JP2011189492A - 中空ゴム用錐 - Google Patents

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Ryoji Yamazaki
僚二 山崎
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Abstract

【課題】 切削部の先端をチャック部より外側に突出し、特に、切屑排出部を円弧形状に形設することにより、ウェザーストリップのクリップ取付部(中空部)における孔あけ加工時において、切屑を確実に外側へ排出できる中空ゴム用錐を提供する。
【解決手段】 チャック部の下部の段差部の先端部に、切削部の先端をチャック部より外側に突出してなる1枚刃を設けてなる中空ゴム用錐であって、切削部に切屑排出部を形設してなることを特徴とする中空ゴム用錐。
【選択図】図1

Description

自動車のドアに取り付けるウェザーストリップにクリップを取り付けるための孔を加工する中空ゴム用錐に関するものである。
まず、ウェザーストリップ及びクリップの形状や取り付け状態について、従来例を示す。一例として、ウェザーストリップは本体部とクリップとを備えている。本体部は自動車のドア開口周縁のフランジに沿う略平板状の基部と、中空状のシール部とを備えている。基部のフランジ側壁面には、略平板形状をなし、略同一の厚みを有する緩衝部が設けられている。前記基部は、硬質素材からなり、シール部と緩衝部とは、比較的柔軟性を持つ軟質材からなる。そして、ウェザーストリップをフランジに係止固定させる際には、クリップによって、基部がフランジに向けて押し付けられることで、緩衝部が弾性変形させられる。このため、本体部とフランジとの隙間が確実に封鎖され、水等の浸入を抑制できるものがある。(特許文献1参照)
また、別の従来例として、自動車ボディパネルのインナーパネルとアウターパネルを重合して形成したボディフランジに沿って、取付基部と中空シール部を備えたボディサイドウェザーストリップを取付けた取付構造であって、前記取付基部を、前記インナーパネルのボディフランジ近傍にクリップによって固定するものがある。(特許文献2参照)
上記のような構造のウェザーストリップに対してクリップを取り付ける場合、孔加工を行う必要がある。
この時、使用される中空ゴム用錐TKとして以下の工具がある。
円筒状の本体Hの下端全周に円形状の切刃Kを設けてなるものが主に使用されている。
本体H内に切屑KZが詰まり、最悪の場合、中空部内に残ったり、完全に切削できず、引っ掛ってしまう。
特開2005−153601号公報 特開2004−306833号公報
上記の従来の中空ゴム用錐TKによれば、本体H内に切屑KZが詰まり、最悪の場合、中空部内に残ったり、完全に切削できず、引っ掛ってしまう。よって、クリップを孔に入れることができず、切屑KZを取り除き、再度入れているため多大な時間と労力を要しているため、切屑KZを中空部内に残すことのない中空ゴム用錐が望まれている。
本発明は、上記のような従来の構成が有していた問題を解決しようとするもので、切削部の先端をチャック部より外側に突出し、特に、切屑排出部を円弧形状に形設することにより、ウェザーストリップのクリップ取付部(中空部)における孔あけ加工時において、切屑を確実に外側へ排出できる中空ゴム用錐を提供することを目的とする。
本発明は、上記目的を達成するための手段として、チャック部の下部の段差部の先端部に、切削部の先端をチャック部より外側に突出してなる1枚刃を設けてなる中空ゴム用錐であって、切削部に切屑排出部を形設してなること。
また、切切削部の刃先角を、約15°とする。
そして、切削部の背面角を、軸心に対して約30°とする。
さらに、切削部の先端切削面を、1/4略曲面形状とする。
さらにまた、切削部の先端背面を、円弧形状とする。
そして、切屑排出部を、円弧形状にしてなることを特徴とする。
1)、錐軸本体の下部の切削部の先端を、チャック部より外側に突出し、回転時に円を形成してなる1枚刃により、切削部の先端がウェザーストリップのクリップ部(中空部)に回転しながら食い込み、ゴムの弾力性により切屑を切削部の先端に引っ掛け、切屑排出部に沿って上方に確実に排出することができる。
2)、切削部の刃先角を約15°に切削することにより、ウェザーストリップのクリップ取付部により確実に食い込むことができる。
3)、切削部の背面角を、軸心に対して約30°とすることにより、適度に切削の外周を押圧し、切削後の反力(弾力)により切屑を排出し易くするものである。
4)、切削面を1/4略曲面形状とすることにより、より確実にウェザーストリップのクリップ取付部に、より確実に食い込むことができるものである。
5)、背面を円弧形状とすることにより、より一層確実に切屑を排出することができる。
6)、特に切屑排出部を円弧状に形設することによりハネ返りもなく、より確実に切屑を排出することができる。
中空ゴム用錐1は、チャック軸2の下部の段差部3の先端部に、切削部4aの先端4a1をチャック軸2の外径寸法2aより外側に突出し、回転時に円を形成してなる一枚刃4を設けてなる。
上記一枚刀4は、切削部4aの刃先角Hを約15°とし、背面角H1を軸心Gに対して約30°とする。
また、切削面4a2を1/4略曲面形状とし、背面4a3を円弧形状とするものである。
なお、チャック2の軸径Kを一例としてφ3mmとする。
さらに、切削面4a2に連設する切屑排出部5を円弧形状にすることが望ましい。
上記中空ゴム用錐1の使用例を下記に述べる。
ウェザーストリップUのクリップ取付部KT(中空部T)に孔加工を行うべく、まず、中空ゴム用錐1のチャック軸2をボール盤(図示せず)に取り付け、回転させ、1枚刃4の切削部4aの先端4a1をクリップ取付部KTに押圧しながら切削する。(図6)
この時、切削部4aの背面4a3にて、切屑KZ1の外周を適度に押しながら切り込まれる。(図6)
最終的に、1枚刃4の先端4a1が貫通し、切屑排出部5を通って切屑KZ1が外へ排出され、中空部T内に入り込むことなく、孔ANを加工することができる。(図7)
上記のように孔加工したウェザーストリップUのクリップ取付部KTの孔AN1にクリップKPをアンカーKP1を中空部T内に圧入して取り付けるものである。
上記の中空ゴム用錐1の実施例において、切削部の形状及び刃先角、背面角は多少形状や角度を同様な機能・効果の範囲で変更可能である。
本発明の中空ゴム用錐の正面図。 本発明の中空ゴム用錐の右側面図。 本発明の中空ゴム用錐の左側面図。 本発明の中空ゴム用錐の平面図。 本発明の中空ゴム用錐の底面図。 本発明の中空ゴム用錐第1切削状態図。 本発明の中空ゴム用錐第2切削状態図。 ウェザーストリップの側面図。 クリップの平面図。 ウェザーストリップへのクリップの取付状態の正面図。 ウェザーストリップへのクリップの取付状態の一部縦断側面図。 従来例を示す中空ゴム用錐の要部の縦断面図。
1−−−中空ゴム用錐
2−−−チャック軸
2a−−外径寸法
3−−−段差部
4−−−一枚刃
4a−−切削部
4a1−先端
4a2−切削面
4a3−青面
5−−−切屑排出部
G−−−軸心
H−−−刃先角
H1−−背面角
K−−−軸径
U−−−ウェザーストリップ
KT−−クリップ取付部
T−−−中空部
KZ1−切屑
AN−−孔
KP−−クリップ
KP1−アンカー

Claims (6)

  1. チャック部の下部の段差部の先端部に、切削部の先端をチャック部より外側に突出してなる1枚刃を設けてなる中空ゴム用錐であって、切削部に切屑排出部を形設してなることを特徴とする中空ゴム用錐。
  2. 切切削部の刃先角を、約15°とすることを特徴とする請求項1記載の中空ゴム用錐。
  3. 切削部の背面角を、軸心に対して約30°とすることを特徴とする請求項1又は2記載の中空ゴム用錐。
  4. 切削部の先端切削面を、1/4略曲面形状とすることを特徴とする請求項1、2又は3記載の中空ゴム用錐。
  5. 切削部の先端背面を、円弧形状とすることを特徴とする請求項1、2、3又は4記載の中空ゴム用錐。
  6. 切屑排出部を、円弧形状にしてなることを特徴とする請求工1,2,3,4または5記載の中空ゴム用錐。
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