JP2011189396A - 非消耗電極アーク溶接制御方法 - Google Patents

非消耗電極アーク溶接制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】フィラーワイヤを送給しながら行う非消耗電極アーク溶接において、アーク長を一定に保つトーチ高さ制御を行なっても、フィラーワイヤの挿入高さを常に所定値に維持することができるようにする。
【解決手段】溶接中の非消耗電極1の消耗に伴うアーク長Laの変化を抑制するトーチ高さ制御を行うと共に、取付部材51を介してトーチ4に取り付けられたワイヤガイド52内を通ってフィラーワイヤ5を送給しながら溶接する非消耗電極アーク溶接制御方法において、前記フィラーワイヤ5のアーク発生部への挿入高さLhが一定になるように前記取付部材51を前記トーチ4の長手軸方向に昇降制御する。これにより、アーク長制御に伴うフィラーワイヤ5の挿入高さの変化を抑制することができ、良好な溶接品質を得ることができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、アーク長が所定値になるようにトーチ高さ制御を行いながら溶接する非消耗電極アーク溶接制御方法に関するものである。
非消耗電極アーク溶接としては、ティグ溶接、プラズマアーク溶接等がある。非消耗電極アーク溶接では、電極にタングステン電極等の非消耗電極を使用し、アルゴンガス等のシールドガスによって大気から遮蔽した状態中で、非消耗電極と母材との間にアークを発生させて溶接を行う。このときに、フィラーワイヤを送給して、アーク発生部に挿入しながら溶接を行うこともよくある。以下の説明では、非消耗電極のことを単に電極と記載する。
図3は、フィラーワイヤ送給非消耗電極アーク溶接に使用される溶接装置の概要構成図である。以下、同図を参照して、各構成物について説明する。
溶接電源PSは、アーク3を発生させるための溶接電流Iw及び溶接電圧Vwを出力すると共に、トーチ昇降モータTMにトーチ昇降制御信号Tc及びフィラーワイヤ5の送給モータFMに送給制御信号Fcを出力する。非消耗電極アーク溶接では、定電流特性が使用されるので、この溶接電源PSは定電流制御の電源であり、溶接電流Iwが所定値になるように制御される。溶接トーチ4の先端にはノズル41が装着されており、この内側からシールドガス(図示は省略)が噴出している。また、溶接トーチ4の先端には電極1が、ノズル41の先端から数mm突出した状態で装着されている。電極1と母材2との間にはアーク3が発生している。
溶接トーチ4には取付部材51を介してワイヤガイド52が取り付けられている。フィラーワイヤ5は、送給モータFMによってワイヤガイド52内を送給されて、アーク発生部に挿入される。送給モータFMは、上述した溶接電源PSからの送給制御信号Fcによって送給速度が制御される。
トーチ昇降機構6は、溶接トーチ4を上下方向に昇降するための機構である。トーチ昇降モータTMは、溶接トーチ4を上下方向に昇降させるためのモータである。このトーチ昇降モータTMは、上述したように溶接電源PSからのトーチ昇降制御信号Tcによって、昇降方向及び昇降距離が制御される。図示は省略するが、母材2は自動台車上に設置されており、溶接中は自動台車が予め定められた溶接速度で移動する。
同図において、電極1の先端と母材2との距離が、アーク長Laとなる。そして、フィラーワイヤ5の送給方向を示す一点鎖線y1と、電極1の先端と母材2とを結ぶ一点鎖線y2との交点をPとする。この交点Pと母材2との距離を、フィラーワイヤ5の挿入高さLhと定義することにする。良好な溶接品質を得るためには、溶接中のアーク長La及びフィラーワイヤの挿入高さLhが適正値に設定されている必要がある。
非消耗電極アーク溶接においては、アーク長は、電極1の先端と母材2との距離となる。したがって、溶接開始前には、この電極1の先端と母材2との距離が適正値となるように、トーチ昇降モータTMを動作させて調整する。溶接中にアーク長Laが変化する要因としては、主に2つの場合がある。第1番目としては、母材2の表面高さが変化する場合である。母材2の表面高さが変化すると、電極1との距離が変化するので、アーク長Laが変化することになる。第2番目としては、アーク3によって電極1の先端が消耗して短くなり、アーク長Laが変化する場合である。電極1の消耗の進行は、電極1の材質、直径、溶接電流値、溶接電流の波形(交流又は直流)、アークスタートの頻度等によって異なる。特に、交流電流を通電する場合には、電極プラス極性においてその消耗が速く進行する。このようなアーク長Laの変化を抑制して一定値に維持するためのトーチ高さ制御方法が、従来から行われている(例えば、特許文献1参照)。この従来技術のトーチ高さ制御方法では、アーク長Laを溶接電圧Vw又はアーク光の照度によって検出し、この検出値が設定値と等しくなるようにトーチ昇降モータTMを制御するものである。
他方、フィラーワイヤ5の挿入高さLhの調整については、従来から種々の調整機構が使用されている(例えば、特許文献2参照)。特許文献2等に記載された調整機構を設けて、溶接開始前に主導によってフィラーワイヤ5の挿入方向及び挿入高さLhを適正状態に調整している。
特開2002−239728号公報 特開2009−107003号公報
上述したように、トーチ高さ制御を行うことによって、溶接中のアーク長の変化を抑制することができる。このときに、アーク長が変化する第1番目の要因である母材表面高さが変化する場合には、トーチの先端と母材の表面との距離が一定になるようにトーチ高さ制御が行われる。このために、アーク長La及びフィラーワイヤの挿入高さLhは共に適正値を維持することになり、良好な溶接品質を得ることができる。
他方、アーク長が変化する第2番目の要因である電極が消耗して先端が短くなる場合には、トーチ高さ制御によってトーチの先端と母材の表面との距離が短くなるように制御されることになる。この結果、電極先端と母材表面との距離であるアーク長Laは一定値を維持することができる。しかし、トーチ高さが低くなっているので、フィラーワイヤの挿入高さLhは低くなる。アーク長Laは一定値で変化しないにも関わらず、フィラーワイヤの挿入高さLhは変化するので、溶接品質が悪くなる場合が生じる。フィラーワイヤの挿入高さLhが変化するのは、図3で上述したように、ワイヤガイド52が取付部材51を介して溶接トーチ4と結合されているので、トーチ高さが変化するとフィラーワイヤの挿入高さLhも変化するためである。
そこで、本発明では、電極の消耗によるアーク長の変化を抑制し、かつ、フィラーワイヤの挿入高さの変化も抑制することができる非消耗電極アーク溶接制御方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するために、請求項1の発明は、溶接中の非消耗電極の消耗に伴うアーク長の変化を抑制するトーチ高さ制御を行うと共に、取付部材を介してトーチに取り付けられたワイヤガイド内を通ってフィラーワイヤを送給しながら溶接する非消耗電極アーク溶接制御方法において、
前記フィラーワイヤのアーク発生部への挿入高さが一定になるように前記取付部材を前記トーチの長手軸方向に昇降制御する、
ことを特徴とする非消耗電極アーク溶接制御方法である。
請求項2の発明は、
前記トーチ高さ制御が、予め定めた制御周期ごとに、予め定めた電圧設定値Vrと溶接電圧の検出値Vdとの差ΔVに基づいて修正量Δhを算出し、この修正量Δhだけトーチ高さを変化させる制御であり、
前記取付部材の昇降制御が、前記修正量Δhの符号を反転させた反転修正量−Δhだけ前記取付部材を昇降させる制御である、
ことを特徴とする請求項1記載の非消耗電極アーク溶接制御方法である。
本発明によれば、非消耗電極の消耗によるアーク長の変化をトーチ高さ制御によって抑制し、かつ、フィラーワイヤの挿入高さ制御を行うことによって、アーク長及びフィラーワイヤの挿入高さを常に適正値に維持することができる。このために、良好な溶接品質を得ることができる。
本発明の実施の形態に係る非消耗電極アーク溶接制御方法を実施するための溶接装置の概要構成図である。 図1を構成する溶接電源PSの詳細ブロック図である。 従来技術の非消耗電極アーク溶接装置の概要構成図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る非消耗電極アーク溶接制御方法を実施するための溶接装置の概要構成図である。同図において、上述した図3と同一構成物には同一符号を付してそれらの説明は省略する。同図は、図3に、取付部材昇降機構71及び取付部材昇降モータHMを追加したものである。以下、これらについて同図を参照して説明する。
取付部材昇降機構71は、取付部材51を溶接トーチ4の長手軸方向に昇降させるための機構である。
取付部昇降機構71は、溶接トーチ4の長手軸方向に平行に取り付けられたボールねじと、ボールねじの回転によって溶接トーチの長手軸方向に平行にスライドする部位で構成されており、スライドする部分に取付部材51を取り付け、ボールねじを回転させることで取付部材を任意の高さに昇降させる機構である。
取付部材51は、取付部材昇降モータHMによって取付部材昇降機構71上を昇降する。取付部材昇降モータHMは、溶接電源PSからの取付部材昇降制御信号Hcによって昇降方向及び昇降距離が制御される。取付部材51が昇降すると、フィラーワイヤ5の挿入高さLhを調整することができる。
図2は、図1を構成する溶接電源PSの詳細なブロック図である。以下、同図を参照して、各ブロックについて説明する。
電源主回路PMは、3相200V等の商用電源(図示は省略)を入力として、後述する電流誤差増幅信号Eiに従ってインバータ制御等の出力制御を行い溶接電流Iwを出力する。この溶接電流Iwは、溶接トーチ4、電極1、アーク3及び母材2を通って通電し、溶接トーチ4と母材2との間に溶接電圧Vwが印加する。
電流設定回路IRは、予め定めた電流設定信号Irを出力する。電流検出回路IDは、上記の溶接電流Iwを検出して、電流検出信号Idを出力する。電流誤差増幅回路EIは、上記の電流設定信号Irと上記の電流検出信号Idとの誤差を増幅して電流誤差増幅信号Eiを出力する。この電流誤差増幅信号Eiに従って溶接電源の出力制御が行われることによって定電流制御され、所望値の溶接電流Iwが通電する。
電圧検出回路VDは、上記の溶接電圧Vwを検出して、電圧検出信号Vdを出力する。電圧設定回路VRは、所定のアーク長に対応した電圧設定信号Vrを出力する。修正量算出回路DHは、上記の電圧設定信号Vr及び上記の電圧検出信号Vdを入力として、予め定めた制御周期ごとに、電圧設定信号Vrの値と電圧検出信号Vdの値との差に予め定めた増幅率Kを乗じて、修正量信号Δh=K・(Vr−Vd)を出力する。ここで、制御周期は、図1のトーチ昇降モータTM及び取付部材昇降モータHMを制御する周期であり、これらのモータの応答速度に対して充分に短い時間であれば良く、例えば0.1〜10ms程度に設定される。増幅率Kは、フィードバック系のゲインを設定することになるので、フィートバック系が安定になる値に設定される。ここでは、修正量信号Δhを慣用技術であるP制御で算出する場合を例示したが、同様に慣用技術であるPI制御及びPID制御に基づいて算出するようにしても良い。
送給速度設定回路FRは、予め定めた送給速度設定信号Frを出力する。送給モータ制御回路FCは、フィラーワイヤ5を上記の送給速度設定信号Frの値で送給するための送給制御信号Fcを送給モータFMに出力する。送給モータFMは、上記の送給制御信号Fcに従って回転速度が制御される。
上昇ボタンUBは、押されたときにHighレベルになる上昇信号Ubを出力する。下降ボタンDBは、押されたときにHighレベルになる下降信号Dbを出力する。トーチ昇降制御回路TCは、上記の修正量信号Δh、上記の上昇信号Ub及び上記の下降信号Dbを入力として、上昇信号UbがHighレベルのときは溶接トーチの高さを予め定めた低速度で上昇させるトーチ昇降制御信号Tcを出力し、下降信号DbがHighレベルのときは溶接トーチの高さを上記の低速度で下降させるトーチ昇降制御信号Tcを出力し、溶接中は上記の制御周期ごとに修正量信号Δhの値だけ溶接トーチの高さを変化させるトーチ昇降制御信号Tcを出力する。トーチ昇降モータTMは、上記のトーチ昇降制御信号Tcに従ってその回転方向及び回転速度が制御される。上記の修正量信号Δhが正の値であるときは溶接トーチの高さがΔhだけ上昇するように制御され、負の値であるときは溶接トーチの高さがΔhの絶対値だけ下降するように制御される。溶接トーチの高さがアーク長Laとなるので、溶接トーチの高さを制御することは、アーク長Laを制御することと等価である。溶接を開始する前に、上昇ボタンUB又は下降ボタンDBを押して、溶接トーチの高さが所定値になるように調整し、その後に溶接を開始する。
取付部材昇降制御回路HCは、上記の修正量信号Δhを入力として、溶接中は上記の制御周期ごとに修正量信号Δhの符号を反転した値だけ取付部材の高さを変化させる取付部材昇降制御信号Hcを出力する。取付部材昇降モータHMは、上記の取付部材昇降制御信号Hcに従ってその回転方向及び回転速度が制御される。上記の修正量信号Δhが正の値であるときは取付部材の高さがΔhだけ下降するように制御され、負の値であるときは取付部材の高さがΔhの絶対値だけ上昇するように制御される。取付部材の高さがフィラーワイヤの挿入高さLhを決めるので、取付部材の高さを制御することは、フィラーワイヤの挿入高さLhを制御することと等価である。溶接を開始する前に、手動によって取付部材の高さが基準位置になるように調整し、その後に溶接を開始する。
アーク長La及びフィラーワイヤの挿入高さLhの制御を数値例を用いて説明する。溶接中の第n回目の制御周期において、電圧検出信号Vd=20.2Vであったとし、電圧設定信号Vr=20.0Vであったとする。すなわち、電極が消耗してアーク長Laが所定値よりも長くなった場合である。このときの修正量信号Δh=2×(20.0−20.2)=−0.4mmとなる。ここで増幅率K=2としている。この修正量信号Δhによって、溶接トーチの高さは、この第n回目の制御周期中に、0.4mmだけ下降し、アーク長Laが0.4mmだけ短くなり所定値に近づくことになる。同時に、取付部材の高さは、この第n回目の制御周期中に、0.4mmだけ上昇して溶接トーチの上昇分を相殺するので、フィラーワイヤの挿入高さLhはLh−0.4+0.4=Lhとなって所定値のままで維持されることになる。ここでは、増幅率K=2としたが、増幅率Kは上述したように、トーチ高さ制御系及びフィラーワイヤの挿入高さ制御系の安定性を考慮して設定される。
上述したように、溶接中にアーク長が変化する主な要因は、第1番目に母材の表面高さの変化であり、第2番目に電極の消耗である。母材の表面高さの変化は、溶接を開始する前に確認することができる。確認によって母材の表面高さの変化がある場合には、本発明は適用しないようにする。すなわち、トーチ高さ制御のみを行い、フィラーワイヤの挿入高さ制御は動作停止とする。他方、母材の表面高さの変化がない場合には、トーチ高さ制御及びフィラーワイヤの挿入高さ制御を同時に行うようにする。
上述した実施の形態によれば、非消耗電極の消耗によるアーク長の変化をトーチ高さ制御によって抑制し、かつ、フィラーワイヤの挿入高さ制御を行うことによって、アーク長及びフィラーワイヤの挿入高さを常に適正値に維持することができる。このために、良好な溶接品質を得ることができる。特に、電極の消耗が激しい交流ティグ溶接及び交流プラズマアーク溶接においては、本実施の形態は大きな効果を奏する。
上述した実施の形態では、自動溶接装置の場合を例示したが、溶接トーチをロボットに把持させて行うロボット溶接装置の場合も同様である。この場合には、図2で上述したトーチ高さ制御に関するブロックである電圧設定回路VR、電圧検出回路VD、修正量算出回路DH、トーチ昇降制御回路TC及び取付部材昇降制御回路HCをロボット制御装置に内蔵するようにする。また、溶接トーチの高さ制御はロボットの各軸によって行うので、トーチ昇降モータTMは不要となる。取付部材昇降モータHMは、ロボットの手首軸に設けられる。上昇ボタンUB及び下降ボタンDBと同様の操作を、教示用のティーチペンダントによって行う。トーチ昇降制御回路TCからのトーチ昇降制御信号Tcによってロボットの各軸が制御されて溶接トーチの高さが変化する。
1 (非消耗)電極
2 母材
3 アーク
4 溶接トーチ
41 ノズル
5 フィラーワイヤ
51 取付部材
52 ワイヤガイド
6 トーチ昇降機構
71 取付部材昇降機構
DB 下降ボタン
Db 下降信号
DH 修正量算出回路
EI 電流誤差増幅回路
Ei 電流誤差増幅信号
FC 送給モータ制御回路
Fc 送給制御信号
FM 送給モータ
FR 送給速度設定回路
Fr 送給速度設定信号
HC 取付部材昇降制御回路
Hc 取付部材昇降制御信号
HM 取付部材昇降モータ
ID 電流検出回路
Id 電流検出信号
IR 電流設定回路
Ir 電流設定信号
Iw 溶接電流
K 増幅率
La アーク長
Lh フィラーワイヤ挿入高さ
P 交点
PM 電源主回路
PS 溶接電源
TC トーチ昇降制御回路
Tc トーチ昇降制御信号
TM トーチ昇降モータ
UB 上昇ボタン
Ub 上昇信号
VD 電圧検出回路
Vd 電圧検出信号
VR 電圧設定回路
Vr 電圧設定(信号/値)
Vw 溶接電圧
y1 フィラーワイヤ送給方向
y2 電極長手方向
Δh 修正量(信号)
ΔV 電圧設定信号と電圧検出信号との差

Claims (2)

  1. 溶接中の非消耗電極の消耗に伴うアーク長の変化を抑制するトーチ高さ制御を行うと共に、取付部材を介してトーチに取り付けられたワイヤガイド内を通ってフィラーワイヤを送給しながら溶接する非消耗電極アーク溶接制御方法において、
    前記フィラーワイヤのアーク発生部への挿入高さが一定になるように前記取付部材を前記トーチの長手軸方向に昇降制御する、
    ことを特徴とする非消耗電極アーク溶接制御方法。
  2. 前記トーチ高さ制御が、予め定めた制御周期ごとに、予め定めた電圧設定値Vrと溶接電圧の検出値Vdとの差ΔVに基づいて修正量Δhを算出し、この修正量Δhだけトーチ高さを変化させる制御であり、
    前記取付部材の昇降制御が、前記修正量Δhの符号を反転させた反転修正量−Δhだけ前記取付部材を昇降させる制御である、
    ことを特徴とする請求項1記載の非消耗電極アーク溶接制御方法。
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