JP2011183719A - 冊子 - Google Patents

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JP2011183719A
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JP2010052805A
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Kenichi Imaizumi
健一 今泉
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Abstract

【課題】冊子が解体しにくく、開き性が良い冊子を提供する。
【解決手段】冊子1は、複数枚の用紙2を重ね合わせそれらの一端部を綴じた冊子1であって、各用紙2には、各用紙2を開くための折り目15を有し、前記各用紙2の折り目15はその用紙2の直前頁の折り目15よりも小口側に形成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、写真等の用紙を所望の枚数重ね合わせて一端部を綴じた冊子に関する。
近年、デジタル印刷機の普及により、複数の写真紙の一端部を綴じて製本した一般的にフォトブックと称される冊子が多く存在する。このような冊子は、例えば、銀塩、昇華転写又はインクジェットにより印刷された複数の印刷紙からなる印刷束の一端部を貼り合わせたり、穴を空けてリングで留めたり、ホチキスなどにより中綴じ、又は平綴じ等したり、印刷束の背部を接着剤のみで接合する無線綴りなどによって製本される。
このような無線綴りや平綴じされた冊子は、昇華転写紙のように厚くコシの強い用紙では、中央の頁を開く際にその前後の用紙を開く保持力が必要となるほか、のどの開きが悪い、冊子を開く際に解体しやすい、などの問題がある。
一方、開きを安定させた冊子として、本紙に折曲部を設け、その折曲部の位置を断面視山形状に配置した冊子が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−86954号公報
特許文献1の冊子は、中間の頁は開きやすいものの、表表紙または裏表紙近傍では、頁を開く際に中央の折曲部が開きを阻害するため、冊子が開きにくいなどの問題がある。
本発明は、このような問題の解消を一つの課題とし、その目的の一例は、冊子が解体しにくく、開き性が良い冊子を提供するものである。
上記課題を解決するため、本発明は次のような構成を採用する。なお、本発明の理解を容易にするため図面の参照符号を括弧書きで付するが、本発明はこれに限定されるものではない。
請求項1に記載の冊子は、複数枚の用紙を重ね合わせそれらの一端部を綴じた冊子であって、各用紙には、各用紙を開くための折り目を有し、前記各用紙の折り目はその用紙の直前頁の折り目よりも小口側に形成されていることを特徴とする。
また、請求項2に記載の冊子は、請求項1に記載の冊子において、前記折り目は、ハーフカット、ミシン目、又はパンチにて形成されていることを特徴とする。
また、請求項3に記載の冊子は、請求項1、又は2に記載の冊子において、前記冊子は、無線綴り又は平綴じによって製本されていることを特徴とする。
本発明によれば、冊子を解体しにくくし、且つ開き性の良い冊子とすることができる。
本発明の冊子を閉じた状態の斜視図である。 本発明の冊子を開いた状態の斜視図である。 折り目の施工例を説明するための図であり、図3(a)はミシン目、図3(b)はパンチ目、図3(c)はハーフカットを示す。
以下、図面を参照して本発明を実施するための形態について説明する。なお、理解しやすいように、図1の冊子1において、用紙2をめくる側を小口と称し、用紙2が綴じられた側を背と称する。
本実施形態の冊子1は、図1に示すように、複数枚の用紙2が重ね合わされた用紙束3と、この用紙束3の最表面側と最裏面側とを覆う表紙4と、を備えている。
表紙4は、表表紙5aと裏表紙5bで構成される表紙部5と、この表表紙5aと裏表紙5bとの間において当該表表紙5aと裏表紙5bとを折り曲げ可能に連結する背表紙6aで構成される背部6と、を有している。また、表紙4の表面には、必要に応じて所望の画像が印刷される。
この冊子1は、用紙束3の背と表紙4の背部6との間を接着剤9で接着することにより製本される。また、この接着剤9は、両面粘着テープが好適に用いられるが、液状糊等を用いることも可能である。また、当該接着剤9は熱により溶融する性質を有するホットメルト等の接着剤であっても構わない。なお、ホットメルト等の接着剤を用いる場合には、接着剤に熱を与える熱源が必要となる。
本実施形態の冊子1は、図1及び図2に示すように、各用紙2に折り目15が形成されており、当該各用紙2はこの折り目15を境にして折り曲げられて開かれる。
この折り目15は、用紙2の上下端部を結ぶ罫線によって形成される。当該罫線は、予め用紙2を折り曲げることによって形成される折り曲げ跡であってもよいが、好適な施工例としては、図3に示すような、ミシン目15a、パンチ孔15b、ハーフカット15c等によって形成される。
ミシン目15aとは、用紙2の折り目15となるべき箇所を示す線(以下、「折り目線20(図2参照)」と称する。)に沿って針を点線状に突き刺したように施工されたものであり、例えば、外周に所定の間隔を有して先鋭状の突起を備えた円形状のカッターを用いて形成される。また、パンチ孔15bとは、用紙2の折り目線20に沿って矩形状若しくは孔状に紙が打ち抜かれて施工されたものである。また、ハーフカット15cとは、用紙2の折り目線20に沿ってその用紙2の裏面に用紙2が切断されないようにして所定の深さだけ切り込みが形成されたものである。
この折り目15は、用紙2の開閉操作によって簡単に切断されないように考慮する必要があり、その間隔や大きさ、切り込み量が用紙2の種類に応じて適宜設定される。
また、当該折り目15は、図1に示すように、冊子1の底面(断面)視において、表表紙5aから裏表紙5bに向かって斜め上方(小口側)に上昇するように形成される。すなわち、この折り目15は、数字の小さい頁から順に、用紙2の背から小口側に向かってスライドさせて形成され、各用紙2の後頁の折り目15が前頁の折り目15よりも小口側に配置されるように形成されている。
このように構成された本実施形態の冊子1は、各用紙2の全てが次頁の折り目よりも背側で折り返されるため、開くべき頁の用紙が綴じ部へもたらす引張り力やせん断力は、折り目15により緩和される。よって、冊子1の解体を防ぐとともに、開きやすくなる。また、本実施形態の冊子1は、折り目15が頁順に小口側へとスライドされて形成されているため、すべての頁にわたって開き性が良く、容易に最終頁までめくることが可能である。
次に、上記構成の冊子1の製本方法について説明する。なお、以下に説明する冊子1の製本方法は、無線綴り形式の冊子を製本する製本方法について説明するが、他の形式(例えば、平綴じ)の冊子1を製本する場合も用紙同士又は表紙と用紙同士の接合方法が異なるだけでその方法は同様の方法で製本することが可能である。
(1)まず、両面印刷可能なプリンターを用いて出力した1冊分の用紙2及び表紙4が用意される。例えば、用紙2に対してはその内面に所望の画像がプリントされ、表紙4に対してはその外面に所望の画像がプリントされる。
(2)次に、各用紙2に折り目15を形成する。この折り目15は、上述したように、用紙2の頁順に、所定の間隔で小口側にスライドさせて形成される。
(3)次に、折り目15が形成された複数の用紙2をその頁順に重ね合わせ用紙束3を作り、その用紙束3をくるむようにして表紙4を配置した上で、表紙4の背部6と用紙束3の背を接着剤9により接合し、冊子1が製本される。
以上に説明したような冊子1の製本方法によれば、折り目15が頁順に小口側へとスライドされて形成されているため、開き性の良い冊子1を製本することができる。
次に、本実施形態の冊子1においてその用紙2をめくる際の操作について説明する。
まず、図1に示すように、冊子1を閉じた状態で、表紙4の表表紙の表面が上側となるようにして図示しない机の天板面上に置いて表紙をめくった場合、折り目15は最初の頁の用紙2の表面側に表出し、この折り目15に沿って最初の頁の用紙2を折畳むことにより、次頁の用紙2の折り目15が表出する(図2参照)。すなわち、次頁の折り目15は前頁の折り目15よりも小口側にスライドして形成されているため、前頁をめくることで次頁の折り目15が必ず表出することとなる。よって、次頁の折り目15の開き操作の際に前頁の折り目15がその操作を防止することなく、最終頁までめくることが可能である。
なお、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内において種々変更可能である。例えば、本実施形態の冊子1は、絵本、カタログ、アルバム等とすることもできる。また、接着剤の代わりに、略U字上の鋼板を用紙束の背部、又は用紙束の表面に表紙を取り付けた状態でその背部に取り付けてカシメて冊子を製本することも可能である。また、本実施形態の冊子1は、複数の用紙2を重ね合わせて形成した用紙束を表紙4で覆う形態としているが、用紙2と表紙4を、正面視略同一の形状としてその背を接着剤や略U字状の鋼板で綴じるような形態としても構わない。このような場合には、好ましくは、表紙4が用紙2よりも若干大きく形成される。また、冊子1に用いられる用紙2は、厚みがってコシのある昇華転写紙(写真紙)の場合に、特に有効である。
2 本文
4 表紙
15 折り目

Claims (3)

  1. 複数枚の用紙を重ね合わせそれらの一端部を綴じた冊子であって、
    各用紙には、各用紙を開くための折り目を有し、
    前記各用紙の折り目はその用紙の直前頁の折り目よりも小口側に形成されていることを特徴とする冊子。
  2. 前記折り目は、ハーフカット、ミシン目、又はパンチにて形成されていることを特徴とする請求項1に記載の冊子。
  3. 前記冊子は、無線綴り又は平綴じによって製本されていることを特徴とする請求項1、又は2に記載の冊子。
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