JP2011187731A - 半導体装置の製造方法、及び半導体装置の製造装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】
分断時に生じ得る破片等の付着等を抑制し、半導体装置の信頼性及び歩留まり率を向上させることのできる半導体装置の製造方法、及び半導体装置の製造装置を提供すること。
【解決手段】
複数の素子が形成された半導体ウェハを個片化して半導体装置を製造する半導体装置の製造方法であって、前記半導体ウェハの前記複数の素子の境界領域を改質又は加工する工程と、前記半導体ウェハよりも平面視で大きく、伸縮性を有するシート部材の一方の面に前記半導体ウェハを固着させる工程と、前記半導体ウェハが固着された前記シート部材の端部を支持する工程と、前記端部が支持されたシート部材の前記半導体ウェハが固着された側の第1圧力が、前記半導体ウェハが固着されていない側の第2圧力よりも高くなるように圧力調整を行うことにより、前記シート部材及び前記半導体ウェハを当該半導体ウェハが固着されている側が凹状になるように撓ませて個片化を行う工程とを含む。
【選択図】図1

Description

本発明は、半導体装置の製造方法、及び半導体装置の製造装置に関する。
従来より、ウェハに半導体素子を形成した後に、チップに分断(個片化)する手法として、種々の方法が用いられている。
例えば、ウェハに形成された複数の半導体素子の境界領域に分断用の切れ目を入れ、フィルムの裏面にウェハを接着し、フィルムの端を固定した状態で、フィルムの裏面(ウェハが接着された面)側の圧力を表面(ウェハが接着されていない面)側の圧力よりも低くし、気圧差でフィルムを撓ませてウェハに応力を与えることにより、切れ目でウェハを分断して個片化を行うダイシング方法があった(例えば、特許文献1参照)。
また、上述のような分断用の切れ目の代わりに、ウェハに形成された複数の半導体素子の境界領域にレーザを照射して分断用の改質層を形成し、伸縮性テープに接着したウェハに応力を与えて分断するレーザダイシング法もあった。ウェハへの応力の付与は、ウェハが接着された伸縮性テープに棒状のスキージを押し当てることによって行われていた(例えば、特許文献2、3参照)。
特開平02−052705号公報 特開2004−111601号公報 特開2006−066539号公報
レーザダイシング法は、研削水、洗浄水を使用しないため、タクトタイムの短縮化や製造装置の簡略化を図ることができ、また、特に、チップへの水分の混入を避けたい場合に有効的である。
しかしながら、従来のレーザダイシング法による半導体装置の製造方法では、棒状のスキージを伸縮性テープに沿って走査してウェハに局所的に応力をかけるため、棒状のスキージが接触している部分の周囲にあるチップ(半導体装置)同士が干渉し合い、分断によって生じ得る破片の発生確率が高まる可能性があった。破片が発生してチップ(半導体装置)に付着又は混入すると、動作不良の原因になる可能性があった。
また、棒状のスキージを伸縮性テープに接触させながら走査するため、静電気が発生し、個片化されたチップ(半導体装置)が静電気を帯びる(帯電する)可能性があった。チップ(半導体装置)が帯電すると、破片や異物が付着しやすくなるという問題があった。
また、気圧差を利用した従来のダイシング方法では、ウェハの表面(半導体素子が形成されていて、フィルムに接着されていない面)が凸になるように応力がかかるため、分断によって破片が生じた場合に、破片が飛び散り、チップ(半導体装置)に付着又は混入する可能性があった。
上述のような破片の付着、混入、帯電による異物の付着等は、半導体装置の動作不良、信頼性低下、又は歩留まり率の低下に繋がるため、低減されることが望まれていた。
そこで、分断時に生じ得る破片等の付着等を抑制し、半導体装置の信頼性及び歩留まり率を向上させることのできる半導体装置の製造方法、及び半導体装置の製造装置を提供することを目的とする。
本発明の実施の形態の半導体装置の製造方法は、複数の素子が形成された半導体ウェハを個片化して半導体装置を製造する半導体装置の製造方法であって、前記半導体ウェハの前記複数の素子の境界領域を改質又は加工する工程と、前記半導体ウェハよりも平面視で大きく、伸縮性を有するシート部材の一方の面に前記半導体ウェハを固着させる工程と、前記半導体ウェハが固着された前記シート部材の端部を支持する工程と、前記端部が支持されたシート部材の前記半導体ウェハが固着された側の第1圧力が、前記半導体ウェハが固着されていない側の第2圧力よりも高くなるように圧力調整を行うことにより、前記シート部材及び前記半導体ウェハを当該半導体ウェハが固着されている側が凹状になるように撓ませて個片化を行う工程とを含む。
また、前記個片化を行う工程は、前記シート部材の前記半導体ウェハが固着された側を下向きにして個片化を行う工程であってもよい。
また、前記端部が支持された前記シート部材を平面視で放射状に引き伸ばす工程をさらに含んでもよい。
また、シート部材の前記半導体ウェハが固着された側に不活性ガスを供給することにより、前記第1圧力を前記第2圧力よりも高くしてもよい。
また、シート部材の前記半導体ウェハが固着されていない側で真空引きすることにより、前記第1圧力を前記第2圧力よりも高くしてもよい。
また、前記シート部材及び前記半導体ウェハを当該半導体ウェハが固着されている側が凹状になるように撓ませることにより、前記境界領域で前記複数の半導体装置が分断された際に、前記半導体装置同士の間に、前記シートから離れるに従って幅が狭まる空間を形成させてもよい。
また、前記シート部材として、通気性のあるシート部材を用いてもよい。
本発明の実施の形態の半導体装置の製造装置は、複数の素子が形成され、前記複数の素子の境界領域が改質又は加工された半導体ウェハを個片化して半導体装置を製造する半導体装置の製造装置であって、前記半導体ウェハが一方の面に固着され、前記半導体ウェハよりも平面視で大きく、伸縮性を有するシート部材の端部を保持する保持部材と、前記保持部材によって前記シート部材が保持された状態で、前記シート部材の前記半導体ウェハが固着された側の第1気圧を、前記シート部材の他方の面側の第2気圧よりも高くする気圧調整部とを含み、前記第1圧力と前記第2圧力を調整して、前記シート部材及び前記半導体ウェハを当該半導体ウェハが固着されている側が凹状になるように撓ませることによって個片化を行う。
また、前記保持部材は、前記個片化を行う際に、前記半導体ウェハが固着された前記一方の面を下向きにして前記シート部材の端部を保持してもよい。
また、前記保持部材によって前記端部が支持された前記シート部材を平面視で放射状に引き伸ばすための引き延ばし機構をさらに含んでもよい。
分断時に生じ得る破片等の付着等を抑制し、半導体装置の信頼性及び歩留まり率を向上させることのできる半導体装置の製造方法、及び半導体装置の製造装置を提供できる。
実施の形態1の半導体装置の製造装置を示す図である。 実施の形態1の半導体装置の製造装置によって行われる製造工程の一部を説明するための図である。 実施の形態1の半導体装置の製造装置でダイシング(個片化)を行うウェハを示す図である。 実施の形態1の半導体装置の製造装置によるダイシング処理を説明するための断面図である。 (A)は、半導体装置が個片化される際のウェハの一部の断面を拡大して示す図であり、(B)は(A)の一部をさらに拡大して示す図である。 実施の形態1の半導体装置の製造装置によってダイシング処理が終了した後の状態を示す図である。 実施の形態2の半導体装置の製造装置200を示す図である。 実施の形態2の半導体装置の製造装置200によるダイシング処理を説明するための断面図である。 実施の形態3の半導体装置の製造装置300を示す図である。 実施の形態3の半導体装置の製造装置300によるダイシング処理を説明するための断面図である。
以下、本発明の半導体装置の製造方法、及び半導体装置の製造装置を適用した実施の形態について説明する。
<実施の形態1>
図1は、実施の形態1の半導体装置の製造装置を示す図であり、(A)は斜視図、(B)は断面図、(C)は動作状態を示す断面図である。図1(B)、(C)に示す断面は、図1(A)に示す半導体装置の製造装置100の中心軸lを通る断面である。
ここでは、実施の形態1の半導体装置の製造装置100の動作説明を通じて、実施の形態1の半導体装置の製造方法についての説明を行う。
図1(A)、(B)に示すように、実施の形態1の半導体装置の製造装置100は、台座10、ダイシングリング20、圧力調整機構30、及び基台40を含み、台座10、ダイシングリング20、及び圧力調整機構30は、基台40の上に設置されている。
台座10は、環状の台座部11の上に、環状のリング受け台12、及び環状の突出部13を配設したものである。台座部11は、基台40の上に配設されており、例えば、高さ50mm、幅20mm、内径400mmの円筒状のステンレスの部材である。
リング受け台12は、ダイシングリング20を受けるための台となる環状の部材であり、例えば、内径350mm、外径420mm、高さ10mmのステンレス製の部材である。リング受け台12は、例えば、溶接によって台座部11に固定されており、上面12Aには、ゴム製のOリング14が設置されている。
突出部13は、例えば、内径350mm、外径370mm、高さ30mmのステンレス製の円筒状の部材である。突出部13は、例えば、リング受け台12の上に溶接されることによって固定されている。
このような台座10は、基台40内に配設された駆動機構15によって昇降可能にされている。図1(B)に示す位置は最も降ろされた位置であり、この位置から、図1(C)に示すようにリング受け台12上のOリング14がダイシングリング20に当接する位置まで上昇させることができる。
ダイシングリング20は、例えば、内径380mm、外径420mm、高さ10mmの環状の部材であり、棒状の2本の支持部材21によって基台40に着脱可能に固定されている。ダイシングリング20は、図1(B)に示すように、台座10が下げられている場合において、リング受け台12よりも(ダイシングリング20の下面が)50mm上方に位置するように、支持部材21によって基台40に着脱可能に固定されている。
なお、ここでは、一例として、2本の棒状のステンレス製の支持部材21によってダイシングリング20が基台40に固定されている形態について説明するが、ダイシングリング20を基台40上で支持できる部材であれば、支持部材21の形状、構造、材質、個数等は、ここに示すものに限られない。
圧力調整機構30は、平面視で台座10の内側に位置するように、基台40内に配設されており、吹き出し孔31、排気口32、コンプレッサ33、及びチェック弁34を有する。
吹き出し孔31は、コンプレッサ33から圧送される窒素等の気体を図中上方に向けて吹き出すための円管状の部材である。実施の形態1では、一例として、吹き出し孔31は、その中心軸が台座10及びダイシングリング20の中心軸lと一致するように配設されている。
排気口32は、吹き出し孔31から吹き出された窒素を排気する際に用いる経路であり、チェック弁34が接続されている。チェック弁34は、窒素を排気する際にのみ開放されるため、通常は遮断された状態にされている。
なお、台座10を構成する台座部11、リング受け台12、及び突出部13は、すべて中心軸が一致するようにアライメントが取られた状態で配置されており、台座10とダイシングリング20も中心軸が一致するようにアライメントが取られた状態で配置されている。中心軸は図1(A)に符号lで示す軸である。
図2は、実施の形態1の半導体装置の製造装置によって行われる製造工程の一部を説明するための図であり、(A)はウェハをポーラスシートに接着する工程、(B)はウェハにレーザ加工を行う工程を示す。
図2(A)に示すように、ウェハ50は、ダイシングテープとしてのポーラスシート60に接着される。ウェハ50は、例えば、シリコンウェハであり、複数の素子が形成されている。これら複数の素子は、例えば、MEMS(Micro Electro Mechanical Systems)素子であり、分断(個片化)されることにより、各々が半導体装置になる。このため、ここでは、各素子を半導体装置51と称す。MEMS素子は、半導体製造工程によって作製される振動子を有する微小な電子部品であり、振動子の変位による静電容量等の物理量の変位を検出することができる。このようなMEMS素子は、例えば、車両のヨーレートセンサに用いられるため、分断(個片化)時の処理は水分を避けた処理が望ましい。
ポーラスシート60は、多孔質樹脂性で伸縮性と通気性を有するシートであり、平面視でウェハ50よりも大きく、表面にはウェハ50を接着するための接着剤が塗布されている。なお、この接着剤は、例えば、紫外線硬化するものを用いればよい。
図2(A)に示すように、複数の半導体装置51が形成されたウェハ50は、ポーラスシート60に接着される。ポーラスシート60へのウェハ50の搭載は、周知のウェハマウンタ等の装置を用いて行えばよい。
次に、図2(B)に示すように、レーザ装置70を用いてレーザ71をウェハ50に照射し、ポーラスシート60に接着されたウェハ50の複数の半導体装置51同士の間の境界領域52にレーザ加工を行う。
レーザ装置70としては、例えば、YAGレーザ装置を用いることができる。YAGレーザ装置70から出力されるレーザ71のレーザ出力及びパルス幅を調整することにより、ウェハ50の境界領域52内に、例えば、30〜50nm程度の改質層を形成することができる。
このレーザ加工により、境界領域52内のシリコンの単結晶は、多結晶又はアモルファスのように、機械的強度が低いものに改質されている。
図3は、実施の形態1の半導体装置の製造装置でダイシング(個片化)を行うウェハを示す図であり、(A)はポーラスシートに接着した状態を示す平面図、(B)は(A)の状態を示す側面図、(C)はダイシングリングに装着した状態を示す平面図、(D)は(C)の状態を示す断面図である。
図3(A)、(B)に示すように、多孔質性のポーラスシート60に接着されたウェハ50は、図2(B)に示したレーザ加工により、複数の半導体装置51同士の間の境界領域52が改質されている。
次に、図3(C)、(D)に示すように、ポーラスシート60の周端部をダイシングリング20に貼り付け、ウェハ50が接着されたポーラスシート60が下向きになるように、裏返す。なお、ウェハ50が接着されたポーラスシート60を裏返してウェハ50を下向きにした状態で、ポーラスシート60の周端部をダイシングリング20に貼り付けてもよい。
図4は、実施の形態1の半導体装置の製造装置100によるダイシング処理を説明するための断面図であり、(A)はダイシングを行う前の状態を示し、(B)、(C)はダイシングを行っている状態を示す。
実施の形態1の半導体装置の製造装置100によるダイシング処理は、図4(A)に示すようにウェハ50が接着されたポーラスシート60が貼り付けられたダイシングリング20に対して、台座10を降ろして離間させた状態から開始する。
駆動機構15を駆動することによって台座10を上昇させ、図4(B)に示すように突出部13の上端がポーラスシート60に当接し、かつ、ポーラスシート60の周端部をOリング14に密着させる。図4(B)に示すようにポーラスシート60の周端部がOリング14に密着した状態では、台座10、基台40、及びポーラスシート60によって囲まれた空間は、封止された状態になる。また、この状態では、ポーラスシート60は、突出部13とダイシングリング20の上下位置の違いの分だけ引き伸ばされるので、平面視では放射状に引き伸ばされることになる。
次に、チェック弁34を閉成した状態でコンプレッサ33を駆動して吹き出し孔31から窒素を吹き出させる。コンプレッサ33から吹き出す窒素の圧力を調整すると、台座10、基台40、及びポーラスシート60によって封止された空間内の圧力は、吹き出し孔31から吹き出される窒素によって上昇するため、ポーラスシート60の下側の空間の圧力が上側の圧力よりも高くなり、ポーラスシート60が図中上側に凸になるように撓む。このポーラスシート60の撓みにより、ウェハ50には図中上側に凸になるように撓ませる応力がかかる。すなわち、ポーラスシート60及びウェハ50は、ウェハ50が固着されている側が凹状になるように撓まされる。
すなわち、図4(C)に示す状態では、ウェハ50には、平面視で放射状に引っ張られる力と、図中上側に凸に撓まされる力との2種類の力が掛かることになり、これにより、ウェハ50は、複数の半導体装置51に個片化される。
なお、ここでは、図4(B)に示すようにポーラスシート60を放射状に引き伸ばしてから、図4(C)に示すように圧力差でウェハ50及びポーラスシート60を撓ませる製造方法について説明したが、図4(B)に示す放射状に引き伸ばす工程と、図4(C)に示す圧力差による撓ませる工程とを同時に進行させてもよい。すなわち、徐々にコンプレッサ33を駆動して吹き出し孔31から窒素を吹き出しながら、駆動機構15を駆動することによって台座10を上昇させてもよい。
図5(A)は、半導体装置51が個片化される際のウェハ50の一部の断面を拡大して示す図であり、(B)は(A)の一部をさらに拡大して示す図である。
上述のようにウェハ50に2種類の力がかかっている状態において、ウェハ50に含まれる2つの隣り合う半導体装置51に着目する。ここでは、説明の便宜上、2つの半導体装置51を区別するために、図中左側の半導体装置を符号51Aで表し、右側の半導体装置を51Bで表す。
ウェハ50のダイシングを行う際には、半導体装置51A、51Bの間で破片が生じる可能性があるため、図5(A)に示すように、半導体装置51Aと51Bの頂点A1とB1が接するようにウェハ50を撓ませることができれば、半導体装置51Aと51Bの間で発生した破片をポーラスシート60との間の空間に閉じ込めることができる。
ここで、半導体装置51Aの断面を示す四角形のそれぞれの頂点をA1、A2、A3、A4とし、同様に、半導体装置51Bの断面を示す四角形のそれぞれの頂点をB1、B2、B3、B4とする。
また、半導体装置51A、51Bの断面の長辺の長さをa、短辺の長さ(厚さ)をb、ウェハ50が撓んだことによって角度をなす半導体装置51A、51Bの法線ka、kbの交点をOとする。交点Oからポーラスシート60の下面までの長さRは、撓んだ状態のポーラスシート60の曲率半径である。
また、交点Oからポーラスシート60の下面に伸ばした長さRの直線は、頂点A2、B2と接するため、交点Oから頂点A2、B2までの長さをr1、頂点A2、B2からポーラスシート60の下面までの長さをr2とすると、長さRは、式(1)で表すことができる。
R=r1×{1+b/(r1−(a/2)} ・・・(1)
ここで、図5(B)に示すように、半導体装置51A、51Bの頂点A4、B4の間の距離をcとすると、cは式(2)のように表すことができる。
c=(a×b)/r2 ・・・(2)
このため、ウェハ50の境界領域52(図3(A)参照)の強度、ポーラスシート60の伸縮度等に応じて、式(1)で表されるRの値(ポーラスシート60の曲率半径)と、式(2)で表されるcの値を調整すれば、半導体装置51Aと51Bとの間で発生した破片をポーラスシート60との間の空間に閉じ込めることができる。
すなわち、実施の形態1の半導体装置の製造装置100では、式(1)、(2)を利用して、台座10の上昇度合と、台座10、基台40、及びポーラスシート60によって囲まれた空間の圧力とを調整すれば、半導体装置51Aと51Bの間で発生した破片をポーラスシート60との間の空間に閉じ込めることができる。
また、ポーラスシート60は通気性を有するので、半導体装置51A、51Bとポーラスシート60とで囲まれる空間に破片を閉じ込める際に、ポーラスシート60を通じて窒素が抜けるため、空間内の気流が乱れることを抑制でき、空間外への破片の飛散を抑制することができる。
図6は、実施の形態1の半導体装置の製造装置100によってダイシング処理が終了した後の状態を示す図である。
上述の工程によって半導体装置51のダイシングが終了した後に、コンプレッサ33を停止して吹き出し孔31を通じての窒素の導入を停止するとともに、チェック弁34を開放すると、台座10、基台40、及びポーラスシート60によって囲まれた空間内の窒素が排気口32から徐々に排気されることにより、空間内の圧力は徐々に低下する。
この圧力低下に伴い、ポーラスシート60が徐々に収縮して撓みが徐々に元に戻り、図6に示すように、ダイシングリング20によって引き伸ばされた状態になる。
このとき、図5に示すように接触していた半導体装置51A、51Bは離れるため、閉じ込められていた破片は落下し、排気口32へ流入する気流により、排気される。
従って、ダイシングの際に破片が生じても、ダイシング終了後に排気口32から排気することにより、半導体装置51に付着することを抑制することができる。
また、ダイシングの際に、従来のようにスキージで走査すると半導体装置51が帯電する可能性があるが、実施の形態1の半導体装置の製造装置100には、静電気を発生させるような動作が含まれていないため、帯電による異物の付着を抑制することもできる。
以上のように、実施の形態1によれば、分断時に生じ得る破片等の付着等を抑制し、半導体装置の歩留まり率を向上させることのできる半導体装置の製造方法、及び半導体装置の製造装置を提供することができる。
なお、以上では、ウェハ50に、平面視で放射状に引っ張られる力と、撓まされる力との2種類の力が掛かることによって複数の半導体装置51に個片化される形態について説明したが、必ずしもこれら2つの力を利用する必要はない。例えば、台座10が突出部13を含まないようにし、ポーラスシート60をダイシングリング20とリング受け台12との間に挟んだ状態で、台座10、基台40、及びポーラスシート60によって囲まれた空間の圧力とを調整することにより、圧力でウェハ50及びポーラスシート60を撓ませる力だけでダイシングを行うようにしてもよい。
また、以上では、吹き出し孔31、排気口32、コンプレッサ33、及びチェック弁34を有する圧力調整機構30を用いて圧力調整を行うことにより、ポーラスシート60及びウェハ50を撓ませる形態について説明したが、ポーラスシート60の一方の面側の圧力を他方の面側の圧力よりも高く調整できる機構であれば、圧力調整機構30の構成は、上述の構成に限られるものではない。
また、排気口32及びチェック弁34の下流側に積極的に排気を行うためのポンプ等を配設してもよい。ポンプ等で積極的な排気を行えば、破片が生じていた場合でも、半導体装置51同士の間に閉じ込められていた破片が基台40の上に残存することを抑制することができ、排気効率を向上させることができる。
また、以上では、気圧調整用に窒素を用いる形態について説明したが、窒素である必要はなく、半導体装置51に対して不活性な気体であれば何でもよい。
また、以上では、台座部11、リング受け台12、突出部13、ダイシングリング20、及び吹き出し孔31の中心軸が一致するように配設される形態について説明したが、それぞれの中心軸は必ずしも揃っていなくてもよい。
また、以上では、多孔質樹脂製で伸縮性及び通気性のあるポーラスシート60でウェハ50を保持する形態について説明したが、通気性は必ずしも必要ではない。このため、多孔質樹脂製ではない、伸縮性のあるシートをポーラスシート60の代わりに用いてもよい。
また、以上では、ウェハ50の半導体装置51の境界領域52をレーザ照射によって改質する形態について説明したが、境界領域52の強度を落とすための処理は、レーザ照射による改質に限られるものではなく、例えば機械的な加工等による処理であってもよい。例えば、ダイシングブレードを用いて境界領域52の表面から所定の深さだけ削り取る加工を行うことによって溝を形成し、境界領域52の強度を落とす処理であってもよい。
<実施の形態2>
実施の形態2の半導体装置の製造装置200は、ポーラスシート60の上面側の圧力を低下させることにより、ポーラスシート60の上面側の圧力を下面側の圧力よりも低くする点が実施の形態1の半導体装置の製造装置100と異なる。
図7は、実施の形態2の半導体装置の製造装置200を示す図である。
実施の形態2の半導体装置の製造装置200は、ダイシングリング20に容器221が被せられており、圧力調整機構230が容器221の上部に配設されている点が実施の形態1と異なる。その他の構成要素は基本的に実施の形態1の半導体装置の製造装置100と同一であるため、同一の構成要素には同一の符号を付し、その説明を省略する。
容器221は、ダイシングリング20の外周部20Aに天地逆の状態で封止されたカップ状の部材であり、その上部221Aには圧力調整機構230が配設されている。
圧力調整機構230は、排気口231、ポンプ232、通気口233、及び窒素ガス源234を含む。排気口231は、容器221を貫通しており、ポンプ232に接続されている。ポンプ232は、例えば、例えば、容積型のポンプ、真空ポンプ等の種々のポンプを用いることができ、圧力を減じることのできる手段であれば、ここに記したもの以外のものでも用いることができる。また、通気口233は、容器221を貫通しており、容器221の外側には窒素ガス源234が接続されている。
図8は、実施の形態2の半導体装置の製造装置200によるダイシング処理を説明するための断面図であり、(A)はダイシングを行う前の状態を示し、(B)はダイシングを行っている状態を示し、(C)はダイシング処理が終了した後の状態を示す図である。
実施の形態2の半導体装置の製造装置200によるダイシング処理は、図8(A)に示すようにウェハ50が下面に接着されたポーラスシート60が貼り付けられたダイシングリング20に対して台座10が降ろされて離間した状態から開始する。図8(A)に示すように、ダイシングリング20にポーラスシート60を貼り付けた状態では、ダイシングリング20、容器221、及びポーラスシート60は、封止されている。
駆動機構15を駆動することによって台座10を上昇させて図8(B)の位置まで移動させるとともに、窒素ガス源234を遮断した状態でポンプ232の吸引度合を調整すると、ポーラスシート60は、平面視で放射状に引き伸ばされるとともに、ポーラスシート60の上面側の圧力が下面側の圧力よりも低くなってポーラスシートが図中上側に凸になるように撓む。このポーラスシート60の撓みにより、ウェハ50も図中上側に凸になるように撓む。
すなわち、図8(B)に示す状態では、ウェハ50には、平面視で放射状に引っ張られる力と、図中上側に凸に撓まされる力との2種類の力がかかることになり、これにより、ウェハ50は、複数の半導体装置51に個片化される。
また、図8(C)に示すように、ダイシング処理が終了した後には、ポンプ232を停止させるとともに、窒素ガス源234を開放すれば、ダイシングリング20、容器221、及びポーラスシート60によって囲まれた空間内に通気口233を介して窒素が徐々に供給されることにより、空間内の圧力は徐々に上昇する。
この圧力上昇に伴い、ポーラスシート60が徐々に収縮して撓みが徐々に元に戻り、図8(C)に示すように、ダイシングリング20によって引き伸ばされた状態になる。
これにより、半導体装置51A、51Bの間に閉じ込められていた破片は基台40に落下する。
従って、ダイシングの際に破片が生じても、ダイシング終了後に基台40に落下することにより、半導体装置51に付着することを抑制することができる。
また、ダイシングの際に、従来のようにスキージで走査すると半導体装置51が帯電する可能性があるが、実施の形態2の半導体装置の製造装置200には、静電気を発生させるような動作が含まれていないため、帯電による異物の付着を抑制することもてきる。
以上のように、実施の形態2によれば、分断時に生じ得る破片等の付着等を抑制し、半導体装置の歩留まり率を向上させることのできる半導体装置の製造方法、及び半導体装置の製造装置を提供することができる。
<実施の形態3>
実施の形態3の半導体装置の製造装置300は、ポーラスシート60の上面側にウェハ50を接着し、ポーラスシート60の下面側の圧力を低下させることにより、ポーラスシート60の下面側の圧力を上面側の圧力よりも低くする点が実施の形態1、2の半導体装置の製造装置100、200と異なる。
図9は、実施の形態3の半導体装置の製造装置300を示す図である。
実施の形態3の半導体装置の製造装置300は、実施の形態1のコンプレッサ33の代わりにポンプ331を配設するとともに、実施の形態1のチェック弁34の代わりに窒素ガス源334を配設した点が実施の形態1の半導体装置の製造装置100と異なる。その他の構成要素は基本的に実施の形態1の半導体装置の製造装置100と同一であるため、同一の構成要素には同一の符号を付し、その説明を省略する。
圧力調整機構330は、排気口331、ポンプ332、通気口333、及び窒素ガス源334を含む。排気口331は、容器221を貫通しており、ポンプ332に接続されている。ポンプ332は、例えば、容積型のポンプ、真空ポンプ等の種々のポンプを用いることができ、圧力を減じることのできる手段であれば、ここに記したもの以外のものでも用いることができる。また、通気口333には窒素ガス源334が接続されている。
図10は、実施の形態3の半導体装置の製造装置300によるダイシング処理を説明するための断面図であり、(A)はダイシングを行う前の状態を示し、(B)はダイシングを行っている状態を示し、(C)はダイシング処理が終了した後の状態を示す図である。
実施の形態3の半導体装置の製造装置300によるダイシング処理は、図10(A)に示すようにウェハ50が上面に接着されたポーラスシート60が貼り付けられたダイシングリング20に対して台座10が下げられて離間した状態から開始する。図10(A)に示すように、ダイシングリング20にポーラスシート60を貼り付けた状態では、台座10、ダイシングリング20、基台40、及びポーラスシート60は、封止されている。
駆動機構15を駆動することによって台座10を上昇させて図10(B)の位置まで移動させるとともに、窒素ガス源334を遮断した状態でポンプ332の吸引度合を調整すると、ポーラスシート60は、平面視で放射状に引き伸ばされるとともに、ポーラスシート60の下面側の圧力が上面側の圧力よりも低くなってポーラスシートが図中下側に凸になるように撓む。このポーラスシート60の撓みにより、ウェハ50も図中下側に凸になるように撓む。
すなわち、図10(B)に示す状態では、ウェハ50には、平面視で放射状に引っ張られる力と、図中下側に凸に撓まされる力との2種類の力がかかることになり、これにより、ウェハ50は、ポーラスシート60の上面側で複数の半導体装置51に個片化される。
また、図10(C)に示すように、ダイシング処理が終了した後には、ポンプ332を停止させるとともに、窒素ガス源334を開放すれば、台座10、ダイシングリング20、基台40、及びポーラスシート60によって囲まれた空間内に通気口333を介して窒素が徐々に供給されることにより、空間内の圧力は徐々に上昇する。
この圧力上昇に伴い、ポーラスシート60が徐々に収縮して撓みが徐々に元に戻り、図10(C)に示すように、ダイシングリング20によって引き伸ばされた状態になる。
これにより、破片が生じた場合でも、破片は半導体装置51A、51Bの間に留まり、飛散することはない。
従って、ダイシングの際に破片が生じても、半導体装置51に付着することを抑制することができる。
また、ダイシングの際に、従来のようにスキージで走査すると半導体装置51が帯電する可能性があるが、実施の形態3の半導体装置の製造装置300には、静電気を発生させるような動作が含まれていないため、帯電による異物の付着を抑制することもてきる。
以上のように、実施の形態3によれば、分断時に生じ得る破片等の付着等を抑制し、半導体装置の歩留まり率を向上させることのできる半導体装置の製造方法、及び半導体装置の製造装置を提供することができる。
以上、本発明の例示的な実施の形態の半導体装置の製造方法、及び半導体装置の製造装置について説明したが、本発明は、具体的に開示された実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲から逸脱することなく、種々の変形や変更が可能である。
10 台座
11 台座部
12 リング受け台
13 突出部
14 Oリング
15 駆動機構
20 ダイシングリング
30、230、330 圧力調整機構
31 吹き出し孔
32 排気口
33 コンプレッサ
34 チェック弁
40 基台
50 ウェハ
51 半導体装置
52 境界領域
60 ポーラスシート
70 レーザ装置
100、200、300 半導体装置の製造装置
221 容器
231 排気口
232 ポンプ
233 通気口
234 窒素ガス源
331 排気口
332 ポンプ
333 通気口
334 窒素ガス源

Claims (10)

  1. 複数の素子が形成された半導体ウェハを個片化して半導体装置を製造する半導体装置の製造方法であって、
    前記半導体ウェハの前記複数の素子の境界領域を改質又は加工する工程と、
    前記半導体ウェハよりも平面視で大きく、伸縮性を有するシート部材の一方の面に前記半導体ウェハを固着させる工程と、
    前記半導体ウェハが固着された前記シート部材の端部を支持する工程と、
    前記端部が支持されたシート部材の前記半導体ウェハが固着された側の第1圧力が、前記半導体ウェハが固着されていない側の第2圧力よりも高くなるように圧力調整を行うことにより、前記シート部材及び前記半導体ウェハを当該半導体ウェハが固着されている側が凹状になるように撓ませて個片化を行う工程と
    を含む、半導体装置の製造方法。
  2. 前記個片化を行う工程は、前記シート部材の前記半導体ウェハが固着された側を下向きにして個片化を行う工程である、請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
  3. 前記端部が支持された前記シート部材を平面視で放射状に引き伸ばす工程をさらに含む、請求項1又は2に記載の半導体装置の製造方法。
  4. シート部材の前記半導体ウェハが固着された側に不活性ガスを供給することにより、前記第1圧力を前記第2圧力よりも高くする、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の半導体装置の製造方法。
  5. シート部材の前記半導体ウェハが固着されていない側で真空引きすることにより、前記第1圧力を前記第2圧力よりも高くする、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の半導体装置の製造方法。
  6. 前記シート部材及び前記半導体ウェハを当該半導体ウェハが固着されている側が凹状になるように撓ませることにより、前記境界領域で前記複数の半導体装置が分断された際に、前記半導体装置同士の間に、前記シートから離れるに従って幅が狭まる空間を形成させる、請求項1乃至5のいずれか一項に記載の半導体装置の製造方法。
  7. 前記シート部材として、通気性のあるシート部材を用いる、請求項1乃至6のいずれか一項に記載の半導体装置の製造方法。
  8. 複数の素子が形成され、前記複数の素子の境界領域が改質又は加工された半導体ウェハを個片化して半導体装置を製造する半導体装置の製造装置であって、
    前記半導体ウェハが一方の面に固着され、前記半導体ウェハよりも平面視で大きく、伸縮性を有するシート部材の端部を保持する保持部材と、
    前記保持部材によって前記シート部材が保持された状態で、前記シート部材の前記半導体ウェハが固着された側の第1気圧を、前記シート部材の他方の面側の第2気圧よりも高くする気圧調整部と
    を含み、前記第1圧力と前記第2圧力を調整して、前記シート部材及び前記半導体ウェハを当該半導体ウェハが固着されている側が凹状になるように撓ませることによって個片化を行う、半導体装置の製造装置。
  9. 前記保持部材は、前記個片化を行う際に、前記半導体ウェハが固着された前記一方の面を下向きにして前記シート部材の端部を保持する、請求項8に記載の半導体装置の製造装置。
  10. 前記保持部材によって前記端部が支持された前記シート部材を平面視で放射状に引き伸ばすための引き延ばし機構をさらに含む、請求項8又は9に記載の半導体装置の製造装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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