JPH11899A - 穴開け具 - Google Patents

穴開け具

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Publication number
JPH11899A
JPH11899A JP15343297A JP15343297A JPH11899A JP H11899 A JPH11899 A JP H11899A JP 15343297 A JP15343297 A JP 15343297A JP 15343297 A JP15343297 A JP 15343297A JP H11899 A JPH11899 A JP H11899A
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JP
Japan
Prior art keywords
cylindrical
shavings
hole
discharge port
cylindrical hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP15343297A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayuki Okada
正之 岡田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
HOKUYOU SANGYO KK
Original Assignee
HOKUYOU SANGYO KK
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Filing date
Publication date
Application filed by HOKUYOU SANGYO KK filed Critical HOKUYOU SANGYO KK
Priority to JP15343297A priority Critical patent/JPH11899A/ja
Publication of JPH11899A publication Critical patent/JPH11899A/ja
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  • Perforating, Stamping-Out Or Severing By Means Other Than Cutting (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、作業性に秀れた穴開け具を提供す
ることを目的とする。 【解決手段】 回転工具1に着脱自在に連結し得る連結
部2を基端に設けた本体3に、先端側が開口した筒状部
4を設け、この筒状部4の先端開口縁に切削歯4aを設
けるとともに、筒状部4の周面に筒状部4の筒孔4bと
連通し削り屑を排出する削り屑排出口4cを設けたもの
である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、穴開け具に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】柔らか
い材質の部材、例えば発砲樹脂などの断熱材に穴を開け
る作業として、電動ドリルで穴を開けようとした場合、
ドリルでは断熱材が柔らかい材質故に奇麗な穴を開ける
ことができない。
【0003】そこで、従来から、先端に開口部が形成さ
れた筒状の穴開け具(以下、従来例)が提案されてい
る。
【0004】この従来例は、単に本体基端部を握って先
端開口部を断熱材へ当てて押し込んで貫通するまで、或
いは、所望の深さまで没入させ、この従来例を引き抜く
と従来例に係る筒孔内に断熱材が詰まった状態のまま引
き抜かれることになり、よって、断熱材にうまく奇麗な
穴を開けることができる。
【0005】しかしながら、従来例は作業者の手作業に
て断熱材に穴を開ける度に(従来例を引き抜く度に)、
従来例の筒孔内に詰まっている断熱材の削り屑を釘やド
ライバーなどの棒体でこじり出さなければならい。
【0006】従って、従来例では、電動ドライバーで穴
を開ける作業に比して奇麗な穴が容易に設けられるもの
の、断熱材への没入は作業者の手作業で行わなければな
らず、しかも、一つの穴を開ける度に筒孔内に詰まった
削り屑を取り出す作業が必須となってしまう為、複数の
穴を連続して開けようとした場合、穴空け作業がスムー
ズに行えないという問題点がある。
【0007】本発明は、上述の問題点を解決する穴開け
具を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】添付図面を参照して本発
明の要旨を説明する。
【0009】回転工具1に着脱自在に連結し得る連結部
2を基端に設けた本体3に、先端側が開口した筒状部4
を設け、この筒状部4の先端開口縁に切削歯4aを設け
るとともに、筒状部4の周面に筒状部4の筒孔4bと連
通し削り屑を排出する削り屑排出口4cを設けたことを
特徴とする穴開け具に係るものである。
【0010】また、前記筒状部4の筒孔4bと削り屑排
出口4cとの連通部位を湾曲状に形成したことを特徴と
する穴開け具に係るものである。
【0011】
【発明の実施の形態】好適と考える本発明の実施の形態
(発明をどのように実施するか)を、図面に基づいてそ
の作用効果を示して簡単に説明する。
【0012】本発明は、例えば断熱材に穴を開ける作業
を行う場合、本体3の連結部2を回転工具1に装着し、
筒状部4(先端開口縁の切削歯4a)を断熱材に当てて
回転させた状態で没入させる。その後、筒状部4の筒孔
4b内にある削り屑を先端開口部から釘やドライバーな
どの棒体を突っ込むだけで削り屑排出口4cから容易に
押し出すことができる(反対に、削り屑排出口4cから
棒体を突っ込んで筒状部4の先端側から押し出しても良
いのは勿論である。)。
【0013】また、複数の穴を開ける連続作業を行った
場合、一の穴を開けた後、仮に筒孔4b内に削り屑が残
ったままであっても、引き続き次の穴を開ける為に筒状
部4aを断熱材に当てて回転させた状態で没入させる
と、前記一の穴を開けた際に生じた削り屑は削り屑排出
口4から押し出(排出)されることになる。
【0014】本発明は上述のように構成したから、所望
の箇所に奇麗な穴を開けることができるのは勿論のこ
と、筒孔4b内にある削り屑を容易に除去することがで
きる。即ち、仮に穴空け作業が複数の穴を開ける連続作
業で行った場合であっても、従来例のように一つ穴を開
ける度に筒孔内に詰まった削り屑をこじり出す必要はな
く、そのまま(筒孔4bに削り屑がある状態のまま)引
き続き次の箇所へ筒状部4を回転状態で没入させるだけ
で筒孔4b内にある削り屑が削り屑排出口4bから押し
出されることになるから連続して穴開け作業が良好に行
え、そして、更に、従来例のように穴を開ける部材へ没
入させる為の作業が作業者による手作業ではなく回転工
具1に装着するだけで素早く簡易に行えるなど、極めて
作業性に秀れた穴開け具となる。
【0015】また、請求項2記載の発明においては、前
記請求項1記載の発明の作用効果に加え、筒状部4の筒
孔4bと削り屑排出口4cとの連通部位を湾曲状に形成
したことにより、筒状部4の先端から筒孔4b内へ導入
された削り屑が滑らかに削り屑排出口4cから排出され
ることになるから、穴空け作業を連続して良好に行うこ
とができ一層作業性に秀れた穴開け具となる。
【0016】
【実施例】本発明の具体的な実施例について図面に基づ
いて説明する。
【0017】本実施例は、回転工具1としての電動回転
工具に着脱自在に連結し得る断面六角形状の連結部2を
基端に設けた有底の筒状本体3に、先端側が開口する筒
状部4を設けたものである。
【0018】この筒状部4は、図1に図示したように筒
状部4の軸方向に筒孔4bを設けており、更に、この筒
状部4に係る先端開口縁には先鋭となる切削歯4aを設
けている(尚、切削歯4aは先鋭でなくても良く、穴開
け作業に支障を来さない形状であれば採用し得るもので
ある。)。
【0019】また、図2に図示したように筒状部4の基
端寄り周面には、筒状部4の筒孔4bと本体3の外部と
を連通せしめる削り屑排出口4cを設けており、この削
り屑排出口4cに係る基端側の開口縁と前記筒孔4bの
底壁面4b’の基端とを位置を合わせて設けている。
【0020】また、本実施例では、図2に図示したよう
に筒状部4の筒孔4bと削り屑排出口4cとの連通部位
P、即ち、筒孔4bに係る基端寄りの底壁面4b’を湾
曲状に形成している。つまり、筒孔4bの底壁面4b’
を削り屑排出口4cの対向側の筒孔4bに係る途中部か
ら削り屑排出口4cの基端側の開口縁に向かってなだら
かな湾曲状に立ち上がり形状に形成している。
【0021】従って、筒孔4b内に筒孔4bの軸芯方向
へ導入された削り屑を筒状部4の周面方向(削り屑排出
口4c)へ誘導し得る筒孔4bの底壁面4b’がなだら
かな湾曲状に形成されているから、筒状部4の先端から
筒孔4b内へ導入された削り屑は前記筒孔4bの湾曲す
る底壁面4b’を伝って滑らかに誘導され削り屑排出口
4cから良好に排出されることになる。
【0022】符号2aは本体3を電動回転工具1に装着
した際、電動回転工具1に内装された鋼球5が嵌入し、
抜け止め作用を担う凹溝である。
【0023】本実施例は上述のように構成したから、例
えば断熱材6に穴を開ける作業を行う場合、本体3の連
結部2を電動回転工具1に装着し、筒状部4の先端開口
縁の切削歯4aを断熱材6に当てて回転させた状態で貫
通するまで、或いは、所望の深さまで没入させる。その
後、筒状部4の筒孔4b内にある削り屑を先端開口部か
ら釘やドライバーなどの棒体を突っ込み、削り屑を削り
屑排出口4cから押し出すことができる(反対に、削り
屑排出口4cから棒体を突っ込んで押し出しても良いの
は勿論である。)。
【0024】また、複数の穴を開ける連続作業を行った
場合、一の穴を開けた後、仮に筒孔4b内に削り屑が残
ったままであっても、引き続き次の穴を開ける為に筒状
部4の先端開口縁の切削歯4aを断熱材6に当てて回転
させた状態で没入させると、削り屑排出口4cから前記
一の穴を開けた際に出た削り屑は自然に押し出(排出)
されることになる。
【0025】よって、本実施例によれば、所望の箇所に
奇麗な穴を開けることができるのは勿論のこと、筒孔4
b内にある削り屑を容易に除去することができ、即ち、
例えば筒状部4の先端側から釘やドライバーなどの棒体
を突っ込むことで、筒孔4b内にある削り屑を容易に押
し出すことができ、しかも、仮に穴空け作業が複数の穴
を開ける連続作業で行った場合であっても、従来例のよ
うに一つ穴を開ける度に筒孔内に詰まった削り屑をこじ
り出す必要はなく、そのまま(筒孔4bに削り屑がある
状態のまま)引き続き次の箇所へ筒状部4を没入させる
だけで自然に筒孔4b内にある削り屑が削り屑排出口4
bから押し出(排出)されることになるから連続して穴
開け作業が良好に行え、そして、更に、従来例のように
穴を開ける部材へ没入させる為の作業が作業者による手
作業ではなく電動回転工具1に装着するだけで素早く簡
易に行えるなど、従来からの製造ラインに一切支障を来
すことなく簡易構造にして極めて作業性に秀れたものと
なる。
【0026】また、筒状部4の筒孔4bと削り屑排出口
4cとの連通部位Pを湾曲状に形成したことにより、筒
状部4の先端から筒孔4b内へ導入された削り屑が円滑
に削り屑排出口4cから排出されることになる。即ち、
仮に筒孔4bの内底面にして筒状部4の筒孔4bと削り
屑排出口4cとの連通部位Pを直角とした(角をもたせ
て連通せしめた)場合、次々と先端側から導入される削
り屑がこの連通部位Pで詰まってしまい良好な排出を行
うことができないことになる。そこで、本実施例のよう
に筒孔4bの底壁面4b’を、筒孔4b内に筒孔4bの
軸芯方向へ導入された削り屑が筒状部4の周面方向へ誘
導されるなだらかな湾曲状に形成することで、筒状部4
の先端から筒孔4b内へ導入された削り屑が当該筒孔4
bに係る湾曲面(底壁面4b’)を伝って滑らかに誘導
されて削り屑排出口4cから排出されることになるか
ら、穴空け作業が良好に行えることになりより一層作業
性に秀れたものとなる。
【0027】尚、本実施例の使用目的(適応部材,材
質)は断熱材6だけに限られないのは勿論である。
【0028】
【発明の効果】本発明は上述のように構成したから、所
望の箇所に奇麗な穴を開けることができるのは勿論のこ
と、筒孔4b内にある削り屑を容易に除去することがで
きる。即ち、仮に穴空け作業が複数の穴を開ける連続作
業で行った場合であっても、従来例のように一つ穴を開
ける度に筒孔内に詰まった削り屑をこじり出す必要はな
く、そのまま(筒孔4bに削り屑がある状態のまま)引
き続き次の箇所へ筒状部4を回転状態で没入させるだけ
で筒孔4b内にある削り屑が削り屑排出口4bから押し
出されることになるから連続して穴開け作業が良好に行
え、そして、更に、従来例のように穴を開ける部材へ没
入させる為の作業が作業者による手作業ではなく回転工
具1に装着するだけで素早く簡易に行えるなど、極めて
作業性に秀れた穴開け具となる。
【0029】また、請求項2記載の発明においては、前
記請求項1記載の発明の作用効果に加え、筒状部4の筒
孔4bと削り屑排出口4cとの連通部位を湾曲状に形成
したことにより、筒状部4の先端から筒孔4b内へ導入
された削り屑が滑らかに削り屑排出口4cから排出され
ることになるから、穴空け作業を連続して良好に行うこ
とができ一層作業性に秀れた穴開け具となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例を示す平面図である。
【図2】本実施例を示すA−A断面図である。
【図3】本実施例を示すB−B断面図である。
【図4】本実施例の使用状態を示す側断面図である。
【符号の説明】
1 回転工具 2 連結部 3 本体 4 筒状部 4a切削歯 4b筒孔 4c削り屑排出口

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転工具に着脱自在に連結し得る連結部
    を基端に設けた本体に、先端側が開口した筒状部を設
    け、この筒状部の先端開口縁に切削歯を設けるととも
    に、筒状部の周面に筒状部の筒孔と連通し削り屑を排出
    する削り屑排出口を設けたことを特徴とする穴開け具。
  2. 【請求項2】 前記筒状部の筒孔と削り屑排出口との連
    通部位を湾曲状に形成したことを特徴とする穴開け具。
JP15343297A 1997-06-11 1997-06-11 穴開け具 Pending JPH11899A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15343297A JPH11899A (ja) 1997-06-11 1997-06-11 穴開け具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15343297A JPH11899A (ja) 1997-06-11 1997-06-11 穴開け具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11899A true JPH11899A (ja) 1999-01-06

Family

ID=15562396

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15343297A Pending JPH11899A (ja) 1997-06-11 1997-06-11 穴開け具

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JP (1) JPH11899A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011189492A (ja) * 2010-03-16 2011-09-29 Okamoto:Kk 中空ゴム用錐

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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