JP2011187372A - 誘導加熱調理器 - Google Patents

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Abstract

【課題】防汚性、信頼性、測定精度を向上させ得るようにする。
【解決手段】筐体1の上面に設置されて被加熱物を載置するトッププレートと、トッププレートの下側に設けた誘導加熱コイル8a,8bと、被加熱物から放射される赤外線量を検出する赤外線センサーと、赤外線センサーの出力の少なくとも一部を処理するセンサー回路が設けられたセンサー回路基板と、被加熱物から放射される赤外線の光軸を変換して赤外線センサーに導く光学部材と、センサー回路基板の出力に基づき誘導加熱コイルを駆動する制御回路9a,9bと、を備え、赤外線センサーとセンサー回路基板と光学部材とを一つのセンサーケース11Aに納め、センサーケースは、一部が筐体上面から突出し、この突出部に光学部材が配置され、また一部が筐体内に納まるよう筐体内部に取り付ける。
【選択図】図2

Description

本発明は、被加熱物から放射される赤外線量を検出する赤外線センサーの筐体上面からの突出量を少なくでき、かつ測定精度を向上させ得る誘導加熱調理器に関する。
従来より、被加熱物から放射される赤外線量を側面より検出し、被加熱物の温度を測定する機能を備えた誘導加熱調理器は知られている。
このようなものにおいて、被加熱物の温度を測定する赤外線センサー、及びこのセンサーの出力を例えばA/D変換(アナログ/デジタル変換)したり特定波長領域の光の抽出などの処理を行うセンサー回路の基板は、従来、筐体内に直接収納している(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−264055号公報(図1、図2)
しかしながら、赤外線センサー及びセンサー回路基板を直接筐体に収納するようにしたものにあっては、赤外線センサーの筐体上面からの突出量が大きく、そのため汚れやすく、汚れにより測定精度が低下してしまうという難点があった。
本発明の技術的課題は、防汚性、信頼性、測定精度を向上させ得るようにすることにある。
本発明に係る誘導加熱調理器は、筐体の上面に設置されて被加熱物を載置するトッププレートと、トッププレートの下側に設けた誘導加熱コイルと、被加熱物から放射される赤外線量を検出する赤外線センサーと、赤外線センサーの出力の少なくとも一部を処理するセンサー回路が設けられたセンサー回路基板と、被加熱物から放射される赤外線の光軸を変換して赤外線センサーに導く光学部材と、センサー回路基板の出力に基づき誘導加熱コイルを駆動する制御回路と、を備え、赤外線センサーとセンサー回路基板と光学部材とを一つのセンサーケースに納め、センサーケースは、一部が筐体上面から突出し、この突出部に光学部材が配置され、また残りの部分が筐体内に納まるよう筐体内部に取り付けたものである。
本発明に係る誘導加熱調理器においては、赤外線センサーとセンサー回路基板と光学部材とを一つのセンサーケースに納め、センサーケースは、一部が筐体上面から突出し、この突出部に光学部材が配置され、また残りの部分が筐体内に納まるよう筐体内部に取り付けるようにしているので、赤外線センサーの筐体上面からの突出量が少なくなって、防汚性・防水性が高まり、信頼性、測定精度を向上させることができる。
本発明の実施の形態1に係る誘導加熱調理器の外観を示す斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る誘導加熱調理器のトッププレートを外し、通風口グリルを分解した状態の斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る誘導加熱調理器のセンサーケース取付穴部の分解斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る誘導加熱調理器のセンサーケースの組立体を前方より示す斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る誘導加熱調理器のセンサーケースの組立体を後方より示す斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る誘導加熱調理器のセンサーケースの分解斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る誘導加熱調理器の赤外線センサー及びセンサー回路基板の保持状態を示すセンサーケースの上部品の下面図である。 本発明の実施の形態1に係る誘導加熱調理器のカバー部材を含むセンサーケース取付穴部の側面断面図である。 本発明の実施の形態2に係る誘導加熱調理器のトッププレートを外し、片側の通風口グリルを分解した状態の斜視図である。 本発明の実施の形態2に係る誘導加熱調理器の基板ケースユニットとチャンバを分解した状態の斜視図である。 本発明の実施の形態2に係る誘導加熱調理器のセンサーケース取付穴部の斜視図である。 本発明の実施の形態2に係る誘導加熱調理器のセンサーケース取付穴部の分解斜視図である。 本発明の実施の形態2に係る誘導加熱調理器のセンサーケースの分解斜視図である。 本発明の実施の形態2に係る誘導加熱調理器の赤外線センサー及びセンサー回路基板の保持状態を示すセンサーケースの中間部品の下面図である。 本発明の実施の形態2に係る誘導加熱調理器のカバー部材を含むセンサーケース取付穴部の側面断面図である。
実施の形態1.
図1は本発明の実施の形態1に係る誘導加熱調理器の外観を示す斜視図、図2はそのトッププレートを外し、通風口グリルを分解した状態の斜視図、図3はそのセンサーケース取付穴部の分解斜視図、図4はそのセンサーケースの組立体を前方より示す斜視図、図5はそのセンサーケースの組立体を後方より示す斜視図、図6はそのセンサーケースの分解斜視図、図7はその赤外線センサー及びセンサー回路基板の保持状態を示すセンサーケースの上部品の下面図、図8はそのカバー部材を含むセンサーケース取付穴部の側面断面図である。
本実施の形態の誘導加熱調理器は、図1乃至図8のように筐体1の上面における背面側の2ヶ所に通風口グリル2a,2bと一体化されて通風性を有し、吸気または排気を行う通気口の少なくとも一部を覆うカバー部材3a,3bがそれぞれ設けられている。これらカバー部材3a,3bには、赤外線センサーが受光するための窓部が設けられ、窓部に赤外線透過部材5a,5bがそれぞれ取り付けられていて、トッププレート30に載置される被加熱物から放射される赤外線が入射可能となっている。また、トッププレート30の下側には、前面側に左右とそれらの中間部の後方位置に、それぞれ誘導加熱コイル8a,8b,8cが設けられているとともに、左右後方の空いているスペースに、赤外線センサー4による検出結果や図示しないサーミスタによる温度検知の結果に基づき誘導加熱コイル8a,8b,8cを駆動する制御回路の基板(以下、「制御基板」という)9a,9bが配置されている。
筐体上面の背面側には、中央に排気口6、その両側に吸気口7a,7bがそれぞれ設けられている。但し、これら排気口6及び吸気口7a,7bでなる通風口の配置は一例でありこれに限るものでなく、例えば筐体前面部に吸気口を設け、筐体背面側の上面に排気口を設けるレイアウトであってもよい。
また、吸気口7a,7bと同じ筐体上面の開口の一端には、図3のように吸気ダクトで仕切られたセンサーケース取付穴(吸気口7b側のみ示す)7cが設けられ、センサーケース取付穴7cにセンサーケース11Aが取り付けられ、センサーケース11Aがカバー部材3bに収容されて外部衝撃等より保護されるようになっている。なお、センサーケース取付穴7cは、必ずしも吸気口7a,7bにおける吸気ダクトで仕切られた部位とする必要はなく、筐体上面における排気口6及び吸気口7a,7bでなる通風口の開口であればどこでもよいものである。また、左右のセンサーケースは、設置角度を除けば同一構成であるため、これ以降、後述の他の実施の形態も含み、一方(右側配置)のセンサーケース11Aについてのみ説明する。
この右側配置のセンサーケース11A内の赤外線センサー4は、センサー回路基板10に直接搭載されており、ここでは前面側の一方の誘導加熱コイル8bが加熱する被加熱物からの赤外線を検知して温度を測定している。なお、赤外線センサーとしては、センサー素子とセンサーカバーを一体に、単独の製品として作成し、これを基板上に取り付けるタイプのものと、センサー素子を基板上に実装し、この上にセンサーカバーを取り付けるタイプのものとが有る。
通常、右側配置のセンサーケース11A内の赤外線センサー4が受光する水平方向の光軸の中心は、右側の誘導加熱コイル8bの中心に向けられ、左側配置のセンサーケース11A内の赤外線センサー4が受光する水平方向の光軸の中心は、左側の誘導加熱コイル8aの中心に向けられ、各誘導加熱コイルの被加熱物と赤外線センサーは1対1となっている(本実施形態においては、中央の誘導加熱コイル8cの被加熱物温度を検知する赤外線センサーは具備されていない)。
複数の異なる製品(機種)においては、(右)誘導加熱コイルの水平方向の配置位置が異なることがある。このため、(右)センサーケース11Aの位置・取付角度を一定に固定した条件において、複数の製品の(右)誘導加熱コイルの水平方向の配置の中心を結ぶ線の中心に赤外線センサー4の水平方向の光軸が向くように赤外線センサー4を(右)センサーケース11A内に取り付けることにより、複数の異なる製品(機種)において(右)センサーケース11Aを共用化している。
このように、複数の異なる製品(機種)の誘導加熱調理器でセンサーケース11Aを共用することで標準化され、製品コストを低くすることができる。
筐体1の内部すなわちセンサーケース取付穴7c内には、図3及び図8のようにセンサーケース11Aの水平および垂直方向の位置決めを行うプレート状の載置台90が設けられている。載置台90は、その筐体背面側の端部に、センサーケース11Aと係合可能な垂直プレート状の係止部90aが筐体背面から所定間隙離した状態で折曲形成されているとともに、係止部90aの上縁の2ヶ所に切欠部90bが設けられている。一方、センサーケース11Aには、係止部90aと筐体背面との間の隙間に挿入可能な係止片部19eが設けられているとともに、この係止片部19eの前記隙間への挿入時に切欠部90b側となる端面の2ヶ所に、切欠部90bに嵌入してその下端と係合可能な締結部(図示せず)が突設されている。したがって、センサーケース11Aは、係止片部19eが、筐体1の係止部90aと背面間の隙間に挿入され、締結部が、切欠部90bに嵌入してその下端に係合することで、主に水平方向の位置決めがなされ、垂直方向の補助的な位置決めもなされ、取付け位置・方向の精度を確保でき、仮固定されるようになっている。そして、この仮固定状態下から、筐体背面よりセンサーケース11Aの締結部にねじ(例えばタッピンねじ)12を締め付けることで、本固定できるようになっている。このため、締結作業が容易で、作業性が高まり、製品コストを低くすることができる。
このように、センサーケース11Aは、一部が筐体上面から突出するように、また仮固定部を含む残りの部分が筐体内、つまりセンサーケース取付穴7c内に納まるように、筐体内部に取り付けられる。なお、制御基板9a,9bの制御基板接続ケーブル13(一方のみ図示)は、筐体内から引き出せる長さであり、筐体外でコネクタ部14(一方のみ図示)の着脱作業が可能な長さとなっている。
センサーケース11Aは、大別すると、ここでは図6のように筐体上面から突出する部分の外周面が一体的に形成されてなる上部品19Aと下部品18の2部品で構成される。上下の部品19A,18が組み合わされることで、これらが一体化される。
センサーケース11Aの上部品19Aには、図3乃至図6及び図8のように平面的に見て筐体上面のセンサーケース取付穴7cのエッジ(トッププレート30に一体形成されている)を挟むように樋部19bが設けられており、その樋部19bの外側壁上面がセンサーケース取付穴7cの周縁部の下面と対向可能な対向面19cに形成され、対向面19cとセンサーケース取付穴7cの周縁部の下面との間に樋部防水部材(第1の防水部材)32が挿入されている。また、樋部19bの排水口となる部位、つまりセンサーケース11Aの筐体上面と接触しない部分に、水切部19dが設けられている。これにより、筐体上面のセンサーケース取付穴7cから侵入した液体等がセンサーケース11Aに伝って流れるのを防止するとともに、回収した液体等が樋部19bから水切部19d以外の部分に流出するのを抑制している。
これを更に詳述すると、センサーケース11Aの上部品19Aの筐体上面からの突出部の前面には、図6のように赤外線センサー4が受光するための開口である矩形状の窓部19aが設けられている。窓部19aには、その側面と上面に溝が形成され、この溝に下方から赤外線透過部材50が嵌め込まれ、固定されている。赤外線透過部材50と溝の隙間には、第2の防水部材、ここでは不定型で接着性のある防水材料(例えばシリコン系のシールング剤等)が充填されており、防水性は確保されている。また、上部品19Aの筐体上面からの突出部の内部後面には、光学部材である反射鏡80が光軸上に傾斜して配置され、接着されている。反射鏡80は、被加熱物から放射され赤外線透過部材50を透過して入射する赤外線の光軸を変換して赤外線センサー4に導くものである。なお、光学部材は反射鏡80に限定されるものでなく、それ以外にプリズムの採用も可能であり、要するに光軸が変換され赤外線が減衰しないものならばよい。これにより、トッププレート30に載置される被加熱物から放射される赤外線が垂直配置の赤外線センサー4へ入射可能となっている。
センサーケース11A内の赤外線センサー4の位置決めは、赤外線センサー4が直接搭載されているセンサー回路基板10の位置決めにより行われる。センサー回路基板10の配置角度は、図7に示す上部品19Aの3ヶ所の基板支持部22a,22b,22cにより基板面の角度は決まる。基板支持部のうち少なくとも基板支持部22bは、センサー回路基板10を図7で見て裏面(基板能動面)を支持する部分とセンサー回路基板10の側縁を支持する部分を有するL形に形成されている。下部品18には、図6のように基板支持部の対面となる3ヶ所に基板押さえ23a,23b,23cが設けられており、前記基板支持部22a,22b,22cと協調してセンサー回路基板10を挟み込むことにより、センサー回路基板10を曲げ等の荷重をかけることなく固定することができるようになっている。
また、センサー回路基板10の水平方向の位置決めは、図6及び図7のようにセンサー回路基板10に形成した基板位置決め穴24に上部品19Aに設けられた位置決めピン25を挿入することにより行われる。
また、下部品18の底面に、図6及び図8に示すようにケーブル貫通部26が設けられ、ケーブル貫通部26をセンサー回路ケーブル27が貫通している。このようにケーブル貫通部26の形成位置を底面とすることで、液体等は重力により下方へ流れ去り、内部に液体等が侵入するのを防止している。センサー回路ケーブル27は、言わば中継ケーブルであり、一端にセンサー回路基板コネクタ28と接続される内部接続コネクタ29を有するとともに、他端に制御基板接続ケーブル13のコネクタ部14と接続される外部接続コネクタ31を備えている。
また、筐体上面におけるセンサーケース取付穴7c周辺の少なくとも一部(ここでは前後および製品端側側面)に、図2及び図8のように凸条部33,34,35を設けている。
本実施の形態の誘導加熱調理器は、次のような作用、効果を奏する。
赤外線センサー4とセンサー回路基板10と反射鏡(光学部材)80とを一つのセンサーケース11Aに納めているので、赤外線センサー4の出力がセンサー回路基板10に到達するまでの間のノイズ・外乱の影響が減り、測定精度・信頼性が向上する。また、赤外線センサー4及びセンサー回路基板101の防汚性・防水性が高まり、周囲温度の変化の軽減(断熱効果)により、測定精度・信頼性が向上する。さらに、光学系の光軸調整が容易で、その精度が高まり、測定精度・信頼性が向上する。
センサーケース11Aは、一部(上部)が筐体上面から突出し、残りの部分(下部)が筐体内に納まるようねじ12にて筐体内部に取り付けているので、筐体上面は被せるだけで良く、組み立て時の作業性が向上し、製品コストを低減できる。また、メンテナンス時もセンサーケース11Aを外さなくても筐体上面を取外すことができ、不要なトラブルが発生せず、メンテナンスコストを低減できる。さらに、突出部に反射鏡(光学部材)80を配置し赤外線センサー4は配置しないため、筐体上面からの突出量を少なくでき、調理作業性・意匠性を向上させることができる。
筐体内部すなわちセンサーケース取付穴7c内に、センサーケース11Aが係合可能な係止部90aを設け、これに仮固定して、センサーケース11Aの水平方向の位置決め、取付け位置・方向の精度を確保するとともに、この仮固定の状態からねじ(締結部材)12で筐体1に固定できるようにしているので、組立性・メンテナンス性が向上し、製品コスト・メンテナンスコストを低減できる。
センサーケース11Aに、筐体上面に形成したセンサーケース取付穴7cの周縁部の下面と対向可能な対向面19cを設けているので、センサーケース11Aと筐体上面のセンサーケース取付穴7cの周縁部の下面との密閉性が高まり、筐体内への液体等の侵入を抑制することができる。
センサーケース11Aに、平面的に見て前記筐体上面のセンサーケース取付穴7cのエッジを挟むように樋部19bを設け、その樋部19bの外側壁上面をセンサーケース取付穴7cのエッジの下面と対向する対向面19cとするとともに、樋部19bの排水口となる部位に水切部19dを設けたので、筐体上面のセンサーケース取付穴7cから侵入した液体等は、樋部19bで受け水切部19dから排水できる。このため、センサーケース取付穴7cから侵入した液体等が筐体内に侵入することはなく、センサーケース11Aから筐体内やケーブルに伝わって流れるのを防止することができる。
制御基板とセンサー回路基板10とを結線する制御基板接続ケーブル13を備え、図3のように制御基板接続ケーブル13間またはこの制御基板接続ケーブル13とセンサー回路基板10とを結線したまま筐体外に移動(引き回し)できるようにしているので、制御回路とセンサー回路の接続が容易となり、組立性・メンテナンス性が向上する。
センサー回路の接合部に中継ケーブルとなるセンサー回路ケーブル27を設け、その一端の内部接続コネクタ29をセンサー回路基板コネクタ28と接続するとともに、他端をセンサーケース11Aの下部品18の底面に設けたケーブル貫通部26を貫通させ、その末端の外部接続コネクタ31をセンサーケース11Aの外部において制御基板接続ケーブル13のコネクタ部14と接続するようにしているので、ケーブル貫通部は底部であるため重力により液体等は下方へ流れ、侵入が抑制されることから、センサーケース11Aへの液体等の侵入が抑制され、防汚性・信頼性が向上する。
センサーケース11Aの上部品19Aに設けた対向面19cと筐体上面のセンサーケース取付穴7cの周縁部の下面との間の隙間に、樋部防水部材(第1の防水部材)32を挿入したので、センサーケース取付穴7cから筐体内への液体等の侵入を抑制することができる。
筐体上面におけるセンサーケース取付穴7c周辺の少なくとも一部(前後および製品端側側面)に、凸条部33,34,35を設けているので、凸条部33により、トッププレート上の被加熱物である液体(お湯や煮汁等)が筐体上面に溢れた場合等にセンサーケース取付穴7cへの侵入を抑制することができる。また、凸条部34,35により、筐体が設置されるシステムキッチンの上面からセンサーケース取付穴7cへの液体の侵入を抑制することができる。
センサーケース11Aの筐体上面からの突出部となる上部品19Aの外周面を一体的に形成しているので、図2のように通風口グリル2bと一体のカバー部材3bを外した状態で、センサーケース11Aの視認できる部位に継ぎ目が無く、したがってセンサーケース11A内への液体の流入等を抑制することができる。
センサーケース11Aの上部品19Aの筐体上面からの突出部の前面に、開口部となる窓枠19aを有し、窓枠19aには、その側面と上面に溝を形成し、この溝に下方から赤外線透過部材50を嵌め込み、固定するようにしているので、赤外線透過部材50の矩形状周縁部が外面に露出せず、ユーザーが触ってケガ等をすることがなく、安全性が確保される。
また、赤外線透過部材50と溝の隙間には不定型で接着性のある防水材料を充填しているので、赤外線透過部材50と上部品19Aの接触面の隙間からの液体の侵入等を抑制することができる。
センサーケース11Aの筐体上面からの突出部の少なくとも一部を覆うカバー部材3bを設けているので、センサーケース11Aへの外部からの物の衝突や液体の侵入を抑制することができる。
カバー部材3bは、赤外線透過部材5bで覆われた窓部を有し、通風口グリル2bと一体化され、筐体上面より着脱可能であるため、窓部の清掃が容易で、測定の精度を維持することが容易である。
カバー部材3bは、通風性を有し、吸気または排気を行う通気口の少なくとも一部を覆うように設けられているので、吸排気口のグリルを兼用させることが可能で、その場合には部品点数が減らせ低コスト化できる。また、このようにカバー部材3bに吸排気口のグリルを兼用させた場合には、吸排気口のグリルと赤外線透過部材5bの清掃が同時に行え、メンテナンス性が向上する。
なお、赤外線透過部材の表面に反射防止膜を設けることは好ましい。この場合には、赤外線の透過率が向上し、測定精度が更に向上する。
また、赤外線透過部材の表面に特定波長透過膜を設けることは好ましい。この場合には、不要な波長の透過が無くなり、赤外線センサー4の外乱要因が減り、精度が向上する。
筐体上面のセンサーケース取付穴7cを、吸気または排気の通風が可能な吸気口7a,7bまたは排気口6と同一の開口部に形成してあるので、筐体上面の加工が簡単で済み、コストを低減することができる。さらに、筐体上面のスペース効率が高まり、その分、吸気口・排気口の面積を大きくできて、圧力損失が低減でき、冷却ファン騒音の静音化が図れる。
また、複数の異なる製品(機種)の誘導加熱調理器において、(右)誘導加熱コイルの水平方向の配置位置が異なる場合においても、(右)センサーケース11Aの位置・取付角度を一定に固定した条件において、複数の製品の(右)誘導加熱コイルの水平方向の配置の中心を結ぶ線の中心に赤外線センサー4の水平方向の光軸が向くように赤外線センサー4を(右)センサーケース11A内に取り付けることにより、複数の異なる製品(機種)において(右)センサーケース11Aを共用化でき、標準化され、製品コストを低くすることができる。
実施の形態2.
図9は本発明の実施の形態2に係る誘導加熱調理器のトッププレートを外し、片側の通風口グリルを分解した状態の斜視図、図10はその基板ケースユニットとチャンバを分解した状態の斜視図、図11はセンサーケース取付穴部の斜視図、図12はそのセンサーケース取付穴部の分解斜視図、図13はそのセンサーケースの分解斜視図、図14はその赤外線センサー及びセンサー回路基板の保持状態を示すセンサーケースの中間部品の下面図、図15はそのカバー部材を含むセンサーケース取付穴部の側面断面図であり、各図中、前述の実施の形態1のものと同一機能部分には同一符号を付してある。
本実施の形態の誘導加熱調理器は、図9乃至図15のようにセンサーケース11Bが、大別して外周面が一体的に形成され上部品19Bと中間部品100と下面にばね座18aが形成された下部品18の3部品で構成される。これら上部品19Bと中間部品100と下部品18を組み合わせた後、載置台90とセンサーケース11Bの下部品18との間に、センサーケース11Bを下方より常時筐体上面に押し付ける付勢手段であるコイルばね(圧縮ばね)110を設置し、その状態でトッププレート30を被せることで前記3部品が一体化される。
これを更に詳述すると、センサーケース11Bの中間部品100の筐体上面からの突出部の前面には、赤外線センサー4が受光するための矩形状の窓部100aが設けられ、窓部100aに矩形状の防水部材(第2の防水部材)21を介して矩形状の赤外線透過部材50が嵌め込まれている。赤外線透過部材50の周縁部は、上部品19Bの窓枠19aにて覆われ、内側に収納されるようになっている。また、中間部品100の筐体上面からの突出部の後面には、光学部材である反射鏡80が光軸上に傾斜して配置され、その周縁部が、上部品19Bの内壁に当接して固定されるようになっている。反射鏡80は、既述したように被加熱物から放射され赤外線透過部材50を透過して入射する赤外線の光軸を変換して赤外線センサー4に導くものであり、それ以外のプリズムに置き換えることが可能なものである。これにより、トッププレート30に載置される被加熱物から放射される赤外線が垂直配置の赤外線センサー4へ入射可能となっている。
センサーケース11B内の赤外線センサー4の位置決めは、赤外線センサー4が直接搭載されているセンサー回路基板10の位置決めにより行われる。センサー回路基板10の配置角度は、図14に示す中間部品100の3ヶ所の基板支持部22a,22b,22cにより基板面の角度は決まる。基板支持部のうち少なくとも基板支持部22bは、センサー回路基板10を図14で見て裏面(基板能動面)を支持する部分とセンサー回路基板10の側縁を支持する部分を有するL形に形成されている。下部品18には、図13(図6も参照)のように基板支持部の対面となる3ヶ所に基板押さえ23a,23b,23cが設けられており、前記基板支持部22a,22b,22cと協調してセンサー回路基板10を挟み込むことにより、センサー回路基板10を曲げ等の荷重をかけることなく固定することができるようになっている。
また、センサー回路基板10の水平方向の位置決めは、図13及び図14のようにセンサー回路基板10に形成した基板位置決め穴24に中間部品100に設けられた位置決めピン25を挿入することにより行われる。
また、中間部品100の上面の角部の3ヶ所には、図13及び図15のように筐体上面センサーケース取付穴7cの周縁部の下面と当接することで、センサーケース11Bの高さ方向の位置決めを行う位置決めピン102a,102b,102cが立設されている。また、中間部品100の下面の対角位置の2ヶ所には、図12乃至図15のようにセンサーケース11Bの水平方向の位置・角度の決めを行う位置決めピン101a,101bが垂下して設けられていて、これら位置決めピン101a,101bが、筐体1側の載置台90に設けた位置決め穴90c,90dに挿入されるようになっている。
載置台90は、下方のばね座としての機能も有しており、中央部にばね用係止片90eが切り起こしにより形成され、ばね用係止片90eがコイルばね110と係合することで、コイルばね110が載置台90から脱落するのを防止している。
なお、本実施の形態においては、図15に示すようにカバー部材3b(3a)の窓部3cに赤外線透過部材が取り付けられておらず、カバー部材3b(3a)の窓部3cを通して空気が流通できるようにしている。
また、センサーケース11Bの前面側に、中間部品100と上部品19Bとによって風路が形成されている。すなわち、センサーケース11Bの筐体内への収納部の前面側に、吸気口100bが設けられているとともに、センサーケース11Bの筐体上面からの突出部である上部品19Bの窓枠19aに、中間部品100における赤外線透過部材配置面に沿うスリット状のノズルに形成された排気口19fが設けられており、かつこれら吸気口100bと排気口19fの間が風路100cにより通風可能に構成されている。これにより、赤外線透過部材50をエアカーテンによって保護することが可能となり、赤外線透過部材50への塵埃や油煙の付着、湯気(水蒸気)の結露を抑制することができる。さらに、カバー部材3b内の圧力が高まることで、カバー部材3bの窓部3cから室内に空気が放出されるため、カバー部材3b内への塵埃や油煙の侵入も抑制される。カバー部材3bの内部と通風口グリル2b部は、ダクトによって概ね分離されており、カバー部材3bから吹出された空気が直接吸気口7bから吸われることはない。特に、カバー部材3bの吹出口となる窓部3cは、筐体上面より高い位置に配置されるため、液体等の侵入は抑制される。
また、本実施の形態の誘導加熱調理器においては、図9のように前側の誘導加熱コイル8a,8b(一方のみ図示)の下方に、上面に吹出口61を有し、基板ケースユニット70に接続されたチャンバ60が配置されている。なお、筐体内部の圧力が冷却風により筐体外部に比べ高くなっていれば、チャンバ60は必ずしも必要ではなく、冷却風が筐体内に送風されていれば同様の効果が得られるものである。
基板ケースユニット70には、図10のように電動機76によって駆動される冷却ファン71が設けられ、回路部品や誘導加熱コイルの冷却を行うための冷却風を送風している。冷却風は、吸気口7bに接続される吸気ダクト72から吸引され、基板ケース吸気口73から基板ケース内に入り、冷却ファン71によりケース内の制御回路基板74の発熱部品を冷却した後、基板ケース排気口75より排気されるようになっている。また、基板ケース排気口75から排気された冷却風は、基板ケース排気口75に接続されるチャンバ吸気口62よりチャンバ60に流入して、チャンバ上面の吹出口61より上方の誘導加熱コイル8b(図2参照)の底面に吹き付けられ、誘導加熱コイル8bを冷却した後、筐体上面後方の排気口6へ流れ、筐体外へ排気されるようになっている。
なお、電動機76により冷却ファン71が駆動されて筐体内に冷却風が送風されると、筐体内の圧力が高くなる。これにより、圧力の低い筐体1の開口部(排気口6や前述したセンサーケース11Bの排気口19fなど)に向かう気流が形成される。センサーケース11Bからの吹出空気の清浄性を保つため、筐体前面側から外部の空気を取り入れる、又はセンサーケース11Bの吸込口に流入する空気は空気清浄フィルターを通した後とする、等の手段を講じてもよい。
また、センサーケース11Bの下部品18の底部には、図13及び図15のようにコネクタ貫通部26aが形成され、センサー回路基板コネクタ28がセンサー回路基板10からコネクタ貫通部26aまで延出して設けられていて、センサー回路基板コネクタ28と制御基板接続ケーブル13のコネクタ部14とを直接接続することで、制御回路とセンサー回路とが結線されるようにしている。それ以外の構成(カバー部材3b(3a)の窓部3cに赤外線透過部材が取り付けられていない構成を除く)は前述の実施の形態1のものと同一であり、実施の形態1のもつ基本機能は全て備えているものである。
このように、本実施の形態の誘導加熱調理器においては、コイルばね110によってセンサーケース11Bを下方より常時筐体上面に押し付けるようにしているので、筐体上面とセンサーケース11Bの上下方向の位置関係、取付け角度の精度が高まり、測定精度が向上する。
また、センサーケース11Bの筐体内への収納部の前面側に、吸気口100bを設けるとともに、センサーケース11Bの筐体上面からの突出部となる上部品19の窓枠19aに、赤外線透過部材配置面に沿うスリット状のノズルに形成された排気口19fを設け、これら吸気口100bと排気口19fの間を風路100cにより通風可能としたので、カバー部材3b(3a)の窓部3cに赤外線透過部材を取り付ける必要がなくなって、赤外線透過部材の数を減らせ、赤外線透過部材を透過する光が赤外線透過部材により吸収されることによる検出光(赤外線)の減衰(損失)を低減することができ、測定精度が向上する。さらに、赤外線透過部材50への塵埃や油煙の付着、湯気(水蒸気)の結露をエアカーテンにより抑制することができる。
また、センサーケース11Bの下部品18の底部にコネクタ貫通部26aを形成し、センサー回路基板コネクタ28をセンサー回路基板10からコネクタ貫通部26aまで延出して設け、制御基板接続ケーブル13のコネクタ部14と直接接続できるようにしているので、基板の部品であるコネクタが露出せず、コネクタ貫通部は底部であるため重力により液体等は下方へ流れ、侵入が抑制され、防汚性・信頼性が向上する。さらに、中継ケーブルが不要となり、その分、ケーブルやコネクタの数が少なくて済み、部品コスト、組立コストを低くでき、製品コストを下げることができる。なお、ここでも制御基板接続ケーブル13は、筐体内から引き出せる長さにして、筐体外でコネクタ部14の着脱作業を行えるようにすることが望ましい。
ところで、本発明のようにセンサーケースを筐体内部に取り付ける方式においては、センサーケースの筐体内部の部分は、寸法・形状の制約が少なく、そのためセンサーケースの筐体内部の部分の容積を大きくすることができる。そのため、例えば光学部材である反射鏡80と赤外線センサー4との組合せを一体で、又は反射鏡80と赤外線センサー4とセンサーが取付けられたセンサー回路基板10との組合せを一体で直線移動または回動させる駆動手段を内蔵することもできる。この場合、センサーの光軸を移動しながら検知するスキャンが可能となり、多様で精度の高いセンシングを実現することができる。なお、駆動装置は別室にしてもよいものである。
1 筐体、90a 係止部、3a,3b カバー部材、3c カバー部材の窓部、4 赤外線センサー、5a,5b,50 赤外線透過部材、6 排気口、7a,7b 吸気口、7c センサーケース取付穴、8a,8b,8c 誘導加熱コイル、9a,9b 制御回路、10 センサー回路基板、11A,11B センサーケース、12 ねじ(締結部材)、13 接続ケーブル、14 接続ケーブルコネクタ、19A,19B 上部品(センサーケースの突出部)、19a 窓部(突出部の開口部)、19b 樋部、19c 対向面、19d 水切部、19f センサーケースの排気口、21 防水部材(第2の防水部材)、27 センサー回路ケーブル、28 センサー回路基板コネクタ(センサー回路の接合部)、30 トッププレート、31 外部接続コネクタ、32 樋部防水部材(第1の防水部材)、33,34,35 凸条部、80 反射鏡(光学部材)、100 中間部品、100c センサーケースの風路、100b センサーケースの吸気口、101a,101b 水平方向の位置決めピン、102a,102b,102c 高さ方向の位置決めピン、110 コイルばね(付勢手段)。

Claims (21)

  1. 筐体の上面に設置されて被加熱物を載置するトッププレートと、
    前記トッププレートの下側に設けた誘導加熱コイルと、
    前記被加熱物から放射される赤外線量を検出する赤外線センサーと、
    前記赤外線センサーの出力の少なくとも一部を処理するセンサー回路が設けられたセンサー回路基板と、
    前記被加熱物から放射される赤外線の光軸を変換して前記赤外線センサーに導く光学部材と、
    前記センサー回路基板の出力に基づき前記誘導加熱コイルを駆動する制御回路と、を備え、
    前記赤外線センサーと前記センサー回路基板と前記光学部材とを一つのセンサーケースに納め、該センサーケースは、一部が前記筐体上面から突出し、該突出部に前記光学部材が配置され、また残りの部分が前記筐体内に納まるよう該筐体内部に取り付けたことを特徴とする誘導加熱調理器。
  2. 前記筐体内部には、前記センサーケースが係合可能な係止部が設けられており、前記センサーケースは、前記係止部との係合状態から締結部材で前記筐体に固定されていることを特徴とする請求項1記載の誘導加熱調理器。
  3. 前記筐体内部に、前記センサーケースを下方より前記筐体上面に押し付ける付勢手段を設けたことを特徴とする請求項1記載の誘導加熱調理器。
  4. 前記センサーケースに、前記筐体上面に形成したセンサーケース取付穴の周縁部の下面と対向可能な対向面を設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の誘導加熱調理器。
  5. 前記センサーケースに、平面的に見て前記筐体上面の前記センサーケース取付穴のエッジを挟むように樋部を設け、その樋部の外側壁上面を前記対向面とするとともに、該樋部の排水口となる部位に水切部を設けたことを特徴とする請求項4記載の誘導加熱調理器。
  6. 前記センサー回路の接合部は、一端が前記センサー回路基板に接続されるとともに他端に外部接続コネクタを有し前記センサーケースの底面を貫通するセンサー回路ケーブルを備え、該センサー回路ケーブルの前記外部接続コネクタが、前記制御回路側の接続ケーブルに設けられた接続ケーブルコネクタと前記センサーケースの外部において接続されることで、前記制御回路と前記センサー回路基板とが結線されることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の誘導加熱調理器。
  7. 前記センサーケースの底部にコネクタ貫通部が形成され、前記センサー回路の接合部は、前記センサー回路基板から前記コネクタ貫通部まで延出するセンサー回路基板コネクタを備え、該センサー回路基板コネクタが、前記制御回路側の接続ケーブルに設けられた接続ケーブルコネクタと直接接続されることで、前記制御回路と前記センサー回路基板とが結線されることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の誘導加熱調理器。
  8. 前記センサーケースの対向面と前記筐体上面の前記センサーケース取付穴の周縁部の下面との間の隙間に、第1の防水部材を挿入したことを特徴とする請求項4乃至請求項7のいずれかに記載の誘導加熱調理器。
  9. 筐体上面におけるセンサーケース取付穴周辺の少なくとも一部に、凸条部を設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれかに記載の誘導加熱調理器。
  10. 前記センサーケースの前記筐体上面からの突出部の外周面を一体的に形成してなることを特徴とする請求項1乃至請求項9のいずれかに記載の誘導加熱調理器。
  11. 前記センサーケースの前記筐体上面からの突出部は、前面に開口部を有し、該開口部の内側に赤外線透過部材が配置され、該赤外線透過部材の周縁部が前記開口部の縁にて覆われてなることを特徴とする請求項1乃至請求項10のいずれかに記載の誘導加熱調理器。
  12. 前記センサーケースの前記筐体内側となる部位に、前記光学部材又は前記赤外線センサーを単体で、前記赤外線センサーと前記センサー回路基板を一体で、又は前記光学部材と前記赤外線センサーと前記センサー回路基板の組合せを一体で、直線または回転移動させる駆動手段を設けたことを特徴とする請求項11記載の誘導加熱調理器。
  13. 前記センサーケースと前記赤外線透過部材の接触面の間に第2の防水部材を挿入したことを特徴とする請求項11又は請求項12記載の誘導加熱調理器。
  14. 前記センサーケースの前記筐体内への収納部に、吸気口を設けるとともに、該センサーケースの前記筐体上面からの突出部に、前記赤外線透過部材の外周の少なくとも一部に排気口を設け、これら吸気口と排気口の間を通風可能としたことを特徴とする請求項11乃至請求項13のいずれかに記載の誘導加熱調理器。
  15. 前記センサーケースの前記筐体上面からの突出部の少なくとも一部を覆うカバー部材を具備することを特徴とする請求項1乃至請求項14のいずれかに記載の誘導加熱調理器。
  16. 前記カバー部材は、赤外線透過部材で覆われた窓部を有し、前記筐体上面より着脱可能であることを特徴とする請求項15記載の誘導加熱調理器。
  17. 前記カバー部材は、通風性を有し、該カバー部材によって吸気または排気を行う通気口の少なくとも一部が覆われてなることを特徴とする請求項15記載の誘導加熱調理器。
  18. 前記赤外線透過部材の表面に反射防止膜を備えることを特徴とする請求項11乃至請求項17のいずれかに記載の誘導加熱調理器。
  19. 前記赤外線透過部材の表面に特定波長透過膜を備えることを特徴とする請求項11乃至請求項18のいずれかに記載の誘導加熱調理器。
  20. 前記筐体上面の前記センサーケースを取り付ける開口部は、吸気または排気の通風が可能な開口部と同一の開口部であることを特徴とする請求項1乃至請求項19のいずれかに記載の誘導加熱調理器。
  21. 複数の誘導加熱コイルの配置位置があり、前記赤外線センサーを共有する場合は、前記赤外線センサーは、その光軸が各誘導加熱コイルの中心を結ぶ線の中間位置に向くように配置することを特徴とする請求項1乃至請求項20のいずれかに記載の誘導加熱調理器。
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