JP2011188708A - スイッチング電源 - Google Patents

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Takeshi Matsumura
毅 松村
Hisao Sato
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Abstract

【課題】大容量の偏励磁防止用のコンデンサを使用することなく、トランスが偏励磁の状態となることを防止するスイッチング電源を提供する。
【解決手段】本発明のスイッチング電源は、複数の一次巻線を有するトランスと、一次巻線毎に直列に設けられたスイッチ素子と、一次巻線及び前記スイッチ素子と直列に設けられた抵抗と、抵抗の両端の電圧に基づき、スイッチ素子各々に流れる一次巻線の励磁電流を測定し、当該励磁電流が一次巻線間で等しい電流値となるようにスイッチ素子各々の制御を行う制御部とを有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、スイッチング電源に関するものである。
図5は、従来のスイッチング電源の回路構成を示す図である。図5において、絶縁型コンバータ200(スイッチング電源)は、フルブリッジ型のコンバータであり、一次巻線n1と二次巻線n2及びn3とを有し一次側と二次側を絶縁するトランスTR1と、トランスTR1の一次巻線n1を正負に極性を変えて励磁するスイッチQ1〜Q4からなる励磁回路と、一次巻線n1の励磁により二次巻線n2及びn3に流れる電流を整流するダイオードD1及びD2からなるセンタータップ整流回路と、この二次巻線n2及びn3に流れる電流を平滑化するインダクタLo1及びコンデンサCoからなる平滑化回路とを備えている。
図5の絶縁型コンバータ200においては、トランスTR1の一次巻線n1と直列にコンデンサC1を設けることによって、トランスTR1が偏励磁の状態となることを防止している。
また、スイッチング電源として、トランスの1次側において電源間に直列に接続された第1及び第2の入力コンデンサの中点電位に基づいて、励磁電流の導通と非導通とを切り換える第1及び第2のスイッチの導通期間の差を制御することにより、トランスの偏励磁を防止する構成もある(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−88113号公報
しかしながら、上述した図5の絶縁型コンバータでは、偏励磁防止用のコンデンサC1として、負荷を駆動する主回路電流を流すために大きなリップル電流を流す能力、すなわち大容量が必要となる。偏励磁防止用のコンデンサC1の容量が小さい場合、トランスTR1に印加できる電圧が小さいものとなり、コンバータの効率が低下してしまうからである。さらに、励磁する際に極性を変えた信号を印加するために、電極には極性を有するものが使用できないことから、大容量で高価な部品を使用せざるを得ない。
また、上述した特許文献1のスイッチング電源においても、図5と同様に、大容量のコンデンサが必要となる。
このため、従来のスイッチング電源は、大容量の偏励磁防止用のコンデンサを使用する必要があるため、製造コストが増大してしまうという問題があった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、大容量の偏励磁防止用のコンデンサを使用することなく、トランスが偏励磁の状態となることを防止するスイッチング電源を提供することを目的とする。
本発明のスイッチング電源は、複数の巻線を有するトランスと、前記巻線のうち駆動する駆動巻線に直列に設けられた、当該巻線を駆動する複数のスイッチ素子と、前記駆動巻線及び前記スイッチ素子と直列に設けられた抵抗と、前記抵抗の両端の電圧に基づき前記スイッチ素子各々に流れる前記駆動巻線の励磁電流を測定し、当該励磁電流が前記スイッチ素子間で等しい電流値となるように当該スイッチ素子各々の制御を行う制御部とを有することを特徴とする。
本発明のスイッチング電源は、前記制御部は、前記励磁電流が最も少ないスイッチ素子のオン時間を長くし、前記励磁電流が最も大きなスイッチ素子のオン時間を短くすることを特徴とする。
本発明のスイッチング電源は、前記励磁電流の差と、励磁電流が大きい方のスイッチ素子のオン時間を短くし、励磁電流が小さい方のスイッチ素子のオン時間を長くする補正時間とが対応付けられているテーブルを有し、前記制御部は、測定された励磁電流の差に応じた補正時間を前記テーブルから読み出し、当該補正時間でパルス幅を補正するパルス幅補正部と、前記補正されたパルス幅で前記スイッチ素子を駆動するパルス駆動部とを有することを特徴とする。
本発明のスイッチング電源は、前記抵抗毎に、当該抵抗の両端の電圧を保持するピークホールド部が設けられていることを特徴とする。
本発明のスイッチング電源は、スイッチング電源の出力電圧に基づき前記スイッチ素子のオン時間を求める電圧制御部を有し、前記制御部は、前記電圧制御部が求めたオン時間を前記補正時間により補正し、当該補正されたパルス幅でスイッチ素子を制御することを特徴とする。
本発明のスイッチング電源は、前記抵抗のインピーダンスが、前記スイッチ素子の導通状態のインピーダンスより小さいことを特徴とする。
この発明によれば、偏励磁対策にコンデンサに代えて抵抗を用いているため、偏励磁の対策に用いる回路の実装スペースを削減することができ、装置全体を小型化することが可能となる。
また、この発明によれば、偏励磁対策に抵抗を用いているので、従来のように高価なコンデンサを用いる必要がなく、装置全体のコストを低減することが可能となる。
本発明の第1の実施形態によるスイッチング電源の構成例を示す概略ブロック図である。 図1のスイッチング電源の動作例を説明する波形図である。 本発明の第2の実施形態によるスイッチング電源の構成例を示す概略ブロック図である。 本発明の第3の実施形態によるスイッチング電源の構成例を示す概略ブロック図である。 従来のスイッチング電源の構成を示す概略ブロック図である。
<第1の実施形態>
以下、図面を参照して、本発明の第1の実施形態について説明する。図1は、この発明の第1の実施形態によるスイッチング電源の構成例を示す概略ブロック図である。
図1に示すスイッチング電源は、フルブリッジ型のDC/DCコンバータであり、トランスTS、制御部100、スイッチS1、スイッチS2、ダイオードD1、ダイオードD2、ダイオードD3、ダイオードD4、コンデンサC10、コンデンサC11、コイルL11を有している。
ここで、スイッチS1及びS2の各々は、絶縁ゲート型のバイポーラトランジスタであり、コレクタ、エミッタ、ゲートの端子を有している。
また、スイッチS1及びS2の各々は、MOS(Metal-Oxide-Semiconductor)トランジスタ、あるいはGTO(Gate Turn-Off thyristor)などを用いてもよい。
トランスTSは、一次巻線LA1及びこの一次巻線LA1に対する二次巻線LA2と、一次巻線LB1及びこの一次巻線LB1に対する二次巻線LB2とからなる。
スイッチング電源の入力端子TIHには直流電源BATのプラス側が接続され、入力端子TILには直流電源BATのマイナス側が接続されている。また、入力端子TILは、接地点に接続されている。
また、スイッチング電源の出力端子TOHには負荷のプラス側が接続され、出力端子TOLには負荷のマイナス側が接続されている。
コンデンサC10は、平滑用のコンデンサであり、入力端子TIHと入力端子TILとの間に介挿されている。
トランスTSは、一次巻線LA1及びLB1の各々の一方の端子である共通端子TL1Cが、入力端子TIHに接続されている。
また、トランスTSは、一次巻線LA1の他方の端子TL11がスイッチS1のコレクタに接続され、一次巻線LB1の他方の端子TL12がスイッチS2のコレクタに接続されている。
また、トランスTSは、二次巻線LA2及びLB2の各々の一方の端子である共通端子TL2Cが、出力端子TOLに接続されている。
また、トランスTSは、二次巻線LA2の他方の端子TL21がダイオードD3のアノードに接続され、二次巻線LB2の他方の端子TL22がダイオードD4のアノードに接続されている。
スイッチS1は、ゲートにゲート信号g1が入力され、ソースが抵抗R1を介して入力端子TILに接続されている。この抵抗R1は、スイッチS1のオン抵抗より十分に低い抵抗値であることが望ましい。
スイッチS2は、ゲートにゲート信号g2が入力され、ソースが抵抗R2を介して入力端子TILに接続されている。この抵抗R2は、スイッチS2のオン抵抗より十分に低い抵抗値であることが望ましい。
スイッチS1及びスイッチS2は、同様の特性のバイポーラトランジスタが用いられている。このため、抵抗R1及び抵抗R2とは、同一の抵抗値の抵抗が用いられる。
ダイオードD1は、カソードがスイッチS1のコレクタに接続され、アノードがスイッチS1のソースに接続されている。
ダイオードD2は、カソードがスイッチS2のコレクタに接続され、アノードがスイッチS2のソースに接続されている。
ダイオードD3は、アノードが端子TL21に接続され、カソードがコイルL11の一端に接続されている。
ダイオードD4は、アノードが端子TL22に接続され、カソードがコイルL11の一端に接続されている。
コイルL11は、他端が出力端子TOHに接続されている。
コンデンサC11は、出力端子TOHと出力端子TOLとの間に介挿されている。
次に、制御回路100は、ピークホールド部1、ピークホールド部2、差分演算部3、パルス幅補正部4、電圧制御部5及びパルス駆動部6を有している。
電圧制御部5は、出力端子TOHの電圧VOHと出力端子TOLの電圧VOLとの差電圧VHLを求める。
電圧制御部5は、求めた差電圧VHLと、内部に予め設定された設定電圧VTとの差電圧VCを求める。
電圧制御部5は、求めた差電圧VCに対応したゲート信号のパルス幅を、公知のPID(Proportional Integral Derivative Control)制御等により算出し、このパルス幅を示すパルス幅データを含む制御信号CONTをパルス駆動部6に出力する。
すなわち、電圧制御部5は、例えば、PID制御を用いた場合、パルス幅データを、出力値である差電圧VHLと、目標値である設定電圧VTとの偏差である差電圧VCの一次関数として算出する。
電圧制御部5は、上述したパルス幅データに基づくパルス幅の算出を、後述するゲート信号g1及びゲート信号g2のパルス幅の制御周期毎に行い、次の制御周期のゲート信号のパルス幅を求め、パルス駆動部6に対して出力する。
パルス駆動部6は、電圧制御部5から供給される制御信号CONTに含まれるパルス幅データが示すゲート信号g1及びゲート信号g2の各々のパルス幅を、後述するパルス幅補正部4からの補正信号MD1及びMD2(後述)により補正し、補正後のパルス幅を有するゲート信号g1及びg2をスイッチS1及びスイッチS2へ出力する。ここで、電圧制御部5から供給されるゲート信号g1及びゲート信号g2のパルス幅は、PID制御により求めたパルス幅データに基づいて算出されたものであり、同一の幅である。
ピークホールド部1は、スイッチS1のソースの電圧のピーク電圧VP1を保持する。このピーク電圧VP1は、抵抗R1の抵抗値に対応した電圧降下の電圧値であり、スイッチS1のゲートがオン状態の際に、一次巻線LA1からスイッチS1を介して抵抗R1へと流れる励磁電流I1のピーク電流値に対応した電圧値である。
ピークホールド部2は、スイッチS2のソースの電圧のピーク電圧VP2を保持する。このピーク電圧VP2は、抵抗R2の抵抗値に対応した電圧降下の電圧値であり、スイッチS2のゲートがオン状態の際に、一次巻線LB1からスイッチS2を介して抵抗R2に流れる励磁電流I2のピーク電流値に対応した電圧値である。
差分演算部3は、ピークホールド部1がホールドしているピーク電圧VP1と、ピークホールド部2がホールドしているピーク電圧VP2との差電圧VP12(=VP1−VP2)を、パルス幅補正部4から供給されるリセット信号RESETの入力されたタイミングにて演算して求める。
また、差分演算部3は、この演算した差電圧VP12を、次にリセット信号RESETが入力されるまで保持し、この保持した差電圧VP12をパルス幅補正部4に対して出力する。
また、差分演算部3は、差電圧VP12を保持した後、ピークホールド部1及びピークホールド部2各々に対し、リセット信号RESを出力する。
これにより、ピークホールド部1及び2の各々は、差分演算部3から供給されるリセット信号RESが供給されると、それぞれホールドしているピーク電圧VP1、ピーク電圧VP2をリセットする。
パルス幅補正部4は、パルス駆動部6から入力されるいずれか一方のゲート信号の周期を制御周期として、ゲート信号のパルス幅の補正処理を行う。
以下、本実施形態においては、ゲート信号g1の周期を制御周期T1(後述)として説明を行う。
パルス幅補正部4は、ゲート信号g1のパルスの立ち上がりに同期させて、リセット信号RESETを生成して、この生成したリセット信号RESETを、差分演算部3に対して出力する。
また、パルス幅補正部4は、リセット信号RESETを出力した後(例えば、直後)に、差分演算部3の出力する差電圧VP12を読み込む。
パルス幅補正部4は、読み込んだ差電圧V12が正か負かの判定を行い、差電圧が正の場合、すなわちピーク電圧VP1がピーク電圧VP2より大きい場合、制御信号MD1をパルス駆動部6へ出力する。この制御信号MD1は、ゲート信号g1のパルス幅を減少させ、ゲート信号g2のパルス幅を増加させるように、後述する補正信号MD1及び補正信号MD2の制御を行う信号である。
一方、パルス幅補正部4は、差電圧V12が負の場合、すなわちピーク電圧VP1がピーク電圧VP2より小さい場合、制御信号MD2をパルス駆動部6へ出力する。この制御信号MD2は、ゲート信号g1のパルス幅を増加させ、ゲート信号g2のパルス幅を減少させるように、後述する補正信号MD1及び補正信号MD2の制御を行う信号である。
また、パルス幅補正部4は、差電圧が0、あるいは予め設定した閾値以下の電圧値の場合、制御信号MD1及びMD2のいずれも出力しない。
パルス駆動部6は、内部にゲート信号g1のパルス幅の補正情報D1を記憶する記憶部K1と、ゲート信号g2のパルス幅の補正情報D2を記憶する記憶部K2とを有している。補正情報D1及び補正情報D2は、+または−の極性を有する整数のデータである。
パルス駆動部6は、記憶部K1に記憶されている補正情報D1により、ゲート信号g1のパルス幅を制御する。ここで、パルス駆動部6は、ゲート信号g1のパルス幅を、予め設定された単位幅TDに補正情報D1を乗じた幅分だけ補正する。
例えば、パルス駆動部6は、記憶部K1に記憶されている補正情報D1が+2である場合、ゲート信号g1のパルス幅をTD×2の幅分だけ増加させ、このパルス幅を増加させたゲート信号を最終的なゲート信号g1としてスイッチS1のゲートに対して出力する。一方、パルス駆動部6は、記憶部K1に記憶されている補正情報D1が−1である場合、ゲート信号g1のパルス幅をTD×1の幅分だけ減少させ、このパルス幅を減少させたゲート信号を最終的なゲート信号g1として、スイッチS1のゲートに対して出力する。
同様に、パルス駆動部6は、記憶部K2に記憶されている補正情報D2により、ゲート信号g2のパルス幅を制御する。ここで、パルス駆動部6は、ゲート信号g2のパルス幅を、予め設定された単位幅TDに補正情報D2を乗じた幅分だけ補正する。
例えば、記憶部K2に記憶されている補正情報D2が−2である場合、ゲート信号g2のパルス幅からTD×2の幅分だけ減少させ、このパルス幅を減少させたゲート信号を最終的なゲート信号g2としてスイッチS2のゲートに対して出力する。一方、パルス駆動部6は、記憶部K2に記憶されている補正情報D2が+1である場合、ゲート信号g2のパルス幅からTD×1の幅分だけ増加させ、このパルス幅を増加させたゲート信号を最終的なゲート信号g2として、スイッチS2のゲートに対して出力する。
また、パルス駆動部6は、制御信号MD1が入力された場合、記憶部K1に記憶されている補正情報D1から1を減算し、記憶部K2に記憶されている補正情報D2に1を加算する。一方、パルス駆動部6は、制御信号MD2が入力された場合、記憶部K1に記憶されている補正情報D1に1を加算し、記憶部K2に記憶されている補正情報D2から1を減算する。すなわち、補正情報D1と補正情報D2とは、極性が異なり、絶対値が同一の整数となっている。したがって、上述したパルス幅の補正の処理においては、ピーク電圧VP1及びVP2のいずれか高い方に対応するパルス幅から減少させた幅を、低い方に対応するパルス幅に加える制御が行われる。
次に、図1及び図2を用いて、本実施形態のスイッチング電源の動作の説明を行う。図2は、本実施形態のスイッチング電源の動作を示す波形図である。図2(a)は、ゲート信号g1の出力波形を示すものであり、縦軸がパルスの電圧レベル(H/Lレベル)を示し、横軸が時刻を示している。図2(b)は、ゲート信号g1のパルス(Hレベル)により、スイッチS1がオン状態となって一次巻線LA1に流れる励磁電流I1を示すものであり、縦軸が電流値を示し、横軸が時刻を示している。図2(c)は、ゲート信号g2の出力波形を示すものであり、縦軸がパルスの電圧レベル(H/Lレベル)を示し、横軸が時刻を示している。図2(d)は、ゲート信号g2のパルス(Hレベル)により、スイッチS2がオン状態となって一次巻線LB1に流れる励磁電流I2を示すものであり、縦軸が電流値を示し、横軸が時刻を示している。
この図において、制御周期T1毎に差電圧V12の極性により、スイッチS1のゲートに供給されるゲート信号g1のパルス幅PW1と、スイッチS2のゲートに供給されるゲート信号g2のパルス幅PW2との補正処理が行われる。
時刻t1において、パルス駆動部6は、直前の制御周期により補正処理がなされたパルス幅PW1のゲート信号g1を出力する。
また、パルス駆動部6は、ゲート信号g1の立ち上がりから時間T2後に、直前の制御周期により補正処理がなされたパルス幅PW2のゲート信号g2を出力する。この時間T2は、例えば時間T1の1/2の長さである。
また、パルス幅補正部4は、ゲート信号g1が供給されると、リセット信号RESETを、差分演算部3に対して出力する。
また、差分演算部3は、リセット信号RESETが供給されると、ピーク電圧VP1とピーク電圧VP2との差電圧VP12を演算し、保持するとともに、パルス幅補正部4に対して出力する。
そして、差分演算部3は、差電圧VP12を保持した後、リセット信号RESをピークホールド部1とピークホールド部2とに出力する。
ピークホールド部1、ピークホールド部2は、リセット信号RESが供給されると、保持していたデータをリセットして、データを0とする。
そして、ピークホールド部1は、時刻t1から始まる制御周期における励磁電流I1の最大値に対応するピーク電圧VP1の保持処理を開始する。
同様に、ピークホールド部2は、時刻t1から始まる制御周期における励磁電流I2の最大値に対応するピーク電圧VP2の保持処理を開始する。
次に、パルス幅補正部4は、差分演算部3から読み込んだ差電圧VP12の正負の確認を行い、差電圧VP12が正の場合、制御信号MD1をパルス駆動部6に対して出力し、一方、差電圧VP12が負の場合、制御信号MD2をパルス駆動部6に対して出力する。
そして、パルス駆動部6は、制御信号MD1が入力されると、記憶部K1の補正情報D1から1を減算し、記憶部K2の補正情報D2に1を加算する。
また、パルス駆動部6は、制御信号MD2が入力されると、記憶部K1の補正情報D1に1を加算し、記憶部K2の補正情報D2から1を減算する。
次に、パルス駆動部6は、電圧制御部5から直前の制御周期に供給された制御信号CONTのパルス幅データによりパルス幅PW1、PW2を設定する。この制御信号CONTのパルス幅データによるパルス幅PW1とパルス幅PW2とは同一の幅である。
そして、パルス駆動部6は、記憶部K1に記憶されている補正情報D1により、ゲート信号g1のパルス幅PW1を補正し、記憶部K2に記憶されている補正情報D2により、ゲート信号g2のパルス幅PW2を補正する。
例えば、補正情報D1が+3であり、補正情報D2が−3である場合、パルス駆動部6は、パルス幅PW1に対してTD×3の幅を加算し、パルス幅PW2からTD×3の幅を減算する補正処理を行う。
そして、パルス駆動部6は、補正処理されたパルスPW1を、次の制御周期にてスイッチS1に与えるゲート信号g1のパルス幅とし、同様に、補正処理されたパルスPW2を、次の制御周期にてスイッチS2に与えるゲート信号g2のパルス幅として、内部に記憶する。
また、パルス幅の制御としては、パルス幅PW1を補正情報D1に対応した幅だけ増加させる場合、ゲート信号g1を補正情報D1に対応した時間だけ遅く立ち下がるよう制御し、一方、パルス幅PW1を補正情報D1に対応した幅だけ減少させる場合、ゲート信号g1の立ち下がりを補正情報D1に対応した時間だけ早めるよう制御する。
同様に、パルス幅PW2を補正情報D2に対応した幅だけ増加させる場合、ゲート信号g2を補正情報D2に対応した時間だけ遅く立ち下がるよう制御し、一方、パルス幅PW2を補正情報D2に対応した幅だけ減少させる場合、ゲート信号g2の立ち下がりを補正情報D2に対応した時間だけ早めるよう制御する。
そして、スイッチS1は、ゲートにゲート信号g1が供給されると、パルス幅PW1の間オン状態となり、一次巻線LA1に励磁電流I1を流す。
これにより、二次巻線LA2に励起電流が流れ、この励起電流がダイオードD3を介してコイルL11及びコンデンサC11からなるフィルタに供給される。
また、スイッチS2は、ゲートにゲート信号g2が供給されると、パルス幅PW2の間オン状態となり、一次巻線LB1に励磁電流I2を流す。
これにより、二次巻線LB2に励起電流が流れ、この励起電流がダイオードD4を介してコイルL11及びコンデンサC11からなるフィルタに供給される。
上述したスイッチS1及びスイッチS2がオン/オフ制御されることにより、出力端子TOHと出力端子TOL間に予め設定された直流電圧が供給される。
次に、時刻t2において、パルス駆動部6は、直前の時刻t1から開始される制御周期により補正処理がなされたパルス幅PW1のゲート信号g1を出力する。
また、パルス駆動部6は、ゲート信号g1の立ち上がりから時間T2後に、直前の制御周期により補正処理がなされたパルス幅PW2のゲート信号g2を出力する。
また、パルス幅補正部4は、ゲート信号g1が供給されると、リセット信号RESETを、差分演算部3に対して出力する。
以降の処理については、時刻t1から開始される制御周期と同様のため、説明を省略する。
上述したように、本実施形態によれば、抵抗R1に励磁電流I1が流れることにより生成されるピーク電圧VP1と、抵抗R2に励磁電流I2が流れることにより生成されるピーク電圧VP2との大小関係に応じて、スイッチS1に与えるゲート信号g1のパルス幅PW1と、スイッチS2に与えるゲート信号g2のパルス幅PW2とを補正して、スイッチS1及びスイッチS2の各々に流れる励磁電流を制御する。
この結果、本実施形態によれば、従来のようにコンデンサを励磁電流の制御に用いる必要がないため、励磁電流が各一次巻線において偏る偏励磁の対策に用いる回路の実装スペースを削減することができ、装置全体を小型化することが可能となる。
また、本実施形態によれば、偏励磁対策に抵抗を用いているので、従来のように高価なコンデンサを用いる必要がなく、装置全体のコストを低減することが可能となる。
<第2の実施形態>
以下、図面を参照して、本発明の第2の実施形態について説明する。図3は、この発明の第2の実施形態によるスイッチング電源の構成例を示す概略ブロック図である。
第1の実施形態と同様の構成については同一の符号を付し、その説明を省略する。
第2の実施形態が第1の実施形態と異なる構成は、パルス幅補正部14とパルス幅駆動部16とである。以下、これらパルス幅補正部14とパルス幅駆動部16とが、パルス幅補正部4、パルス幅駆動部16と異なる構成及び動作について説明する。
パルス幅補正部14は、励磁電流の差(電圧差VP12)と、励磁電流が大きい方のスイッチ素子のオン時間を短くし、励磁電流が小さい方のスイッチ素子のオン時間を長くする補正時間とが対応付けられている補正テーブルが記憶された記憶部K3を有している。
このテーブルは、実験により求めた電圧差VP12の範囲を複数に分割した領域毎に、領域に対応するゲート信号g1のパルス幅PW1の補正時間DT1と、ゲート信号g2のパルス幅PW2の補正時間DT2とが記憶されている。
電圧差VP12が正の場合、この電圧差VP12の電圧値に対応した補正の時間幅をパルス幅PW1から減少させる補正時間DT1と、電圧差VP12の電圧値に対応した補正の時間幅を、パルス幅PW2から増加させる補正時間DT2とが、補正テーブルに記憶されている。
電圧差VP12が負の場合、この電圧差VP12の電圧値に対応した補正の時間幅をパルス幅PW1から増加させる補正時間DT1と、電圧差VP12の電圧値に対応した補正の時間幅を、パルス幅PW2から減少させる補正時間DT2とが、補正テーブルに記憶されている。
例えば、パルス幅PW1を増加させる補正時間DT1は正の時間幅データとし、パルス幅PW1を減少させる補正時間DT1は負の時間幅データとする。
同様に、パルス幅PW2を増加させる補正時間DT2は正の時間幅データとし、パルス幅PW2を減少させる補正時間DT2は負の時間幅データとする。
パルス幅補正部14は、第1の実施形態と同様に、差分演算部3に対し、パルス駆動部16から入力されるゲート信号g1の立ち上がりに同期し、リセット信号RESETを出力することで、差分演算部3が出力する電圧差VP12を読み込む。
そして、パルス幅補正部14は、この電圧差VP12が含まれる領域を上記補正テーブルから検索し、検索された領域に対応した補正時間DT1と補正時間DT2とを読み出す。
そして、パルス幅補正部14は、読み出した補正時間DT1と補正時間DT2とを、制御信号DMとして、パルス駆動部16に対して出力する。
ここで、パルス駆動部16は、電圧制御部5から直前の制御周期に供給された制御信号CONTのパルス幅データによりパルス幅PW1、PW2を設定する。この制御信号CONTのパルス幅データによるパルス幅PW1とパルス幅PW2とは同一の幅である。
そして、パルス駆動部16は、制御信号CONTのパルス幅データにより設定されたパルス幅PW1及びパルス幅PW2の各々を、それぞれ補正時間DT1、補正時間DT2により補正する。
このとき、パルス駆動部16は、補正時間DT1が正の時間幅データであり、補正時間DT2が負の時間幅データである場合、パルス幅PW1を補正時間DT1に対応した時間幅だけ増加させ、パルス幅PW2を補正時間DT2に対応した時間幅だけ減少させる処理を行う。
また、パルス駆動部16は、補正時間DT1が負の時間幅データであり、補正時間DT2が正の時間幅データである場合、パルス幅PW1を補正時間DT1に対応した時間幅だけ減少させ、パルス幅PW2を補正時間DT2に対応した時間幅だけ増加させる処理を行う。
上述したパルス幅の制御としては、パルス幅PW1を補正時間DT1に対応した幅だけ増加させる場合、ゲート信号g1を補正時間DT1に対応した時間だけ遅く立ち下がるよう制御し、一方、パルス幅PW1を補正時間DT1に対応した幅だけ減少させる場合、ゲート信号g1の立ち下がりを補正時間DT1に対応した時間だけ早めるよう制御する。
同様に、パルス幅PW2を補正時間DT2に対応した幅だけ増加させる場合、ゲート信号g2を補正時間DT2に対応した時間だけ遅く立ち下がるよう制御し、一方、パルス幅PW2を補正時間DT2に対応した幅だけ減少させる場合、ゲート信号g2の立ち下がりを補正時間DT2に対応した時間だけ早めるよう制御する。
本実施形態によれば、第1の実施形態と同様に、従来のようにコンデンサを励磁電流の制御に用いる必要がないため、励磁電流が各一次巻線において偏る偏励磁の対策に用いる回路の実装スペースを削減することができ、装置全体を小型化することが可能となる。
また、本実施形態によれば、偏励磁対策に抵抗を用いているので、従来のように高価なコンデンサを用いる必要がなく、装置全体のコストを低減することが可能となる。
また、第1の実施形態及び第2の実施形態において、2つの一次巻線からなる電圧変換のトランスを用いて説明したが、3つ以上の複数の一次巻線からなるトランスにも同様に適用することができる。この場合、パルス幅補正部4(あるいは14)は、励磁電流が最も少ない一次巻線と、励磁電流が最も大きい一次巻線とを求める。
ここで、パルス幅補正部4(あるいは14)は、それぞれの一次巻線のピーク電圧の2つの組合せ毎に差電圧VP12を求め、最も差分電圧VP12が大きな組合せを求める。そして、パルス幅補正部4は、この求めた一次巻線の組合せにおいて、大きいピーク電圧の一次巻線を励磁電流が最も大きい一次巻線とし、小さいピーク電圧の一次巻線を励磁電流が最も小さい一次巻線とする。
一方、一次巻線が2つの場合、差電圧VP12を求める組合せが1つしかないため、(あるいは14)は、大きいピーク電圧の一次巻線を励磁電流が最も大きい一次巻線とし、小さいピーク電圧の一次巻線を励磁電流が最も小さい一次巻線とする。
そして、(あるいは14)は、差分に対応させて、励磁電流が最も小さいスイッチ(スイッチS1及びスイッチS2と同様の構成)のゲート信号のパルス幅(オン時間)を長くし、励磁電流が最も大きなスイッチのオン時間を短くする制御を、すでに説明した処理により行う。
この結果、本実施形態によれば、第1の実施形態及と同様に、従来のようにコンデンサを励磁電流の制御に用いる必要がないため、励磁電流が各一次巻線において偏る偏励磁の対策に用いる回路の実装スペースを削減することができ、装置全体を小型化することが可能となる。
<第3の実施形態>
以下、図面を参照して、本発明の第3の実施形態について説明する。図4は、この発明の第3の実施形態によるスイッチング電源の構成例を示す概略ブロック図である。図5に示す従来と同様な構成には同一の符号を付して説明を省略する。また、図1及び図3と同様の構成には同一の符号を付して説明を省略する。
スイッチQ1からスイッチQ4は、図1及び図3と同様に、たとえば絶縁ゲート型のバイポーラトランジスタであり、コレクタ、エミッタ、ゲートの端子を有している。
制御部100は、図1及び図3のいずれかの構成と同様であり、スイッチQ3とスイッチQ2とがオン状態であり、かつスイッチQ1とスイッチQ4とがオフ状態の場合の抵抗R1に流れる励磁電流I1(トランスTR1の一次巻線n1にスイッチQ3からスイッチQ2に流れる電流)を測定する。また、制御部100は、スイッチQ1とスイッチQ4とがオン状態であり、かつスイッチQ2とスイッチQ3とがオフ状態の場合の抵抗R2に流れる励磁電流I2(トランスTR1の一次巻線n1にスイッチQ1からスイッチQ4に流れる電流)を測定する。
そして、制御部100は、第1の実施形態及び第2の実施形態のいずれかと同様の処理によって、一次巻線n1に流れる励磁電流I1及び励磁電流I2から、ゲート信号g1、ゲート信号g2を生成し、それぞれスイッチQ1及びスイッチQ4と、スイッチQ2及びスイッチQ3とへ出力する。
この結果、本実施形態によれば、第1の実施形態及び第2の実施形態と同様に、従来のようにコンデンサを励磁電流の制御に用いる必要がないため、励磁電流I1及び励磁電流I2が一次巻線n1において偏る偏励磁の対策に用いる回路の実装スペースを削減することができ、装置全体を小型化することが可能となる。
また、第1の実施形態から第3の実施形態において説明したように、スイッチにてオンオフ制御して励磁駆動させるトランスの巻線あるいはコイルに対し、スイッチ、巻線(あるいはコイル)と直列に抵抗(各実施形態のR1、R2)を介挿する。
そして、この介挿した抵抗の電圧を測定することで、巻線(あるいはコイル)に流れる励磁電流を測定し、この励磁電流を各巻線(コイル)間、あるいは流れる方向間で同様となるように、スイッチをオンオフするスイッチング信号(ゲート信号g1、g2)の幅を制御している。これにより、本第1、第2及び第3の実施形態によれば、各巻線(あるいはコイル)間、あるいはコイルに流れる異なる方向(第3の実施形態の励磁電流I1、励磁電流I2)間において励磁電流の電流値が同様となるように制御されるため、巻線(あるいはコイル)における偏励磁の抑制を行うことが容易にできる。
また、図1におけるパルス幅補正部4、パルス駆動部6におけるパルス幅制御の機能、また図3におけるパルス幅補正部14、パルス駆動部16のパルス幅制御の機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することによりパルス幅の制御を行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。
また、「コンピュータシステム」は、WWWシステムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであっても良い。
以上、この発明の実施形態を図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
1,2…ピークホールド部
3…差分演算部
4,14…パルス幅補正部
5…電圧制御部
6,16…パルス駆動部
100…制御部
C10,C11…コンデンサ
D1,D2,D3,D4…ダイオード
L11…コイル
LA1,LB1…一次巻線
LA2,LB2…二次巻線
R1,R2…抵抗
S1,S2…スイッチ
TS…トランス

Claims (6)

  1. 複数の巻線を有するトランスと、
    前記巻線のうち駆動する駆動巻線に直列に設けられた、当該巻線を駆動する複数のスイッチ素子と、
    前記駆動巻線及び前記スイッチ素子と直列に設けられた抵抗と、
    前記抵抗の両端の電圧に基づき前記スイッチ素子各々に流れる前記駆動巻線の励磁電流を測定し、当該励磁電流が前記スイッチ素子間で等しい電流値となるように当該スイッチ素子各々の制御を行う制御部と
    を有することを特徴とするスイッチング電源。
  2. 前記制御部は、前記励磁電流が最も少ないスイッチ素子のオン時間を長くし、前記励磁電流が最も大きなスイッチ素子のオン時間を短くする
    ことを特徴とする請求項1記載のスイッチング電源。
  3. 前記励磁電流の差と、励磁電流が大きい方のスイッチ素子のオン時間を短くし、励磁電流が小さい方のスイッチ素子のオン時間を長くする補正時間とが対応付けられているテーブルを有し、
    前記制御部は、
    測定された励磁電流の差に応じた補正時間を前記テーブルから読み出し、当該補正時間でパルス幅を補正するパルス幅補正部と、
    前記補正されたパルス幅で前記スイッチ素子を駆動するパルス駆動部と
    を有することを特徴とする請求項2に記載のスイッチング電源。
  4. 前記抵抗毎に、当該抵抗の両端の電圧を保持するピークホールド部が設けられていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載のスイッチング電源。
  5. スイッチング電源の出力電圧に基づき前記スイッチ素子のオン時間を求める電圧制御部を有し、
    前記制御部は、前記電圧制御部が求めたオン時間を前記補正時間により補正し、当該補正されたパルス幅でスイッチ素子を制御することを特徴とする請求項2から請求項4のいずれかに記載のスイッチング電源。
  6. 前記抵抗のインピーダンスが、前記スイッチ素子の導通状態のインピーダンスより小さいことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載のスイッチング電源。
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