JP2011185484A - 冷却器 - Google Patents

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真悟 岩崎
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Abstract

【課題】小型化を図りつつ、筐体内に流入された冷媒を適切に分配させることができる冷却器を提供する。
【解決手段】冷却器1は、管状の筐体2を備えている。筐体2は、冷媒流通部3と、この冷媒流通部3の一端部に突設された冷媒流入部4とを有している。冷媒流通部3の断面積は、冷媒流入部4の断面積よりも大きい。冷媒流通部3の内部において、冷媒流入部4の側にはフィン部5が配置され、このフィン部5に対して冷媒流入部4の反対側にはフィン部6が配置されている。フィン部5は、筐体2の長手方向及び幅方向に並んで配置された複数のフィン7から構成されている。フィン部5には、筐体2の幅方向に延びるように形成され、冷媒を分配させるための複数の冷媒分配流路10が設けられている。フィン部6は、フィン7よりも長い断面直線状の複数のフィン11から構成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、筐体の内部にフィン部が設けられた冷却器に関するものである。
従来の冷却器としては、例えば特許文献1に記載されているものが知られている。特許文献1に記載の冷却器は、冷却管の内部の2箇所に複数の対応フィンからなる対応フィン群を配置し、冷却管の内部における各対応フィン群の間、上流側対応フィン群の上流側及び下流側対応フィン群の下流側に、対応フィンよりも長い複数のストレートフィンを並列配置したものである。
特開2009−152455号公報
ところで、一般的な冷却器では、外部から冷媒を流入するための冷媒流入部が筐体の一端部に設けられている。その冷媒流入部の断面積は、筐体において実際にフィンにより熱交換を行う部位の断面積よりも小さくなっていることが多い。このため、冷媒流入部から筐体内に流入された冷媒を均等に分配させるためには、筐体における冷媒流入部の近傍に冷媒分配スペースを設ける必要があり、結果的に冷却器の小型化を阻害する要因の一つとなっている。
本発明の目的は、小型化を図りつつ、筐体内に流入された冷媒を適切に分配させることができる冷却器を提供することである。
本発明の冷却器は、外部から冷媒を導入するための冷媒流入部よりも断面積が大きい冷媒流通部を有する筐体と、冷媒流通部内における冷媒流入部の側に配置された第1フィン部と、冷媒流通部内における第1フィン部に対して冷媒流入部の反対側に配置された第2フィン部とを備え、第1フィン部は、筐体の直交する長手方向及び幅方向に並んで配置された複数の第1フィンから構成されると共に、筐体の幅方向に沿った冷媒分配流路を有し、第2フィン部は、筐体の幅方向に並んで配置された複数の断面直線状の第2フィンから構成されていることを特徴とするものである。
このような本発明の冷却器においては、筐体の冷媒流通部内における冷媒流入部の側に、筐体の幅方向に沿った冷媒分配流路を有する第1フィン部を配置することにより、冷媒流入部から冷媒流通部内に冷媒が流入されると、その冷媒は冷媒分配流路を流れるようになる。このため、冷媒流通部内における冷媒流入部の近傍において、筐体の幅方向に対する冷媒の分配が促進されることになる。これにより、冷媒流通部内における冷媒流入部の近傍に冷媒分配のためのスペースを設けなくて済むため、冷却器の小型化を図ることができる。
好ましくは、冷媒流通部上における第1フィン部に対応する領域には、第1発熱体が配置され、冷媒流通部上における第2フィン部に対応する領域には、第1発熱体よりも発熱量の大きい第2発熱体が配置される。
上述したように、第1フィン部の冷媒分配流路によって冷媒の分配が促進されることから、第1フィン部よりも下流側の第2フィン部では、十分に冷媒が分配されていて、第1フィン部よりも冷却効率が高い状態となっている。従って、冷媒流通部上における第1フィン部に対応する領域に発熱量の小さい第1発熱体を配置し、冷媒流通部上における第2フィン部に対応する領域に発熱量の大きい第2発熱体を配置することにより、第1発熱体及び第2発熱体を何れも効率良く冷却することができる。
また、好ましくは、筐体の長手方向に隣接する各第1フィン同士は、筐体の幅方向にずれて配置されている。
この場合には、第1フィン部において、筐体の幅方向に隣接する各第1フィン間を流れる冷媒が、下流側の第1フィンに当たって筐体の幅方向に向かいやすくなる。従って、筐体の幅方向に対する冷媒の分配が一層促進されるようになる。
本発明によれば、冷却器の小型化を図りつつ、筐体内に流入された冷媒を適切に分配させ、発熱体の冷却効率を向上させることができる。
本発明に係わる冷却器の一実施形態を示す水平方向断面図及び垂直方向断面図である。 図1に示したフィン部の構造を示す斜視図である。 図1に示した筐体の内部における冷媒の流れを示す図である。 従来の冷却器の一例を示す水平方向断面図である。
以下、本発明に係わる冷却器の好適な実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1(a)は、本発明に係わる冷却器の一実施形態を示す水平方向断面図であり、図1(b)は、図1(a)のIb−Ib線断面図(垂直方向断面図)である。同図において、本実施形態の冷却器1は、発熱体付きの水冷式冷却器である。
冷却器1は、管状の筐体2を備えている。筐体2は、断面略矩形状または断面長円形状の冷媒流通部3と、この冷媒流通部3の一端部に突設され、外部から冷媒(ここでは冷却水)を流入するための断面円形状の冷媒流入部4とを有している。冷媒流通部3の断面積は、冷媒流入部4の断面積に比べて十分大きくなっている。冷媒流入部4から冷媒流通部3内に流入された冷媒は、冷媒流通部3の他端側に向かって流通する。
冷媒流通部3の内部において、冷媒流入部4の側にはフィン部5が配置され、このフィン部5に対して冷媒流入部4の反対側(フィン部5の下流側)にはフィン部6が配置されている。
フィン部5は、筐体2の互いに直交する長手方向(図示X方向)及び幅方向(図示Y方向)に並んで配置された複数のフィン7から構成されている。各フィン7は、例えば図2に示すように、厚肉板で形成されていると共に、ベースプレート8上に等間隔に設けられている。フィン7及びベースプレート8は、アルミニウム等の熱伝導性に優れた金属からなっている。
フィン部5は、筐体2の幅方向に隣接する各フィン7により形成され、筐体2の長手方向に延びる複数の冷媒主流路9と、筐体2の幅方向に延びるように形成され、冷媒を筐体2の幅方向に分配(拡散)させるための複数(図1では2つ)の冷媒分配流路10とを有している。また、フィン部5において、筐体2の長手方向に隣接する各フィン7同士は、互いに筐体2の幅方向にずれて配置されている。
フィン部6は、フィン部5のフィン7よりも長い断面直線状の複数のフィン11から構成されている。フィン11の幅は、例えばフィン7の幅と同等である。各フィン11は、筐体2の長手方向に延びるように筐体2の幅方向に並んで配置されている。フィン11は、フィン7と同じ金属材料で形成されている。また、フィン部6は、各フィン11により形成され、筐体2の長手方向に延びる複数の冷媒主流路12を有している。
このような冷却器1において、冷媒流入部4は筐体2の一端中央部に設けられているので、図3に示すように、外部の冷媒が冷媒流入部4を通って冷媒流通部3内に導入されると、フィン部5の幅方向中央部(図中C)に流速の速い冷媒の多くが流れ込むようになる。このため、フィン部5における冷媒流入部4の近傍においては、フィン部5の幅方向中央部に冷媒が集中し、フィン部5の幅方向両端部(図中E)では冷媒不足となるため、高い冷却効果は得られない。
しかし、フィン部5には、筐体2の幅方向に延びる冷媒分配流路10が設けられている。このため、図3に示すように、フィン部5の幅方向中央部に位置する冷媒主流路9を流れていた冷媒は、冷媒分配流路10をフィン部5の幅方向両端側に向かって流れるようになる。このとき、筐体2の長手方向に隣接する各フィン7同士は筐体2の幅方向にオフセット配置されているため、冷媒主流路9を流れていた冷媒は、下流側のフィン7に当たって冷媒分配流路10を流れやすくなる。
このように冷媒が冷媒分配流路10を流れることで、冷媒が筐体2の幅方向に分配されるようになる。このとき、フィン部5における冷媒流入部4の近傍では冷媒の流れが均一化していなくても、フィン部5の下流側に向かうに従い、冷媒分配流路10によって冷媒が筐体2の幅方向に均等に分配されるため、冷却効果が徐々に高くなっていく。そして、フィン部6では、全領域にわたって冷媒が筐体2の幅方向に均等に分配されるため、十分高い冷却効果が得られるようになる。
上述したように、フィン部5における冷媒流入部4の近傍では冷媒が筐体2の幅方向に均一に分散されていないため、フィン部5ではフィン部6に比べて冷却効果が低くなっている。従って、発熱体を冷媒流通部3の上面に実装する場合には、図1(b)に示すように、冷媒流通部3の上面におけるフィン部5に対応する領域に、冷却性能要求の低い低発熱体13を実装し、冷媒流通部3の上面におけるフィン部6に対応する領域に、冷却性能要求の高い高発熱体14を配置するのが望ましい。これにより、低発熱体13だけでなく高発熱体14も効果的に冷却することができる。
なお、冷媒分配流路10の幅が大きいほど、また冷媒分配流路10の数が多いほど、筐体2の幅方向に対する拡散効果は高くなるが、冷却性能が低下する。このため、冷媒分配流路10の幅及び数は、発熱体の要求冷却性能との兼ね合いにより決定する。
ここで、従来の冷却器の一例を図4に示す。同図に示す冷却器50は、冷媒流通部51及び冷媒流入部52からなる筐体53を備え、冷媒流通部51内には、筐体53の長手方向に沿って複数のフィン部54が設けられている。各フィン部54は、上述した断面直線状の複数のフィン11から構成されている。
このような冷却器50においては、筐体53の幅方向に隣接する各フィン11間を流れる冷媒の流量を均一化すべく、冷媒流通部51内における冷媒流入部52とフィン部54との間に、冷媒を筐体53の幅方向に均一に分配するための冷媒分配スペースSが設けられている。このため、筐体53が長くなるため、冷却器50の大型化につながる。
これに対し本実施形態においては、冷媒流通部3の内部における冷媒流入部4の側に、筐体2の幅方向に延びる冷媒分配流路10を有するフィン部5を設けたので、冷媒流入部4から冷媒流通部3内に流入された冷媒が冷媒分配流路10を流れるようになる。このため、フィン部5において冷媒が筐体2の幅方向に均一に分配されるようになるため、冷媒流通部3内における冷媒流入部4とフィン部5との間に、図4に示すような冷媒分配スペースSを設けなくて済む。これにより、筐体2の長さが短くなるため、冷却器1を小型化することができる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。例えば上記実施形態では、フィン部5のフィン7を厚肉金属板で形成したが、フィン7の構造としては特に上記のものには限られない。例えば薄肉金属板を筐体2の幅方向に沿ってジグザク状に折り曲げ加工することで、筐体2の幅方向に並設された複数のフィンを形成しても良いし、或いは複数本のピン状フィンとしても良い。
また、上記実施形態は水冷式の冷却器1であるが、本発明は、水冷式以外(例えば空冷式)の冷却器にも適用可能である。
1…冷却器、2…筐体、3…冷媒流通部、4…冷媒流入部、5…フィン部(第1フィン部)、6…フィン部(第2フィン部)、7…フィン(第1フィン)、10…冷媒分配流路、11…フィン(第2フィン)、13…低発熱体(第1発熱体)、14…高発熱体(第2発熱体)。

Claims (3)

  1. 外部から冷媒を導入するための冷媒流入部よりも断面積が大きい冷媒流通部を有する筐体と、
    前記冷媒流通部内における前記冷媒流入部の側に配置された第1フィン部と、
    前記冷媒流通部内における前記第1フィン部に対して前記冷媒流入部の反対側に配置された第2フィン部とを備え、
    前記第1フィン部は、前記筐体の直交する長手方向及び幅方向に並んで配置された複数の第1フィンから構成されると共に、前記筐体の幅方向に沿った冷媒分配流路を有し、
    前記第2フィン部は、前記筐体の幅方向に並んで配置された複数の断面直線状の第2フィンから構成されていることを特徴とする冷却器。
  2. 前記冷媒流通部上における前記第1フィン部に対応する領域には、第1発熱体が配置され、
    前記冷媒流通部上における前記第2フィン部に対応する領域には、前記第1発熱体よりも発熱量の大きい第2発熱体が配置されることを特徴とする請求項1記載の冷却器。
  3. 前記筐体の長手方向に隣接する前記各第1フィン同士は、前記筐体の幅方向にずれて配置されていることを特徴とする請求項1または2記載の冷却器。

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