JP5246979B1 - テープ貼付装置およびテープ貼付方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明は、粉末スープ、乾燥食品、ふりかけ、お菓子、およびお茶漬けなどの粉粒状や刻み状の具材を詰めた小袋からなる帯状体同士を連続的に接続するテープ貼付装置およびテープ貼付方法を提供することを目的とする。
【解決手段】 テープ貼付装置1は、テープ引出機構7、テープ吸着機構8、テープカット機構8e、8f、テープ熱圧着機構9を備え、第1の有無検出器1bが先行する帯状体3の後端を検出した位置に帯状体3を停止させ、第2の有無検出器1cが後続の帯状体4の先端を検出した位置に帯状体4を停止させ、次に、帯状体3を後退させると共に、帯状体4を前進させてテープ貼付位置1dで、帯状体3、4の後端面3baと先端面4aaとを当接させて、その繋ぎ目を粘着テープ5で貼着・熱圧着して、先行する帯状体3と、後続の帯状体4とを、製造〜出荷ラインにおいて手作業することなく自動的に連続作業をさせることができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、粉末スープ、乾燥食品、ふりかけ、お菓子、およびお茶漬けなどの粉粒状や刻み状の具材を詰めた小袋からなる帯状体同士を連続的に接続するテープ貼付装置およびテープ貼付方法に関し、特に、先行する帯状体と後続の帯状体を粘着テープで貼って接続し連続した帯状体とするテープ貼付装置およびテープ貼付方法に関する。
以下、背景技術について説明する。従来、製造ライン中のテープ貼付作業において、連続した小袋からなる先行する帯状体と後続の帯状体とを手作業で接続するため、製造〜出荷ラインを一時的に停止させなければならなかった。そのため、自動的にテープ貼付作業が行われ、高精度で位置決めができ、さらに、適度な強度で接合できるテープ貼付装置が求められていた。なお、先行技術として、ファスナーテープを供給して、先行ファスナーテープの尾端と、後行ファスナーテープの先端とを接合する装置が開示されていたので、以下に簡単に説明する。
図8は、ファスナーテープ供給装置の概略図である。図8に示すように、複数のファスナーテープロールに巻回された長尺なファスナーテープ102を、所定の供給経路を走行させつつ順次自動的に接合して開閉式ファスナー付き包装体の製造装置に供給するファスナーテープ供給装置であって、ファスナーテープロールを回転自在に支持してファスナーテープ102の巻き出しを許容する少なくとも一対の巻き出し手段122と、供給中の巻き出し手段122から巻き出された先行ファスナーテープの尾端102eを検出する尾端検出手段153と、尾端検出手段153からの尾端検出信号に基づいて、尾端に、待機中の巻き出し手段から巻き出された後行ファスナーテープの先端102sを接合する接合手段と、接合手段の下流側に配置され、接合中における包装体製造装置へのファスナーテープ102の供給を継続すべく、先行ファスナーテープ102を予め蓄積する蓄積手段182と、接合手段は、先行ファスナーテープの尾端102eに後行ファスナーテープの先端102sを突き合わせるための突き合わせ手段と、突き合わされた尾端と先端とを接合するための接続手段と、を備える。
また、供給ポジションの把持手段152および保持手段144にて先行ファスナーテープを保持した状態で切断手段によって切断形成された新尾端を突き合わせ位置とし、把持手段は、ロール間隙に挟んだファスナーテープ102を巻き出し手段から巻き出して供給経路に送り出す送り出しロールであり、これら保持手段および把持手段の間の供給経路に沿って突き合わせ位置および接合用テープ貼り付け手段が設定されている。そして、巻き出し手段が一対で配置され、切換移動手段は、巻き出し手段に対応する一対の把持手段152と、この把持手段が取り付けられて、回転軸中心に揺動回転可能な揺動フレームとからなり、揺動回転方向に沿って、一つの供給ポジションと、この供給ポジションを挟んで一対の待機ポジションPW1とが設定され、接続手段は、突き合わされた先行ファスナーテープの尾端102eと後行ファスナーテープの先端102sとに跨って接合用テープ108を貼り付けるための接合用テープ貼り付け手段172であり、接合用テープ108は熱可塑性樹脂テープであり、接合用テープ貼り付け手段172は、開閉動作してファスナーテープ102の一対の帯状部を挟み込み可能な一対の狭圧面174を有し、一対の狭圧面174には、接合用テープ108を吸着支持するための吸引孔が形成されているともに、接合用テープ108を加熱溶融するためのヒータが設けられている。この接合用テープは、ファスナーテープの帯状部から側方にはみ出さない幅の、片面に粘着面を有する粘着テープであり、接合用テープ貼り付け手段は、開閉動作してファスナーテープの一対の帯状部を挟み込み可能な一対の狭圧面を有し、一対の狭圧面には、粘着面の裏側の非粘着面を吸着支持するための吸引孔が形成されている。接続手段は、突き合わされた尾端と先端とを熱溶着するヒータである(特許文献1参照)。
特開2004−115213号公報
しかしながら、テープ貼付作業において、連続した小袋からなる先行する帯状体と後続の帯状体とを手作業で接続するため、製造〜出荷ラインを一時的に停止させなければならなかった。
本願発明は、前記課題を解決するために創案されたものであり、粉末スープ、乾燥食品、ふりかけ、お菓子、およびお茶漬けなどの粉粒状や刻み状の具材を詰めた連続する小袋からなる帯状体の製造〜出荷ラインの途中に容易に配置することができ、先行する帯状体と後続する帯状体を互いに当接位置まで移動させて自動的に精度よく接続して、さらに連続した帯状体とするテープ貼付装置およびテープ貼付方法を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明のテープ貼付装置は、粉粒刻み状の食品具材を包装した小袋を複数連ねて一定幅を有して先行する帯状体と、前記先行する帯状体に対して後続の帯状体と、を繋いで所定の進行方向へ送るために繋ぎ目を跨いだ位置に粘着テープを貼着して連続した帯状体を形成するテープ貼付装置であって、
前記先行する帯状体と前記後続の帯状体を下方から支持して所定の進行方向への移動をガイドするレール部と、
前記レール部の入口側から出口側への前記進行方向において、前記入口側に設けられた入口端と、前記出口側に設けられた出口端と、
前記先行する帯状体の後端を検出する、前記出口端に設けられた第1の有無検出器と、
前記後続の帯状体の先端を検出する、前記入口端に設けられた第2の有無検出器と、
前記先行する帯状体を、前記第1の有無検出器の位置から前記入口側方向へ所定距離を後退させる、カウント機能を備えた第1の駆動手段と、
前記後続の帯状体を前記第2の有無検出器の位置から前記出口側方向へ所定距離を前進させる、カウント機能を備えた第2の駆動手段と、
前記先行する帯状体の後端の後端面と、
前記後続の帯状体の先端の先端面と、
前記先行する帯状体を後退させ、前記後続の帯状体を前進させて、前記後端面と前記先端面とを当接させると共に、前記帯状体の移動を停止させる当接位置と、
前記当接位置を跨いで前記粘着テープを貼り付けるためのテープ貼付領域と、
前記先行する帯状体および前記後続の帯状体の幅以下に前記粘着テープを切り取るために、前記テープ貼付領域の上方に前記粘着テープの先端部を掴んで前記粘着テープを張設するテープ引出機構と、
このテープ引出機構によって前記テープ貼付領域の上方に張設された前記粘着テープの上面を吸着して保持するテープ吸着機構と、
前記先端部に対して前記粘着テープの他端側を根元部と称したとき、前記テープ引出機構によって引っ張られた状体の前記粘着テープの前記根元部を切断するテープカット機構と、
前記粘着テープの上方から、前記粘着テープと前記テープ貼付領域を熱圧着するテープ熱圧着機構と、
を備えることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のテープ貼付装置であって、前記レール部は、前記帯状体の下面を支持するためのレール上面部を備え、このレール上面部に前記帯状体の下面を真空吸着するための複数の真空吸着穴を備えていることを特徴とする。
請求項3に記載の発明のテープ貼付方法は、粉粒刻み状の食品具材を包装した小袋を複数連ねて一定幅を有して先行する帯状体と、前記先行する帯状体に対して後続の帯状体と、を繋いで所定の進行方向へ送るために繋ぎ目を跨いだ位置に粘着テープを貼着して連続した帯状体を形成するテープ貼付方法であって、
前記先行する帯状体と前記後続の帯状体を下方から支持して所定の進行方向への移動をレール部によってガイドするレールガイド工程と、
前記レール部の入口側から出口側への前記進行方向において、前記入口側に設けられた入口端と、前記出口側に設けられた出口端とを備え、前記出口端に設けられた第1の有無検出器によって前記先行する帯状体の後端を検出する第1の有無検出工程と、
前記入口端に設けられた第2の有無検出器によって前記後続の帯状体の先端を検出する第2の有無検出工程と、
前記先行する帯状体を、前記第1の有無検出器の位置から前記入口側方向へカウント機能を備えた第1の駆動手段を用いて所定距離を後退させる第1の駆動工程と、
前記後続の帯状体を、前記第2の有無検出器の位置から前記出口側方向へカウント機能を備えた第2の駆動手段を用いて所定距離を前進させる第2の駆動工程と、
前記先行する帯状体の後端の後端面と、前記後続の帯状体の先端の先端面とを備え、前記先行する帯状体を後退させ、前記後続の帯状体を前進させて、前記後端面と前記先端面とを当接させる当接位置に前記帯状体を停止させる帯状体当接工程と、
前記当接位置を跨いでテープ貼付領域に前記粘着テープを貼り付けるテープ貼付工程と、
前記先行する帯状体および前記後続の帯状体の幅以下に前記粘着テープを切り取るために、前記テープ貼付領域の上方に前記粘着テープの先端部を掴んでテープ引出機構によって前記粘着テープを張設するテープ引出工程と、
前記テープ引出機構によって前記テープ貼付領域の上方に張設された前記粘着テープの上面をテープ吸着機構によって吸着して保持するテープ吸着工程と、
前記粘着テープの前記先端部に対して前記粘着テープの他端側を根元部と称したとき、前記テープ引出機構によって引っ張られた状体の前記粘着テープの前記根元部をテープカット機構によって切断するテープカット工程と、
前記粘着テープの上方から、前記粘着テープと前記テープ貼付領域をテープ熱圧着機構によって熱圧着するテープ熱圧着工程と、を含むことを特徴とする。
請求項1に係る発明によれば、このテープ貼付装置は前後に製造ラインに用いられるレール部を連結できるため、製造〜出荷ラインの途中に容易に配置することができる。また、粉末スープ、乾燥食品、ふりかけ、お菓子、およびお茶漬けなどの粉粒状や刻み状の具材を詰めた小袋からなる先行する帯状体と後続の帯状体とを接続するテープ貼付領域の上面を跨いで粘着テープを自動的に貼ることができるため、一体的に連続した帯状体とすることができ、さらに、カウント機能を備えた第1、第2の駆動手段をサーボモータで構成して、それぞれ移動距離を設定することによって、先行する帯状体を所定距離だけ後進させ、後続の帯状体を所定距離だけ前進させて、テープ貼付領域で互いの端部を停止させると共に当接させて、それぞれの帯状体を位置決めして、粘着テープをテープ貼付領域の上面を跨いで貼り付けて精度良く熱圧着して接続し、製造〜出荷ラインを停止することなく製品を連続して流すことができる。
請求項2に係る発明によれば、レール部おいて、帯状体の下面を支持する上面に帯状体の下面を真空吸着するための複数の真空吸着穴を備えることによって、それぞれの帯状体を精度よく位置決めして、粘着テープをテープ貼付領域の上面にしっかりと貼り付けることができる。
請求項3に係る発明によれば、このテープ貼付方法によってテープ貼付装置の前後に製造ラインに用いられるレール部を連結できるため、製造ライン〜出荷ラインの途中に容易に配置することができる。また、粉末スープ、乾燥食品、ふりかけ、お菓子、およびお茶漬けなどの粉粒状や刻み状の具材を詰めた小袋からなる先行する帯状体と後続の帯状体とを接続するテープ貼付領域の上面を跨いで粘着テープを自動的に貼ることができるため、一体的に連続した帯状体とすることができ、製造〜出荷作業において製品を連続して流すことができる。
本発明の実施形態に係るテープ貼付装置の詳細を示し、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は(b)に示すA―A線の端面図、(d)は(a)に示すB―B線の拡大端面図、(e)は(c)に示すテープ吸着ブロックの下面図である。 本発明の実施形態に係るテープ貼付方法を示す説明図であり、(a)は先行する帯状体と後続の帯状体を接続する前の平面図、(b)は先行する帯状体と後続の帯状体を接続したときの平面図、(c)は(b)の側面図、(d)は小袋内で包装された具材の噛み込みや何らかの不具合が有る場合に不良品の除去を示す平面図である。 本発明の実施形態に係るテープ貼付動作を示す工程図であり、(a)は先行する帯状体の後端が第2の有無検出器を通過した様子を示す平面図、(b)は先行する帯状体の後端が第1の有無検出器を通過した様子を示す平面図、(c)は後続の帯状体の先端を第2の有無検出器が検出した様子を示す平面図、(d)は先行する帯状体が当接位置まで後退し、後続の帯状体が当接位置まで前進して互いに当接する位置で停止し、先行する帯状体の後端面と、後続の帯状体の先端面とが当接した様子を示す平面図である。 本発明の実施形態に係るテープカット機構の概略を示し、(a)はテープカット前の正面図、(b)はテープカット後の正面図である。 本発明の実施形態に係るテープカット機構の詳細を示す説明図であり、(a)はテープカット前の正面断面図、(b)はテープカット後の正面断面図である。 本発明の実施形態に係るテープ熱圧着の動作を示す工程断面図であり、(a)はテープ熱圧着前のテープ熱圧着機構の動作を示す説明図、(b)はテープ熱圧着後のテープ熱圧着機構の動作を示す説明図、(c)は(a)に示すC―C線の断面図である。 本発明の実施形態に係るテープ貼付装置を備えた製造〜出荷ラインの一実施例を示す概略図であり、(a)は正面図、(b)は平面図である。 従来の実施形態を示す概略図で、ファスナーテープ供給装置のシステム概略図である。
以下、本発明の実施形態を図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態に係るテープ貼付装置の詳細を示し、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は(b)に示すA―A線の端面図、(d)は(a)に示すB―B線の拡大端面図、(e)は(c)に示すテープ吸着ブロックの下面図である。
図2は、本発明の実施形態に係るテープ貼付方法を示す説明図であり、(a)は先行する帯状体と後続の帯状体を接続する前の平面図、(b)は先行する帯状体と後続の帯状体を接続したときの平面図、(c)は(b)の側面図、(d)は小袋内で包装された具材の噛み込みや何らかの不具合が有る場合に不良品の除去を示す平面図である。
図1および図2に示すように、テープ貼付装置1は、粉粒刻み状の食品具材を包装した小袋2を複数連ねて一定幅を有して先行する帯状体3と、先行する帯状体3に対して後続の帯状体4とを繋いで所定の進行方向へ送るために繋ぎ目を跨いだ位置に粘着テープ5を貼着して連続した帯状体3、4を形成する。
このテープ貼付装置1は、先行する帯状体3と後続の帯状体4を下方から支持して所定の進行方向への移動をガイドするレール部1aと、レール部1aの入口側から出口側への進行方向において、入口側に設けられた入口端1aaと、出口側に設けられた出口端1abと、先行する帯状体3の後端3b(図2参照)を検出するために、出口端1abに設けられた第1の有無検出器1bと、後続の帯状体4の先端4aを検出するために、入口端1aaに設けられた第2の有無検出器1cと、先行する帯状体3を第1の有無検出器1bの位置から入口側方向へ所定距離を後退させる、カウント機能を備えた第1の駆動手段10aと、後続の帯状体4を第2の有無検出器1cの位置から出口側方向へ所定距離を前進させる、カウント機能を備えた第2の駆動手段10bと、先行する帯状体3の後端3bの後端面3baと、後続の帯状体4の先端4aの先端面4aaと、先行する帯状体3を後退させ、後続の帯状体4を前進させて、後端面3baと先端面4aaとを当接させて帯状体3、4を停止させる当接位置2a(図3参照)と、当接位置2aを跨いで粘着テープ5を貼り付けるためのテープ貼付領域2bと、粘着テープ5の上方から粘着テープ5とテープ貼付領域2bを熱圧着するテープ熱圧着機構9と、粘着テープ5を、先行する帯状体3および後続の帯状体4の幅以下に切り取るために、テープ貼付領域2bの上方に粘着テープ5の先端部5ha(図5参照)を掴んで粘着テープ5を張設するテープ引出機構7と、このテープ引出機構7によってテープ貼付領域2bの上方に張設された粘着テープ5の上面を吸着して保持するテープ吸着機構8と、粘着テープ5の先端部5haに対して粘着テープ5の他端側を根元部5ja(図5参照)と称したとき、テープ引出機構7と協働して粘着テープ5の根元部5jaを切断するテープカット機構8e、8fとを備えている。そして、テープ引出機構7には、粘着テープ5の上下面をクランプするテープ掴み機構7aを設けている。
レール部1aは、帯状体3、4の下面を支持するためのレール上面部1acを備え、このレール上面部1acに帯状体3、4の下面を真空吸着するための複数の真空吸着穴1ad、1aeを備えている。
テープ貼付位置1dは、先行する帯状体3の後端面3baと、後続する帯状体4の先端面4aaとを突き合わせて粘着テープ5を貼るレール1a上の位置であり、粘着テープ5を小袋2からなる先行する帯状体3と後続の帯状体4とを接続するテープ貼付領域2bの上面3bb、4abに貼るために、粘着テープ5を先行する帯状体3および後続の帯状体4の幅以下に切り取る必要がある。
粘着テープ5のロール5bは、粘着テープ取付台5cに位置決めされて、ロール固定ネジ5aで固定されている。この粘着テープ5のロール5bとテープ引出機構7は支持板11bに固定され、支持板11bは左右2本の支柱11a、11aに固定ボルト11cで固定されている。
また、レール部1aには、先行する帯状体3および後続の帯状体4をレール部1aに真空吸着するための真空吸着穴1adが複数設けられており、先行する帯状体3および後続の帯状体4は、この真空吸着穴1adによってテープ貼付時にレール部1aに真空吸着されて位置決めされる。レール部1aのテープ貼付領域1dには、この真空吸着穴1adと直角方向に真空吸着穴1aeが複数設けられ、テープ貼付領域2bを吸着する。
そして、テープ熱圧着機構9によって、粘着テープ5の上方から粘着テープ5とテープ貼付領域2bを熱圧着する。これによって、粘着テープをテープ貼付領域の上面にしっかりと貼り付けることができる。
また、図1の(b)に示すように、レール部1aの上方に帯状体押え車10aaとエアーシリンダー10acが設けられ、レール部1a面に面位置を合わせて帯状体駆動車10abが設けられている。帯状体駆動車10abの上に移動して来た先行する帯状体3をエアーシリンダー10acによって下降した帯状体押え車10aaが移動自在に挟んで位置決めしている。
また、レール部1aの上方に帯状体押え車10baとエアーシリンダー10bcが設けられ、レール部1a面に面位置を合わせて帯状体駆動車10bbが設けられている。帯状体駆動車10bbの上に移動して来た後続の帯状体4をエアーシリンダー10bcによって下降した帯状体押え車10baが移動自在に挟んで位置決めしている。なお、帯状体駆動車10ab、10bbはサーボモータ10ad、10bdによって回転数制御されて、帯状体3、4を設定した距離だけ移動可能に設けられている。
図1の(c)に示すように、テープ掴み機構7aが粘着テープ5の先端部5haの上下面をクランプして、エアーシリンダー7bによって粘着テープ5を図中右側から左側へ引き出す。このとき、所定の長さを引き出された粘着テープ5は、テープガイド車5d、5dとテンション車5eとの張力でピンと張っており、粘着テープ5の上面5fまで下降して来たテープ吸着機構8によって、上面5fが真空吸着される。このテープ吸着機構8において、図1の(e)に示すように、テープ吸着ブロック8aの下面には、複数の真空吸着穴8d、8d・・が設けられている。
さらに下降したテープ吸着機構8の下面に備わる上刃8eと、この上刃8eの下方に設けられた下刃8fによって粘着テープ5は所定の長さにカットされる。また、図1の(d)に示すように、図1の(a)に示すBーB線の拡大端面図には、連続する複数の小袋2を切り離したときの切断端面が当接面(突き合わせ面)2cとして示されている。
なお、テープ貼付装置1は、粉状、粒状、および刻み状などの食品具材を包装した小袋2を複数袋連ねて一定幅を有して先行する帯状体3と、先行する帯状体3に対して後続の帯状体4とを連続的に継ぎ足して進行方向へ送るために繋ぎ目を粘着テープ5で被うように貼着する。なお、この先行する帯状体3と後続の帯状体4とは同じ形状であり、製造ロットの違いなどである。
図2の(a)に示すように、先ず、先行する帯状体3の後端3bの後端面3baと、この先行する帯状体3に対して後続の帯状体4の先端4aの先端面4aaとを突き合わせて接続するためのテープ貼付領域2bが斜線で示されている。
そして、図2の(b)(c)に示すように、先行する帯状体3と後続の帯状体4を突き合わせる。粘着テープ5は、この突き合わせた当接位置2a(図3参照)を被って上面に貼り付ける。
これによって、小袋2、2・・を連ねた帯状体3、4となる。
なお、図2の(d)に示すように、帯状体3、4を接続しなければならない理由は、先行する帯状体と後続の帯状体を継ぎ足してさらに長い連続の帯状体とする場合や、連続した帯状体の中から不良品を除去した場合に、例えば図中(d)に示す小袋(ロ)を除去する必要がある場合、小袋(ロ)を切り取って、小袋(イ)の後ろに小袋(ハ)を粘着テープで貼って継ぎ足す場合である。
このようなテープ貼付装置1は、製造〜出荷ラインの途中に容易に配置することができ、粉末スープ、乾燥食品、ふりかけ、お菓子、およびお茶漬けなどの粉粒状や刻み状の具材を詰めた小袋からなる先行する帯状体と後続の帯状体とを連続的に継ぎ足すために、テープ貼付領域の上面に粘着テープを自動的に貼ることができ、製造〜出荷ラインを停止させることなく、製品を連続的に流すことができ、コスト低減、および生産効率の向上が可能となる。
図3は、本発明の実施形態に係るテープ貼付動作を示す工程図であり、(a)は先行する帯状体の後端が第2の有無検出器を通過した様子を示す平面図、(b)は先行する帯状体の後端が第1の有無検出器を通過した様子を示す平面図、(c)は後続の帯状体の先端を第2の有無検出器が検出した様子を示す平面図、(d)は先行する帯状体が当接位置まで後退し、後続の帯状体が当接位置まで前進して互いに当接する位置で停止し、先行する帯状体の後端面と、後続の帯状体の先端面とが当接した様子を示す平面図である。
図3の(a)に示すように、先行する帯状体3の後端3bが第2の有無検出器1cを通過して、図3の(b)に示すように、先行する帯状体3の後端3bが第1の有無検出器1bを通過すると、第1の有無検出器1bは「有→無」信号S1を出力して、先行する帯状体は直ちに停止する。なお、先行する帯状体3は、第1の有無検出器1bの位置を通り過ぎて停止しても構わない。先行する帯状体3が第1の有無検出器1bを通過したことが検出されると、先行する帯状体3の後端3bは第1の有無検出器1bの位置まで戻って停止するように制御されている。
次に、図3の(c)に示すように、信号S1によって製品供給部から繰り出された後続の帯状体4は、その先端4aを第2の有無検出器1cが検出することによって、「無→有」信号S2を出力して直ちに停止する。
さらに、図3の(d)に示すように、先行する帯状体3が当接位置2aまで後退し、後続の帯状体4が当接位置2aまで前進して停止する。このとき先行する帯状体3の後端面3baと後続の帯状体4の先端面4aa(図2参照)とがぴたりと接触して停止するようにサーボモータ10ad、10bdを備えた第1、第2の駆動手段10a、10bを制御する。
次に、テープカット機構の動作および詳細を説明する。
図4は、本発明の実施形態に係るテープカット機構の概略を示し、(a)はテープカット前の正面図、(b)はテープカット後の正面図である。
図4の(a)に示すように、テープ掴み機構7aが粘着テープ5の先端部の上下面をクランプして、エアーシリンダー7bによって図中右側から左側へ引き出された粘着テープ5は、テープガイド車5d、5dと、テンション車5eとの張力でピンと張った状態で、粘着テープ5の上面5fまで下降して、テープ吸着機構8によって、粘着テープ5の上面5fが真空吸着されて保持されている。
そして、図4の(b)に示すように、さらに下降したテープ吸着機構8の下面のコーナに備えられた上刃8eと、下方に設けられた下刃8fによって所定長さにカットされる。
図5は、本発明の実施形態に係るテープカット機構の詳細を示す説明図であり、(a)はテープカット前の正面断面図、(b)はテープカット後の正面断面図である。
テープ吸着工程からテープカット工程迄の詳細な動作を説明する。図5の(a)に示すように、粘着テープ5の上面5fがテープ吸着ブロック8aの下面に設けられた多数の真空吸着穴8dによって吸着されると共に、テープカット機構8e、8fによって所定の長さにカットされる。このとき、先行する帯状体3と後続の帯状体4のテープ貼付領域2bが、粘着テープ5の真下に来るように不図示の制御装置によって制御されている。
次に、図5の(b)に示すように、さらに下降したテープ吸着ブロック8aは、小袋2の封止部であるテープ貼付領域2bの上面2d迄押し下げられる。このときテープ吸着ブロック8aは、具材で膨らんだ小袋2の位置を避けるように配置されており、下降してきた粘着テープ5の粘着側である下面5gが、平面状態のテープ貼付領域2bにしっかりと貼付される。
図6は、本発明の実施形態に係るテープ熱圧着の動作を示す工程断面図であり、(a)はテープ熱圧着前のテープ熱圧着機構の動作を示す説明図、(b)はテープ熱圧着後のテープ熱圧着機構の動作を示す説明図、(c)は(a)に示すC―C線の断面を示す断面図である。
図6の(a)(c)に示すように、テープ熱圧着機構9は、粘着テープ5と接触するヒータブロック9aと、このヒータブロック9aを加熱するカートリッジヒータ9bと、ヒータブロック9aを上下動させるためのエアーシリンダー9cとを備えている。ヒータブロック9aは、粘着テープ5と接触する先端部が、先行する帯状体3の後端3bおよび後続の帯状体4の先端4aのそれぞれを熱圧着するように二股に形成されている。この二股形状は、ヒータブロック9aの先端のほぼ中央に当接面2cと平行した方向に1本の溝を設けることで形成されている。このヒータブロック9aは、先行する帯状体3の後端面3baと、後続の帯状体4の先端面4aaとの当接面2cの上方に粘着テープ5を押圧するように設けられている。
これによって、先行する帯状体3の後端3bと、後続の帯状体4の先端4aをそれぞれライン状に押圧して、粘着テープ5とテープ貼付領域2bと溶着する。
図6の(b)に示すように、具材が包装された帯状体3の後端3bや、帯状体4の先端4aはヒータブロックで押圧されることでレール1aに押し付けられて熱圧着される。
また、ヒータブロックの熱圧着部は、二股ではなく、波状の多数の刻み、三股、またはフラット面でも構わない。
図7は、本発明の実施形態に係るテープ貼付装置を製造〜出荷ラインのシステム構成を示す概略図であり、(a)は正面図、(b)は平面図である。
本実施形態は、ロール状の帯状体の端面を接続して箱に収納する場合を示したものであるが、テープ貼付装置1は製造〜出荷ラインのいずれにも容易に組込むことが可能であり図7に示すような構成に限定するものではない。
図7の(a)(b)に示すように、先行する帯状体3がテープ貼付装置1から送り出されて製品収納部に送り出され、やがて先行する帯状体3の終端が来ると、その終端を検出することで、次に後続するロール状の帯状体4の先端がテープ貼付装置1へ供給される。
テープ貼付装置1の入口および出口には送りローラ12、12がそれぞれ設けられ、帯状体3、4の移動をスムーズにしている。
このテープ貼付装置1は、先行する帯状体3が第1の有無検出器1bを遮るように停止され、後続の帯状体4が第2の有無検出器1cを遮るように送り込まれると、先行する帯状体3は所定距離だけレール部1a上を後進し、後続の帯状体4は所定距離だけレール部1a上を前進して、先行する帯状体3の後端面3baと後続の帯状体4の先端面4aaが当接する位置で自動的に停止するように制御されている。
このとき、先行する帯状体3が後進を開始するスタート位置は、第1の有無検出器1bが先行する帯状体3の後端3bを検出する位置である。また、後続の帯状体4が前進を開始するスタート位置は、第2の有無検出器1cが後続の帯状体4の先端4aを検出する位置である。そしてそれぞれ、第1、第2の有無検出器1b、1cの検出位置からテープ貼付位置である当接位置へ移動する。
これによって、上述した図2の(d)に示すように、途中に不良品があった場合に、不良品だけを除去して、不良品を挟んで前後する帯状体を、それぞれ先行する帯状体3と後続の帯状体4とすることで、先行する帯状体3を第1の有無検出器1bの位置、後続の帯状体4を第2の有無検出器1cの位置に移動してくると、テープ貼付動作が開始される。
スタートスイッチを押すことでテープ貼付動作を開始することも可能である。
この先行する帯状体3は出口側の第1の有無検出器1bから所定のカウント数だけ後退して所定の距離を移動する。また、後続の帯状体4は入り口側の第2の有無検出器1cから所定のカウント数だけ前進して所定の距離を移動する。このとき、先行する帯状体3の後端面3baと後続の帯状体4の先端面4aaがテープ貼付領域1dで当接する。所定のカウント数はサーボモータで設定している。
また、連続作業中に先行する帯状体3が進行して最後の小袋2になった場合、その後端3bを第1の有無検出器1bが「有→無」を検出して、この第1の有無検出器1bが出力する信号S1によって、先行する帯状体3を第1の有無検出器1bの位置に停止させると共に、次の後続の帯状体4を自動的に繰り出し、その先端4aを第2の有無検出器1cが「無→有」を検出して、この第2の有無検出器1cが出力する信号S2によって、後続の帯状体4を第2の有無検出器1cの位置に停止させる。つまり、先行する帯状体3の後端3bはレール部1aの出口端1abに停止し、後続の帯状体4の先端4aは、レール部1aの入口端1aaに停止する。
なお、先行する帯状体3の後端面3baと後続の帯状体4の先端面4aaがテープ貼付位置1dで当接するように、第1の有無検出器1bと第2の有無検出器1cとの中間位置であるテープ貼付位置1dへ向かって、後進および前進して互いに接近するが、テープ貼付位置を適宜設定することで、第1の有無検出器1bと第2の有無検出器1cとの中間位置を当接位置に限定するものではなく、適宜設定可能である。
以上、好ましい実施の形態を説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱することの無い範囲内において適宜変更が可能なものである。例えば、ヒータブロック9aの先端に1本の溝を設けることで二股形状が形成されているが、溝は複数本設けることで三股以上を形成し、粘着テープおよびテープ貼付領域に複数の熱圧着痕を生成するようにしても構わない。また、二股や三股ではなく、波状の刻みでも、フラット状でも構わない。また、テープ引出機構によって引っ張られた状態の粘着テープの根元部を切断するテープカット機構8e、8fは、鋏を用いてカットできるようにしても構わない。
本発明は、粉末スープ、乾燥食品、ふりかけ、お菓子、およびお茶漬けなどの粉粒状や刻み状の具材の小袋を複数連ねた帯状体の製造〜出荷工程ラインの途中に配置させるテープ貼付装置に適用できる。
1 テープ貼付装置
1a レール部
1aa 入口端
1ab 出口端
1ac レール上面部
1ad 真空吸着穴
1ae 真空吸着穴
1b 第1の有無検出器
1c 第2の有無検出器
1d テープ貼付位置
1h 真空配管
2 小袋
2a 当接位置
2b テープ貼付領域
2c 当接面、突き合わせ面
2d 上面
3 先行する帯状体
3b 後端
3ba 後端面
3bb 上面
4 後続の帯状体
4a 先端
4aa 先端面
4ab 上面
5 粘着テープ
5a ロール固定ネジ
5b 粘着テープのロール
5c 粘着テープ取付台
5d テープガイド車
5e テンション車
5f 上面
5g 下面
5ga 粘着部
5h 左はみ出し部
5ha 先端部
5ja 根元部、多端側
7 テープ引出機構
7a テープ掴み機構
7b エアーシリンダー
8 テープ吸着機構
8a テープ吸着ブロック
8b テープ真空吸着
8c 真空配管
8d 真空吸着穴
8e 上刃、テープカット機構
8f 下刃、テープカット機構
8g エアーシリンダー
9 テープ熱圧着機構
9a ヒータブロック
9b カードリッジヒータ
9c エアーシリンダー
10a 第1の駆動手段
10b 第2の駆動手段
10aa、10ba 帯状体押え車
10ab、10bb 帯状体駆動車
10ac、10bc エアーシリンダー
10ad、10bd サーボモータ
11a 支柱
11b 支持板
11c 固定ボルト
12 送りローラ

Claims (3)

  1. 粉粒刻み状の食品具材を包装した小袋を複数連ねて一定幅を有して、先行する帯状体と、前記先行する帯状体に対して後続の帯状体と、を繋いで所定の進行方向へ送るために繋ぎ目を跨いだ位置に粘着テープを貼着して連続した帯状体を形成するテープ貼付装置であって、
    前記先行する帯状体と前記後続の帯状体を下方から支持して所定の進行方向への移動をガイドするレール部と、
    前記レール部の入口側から出口側への前記進行方向において、前記入口側に設けられた入口端と、前記出口側に設けられた出口端と、
    前記先行する帯状体の後端を検出する、前記出口端に設けられた第1の有無検出器と、
    前記後続の帯状体の先端を検出する、前記入口端に設けられた第2の有無検出器と、
    前記先行する帯状体を前記第1の有無検出器の位置から前記入口側方向へ所定距離を後退させる、カウント機能を備えた第1の駆動手段と、
    前記後続の帯状体を前記第2の有無検出器の位置から前記出口側方向へ所定距離を前進させる、カウント機能を備えた第2の駆動手段と、
    前記先行する帯状体の後端の後端面と、
    前記後続の帯状体の先端の先端面と、
    前記先行する帯状体を後退させ、前記後続の帯状体を前進させて、前記後端面と前記先端面とを当接させると共に、前記帯状体の移動を停止させる当接位置と、
    前記当接位置を跨いで前記粘着テープを貼り付けるためのテープ貼付領域と、
    前記先行する帯状体および前記後続の帯状体の幅以下に前記粘着テープを切り取るために、前記テープ貼付領域の上方に前記粘着テープの先端部を掴んで前記粘着テープを張設するテープ引出機構と、
    このテープ引出機構によって前記テープ貼付領域の上方に張設された前記粘着テープの上面を吸着して保持するテープ吸着機構と、
    前記先端部に対して前記粘着テープの他端側を根元部と称したとき、前記テープ引出機構によって引っ張られた状態の前記粘着テープの前記根元部を切断するテープカット機構と、
    前記粘着テープの上方から、前記粘着テープと前記テープ貼付領域を熱圧着するテープ熱圧着機構と、
    を備えることを特徴とするテープ貼付装置。
  2. 前記レール部は、前記帯状体の下面を支持するためのレール上面部を備え、
    このレール上面部に前記帯状体の下面を真空吸着するための複数の真空吸着穴を備えていることを特徴とする請求項1に記載のテープ貼付装置。
  3. 粉粒刻み状の食品具材を包装した小袋を複数連ねて一定幅を有して先行する帯状体と、前記先行する帯状体に対して後続の帯状体と、を繋いで所定の進行方向へ送るために繋ぎ目を跨いだ位置に粘着テープを貼着して連続した帯状体を形成するテープ貼付方法であって、
    前記先行する帯状体と前記後続の帯状体を下方から支持して所定の進行方向への移動をレール部によってガイドするレールガイド工程と、
    前記レール部の入口側から出口側への前記進行方向において、前記入口側に設けられた入口端と、前記出口側に設けられた出口端とを備え、前記出口端に設けられた第1の有無検出器によって前記先行する帯状体の後端を検出する第1の有無検出工程と、
    前記入口端に設けられた第2の有無検出器によって前記後続の帯状体の先端を検出する第2の有無検出工程と、
    前記先行する帯状体を前記第1の有無検出器の位置から前記入口側方向へ、カウント機能を備えた第1の駆動手段を用いて所定距離を後退させる第1の駆動工程と、
    前記後続の帯状体を前記第2の有無検出器の位置から前記出口側方向へ、カウント機能を備えた第2の駆動手段を用いて所定距離を前進させる第2の駆動工程と、
    前記先行する帯状体の後端の後端面と、前記後続の帯状体の先端の先端面とを備え、前記先行する帯状体を後退させ、前記後続の帯状体を前進させて、前記後端面と前記先端面とを当接させる当接位置に前記帯状体を停止させる帯状体当接工程と、
    前記当接位置を跨いでテープ貼付領域に前記粘着テープを貼り付けるテープ貼付工程と、
    前記先行する帯状体および前記後続の帯状体の幅以下に前記粘着テープを切り取るために、前記テープ貼付領域の上方に前記粘着テープの先端部を掴んでテープ引出機構によって前記粘着テープを張設するテープ引出工程と、
    前記テープ引出機構によって前記テープ貼付領域の上方に張設された前記粘着テープの上面を、テープ吸着機構によって吸着して保持するテープ吸着工程と、
    前記粘着テープの前記先端部に対して前記粘着テープの他端側を根元部と称したとき、前記テープ引出機構によって引っ張られた状態の前記粘着テープの前記根元部をテープカット機構によって切断するテープカット工程と、
    前記粘着テープの上方から、前記粘着テープと前記テープ貼付領域をテープ熱圧着機構によって熱圧着するテープ熱圧着工程と、を含むことを特徴とするテープ貼付方法。
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