JP2011180856A - 画像形成装置及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザが機能パッケージや言語パッケージを更新した際に、操作部モジュールの言語統合データファイルを自動的に更新させる画像形成装置等を提供する。
【解決手段】本発明に係る画像形成装置は、装置の有する機能を実行するコントローラ部と、機能を操作する為の表示言語データを言語の種類毎に定義した言語統合リソースファイルを参照し、機能に応じた表示言語データを表示する表示操作部とを備える画像形成装置であって、新言語リソースファイルを含むパッケージの更新を行うパッケージ更新手段と、新言語リソースファイルと、既存の表示言語の表示言語データを定義した既存言語リソースファイルとに基づいて、新たな表示言語及び既存の表示言語の表示言語データを定義した新言語統合リソースファイルの作成を行うファイル作成手段と、言語統合リソースファイルを、新言語統合リソースファイルに更新するファイル更新手段とを有する。
【選択図】図11

Description

本発明は、画像形成装置及びプログラムの分野に関する。
従来から、画像形成装置、コピーおよびスキャナなどの複数の機能を一つの筐体内に収納した画像形成装置が知られている。現在の画像形成装置(MFP:Multi-Function Peripheral)は、CPUの性能向上、メモリの大容量化、通信技術の高速化及びデジタル画像技術の高度化等、MFPに関連する技術の進化に伴い、単にデジタル複写機としての機能だけでなく、例えば、ネットワークやファクシミリ等で画像や文書などのデータの送受信を可能とし、ユーザ環境において様々な利用形態を提供するものである。
また、このような画像形成装置の機能を実現するアプリケーションは、画像形成に係る基本機能を提供する標準機能ソフトウェア、標準機能を拡張する拡張機能ソフトウェアなどにより構成され、ユーザニーズに合った機能を追加できることが知られている。具体的に、画像形成装置は機能を容易に追加・カスタマイズができるよう設計されており、拡張機能ソフトウェアをプラグインとして追加できる。ユーザは利用したい拡張機能をプラグイン単位で購入して、画像形成装置に対して容易にインストール又はアンインストールすることができるようになっている。
ここで、画像形成装置の操作パネル上への表示言語は、多言語に対応しており、仕向けやユーザの設定によって様々な言語への切り替えが可能である。画像形成装置に搭載されている全ての機能に対する表示言語は、言語統合データファイルを操作部モジュールへ配置することで実現する。画像形成装置は、表示言語についてもまたこれを容易に追加・カスタマイズができるよう設計されており、新たな表示言語の言語パッケージをプラグインとして追加できる。
機能の更新(インストール、アップデート、アンインストール含む)を行う際には、機能実行のための機能プログラムファイルの更新作業のみならず、操作部モジュールにおいて更新された機能の言語表示のための更新作業を行う必要がある。しかしながら、従来、機能実行のための機能プログラムファイルの更新作業と、言語表示のための操作部モジュールの更新作業とを、それぞれ別作業として行っていた。というのも、従来の画像形成装置では、搭載されている機能と、操作部モジュール内の言語統合データファイルとは、独立して管理されており、そのため、それぞれのバージョンの食い違いが起こらないように気をつけながら、機能プログラムファイルと操作部モジュールの言語統合データファイルとの両方を手動で更新しなければならず、機能の更新作業が煩雑になっていた。
これに関する技術として、特許文献1には、言語固有のファイルと言語に依存しないグローバルファイルを別のインストレーションパッケージとして作成し、これら単独、またはこれらの組み合わせを配布することで、ソフトウェア製品数やテストの増加を防ぐ構成方式について述べられている。この発明は、言語固有のファイルと言語に依存しないグローバルファイルを別のインストレーションパッケージとして作成し、これら単独、またはこれらの組み合わせを配布することで、ソフトウェア製品数やテストの増加を防ぐ点がポイントである。しかしながら、別パッケージとして言語をインストール可能である点は言及しつつも、機能パッケージ、及び言語パッケージを独立して更新する場合のデータファイルの整合性の取り方や、ユーザの作業手順の軽減に関しては言及されていない。
そこで本発明は、上記従来技術の問題点を鑑み提案されたものであり、ユーザが機能パッケージや言語パッケージを更新した際に、操作部モジュールの言語統合データファイルを自動的に更新させ、機能と言語統合データファイルの整合性を容易に維持でき、ユーザの更新作業を軽減する画像形成装置及びプログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る画像形成装置は、装置の有する機能を実行するコントローラ部と、機能を操作する為の表示言語データを言語の種類毎に定義した言語統合リソースファイルを参照し、機能に応じた表示言語データを表示する表示操作部とを備える画像形成装置であって、機能を操作する為の表示言語データを新たな表示言語により定義した新言語リソースファイルを含むパッケージの更新を行うパッケージ更新手段と、前記新言語リソースファイルと、既存の表示言語の表示言語データを定義した既存言語リソースファイルとに基づいて、新たな表示言語及び既存の表示言語の表示言語データを定義した新言語統合リソースファイルの作成を行うファイル作成手段と、前記表示操作部により参照される言語統合リソースファイルを、前記新言語統合リソースファイルに更新するファイル更新手段と、を有し、前記表示操作部は、前記新言語統合リソースファイルに更新後、新たな表示言語及び既存の表示言語による表示言語データを表示可能であることを特徴とする。
また上記目的を達成するため、前記画像形成装置においては、前記パッケージは、表示言語の種類の更新を目的とする言語パッケージ、又は、機能の更新を目的とする機能パッケージであることを特徴とする。
また上記目的を達成するため、前記画像形成装置においては、前記言語パッケージは、少なくとも、装置が出荷時に有する機能を操作する為の表示言語データを新たな表示言語により定義した新言語リソースファイルを含むことを特徴とする。
また上記目的を達成するため、前記画像形成装置においては、前記機能パッケージは、少なくとも、装置が更新時に有する機能を操作する為の表示言語データを新たな表示言語により定義した新言語リソースファイルを含むことを特徴とする。
なお、本発明の構成要素、表現または構成要素の任意の組合せを、方法、装置、システム、コンピュータプログラム、記録媒体、などに適用したものも本発明の態様として有効である。
本発明によれば、ユーザが機能パッケージや言語パッケージを更新した際に、操作部モジュールの言語統合データファイルを自動的に更新させ、機能と言語統合データファイルの整合性を容易に維持でき、ユーザの更新作業を軽減する画像形成装置及びプログラムを提供することができる。
本発明の実施形態に係る画像形成装置1のハードウェア構成の一例を示す図である。 画像形成装置1の操作パネル11の外観(簡略図)の一例を示す図である。 本実施形態に係る画像形成装置1の主要機能構成を示す機能ブロック図である。 機器発売時点での画像形成装置1に搭載されるファイル構成を示す。 機器発売時点での画像形成装置1に搭載されるファイル具体構成を示す。 新規言語「言語3パッケージ」のファイル構成を示す。 画像形成装置1に追加されるドイツ語パッケージ具体構成を示す。 ドイツ語パッケージ追加後の画像形成装置1に搭載されるファイル具体構成を示す。 新規機能「機能Xパッケージ」のファイル構成を示す。 画像形成装置1に追加されるファックス機能パッケージ具体構成を示す。 ファックス機能パッケージ追加後の画像形成装置1に搭載されるファイル具体構成を示す。 機能パッケージ又は言語パッケージの更新処理を説明するシーケンス図である。 言語統合データファイルの作成処理(その1)を説明するフローチャートである。 言語統合データファイルの作成処理(その2)を説明するフローチャートである。 言語統合データファイルの作成処理(その3)を説明するフローチャートである。
以下、本発明を実施するための形態を各実施形態において図面を用いて説明する。画像形成装置に対して本発明を適用した実施形態を示す。画像形成装置は、プリンタ、コピーおよびスキャナなどの複数の機能を一つの筐体内に収納したデジタル複合機(MFP:Multi-Function Peripheral)である。またこれら基本機能だけでなく、デジタル画像技術の高度化やMFPに関連する技術の進化に伴い多彩な機能を有し、ユーザ環境において様々な利用形態を提供している。
[画像形成装置]
(ハードウェア)
図1は、本発明の実施形態に係る画像形成装置1のハードウェア構成の一例を示す図である。本実施形態に係る画像形成装置1は、操作パネル11と、記憶メディアI/F12と、コントローラ13と、データ通信I/F14と、スキャナ15と、プロッタ16と、HDD(Hard Disk Drive)17とから構成され、それぞれ相互に接続されている。
操作パネル11は、入力装置11aと表示装置11bとを有しており、入力装置11aは、ハードキーなどで構成され、画像形成装置1に各操作信号を入力するのに用いられる。また、表示装置11bは、ディスプレイなどで構成され、例えば画像形成動作に関する各種情報を表示する。データ通信I/F14は、インタフェース装置14aを有しており、画像形成装置1をネットワークやファックスなどのデータ伝送路に接続するインタフェースである。HDD17は、画像形成装置1で取り扱われる受信文書データや読み取り画像データなどの各種データを格納している。また、HDD17は、これらの各種データを、所定のファイルシステムやDB(Data Base)により管理している。
HDD17に格納される各種データの中には、記録媒体12bから入力されるデータを含む。記録媒体12bは、記憶メディアI/F12が有するドライブ装置12aにセットされ各種データが記録媒体12bからドライブ装置12aを介してHDD17に格納される。
コントローラ13は、ROM(Read Only Memory)13a、RAM(Random Access Memory)13b、及びCPU(Central Processing Unit)13cとを有しており、ROM13aは、画像形成装置1が起動されるときに実行されるプログラムや各種データを格納している。また、RAM13bは、ROM13aやHDD17から読み出された各種プログラムやデータを一時保持する。更に、CPU13cは、RAM13bが一時保持しているプログラムを実行する。コントローラ13は、例えば、データ通信I/F14を介して印刷データを受信した場合に、ROM13aからRAM13b上に読み出された、PDL(Page Description Language)を解釈可能なプログラム(PDLパーサ)をCPU13cにより実行し、印刷データを解釈してビットマップイメージを生成する。
スキャナ15は、画像読取装置15aを有しており、読み取り面に配置された原稿を光学的に読み取り画像データを生成する。プロッタ16は、印刷装置16aを有しており、例えば、電子写真プロセス方式によってビットマップイメージを記録紙に印刷する。
図2は、画像形成装置1の操作パネル11の外観(簡略図)の一例を示す図である。上述したように、画像形成装置1は、ユーザが画像形成装置1の機能を利用するための操作指示を行うための操作パネル11を持つ。また操作パネル11は、使用者が操作した操作結果の確認、機器の状態などを表示することによって視覚的に可能となる表示手段にも共用できるディスプレイと、物理的なボタンやダイヤルのようなハードキーで構成される。ディスプレイは、触覚センサによるタッチパネル式ディスプレイ上に構成されるソフトウェアキーへの接触による操作指示が可能なものでもよいし、ハードキーによる操作結果がディスプレイで表示されるものでもよい。
このように、本実施形態に係る画像形成装置1では、上記ハードウェア構成により、コピー、プリンタ、ファクシミリ、スキャナなどの複数の機能を実現している。
(機能)
図3は、本実施形態に係る画像形成装置1の主要機能構成を示す機能ブロック図である。画像形成装置1は、プラグイン制御部301、言語管理部302、情報記憶部303、操作部モジュール制御部304、情報記憶部305を含む構成である。プラグイン制御部301、言語管理部302、情報記憶部303は、コントローラモジュールに配置され、操作部モジュール制御部304、情報記憶部305は、操作部モジュールに配置される。各機能部の詳細は後述のシーケンス図やフローチャート等を用いながら再度説明するので、ここでは簡単に説明する。
プラグイン制御部301は、画像形成装置への機能の更新や、切り替え可能な表示言語の更新の制御を行う機能を有している(パッケージ更新手段に相当)。ユーザにより機能パッケージの更新が実施されると、更新対象となる機能パッケージに含まれている言語リソースファイルの更新を言語管理部に対して指示する。
言語管理部302は、プラグイン制御部301でパッケージの更新処理がされる中で、プラグイン制御部301から言語リソースファイルの更新の指示を受け、情報記憶部303に記憶されている言語リソースファイル及び機能パッケージに含まれる言語リソースファイルから言語統合データファイルの更新作成を行う(ファイル作成手段に相当)。そして、操作部モジュール制御部304に対して、更新作成された言語統合データファイルへの更新を指示する。
情報記憶部303は、機能プログラムファイルや言語リソースファイルを保持したり、操作部モジュールに配置する言語統合データファイルの作成過程で必要な一時ファイルや、言語リソースファイル一覧リストを一時的に保持するスペースである。具体的には、ハードディスク(HDD17)やメモリ(RAM13b)により実現される。
操作部モジュール制御部304は、情報記憶部303に保持される言語統合データファイルを読み取り、操作部モジュールの情報記憶部305に対して言語統合データファイルを配置するための制御を行う(ファイル更新手段に相当)。
情報記憶部305は、言語統合データファイルを保持する。操作パネル11には、情報記憶部305の言語統合データファイルに基づく言語表示がなされる。
なおこれらの機能は、実際には画像形成装置1のCPU13cが実行するプログラムによりコンピュータに実現させるものである。
(ファイル構成)
次いで、コントローラモジュールの情報記憶部303、操作部モジュールの情報記憶部305に保持されるファイル構成について説明する。ファイル構成は更新に伴い変更されるので、ここでは以下の具体的事例を想定したうえで、これに沿ってファイル構成を説明していく。
(1)機器発売時(出荷時)において、画像形成装置1には、機能A、B、C(発売時の全機能)が搭載されている。また機器発売時に、画像形成装置1には、言語1、2(発売時の全言語)が搭載されている。
(2)機器発売後に、新規言語である言語3が「言語3パッケージ」として提供され、新規言語3は画像形成装置1に追加される。
(3)言語3パッケージ発売後に、新規機能である機能Xが「機能Xパッケージ」として提供され、新規機能Xは画像形成装置1に追加される。
(1)まず機器発売時(出荷時)の画像形成装置1のファイル構成について説明する。図4は、機器発売時点での画像形成装置1に搭載されるファイル構成を示す。画像形成装置1は、上述したように、大きく操作部モジュールとコントローラモジュールから構成される。
操作部モジュール(情報記憶部305)は、操作部パネル11上に文字を表示するために必要な言語統合データファイルを言語毎に持つ。機器発売時において画像形成装置1は、言語1、2(発売時の全言語)が搭載されているので、操作部モジュール(情報記憶部305)は、「言語1統合データファイル」、「言語2統合データファイル」を保持している。
コントローラモジュール(情報記憶部303)は、機能を実現するための機能プログラムファイルを機能毎に持つ。また、コントローラモジュールが操作部モジュールへの言語統合データファイルを作成するために、機能プログラム毎、言語毎にその機能を実現するために必要な言語データを格納した言語リソースファイルを保持している。プラグイン更新時、これらの言語リソースファイルをベースに、言語統合データファイルが作成される。また、各機能、各言語で、プラグイン更新する際に更新対象となるファイルを示した言語リソースファイル一覧リストを保持している。例えば、機能Aをプラグイン更新する際は、言語リソースファイル一覧リスト(機能A)を参照することで、言語1リソースファイル(機能A)、言語2リソースファイル(機能B)が更新対象であることが分かる。また例えば、言語1をプラグイン更新する際は、言語リソースファイル一覧リスト(言語1)を参照することで、言語1リソースファイル(機能A)、言語1リソースファイル(機能B)、言語1リソースファイル(機能C)が更新対象であることが分かる。また、言語リソースファイルが更新されたことを示す言語リソース修正履歴ファイルを保持している。
ここでさらに、各ファイル内容を具体的に示す。図5は、機器発売時点での画像形成装置1に搭載されるファイル具体構成を示す。図5は、図4を具体化したもので、機能Aを「コピー機能」、機能Bを「スキャナ機能」、機能Cを「プリンタ機能」とし、また言語1を「日本語」、言語2を「英語」とした場合の各ファイルのイメージ図を示す。
コントローラモジュール内の言語リソースファイルには、機能(コピー機能、スキャナ機能、プリンタ機能)毎、言語(日本語、英語)毎に、それぞれの機能を実現するために必要な用語データが、用語IDと、その用語IDに対応付けられた表記(表示言語)とが定義されている。
言語リソースファイル一覧リストには、機能毎に、また言語毎に、対象となる言語リソースファイルが示されている。図中、機能毎の言語リソースファイル一覧リストは、「言語リソースファイル一覧リスト(コピー)」、「言語リソースファイル一覧リスト(スキャナ)」、「言語リソースファイル一覧リスト(プリンタ)」であり、言語毎の言語リソースファイル一覧リストは、「言語リソースファイル一覧リスト(日本語」、「言語リソースファイル一覧リスト(英語)」である。
言語リソース修正履歴ファイルは、言語リソースファイルの修正履歴に関する情報が記載され、この例では更新日時を示す情報が記載されている。
操作部モジュール内の言語統合データファイルは、各言語の言語リソースファイルを結合し、操作部モジュールが読み取れる形式に変換したものである。例えば図中、日本語統合データファイルは、「日本語リソースファイル(コピー)」、「日本語リソースファイル(スキャナ)」、「日本語リソースファイル(プリンタ)」の内容が結合された内容になっていることが分かる。また例えば、英語統合データファイルは、「英語リソースファイル(コピー)」、「英語リソースファイル(スキャナ)」、「英語リソースファイル(プリンタ)」の内容が結合された内容になっていることが分かる。そして操作部モジュールは、言語統合データファイルを参照し、表示画面中、IDに対応する表記(表示言語)をそれぞれ表示する結果、機能毎、言語毎に適切な表示がなされるようになっている。
(2)次に機器発売後に提供され、画像形成装置1に追加される新規言語「言語3パッケージ」のファイル構成について説明する。図6は、新規言語「言語3パッケージ」のファイル構成を示す。
言語3パッケージは、機器発売時に提供されている機能毎(ここでは機能A、B、C)に対する言語リソースファイルと、当該言語3パッケージに含まれている言語リソースファイルの一覧を示す言語リソースファイル一覧リスト(言語3)から構成される。
ここでさらに、各ファイル内容を具体的に示す。図7は、画像形成装置1に追加されるドイツ語パッケージ具体構成を示す。具体的に図7のドイツ語パッケージには、画像形成装置1に搭載されている機能毎(コピー機能、スキャナ機能、プリンタ機能)に、ドイツ語を適用するためのドイツ語リソースファイルが含まれている。また当該ドイツ語パッケージに含まれている言語リソースファイルの一覧を示す言語リソースファイル一覧リストが含まれている。
このように、言語パッケージは、ユーザが表示切り替えできる言語を新たに追加したい場合や、言語データを更新したい場合、画像形成装置1に追加されるパッケージである。例えば、表示パネル11に、使用言語としてドイツ語表示をできるようにしたい場合には、上述のドイツ語パッケージを追加することで、表示言語をドイツ語に切り替えられる。そしてこの言語パッケージ内には、機器発売時にデフォルトで搭載されている機能を、追加言語でもって操作部に表示するために必要な言語リソースプログラムと、パッケージ管理対象となる言語リソースプログラムの一覧が記載された言語リソースプログラム一覧リストから構成される。
図8は、ドイツ語パッケージ追加後の画像形成装置1に搭載されるファイル具体構成を示す。図に示される追加後の状態では、画像形成装置1においては、コピー、スキャナ、プリンタ機能を搭載し、表示言語は、日本語、英語、ドイツ語に切り替えが可能な状態となっている。
ドイツ語パッケージがコントローラモジュール内に追加されると(図中、点線枠分)、上述のように、言語管理部302により、ドイツ語リソースファイルに基づきドイツ語統合データファイルの作成がなされる。そして操作部モジュール制御部304により、作成されたドイツ語統合データファイルが、操作部モジュールの情報記憶部305に配置される(図中、点線枠分)。そして操作パネル11は、情報記憶部305の言語統合データファイルに基づき、言語表示がなされることになる。
なおここで、追加される言語パッケージ内には、機器発売時点で搭載されている機能(この例ではコピー、スキャナ、プリンタ)に対する言語リソースファイルのみを含むものとする。新たに機能パッケージが追加される場合には、その機能パッケージ内に言語パッケージが含まれるようにしているためである(後述)。なお追加機能に対する言語リソースファイルの管理責務は、各機能パッケージに持たせる。
(3)次に言語3パッケージ発売後に提供され、画像形成装置1に追加される新規機能「機能Xパッケージ」のファイル構成について説明する。図9は、新規機能「機能Xパッケージ」のファイル構成を示す。
機能Xパッケージは、今回新機能として追加される機能Xを実現する機能Xプログラムファイルと、機能Xを実現するための用語データとして、現在提供されている全言語(ここでは言語1、2、3)の言語リソースファイルと、パッケージに含まれている言語リソースファイルの一覧を示す言語リソースファイル一覧リスト(機能X)から構成される。
ここでさらに、機能Xをファックスとした場合の各ファイル内容を具体的に示す。図10は、画像形成装置1に追加されるファックス機能パッケージ具体構成を示す。具体的に図10のファックス機能パッケージには、ファックス機能を画像形成装置1に搭載される言語毎(日本語、英語、ドイツ語)で表示させるための言語リソースファイルが含まれている。また当該ファックス機能パッケージに含まれている言語リソースファイルの一覧を示す言語リソースファイル一覧リストが含まれている。
このように、機能パッケージは、新機能を追加したり、既存の機能をアップデートしたりするために用いられるパッケージである。機能パッケージ内には、その機能を実現するために必要な機能プログラムと、その機能を操作部に表示するために必要な言語リソースプログラムと、パッケージ管理対象となる言語リソースプログラムの一覧が記載された言語リソースプログラム一覧リストから構成される。言語リソースプログラムは、すでに提供されている表示言語全てに対して用意される。
図11は、ファックス機能パッケージ追加後の画像形成装置1に搭載されるファイル具体構成を示す。図に示される追加後の状態では、画像形成装置1においては、コピー、スキャナ、プリンタ、ファックス機能を搭載し、表示言語は、日本語、英語、ドイツ語に切り替えが可能な状態となっている。
ファックス機能パッケージがコントローラモジュール内に追加されると(図中、点線枠分)、上述のように、言語管理部302により、ファックス機能パッケージに含まれる日本語、英語、ドイツ語の言語リソースファイルに基づき言語統合データファイルの更新がなされる。そして操作部モジュール制御部304により、更新された言語統合データファイルが、操作部モジュールの情報記憶部305に配置される(図中、点線枠分)。そして操作パネル11は、情報記憶部305の言語統合データファイルに基づき、言語表示がなされることになる。
なおここで、言語パッケージ、機能パッケージの更新(ここの例ではドイツ語パッケージ、ファックス機能パッケージの追加)は、それぞれ独立して行えるため、機能、言語の軸で重なる言語リソースプログラムの管理責務は以下のようにするものとする。
・言語パッケージは、「機器発売時点で搭載されている機能のみ」に対する言語リソースファイル
・機能パッケージは、「機能パッケージ発売時点でリリースされている全言語」に対する言語リソースファイル
上述の例でいうと、ドイツ語リソースファイル(ファックス)は、ファックス機能パッケージが管理責務を持つ。仮に、ファックス機能パッケージが先に発売され、その後ドイツ語パッケージが発売されたとすると、上記規定の責務から、ドイツ語リソースファイル(ファックス)は追加されないことになる。ファックス機能パッケージ発売時点で、ドイツ語は発売されておらず、ドイツ語パッケージは追加機能であるファックスの言語リソースファイルに対する管理責務を持たないためである。この場合は、ドイツ語リソースファイル(ファックス)が含まれているファックス機能パッケージがバージョンアップされ、プラグイン更新することでドイツ語に対応可能となっている。
(動作)
次に、本発明に係る画像形成装置1の動作を説明する。図12は、機能パッケージ又は言語パッケージの更新処理を説明するシーケンス図である。図面を参照しながら、当該シーケンス図に沿って以下説明を行う。
S1において、ユーザはプラグイン制御部301に対し、パッケージ(機能パッケージ又は言語パッケージ)の更新を実施する。本画像形成装置1は、プラグイン更新処理の中で、各言語の言語リソースファイルから、各言語の言語統合データファイルを作成する。その後、作成した各言語の言語統合データファイルを操作部モジュールに配置する処理を行う。
S2において、プラグイン制御部301は、更新対象となるパッケージの制御をする中で、言語統合データファイルの更新を言語管理部302に対して要求する。パッケージが機能パッケージである場合、プラグイン制御部301は、機能パッケージに含まれる機能プログラムファイルを用いて画像形成装置に当該機能を追加する処理を行う。また機能パッケージに含まれる言語リソースファイルファイルを用いて情報記憶部303の言語統合データファイルを作成し更新する。一方パッケージが言語パッケージである場合、言語パッケージに含まれる言語リソースファイルファイルを用いて情報記憶部303の言語統合データファイルを作成し更新する。
S3において、言語管理部302は、情報記憶部303にある言語リソースファイル(既に搭載されている機能、言語のもの)及び、今回更新対象となるパッケージ内の言語リソースファイルから、言語統合データファイルを作成する。
具体的に、ドイツ語パッケージを追加する場合、図8のコントローラモジュールの情報記憶部303にある「日本語リソースファイル(コピー)」、「日本語リソースファイル(スキャナ)」、「日本語リソースファイル(プリンタ)」、「英語リソースファイル(コピー)」、「英語リソースファイル(スキャナ)」、「英語リソースファイル(プリンタ)」の6つの言語リソースファイルを取得する。また、ドイツ語パッケージから追加された「ドイツ語リソースファイル(コピー)」、「ドイツ語リソースファイル(スキャナ)」、「ドイツ語リソースファイル(プリンタ)」の3つの言語リソースファイルを含めた9つの言語リソースファイルを取得する。そしてこれら9つの言語リソースファイルに基づいて、操作部モジュールの情報記憶部303に配置するための「日本語統合データファイル」、「英語統合データファイル」、「ドイツ語統合データファイル」の3つの言語統合データファイルを作成する。
また、ファックス機能パッケージを追加する場合、図11のコントローラモジュールの情報記憶部303にある「日本語リソースファイル(コピー)」、「日本語リソースファイル(スキャナ)」、「日本語リソースファイル(プリンタ)」、「英語リソースファイル(コピー)」、「英語リソースファイル(スキャナ)」、「英語リソースファイル(プリンタ)」、「ドイツ語リソースファイル(コピー)」、「ドイツ語リソースファイル(スキャナ)」、「ドイツ語リソースファイル(プリンタ)」の9つの言語リソースファイルを取得する。またファックス機能パッケージから追加された「日本語リソースファイル(ファックス)」、「英語リソースファイル(ファックス)」、「ドイツ語リソースファイル(ファックス)」の3つの言語リソースファイルを含めた12つの言語リソースファイルを取得する。そしてこれら12つの言語リソースファイルに基づいて、操作部モジュールの情報記憶部303に配置するための「日本語統合データファイル」、「英語統合データファイル」、「ドイツ語統合データファイル」の3つの言語統合データファイルを作成する。
S4において、言語管理部302は、作成した言語統合データファイルを情報記憶部303に保存する。具体的に、作成された「日本語統合データファイル」、「英語統合データファイル」、「ドイツ語統合データファイル」が保存される。
S5において、言語管理部302は、操作部モジュール制御部304に対して言語統合データファイルの更新要求をする。つまり、操作部モジュール制御部304に対し、新たに作成した言語統合データファイルへ反映するよう要求を行う。
S6において、操作部モジュール制御部304は、言語管理部302からの言語データファイルの更新要求を受けて、情報記憶部303から言語統合データファイルを取得する。具体的に、作成された「日本語統合データファイル」、「英語統合データファイル」、「ドイツ語統合データファイル」が取得される。
S7において、操作部モジュール制御部304は、操作部モジュールの情報記憶部305から言語統合データファイルを取得する。具体的に、これまで使用されていた「日本語統合データファイル」、「英語統合データファイル」、「ドイツ語統合データファイル」が取得される。
S8において、現在操作部モジュール(情報記憶部305)に配置されている言語統合データファイルと、今回コントローラモジュール(情報記憶部303)から取得した言語統合データファイルに差分があるか否かを、言語修正履歴ファイルを参照することで確認する。例えば、ファックス機能パッケージをアップデートした際に、ファックスプログラムファイルは更新されても言語に変更はなく、言語リソースファイルに変更がなければ、操作部モジュールの言語統合データファイルを更新する必要がないからである。
S9において、言語統合データファイルが更新されている場合は、操作部モジュール内(情報記憶部305)の言語統合データファイルを、今回コントローラモジュール(情報記憶部303)から取得した言語統合データファイルへ更新する(置換える)。そしてこのように言語統合データファイルが更新されると、操作部モジュールは更新された操作部モジュール内(情報記憶部305)の言語統合データファイルを使用して言語表示を行う。上述の例に当てはめて具体的に、ドイツ語パッケージが追加された場合、操作パネル11に表示される言語は、日本語、英語に加え、ドイツ語による表示をもできるようになる(図8)。またファックス機能パッケージが追加された場合、操作パネル11に表示されるファックス機能の利用時に表示される表示データは、日本語(例えば「ファックスできます」、「トーン」、「ポーズ」)、英語(例えば「Ready」、「Tone」、「Pause」)、ドイツ語(例えば「Bereit」、「Ton」、「Pause」)で表示できるようになる(図11)。
以上、本発明に係る画像形成装置1による機能パッケージ又は言語パッケージの更新処理である。続いて、S3の言語統合データファイル作成処理について補足する。既に上述したように(S3)、言語管理部302は、情報記憶部303にある言語リソースファイル及び今回更新対象となるパッケージ内の言語リソースファイルから、言語統合データファイルを作成するものである。既に言語統合データファイル作成処理について概ね説明してきたが、ここではパッケージ更新がインストール、アップデート、アンインストールのパターンに分け、言語管理部の言語統合データファイル作成処理を確認的に説明する。
図13は、言語統合データファイルの作成処理(その1)を説明するフローチャートである。まずユーザから画像形成装置1のプラグイン制御部301に対してパッケージのインストール要求がなされると、プラグイン制御部301は、言語管理部302に言語リソースファイルの更新の指示を受ける。
S11において、言語管理部302は、パッケージから言語リソースファイル一覧リストを取得し、情報記憶部303に保存する。
S12において、言語管理部302は、言語リソースファイル一覧リストを参照し、パッケージから言語リソースファイル一覧リストに記載される言語リソースファイルを取得し、情報記憶部303に保存する。
S13において、言語管理部302は、情報記憶部303から、既存の言語リソースファイルを取得する。
S14において、言語管理部302は、言語リソース修正履歴ファイルの更新統合データファイルを更新する。
S15において、言語管理部302は、パッケージ内の言語リソースファイル(S12)と、既存の言語リソースファイル(S14)から、各言語の言語統合データファイルを作成する。
図14は、言語統合データファイルの作成処理(その2)を説明するフローチャートである。まずユーザから画像形成装置1のプラグイン制御部301に対してパッケージのアップデート要求がなされると、プラグイン制御部301は、言語管理部302に言語リソースファイルの更新の指示を受ける。
S11〜S15は、図13のパッケージのインストールの場合と同様である。パッケージのアップデートの場合、S13−2において、言語管理部302は、パッケージから取得した言語リソースファイル(S12)と、情報記憶部303から取得した言語リソースファイル(S14)は、同一であるか否かの判定を行う。同一であれば事実上アップデートする必要はないからである。なお具体的な同一判定は、色々考えられる。インストールと基本的な流れは同じだが、更新対象となる言語リソースファイルと同名のファイル(旧バージョンのファイル)が既に情報記憶部303に存在しているので、例えば言語リソースファイル内のバージョン情報等を参照すれば、言語リソースファイルの同一性を判定できる。更新対象となる言語リソースファイルが同一のものであった場合、言語リソース修正履歴は更新されないため、後の操作部モジュール更新は行われないことになる。
図15は、言語統合データファイルの作成処理(その3)を説明するフローチャートである。まずユーザから画像形成装置1のプラグイン制御部301に対してパッケージのアンインストール要求がなされると、プラグイン制御部301は、言語管理部302に言語リソースファイルの更新の指示を受ける。なおアンインストールの場合は、インストールやアップデートの場合と異なり、ユーザから画像形成装置1のプラグイン制御部301に対し、パッケージ(機能パッケージや言語パッケージ)が追加されるわけではなく、単にアンインストール要求として削除すべき機能や言語が指定されているだけである。
S21において、言語管理部302は、情報記憶部303から削除対象の言語リソースファイル一覧リストを取得する。
S22において、言語管理部302は、情報記憶部303からその言語リソースファイル一覧リストに記載される言語リソースファイルを削除(アンインストール)する。
その後のS14、S15は上述と同様であり、言語管理部302は、情報記憶部303に残った既存の言語リソースファイルから、あらためて各言語の言語統合データファイルを作成する。
ここで例えば、図11の状態からファックス機能パッケージをアンインストールしようとした場合は、情報記憶部303に保存されている「言語リソースファイル一覧リスト(ファックス)」がアンインストール対象となるパッケージに対する言語リソースファイル一覧リストに該当する。次に、リストに記載されている言語リソースファイルを情報記憶部303から削除する。この場合、「日本語リソースファイル(ファックス)」、「英語リソースファイル(ファックス)」、「ドイツ語リソースファイル(ファックス)」が削除対象となる。また、その度に言語リソース修正履歴ファイルを更新する。最後に、情報記憶部に保存されている残りの9つの言語リソースファイルから、各言語の言語統合データファイルを作成する。なお、機能パッケージの更新時は、言語リソースファイルの更新処理と共に、プラグイン制御部により機能プログラムファイルの更新も行われている。
[総括]
以上のように本実施形態に係る画像形成装置1は、機能実行のための機能プログラムファイルの更新時に、更新対象となるパッケージの中に画面表示のための元情報(言語リソースファイル)も含めるようにしておき、それらから自動的に言語統合データファイルを作成し、操作部モジュールを更新できるようにした。即ち、まず各パッケージにあらかじめ言語リソースファイルという形で、必要な言語データを持たせておき、本実施形態に係る画像形成装置1の言語管理部302は、パッケージ更新時にパッケージ内の言語リソースファイルを読み出して、操作部モジュールに配置するための言語統合データファイルの作成と操作部モジュールの自動更新とを制御するようにした。
従来、機能の更新(インストール、アップデート、アンインストール含む)を行う際には、それぞれのバージョンの食い違いが起こらないように気をつけながら、機能プログラムファイルと操作部モジュールの言語統合データファイルとの両方を手動で更新しなければならず、機能の更新作業が煩雑になっていたところ、本実施形態に係る画像形成装置1によれば、パッケージ更新時の作業手数の軽減ができるとともに、ユーザ操作ミスによるバージョンの食い違いを防止できるようになる。
即ち本発明によれば、ユーザが機能パッケージや言語パッケージを更新した際に、操作部モジュールの言語統合データファイルを自動的に更新させ、機能と言語統合データファイルの整合性を容易に維持でき、ユーザの更新作業を軽減する画像形成装置及びプログラムを提供することができる。
なお、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
1 画像形成装置
11 操作パネル
11a 入力装置
11b 表示装置
12 記憶メディアI/F
12a ドライブ装置
12b 記録媒体
13 コントローラ
13a ROM
13b RAM
13c CPU
14 データ通信I/F
14a インターフェース装置
15 スキャナ
15a 画像読取装置
16 プロッタ
16a 印刷装置
17 HDD
301 プラグイン制御部
302 言語管理部
303 情報記憶部
304 操作部モジュール制御部
305 情報記憶部
特開2005‐135369号公報

Claims (5)

  1. 装置の有する機能を実行するコントローラ部と、機能を操作する為の表示言語データを言語の種類毎に定義した言語統合リソースファイルを参照し、機能に応じた表示言語データを表示する表示操作部とを備える画像形成装置であって、
    機能を操作する為の表示言語データを新たな表示言語により定義した新言語リソースファイルを含むパッケージの更新を行うパッケージ更新手段と、
    前記新言語リソースファイルと、既存の表示言語の表示言語データを定義した既存言語リソースファイルとに基づいて、新たな表示言語及び既存の表示言語の表示言語データを定義した新言語統合リソースファイルの作成を行うファイル作成手段と、
    前記表示操作部により参照される言語統合リソースファイルを、前記新言語統合リソースファイルに更新するファイル更新手段と、
    を有し、
    前記表示操作部は、前記新言語統合リソースファイルに更新後、新たな表示言語及び既存の表示言語による表示言語データを表示可能であること、
    を特徴とする画像形成装置。
  2. 前記パッケージは、表示言語の種類の更新を目的とする言語パッケージ、又は、機能の更新を目的とする機能パッケージであること、
    を特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記言語パッケージは、少なくとも、装置が出荷時に有する機能を操作する為の表示言語データを新たな表示言語により定義した新言語リソースファイルを含むこと、
    を特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
  4. 前記機能パッケージは、少なくとも、装置が更新時に有する機能を操作する為の表示言語データを新たな表示言語により定義した新言語リソースファイルを含むこと、
    を特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
  5. 装置の有する機能を実行するコントローラ部と、機能を操作する為の表示言語データを言語の種類毎に定義した言語統合リソースファイルを参照し、機能に応じた表示言語データを表示する表示操作部とを備える画像形成装置に、
    機能を操作する為の表示言語データを新たな表示言語により定義した新言語リソースファイルを含むパッケージの更新を行うパッケージ更新手段と、
    前記新言語リソースファイルと、既存の表示言語の表示言語データを定義した既存言語リソースファイルとに基づいて、新たな表示言語及び既存の表示言語の表示言語データを定義した新言語統合リソースファイルの作成を行うファイル作成手段と、
    前記表示操作部により参照される言語統合リソースファイルを、前記新言語統合リソースファイルに更新するファイル更新手段と、
    して機能させ、
    前記表示操作部は、前記新言語統合リソースファイルに更新後、新たな表示言語及び既存の表示言語による表示言語データを表示可能であること、
    を特徴とするプログラム。
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