JP2011180593A - 定着装置、画像形成装置及び定着方法 - Google Patents

定着装置、画像形成装置及び定着方法 Download PDF

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和彦 菊地
Hideji Yokoyama
秀治 横山
Hiroshi Nakayama
浩 中山
Yoshiaki Okano
義明 岡野
Satoshi Kinouchi
聡 木野内
Setsuo Takada
節夫 高田
Hiroyuki Kunugi
宏之 功刀
Hisahiro Sone
寿浩 曽根
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Abstract

【課題】 熱容量が小さい定着ベルトによる定着性能を安定に維持する。
【解決手段】 実施形態の定着装置は、第1の金属発熱層を有する定着ベルトと、定着ベルトの外周に対向するプレスローラと、定着ベルトの中空内部にあるIHコイルと、定着ベルトをプレスローラに加圧する加圧パッドと、定着ベルトの周囲にあり、第2の金属発熱層を有する補助発熱部材とを備える。
【選択図】図2

Description

実施形態は、複写機、プリンタ或いは複合機等に搭載され、急速に温度上昇し、且つ温度ムラの発生を防止する定着装置、画像形成装置及び定着方法に関する。
従来Multi Function Peripheral(MFP)やプリンタ等の画像形成装置に使用する定着装置として、エネルギーを節約し、急速な温度上昇を得るために、発熱層を薄くして熱容量を小さくした定着ベルトを用い、ニップ形成手段として加圧パッドを用いる定着装置がある。(例えば特許文献1参照。)。
特開2009−229679号公報
この加圧パッドを用いる定着装置は、定着ベルトの熱容量が小さいことから、シートの通過による温度低下が著しい。しかも加圧パッド自体の熱容量が小さく無ことから、定着ベルトに付与された熱量だけでは、加圧パッドに奪われる熱量まで補えない恐れがある。定着ベルトは、シートの通過のみならず加圧パッドによっても温度低下することから、ベルト周期の温度ムラを生じ、この定着ベルトの温度ムラを原因とする、光沢ムラ等の定着画像の画質低下を発生する恐れがある。
この発明は、温度立上時の高速性を図り或いはエネルギーを節約する、熱容量が小さい定着ベルトであっても、定着性能を安定に維持して、光沢ムラ等の無い、良質の定着画像を得る定着装置、画像形成装置及び定着方法を提供することである。
上記課題を達成するために、実施形態の定着装置は、第1の金属発熱層を有する定着ベルトと、前記定着ベルトの外周に対向する加圧部と、前記定着ベルトの中空内部にある誘導電流発生コイルと、前記定着ベルトを前記加圧部に加圧するニップ形成部材と、前記定着ベルトの周囲にあり、第2の金属発熱層を有する補助発熱部材とを備える。
第1の実施形態の定着ユニットを搭載したMFPを示す概略構成図。 際1の実施形態の定着ユニットを側面から見た概略構成図及び定着ユニットを中心とした制御ブロック概略図。 第1の実施形態の定着ユニットの補助発熱部材とIHコイルを示す概略説明図。 第1の実施形態の定着ベルトの温度検知箇所を示す概略説明図。 第1の実施形態の定着ベルトと補助発熱部材の層構成を示す概略説明図。 第1の実施形態の加圧パッドの構造を示す概略説明図。 第1の実施形態の加圧パッドの材料物性を示す表。 第1の補助発熱部の別の層構成の例を示す概略説明図。 第2の実施形態の定着ユニットを側面から見た概略構成図。 第2の実施形態の定着ユニットの第3の補助発熱部の層構成を示す概略説明図。
以下実施形態について説明する。
(第1の実施形態)
図1は第1の実施形態の定着装置を搭載した画像形成装置であるMulti Functional Peripheral(以下MFPと略称する。)1を示す概略構成図である。MFP1は、画像を読み取るスキャナ部13、画像形成部であるプリンタ部14、記録媒体であるシートPを給紙する給紙部21、プリンタ部14が排紙するシートPを集積する第1のトレイ52a及び第2のトレイ52bを有する排紙部52を備える。MFP1は筐体11の側部に、手差し給紙部23を有する。MFP1は、給紙部21あるいは手差し給紙部23からプリンタ部14を経て排紙部52に至る間に、シートPの搬送機構40を備える。
スキャナ部13は、自動原稿搬送装置(以下ADFと略称する。)35が供給する原稿をスキャンして画像情報を取り込む。スキャナ部13による画像情報の読み取り終了後、ADF35は、原稿を原稿排出部31に排出する。
プリンタ部14は、入力画像情報やスキャナ部13からの読み取り画像情報に対応する画像を、シートPに画像形成する。プリンタ部14は、イエロ(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の4組の画像形成ステーション50、露光装置42、画像形成ステーション50で形成したトナー像を任意サイズのシートPに転写する転写ユニット44を備える。プリンタ部14は、トナー像をシートPに定着する定着装置である定着ユニット45を備える。
4組の画像形成ステーション50は、同様の構造であり、感光体ドラム41、感光体ドラム41を一様に帯電する帯電装置48、帯電後に露光装置42の露光々の照射により感光体ドラム41に形成した静電潜像を現像して、トナー像を形成する現像装置43を備える。転写ユニット44は、中間転写ベルト44a、1次転写ローラ44c、2次転写ローラ44bを備える。
給紙部21は、上段給紙カセット21a、下段給紙カセット21bおよび大容量カセット21cを備える。搬送機構40は、ピックアップローラ22が給紙部21あるいは手差し給紙部23から取り出したシートPを転写ユニット44に供給する搬送ローラ24、レジストローラ16を備える。搬送機構40は、転写ユニット44、定着ユニット45を経て定着トナー像を有するシートPを排紙部52あるいは循環パス51に搬送する。排紙部52は、シートPを第1のトレイ52aあるいは第2のトレイ52bに排紙し、あるいは、循環パス51方向にシートPを反転する。循環パス51は、シートPを再度転写ユニット44に導く。搬送機構40は、転写ユニット44から定着ユニット45に達する間に、シートPを検知するシートセンサ40aを備える。
MFP1は、画像形成開始により、帯電装置48により感光体ドラム41を帯電後、露光装置42により感光体ドラム41に露光々を照射して、感光体ドラム41に露光々に対応する静電潜像を形成する。現像装置43は、感光体ドラム41上の静電潜像にトナーを付与して、静電潜像を可視化する。転写ユニット44は、感光体ドラム41上の静電潜像を可視化してなるトナー像を、中間転写ベルト44aを介してシートPに転写する。
給紙部21あるいは手差し給紙部23のいずれかから供給したシートPは、搬送機構40を経て、中間転写ベルト44a上に1次転写したトナー像と同期して、中間転写ベルト44aと2次転写ローラ44bのニップに達する。2次転写ローラ44bは、中間転写ベルト44aと2次転写ローラ44bのニップを通過するシートPに、中間転写ベルト44a上のトナー像を2次転写する。定着ユニット45は、シートPにトナー像を定着する。排紙部52は、トナー像を定着後のシートPを、第1のトレイ52aあるいは第2のトレイ52bに排紙する。循環パス51は、トナー像を定着後のシートPを、再度転写ユニット44の2次転写ローラ44b方向に導く。
次に定着ユニット45について詳述する。図2乃至図8に示すように定着ユニット45は、定着ベルト60、加圧部であるプレスローラ61、誘導電流発生コイル(以下IHコイルと略称する。)70、ニップ形成部材である加圧パッド72、補助発熱部材74及び非接触のサーモパイル式の赤外線温度センサ67を備える。定着ユニット45は、定着ベルト60の周上の、ニップ63よりもシートPの排出側に、剥離部材である剥離ブレード64を備える。
定着ベルト60は、多層構造を有する。定着ベルト60は、例えば図5に示すように、支持層60aの周囲に第1の金属発熱層である厚さ40μmのニッケル(Ni)の発熱層60b、厚さ20μmの接着層60c、厚さ200μmのシリコンゴム層60dand厚さ30μmのフッ素樹脂の離型層60eを備える。発熱層60bの材料は、ステンレス、アルミニウム(Al)、ステンレスとアルミニウムの複合材等でも良い。発熱層60bは、IHコイル70が発生する誘導電流により誘導加熱する。フランジ62は、定着ベルト60の両側を支持する。定着ベルト60はフランジ62と一体に、プレスローラ61に従動して回転する。
図3に示すように、定着ユニット45は、定着ベルト60の中空内部に、IHコイル70と補助発熱部材74を備える。補助発熱部材74は、定着ベルト60の内側の周囲に沿って在る。補助発熱部材74は、定着ベルト60の内周に沿う第1の補助発熱部91と、加圧パッド72と一体の第2の補助発熱部92を備える。加圧パッド72はプレスローラ61と第2の補助発熱部92との間にある。第2の補助発熱部92は、例えば熱導電性の良い接着剤により加圧パッド72に密着する。第1の補助発熱部91と、第2の補助発熱部92は、つながっている。
補助発熱部材74は、例えば図5に示すように、定着ベルト60の内周面側から、厚さ15μmのフッ素樹脂の離型層74aと、第2の金属発熱層である第2の発熱層74bと、厚さ0.5mmのアルミ製の均熱層74cと、厚さ10μmの白色PFA樹脂の保護層74dとを備える。補助発熱部材74は、定着ベルト60を内周側から保温し、加圧パッド72を内周側から加熱して、定着ベルト60の温度が下がるのを防止する。
第2の発熱層74bは、IHコイル70が発生する誘導電流により誘導加熱する。IHコイル70からの磁束により第2の発熱層74bは渦電流を発生する。第2の発熱層74bは、渦電流と第2の発熱層74bの抵抗値によるジュール熱により発熱する。第2の発熱層74bは、例えばニッケル、ステンレス、或いはアルミニウム等の金属層からなる。或いは第2の発熱層74bは、異常発熱を防止するため、例えばキュリー点が230℃の整磁金属を用いても良い。
第1の補助発熱部91の第2の発熱層74bの厚さは例えば0.15mmであり、第2の補助発熱部92の第2の発熱層74bの厚さは例えば0.15mmである。第1の補助発熱部91の第2の発熱層74bを薄くして、定着ベルト60へ透過するIHコイル70の誘導電流を多くする。第2の補助発熱部92の第2の発熱層74bを厚くして、第2の補助発熱部92の熱容量を大きくしても良い。
均熱層74cは、定着ベルト60の走行方向と垂直方向における補助発熱部材74の温度を均一化する。均熱層74cは例えば、銅やアルミ等の熱伝導性の良い材料を用いる。或いは図8に示すように、均熱層として例えばヒートパイプ76c等の機能性材料を用いて補助発熱部材76を形成しても良い。
均熱層74cは、補助発熱部材74の、発熱層74bがIHコイル70の誘導電流により発熱する領域に設ける。均熱層74cは、補助発熱部材74の中央部とサイドとの温度差が大きくなる場合に、補助発熱部材74の温度の均等化を計る。均熱層74cは、補助発熱部材74がIHコイル70の誘導電流により発熱する領域外に配置しても有効でない。有効領域にだけ均熱層74cを設けて、補助発熱部材74のコストを下げる。
保護層74dは、均熱層74c及び発熱層74bを保護する。保護層74dは、熱反射防止機能があり、定着ベルト60内部に配置されている部材を保護する。保護層74dは、定着ベルト60内部の部材への熱移動を防止する。
補助発熱部材74は、定着ベルト60の内周と例えば1mm程度の間隙を隔てている。補助発熱部材74は定着ベルト60と間隙を隔てることから、定着ベルト60に駆動負荷をかけない。
補助発熱部材74は、定着ベルト60の矢印u方向の回転方向に沿って、第2の補助発熱部92から第1の補助発熱部91に達する間に、定着ベルト60の内周に接触する突起部77を備える。突起部77の先端は曲率を有する。突起部77は、先端の曲率中心が剥離ブレード64の先端と対向する剥離位置79で、定着ベルト60の内周に接触する。
補助発熱部材74は、突起部77を定着ベルト60に接触することにより、定着ベルト60と剥離ブレード64の先端との間隙を一定に維持する。定着ベルト60と剥離ブレード64の先端との間隙を維持して、剥離ブレード64の先端を定着ベルト60により近接する。剥離ブレード64は、先端を定着ベルト60により近接して、先端の余白が少ないシートPを確実に剥離する。突起部77は、表面に離型層74aを備えることから、摩擦により定着ベルト60に及ぼす影響を軽減する。
IHコイル70は、第1の誘導電流発生部である第1のIH93と第2の誘導電流発生部である第2のIH94を備える。第1のIH93は、第1の補助発熱部91と対向する。第2のIH94は、第2の補助発熱部92と接着する。支持ディスク71は、IHコイル70と、加圧パッド72と、補助発熱部材74を、定着ベルト60の内部に固定支持する。第1のIH93は、主として第1の補助発熱部91と、定着ベルト60に磁束を発生する。第2のIH94は、主として第2の補助発熱部92に磁束を発生する。
図3に示すように、第1のIH93は、第1の磁性体コア93aと第1のコイル96を備える。第1の磁性体コア93aは第1のコイル96による磁場を強化する。第1のコイル96は、定着ベルト60の長手方向の全長において磁束を生じる第1の励磁コイル96aを有する。第1のコイル96は、定着ベルト60の長手方向の両サイドにおいて第1の励磁コイル96aと電流方向が逆で、第1の励磁コイル96aの磁束を打ち消す第1の消磁コイル96bを有する。
第2のIH94は、第2の磁性体コア94aと第2のコイル97を備える。第2の補助発熱部92上に第2のコイル97が一体に設けられている。
第2の磁性体コア94aは第2のコイル97による磁場を強化する。第2のコイル97は、定着ベルト60の長手方向の全長において磁束を生じる第2の励磁コイル97aを有する。第2のコイル97は、定着ベルト60の長手方向の両サイドにおいて第2の励磁コイル97aと電流方向が逆で、第2の励磁コイル97aの磁束を打ち消す第2の消磁コイル97bを有する。
第1のコイル96及び第2のコイル97は、例えば、絶縁材である耐熱性のポリアミドイミドで被覆した線径0.2mmの銅線材を100本束ねたリッツ線を用いる。リッツ線にすることで、浸透深さより線径を小さくすることができ、交流電流を有効に流すことが可能となる。
第1の励磁コイル96aに高周波電流を印加して、磁束を発生することにより、第1の補助発熱部91と定着ベルト60の発熱層60bに渦電流を発生させる。渦電流は、第1の補助発熱部91と定着ベルト60の長手方向の全長を加熱する。第1の励磁コイル96aを励磁して、例えばJIS規格「A・4」縦サイズ(297mm)の幅のシートPを定着する。
第1の励磁コイル96aと第1の消磁コイル96bに高周波電流を印加すると、第1の消磁コイル96bは第1の励磁コイル96aの磁束を打ち消す。第1の励磁コイル96aと第1の消磁コイル96bを励磁して、例えばJIS規格「A・4」横サイズ(210mm)の幅のシートPを定着する。第1のIH96の磁束は、第1の補助発熱部91と定着ベルト60の発熱層60bとを発熱する。
第2の励磁コイル97aに高周波電流を印加して、磁束を発生することにより、第2の補助発熱部92に渦電流を発生させる。渦電流は、第2の補助発熱部92の長手方向の全長を加熱する。第2の励磁コイル97aを励磁して、第2の補助発熱部92に接着する加圧パッド72の長手方向の全長を加熱する。
第2の励磁コイル97aと第2の消磁コイル97bに高周波電流を印加すると、第2の消磁コイル97bは第2の励磁コイル97aの磁束を打ち消す。第2の励磁コイル97aと第2の消磁コイル97bを励磁して、第2の補助発熱部92に接着する加圧パッド72の中央領域を加熱する。
補助発熱部材74は、発熱層74bが発熱する領域の内周に温度センサ78を備える。温度センサ78は、補助発熱部材74の中央の温度を検知する第1のセンサ78aと、補助発熱部材74のサイドの温度を検知する第2のセンサ78bを備える。第1のセンサ78aと第2のセンサ78bは、検知結果を、MFP1を制御する本体制御部10に入力する。
赤外線温度センサ67は、検知結果を本体制御部10に入力する。本体制御部10は、IHコイル70への高周波電流の印加を制御するIH制御部10a及びプレスローラ61の圧力調整或いは回転駆動を制御する駆動制御部10bを備える。IH制御部10aは、IHコイル70の第1のIH93と第2のIH94を一体に制御する。IH制御部10aは、第1のコイル96の第1の励磁コイル96aと、第2のコイル97の第2の励磁コイル97aに同時に高周波電流を印加する。IH制御部10aは、第1のコイル96の第1の消磁コイル96bと、第2のコイル97の第2の消磁コイル97bに同時に高周波電流を印加する。
加圧パッド72は、例えば耐熱性のシリコンスポンジもしくはシリコンゴムで形成し、表面に例えばフッ素樹脂の離型層を備える。加圧パッド72は、例えば図6及び図7に示すように、材料物性の異なる第1パッド72aおよび第2パッド72bを備える。
矢印s方向のシートPの搬送方向において、加圧パッド72のシートPの搬送方向に対して上流側の第1パッド72aの材料物性は、JIS規格によるゴム硬度(JIS−A)が10°であり、熱伝導率(W/mK)が0.45である。下流側の第2パッド72bの材料物性は、JIS規格によるゴム硬度(JIS−A)が20°であり熱伝導率(W/mK)が0.30である。上流側の第1パッド72aは、下流側の第2パッド72bよりゴム硬度は大きく、熱伝導率は小さい。
プレスローラ61は、例えば芯金の周囲に、耐熱性のシリコンスポンジ或いはシリコンゴム層を備え、表面にPFAの離型層を備える。プレスローラ61を支持するプレスローラフレーム80は、支点80aを備える。プレスローラフレーム80は、支点80aで、定着ベルト60を支持する定着ベルトフレーム90に対して回動する。プレスローラ61は、加圧パッド72に対するプレスローラ61の加圧力を調整する加圧変更機構87を備える。加圧変更機構87は、カム81と、ベアリング82と、加圧バネ85を備える。加圧バネ85は、プレスローラ61を矢印r方向に加圧する。
カム81は楕円型で、回転中心81aから遠いカム面83a及び近いカム面83bを備える。カム81の回転中心81aから近いカム面83bがベアリング82に接すると、ニップ63の圧力は高い。カム81の回転中心81aから遠いカム面83aがベアリング82に接すると、プレスローラフレーム80は加圧バネ85の矢印r方向の力に対抗して、矢印t方向に回転する。
定着ユニット45の使用時に、カム81は、回転中心81aから近いカム面83bがベアリング82に接して、加圧バネ85により、プレスローラ61を高い圧力で加圧パッド72に加圧する。定着ユニット45の不使用時に、カム81は、回転中心81aから遠いカム面83aがベアリング82に接する。プレスローラフレーム80は、矢印t方向に回転し、プレスローラ61の加圧パッド72に対する圧力は減圧し、プレスローラ61の永久ひずみを防止する。
プレスローラフレーム80は、剥離ブレード64を固定支持する。剥離ブレード64は、定着ユニット45の使用時には、プレスローラ61の高い圧力によりつぶされる加圧パッド72に沿った定着ベルト60に対向する。定着ユニット45の不使用時に、プレスローラ61の加圧パッド72に対する圧力を減圧すると、つぶれていた加圧パッド72が復元する。加圧パッド72が復元する時に、剥離ブレード64はプレスローラフレーム80により矢印t方向に回転して、加圧パッド72から離間する。剥離ブレード64は、加圧パッド72が復元したときに、先端が定着ベルト60に接触しない。剥離ブレード64は、剥離時に、シートPを確実に剥離するために、剥離ブレード64の先端を定着ベルト60に近接できる。剥離時に、剥離ブレード64の先端は、定着ベルト60との間隙を例えば0.1〜0.4mmに保持する。
プリントを開始すると、駆動制御部10bは、定着ユニット45のカム81を回転制御して、カム81の回転中心81aから近いカム面83bをベアリング82に接する。加圧バネ85のバネ力により、プレスローラフレーム80は、矢印r方向に回転する。プレスローラ61は、高い圧力で加圧パッド72を加圧する。プレスローラフレーム80に支持される剥離ブレード64は、矢印r方向に回転して、先端を剥離位置に配置する。駆動制御部10bは、プレスローラ61を矢印q方向に回転し、定着ベルト60を矢印u方向に従動回転する。
定着ベルト60の従動回転時、補助発熱部材74は、突起部77を除き定着ベルト60内周と離間している。定着ベルト60には、補助発熱部材74との接触による駆動負荷を生じない。定着ベルト60は、安定に回転駆動する。
IH制御部10aは、シートPのサイズに応じて第1のコイル96と第2のコイル97に高周波電流を印加する。IH制御部10aは、赤外線温度センサ67の検知結果から、第1のIH93と第2のIH94を同時にフィードバック制御して、定着ベルト60を定着温度に保持する。第1のコイル96の磁束は、第1の補助発熱部91と定着ベルト60とを加熱する。第2のコイル97の磁束は、第2の補助発熱部92を加熱する。
第1の補助発熱部91の熱は、間隙を介して定着ベルト60に熱伝導して定着ベルト60の温度低下を防止する。第2の補助発熱部92の熱は、接着剤を介して加圧パッド72に熱伝導して、加圧パッド72を加熱する。加圧パッド72はニップ63位置で、内周から定着ベルト60を加熱して、定着ベルト60の保温を図る。
定着時、定着ベルト60はシートに熱を奪われる。例えば、厚紙の定着時、定着ベルト60が奪われる熱が大きい。厚紙を定着した場合に、シートPが通過した領域の定着ベルト60を単にIHコイルで加熱するのみでは、定着ベルト60の復帰温度が、周期毎に異なる場合がある。定着ベルト60の復帰温度が、周期毎に異なると、周期毎の定着ベルト60の温度ムラが、定着画像の光沢ムラとして現れる。第2の補助発熱部92は、加圧パッド72を加熱して、定着ベルト60を補助的に加熱する。定着ベルト60を加圧パッド72で補助的に加熱して、定着画像に生じる、定着ベルト60の周期毎の光沢ムラを防止する。
ニップ63を矢印s方向に通過するシートPは、ゴム硬度が小さく且つ熱伝導率の大きい第1パッド72aの領域で、シートPを定着ベルト60に密着する。定着ベルト60は、シートP上のトナー像を十分加熱して定着性を高める。シートPは、ゴム硬度が大きく且つ熱伝導率の小さい第2パッド72bの領域で、定着ベルト60から容易に剥離する。定着ベルト60から剥離した後の、シートP上のトナー像の冷却時間を短くする。定着時に溶融したトナー像の冷却時間が短いと、定着画像の光沢が良くなる。
シートPの通過により、定着ベルト60は熱を奪われる。但し第1の補助発熱部91は内周から定着ベルト60を保温する。第2の補助発熱部92は、加圧パッド72を加熱して、内周から定着ベルト60を加熱する。
矢印s方向に通過するシートPの先端が、ニップ63を抜けると、剥離ブレード64の先端は、シートPの先端を定着ベルト60から剥離する。剥離ブレード64の先端と対向する位置で、補助発熱部材74の突起部77が定着ベルト60と接触している。剥離ブレード64の先端は、定着ベルト60により近接した常態で、定着ベルト60との間隔を容易に維持出来る。剥離ブレード64は、画像の先端に余白が少ないシートPを、確実に剥離する。シートPを剥離した後、定着ベルト60は、第1の補助発熱部91に保温されながら、第1のIH93により再度加熱される。
定着中に、定着ユニット45の第1の補助発熱部91の、サイドの温度が上昇した時に、IH制御部10aは動作を制御する。例えば小サイズのシートPを連続して通紙する場合、IH制御部10aは、第1のコイル96の第1の消磁コイル96bと、第2のコイル97の第2の消磁コイル97bに同時に高周波電流を印加して、定着ベルト60の両サイドの発熱を打ち消す。又補助発熱部材74は均熱層74cを備え、補助発熱部材74の、中央とサイドの温度の均等化を図る。
プリントを終了すると、駆動制御部10bは、定着ユニット45のカム81を回転制御して、カム81の回転中心81aから遠いカム面83aをベアリング82に接する。プレスローラフレーム80は、加圧バネ85のバネ力に対抗して、矢印t方向に回転する。加圧パッド72に対してプレスローラ61は減圧する。つぶれていた加圧パッド72が復元するが、剥離ブレード64はプレスローラフレーム80により定着ベルト60から離間する。
剥離ブレード64の先端は、定着時には、定着ベルト60に近接して、シートPを確実に剥離する。剥離ブレード64の先端は、定着終了後は定着ベルト60から確実に離間する。
第1の実施形態によると、第1のIH93で発生した磁束で、補助発熱部材74の第1の補助発熱部91と定着ベルト60を発熱する。発熱する第1の補助発熱部91で、定着ベルト60を保温する。第2のIH94で発生した磁束で、補助発熱部材74の第2の補助発熱部92を発熱する。発熱する第2の補助発熱部92で、加圧パッド72及び加圧パッド72に接触する定着ベルト60を加熱する。補助発熱部材74により、定着ベルト60に付与する熱量を増加する。定着ベルト60の周期毎の温度ムラを防止して、定着画像に生じる光沢ムラを防止する。
補助発熱部材74は、定着ベルト60と間隙を有することから定着ベルト60に駆動負荷をかけない。定着ベルト60は安定に回転する。剥離ブレード64の先端と対向する位置で、補助発熱部材74の突起部77を定着ベルト60に接触して、定着ベルト60と剥離ブレード64の先端との間隙を一定に維持する。定着ベルト60と剥離ブレード64の先端の間隙を維持することから、剥離ブレード64の先端を定着ベルト60により近接でき、シートPを確実に剥離する。
第1の実施形態によると、シートPの搬送方向上流の第1パッド72aのゴム硬度を小さくし熱伝導率を大きくする。シートPの搬送方向下流の第2パッド72bのゴム硬度を大きくし熱伝導率を小さくする。加圧パッド72は、シートP上のトナー像の定着性を高め、シートPの定着ベルト60からの剥離性を高め、且つ定着画像の光沢性を向上する。
(第2の実施形態)
第2の実施形態は上述した第1の実施形態において、補助発熱部材の構造が異なる。第2の実施形態にあっては、前述の第1の実施形態で説明した構成と同一構成については同一符号を付して詳細な説明を省略する。
図9に示すように、定着ユニット45の、補助発熱部材98は、定着ベルト60の外周周囲に沿って在り、例えば定着ベルト60と、1mm程度の間隙を隔てる第3の補助発熱部99と、加圧パッド72に取着する第2の補助発熱部92を備える。図10に示すように、第3の補助発熱部99は、定着ベルト60に近い側から、第2の金属発熱層である例えば厚さ0.15mmの第3の発熱層99bと、厚さ0.5mmの均熱層99cと、厚さ10μmの白色PFA樹脂の保護層99dとを備える。第3の発熱層99bは、定着ベルト60を透過した第1のIH93の誘導電流により発熱する。第3の発熱層99bの発熱により、第3の補助発熱部99は、定着ベルト60を外側から保温して、定着ベルト60の温度が下がるのを防止する。
第3の補助発熱部99は、保護層99d側に第3の補助発熱部99の中央の温度を検知する第1のセンサ78aと、第3の補助発熱部99のサイドの温度を検知する第2のセンサ78bを備える。
プリントの開始による定着ベルト60の従動回転時、IH制御部10aは、第1のIH93と第2のIH94を同時にフィードバック制御して、定着ベルト60を定着温度に保持する。第1のコイル96の磁束は、定着ベルト60と第3の補助発熱部99とを加熱する。第3の補助発熱部99の熱は、間隙を介して定着ベルト60に熱伝導して定着ベルト60の温度低下を防止する。
第2の実施形態によると、第1のIH93で発生した磁束で、定着ベルト60と補助発熱部材98の第3の補助発熱部99とを発熱する。発熱する第3の補助発熱部99で、定着ベルト60を保温する。第2のIH94で発生した磁束で、補助発熱部材98の第2の補助発熱部92を発熱する。発熱する第2の補助発熱部92で、加圧パッド72及び加圧パッド72に接触する定着ベルト60を加熱する。補助発熱部材98により、定着ベルト60に付与する熱量を増加する。定着ベルト60の周期毎の温度ムラを防止して、定着画像に生じる光沢ムラを防止する。
上記実施形態のいずれかの定着装置によれば、定着ベルトと共に補助発熱部材を発熱することにより、定着ベルトに付与する熱量を増加して、定着画像に生じる光沢ムラを防止する。
この発明は上記実施形態に限られるものではなく種々変更が可能である。例えばニップ形成部材の構造や材料物性は限定されないが、定着ベルトによるトナー像の定着性が高く、且つ定着ベルトからのシートの剥離性を得られるものがより好ましい。
この発明の実施形態を説明したが、この実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。この新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことが出来る。この実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…MFP
10…本体制御部
10a…IH制御部
10b…駆動制御部
45…定着ユニット
60…定着ベルト
60b…発熱層
61…プレスローラ
63…ニップ
70…IHコイル
72…加圧パッド
74…補助発熱部材
77…突起部
87・・・加圧変更機構
91…第1の補助発熱部
92…第2の補助発熱部
93…第1のIH
94…第2のIH

Claims (6)

  1. 第1の金属発熱層を有する定着ベルトと、
    前記定着ベルトの外周に対向する加圧部と、
    前記定着ベルトの中空内部にある誘導電流発生コイルと、
    前記定着ベルトを前記加圧部に加圧するニップ形成部材と、
    前記定着ベルトの周囲にあり、第2の金属発熱層を有する補助発熱部材とを具備する定着装置。
  2. 前記ニップ形成部材は前記誘導電流発生コイルと一体である請求項1記載の定着装置。
  3. 前記補助発熱部材は、前記定着ベルトに沿う第1の補助発熱部と前記ニップ形成部材に接続する第2の補助発熱部を備える請求項1記載の定着装置。
  4. 請求項1記載の定着装置を搭載すると共に、記録媒体に画像を形成する画像形成部を具備する画像形成装置。
  5. 定着ベルトの中空内部からニップ形成部材により、前記定着ベルトを加圧部側に加圧した状態で前記定着ベルトの前記中空内部で誘導電流を発生する工程と、
    前記誘導電流により、前記定着ベルトと、前記定着ベルトの周囲に在る補助発熱部材と、前記ニップ形成部材とを加熱する工程とを具備する定着方法。
  6. 前記中空内部の前記ニップ形成部材に接続する第2の補助発熱部を透過した磁束により前記定着ベルトを加熱する請求項5記載の定着方法。
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