JP2011186403A - 組み合わせ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】作業者の技量を問わずに一定の組み合わせ精度を確保することが可能となる組み合わせ装置を提供する。
【解決手段】固定部材と、前記固定部材に固定され、部品A(例えば、液晶表示パネル)を吸着して保持する第1吸着ベースと、前記固定部材に回転自在に取り付けられ、開口面を有する回転部材と、前記回転部材に移動可能に取り付けられる移動部材と、前記移動部材に取り付けられ、部品B(バックライト)を吸着して保持する第2吸着ベースとを備え、前記移動部材の移動に応じて、前記第2吸着ベースは、前記回転部材に形成された前記開口部内を移動可能であり、前記回転部材を回転させ、前記第2吸着ベースに保持された前記部品Bを、前記第1吸着ベースに保持された前記部品Aの上に移動させた状態において、前記移動部材を移動させて、前記第2吸着ベースを前記第1吸着ベース側に移動させ、前記部品Aと前記部品Bとを組み合わせる。
【選択図】図2
【解決手段】固定部材と、前記固定部材に固定され、部品A(例えば、液晶表示パネル)を吸着して保持する第1吸着ベースと、前記固定部材に回転自在に取り付けられ、開口面を有する回転部材と、前記回転部材に移動可能に取り付けられる移動部材と、前記移動部材に取り付けられ、部品B(バックライト)を吸着して保持する第2吸着ベースとを備え、前記移動部材の移動に応じて、前記第2吸着ベースは、前記回転部材に形成された前記開口部内を移動可能であり、前記回転部材を回転させ、前記第2吸着ベースに保持された前記部品Bを、前記第1吸着ベースに保持された前記部品Aの上に移動させた状態において、前記移動部材を移動させて、前記第2吸着ベースを前記第1吸着ベース側に移動させ、前記部品Aと前記部品Bとを組み合わせる。
【選択図】図2
Description
本発明は、部品A(例えば、液晶表示パネル)と部品B(バックライト)とを組み合わせる組み合わせ装置に係わり、特に、作業者の技量を問わずに一定の組み合わせ精度を確保する技術に関する。
中小形用の液晶表示装置、例えば、サブピクセル数が、カラー表示で240×320×3程度の小型の液晶表示パネルを有するTFT(Thin Film Transistor)方式の液晶表示装置(液晶表示モジュールともいう)は、携帯電話機などの携帯機器の表示部として広く使用されている。
一般に、液晶表示装置は、液晶表示パネルと、液晶表示パネルを照射するバックライトとを備え、液晶表示パネルと、バックライトを組み合わせて構成される。(下記、特許文献1参照)
一般に、液晶表示装置は、液晶表示パネルと、液晶表示パネルを照射するバックライトとを備え、液晶表示パネルと、バックライトを組み合わせて構成される。(下記、特許文献1参照)
なお、本願発明に関連する先行技術文献としては以下のものがある。
特開2007−25484公報
従来、液晶表示パネルとバックライトの組み合わせ方法は、作業者が、バックライトを治具で固定して、バックライトの外形を目安に手作業で組み合わせている。
そのため、従来の組み合わせ方法では、作業者の視力、器用さ、熟練度等の技量により組み合わせ精度に差が生じる。
本発明は、前記従来技術の問題点を解決するためになされたものであり、本発明の目的は、作業者の技量を問わずに一定の組み合わせ精度を確保することが可能となる組み合わせ装置を提供することにある。
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本明細書の記述及び添付図面によって明らかにする。
そのため、従来の組み合わせ方法では、作業者の視力、器用さ、熟練度等の技量により組み合わせ精度に差が生じる。
本発明は、前記従来技術の問題点を解決するためになされたものであり、本発明の目的は、作業者の技量を問わずに一定の組み合わせ精度を確保することが可能となる組み合わせ装置を提供することにある。
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本明細書の記述及び添付図面によって明らかにする。
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、下記の通りである。
(1)部品A(例えば、液晶表示パネル)と部品B(バックライト)とを組み合わせる組み合わせ装置であって、固定部材と、前記固定部材に固定され、前記部品Aを吸着して保持する第1吸着ベースと、前記固定部材に回転自在に取り付けられ、開口面を有する回転部材と、前記回転部材に移動可能に取り付けられる移動部材と、前記移動部材に取り付けられ、前記部品Bを吸着して保持する第2吸着ベースとを備え、前記移動部材の移動に応じて、前記第2吸着ベースは、前記回転部材に形成された前記開口部内を移動可能であり、前記回転部材を回転させ、前記第2吸着ベースに保持された前記部品Bを、前記第1吸着ベースに保持された前記部品Aの上に移動させた状態において、前記移動部材を移動させて、前記第2吸着ベースを前記第1吸着ベース側に移動させ、前記部品Aと前記部品Bとを組み合わせる。
(2)(1)において、前記第1吸着ベースは、前記部品Aの互いに隣接する2辺を位置決めするための第1の位置決め部材を有し、前記第2吸着ベースは、前記部品Bの互いに隣接する2辺を位置決めするための第2の位置決め部材を有する。
(1)部品A(例えば、液晶表示パネル)と部品B(バックライト)とを組み合わせる組み合わせ装置であって、固定部材と、前記固定部材に固定され、前記部品Aを吸着して保持する第1吸着ベースと、前記固定部材に回転自在に取り付けられ、開口面を有する回転部材と、前記回転部材に移動可能に取り付けられる移動部材と、前記移動部材に取り付けられ、前記部品Bを吸着して保持する第2吸着ベースとを備え、前記移動部材の移動に応じて、前記第2吸着ベースは、前記回転部材に形成された前記開口部内を移動可能であり、前記回転部材を回転させ、前記第2吸着ベースに保持された前記部品Bを、前記第1吸着ベースに保持された前記部品Aの上に移動させた状態において、前記移動部材を移動させて、前記第2吸着ベースを前記第1吸着ベース側に移動させ、前記部品Aと前記部品Bとを組み合わせる。
(2)(1)において、前記第1吸着ベースは、前記部品Aの互いに隣接する2辺を位置決めするための第1の位置決め部材を有し、前記第2吸着ベースは、前記部品Bの互いに隣接する2辺を位置決めするための第2の位置決め部材を有する。
(3)(1)または(2)において、前記第1吸着ベースの前記第1の位置決め部材は、外力が加えられた時に、前記第1吸着ベース内に収納される。
(4)(1)ないし(3)の何れかにおいて、前記固定部材は、前記回転部材を回転させ、前記第2吸着ベースに保持された前記部品Bを、前記第1吸着ベースに保持された前記部品Aの上に移動させたときに、前記第1吸着ベースと前記第2吸着ベースとを平行状態に位置決めするための突起部を有する。
(5)(1)ないし(4)の何れかにおいて、前記第2吸着ベースは、第3の位置決め部材を有し、前記第1吸着ベースは、前記回転部材を回転させ、前記第2吸着ベースに保持された前記部品Bを、前記第1吸着ベースに保持された前記部品Aの上に移動させたときに、前記第2吸着ベースの前記第3の位置決め部材が挿入されるガイド穴を有する。
(6)(1)ないし(5)の何れかにおいて、前記移動部材は、前記第2吸着ベースを前記第1吸着ベース側に移動させるときに、前記第1吸着ベースと前記第2吸着ベースとを平行状態に保ったまま、前記第2吸着ベースを移動させるための案内ガイド部材を有し、前記回転部材は、前記移動部材の前記案内ガイド部材が挿入されるガイド孔を有する。
(4)(1)ないし(3)の何れかにおいて、前記固定部材は、前記回転部材を回転させ、前記第2吸着ベースに保持された前記部品Bを、前記第1吸着ベースに保持された前記部品Aの上に移動させたときに、前記第1吸着ベースと前記第2吸着ベースとを平行状態に位置決めするための突起部を有する。
(5)(1)ないし(4)の何れかにおいて、前記第2吸着ベースは、第3の位置決め部材を有し、前記第1吸着ベースは、前記回転部材を回転させ、前記第2吸着ベースに保持された前記部品Bを、前記第1吸着ベースに保持された前記部品Aの上に移動させたときに、前記第2吸着ベースの前記第3の位置決め部材が挿入されるガイド穴を有する。
(6)(1)ないし(5)の何れかにおいて、前記移動部材は、前記第2吸着ベースを前記第1吸着ベース側に移動させるときに、前記第1吸着ベースと前記第2吸着ベースとを平行状態に保ったまま、前記第2吸着ベースを移動させるための案内ガイド部材を有し、前記回転部材は、前記移動部材の前記案内ガイド部材が挿入されるガイド孔を有する。
本願において開示される発明のうち代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下記の通りである。
本発明の組み合わせ装置によれば、作業者の技量を問わずに一定の組み合わせ精度を確保することが可能となる。
本発明の組み合わせ装置によれば、作業者の技量を問わずに一定の組み合わせ精度を確保することが可能となる。
以下、本発明を液晶表示装置に適用した実施例を図面を参照して詳細に説明する。
なお、実施例を説明するための全図において、同一機能を有するものは同一符号を付け、その繰り返しの説明は省略する。また、以下の実施例は、本発明の特許請求の範囲の解釈を限定するためのものではない。
[本発明の前提となる液晶表示装置の構造]
図1は、本発明の前提となる液晶表示装置の概略構成を示す分解斜視図である。
図1に示す液晶表示装置は、液晶表示パネル(LCD)と、液晶表示パネル(LCD)を照射するバックライト(B/L)とを備える。
バックライト(B/L)は、略矩形形状である導光板10と、この導光板10の一側面(入射面)に配置される白色発光ダイオード7と、導光板10の下面(液晶表示パネル(LCD)とは反対側の面)側に配置される反射シート9と、導光板10の上面(液晶表示パネル側の面)に配置される光学シート群11と、樹脂モールドフレーム(以下、単に、モールドという)6を有する。光学シート群11は、例えば、下拡散シート、2枚のレンズシート、および上拡散シートから構成される。
図1に示す液晶表示装置は、光学シート群11、導光板10、および、白色発光ダイオード7が、図1に示す順序で、モールド6の内部に配置され、反射シート9は、モールド6の下側に配置される。
なお、実施例を説明するための全図において、同一機能を有するものは同一符号を付け、その繰り返しの説明は省略する。また、以下の実施例は、本発明の特許請求の範囲の解釈を限定するためのものではない。
[本発明の前提となる液晶表示装置の構造]
図1は、本発明の前提となる液晶表示装置の概略構成を示す分解斜視図である。
図1に示す液晶表示装置は、液晶表示パネル(LCD)と、液晶表示パネル(LCD)を照射するバックライト(B/L)とを備える。
バックライト(B/L)は、略矩形形状である導光板10と、この導光板10の一側面(入射面)に配置される白色発光ダイオード7と、導光板10の下面(液晶表示パネル(LCD)とは反対側の面)側に配置される反射シート9と、導光板10の上面(液晶表示パネル側の面)に配置される光学シート群11と、樹脂モールドフレーム(以下、単に、モールドという)6を有する。光学シート群11は、例えば、下拡散シート、2枚のレンズシート、および上拡散シートから構成される。
図1に示す液晶表示装置は、光学シート群11、導光板10、および、白色発光ダイオード7が、図1に示す順序で、モールド6の内部に配置され、反射シート9は、モールド6の下側に配置される。
液晶表示パネル(LCD)は、第1基板3と、第2基板2と、第1基板3と第2基板2との間に挟持される液晶(図示せず)と、第2基板2の上面(表示面)に貼り付けられた上偏光板1と、第1基板3の下面(バックライト側の面)に貼り付けられた下偏光板12とを有する。
また、第1基板3上には、ドライバ等を構成する半導体チップ5が実装される。また、第1基板3には、半導体チップ5に制御信号などを供給するフレキシブル配線基板(FPC)が実装される。
このフレキシブル配線基板(FPC)は、白色発光ダイオード7が実装されるLED実装部52を有する。なお、図1において、51は端子部である。
第1基板3と第2基板2としては、例えば、ガラス等の透明な絶縁性基板が用いられている。第1基板3の長辺は第2基板2の長辺よりも長く、第1基板3は第2基板2と重畳しない領域(以下、非重畳領域と言う)を有する構成になっている。半導体チップ5は、第1基板3の液晶層側の面の非重畳領域に実装されている。
第1基板3には、薄膜トランジスタ、画素電極等が形成されており、第2基板2には、カラーフィルタ等が形成されている。ここで、IPS方式の液晶表示パネルであれば、対向電極は第1基板3側に設けられ、TN方式やVA方式の液晶表示パネルであれば、対向電極は第2基板2側に設けられる。
また、第1基板3上には、ドライバ等を構成する半導体チップ5が実装される。また、第1基板3には、半導体チップ5に制御信号などを供給するフレキシブル配線基板(FPC)が実装される。
このフレキシブル配線基板(FPC)は、白色発光ダイオード7が実装されるLED実装部52を有する。なお、図1において、51は端子部である。
第1基板3と第2基板2としては、例えば、ガラス等の透明な絶縁性基板が用いられている。第1基板3の長辺は第2基板2の長辺よりも長く、第1基板3は第2基板2と重畳しない領域(以下、非重畳領域と言う)を有する構成になっている。半導体チップ5は、第1基板3の液晶層側の面の非重畳領域に実装されている。
第1基板3には、薄膜トランジスタ、画素電極等が形成されており、第2基板2には、カラーフィルタ等が形成されている。ここで、IPS方式の液晶表示パネルであれば、対向電極は第1基板3側に設けられ、TN方式やVA方式の液晶表示パネルであれば、対向電極は第2基板2側に設けられる。
[実施例]
図2は、本発明の実施例の組み合わせ装置において、液晶表示パネル(LCD)とバックライト(BL)とを組み合わせる前の状態を示す図である。
本実施例の組み合わせ装置は、液晶表示パネル(LCD)を位置決め保持する吸着ベース(本願発明の第1吸着ベース)101と、バックライト(BL)を位置決め保持する吸着ベース(本願発明の第2吸着ベース)102と、この吸着ベース102を回転させる軸受け103と、昇降させる案内ガイドピン104とで構成されている。
ここで、吸着ベース101は、固定部材109に取り付けられる。この吸着ベース101は、液晶表示パネルの各モデル毎に用意され、ネジで固定部材109に取り付けられる。フレキシブル配線基板(FPC)が実装された液晶表示パネル(LCD)は、吸着ベース101上に吸着・保持されるが、液晶表示パネル(LCD)の互いに隣接する2辺は、吸着ベース101に設けられた位置決めピン105に突き当てられて、位置決めされる。
図3は、図2に示す吸着ベース101の構成を説明するための要部断面図である。前述したように、吸着ベース101は、固定部材109に取り付けられるが、吸着ベース101は、固定部材109との間に空間を形成する凹部130を有し、この凹部130の底部は、多数の空気孔131が形成されている。
本実施例では、吸着ベース101上に液晶表示パネル(LCD)を位置決めした状態で、パイプ132を通して空気を吸い込むことにより、液晶表示パネル(LCD)が、吸着ベース101に吸着・保持される。なお、図2において、133は空気の流入・流出を制御するバルブである。
図2は、本発明の実施例の組み合わせ装置において、液晶表示パネル(LCD)とバックライト(BL)とを組み合わせる前の状態を示す図である。
本実施例の組み合わせ装置は、液晶表示パネル(LCD)を位置決め保持する吸着ベース(本願発明の第1吸着ベース)101と、バックライト(BL)を位置決め保持する吸着ベース(本願発明の第2吸着ベース)102と、この吸着ベース102を回転させる軸受け103と、昇降させる案内ガイドピン104とで構成されている。
ここで、吸着ベース101は、固定部材109に取り付けられる。この吸着ベース101は、液晶表示パネルの各モデル毎に用意され、ネジで固定部材109に取り付けられる。フレキシブル配線基板(FPC)が実装された液晶表示パネル(LCD)は、吸着ベース101上に吸着・保持されるが、液晶表示パネル(LCD)の互いに隣接する2辺は、吸着ベース101に設けられた位置決めピン105に突き当てられて、位置決めされる。
図3は、図2に示す吸着ベース101の構成を説明するための要部断面図である。前述したように、吸着ベース101は、固定部材109に取り付けられるが、吸着ベース101は、固定部材109との間に空間を形成する凹部130を有し、この凹部130の底部は、多数の空気孔131が形成されている。
本実施例では、吸着ベース101上に液晶表示パネル(LCD)を位置決めした状態で、パイプ132を通して空気を吸い込むことにより、液晶表示パネル(LCD)が、吸着ベース101に吸着・保持される。なお、図2において、133は空気の流入・流出を制御するバルブである。
吸着ベース102は、移動部材100−Bに取り付けられる。この吸着ベース102は、バックライトの各モデル毎に用意され、ネジで移動部材100−Bに取り付けられる。バックライト(BL)は、吸着ベース102上に吸着・保持されるが、バックライト(BL)の互いに隣接する2辺は、吸着ベース102に設けられた位置決めピン106に突き当てられて、位置決めされる。
図4は、図2に示す吸着ベース102の構成を説明するための要部断面図である。前述したように、移動部材100−Bは、回転部材100−Aに移動可能に取り付けられるが、本実施例では、移動部材100−Bは、案内ガイドピン104を有する。
また、回転部材100−Aは、中央部に開口部と、案内ガイドピン104が挿入されるガイド孔を有する。回転部材100−Aのガイド孔内に挿入された案内ガイドピン104を上下動させることにより、移動部材100−Bを移動させることができる。この移動部材100−Bの移動に応じて、第2吸着ベース102は、回転部材100−Aに形成された開口部内を移動可能である。
また、回転部材100−Aは、軸受け103内に配挿入される回転軸により、固定部材109に対して回転自在に取り付けられる。
図2では、移動部材100−Bは、吸着ベース102を取り付ける取り付け部142と、取り付け部142を支持する支持部141を有する。
吸着ベース101は、移動部材100−Bの取り付け部142に取り付けられるが、吸着ベース102は、移動部材100−Bの取り付け部142との間に空間を形成する凹部130を有し、この凹部130の底部は、多数の空気孔131形成されている。
本実施例では、吸着ベース102上にバックライト(BL)を位置決めした状態で、パイプ132を通して空気を吸い込むことにより、液晶表示パネル(LCD)は、吸着ベース101に吸着・保持される。なお、図3において、133は空気の流入・流出を制御するバルブである。
図4は、図2に示す吸着ベース102の構成を説明するための要部断面図である。前述したように、移動部材100−Bは、回転部材100−Aに移動可能に取り付けられるが、本実施例では、移動部材100−Bは、案内ガイドピン104を有する。
また、回転部材100−Aは、中央部に開口部と、案内ガイドピン104が挿入されるガイド孔を有する。回転部材100−Aのガイド孔内に挿入された案内ガイドピン104を上下動させることにより、移動部材100−Bを移動させることができる。この移動部材100−Bの移動に応じて、第2吸着ベース102は、回転部材100−Aに形成された開口部内を移動可能である。
また、回転部材100−Aは、軸受け103内に配挿入される回転軸により、固定部材109に対して回転自在に取り付けられる。
図2では、移動部材100−Bは、吸着ベース102を取り付ける取り付け部142と、取り付け部142を支持する支持部141を有する。
吸着ベース101は、移動部材100−Bの取り付け部142に取り付けられるが、吸着ベース102は、移動部材100−Bの取り付け部142との間に空間を形成する凹部130を有し、この凹部130の底部は、多数の空気孔131形成されている。
本実施例では、吸着ベース102上にバックライト(BL)を位置決めした状態で、パイプ132を通して空気を吸い込むことにより、液晶表示パネル(LCD)は、吸着ベース101に吸着・保持される。なお、図3において、133は空気の流入・流出を制御するバルブである。
図5は、本実施例の組み合わせ装置において、液晶表示パネル(LCD)とバックライト(BL)とを組み合わせた状態を示す図である。
本実施例では、以下の手順で、液晶表示パネル(LCD)とバックライト(BL)とを組み合わせる。
(1)フレキシブル配線基板(FPC)が実装された液晶表示パネル(LCD)を、吸着ベース101の位置決めピン105に突き当てて位置決めした状態で、パイプ132を通して空気を吸い込むことにより、液晶表示パネル(LCD)を、吸着ベース101に吸着・保持させる。
(2)バックライト(BL)を、吸着ベース102の位置決めピン106に突き当てて位置決めした状態で、パイプ132を通して空気を吸い込むことにより、バックライト(BL)を、吸着ベース102に吸着・保持させる。
(3)次に、回転部材100−Aを回転させて、バックライト(BL)を吸着・保持する吸着ベース102を、液晶表示パネル(LCD)を吸着・保持する吸着ベース101上に重ね合わせる。この時、バックライト(BL)を吸着・保持する吸着ベース102は、固定部材109に設けられたストッパ110に当接し、液晶表示パネル(LCD)を吸着・保持する吸着ベース101に平行になるように、回転部材100−Aは回転する。
(4)その後、回転部材100−Aのガイド孔内に挿入された案内ガイドピン104を上下動させることにより、移動部材100−Bを、平行状態を保ったまま下降させる。これにより、吸着ベース102を吸着ベース101側に移動させ、バックライト(BL)のモールド6の周辺部に貼り付けた両面テープにより、液晶表示パネル(LCD)とバックライト(BL)とを組み合わせる。
その後、バルブ133を開いて、凹部130内に空気を流入させて、吸着ベース101と吸着ベース102から、液晶表示パネル(LCD)とバックライト(BL)を取り外す。
本実施例では、以下の手順で、液晶表示パネル(LCD)とバックライト(BL)とを組み合わせる。
(1)フレキシブル配線基板(FPC)が実装された液晶表示パネル(LCD)を、吸着ベース101の位置決めピン105に突き当てて位置決めした状態で、パイプ132を通して空気を吸い込むことにより、液晶表示パネル(LCD)を、吸着ベース101に吸着・保持させる。
(2)バックライト(BL)を、吸着ベース102の位置決めピン106に突き当てて位置決めした状態で、パイプ132を通して空気を吸い込むことにより、バックライト(BL)を、吸着ベース102に吸着・保持させる。
(3)次に、回転部材100−Aを回転させて、バックライト(BL)を吸着・保持する吸着ベース102を、液晶表示パネル(LCD)を吸着・保持する吸着ベース101上に重ね合わせる。この時、バックライト(BL)を吸着・保持する吸着ベース102は、固定部材109に設けられたストッパ110に当接し、液晶表示パネル(LCD)を吸着・保持する吸着ベース101に平行になるように、回転部材100−Aは回転する。
(4)その後、回転部材100−Aのガイド孔内に挿入された案内ガイドピン104を上下動させることにより、移動部材100−Bを、平行状態を保ったまま下降させる。これにより、吸着ベース102を吸着ベース101側に移動させ、バックライト(BL)のモールド6の周辺部に貼り付けた両面テープにより、液晶表示パネル(LCD)とバックライト(BL)とを組み合わせる。
その後、バルブ133を開いて、凹部130内に空気を流入させて、吸着ベース101と吸着ベース102から、液晶表示パネル(LCD)とバックライト(BL)を取り外す。
なお、前述の手順(3)において、回転部材100−Aを回転させて、バックライト(BL)を吸着・保持する吸着ベース102を、液晶表示パネル(LCD)を吸着・保持する吸着ベース101上に重ね合わせた時には、吸着ベース102に設けたピン107と、吸着ベース101に設けたピン穴108を勘合させる。これにより、毎回同じ位置で重ね合わせることができる。
さらに、吸着ベース101の位置決めピン405は、常時はバネにより、吸着ベース101上に飛び出しているが、前述の手順(3)の重ね合わせ時に、吸着ベース102の位置決めピン106と、吸着ベース101の位置決めピン105とが干渉しないように、図6に示すように、吸着ベース101の位置決めピン105は、上からの外力に応じて昇降できるようになっている。即ち、吸着ベース101の位置決めピン105は、吸着ベース102の位置決めピン106で押されたときに、吸着ベース101内に収納されるようになっている。
以上説明したように、本実施例によれば、液晶表示パネル(LCD)の、位置決めピン105への突き当てによる吸着ベース101への位置決め、バックライト(BL)の、位置決めピン106への突き当てによる吸着ベース102への位置決め後、各々の吸着ベース(101,102)を重ね合わせ、吸着ベース102を吸着ベース101側に移動させることにより、液晶表示パネル(LCD)とバックライト(BL)を組み合わせることができる。
そのため、本実施例の組み合わせ装置によれば、作業者の技量を問わずに一定の組み合わせ精度を確保することが可能となる。
さらに、吸着ベース101の位置決めピン405は、常時はバネにより、吸着ベース101上に飛び出しているが、前述の手順(3)の重ね合わせ時に、吸着ベース102の位置決めピン106と、吸着ベース101の位置決めピン105とが干渉しないように、図6に示すように、吸着ベース101の位置決めピン105は、上からの外力に応じて昇降できるようになっている。即ち、吸着ベース101の位置決めピン105は、吸着ベース102の位置決めピン106で押されたときに、吸着ベース101内に収納されるようになっている。
以上説明したように、本実施例によれば、液晶表示パネル(LCD)の、位置決めピン105への突き当てによる吸着ベース101への位置決め、バックライト(BL)の、位置決めピン106への突き当てによる吸着ベース102への位置決め後、各々の吸着ベース(101,102)を重ね合わせ、吸着ベース102を吸着ベース101側に移動させることにより、液晶表示パネル(LCD)とバックライト(BL)を組み合わせることができる。
そのため、本実施例の組み合わせ装置によれば、作業者の技量を問わずに一定の組み合わせ精度を確保することが可能となる。
なお、前述の実施例では、吸着ベース101で液晶表示パネル(LCD)を吸着・保持し、吸着ベース102でバックライト(BL)を吸着・保持するようにしたが、吸着ベース101でバックライト(BL)を吸着・保持し、吸着ベース102で液晶表示パネル(LCD)を吸着・保持するようにしてもよい。但し、この場合は、回転部材100−Aの回転、移動部材100−Bの移動に応じて、フレキシブル配線基板(FPC)が動かないように、フレキシブル配線基板(FPC)を固定する必要がある。
また、本実施例の組み合わせ装置は、液晶表示パネル(LCD)とバックライト(BL)の組み合わせだけでなく、液晶表示パネル(LCD)と補強フレームや保護プレートの組み合わせにも適用可能である。
以上、本発明者によってなされた発明を、前記実施例に基づき具体的に説明したが、本発明は、前記実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能であることは勿論である。
また、本実施例の組み合わせ装置は、液晶表示パネル(LCD)とバックライト(BL)の組み合わせだけでなく、液晶表示パネル(LCD)と補強フレームや保護プレートの組み合わせにも適用可能である。
以上、本発明者によってなされた発明を、前記実施例に基づき具体的に説明したが、本発明は、前記実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能であることは勿論である。
1 上偏光板
2 第2基板
3 第1基板
5 半導体チップ
6 樹脂モールドフレーム
7 白色発光ダイオード
9 反射シート
10 導光板
11 光学シート群
12 下偏光板
51 端子部
52 LED実装部
100−A 回転部材
100−B 移動部材
101,102 吸着ベース
103 軸受け
104 案内ガイドピン
105,106 位置決めピン
107 ピン
108 ピン孔
109 固定部材
130 凹部
131 空気孔
132 パイプ
133 バルブ
2 第2基板
3 第1基板
5 半導体チップ
6 樹脂モールドフレーム
7 白色発光ダイオード
9 反射シート
10 導光板
11 光学シート群
12 下偏光板
51 端子部
52 LED実装部
100−A 回転部材
100−B 移動部材
101,102 吸着ベース
103 軸受け
104 案内ガイドピン
105,106 位置決めピン
107 ピン
108 ピン孔
109 固定部材
130 凹部
131 空気孔
132 パイプ
133 バルブ
Claims (7)
- 部品Aと部品Bとを組み合わせる組み合わせ装置であって、
固定部材と、
前記固定部材に固定され、前記部品Aを吸着して保持する第1吸着ベースと、
前記固定部材に回転自在に取り付けられ、開口面を有する回転部材と、
前記回転部材に移動可能に取り付けられる移動部材と、
前記移動部材に取り付けられ、前記部品Bを吸着して保持する第2吸着ベースとを備え、
前記移動部材の移動に応じて、前記第2吸着ベースは、前記回転部材に形成された前記開口部内を移動可能であり、
前記回転部材を回転させ、前記第2吸着ベースに保持された前記部品Bを、前記第1吸着ベースに保持された前記部品Aの上に移動させた状態において、前記移動部材を移動させて、前記第2吸着ベースを前記第1吸着ベース側に移動させ、前記部品Aと前記部品Bとを組み合わせることを特徴とする組み合わせ装置。 - 前記第1吸着ベースは、前記部品Aの互いに隣接する2辺を位置決めするための第1の位置決め部材を有し、
前記第2吸着ベースは、前記部品Bの互いに隣接する2辺を位置決めするための第2の位置決め部材を有することを特徴とする請求項1に記載の組み合わせ装置。 - 前記第1吸着ベースの前記第1の位置決め部材は、外力が加えられた時に、前記第1吸着ベース内に収納されることを特徴とする請求項2に記載の固定装置。
- 前記固定部材は、前記回転部材を回転させ、前記第2吸着ベースに保持された前記部品Bを、前記第1吸着ベースに保持された前記部品Aの上に移動させたときに、前記第1吸着ベースと前記第2吸着ベースとを平行状態に位置決めするための突起部を有することを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の組み合わせ装置。
- 前記第2吸着ベースは、第3の位置決め部材を有し、
前記第1吸着ベースは、前記回転部材を回転させ、前記第2吸着ベースに保持された前記部品Bを、前記第1吸着ベースに保持された前記部品Aの上に移動させたときに、前記第2吸着ベースの前記第3の位置決め部材が挿入されるガイド穴を有することを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の組み合わせ装置。 - 前記移動部材は、前記第2吸着ベースを前記第1吸着ベース側に移動させるときに、前記第1吸着ベースと前記第2吸着ベースとを平行状態に保ったまま、前記第2吸着ベースを移動させるための案内ガイド部材を有し、
前記回転部材は、前記移動部材の前記案内ガイド部材が挿入されるガイド孔を有することを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載の組み合わせ装置。 - 前記部品Aは、液晶表示パネルであり、
前記部品Bは、バックライトであることを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載の組み合わせ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010054607A JP2011186403A (ja) | 2010-03-11 | 2010-03-11 | 組み合わせ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2010054607A JP2011186403A (ja) | 2010-03-11 | 2010-03-11 | 組み合わせ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011186403A true JP2011186403A (ja) | 2011-09-22 |
Family
ID=44792698
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010054607A Pending JP2011186403A (ja) | 2010-03-11 | 2010-03-11 | 組み合わせ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2011186403A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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CN107520803A (zh) * | 2017-07-20 | 2017-12-29 | 防城港市港口区天平电子科技有限公司 | 一种手机拆装及维修平台 |
US9931742B2 (en) | 2014-09-11 | 2018-04-03 | Boe Technology Group Co., Ltd. | Jig for detaching display assembly |
CN109551407A (zh) * | 2017-09-25 | 2019-04-02 | 深圳市闻耀电子科技有限公司 | 一种显示模组和移动终端基座匹配安装的可调装置 |
CN111438657A (zh) * | 2020-03-10 | 2020-07-24 | Oppo(重庆)智能科技有限公司 | 拆卸装置及拆卸电子设备的后盖的拆卸方法 |
CN114096064A (zh) * | 2021-11-11 | 2022-02-25 | 苏州威达智电子科技有限公司 | 一种棱镜用的柔性线路板调整模组 |
-
2010
- 2010-03-11 JP JP2010054607A patent/JP2011186403A/ja active Pending
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