JP2011183447A - プレス機 - Google Patents

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Abstract

【課題】大型化を招くことなく、構成の複雑化を招くことなく、スライドの下死点を調整可能とするプレス機を提供する。
【解決手段】プレス機は、フレーム12に回転可能に支持される第1のクランク軸14と、該第1のクランク軸14の偏心軸部14bの偏心運動に連動する従動部材26と、該従動部材25に回転可能に支持される主軸部28a及び該主軸部28aに偏心する偏心軸部28bを有する第2のクランク軸28と、上下方向へ移動可能に案内され、第2のクランク軸28の偏心軸部28bに回転可能に連結されるスライド18と、第2のクランク軸28の前記主軸部28aに回転可能に嵌合され、少なくとも一対の平側面を有する摺動子と、該摺動子の前記一対の側面を受ける案内面を有し前記摺動子を上下方向へ案内可能に受け入れるガイド部材と、該ガイド部材の姿勢又は位置を変更可能に保持する操作手段38とを含む。
【選択図】図1

Description

本発明は、クランク軸の回転運動に伴って往復移動するスライドの下死点位置が調整可能のプレス機に関し、特に、耐久性に優れ、構成の簡素化が図られたプレス機に関する。
プレス機では、運転中の発熱やクランク軸の回転数の変更などが原因で、プレス型の上型が取り付けられたスライドの下死点が、その適正位置から上方又は下方へずれることがある。このような下死点位置のずれは、製品の精度に大きな影響を与える。
この下死点位置のずれによる製品精度の低下を防止するために、スライドの下死点位置を調整可能とするプレス機が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
従来の前記プレス機では、クランク軸と、上型が取り付けられるスライドとの間に、クランク軸の偏心軸部の偏心運動をスライドの往復直線運動に変換するためのコネクティングロッドが設けられている。このコネクティングロッドは、ピンを介して相互に直列的に接続された両分割部分からなる。前記ピンは、揺動可能のシリンダ装置からの横方向作用力を受ける。前記プレス機によれば、その作動中に拘わらず、前記シリンダ装置の作動によってコネクティングロッドの両分割部分がなす屈曲角を変更することができるので、構成の複雑化を招くことなく、またプレス動作を中断することなく、スライドの下死点位置を調整することができる。
特開平5−111400号公報
しかしながら、従来の前記プレス機では、シリンダ装置がコネクティングロッドの前記ピンから該コネクティングロッドの側方へ大きく張り出すように配置されることから、プレス機のコンパクト化の点で不利である。
したがって、本発明の目的は、大型化を招くことなく、また構成の複雑化を招くことなくスライドの下死点を調整することのできるプレス機を提供することにある。
本発明に係るプレス機は、フレームと、該フレームに回転可能に支持される主軸部及び該主軸部に偏心する偏心軸部を有する第1のクランク軸と、該第1のクランク軸の前記偏心軸部の偏心運動に連動する従動部材と、該従動部材に回転可能に支持され、前記第1のクランク軸の前記主軸部に平行に配置される主軸部及び該主軸部に偏心する偏心軸部を有する第2のクランク軸と、上下方向へ移動可能に案内され、また金型が保持されるスライドであって前記第2のクランク軸の前記偏心軸部に回転可能に連結されるスライドと、前記第2のクランク軸の前記主軸部に回転可能に嵌合され、少なくとも一対の平側面を有する摺動子と、該摺動子の前記一対の側面を受ける案内面を有し前記摺動子を直線に沿って案内可能に受け入れるガイド部材と、前記ガイド部材の姿勢又は位置を変更可能に保持する操作手段とを含む。
本発明に係る前記プレス機では、前記スライドの下死点位置の調整時を除く前記プレス機の運転状況下では、前記ガイド部材は前記操作手段によりその姿勢又は位置の変更を阻止されている。前記プレス機の作動のために前記第1のクランク軸が駆動回転されると、前記従動部材は第1のクランク軸の回転によって上下運動を伴う揺動運動を生じる。この従動部材には、上下方向への移動を案内される前記スライドが前記第2のクランク軸を介して連結されている。すなわち、この第2のクランク軸の前記偏心軸部に前記スライドが連結され、該第2のクランク軸の前記主軸部が前記従動部材に支持されている。また前記第2のクランク軸の前記主軸部に回転可能に摺動子が嵌合され、該摺動子は前記ガイド部材に案内可能に受け入れられている。
そのため、前記従動部材の前記揺動運動に伴って前記摺動子が前記ガイド部材に案内される。したがって、第2のクランク軸を介して前記従動部材に連結された前記スライドは、下死点位置を変えることなく、上死点と下死点との間で円滑に上下方向へ往復運動する。
他方、スライドの下死点位置の調整のために、前記操作手段によって前記ガイド部材が回転又は移動操作されると、このガイド部材の回転又は移動は前記摺動子を回転又は変位させることにより、第2のクランク軸の前記主軸部を回転させる。この主軸部の回転によって第2のクランク軸の偏心軸は、その主軸部の回りに偏心運動する。
このとき、前記スライドの移動が上下方向に規制されていることから、第2のクランク軸の前記偏心軸の偏心運動によって前記スライドが上下方向に変位する。その結果、前記スライドは、前記第1のクランク軸の前記主軸部からの距離を変更され、したがって、その下死点位置を変化させる。
このような調整操作は、前記プレス機の作動を停止させることなく、すなわち前記第1のクランク軸の回転を停止させることなく行うことができる。したがって、前記プレス機の作動中での前記した調整操作後、調整された下死点での前記したような通常のプレス動作が可能となる。
前記第2のクランク軸の前記偏心軸部の偏心量を前記第1のクランク軸部の前記偏心軸部の偏心量よりも小さくすることが望ましい。
前記ガイド部材は、前記摺動子の前記案内面を受ける溝面を有する案内溝を備え、該案内溝は前記スライドの所定の上下方向の移動を許すに充分な長さ寸法を与えられる。
前記操作手段は、前記ガイド部材の前記フレームに関する姿勢又は位置を変更可能に保持することができる。
前記操作手段には、前記ガイド部材の前記フレームに関する姿勢又は位置を変更すための駆動源を設けることができる。
前記ガイド部材は、前記第2のクランク軸の前記主軸部と平行な回転軸線を有する回転部材であって前記一対の案内面を形成するガイド溝が端面にその径方向に形成された回転部材で構成することができる。この場合、前記操作手段は、前記回転部材の回転姿勢を変更可能に保持する。
前記ガイド部材が前記回転部材で構成されるとき、前記操作手段は、前記回転部材の外周に形成された歯車と、該歯車に噛合するウオームと、該ウオームを駆動回転する駆動源とを含むことができる。
また、前記ガイド部材は、前記回転部材で構成することに代えて、前記フレームに関して横方向へ移動可能に支持されたブロック部材であって前記一対の案内面を形成するガイド溝が端面に前記移動方向と直角に伸びるように形成されたブロック部材で構成することができる。この場合、前記操作手段は、前記ブロック部材の前記フレームに関する位置を変更可能に保持する。
また、前記ガイド部材が前記ブロック部材で構成されるとき、前記操作手段は、前記ブロック部材の前記溝を除く部分で該ブロック部材を貫通すべく前記移動方向に沿って形成されたねじ穴と、該ねじ穴に螺合し前記フレームに回転可能に支持される雄ねじ部材と、該雄ねじ部材をその軸線の周りに駆動回転する駆動源とを含むことができる。
前記ガイド部材は人手によって回転又は移動操作することができる。この場合、前記操作手段として、前記ガイド部材の回転又は横方向移動を阻止するロック手段が必要となる。このロック手段として、種々のブレーキ装置、ラッチ機構等を採用することができる。
また、駆動装置は、例えば電動サーボモータあるいは油圧サーボモータのような駆動源と、該駆動源の作動を制御する制御回路とを含むことができる。
前記第1のクランク軸の回転運動が該クランク軸の偏心軸部に回転可能に連結されたコネクション部材によってスライドの往復運動に変換されるクランク式プレス機である場合、前記従動部材は、前記コネクション部材である。また、前記クランク軸の回転運動がリンク機構によってスライドの往復運動に変換されるリンク式プレス機の場合、前記従動部材は、前記リンク機構の前記スライドが直接に連結されるリンク部材である。
本発明によれば、前記したように、前記第2のクランク軸の前記主軸部に嵌合された摺動子を受け入れるガイド部材の回転姿勢又は位置を変更可能に保持する操作手段の操作により、前記スライドの下死点位置を変更することができる。これにより、比較的単純及びコンパクトな構成によって、作動中であっても前記スライドの下死点位置を調整することができるプレス機が提供される。
本発明に係るプレス機の一具体例をその一部を破断して示す正面図である。 図1に示すII-II線に沿って得られた断面図である。 図1に示すIII-III線に沿って得られた断面図である。 図1に示した第2のクランク軸、摺動子及びガイド部材を分解して示す斜視図である。 図1に示したプレス機の下死点位置の調整を説明するための説明図であり、(a)はスライダの下死点が最下方位置にあるように調整された状態を示し、(b)はスライダの下死点を上方に調整した状態を示す。 本発明に係るプレス機の他の具体例をその一部を破断して示す正面図である。 図6に示すVII-VII線に沿って得られた断面図である。 図6に示すVIII-VIII線に沿って得られた断面図である。 図6に示した第2のクランク軸、摺動子及びガイド部材を分解して示す斜視図である。 図6に示したプレス機の下死点位置の調整を説明するための説明図であり、(a)はスライダの下死点が最下方位置にあるように調整された状態を示し、(b)はスライダの下死点を上方に調整した状態を示す。 本発明に係るプレス機のさらに他の具体例を示す図2と同様な図面である。
図1は、本発明をクランク式プレス機10に適用した例を示す。本発明に係るプレス機10は、図1に示されているように、フレーム12を含む。フレーム12は、図示しないプレス型の下型が配置される下部フレーム12aと、柱部12bを介して下部フレーム12aに間隔をおいて支持された上部フレーム12cとを備える。上部フレーム12cは、図示の例では、全体に矩形の筐体からなるクラウン部である。
クラウン部12cには、第1のクランク軸14が水平方向に配置されている。クランク軸14は、一対の主軸部14aと、両主軸部14a間に設けられた偏心軸部14bとを有する。クランク軸14は、軸受け16により、各主軸部14aで、該主軸部の軸線の回りすなわちクランク軸14の軸線の回りに回転可能に、上部フレーム12cに支持されている。
前記金型の上型が組み付けられるスライド18は、図1及び図2に示されているように、上部フレーム12cの下端部を上下方向に貫通する連結ロッド20の下端に一体的に取り付けられている。連結ロッド20は、上部フレーム12cの軸受け22により、該連結ロッドの軸線方向に沿った上下方向への往復運動を案内される。
クランク軸14の一端に位置する一方の主軸部14aには、図1に示すように、電動機のような主電動モータM1の駆動力を受けるフライホイール24が設けられている。クランク軸14は、フライホイール24を経て受ける回転駆動力により、安定した速度で回転する。フライホイール24には、図示しないが、従来よく知られたクラッチ及びブレーキが組み込まれている。クランク軸14の回転運動は、運動変換機構を構成するコネクション部材26により、上下方向への運動に変換されてスライド18に伝達される。
すなわち、コネクション部材26は、その上端部で、従来のクランク式プレス機でよく知られているように、クランク軸14の偏心軸部14bに回転可能に結合されている。コネクション部材26は、偏心軸部14bの偏心運動に連動する。したがって、コネクション部材26は、偏心軸部14bの偏心運動に連動する従動部材である。
また、本発明に係るクランク式プレス機10では、従動部材であるコネクション部材26は、図1ないし図3に示されているように、その下端部で第1のクランク軸14に平行に配置された第2のクランク軸28を介してスライド18に連結されている。
第2のクランク軸28は、図1及び図4に明確に示されているように、一対の主軸部28aと、該両主軸部間で該主軸部に偏心して設けられた偏心軸部28bとを備える。第2のクランク軸28は、図1及び図3に示されているように、その一対の主軸部28aで、コネクション部材26の下端部に設けられた二叉部の軸受け30に回転可能に支持されている。これにより、第2のクランク軸28は、その主軸部28aがクランク軸14の主軸部14aと平行に配置されている。また、図2に示すように、第1のクランク軸14の主軸部14aの軸心O1から偏心軸部14bの軸心O2迄の距離で示される偏心量は、第2のクランク軸28の主軸部28aの軸心O3から偏心軸部28bまでの距離で示される偏心量よりも大きくすることが望ましい。
第2のクランク軸28の一方の主軸部28aの先端には、図3及び図4に示されているように、主軸部28aと同軸の円柱の連結部28cが形成されており、該円柱連結部28cには摺動子32が嵌合されている。
摺動子32は矩形平面形状を有する。摺動子32は、その中央部に円柱の連結部28cを回転可能に受け入れる開口32aを有し、また一対の平坦な両側面32bを有する。摺動子32は、回転体からなるガイド部材34に係合する。ガイド部材34は、図1及び図3に示されているように、クラウン部12cに設けられた軸受け36に回転可能に支持されており、これにより第2のクランク軸28の主軸部28aと平行な回転軸線O5(図5参照)を有する。ガイド部材34の一端には、該ガイド部材の前記回転軸線を横切り、その径方向に伸長する案内溝34aが形成されている。案内溝34aは、該案内溝を形成する一対の平坦な溝面34bを有する。ガイド部材34は、案内溝34aの一対の溝面34bが摺動子32の両側面32bと滑り対偶をなすように、摺動子32を案内溝34a内に沿って移動可能に受け入れる。案内溝34aは、スライド18の後述する下死点調整をその最上位位置置と最下位位置との間で可能とするに充分な長さ寸法を有する。また、案内溝34aは、スライド18の後述する上下方向への往復移動のストロークを許すに充分な長さ寸法を有する。
ガイド部材34に関連して、図3に明確に示されているように、ガイド部材34の回転姿勢を変更可能に保持するための操作手段38が設けられている。操作手段38は、図示の例では、ガイド部材34の他端に形成された外歯38aと、該外歯に噛合すべくクラウン部12cに回転可能に支持されたウオーム38b(図1参照)とを備え、該ウオームは操作手段38の駆動源たる電動サーボモータM2の作動制御により、回転操作が可能である。
図2に示す第1のクランク軸14の回転姿勢(クランク角が180度)では、その主軸部14aの軸心O1が偏心軸部14bの軸心O2の直上に位置するように、両軸心O1及びO2が垂直線上に整列する。このクランク軸14の回転姿勢では、また第2のクランク軸28の主軸部28aの軸心O3が、その偏心軸部28bの軸心O4の直上に位置する。したがって、第2のクランク軸28を介してコネクション部材26に連結されたスライド18は、下死点位置にある。また、ガイド部材34の軸心をO5(図5(a)及び図5(b)参照)で示すと、クランク軸14がこの回転姿勢にあるとき、さらに、これら軸心O1〜O5がスライド18の中心線に一致するプレス機10の垂直中心線L上にある。この場合における第2のクランク軸28に関連して設けられる摺動子32と、ガイド部材34との配置関係が図5(a)に拡大して示されており、摺動子32及びガイド部材34はそれぞれの軸心又は軸線が垂直中心線L上に整列している。
サーボモータM2の非回転動作状態では、ガイド部材34は、操作手段38のウオーム38bとの噛合により、回転を阻止されたロック状態におかれる。また、サーボモータM2の駆動回転により、ガイド部材34を軸線O5の回りに例えば図5(b)に示すように時計方向へ角度θで回転させることができる。
このガイド部材34の軸線O5の回りの回転(θ)によって、ガイド部材34の案内溝34aに傾斜角θが与えられると、摺動子32が軸線O5の回りに揺動する。この摺動子32の揺動により、第2のクランク軸28の偏心軸部28bが主軸部28aの回りに揺動する。ところが、偏心軸部28bの軸心O4は、スライド18の垂直中心線L上に移動を規制されている。そのため、前記した第2のクランク軸28の偏心軸部28bの揺動は、該偏心軸部を前記垂直中心線L上に保持するような摺動子32の案内溝34aに沿った摺動と、主軸部28aの回転とを伴う。
その結果、スライド18をコネクション部材26に結合する中心となる軸心O4の高さ位置は、図5(a)に示す位置から図5(b)に示す位置へS分上昇する。この上昇分は、主軸部28aの揺動による垂直変位y1と、偏心軸部28bの揺動による垂直変位y2との合計となり、スライド18の下死点位置がS分上昇したことを意味する。これにより、電動サーボモータM2の作動の制御によって、スライド18の下死点位置を調整することができる。
調整距離Sの最大値は、第2のクランク軸28の偏心軸部28bの偏心量の2倍、すなわち軸心間距離(O3〜O4距離)の2倍である。したがって、本発明に係るプレス機10によれば、前記最大調整距離Sの範囲内でスライド18の下死点位置を最適値に調整することができる。
また、通常のプレス動作では、ガイド部材34は回転操作されることはなく、その回転姿勢を変えることなく保持される。この状態で、第1のクランク軸14が駆動回転されると、コネクション部材26は上下方向の運動を伴う揺動運動を生じる。このとき、コネクション部材26に第2のクランク軸28を介して結合された摺動子32は、ガイド部材34の案内溝34aに沿って移動し、主軸部28aも摺動子32と同一変位を生じる。また、第2のクランク軸28の偏心軸部28bは、スライド18が上下方向に移動を案内されていることから、該スライダと同様に上下方向へその移動を案内される。そのため、主軸部28aの案内溝34aに沿った移動は、偏心軸部28bすなわちその軸心O4を前記垂直中心線L上に保持するような主軸部28aの回転を伴う。
このように、通常のプレス動作では、第1のクランク軸14の回転角度の変化に伴って摺動子32及び第2のクランク軸28が比較的複雑な動きを呈するが、クランク軸14がほぼ180度のクランク角度にある回転姿勢では、スライド18は、前記したような最適に調整された下死点位置に至り、該下死点位置で適正なプレス動作を行う。
また、このプレス動作中に、前記したように操作手段38の電動サーボモータM2を回転動作させることにより、前記したように、コネクション部材26の前記した揺動を停止することなく、スライド18の下死点位置を適正値に調整することができる。
したがって、コネクション部材26の偏心運動を停止することなく、クランク軸14の下死点位置のずれを調整することができるので、このずれによる製品精度の低下を防止することができる。また、複雑なリンク機構を付加することなく、比較的単純な構成で下死点位置の調整が可能となる。
駆動源である電動サーボモータM2やウオーム38bを用いることなく、ガイド部材34を手動で回転操作することができる。この場合、ガイド部材34を解除可能にロック状態におくために、ガイド部材34の回転を解除可能に阻止するための例えばブレーキ装置、ラッチ機構等のロック手段がフレーム12とガイド部材34との間に設けられる。
図1ないし図5では、クランク式プレス機10において、摺動子32を受け入れるガイド部材として、回転姿勢を変えるガイド部材34を用いた例を示した。これに代えて、図6ないし図10に示すように、摺動子32を受け入れるガイド部材34を横方向(水平方向)へ変位可能とし、このガイド部材34の位置変化によってスライド18の下死点位置を調整可能とすることができる。
図6〜図10に示す例では、図1〜図5に示した例におけると同一の機能を果たす部分には、同一の参照符号が付されている。
本発明の他の具体例に係るクランク式プレス機10では、図6ないし図8に示されているように、主電動モータM1の作動により駆動回転されるクランク軸14の偏心軸部14bには、従動部材であるコネクション部材26が連結されている。また、このコネクション部材26は、前記した例におけると、第2のクランク軸28の主軸部28aを支持する。このクランク軸28は、その偏心軸部28bで、スライド18の連結ロッド20に連結されている。
図9に示すように、第2のクランク軸28の主軸部28aの先端には、円柱の連結部28cが形成されており、該連結部は、摺動子32の開口32aに回転可能に受け入れられている。この摺動子32は、前記したと同様な案内溝34aに、ガイド部材34の溝面34bと滑り対偶の関係で受け入れられている。本具体例では、ガイド部材34は、上面34c、下面34d及び一対の側壁34eを備える矩形ブロック体からなる。前記ブロック体34には、一対の側壁34eを貫通しかつ案内溝34aと直交する方向に伸長するねじ穴38aが形成されている。
クラウン部12cには、ガイド部材34を案内可能に受け入れるためのガイド溝36が形成されている。ガイド溝36は、ガイド部材34の上面34c及び下面34dにそれぞれ滑り対偶の関係を有する一対の横方向に伸びる上下のガイド面36a、36aを有する。これによりガイド部材34は、その案内溝34aを垂直に保持した状態で、クラウン部12cにより横方向に移動可能に支持されている。また、図8に示すように、クラウン部12cに回転可能に支持された雄ねじ部材38bがガイド部材34のねじ穴38bに螺合する。雄ねじ部材38aは、電動サーボモータM2の出力軸に同軸に結合されている。したがって、駆動源である電動サーボモータM2を回転動作させることにより、これら電動サーボモータM2を含む操作手段38(38a、38b)により、ガイド部材34をガイド溝36に沿って横方向(水平方向)に変位させることができる。電動サーボモータM2を用いることに代えて、雄ねじ部材38bを手動で回転操作することができる。
図7は、図2におけると同様な回転姿勢(クランク角が180度)にあるクランク軸14を示す。すなわち図7では、クランク軸14の主軸部14aの軸心O1が偏心軸部14bの軸心O2の直上に位置するように、両軸心O1及びO2が垂直線上に整列する。このクランク軸14の回転姿勢では、また第2のクランク軸28の主軸部28aの軸心O3が、その偏心軸部28bの軸心O4の直上に位置する。したがって、第2のクランク軸28を介してコネクション部材26に連結されたスライド18は、下死点位置にある。また、これら軸心O1〜O4がスライド18の中心線に一致するプレス機10の垂直中心線L上にある。この場合における第2のクランク軸28に関連して設けられる摺動子32と、ガイド部材34との配置関係が図5(a)に拡大して示されており、摺動子32及びガイド部材34はそれぞれの軸心又は軸線が垂直中心線L上に整列している。
この状態から電動サーボモータM2の作動により、図10(b)に示すように、ガイド部材34が、図中例えばδ分左方向に移動されると、偏心軸部28bの軸心O3は垂直中心線L上に保持されることから、このガイド部材34の横方向移動は軸心O3を垂直中心線L上に保持するような主軸部28aの回転を伴う。その結果、偏心軸部28bは、摺動子32に関して主軸部28aの回りの回転を生じ、この偏心運動によってスライド18をコネクション部材26に結合する中心となる軸心O4の高さ位置は、図10(a)に示す位置から図10(b)に示す位置へS分上昇する。これにより、前記した例におけると同様に、電動サーボモータM2の作動の制御によって、スライド18の下死点位置をクランク軸28の偏心軸部28bの偏心量の2倍(O3〜O4距離)の範囲で調整することができる。
また、図6ないし図10に示すプレス機10の通常のプレス動作では、ガイド部材34は、その位置を変えることなく保持される。この状態で、第1のクランク軸14が駆動回転されると、前記したと同様に、コネクション部材26は上下方向の運動を伴って揺動運動を生じる。このときガイド部材34は、ガイド溝36に沿った移動を阻止されており、案内溝34aに受け入れられた摺動子32は、スライド18と同様に上下方向の移動を許されている。したがって、第2のクランク軸28は、その主軸部28aの回りの回動を阻止された状態で、摺動子32と一体で上下方向へ移動する。案内溝34aは、前記した例におけると同様に、上下方向への往復移動のストロークをスライド18に許すに充分な長さ寸法を有する。
したがって、通常のプレス動作では、電動サーボモータM2の作動を制御することにより、前記したような最適に調整された下死点位置で、適正なプレス動作を行うことができる。また、このプレス動作中に、前記したように電動サーボモータM2を回転動作させることにより、前記したように、コネクション部材26の揺動を停止することなく、スライド18の下死点位置を適正値に調整することができる。
図1ないし図10に示したクランクプレス機10では、ガイド部材34はクランク軸14と平行に配置され、このガイド部材34がクランク軸14の径方向に沿ってコネクション部材26から張り出すことはないので、プレス機10のコンパクト化の点で、有利である。
前記したところでは、本発明をクランク式プレス機に適用した例に沿って説明したが、図8に示すように、クランク軸の偏心軸部の偏心運動をリンク機構52によってスライド18に伝えるリンク式プレス機50に適用することができる。
図8に示すリンク式プレス機50では、リンク機構52は、枢軸54aを介してクラウン部12cに回転可能に支持された上方リンク部材52aと、該上方リンク部材に上端部が枢軸54bを介して連結された下方リンク部材52bとを備える。この下方リンク部材44bの下端部が前記したと同様な第2のクランク軸28を介してスライド18の連結ロッド20に連結されている。また、この第2のクランク軸28の主軸部28aに関連してクランク式プレス機10に沿って説明と同様な摺動子32及びガイド部材34等が設けられる。
リンク式プレス機50では、従来よく知られているように、第1のクランク軸14の回転運動が、その偏心軸部14bに一端が連結されたコネクション部材26を経て、該コネクション部材の他端が連結された枢軸54bの揺動運動に変換される。この枢軸54bの揺動運動は、クランク軸14の運動に連動する従動部材であるリンク部材52b及び該従動部材に支持された第2のクランク軸28を経て、スライド18の上下運動に変換される。
図示しないが、前記プレス機10におけると同様に、第2のクランク軸28の前記一方の主軸部28aに設けられた円柱の連結部28cを回転可能に受け入れるガイド部材34には、前記したような操作手段38が設けられる。したがって、前記リンク式プレス機50によれば、クランク式プレス機10に沿って説明と同様に、回動可能なガイド部材34をその回転軸線の回りに回転させることにより、ガイド部材34の回転姿勢を変え、あるいはガイド溝36に沿って変位可能なブロック部材からなるガイド部材34の位置を変えることにより、クランク軸14の回転運動に伴う従動部材52bの運動を停止させることなく、スライド18の下死点位置を調整することができる。
また、前記リンク式プレス機50によれば、比較的単純な構成によって、上下方向の寸法増大を招くことなく、下死点位置の調整可能なプレス機のコンパクト化を図ることができる。
本発明に係るプレス機10又は50において、スライド18の下死点位置の調整のための調整用サーボ電動モータM2は、手動によってその作動をオンオフすることができる。しかしながら、従来よく知られているように、スライド18の下死点位置を検知する検出手段を設け、該検出手段からの検出信号に基づいて、下死点位置のずれを自動的に補正すべく制御回路によって調整用サーボ電動モータM2の作動を制御することが望ましい。
本発明に係るプレス機10及び50では、いずれの例においても、前記した下死点位置の調整に伴って、スライド18の工程曲線及びスライド18のストローク長も変化する。したがって、工程曲線及びスライド18のストローク長の変更のために、ガイド部材34の回転姿勢又は位置を変えることができる。
本発明は、上記実施例に限定されず、その趣旨を逸脱しない限り、種々に変更することができる。
10、50 プレス機
12 フレーム
14 第1のクランク軸
14a 第1のクランク軸の主軸部
14b 第1のクランク軸の偏心軸部
18 スライド
26、52b 従動部材(コネクション部材又は下方リンク部材)
28 第2のクランク軸
28a 第2のクランク軸の主軸部
28b 第2のクランク軸の偏心軸部
32 摺動子
34 ガイド部材
34a ガイド部材の案内溝
36 ガイド溝
38 操作手段

Claims (11)

  1. フレームと、該フレームに回転可能に支持される主軸部及び該主軸部に偏心する偏心軸部を有する第1のクランク軸と、該第1のクランク軸の前記偏心軸部の偏心運動に連動する従動部材と、該従動部材に回転可能に支持され、前記第1のクランク軸の前記主軸部に平行に配置される主軸部及び該主軸部に偏心する偏心軸部を有する第2のクランク軸と、上下方向へ移動可能に案内され、また金型が保持されるスライドであって前記第2のクランク軸の前記偏心軸部に回転可能に連結されるスライドと、前記第2のクランク軸の前記主軸部に回転可能に嵌合され、少なくとも一対の平側面を有する摺動子と、該摺動子の前記一対の側面を受ける案内面を有し前記摺動子を直線に沿って案内可能に受け入れるガイド部材と、前記ガイド部材の姿勢又は位置を変更可能に保持する操作手段とを含む、プレス機。
  2. 前記第2のクランク軸の前記偏心軸部の偏心量は、前記第1のクランク軸部の前記偏心軸部の偏心量よりも小さい、請求項1に記載のプレス機。
  3. 前記ガイド部材は、前記摺動子の前記案内面を受ける溝面を有する案内溝を備え、該案内溝は前記スライドの所定の上下方向の移動を許すに充分な長さ寸法を有する、請求項1に記載のプレス機。
  4. 前記操作手段は、前記ガイド部材の前記フレームに関する姿勢又は位置を変更可能に保持する、請求項2に記載のプレス機。
  5. 前記操作手段は、前記ガイド部材の前記フレームに関する姿勢又は位置を変更すための駆動源を有する、請求項4に記載のプレス機。
  6. 前記ガイド部材は、前記第2のクランク軸の前記主軸部と平行な回転軸線を有する回転部材であって前記一対の案内面を形成するガイド溝が端面にその径方向に形成された回転部材からなり、また前記操作手段は、前記回転部材の回転姿勢を変更可能に保持する、請求項4に記載のプレス機。
  7. 前記操作手段は、前記回転部材の外周に形成された歯車と、該歯車に噛合するウオームと、該ウオームを駆動回転する駆動源とを備える、請求項6に記載のプレス機。
  8. 前記ガイド部材は、前記フレームに関して横方向へ移動可能に支持されたブロック部材であって前記一対の案内面を形成するガイド溝が端面に前記移動方向と直角に伸びるように形成されたブロック部材からなり、また前記操作手段は、前記ブロック部材の前記フレームに関する位置を変更可能に保持する、請求項4に記載のプレス機。
  9. 前記操作手段は、前記ブロック部材の前記溝を除く部分で該ブロック部材を貫通すべく前記移動方向に沿って形成されたねじ穴と、該ねじ穴に螺合し前記フレームに回転可能に支持される雄ねじ部材と、該雄ねじ部材をその軸線の周りに駆動回転する駆動源とを備える、請求項7に記載のプレス機。
  10. 前記従動部材は、前記第1のクランク軸の前記偏心軸部に回転可能に連結されるコネクション部材である、請求項1に記載のプレス機。
  11. 前記従動部材は、前記第1のクランク軸と前記スライドとの間に配置されるリンク機構に設けられるリンク部材であって前記スライドが直接的に連結されるリンク部材である、請求項1に記載のプレス機。
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