その後、ストリップテープ12を搬送ローラ22cの隙間(上側ローラ22cbと下側ローラ22caの隙間)に挟み込ませる。ストリップテープ12を搬送ローラ22cの隙間に挟み込ませた後、操作ボタン25にあるマニュアルフィードキーを操作する事により搬送ローラ22cを駆動し、ストリップテープ12を吐き出し口18へと通す。
(3−2)製造動作
ストリップパック製造装置10は、操作ボタン25を用いてユーザーが入力したストリップパック14に関する情報に基づいて、ストリップテープ12を搬送する。詳細には、搬送ローラ駆動部は、制御部28によって設定された値(接着部位および切断部位)に基づいて、下側ローラ22caを回転させる。下側ローラ22caの回転に合わせて、上側ローラ22cbも回転する。上側ローラ22cbと下側ローラ22caとの隙間に挟まれたストリップテープ12は、上側ローラ22cbの中央部60bと下側ローラ22caの中央部60aとによって力がかけられる。詳細には、ストリップテープ12は、上側ローラ22cbの中央部60bと下側ローラ22caの中央部60aに取り付けられた滑り止め部材65とによって力がかけられる。上側ローラ22cbと下側ローラ22caとが回転することにより、隙間62に挟まれたストリップテープ12は滑り止め部材65に接触しながら下流に搬送される。上側ローラ22cbの両側部61b,61bと下側ローラ22caの両側部61a,61aとは、ストリップテープ12に部分的に接して、ストリップテープ12の幅方向のズレを規制する。ストリップテープ12は、搬送ローラ22cの形状に沿って湾曲部が形成されて、下流に搬送される。すなわち、ストリップテープ12は、搬送ローラ22cによって、湾曲した横断面を有する形状に変形される。
搬送ローラ22cによって湾曲させられたストリップテープ12は、その後、誘導機構31に送られる。誘導機構31に送られたストリップテープ12は、段階的に湾曲の程度を小さくする。すなわち、誘導機構31は、ストリップテープ12の湾曲した横断面を、徐々に水平に近い状態に変形する(図6から図8参照)。その後、水平に近い状態に変形したストリップテープ12は、切断機構34に誘導される。
ストリップテープ12は、設定値に応じた搬送ローラ22cの駆動により、テープロールから間欠的に繰り出される。詳細には、まず、所定の個数の袋13,13,・・・を貼り付けるためにストリップテープ12が間欠的に繰り出され、吐き出し口18から所定量のストリップテープ12が吐き出される。ディスプレイ26には、ユーザーへの指示が表示される。また、ヒーターブロック23aの温度が上記貼り付け温度に達すると、図示しないLEDは点滅する。
ユーザーがストリップテープ12に袋13を重ね合わせると、センサ50,50が袋13を検知して制御部28に信号を送信する。制御部28は、センサ50,50からの信号に応じてヒーターブロック駆動部23bを駆動する。これにより、ヒーターブロック駆動部23bは、ヒーターブロック23aを待機位置から接触位置へと移動させる。接触位置へと移動したヒーターブロック23aは、押し付け部材23cに袋13およびストリップテープ12を一定時間押し付けて、袋13とストリップテープ12とを圧着する。その後、ヒーターブロック駆動部23bは、接触位置から待機位置に移動する。
所定個数の袋13,13,・・・を貼り付けるために所定量のストリップテープ12が搬送された後、ディスプレイ26には、手動駆動部32の操作の指示が表示される。ユーザーが手動駆動部32を操作すると、第1手動駆動部32aに連結されたクランプ機構33および孔あけ機構35と、第2手動駆動部32bに連結された切断機構34とが駆動する。詳細には、押さえ部材駆動部33bが押さえ部材33aを下方向に移動させてストリップテープ12を押さえつけ(図16A参照)、その後、カッター駆動部34bがカッター34aを下方向に移動させてストリップテープ12を切断し(図16B参照)、さらに、孔あけ部材駆動部35cが孔あけ部材35bを下方向に移動させて水平台35aの孔を貫通させ、ストリップテープ12に孔120の外周を形成する(図16C参照)。これによって、袋13,13,・・・が貼り付けられたストリップテープ12(ストリップパック14)が、後続のストリップテープ12から切断機構34によって切り離される。
(4)特徴
(4−1)
上記実施形態に係るストリップパック製造装置10には、ストリップテープ12を予熱する予熱空間が形成されている。予熱空間は、ストリップテープ12の下方に設けられ、待機位置にあるヒーターブロック23aの上面と、ストリップテープ12との間の空間が側方から囲まれることによって熱が溜められる。ストリップテープ12は、予熱空間によって温められた後、袋13と溶着されるため、ストリップテープ12に袋13を確実に接着させることができる。また、予熱空間は、少なくとも三つの面を有する予熱空間形成部23dによって形成される。そのため、予熱空間内に効率よく熱を溜めることができる。
(4−2)
上記実施形態に係るストリップパック製造装置10では、ヒーターブロック23aがヒーターブロック駆動部23bによって待機位置から接触位置へ、または接触位置から待機位置へと移動する。これにより、ストリップテープ12の予熱およびストリップテープ12の加熱を適宜切り替えることができる。
(4−3)
また、上記実施形態に係るストリップパック製造装置10では、孔あけ機構35によって孔120の外周が形成されたあと、ストリップテープ12はヒートシール機構23に搬送される。ここで、孔あけ機構35によって形成される孔120の外周は、図10に示すように、円の底部分を残すようにストリップテープ12を切断することにより形成される。すなわち、孔あけ機構35はストリップテープ12に円形の孔をあけるわけではなく、実際には、孔あけ機構35はストリップテープ12に孔120を形成するための切り目を入れる。ストリップテープ12に入れられた当該切り目は、ストリップテープ12が予熱空間形成部23dの上方を通過する際、ヒーターブロック23aの下流側に配置される面(搬送方向に交差する面)に引っかかる可能性がある。
しかし、上記実施形態に係るストリップパック製造装置10では、ヒーターブロック23aの下流側に配置され、ストリップテープ12の搬送方向に交差する面(傾斜側壁23dc)がヒーターブロック23aの上面に対して90度以上傾けて設けられる。従って、ストリップテープ12に形成された切り目が傾斜側壁23dcに引っかかることを予防し、ストリップテープ12をスムーズに下流に搬送することができる。
(4−4)
さらに、上記実施形態に係るストリップパック製造装置10では、貼り付け台23eが有するセンサ50,50が袋13を検知することで、ヒーターブロック駆動部23bがヒーターブロック23aを上方向に移動させる。すなわち、ユーザーがストリップテープ12に袋13を重ね合わせるタイミングで、ヒーターブロック23aが動作し、袋13をストリップテープ12に接着させることができる。これにより、ユーザーが所望する箇所に袋13を貼り付けることができる。
(4−5)
さらに、上記実施形態に係るストリップパック製造装置10では、ヒートシール機構23によって袋13が貼り付けられたストリップテープ12を冷却する冷却機構24を備える。冷却機構24は、貼り付け台23eに対して傾斜させて設けられるため、省スペースで効率よくストリップテープ12と袋13との接着を強固にすることができる。また、ユーザーは、冷却機構24の近傍で袋13をストリップテープ12に取り付ける。したがって、冷却機構24を水平台に対して傾斜させることにより、ユーザーの作業を妨げることなく、ストリップテープ12と袋13とを強固に接着させることができる。
(4−6)
また、上記実施形態に係るストリップパック製造装置10では、断熱部材23fによってヒーターブロック23aの熱を遮断する。また、断熱部材23fは、ヒーターブロック23aと所定の間隔をあけて、ヒーターブロック23aの側方を覆う。さらに、断熱部材23fは、ヒーターブロック23aの上端側の間隔がヒーターブロック23aの下端側の間隔より狭くなるようにヒーターブロック23aに対して傾けて設けられる。これにより、ヒーターブロック23aの熱がヒーターブロック23aの上端側へ誘導される。ヒーターブロック23aの上方には、予熱空間が形成されているため、予熱空間に効率よく熱を集めることができる。
また、断熱部材は、貼り付け台23eと冷却機構24とに囲まれる内部空間に設置されているため、ユーザーと接触する可能性がある部分への伝熱を抑制することができる。
(4−7)
上記実施形態に係るストリップパック製造装置10では、搬送ローラ22cによってストリップテープ12の横断面が湾曲させられ搬送される。これにより、ストリップテープ12の搬送途中における、装置内部でのストリップテープ12の引っ掛かりや、詰まりを防止する。
(5)変形例
(5−1)変形例A
上記実施形態に係るストリップパック製造装置10では、順貼りのストリップパック14が製造されたが、ストリップパック製造装置10は、順貼りのストリップパック14に代えて、または順貼りのストリップパック14とともに、逆貼りのストリップパック140を製造するように構成してもよい。
逆貼りのストリップパック140は、ストリップテープ12に、袋13の表面側の上部(上側シール部)が部分的に貼り付けられて形成されるストリップパックである。逆貼りのストリップパック140は、ストリップテープ12に袋13,13,・・・を貼り付けた後、ストリップテープ12の上下を逆にすることで袋13,13,・・・を裏返し、袋13の表面を表に向ける(図17Aおよび図17B参照)。
なお、逆貼りのストリップパック140は、上記実施形態に係る着脱可能ユニット30の切断機構34と孔あけ機構35との配置を入れ替えた着脱可能ユニットを本体20に取り付けることにより、または、切断機構34と孔あけ機構35とが個別に動作可能な構成とすることにより、製造することができる。
ここで、切断機構34と孔あけ機構35との配置を入れ替えた着脱可能ユニットとは、具体的には、上記実施形態で用いた着脱可能ユニット30において、上流側に配置されていた切断機構34と、下流側に配置されていた孔あけ機構35との配置を入れ替え、孔あけ機構35を上流側、切断機構34を下流側に配置する。
また、逆貼り用の着脱可能ユニットを採用する場合、ストリップパック製造装置の構成は、次のような構成にする。なお、以下に挙げる点を除き、逆貼り用の着脱可能ユニットを採用する場合のストリップパック製造装置の構成は、上記ストリップパック製造装置100の構成と同様であるものとする。
(5−1−1)誘導機構
順貼り用の着脱可能ユニットでは、誘導機構31の隙間の形状は、上流から下流にかけて徐々に変形され、かつ、隙間の高さも徐々に小さくなっていたが、逆貼り用の着脱可能ユニット30では、隙間の高さは、孔あけ部材35bの手前まで一定であってもよい。
(5−1−2)手動駆動部
第1手動駆動部32aは、孔あけ機構35の孔あけ部材駆動部35cと連結されており、第2手動駆動部32bは、切断機構34のカッター駆動部34bおよびクランプ機構33の押さえ部材駆動部33bと連結されている。第1手動駆動部32aは、単独で操作可能である。一方、第2手動駆動部32bは、第1手動駆動部32aと共に操作可能である。すなわち、第2手動駆動部32bを操作すると、第1手動駆動部32aも併せて動作する。
なお、手動駆動部32を駆動することにより、各機構33,34,35は、異なるタイミングでストリップテープ12に接する。具体的には、第1手動駆動部32aが駆動されると、孔あけ機構35がストリップテープ12に孔120をあける。また、第2手動駆動部32b(または、第1手動駆動部32aおよび第2手動駆動部32bの両方)が駆動されると、まず初めに、クランプ機構33がストリップテープ12に接してストリップテープ12を押さえ、次に切断機構34がストリップテープ12を切断し、その後、孔あけ機構35がストリップテープ12に孔120をあける。
(5−1−3)クランプ機構
押さえ部材駆動部33bは、第2手動駆動部32bと連結されている。したがって、第2手動駆動部32bが操作されることにより、押さえ部材駆動部33bは、押さえ部材33aを上下方向に動作させる。
(5−1−4)切断機構
カッター34aは、上記実施形態と同様に、ストリップテープ12の両側部近傍を先に押し付けた後にストリップテープ12を切断するように、ギザギザな形状の先端を有してもよいし(図9参照)、図9のカッター34aに代えて、図19に示すような、幅方向の中央が突出した形状をしていてもよい。
(5−1−5)記憶部
記憶部27には、逆貼りのストリップパック140を製造するためのプログラムを記憶させておく。順貼りのストリップパック14および逆貼りのストリップパック140の両方を製造する際には、記憶部27に両方のストリップパック14,140を製造するためのプログラムを記憶させておく。制御部28は、当該プログラムに基づいて、ユーザーによる設定に応じた切断部位81および接着部位82を算出および設定する。具体的に、制御部28は、ユーザーによって選択されたストリップパックの種類に応じて、順貼りのストリップパック14を製造する場合の切断部位81(または孔あけ部位)および接着部位82を算出する第1制御処理と、逆貼りのストリップパック140を製造する場合の切断部位81(または孔あけ部位)および接着部位82を算出する第2制御処理とを切り替えて実行する。
第1制御処理では、ストリップテープ12の搬送方向下流側において袋13を接着させる複数の第1接着部位と、第1接着部位よりも上流で切断機構34によって切断される第1切断部位(または第1接着部位と第1切断部位との間の第1空間において孔あけ機構35によって孔を形成させる第1孔形成部位)とをそれぞれ設定する。一方、第2制御処理では、先行するストリップテープ12を切断機構34によって切断するための第2切断部位(またはストリップテープ12の搬送方向下流側において孔あけ機構35によって孔を形成させる第2孔形成部位)と、第2孔形成部位よりも上流において袋を接着させる第2接着部位とをそれぞれ設定する。制御部28は、ユーザーによって設定された、ストリップパックの種類に応じて、切断部位81(または孔あけ部位)と接着部位82とを算出する。
(5−1−6)ディスプレイ
ディスプレイ26には、製造するストリップパック14の種類に応じて、ストリップテープ12に重ね合わせる袋13の面(表面または裏面)に関する指示が表示されるように設計してもよい。具体的には、順貼りのストリップパック14を製造する場合には、ディスプレイ26には、袋13の裏面をストリップテープ12に重ね合わせるよう指示が示される。また、逆貼りのストリップパック140を製造する場合には、ディスプレイ26には、袋13の表面をストリップテープ12に重ね合わせるように指示が示される。
これにより、一台のストリップパック製造装置によって二種類のストリップパック14,140を製造することができる。また、ユーザーは、ディスプレイ26に示される指示に基づいて、製造するストリップパックの種類に応じた操作を行うことができる。
(5−2)変形例B
上記実施形態では、貼り付け台23eにセンサ50,50を取り付けたが、センサ50,50は、着脱可能ユニット30に取り付けられてもよい。
(5−3)変形例C
上記実施形態では、制御部28がユーザーにより入力された情報に応じて切断部位81および接着部位82を設定したが、切断部位81に代えて、または切断部位81に加えて、孔形成部位を設定してもよい。
(5−4)変形例D
上記実施形態では、ヒートシール機構23において、ヒーターブロック23aが、搬送されているストリップテープ12の下方で待機し、ヒーターブロック23aは、上方に移動して押し付け部材23cにストリップテープ12と袋13とを押し付け、ストリップテープ12と袋13とを溶着させたが、ヒーターブロック23aと押し付け部材23cとの配置が逆であってもよい。すなわち、ヒーターブロック23aは、ストリップテープ12の上方で待機し、下方に移動して押し付け部材23cにストリップテープ12と袋13とを押し付け、ストリップテープ12と袋13とを溶着させてもよい。この場合、予熱空間形成部23dもまた、ストリップテープ12の上方に配置されることになる。
(5−5)変形例E
上記実施形態では、搬送ローラ22cがストリップテープ12を一方向に搬送する場合を前提にしたが、搬送ローラ22cはストリップテープ12を逆方向に搬送できるような構成にしてもよい。
(5−6)変形例F
さらに、ヒーターブロック23aのトップ部の形状は、フラット面であっても、波状であっても、井桁形状であってもよい。
(5−7)変形例G
上記実施形態では、ヒートシール機構23を用いて、袋13とストリップテープ12とを溶着させたが、ヒートシール機構23の代わりに超音波、高周波、インパルスなどの方法を用いてもよい。
(5−8)変形例H
上記実施形態では、ギザタイプの孔あけ部材35bを用いたが、ギザタイプの孔あけ部材35bに代えて、図18に示すような、ノーマルタイプの孔あけ部材を用いてもよい。
10 ストリップパック製造装置
20 本体
21 テープロール保持部
22 搬送機構
23 ヒートシール機構
24 冷却機構
25 操作スイッチ
26 ディスプレイ
27 記憶部
28 制御部
30 着脱可能ユニット
31 誘導機構
32 手動駆動部
33 クランプ機構
34 切断機構
35 孔あけ機構
特開2005−313967号公報

Claims (11)

  1. ストリップテープに重ねられた袋の一部分と、前記ストリップテープとに熱を加えて圧着させる高温部材と、
    前記高温部材を前記ストリップテープに近づけ、また、前記高温部材を前記ストリップテープから遠ざける駆動部と、
    前記高温部材が、前記駆動部によって前記ストリップテープから遠ざけられて第1の位置で待機しているときに、前記高温部材と前記ストリップテープとの間に、前記高温部材の熱を溜めて前記ストリップテープを予熱する予熱空間を形成する予熱空間形成部と
    を備えるストリップパック製造装置。
  2. 前記第1の位置は、前記ストリップテープの上方または下方にあり、
    前記予熱空間形成部は、前記予熱空間を側方から囲む、少なくとも三つの面を含む、
    請求項1に記載のストリップパック製造装置。
  3. 前記予熱空間形成部は、前記ストリップテープの下方に形成され、
    前記ストリップテープの下方にある前記第1の位置で待機する前記高温部材は、上方に移動して、前記ストリップテープと前記袋の一部分とを圧着する、
    請求項2に記載のストリップパック製造装置。
  4. 前記予熱空間を側方から囲む前記三つの面は、前記ストリップテープの搬送方向に交差する第1面を含み、前記第1面は前記高温部材に対して90度以上傾いて前記予熱空間の側方に設けられる、
    請求項2または3に記載のストリップパック製造装置。
  5. 前記予熱空間形成部によって予熱された前記ストリップテープ上に、ユーザーによって前記袋が置かれたことを検知するセンサを有する第1の台をさらに備える、
    請求項1から4のいずれかに記載のストリップパック製造装置。
  6. 前記高温部材によって熱が加えられた前記ストリップテープに接触して前記ストリップテープを冷却する冷却部をさらに備える、
    請求項1から5のいずれかに記載のストリップパック製造装置。
  7. 前記第1の台は、水平方向であり、かつ、前記駆動部によって前記ストリップテープに近づけられた前記高熱部材の幅方向両側に配置され、
    前記冷却部は、前記第1の台に対して傾斜させた金属部材からなる、
    請求項6に記載のストリップパック製造装置。
  8. 前記高温部材は、上下方向に伸びるブロック型のヒーターであり、
    所定の間隔をあけて前記ブロック型のヒーターを側方から覆い、前記ヒーターからの熱の伝達を遮断する断熱機構をさらに備え、
    前記断熱機構は、前記ヒーターの上端側の間隔が前記ヒーターの下端側の間隔より狭くなるように、前記ヒーターに対して傾く第2面を含む、
    請求項6または7に記載のストリップパック製造装置。
  9. 前記断熱機構は、前記第1の台および前記冷却部によって囲まれる内部空間に設置される、
    請求項8に記載のストリップパック製造装置。
  10. 前記断熱機構は、前記ヒーターから前記第2面への伝熱を低減させる断熱部材を含む、
    請求項9に記載のストリップパック製造装置。
  11. 前記内部空間に設置されるファンをさらに備え、
    前記ファンは、前記内部空間における空気の流れを生成する、
    請求項9または10に記載のストリップパック製造装置。
JP2010055142A 2010-03-11 2010-03-11 ストリップパック製造装置 Pending JP2011189940A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010055142A JP2011189940A (ja) 2010-03-11 2010-03-11 ストリップパック製造装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010055142A JP2011189940A (ja) 2010-03-11 2010-03-11 ストリップパック製造装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2011189940A true JP2011189940A (ja) 2011-09-29

Family

ID=44795290

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010055142A Pending JP2011189940A (ja) 2010-03-11 2010-03-11 ストリップパック製造装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2011189940A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3827273B2 (ja) 超音波接着方法と装置
JP4542796B2 (ja) 包装体製造装置、包装体製造方法及び包装体
JP2004530601A (ja) 食品包装を超音波でシールするための方法及びシステム
CN205554704U (zh) 一种新型多功能捆扎机
JP4500111B2 (ja) 包装体製造装置、包装体製造方法及び包装体
WO2000050226A1 (en) Continuous supply of preformed reclosable fasteners
JP2004155432A (ja) 製袋包装機
JP2011189940A (ja) ストリップパック製造装置
JP2011189939A (ja) ストリップパック製造装置
JP2011189938A (ja) ストリップパック製造装置
JP2009051523A (ja) 包装体製造方法及び包装体
JP2010070252A (ja) 電池包装用シュリンクフィルムの連続熱融着裁断装置
WO2015097763A1 (ja) 補強フィルム接着装置
JP4382711B2 (ja) 包装体製造方法及び包装体製造システム
WO2008050592A1 (fr) Appareil de conditionnement en chapelet, et dispositif de préhension et dispositif de dépliement destiné à être utilisé dans l'appareil
KR100490242B1 (ko) 비닐 쇼핑백 제조방법과 그 방법에 의한 제조장치 및 그물품
JP5545546B2 (ja) ヒートシールユニット
JP4727321B2 (ja) 傷痕装置
JP2010143156A (ja) 超音波溶着法
JP2009280258A (ja) 製袋包装機の縦シール機構
KR20120046499A (ko) 포장장치
JP6059321B1 (ja) 包装用袋の製造装置及び製造方法
CN213441423U (zh) 无纺布封口机
JP5246979B1 (ja) テープ貼付装置およびテープ貼付方法
JP3718810B2 (ja) 樹脂チューブの製造法および製造装置