JP3042008U - 穿孔用鋸 - Google Patents
穿孔用鋸Info
- Publication number
- JP3042008U JP3042008U JP1997002920U JP292097U JP3042008U JP 3042008 U JP3042008 U JP 3042008U JP 1997002920 U JP1997002920 U JP 1997002920U JP 292097 U JP292097 U JP 292097U JP 3042008 U JP3042008 U JP 3042008U
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- JP
- Japan
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- saw
- handle
- saw blade
- piercing
- sawing
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 壁面等への孔あけ作業を、引き挽きか押し挽
きかの選択できる穿孔用鋸を提供する。 【構成】 槍板状の細身にして先端を鋭角に尖らせて刺
突部11を設けると共に、両側縁の一方に引き挽き用の
鋸刃12を形成し、他方に押し挽き用の鋸刃13を形成
した鋸体1を、直線棒状の把手2に、把手の延長上に位
置せしめて装着した。
きかの選択できる穿孔用鋸を提供する。 【構成】 槍板状の細身にして先端を鋭角に尖らせて刺
突部11を設けると共に、両側縁の一方に引き挽き用の
鋸刃12を形成し、他方に押し挽き用の鋸刃13を形成
した鋸体1を、直線棒状の把手2に、把手の延長上に位
置せしめて装着した。
Description
【0001】
本考案は、穿孔用鋸に関するものである。
【0002】
家屋や、ビル等に於いて、壁面に電源コンセント等を組み込む工事を行う際に 、壁面に電気部品取付用孔を穿つ必要があり、また配管工事に於いて合成樹脂管 に排水孔や連結孔を穿設することがある。これらの孔あけ作業に使用する穿孔用 鋸としては、引き回し鋸が知られている。従前の引き回し鋸は、基本的にピスト ル様の把手に、槍板状の細身の鋸体を装着してなる。そして切断開始時には壁面 等に鋸体を差し入れるための差し込み孔を予め穿っておく必要がある。このため 引き回し鋸の鋸身の先端を尖らせたり(実開平6−57602号)若しくは把手 内に錐板を内装したもの(実公平6−21683号)等が知られている。
【0003】
ところで、引き回し鋸の切断対象となる壁面や、合成樹脂製管は、合板、石膏 ボード、塩ビ管等異なる素材が対象である。特に電気工事従事者は、家屋の壁面 やビルの仕切り壁等は、合板と石膏ボードが混在して使用されている。更に作業 現場において、手前に引くほうが都合が良い場合や、押して切断する押し挽きの 方が都合が良い場合とがある。
【0004】 しかし従来の引き回し鋸は、手前に引いて切断する単一の鋸刃のみを備えたも のであるから、特に押し挽きによって切断したい場合でもできないという問題が ある。 そこで本考案は、両方向の切断が可能な穿孔用鋸を提案したものである。
【0005】
本考案に係る穿孔用鋸は、槍板状の細身にして先端を鋭角に尖らせて刺突部を 設けると共に、両側縁の一方に引き挽き鋸刃を形成し、他方に押し挽き鋸刃を形 成した鋸体を、直線棒状の把手に、把手の延長上に位置せしめて装着したことを 特徴とするものである。
【0006】
合板や、石膏ボード等の壁面に対して刺突部を突き刺して回転させると、鋸体 は錐として作用し、壁面に孔を穿つことができ、穿設した孔に鋸体を差し入れて 、手前挽きか押し挽きか都合良い鋸刃を選択使用して所定の電気部品取付用孔等 を形成する。
【0007】
次に本考案の実施例について説明する。 本考案に係る穿孔用鋸は、基本的には従前の引き回し鋸と同様に鋸体1と把手 2とで構成され、鋸体1は、薄金属板で先にいく程幅狭とした槍板状の細身で、 先端を鋭角に尖らすと共に、先端の表裏に刃を形成して刺突部11を設け、一方 の側縁に引き挽き用の鋸刃12を形成し、他方側縁には、押し挽き用の鋸刃13 を形成してなる。 把手2は、全体は、直線棒状にしてなり、樹脂製の芯体21と、その外周部分 に形成した樹脂製のゴム様握持部22とを備え、前記鋸体1を芯体21の端面に 植立して把手2の延長上に位置せしめて装着してなる。
【0008】 而して合板や石膏ボート等壁面Aに対して電気部品取付用の孔を穿つ場合に、 最初に刺突部11を差し込み、更に捻じりを繰り返し加えると、壁面Aに孔が穿 たれ、当該孔に鋸体1を差し込み、鋸刃を使用して電気部品取付用孔を開口する もので、特に手前側に引いての切断には、引き挽き用の鋸刃12を使用し、押し て切断する場合には、押し挽き用の鋸刃13を使用し、合板や石膏ボードの壁面 に開口Bを形成するものである。
【0009】
【考案の効果】 以上のように本考案は、先端を鋭角に尖らせて刺突部とし、両側縁に互いに異 なる挽き方向の鋸刃を形成した鋸体を、直線棒状の把手に装着した穿孔用鋸で、 作業に都合の良い方向に対応して鋸刃を選択使用できるものであるから、より使 い易い穿孔用鋸を提供できたものである。
【図1】本考案の実施例の正面図(一部拡大)。
【図2】同使用状態の説明図(差し込孔形成時)。
【図3】同使用状態の説明図(開口部形成時)。
1 鋸体 11 刺突部 12 引き挽き用の鋸刃 13 押し挽き用の鋸刃 2 把手 21 芯体 22 ゴム様握持部
Claims (2)
- 【請求項1】 槍板状の細身にして先端を鋭角に尖らせ
て刺突部を設けると共に、両側縁の一方に引き挽き鋸刃
を形成し、他方に押し挽き鋸刃を形成した鋸体を、直線
棒状の把手に、把手の延長上に位置せしめて装着したこ
とを特徴とする穿孔用鋸。 - 【請求項2】 把手を、樹脂製の芯体の外周部分にゴム
様握持部を形成した構造とした請求項1記載の穿孔用
鋸。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1997002920U JP3042008U (ja) | 1997-03-31 | 1997-03-31 | 穿孔用鋸 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1997002920U JP3042008U (ja) | 1997-03-31 | 1997-03-31 | 穿孔用鋸 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3042008U true JP3042008U (ja) | 1997-10-07 |
Family
ID=43176519
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1997002920U Expired - Lifetime JP3042008U (ja) | 1997-03-31 | 1997-03-31 | 穿孔用鋸 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3042008U (ja) |
-
1997
- 1997-03-31 JP JP1997002920U patent/JP3042008U/ja not_active Expired - Lifetime
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