JP2011179856A - Gps受信時計 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】制御手段6は受信不可能状態となったときに、少なくともうるう秒情報を不揮発性メモリ9に保持するよう制御し、受信可能状態に復帰したときうるう秒情報を読み出すことで、受信可能状態復帰後の受信を短時間で終了させ、且つ正確な時刻を表示させることができる。
受信不可能状態とは、電源低下により動作停止状態や非発電状態継続による節電状態を含む。
【選択図】 図1
Description
1次電池の場合は電池容量の枯渇により機器が停止する。機器によっては、電池容量を(電圧測定などにより)事前に予測し、停止させるものもある。
ソーラーセル(太陽電池)などの発電源と2次電池からなる充電系電源を使用した場合も、電池容量を(電圧測定などにより)事前に予測し、停止させるのが普通である。
このような停止状態では、時刻データを含む腕時計に蓄えられたデータは消失してしまう。これは、腕時計型GPS受信時計に当てはめた場合も同様である。
しかしながら、上述の如く、復帰時点では時刻データは失われているので、何らかの形で時刻データを再設定する必要がある。腕時計型GPS受信時計の場合は、GPS情報を受信することで時刻を設定することが可能である。
しかし、この場合でも以下のような問題を有している。
ところが、特許文献1記載の技術を用いても、うるう秒を含めた正確な時間を提供できるまで最長で12.5分かかってしまう。
そのため受信時間が長くなってしまうため、消費電流が大きく、充電系電源を使用した場合、電源容量は急速に低下し、再び停止してしまう可能性がある。
また、受信時間が長く時計が動作を開始しないので、ユーザーに不信感を与えてしまう。
本発明では、このことを利用し、受信対象をTOWのみとすることで、長期の非発電状態継続により電圧低下(停止となる電圧よりは高い)となっていても、長時間受信する状態にならないことから停止状態にならず、受信禁止状態解除後も通常使用を提供することができる。
<回路構成>
まず、図1に基づいて本発明の一実施例としてのGPS受信時計100の回路構成の概略を説明する。図1は、本発明の第1の実施の形態にかかるGPS受信時計100のブロック図である。
1は、GPS衛星から50bpsで送信されるGPS信号を受信し、復調した結果を出力するGPS受信手段である。2はGPS受信手段1の出力を受けてデータ処理を行うデータ処理手段である。3は時刻の計時を行う計時手段、4は計時手段の出力に基づいて表示を制御する表示駆動手段、5は時刻を表示する表示手段である。
メモリアクセス命令、などGPS受信時計100内の制御全般を行う制御手段である。
なお、本発明の説明上関係のない回路構成、例えば発振器などは図示していないが、GPS受信時計100に必要な構成は含まれているものとする。
続いて、図1に基づいてGPS受信時計の概略動作を説明する。
制御手段6は、スイッチ(図示しない)などの外部入力、もしくは計時手段3で計時されるGPS受信時計内部時刻が所定時刻となると、GPS受信手段1に受信開始の命令を出力し、表示手段5に受信開始の表示となるよう(例えばデジタルで受信マークを点灯)、表示駆動手段4に命令を出力する。
GPS受信手段1は受信状態となり、衛星の捕捉、位相同期など復調に必要な処理を行う。復調された信号はデータ処理手段2に入力され、GPS受信時計に必要な情報、本実施例では時刻に関係するデータについて正確に受信できているかどうか判断し、受信できていれば制御手段6にデータを出力する。
制御手段6はデータ処理手段2から出力される時刻データをもとに年、月、日、時、分、秒を算出し計時手段3に出力するとともに、GPS受信手段1に受信終了命令を出力する。計時手段3の時刻情報を元に、表示駆動手段4は表示手段5に対し時刻情報の更新を実施する。受信開始からある規定時間以内に衛星の補足が出来ない場合や外部入力により受信中止となった場合は、制御手段は計時手段3への時刻更新は行わず、受信終了命令をGPS受信手段1に出力する。
図5は時計の動作状況を表す状態遷移図であり、電圧が低下すると動作可能状態200から動作禁止状態300に移行する。以下に詳細動作について説明する。
制御手段6は電圧低下の情報を受けて、表示駆動手段4に表示停止の命令を出力するとともに、不揮発性メモリ制御手段8に時計内部の情報を不揮発性メモリ9に記憶するよう命令を出す。その命令により、不揮発性メモリ制御手段8は、うるう秒情報を始めとする時計内部の必要情報を不揮発性メモリ9に記憶する。
うるう秒情報以外では、ユーザが設定したアラーム、タイムゾーン、サマータイムなどの情報、指針式表示時計の場合は停止している指針位置、などの情報が不揮発性メモリ9に記憶される。時刻やカレンダーは、GPS受信時計100の停止中も時々刻々と変化し記憶しても意味を成さないため、時刻情報やカレンダー情報は記憶しない。
書込みが終了すると、GPS受信時計100は電圧が復帰するまで、動作禁止状態300を継続し、受信手段1による受信動作や計時手段3による計時は行われない。動作禁止状態300は、受信不可能状態とも言える。
行したときである。
停止解除後、電圧検出手段7が電圧検出を行い、時計動作を再開できる電圧があると制御手段6が判断すると、制御手段6は不揮発性メモリ9から記憶したデータの読み出し命令を不揮発性メモリ制御手段8に対して出力する。読み出し後、受信を開始し、TOW、週番号、うるう秒情報などの受信を行う。動作可能状態200は受信可能状態である。
なお、第1の所定電圧と第2の所定電圧は同一でも異なっても良いが、異ならせる場合は、システムの安全性を考慮し、第2の所定電圧が第1の所定電圧より高く設定される。
続いて受信処理動作を図2のフローチャートに基づいて説明する。なお、GPSの送信フォーマットについては特許文献1などに記載があり、よく知られたものであるので、ここでは省略する。
受信開始後、衛星の補足ができているかデータ処理手段2が判断し(ST1)、捕捉、復調が出来ていると判断すると(ST1:Y)、情報の取得を開始し(ST2)、捕捉が出来ないと判断すると受信を終了する(ST1:N)。
時刻情報が抽出できると(ST2:Y)、週番号情報の検出に移行する(ST3)。
TLM情報が検出できない、またはTOWがノイズなどにより時刻情報として抽出できない場合は(ST2:N)、受信を終了する。
うるう秒情報が正常に抽出できた場合(ST4:Y)、制御手段6は表示時刻の算出を行い(ST5)、受信した情報をRAM10に保持し(ST6)、計時手段3に対して算出時刻による更新を実施し、表示駆動手段4は表示手段5に更新時刻を表示させる。
うるう秒情報が抽出できなかった場合は(ST4:N)、受信を終了する。
例えば、TOWのみ受信が成功した場合には、前回受信した週番号とうるう秒情報を用いて表示時刻を更新するようにしても良い。
次に電圧低下時における処理について、図3のフローチャートに基づいて説明する。
GPS受信時計100は規定電圧以下かどうかを定期的に検出し(ST11)、規定電圧(第1の所定電圧)以上ならば(ST11:N)正常動作できる電圧と判断し、動作を継続する。規定電圧(第1の所定電圧)以下となった場合は(ST11:Y)機能停止の処理に移行し、制御手段6は、不揮発性メモリ9に受信したうるう秒情報を記憶させるために、不揮発性メモリ制御手段8に不揮発性メモリ9の消去を実行させ、消去終了後うるう秒情報の書込みを実行させる(ST12)。
書込みが終了すると、制御手段6は、表示駆動手段4に表示駆動停止命令を出力し、表示手段5の表示を停止させ、さらに時計全体を停止状態にする(ST13)。
停止状態になると電圧が復帰するまではGPS受信時計100は動作を再開しない。
続いて電圧復帰時における処理について、図4のフローチャートに基づいて説明する。
停止状態中に、電池交換、または充電式電源の場合は充電が行われ、GPS受信時計100の動作可能電圧(第2の所定電圧)まで電源部12が回復した場合、パワーオンリセットが実行されGPS受信時計100は動作を開始する。
このとき規定電圧(第2の所定電圧)以上かどうか判断するため、制御手段6は動作が充分可能な電圧かどうか電圧検出手段7に電圧検出の命令を出力する(ST21)。規定電圧以下であれば(ST21:N)規定電圧以上となるまで電圧検出を続けるか、もしくは、図示しないが、再度停止すべき電圧低下と判断されれば、そのまま停止状態に移行する。
手動受信開始動作、もしくは、電圧復帰時に自動で受信させる仕様の場合、制御手段6は受信開始命令をGPS受信手段1に命令を出力し(ST23)、データ処理手段2は受信データの検出を開始する。
抽出できた場合は(ST24:Y)、次に週番号の抽出を開始する(ST25)。
週番号の抽出が出来ない場合(ST25:N)受信を終了しカレンダーはデフォルトデータ(例えば、2009年1月1日)に設定して(ST27)、週番号の抽出ができた場合は抽出した情報からカレンダーを算出する(ST26)。続いて受信により取得したTOWと、不揮発性メモリ9から読み出たうるう秒情報から現在時刻を計算し(ST28)、受信した時刻情報を保持して(ST29)、時刻情報のみ修正して計時手段3に出力し、表示駆動手段4を介し表示手段5に修正時刻を表示させる(ST30)。
以上説明したように本実施形態によれば、電圧が低下し停止した状態から規定電圧値以上に復帰したときに少なくとも時刻については正確もしくは極めて正確な時間に近い時刻を短時間で提供できる効果が得られる。
本実施形態ではTOW、週番号を受信する例として記載してきた。
しかし、週番号を取得するには最大約30秒必要であるため、復帰後の電源状態によっては大きな負荷となる場合もあり、また、ユーザーが長く待たされていると感じる可能性もある。
そこで、電源復帰後さらに短時間で正確な時刻を表示させたい場合には、週番号の受信は行わず、TOWと記憶していたうるう秒情報を使用するのが望ましい。
この場合、受信開始後、数秒で正確な時刻を表示することが可能である。
なお、週番号受信の実施・不実施は次に示す実施例2と同様、電源電圧により制御しても良い。
図6を用いて本発明にかかる第2の実施の形態を説明する。本実施例の形態では、第1の実施の形態と同様に、GPS受信時計100を用い、第1の実施の形態と同様の構成の説明を省略し、異なる部分を主として説明する。
図6のステップ番号は、図4のステップ番号と同一のものの処理については図6でも同一であるため、説明を省略する。また電源部12は充電系電源として説明する。
TOW、週番号の抽出処理が終了し、記憶していたうるう秒情報を用いて時刻、カレンダーの算出が終了(ST28)すると、再び電圧検出手段7による電源部12の電圧検出が実行される(ST40)。ST40の電圧検出の実行は以下の理由による。
それに対し、上述の如く、うるう秒の受信には最長12.5分の受信時間が必要とされるため電源部12への負担も大きくなり、停止からの復帰許可レベルでは必ずしも十分ではない可能性が高い。
従って、ST40では、ST21での規定電圧より高い第3の所定電圧での判定が実施される。規定電圧以下と判断された場合(ST40:N)は、規定電圧以上となるまで待機する。
なお、所定時間以上待機しても規定電圧(第3の所定電圧)以下の場合は、ST29に移行する。
本実施例に拠れば、復帰受信時において、電源電圧(=電池容量)に余裕があればうるう秒も受信するようにしたので、復帰時により正確な時刻の生成が可能となる。
また、うるう秒情報受信の許可電源電圧(第3の所定電圧)を、TOWや週番号のみを受信する場合の電圧(第2の所定電圧)より高く設定することで、TOWや週番号のみの受信を許可する復帰を早期に実現できる。
本実施例ではうるう秒受信可能な状態になるまで電圧検出を継続し、時計動作を行わないようになっているが、これに限らず、TOW、週番号の抽出ができた時点で記憶していたうるう秒情報を使って時計動作を開始し、時計動作中にうるう秒受信に必要な電圧になった時点でうるう秒情報の受信を行うようにしても良い。
本発明に係る第3の実施の形態を、図面を用いて説明する。また第1の実施の形態と
同様の構成の説明を省略し、異なる部分を主として説明する。
第3の実施形態は、発電手段による充電系電源を有し、発電の有無により、節電(パワーセーブ)状態に移行するGPS受信時計における実施形態である。
そこで、所定期間以上非発電を連続的に検出した場合に、機能を制限する節電(パワーセーブ)状態への移行機能は充電系電源には有用であり、GPS受信時計においても同様である。
受信機能付電子時計では、節電(パワーセーブ)状態では、内部時計の計時は継続し、時刻表示手段や受信手段を停止することで、節電を図ることが多い。
GPS受信時計においても同様の制御が有効である。
パワーセーブ状態では、GPS受信手段1に対する受信開始命令の出力禁止、表示駆動手段4に対する表示手段5の停止(運針停止、LCD表示消灯など)を実行する。また、受信したうるう秒情報はRAM11に保持しつつ、制御手段6は不揮発性メモリ制御手段8に対し、不揮発性メモリ9にうるう秒情報などを記憶するよう命令を出力する。
図5は動作状況を表しており、ある期間以上非発電(第1所定電圧以下の発電電圧)状態のが続くと動作可能状態から動作禁止状態に移行する。
なお、動作可能状態が受信可能状態、動作禁止状態(パワーセーブ)状態が受信不可能状態であることは、第1実施形態と同じである。
図5は動作状況を表しており、パワーセーブ解除のための外部入力、もしくは発電を検出すると動作禁止状態300から動作可能状態200に移行する。
よってパワーセーブ解除後の受信はTOWのみ受信することとし、週番号、うるう秒情報は受信しない。具体的には、制御手段6はデータ処理手段2に対し、TOWのデータのみ抽出対象とするよう命令を出す。受信成功後、受信したTOWと記憶していたうるう秒情報から現在時刻を算出して、計時手段3の時刻情報を更新し、表示駆動手段4を介し表示手段5に表示させる。
以上、説明したように本実施形態によれば、TOWのみ受信しうるう秒は記憶していたうるう秒情報を使用することで、パワーセーブ解除直後でも正確な時刻もしくは極めて正確な時間に近い時刻を提供できる効果が得られる。
停止状態にならず、パワーセーブ解除後も通常の状態で使用できる効果が得られる。
また、本実施形態ではTOWのみ抽出としているが、これに限らず、停止している期間が短期間であればTLMのみ抽出して時刻修正したり、カレンダーがずれる可能性がある程の長期間であれば1分未満で抽出可能な週番号まで受信するようにしても良い。
以上3つの実施形態においては、受信不可能状態への移行時にうるう秒情報を不揮発性メモリに書き込む実施例を記載してきた。
ところで、出荷後の在庫状態や店頭での陳列時はGPS電波の受信環境は必ずしも良くない場合が多い。このような場合、比較的受信時間の短いTOWや週番号はまだしも受信時間の長いうるう秒情報を取得することは必ずしも好ましくない。
しかしながら、時刻情報はTOWにうるう秒の情報を加算しないと正確な情報となり得ない。
そこで、GPS受信時計100では出荷時にうるう秒情報のデフォルトデータを不揮発性メモリ9に書き込んでおき、うるう秒受信に成功するまではこのデフォルトデータを使用して時刻情報を作成し、表示することが好ましい。
これにより、比較的精度の高い時刻情報を出荷直後から提供することが可能となる。
非接触書き込み方式は各種存在するが、例えば、表示駆動手段4としてステップモータを使用している場合、このモータを介しての通信を用いると部品の追加が無いので、より好ましい。
図7は、本発明の第4の形態にかかるGPS受信時計の、生産・出荷から最初の受信までの動作を示すフローチャートである。
時計完成(ST100)後、例えばモータコイルを用いての非接触通信により、うるう秒情報のデフォルトデータを不揮発性メモリ9に書き込む(ST101)。デフォルトデータとしては、生産時における最新のうるう秒情報が書き込まれる。
その後TOWと週番号のみの受信が行われる(ST104)。うるう秒を受信しないのは、出荷時の工程を短縮することも考慮してのことでもある。
受信失敗したら(ST105:N)、デフォルトの時刻・カレンダー情報が書き込まれる(ST107)。
受信成功したら(ST105:Y)、受信した時刻情報にデフォルトのうるう秒情報を加えた時間を作成し表示する。
以上説明したように、出荷時にうるう秒情報のデフォルトデータを不揮発性メモリ9に書き込むことで、在庫時や店頭陳列時などの受信が困難な環境においても、正確な時刻情報の作成・表示が可能となる。
第5の実施の形態は、第1〜第4の実施形態において、記憶しているうるう秒情報によりその補正方法を変更する実施形態である。
GPS送信信号のうるう秒情報には、現在のうるう秒、うるう秒の更新週、うるう秒の更新日、更新後のうるう秒が含まれている。
停止時や生産時に記憶するうるう秒情報としては、上記4種類の情報の一部でも全てでもよいのであるが、本実施例では全てを記憶しているものとする。
まず、電圧復帰時の受信で週番号の受信に成功しているかどうかを判断し(ST200)、失敗していたなら(ST200:N)うるう秒の更新時期が判断できないので、電圧低下時に記憶していた現在のうるう秒を使用し、時刻を生成する(ST204)。
このような構成にすることで、記憶していた現在のうるう秒よりも正確な時刻を提供できる。
以上、第1から第4の実施の形態について述べてきたが、それぞれの実施の形態に対し以下のような変形例をとっても構わない。
これにより、不揮発性メモリ9の容量を削減することが可能となる。
状態から動作可能状態に移行する電圧を同一としているがこれに限らず、異なる電圧としても構わない。
6 制御手段
7 電圧検出手段
8 不揮発性メモリ制御手段
9 不揮発性メモリ
12 電源部
Claims (10)
- 少なくとも時刻に関する衛星情報を受信する受信手段と、
該受信手段で受信した情報を処理する処理手段と、
時刻を計時する計時手段と、
前記処理手段の復調信号を元に時刻情報を生成し、前記計時手段に設定する時刻情報生成手段と、
各種データを記憶する不揮発性記憶手段と、
各種制御を実施する制御手段と、
を有するGPS受信時計において、
前記制御手段は、前記GPS受信時計の受信手段の受信可能状態と受信不可能状態とを判別し、
第1の所定条件により、受信可能状態に移行し、
第2の所定条件により、受信不可能状態から受信可能状態へ復帰し、
受信不可能状態への移行後に、うるう秒情報を前記不揮発性記憶手段に記憶し、
受信不可能状態から受信可能状態への復帰時に、うるう秒情報を前記不揮発性記憶手段から読み出すことを特徴とするGPS受信時計。 - 前記制御手段は、
受信不可能状態から受信可能状態への復帰後の最初の受信時にうるう秒情報を取得せず、前記不揮発性記憶手段から読み出したうるう秒情報を使用して時刻情報を生成するように制御することを特徴とする請求項1に記載のGPS受信時計。 - 前記制御手段は、
受信不可能状態から受信可能状態への復帰後の最初の受信時に、
さらに、第3の所定条件を満たした場合にうるう秒情報を受信し、
うるう秒情報取得に成功した場合に、取得したうるう秒情報により
時刻情報を生成するように制御することを特徴とする請求項2に記載のGPS受信時計。 - 電源を供給する電源部を有し、
前記第1、第2、第3の所定条件は該電源部の電源電圧が所定値に達したことである
ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載のGPS受信時計。 - 前記第3の所定条件に対応する電圧の絶対値は、
前記第1の所定条件に対応する電圧の絶対値より高い
ことを特徴とする請求項4に記載のGPS受信時計。 - 前記電源部が、充電可能な蓄電手段と、該蓄電手段に充電する発電手段を有し、
前記第1、第2の所定条件は該発電手段の発電状態を示す値である
ことを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1つに記載のGPS受信時計。 - 前記第1、第2の所定条件は前記発電手段の発電電圧であり、
前記第2の所定条件に対応する電圧の絶対値は、
前記第1の所定条件に対応する電圧の絶対値より高いか同一である
ことを特徴とする請求項6に記載のGPS受信時計。 - 前記第2の所定条件以上の発電電圧の検出により受信可能状態への復帰した場合の最初の受信時は、時刻情報のみ取得する
ことを特徴とする請求項6ないし7のいずれか1つに記載のGPS受信時計。 - うるう秒情報として、現在のうるう秒、うるう秒の更新週、うるう秒の更新日、更新後の
うるう秒を記憶し、
受信時に週番号を受信し、
週番号の受信に成功した場合に受信した週番号から得られた更新タイミングと、
記憶していたうるう秒情報の更新タイミングを比較し、
更新タイミング前ならば現在のうるう秒にて、
更新タイミング後ならば更新後のうるう秒にて、時刻情報を生成する
ことを特徴とする請求項1ないし8のいずれか1つに記載のGPS受信時計。 - 生産時に、前記不揮発性記憶手段にうるう秒のデフォルトデータが記憶され、
使用開始から最初のうるう秒受信成功までは、該デフォルトデータを使用して時刻情報が作成される
ことを特徴とする請求項1ないし9のいずれか1つに記載のGPS受信時計。
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